JP2001097165A - エアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ装置

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JP2001097165A
JP2001097165A JP28168299A JP28168299A JP2001097165A JP 2001097165 A JP2001097165 A JP 2001097165A JP 28168299 A JP28168299 A JP 28168299A JP 28168299 A JP28168299 A JP 28168299A JP 2001097165 A JP2001097165 A JP 2001097165A
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    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/217Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together
    • B60R21/2171Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together specially adapted for elongated cylindrical or bottle-like inflators with a symmetry axis perpendicular to the main direction of bag deployment, e.g. extruded reaction canisters

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケースに対しリッドを容易に装着することが
可能であり、しかも取付部材の重量も小さいエアバッグ
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 助手席用エアバッグ装置は、ケース20
と、エアバッグ22と、リッド24と、リッド24をケ
ース20に連結するための取付部材28と、インフレー
タ30とを備えている。ケース20にリッド24を装着
するには、脚片部26を挿入口44に差し込み下方に押
圧する。脚片部26はまず外側突片52に当り、若干内
側に撓みながら下方に移動し、次いで内側突片50に当
り今度は外側に若干撓みながら移動する。内側突片50
が第1の開口60に対面し、外側突片52が第2の開口
62に対面すると、これらの突片50,52が開口6
0,62に入り込み、リッド24がケース20に装着さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の助手席に用
いるのに好適なエアバッグ装置に係り、特にリッドとケ
ースとの連結構造を改良したエアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】助手席用エアバッグ装置においては、折
り畳まれたエアバッグがケース(コンテナあるいはリテ
ーナと称されることもある。)内に収容され、このエア
バッグのガス受入口の縁部が該ケースに取り付けられて
いる。
【0003】このケースは前面が開放しており、この開
放口がリッドで覆われている。このリッドはインストル
メントパネルに略面一状に配置される。ケース内に配置
されたインフレータがガス発生作動すると、エアバッグ
がリッドを裏から押圧してリッドが開放し、エアバッグ
が車両室内に展開する。
【0004】なお、リッドの裏面から脚片部が立設され
ており、この脚片部がケースにリベット又はボルトによ
って取り付けられることが多い。エアバッグが展開する
際にリッドを開放させるためにリッドにテアラインを設
け、リッドがこのテアラインに沿って開裂するよう構成
することがある。また、脚片部をケースから離脱させる
ことによりリッドを開放させることもある。さらに、脚
片部を断裂させることによりリッドを開放させることも
ある。
【0005】リッドの脚片部をケースに取り付けるため
に、ケースにフック金具を溶接し、このフック金具のフ
ック部を脚片部の開口に挿入させることも多い。
【0006】図3はこのフック金具を採用した従来のエ
アバッグ装置を示す断面図である。このエアバッグ装置
1は、車両衝突時等にガスを発生させるインフレータ2
と、インフレータを収容するケース3と、ケース3の内
部に折り畳まれた状態で収容されたエアバッグ5と、ケ
ース3の上部の開放口を閉じるリッド6とからなる。符
