JP2001095752A - 内視鏡のアングル部 - Google Patents

内視鏡のアングル部

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JP2001095752A JP27819099A JP27819099A JP2001095752A JP 2001095752 A JP2001095752 A JP 2001095752A JP 27819099 A JP27819099 A JP 27819099A JP 27819099 A JP27819099 A JP 27819099A JP 2001095752 A JP2001095752 A JP 2001095752A
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    • A61B1/005Flexible endoscopes
    • A61B1/0051Flexible endoscopes with controlled bending of insertion part
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作ワイヤの先端固定部を先端リングの円周
方向にずらせるに当って、操作ワイヤの経路を最先端に
位置する枢着ピンの上部を避けるようにガイドすること
によって、操作ワイヤに極端な折り曲げが生じないよう
になし、もって操作ワイヤの円滑な操作を可能にする。 【解決手段】 アングル部2の湾曲管11内の下部に位
置する操作ワイヤ115は先端リング10aでは枢着ピ
ン14の延長線から円周方向に位置をずらせて設けた切
り絞り部117に挿通・固着される。この操作ワイヤ1
15を第1のアングルリング101 と第2のアングルリ
ング102 との間の平枢着ピン114の位置を避けるよ
うにガイドするために、それらの周胴部に円周方向にお
いて、枢着ピン14の配設位置と、切り絞り部117の
配設位置との概略中間の位置にワイヤガイドピン131
を装着し、操作ワイヤ115をこれらワイヤガイドピン
131のワイヤ挿通孔132に挿通させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療用等として用
いられる内視鏡において、その挿入部を構成するアング
ル部の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内視鏡は、図8に示したように、本体操
作部1に体腔内等への挿入部2を連設し、かつ本体操作
部1からユニバーサルコード3を延在させることにより
大略構成される。挿入部2は少なくとも内視鏡観察手段
を設けた先端硬質部2aと、この先端硬質部2aに連設
したアングル部2bと、アングル部2bの基端部から本
体操作部1までの間を構成する軟性部2cとから構成さ
れる。一般的な直視型の内視鏡にあっては、図9に示し
たように、先端硬質部2aには、その先端面に内視鏡観
察手段としての照明窓4及び観察窓5が設けられる。照
明窓4は体腔内等の観察領域に照明光を照射するための
ものであり、また観察窓5は体腔内等の観察を行うため
のものである。また、観察窓を介しての体腔内の観察時
に、病変部等が発見された時に、鉗子等の処置具を挿通
させて、所要の処置等を施せるようになっている。この
ために、処置具導出部6が開口している。さらに、観察
窓5が体液等で汚損された時には、この汚損物を洗い流
す洗浄液と、洗浄後に観察窓の表面に残存ずる液滴を除
去するための加圧エアを供給するための洗浄ノズル7も
装着される。
【0003】アングル部2bは図10に示した構成とな
っている。即ち、アングル部2bは所定数のアングルリ
ング10を相互に枢動可能に連結したものから構成され
る節輪構造の湾曲管11を構造体として、この湾曲管1
1には金属編組からなるネット12が被装され、さらに
このネット12には弾性チューブからなる外皮層13が
被装される。湾曲管11を構成するアングルリング10
は、その両端に、それぞれ先端硬質部2a及び軟性部2
cに連結される端部のリングと、中間部に位置するアン
グルリングとから構成される。図10には、アングル部
2bのうちの先端側の一部分が示されている。
【0004】而して、先端に位置する先端リング10a
は先端硬質部2aを構成する先端部本体9に嵌合されて
いる。従って、この先端リング10aは先端部本体9と
共に挿入部2における先端側の硬質部分を構成する。先
端リング10aには、先端部本体9への連結部とは反対
側の端部における左右の位置に突出部が形成され、この
突出部には第1のアングルリング101 からの突出部が
