JP2001122067A - エアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ装置

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JP2001122067A
JP2001122067A JP30665999A JP30665999A JP2001122067A JP 2001122067 A JP2001122067 A JP 2001122067A JP 30665999 A JP30665999 A JP 30665999A JP 30665999 A JP30665999 A JP 30665999A JP 2001122067 A JP2001122067 A JP 2001122067A
Authority
JP
Japan
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case
piece
lid
leg
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP30665999A
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English (en)
Inventor
Koichi Fujimura
好市 藤村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takata Corp
Original Assignee
Takata Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リッドのケースへの取り付けが容易であると
共に、リッドの取り付けもきわめてしっかりとしたエア
バッグ装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 エアバッグ装置は、ケース20と、エア
バッグ22と、リッド24とを備えている。リッド24
の脚片部26は、ケース20に固着されたU形フレーム
28内に挿入されている。ピンプレート52のピン54
が開口44〜50に挿入され、脚片部26がケース20
に連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の助手席に用
いるのに好適なエアバッグ装置に係り、特にリッドとケ
ースとの連結構造を改良したエアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】助手席用エアバッグ装置においては、折
り畳まれたエアバッグがケース(コンテナあるいはリテ
ーナと称されることもある。)内に収容され、このエア
バッグのガス受入口の縁部が該ケースに取り付けられて
いる。
【0003】このケースは前面が開放しており、この開
放口がリッドで覆われている。このリッドはインストル
メントパネルに略面一状に配置される。ケース内に配置
されたインフレータがガス発生作動すると、エアバッグ
がリッドを裏から押圧してリッドが開放し、エアバッグ
が車両室内に展開する。
【0004】なお、リッドの裏面から脚片部が立設され
ており、この脚片部がケースにリベット又はボルトによ
って取り付けられることが多い。エアバッグが展開する
際にリッドを開放させるためにリッドにテアラインを設
け、リッドがこのテアラインに沿って開裂するよう構成
することがある。また、脚片部をケースから離脱させる
ことによりリッドを開放させることもある。さらに、脚
片部を断裂させることによりリッドを開放させることも
ある。
【0005】リッドの脚片部をケースに取り付けるため
に、ケースにフック金具を溶接し、このフック金具のフ
ック部を脚片部の開口に挿入させることも多い。
【0006】第3図はこのフック金具を採用した従来の
エアバッグ装置を示す断面図である。このエアバッグ装
置1は、車両衝突時等にガスを発生させるインフレータ
2と、インフレータを収容するケース3と、ケース3の
内部に折り畳まれた状態で収容されたエアバッグ5と、
ケース3の上部の開放口を閉じるリッド6とからなる。
符号9はインストルメントパネルを示す。
【0007】ケース3の上部の外面にフック金具10,
11がスポット溶接により固着されている。このフック
金具10,11はケース3の上縁に沿って延在してお
り、この延在方向に適宜な間隔をおいて複数の爪状のフ
ック部12が一体に設けられている。リッド6の脚片部
7には、これらのフック部12に対応して、フック部1
2に係合する開口13が設けられている。リッド6の内
面には、薄肉部8が形成されている。
【0008】このエアバッグ装置1を組み立てるべくケ
ース3にリッド6を取付けるには、ケース3の上面の開
放口を塞ぐようにしてリッド6を押し込む。すると、リ
ッド6の脚片部7が外向きに弾性変形しつつフック部1
2を乗り越え、フック部12と開口13とが整合したと