号9はインストルメントパネル9を示す。
【0007】ケース3の上部の外面にフック金具10,
11がスポット溶接により固着されている。このフック
金具10,11はケース3の上縁に沿って延在してお
り、この延在方向に適宜な間隔をおいて複数の爪状のフ
ック部12が一体に設けられている。リッド6の脚片部
7には、これらのフック部12に対応して、フック部1
2に係合する開口13が設けられている。リッド6の内
面には、薄肉部8が形成されている。
【0008】このエアバッグ装置1を組み立てるべくケ
ース3にリッド6を取付けるには、ケース3の上面の開
放口を塞ぐようにしてリッド6を押し込む。すると、リ
ッド6の脚片部7が外向きに弾性変形しつつフック部1
2を乗り越え、フック部12と開口13とが整合したと
ころで脚片部7が元の形に復元し、フック部12が開口
13に差し込まれる。
【0009】このように構成されたエアバッグ装置にお
いては、インフレータ2が作動すると、エアバッグ5が
膨張し、リッド6が薄肉部8に沿って開裂し、エアバッ
グ5が車両室内に展開する。
【0010】別の従来のリッドの脚片部とケースとの取
付構造として、特開平9−277897号公報には、ケ
ースの縁部内面に突起を設け、脚片部の開口を該突起に
係合させると共に、ディフューザと称されるケース内部
金具の端部によって該脚片部をケース内面に押えつける
ようにした構造が記載されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図7のようにフック金
具10,11のフック部12に脚片部7を係合させる場
合、脚片部7を大きく外方に撓ませる必要があり、リッ
ド7をケース3に装着する組立工程においてケース3に
向ってリッド3を強く押す必要があり、組み立ての支障
となる。
【0012】特開平9−277897号の構造は、ディ
フューザの端部をケースの前面の縁部近傍にまで延設す
る必要があるため、かなり重量が大きくなる。
【0013】本発明は、組み立てが容易でしかもリッド
取付部材の重量も小さいエアバッグ装置を提供すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)のエ
アバッグ装置は、エアバッグが展開時に通過する開放口
を有したケースと、該ケースに取り付けられたガス発生
用インフレータと、該ケース内に収納されたエアバッグ
と、該ケースの前記開放口を覆っているリッドと、該リ
ッドの裏面から突設された、リッド固定用の脚片部とを
有するエアバッグ装置において、該ケースの該開放口の
縁部に、該脚片部の内側に配置される内側突片と該脚片
部の外側に配置される外側突片とを有した取付部材が固
着され、該脚片部に、該内側突片が入り込んで係止され
た第1の開口と、外側突片が入り込んで係止された第2
の開口とが設けられていることを特徴とするものであ
る。
【0015】かかるエアバッグ装置を組み立てる場合、
リッドの脚片部を内側突片と外側突片との間に挿入する
と、脚片部の第1の開口に内側突片が係止され、第2の
開口に外側突片が係止される。このように脚片部が内外
双方から突片によって係止されるので、突片と開口との
係合が浅くても突片と開口との係合が外れることがな
い。従って、リッドの脚片部を取付部材に係合させると
きに脚片部をそれ程大きく撓ませる必要はなく、リッド
の装着が簡単である。また、この取付部材は重量も小さ
くて足りる。
【0016】このエアバッグ装置にあっては、取付部材
は、ケースの該縁部に重なって固着された主板部と、該
主板部からケース外方に折曲された張出部と、該張出部
からケース後方に向けて折曲された垂下部とを有し、該
張出部に該脚片部の挿通口が設けられていることが好ま
しい(請求項2)。また、内側突片は前記主板部に設け
られ、前記外側突片は前記垂下部に設けられており、該
内側突片及び外側突片はそれぞれ後方に向って傾斜して
いることが好ましい(請求項3)。このように構成した
場合には、脚片部を挿通口内に差し込んで脚片部を案内
しながら開口と突片を係合させることができ、しかも突
片に対し突片の傾斜順方向に脚片部が当ることになるの
で、脚片部がスムーズに挿通口内に進入する。そして、
突片と開口とが係合した後は、突片が開口から脱離する
ことが確実に阻止される。
【0017】本発明(請求項4)のエアバッグ装置は、
エアバッグが展開時に通過する開放口を有したケース
と、該ケースに取り付けられたガス発生用インフレータ
と、該ケース内に収納されたエアバッグと、該ケースの
前記開放口を覆っているリッドと、該リッドの裏面から
突設された、リッド固定用の脚片部と、を有するエアバ
ッグ装置において、該ケースの該開放口の縁部に、該脚