重ね合わせられて、枢着ピン14を用いて枢動可能に連
結されている。従って、これら各突出部は平坦面に形成
される。第1のアングルリング101 の先端リング10
aへの連結部とは反対側は上下に突出部が設けられ、ま
たこの第1のアングルリング101 に隣接する第2のア
ングルリング102 にはこの突出部に重ね合わせられる
突出部が形成されて、枢着ピン14により枢動可能に連
結されている。以下、第2のアングルリング102 と第
3のアングルリング103 、第3のアングルリング10
3と第4のアングルリング104 が、それぞれ上下、左
右に交互に枢着ピン14により枢着されている。従っ
て、左右に枢着した前後一対のアングルリング間は上下
方向に、また上下に枢着した前後のアングルリング間は
左右方向に所定の角度分だけ曲げることができ、その結
果多数のアングルリング10を順次連結した湾曲管11
は、全体として、上下方向及び左右方向に湾曲可能とな
る。そして、この湾曲管11の外周にはネット12及び
外皮層13が被装されているが、これらは可撓性を有す
るものであるから、アングル部2b全体が上下及び左右
に湾曲できるようになる。
【0005】アングル部2bを湾曲させる操作は、本体
操作部1に設けたアングルノブ8により行われる。この
ように、遠隔操作でアングル部2bを湾曲させることが
できるようにするために、操作ワイヤ15が設けられ
る。前述したように、アングル部2bは上下及び左右の
4方向に湾曲可能となっているので、操作ワイヤ15は
上下の対と左右の対との4本挿通される。そして、アン
グル部2bを上下方向に湾曲させる際には、上下の対の
操作ワイヤ15,15の一方を引っ張り、他方を送り出
すように操作する。また、アングル部2bを左右方向に
湾曲させるには、左右の対の操作ワイヤ15,15の一
方を引っ張り、他方を押し出すように操作する。これに
ょって、引っ張り力が作用する方向にアングル部2bが
湾曲する。さらに、上下及び左右の操作ワイヤ15を複
合的に操作することもでき、そうすると、アングル部2
bは湾曲しながら捩られるようになる。
【0006】操作ワイヤ15は、従って、その円周方向
の位置が厳格に規制される。つまり、各操作ワイヤ15
は、湾曲管11の内部において、それぞれ90°の位置
関係を保つようにし、かつ湾曲管11の内面に近接した
位置に配置される。そして、各操作ワイヤ15は、それ
ぞれ押し引き方向には円滑に動き、円周方向及び湾曲管
11の内面に対して近接・離間する方向には位置ずれし
ないように保持する必要があり、このために操作ワイヤ
15のガイド手段を備えている。このガイド手段として
は、図10に示した構成では、枢着ピン14を利用して
いる。
【0007】而して、枢着ピン14は、前後のアングル
リング10,10を枢動可能に連結する機能を発揮する
が、さらにこの枢着ピン14には湾曲管11内に突出す
るように頭部が連設されており、この頭部がワイヤガイ
ド16である。ワイヤガイド16はドーム状の膨出部で
あり、このワイヤガイド16の側面に貫通するように透
孔が穿設されており、この透孔が操作ワイヤ14が摺動
可能に挿通されるワイヤ挿通孔16aである。また、枢
着ピンは頭部が平坦な平枢着ピンとなし、アングルリン
グ10の周胴部に内向きの切り絞りを形成して、この切
り絞りの内部に操作ワイヤを挿通させるように構成した
ものも知られている。さらに、例えば特開平3−683
26号公報に示されているように、一端にフランジ部を
有するピンに操作ワイヤを挿通させるための透孔を形成
したピンを用いるようにしたものも知られている。この
方式では、湾曲管におけるアングルリングの周胴部の所
要の位置に透孔を穿設して、アングルリングの外側から
ピンを透孔内に挿入して、湾曲管の内部に導出し、透孔
にワイヤを挿通させるように構成している。
【0008】いずれにしろ、操作ワイヤ15の先端は先
端リング10aまたは先端部本体9に固定される。操作
ワイヤ15の先端固定方式としては、図11に示したよ
うに、先端リング10aに内向きの切り絞り部17を形
成して、操作ワイヤ15の先端をこの切り絞り部17を
通過させた後に、その外面に沿う方向に折り返すと共
に、操作ワイヤ15の先端折り返し部分をハンダ付け1
8等により固着する構成とするのが一般的である。ま
た、先端リングに切り絞りを設けると共に、操作ワイヤ
の先端をこの切り絞りに挿通させた後、その端部に概略
球形の膨出部を形成して、操作ワイヤの引っ張り時に切
り絞りから抜けないようにしたものもある。さらに、先
端部本体の外周面に溝を設けて、操作ワイヤの先端をこ
の溝に装着して、ハンダ付け等の手段で固定するように