ころで脚片部7が元の形に復元し、フック部12が開口
13に差し込まれる。
【0009】このように構成されたエアバッグ装置にお
いては、インフレータ2が作動すると、エアバッグ5が
膨張し、リッド6が薄肉部8に沿って開裂し、エアバッ
グ5が車両室内に展開する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記第3図の従来例に
あっては、フック部12が片持ち式であるため、フック
部12の付け根付近に加えられる応力が大きく、フック
部12の断面係数を大きくする必要がある。このため、
フック部の板厚が厚くなり、曲げ等の加工が困難である
と共に、重量も増す。
【0011】また、第3図のようにフック金具10,1
1のフック部12に脚片部7を係合させる場合、脚片部
7を大きく外方に撓ませる必要があり、リッド7をケー
ス3に装着する組立工程においてケース3に向ってリッ
ド6を強く押す必要があり、組み立ての支障となる。
【0012】本発明は、組み立てが容易でしかもリッド
の取り付けがきわめてしっかりとしているエアバッグ装
置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のエアバッグ装置
は、エアバッグが展開時に通過する開放口を有したケー
スと、該ケースに取り付けられたガス発生用インフレー
タと、該ケース内に収納されたエアバッグと、該ケース
の前記開放口を覆っているリッドと、該リッドの裏面か
ら突設された脚片部とを有するエアバッグ装置におい
て、該ケースの該開放口の縁部に、該ケースに沿う第1
片と、該第1片に対面する第2片とを有した取付部材が
設けられ、該取付部材の第1片と第2片との間に該脚片
部が挿入され、該第1片、脚片部及び第2片を貫通する
貫通部材によって該脚片部が係止されていることを特徴
とするものである。
【0014】かかるエアバッグ装置にあっては、貫通部
材が第1片と第2片との双方に係止され、両持ち方式と
なるため、局部的に大きな応力が加えられることがな
い。また、脚片部が取付部材から抜け出すことも全くな
い。さらに、このエアバッグ装置を組み立てる場合、脚
片部は取付部材の第1片と第2片との間に何ら撓むこと
なく挿入されるため、リッドの装着作業が簡単である。
【0015】本発明のエアバッグ装置にあっては、第1
片、脚片部、第2片及び前記ケースにそれぞれ互いに重
なり合うように開口が設けられ、前記貫通部材は該開口
に差し込まれていることが好ましい。
【0016】また、この開口はケースの縁部の延在方向
に間隔をおいて複数個設けられ、各開口にそれぞれ貫通
部材としてピンが差し込まれており、これらのピンは共
通のプレートに固着されており、該プレートが該取付部
材又はケースに固定されていることが好ましい。このよ
うにピンをプレートと一体化すれば、ピンの開口への差
し込み作業性がきわめて良好なものとなる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して実施の形態に
ついて説明する。第1図は実施の形態に係るエアバッグ
装置のリッドとケースの斜視図、第2図は同断面図であ
る。
【0018】この実施の形態に係る助手席用エアバッグ
装置は、平面視形状が略長方形状のケース20と、該ケ
ース20内に折り畳まれて配置されたエアバッグ22
(第1図では図示略)と、このケース20の上面側の開
放口を覆うリッド24と、このリッド24の脚片部26
をケース20に連結するための取付部材としてのU形フ
レーム28と、エアバッグ22を膨張させるガスを発生
するための略円柱形のインフレータ30とを備えてい
る。
【0019】ケース20の底部には半円弧形の膨出部3
2が突設されており、インフレータ30が該膨出部32
に係合し、上方から押え部材34が該インフレータ30
に被せられる。この押え部材34はケース20の底面に
重なるフランジ34aを有しており、このフランジ34
aとケース20の底面との間にエアバッグ22のガス導
入口の縁部が挟持される。このフランジ34aはボルト
36及びナット38によってケース20に固定される。
【0020】上記のU形フレーム28は、ケース20に
重なる第1片40と、該第1片に対面する第2片42と
を有したU字形断面形状のものであり、ケース20の上
縁部の外面に配置され、スポット溶接等により該ケース
20に固着されている。この第1片40と第2片42と
の間に脚片部26が挿入されている。
【0021】この第1片40、第2片42及びケース2
0には、同軸状に開口44,46,48が設けられてい
る。また、前記脚片部26にも、これらの開口44,4
6,48と重なり合う位置に開口50が設けられてい
る。
【0022】このU形フレーム28の第2片42の外面
にピンプレート52が重ね合わされ、スポット溶接等に
よりU形フレーム28に固着されている。このピンプレ
ート52から突設されたピン54が開口46,50,4
4,48に差し込まれ、これにより脚片部26がケース