片部の内側に配置される内側板状部及び該脚片部の外側
に配置される外側板状部とが該ケースと一体に設けら
れ、該内側板状部には該内側板状部に向って突出する内
側突部が設けられ、該外側板状部には内側板状部に向っ
て突出する外側突部が設けられており、該脚片部に、該
内側突部が入り込んで係止された第1の開口と、外側突
部が入り込んで係止された第2の開口とが設けられてい
ることを特徴とするものである。
【0018】かかるエアバッグ装置を組み立てる場合、
リッドの脚片部を内側突片と外側突片との間に挿入する
と、脚片部の第1の開口に内側突片が係止され、第2の
開口に外側突片が係止される。このように脚片部が内外
双方から突片によって係止されるので、突片と開口との
係合が浅くても突片と開口との係合が外れることがな
い。
【0019】このエアバッグ装置にあっては、ケース
は、前記内側板状部及び外側板状部も含めて合成樹脂又
は軽金属にて一体に成形されたものであり、該内側板状
部及び外側板状部にコ字形状のスリットを形成すること
によってそれぞれ弾性舌片が形成され、各弾性舌片に各
突部が設けられており、該内側突部及び外側突部はそれ
ぞれ後方に向かって傾斜していることが好ましい(請求
項5)。
【0020】このように構成した場合には、脚片部を挿
通口内に差し込んで脚片部を案内しながら開口と突部を
係合させることができ、しかも突部に対し突部の傾斜順
方向に脚片部が当ることになるので、脚片部がスムーズ
に挿通口内に進入する。そして、突部と開口とが係合し
た後は、突部が開口から脱離することが確実に阻止され
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して実施の形態に
ついて説明する。図1は実施の形態に係るエアバッグ装
置のリッドとケースの斜視図、図2は同断面図である。
【0022】この実施の形態に係る助手席用エアバッグ
装置は、平面視形状が略長方形状のケース20と、該ケ
ース20内に折り畳まれて配置されたエアバッグ22
(図1では図示略)と、このケース20の上面側の開放
口を覆うリッド24と、このリッド24の脚片部26を
ケース20に連結するための取付部材28と、エアバッ
グ22を膨張させるガスを発生するための略円柱形のイ
ンフレータ30とを備えている。
【0023】この取付部材28はスポット溶接によって
ケース20に固定されている。このケース20及び取付
部材28はいずれも金属例えばメッキ鋼板などの鋼製と
されている。取付部材28をケース20と同種類の鋼材
にて構成した場合、取付部材28の厚みはケース20の
厚みの1.2〜1.8倍程度で十分である。
【0024】ケース20の底部には半円弧形の膨出部3
2が突設されており、インフレータ30が該膨出部32
に係合し、上方から押え部材34が該インフレータ30
に被せられる。この押え部材34はケース20の底面に
重なるフランジ34aを有しており、このフランジ34
aとケース20の底面との間にエアバッグ22のガス導
入口の縁部が挟持される。このフランジ34aはボルト
36及びナット38によってケース20に固定される。
【0025】前記取付部材28はケース20の長手方向
の上縁に沿って延在している。この取付部材28の主板
部40はケース20内に配置され、スポット溶接によっ
て該ケース20に固着されている。
【0026】取付部材28の上辺からは張出部42が外
方に向って延設されている。この張出部42には脚片部
26の挿入口44が設けられている。この張出部42の
先端からは垂下部46がケース後方(下方)に延設され
ている。
【0027】この主板部40に内側突片50が切り起し
により形成されている。外側突片52は垂下部46から
突設されている。この内側突片50及び外側突片52は
いずれもケース20の後方(下方)に向って傾斜した舌
片状となっている。
【0028】脚片部26には、この内側突片50が係合
した第1の開口60と外側突片52が係合した第2の開
口62とが設けられている。なお、脚片部26にはその
下辺から上方に切込み64が設けられている。また、ケ
ース20の上縁に切欠部66が設けられており、主板部
40はこの切欠部66を塞ぐように配置されている。内
側突片50は切欠部66を通って、ケース20外に突出
している。
【0029】このエアバッグ装置を組み立てるに際しケ
ース20にリッド24を装着するには、脚片部26を挿
入口44に差し込み下方に押圧するだけで良い。脚片部
26は、この挿入口44に案内されて下方に移動する。
この場合、脚片部26はまず外側突片52に当り、若干
内側に撓みながら下方に移動し、次いで内側突片50に
当り今度は外側に若干撓みながら移動する。内側突片5
