JP2001102894A - 水晶振動子 - Google Patents

水晶振動子

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JP2001102894A
JP2001102894A JP27545299A JP27545299A JP2001102894A JP 2001102894 A JP2001102894 A JP 2001102894A JP 27545299 A JP27545299 A JP 27545299A JP 27545299 A JP27545299 A JP 27545299A JP 2001102894 A JP2001102894 A JP 2001102894A
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JP
Japan
Prior art keywords
metal cover
welding
crystal
seam welding
buffer band
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Pending
Application number
JP27545299A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Narita
吉則 成田
Tsutomu Yamakawa
務 山川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nihon Dempa Kogyo Co Ltd filed Critical Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
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Publication of JP2001102894A publication Critical patent/JP2001102894A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/161Cap
    • H01L2924/1615Shape
    • H01L2924/16195Flat cap [not enclosing an internal cavity]

Landscapes

  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】シーム溶接時のセラミック容器の欠けや振動特
性の低下を防止した水晶振動子を提供する。 【構成】凹状の容器本体に水晶片を収容して金属カバー
を溶接してなる水晶振動子において、溶接時の熱による
伸縮を防止する緩衝帯を前記金属カバーに設けた構成と
する。また、溶接はシーム溶接とする。さらに、緩衝帯
は金属カバーの外周を周回して一主面では溝を他主面で
は突起となる突起溝とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表面実装用の水晶振
動子を産業上の技術分野とし、特にシーム溶接によって
封止した水晶振動子に関する。
【0002】
【従来の技術】(発明の背景)水晶振動子は共振特性に
優れることから、各種の電子機器に周波数及び時間の基
準源として広く使用されている。近年では、軽薄短小の
もと表面実装型が主流をなし、これらの一つに信頼性の
高いシーム溶接とした封止手段がある。
【0003】(従来技術の一例)第4図は一従来例を説
明する水晶振動子の断面図である。水晶振動子は、凹状
としたセラミック容器1内に水晶片2を収容し、開口面
を金属カバー3のシーム溶接によって封止する。セラミ
ック容器1は底壁1aと枠壁1bの2層構造として、開
口面には溶接用の金属リング4が銀と銅の合金鑞によっ
て設けられる。金属カバー3及び金属リング4はコバー
ルからなり、それぞれ接合面にニッケル及び金メッキを
有する(未図示)。シーム溶接は、金属カバー3の両辺
をローラを回転させて電流を供給し、当接部にジュール
熱を発生させて特にニッケルメッキを溶融して、いわば
抵抗溶接によって接合する。なお、図中の符号5は導電
性接着剤である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】(従来技術の問題点)
しかしながら、上記構成の水晶振動子では、シーム溶接
時に発生する熱によって次の問題があった。すなわち、
シーム溶接によって発生する熱によって金属カバー3が
伸張し、溶接後の温度低下とともに収縮する。そして、
金属カバー3とセラミック容器1とは膨張係数が異な
る。したがって、シーム溶接時における金属カバー3の
伸縮時にセラミック容器1に応力が発生し、特に底壁1
a枠壁1bの境界部(矢印P)に欠けやひびを生ずる問
題があった。また、応力によって底壁に撓みを生じて水
晶片2に歪みを与え、振動特性を低下させるおそれもあ
った。特に、小型化が促進され厚みが小さくなるほどそ
の影響は大きくなる。