20に取り付けられる。
【0023】なお、開口44,46,48,50はケー
ス20の縁部に沿って複数個設けられており、ピン54
も1枚のピンプレート52に対し複数個設けられてい
る。ピンプレート52はケース20にスポット溶接等に
より固着されてもよい。
【0024】このように構成されたエアバッグ装置にあ
っては、ピン54が脚片部26の両面側の開口46及び
開口44,48に差し込まれ、両持ち方式となっている
ので、エアバッグ22の膨張時にリッド24から脚片部
26に大きな引張応力が加えられても、ピン54やU形
フレーム28に局部的に過大な応力が生じることがな
い。また、リッド24をケース20に取り付けるに際し
ては、脚片部26を撓ませることなくU形フレーム28
内に差し込み、ピン54を開口44,46,48,50
に挿入するようにしてピンプレート52をU形フレーム
28に固着するだけでよく、リッド24の取付作業性も
良好である。
【0025】なお、インフレータ30がガス噴出作動す
ると、エアバッグ22が膨張し、リッド24が薄肉部2
4aに沿って開裂し、エアバッグ22が車両室内に膨張
する。この膨張に際し、リッド24に対し図1,2の上
方に持ち上げる力がエアバッグ22から加えられるが、
開口44,46,48,50に挿通されたピン54は両
持ち式であるためピン54が開口44〜50から抜け出
すことなく、脚片部26はU形フレーム28にきわめて
しっかりと保持される。
【0026】上記実施の形態ではリッド24の1対の長
手方向辺にのみ脚片部26を設けているが、リッド24
の短手方向辺にも脚片部を設け、この脚片部を同様にし
て又は他の取付手段によってケースに連結しても良い。
【0027】
【発明の効果】以上の通り、本発明のエアバッグ装置
は、リッドのケースへの取り付けが容易であると共に、
リッドの取り付けもきわめてしっかりとしたものにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るエアバッグ装置のケース及び
リッドの斜視図である。
【図2】実施の形態に係るエアバッグ装置の断面図であ
る。
【図3】従来例に係るエアバッグ装置の断面図である。
【符号の説明】
20 ケース 22 エアバッグ 24 リッド 26 脚片部 28 U形フレーム(取付部材) 30 インフレータ 40 第1片 42 第2片 44,46,48,50 開口 52 ピンプレート 54 ピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアバッグが展開時に通過する開放口を
    有したケースと、 該ケースに取り付けられたガス発生用インフレータと、 該ケース内に収納されたエアバッグと、 該ケースの前記開放口を覆っているリッドと、 該リッドの裏面から突設された脚片部と、 を有するエアバッグ装置において、該ケースの該開放口
    の縁部に、該ケースに沿う第1片と、該第1片に対面す
    る第2片とを有した取付部材が設けられ、 該取付部材の第1片と第2片との間に該脚片部が挿入さ
    れ、 該第1片、脚片部及び第2片を貫通する貫通部材によっ
    て該脚片部が係止されていることを特徴とするエアバッ
    グ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、該第1片、脚片部、
    第2片及び前記ケースにそれぞれ互いに重なり合うよう
    に開口が設けられ、前記貫通部材は該開口に差し込まれ
    ていることを特徴とするエアバッグ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記開口はケースの
    縁部の延在方向に間隔をおいて複数個設けられ、 各開口にそれぞれ前記貫通部材としてピンが差し込まれ
    ており、 これらのピンは共通のプレートに固着されており、該プ
    レートが該取付部材又はケースに固定されていることを
    特徴とするエアバッグ装置。
JP30665999A 1999-10-28 1999-10-28 エアバッグ装置 Pending JP2001122067A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100520990B1 (ko) * 2003-08-13 2005-10-12 현대모비스 주식회사 차량용 조수석 에어백 모듈
KR101560542B1 (ko) 2012-07-05 2015-10-15 아우토리브 디벨롭먼트 아베 조수석 에어백 모듈의 결합 장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100520990B1 (ko) * 2003-08-13 2005-10-12 현대모비스 주식회사 차량용 조수석 에어백 모듈
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