0が第1の開口60に対面し、外側突片52が第2の開
口62に対面すると、これらの突片50,52が開口6
0,62に入り込み、リッド24がケース20に装着さ
れる。このリッド24の装着は、きわめてスムーズに行
われ、脚片部26を押し込む力は弱くて済む。また、こ
の脚片部26が挿入口44に案内されるため、突片5
0,52と開口60,62の位置合わせも自然に行わ
れ、突片50,52が開口60,62に易々と係合す
る。しかも、突片50,52は下向きに傾斜しているの
で、一旦突片50,52が開口60,62に係合すると
突片50,52は開口60,62から離脱することが確
実に防止される。
【0030】図2から明らかな通り、脚片部26が内外
両側から突片50,52によって係止されており、脚片
部26が挿入口44内において図2の右又は左に移動し
ても少なくとも一方の突片50又は52は開口60又は
62に深く係合しており、脚片部26のケース20への
取り付けはきわめてしっかりとしたものとなる。
【0031】このように構成されたエアバッグ装置にお
いて、インフレータ30がガス噴出作動すると、エアバ
ッグ22が膨張し、リッド24が薄肉部24aに沿って
開裂し、エアバッグ22が車両室内に膨張する。この膨
張に際し、リッド24に対し図1,2の上方に持ち上げ
る力がエアバッグ22から加えられるが、この力は脚片
部26及び取付部材28によって対抗される。この取付
部材28の斜め下向きの突片50,52が開口60,6
2に係合しているため、脚片部26は取付部材26にし
っかりと保持される。
【0032】上記実施の形態では、リッド24の両サイ
ド(図2の左側及び右側)の脚片部26は2条の切込部
64によって3片に分けられているが、2片に分けられ
ても良く、また切込部64は無くても良い。
【0033】上記実施の形態ではリッド24の1対の長
手片にのみ脚片部26を設けているが、リッド24の短
手片にも脚片部を設け、この脚片部を同様にして又は他
の取付手段によってケースに連結しても良い。
【0034】以下、図4〜6を参照して別の実施の形態
について説明する。図4は別の実施の形態に係るエアバ
ッグ装置のケースの斜視図、図5,6は図4のV−V線,
VI−VI線に沿う断面図である。
【0035】この実施の形態に係る助手席用エアバッグ
装置も、平面視形状が略長方形状のケース70と、該ケ
ース70内に折り畳まれて配置されたエアバッグ22
(図4〜6では図示略)と、このケース70の上面側の
開放口を覆うリッド24(図4〜6では図示略)と、エ
アバッグ22を膨張させるガスを発生するための略円柱
形のインフレータ30とを備えている。
【0036】このケース70にあっては、上縁部が内側
板状部72となっており、この内側板状部72に対面す
るようにケース70の外側に外側板状部74が設けられ
ている。この外側板状部74も含めてケース70は合成
樹脂又は軽金属(例えばマグネシウム、マグネシウム合
金、アルミ、アルミ合金など)によって一体に成形され
ている。内外の板状部72,74間はリッドの脚片部2
6(図4〜6では図示略)の挿入口84となっている。
【0037】この板状部72,74にそれぞれコ字形の
スリットを形成することにより、弾性舌片76,78が
形成されている。弾性舌片76には内側突部80が設け
られ、弾性舌片78には外側突部82が設けられてい
る。
【0038】この内側突部80及び外側突部82はいず
れもケース70の後方(下方)に向って傾斜している。
【0039】図4〜6のエアバッグ装置のその他の構成
は図1〜3のエアバッグ装置と同様であり、図示はしな
いが、脚片部26には、この内側突部80が係合する第
1の開口60と外側突部82が係合する第2の開口62
とが設けられている。
【0040】このエアバッグ装置を組み立てるに際しケ
ース70にリッド24を装着するには、脚片部26を挿
入口84に差し込み下方に押圧するだけで良い。脚片部
26は、この挿入口84に案内されて下方に移動する。
この場合、脚片部26はまず外側突部82に当り、弾性
舌片78を若干撓ませながら下方に移動し、次いで内側
突部80に当り今度は弾性舌片76を若干撓ませながら
移動する。内側突部80が第1の開口60に対面し、外
側突部82が第2の開口62に対面すると、これらの突
部80,82が開口60,62に入り込み、リッド24
がケース70に装着される。このリッド24の装着は、
きわめてスムーズに行われ、脚片部26を押し込む力は
弱くて済む。また、この脚片部26が挿入口84に案内
されるため、突部80,82と開口60,62の位置合
わせも自然に行われ、突部80,82が開口60,62
に易々と係合する。しかも、突部80,82は下向きに
傾斜しているので、一旦突部80,82が開口60,6