【0005】(発明の目的)本発明はシーム溶接時のセ
ラミック容器の欠けや振動特性の低下を防止した水晶振
動子を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、シーム溶接時
の熱による伸縮を防止する緩衝帯6を金属カバー3に設
けたことを基本的な解決手段とする。
【0007】
【作用】本発明では、金属カバー3に緩衝帯6を設けた
ので溶接時の熱による伸縮を吸収してセラミック容器1
への影響を小さくする。以下、本発明の一実施例を説明
する。
【0008】
【実施例】第1図及び第2図は本発明の一実施例を説明
する図で、第1図は水晶振動子の断面図、第2図は金属
カバーの平面図である。なお、前従来例図と同一部分に
は同番号を付与してその説明は簡略又は省略する。水晶
振動子は、前述同様に凹状としたセラミック容器1内に
水晶片2を収容し、開口面を金属カバー3のシーム溶接
によって封止する。そして、金属カバー3はシーム溶接
時の熱による伸縮を防止する緩衝帯6を有する。この例
では、緩衝帯6は金属カバー3の外周を周回して、外表
面では溝を内表面では突起となる突起溝とする。但し、
突起溝はセラミック容器1の内部に位置し、例えばプレ
ス加工により形成される。
【0009】このような構成であれば、シーム溶接時に
おける金属カバー3の膨張及び収縮は、突起溝の伸縮に
よって吸収される。したがって、容器本体に生ずる応力
を軽減して、特に底面と側面の境界部での欠けやひびを
防止する。また、底面の撓みを防止して振動特性を良好
に維持する。なお、金属リング4も同様にシーム溶接時
に枠方向に伸縮するが中空状なので、金属カバー3によ
る伸縮の影響が大きい。
【0010】なお、この例での緩衝帯6は金属カバー3
の外周に設けたので、シーム溶接時のセラミック容器1
に対する位置決めもでき、位置ズレによる封止漏れをも
防止することができる。
【0011】上記実施例では、緩衝帯6は外表面に溝を
内表面を突起としたが、外表面に突起して内表面を溝と
した突起溝でもよく、一主面に溝を他主面を突起とした
突起溝であればよい(未図示)。また、突起溝は外周を
周回するとしたが、例えば外周4辺にのみ設けても(未
図示)、あるいは第3図に示したように中央に十字状に
形成してもよい。さらには、斜め方向や一方向のみに設
けてもよい。
【0012】また、緩衝帯6は突起溝としたが、例えば
エッチングにより厚みを小さくしてもその効果は期待で
き、要は伸縮を吸収する緩衝帯6を形成すればよい。ま
た、溶接はシーム溶接としたが、例えば電子ビームを照
射して接合する場合でも同様に熱を発生するので適用で
きる。
【0013】また、上記実施例ではセラミック容器1に
水晶片2のみを収容した水晶振動子について例示した
が、例えばICチップを収容して水晶発振器等としたも
のについても適用でき、本発明はこれらを技術的範囲か
ら排除するものではない。
【0014】
【発明の効果】本発明は、シーム溶接時の熱による伸縮
を防止する緩衝帯6を金属カバー3に設けたので、セラ
ミック容器1の欠けやひび及び振動特性の低下を防止し
た水晶振動子を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明する水晶振動子の断面
図である。
【図2】本発明の一実施例を説明する金属カバーの平面
図である。
【図3】本発明の他の実施例を説明する金属カバーの平
面図である。
【図4】従来例を説明する水晶振動子の断面図である。
【符号の説明】
1 セラミック容器、2 水晶片、3 金属カバー、4
金属リング、5 導電性接着剤、6 緩衝帯.

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】凹状の容器本体に水晶片を収容して金属カ
    バーを溶接してなる水晶振動子において、溶接時の熱に
    よる伸縮を防止する緩衝帯を前記金属カバーに設けたこ
    とを特徴とする水晶振動子。
  2. 【請求項2】前記溶接はシーム溶接である請求項1の水
    晶振動子。
  3. 【請求項3】前記緩衝帯は金属カバーの外周を周回して
    一主面では溝を他主面では突起となる突起溝である請求
    項1の水晶振動子。
JP27545299A 1999-09-29 1999-09-29 水晶振動子 Pending JP2001102894A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009135599A (ja) * 2007-11-28 2009-06-18 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 表面実装用の水晶デバイス
JP2011139223A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Kyocera Kinseki Corp 蓋部材及び蓋部材ウエハの製造方法及び蓋部材の製造方法

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