2に係合すると突部80,82は開口60,62から離
脱することが確実に防止される。
【0041】この実施の形態においても、脚片部26が
内外両側から突部80,82によって係止されており、
脚片部26が挿入口84内において一方の板状部72又
は74に接近するように移動しても、少なくとも一方の
突部80又は82は開口60又は62に深く係合してお
り、脚片部26のケース70への取り付けはきわめてし
っかりとしたものとなる。
【0042】
【発明の効果】以上の通り、本発明のエアバッグ装置
は、リッドのケースへの取り付けが容易であると共に、
取付部材の重量も小さくて済み、エアバッグ装置の軽量
化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るエアバッグ装置のケース及び
リッドの斜視図である。
【図2】実施の形態に係るエアバッグ装置の断面図であ
る。
【図3】従来例に係るエアバッグ装置の断面図である。
【図4】別の実施の形態にかかるエアバッグ装置のケー
スの斜視図である。
【図5】図4のV−V線に沿う断面図である。
【図6】図4のVI−VI線に沿う断面図である。
【符号の説明】
20 ケース 22 エアバッグ 24 リッド 26 脚片部 28 取付部材 30 インフレータ 40 主板部 42 張出部 44 挿入口 46 垂下部 50 内側突片 52 外側突片 60 第1の開口 62 第2の開口 70 ケース 72 内側板状部 74 外側板状部 76,78 弾性舌片 80 内側突部 82 外側突部 84 挿入口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアバッグが展開時に通過する開放口を
    有したケースと、 該ケースに取り付けられたガス発生用インフレータと、 該ケース内に収納されたエアバッグと、 該ケースの前記開放口を覆っているリッドと、 該リッドの裏面から突設された、リッド固定用の脚片部
    と、を有するエアバッグ装置において、 該ケースの該開放口の縁部に、該脚片部の内側に配置さ
    れる内側突片と該脚片部の外側に配置される外側突片と
    を有した取付部材が固着され、 該脚片部に、該内側突片が入り込んで係止された第1の
    開口と、外側突片が入り込んで係止された第2の開口と
    が設けられていることを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、該取付部材は、 ケースの該縁部に重なって固着された主板部と、 該主板部からケース外方に折曲された張出部と、 該張出部からケース後方に向けて折曲された垂下部とを
    有し、 該張出部に該脚片部の挿通口が設けられていることを特
    徴とするエアバッグ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記内側突片は前記
    主板部に設けられ、前記外側突片は前記垂下部に設けら
    れており、該内側突片及び外側突片はそれぞれ後方に向
    って傾斜していることを特徴とするエアバッグ装置。
  4. 【請求項4】 エアバッグが展開時に通過する開放口を
    有したケースと、 該ケースに取り付けられたガス発生用インフレータと、 該ケース内に収納されたエアバッグと、 該ケースの前記開放口を覆っているリッドと、 該リッドの裏面から突設された、リッド固定用の脚片部
    と、を有するエアバッグ装置において、 該ケースの該開放口の縁部に、該脚片部の内側に配置さ
    れる内側板状部及び該脚片部の外側に配置される外側板
    状部とが該ケースと一体に設けられ、 該内側板状部には該外側板状部に向って突出する内側突
    部が設けられ、該外側板状部には内側板状部に向って突
    出する外側突部が設けられており、 該脚片部に、該内側突部が入り込んで係止された第1の
    開口と、外側突部が入り込んで係止された第2の開口と
    が設けられていることを特徴とするエアバッグ装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記ケースは、前記
    内側板状部及び外側板状部も含めて合成樹脂又は軽金属
    にて一体に成形されたものであり、 該内側板状部及び外側板状部にコ字形状のスリットを形
    成することによってそれぞれ弾性舌片が形成され、各弾
    性舌片に各突部が設けられており、 該内側突部及び外側突部はそれぞれ後方に向かって傾斜
    していることを特徴とするエアバッグ装置。
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