構成したものもある。
【0009】挿入部2の内部には、照明窓4に臨むライ
トガイド、観察窓5における対物レンズの結像位置に配
置した固体撮像素子からの信号ケーブル(光学式内視鏡
の場合にはイメージガイド)、処置具導出口6に接続し
た処置具挿通チャンネル、さらには洗浄ノズル7に接続
した流体配管が挿通されている。これら各部材は少なく
とも曲げ方向に可撓性を有するものであり、従ってアン
グル部2bから軟性部2c内にかけての部分は、通常
は、挿入部2内という限られた空間内ではあるが、格別
の位置決めはなされない。
【0010】図10に示したように、先端部本体9に
は、観察窓5の位置には貫通孔9aが設けられ、この貫
通孔9aに観察手段が装着されている。観察手段は、貫
通孔9aに挿通させた対物レンズ20を組み込んだレン
ズ鏡筒21を有し、この対物レンズ20の光軸はレンズ
鏡筒21の端部に連結して設けたプリズム22により9
0°曲折されるようになっている。そして、このプリズ
ム22に固体撮像素子23が基板24に搭載された状態
にして装着されており、基板24からは信号ケーブル2
5が引き出されている。また、先端部本体9には、その
観察手段の装着部の下方位置に処置具導出部6が開口す
るように設けられるが、この処置具導出部6は先端部本
体9を貫通する状態に穿設した通路からなり、この処置
具導出部6には接続パイプ26が挿入されており、この
接続パイプ26は先端部本体9の端部から所定の長さだ
け導出されている。そして、この接続パイプ26には可
撓性のあるチューブからなる処置具挿通チャンネル27
の先端部が連結して設けられる。
【0011】先端部本体9に連結した先端リング10a
の内部空間は、挿入部2における先端側の硬質部分の一
部を構成し、先端部本体9に装着した観察手段を構成す
るレンズ鏡筒21の一部及びプリズム22、さらには固
体撮像素子23とその基板24は、この硬質部分の内部
空間に配置され、また処置具挿通チャンネル27が接続
される接続パイプ26もこの硬質部分の内部空間に配置
される。しかも、これらの各部材は、先端部本体9に設
けた観察手段を装着するための貫通孔9a及び接続パイ
プ26が挿入される処置具導出部26の位置に規制され
る。さらに、図示は省略するが、ライトガイドも流体配
管も先端部本体9に形成した透孔に硬質パイプを介して
装着され、この硬質パイプの基端部は先端リング10a
の内部空間内に延在される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】先端リング10aの内
部空間においては、操作ワイヤ15の先端部を固定する
ために、切り絞り部17及び操作ワイヤ15の端部を固
着するためのハンダ付け18が4箇所設けられており、
先端リング10a内において、かなりのスペースを占有
する。一方、前述した挿入部2内に設けられる各部材に
おける先端リング10aの内部空間における位置関係
は、先端硬質部2aに配置した照明窓4,観察窓5,処
置具導出部6及び洗浄ノズル7の位置に規制される。こ
れらは、内視鏡の操作を行う等のために必要であるか、
または少なくとも望ましい位置に配置される。例えば、
観察窓5はアングル部2bの上下方向の湾曲中心線、つ
まり上下の操作ワイヤ15,15を結ぶ線にできるだけ
近い位置に配置するのが望ましい。そして、照明窓4
は、観察窓5による観察視野全体にわたってほぼ均一な
照明を行えるようにするために、観察窓5の左右の両側
に配置する。また、洗浄ノズル7は観察窓5を洗浄する
ためのものであるから、当然その位置が定まってくる。
処置具導出部6は、できるだけ観察窓5に近く、しかも
観察窓5の真下、つまり上下の操作ワイヤ15,15を
結ぶ上下方向の湾曲中心線の位置に近い方が操作性が良
好になる。このように、前述した各部材をそれぞれ最も
望ましい箇所に配置しようとすると、先端リング10a
の切り絞り部17及びハンダ付け18の部分と干渉する
可能性がある。従って、観察窓5を基準として処置具導
出部6や照明窓4等を配置するに当って、最適な位置に
設けられないおそれがある。
【0013】ところで、操作ワイヤ15は、それが挿通
される最先端のワイヤガイド16から切り絞り部17ま
での間の距離は変化せず、この間はアングル部2bにお
ける湾曲に寄与しない。従って、処置具導出部6や照明
窓4等の配置に邪魔である場合には、切り絞り部17を
円周方向に位置をずらすことは可能である。ただし、そ
うすると、最先端のワイヤガイド16から切り絞り部1
7までの間は、操作ワイヤ15が折り曲げられることか
ら、アングル操作を行って、操作ワイヤ15が緩んでい
る状態から引っ張り力を作用させて、張力が生じる状態
になる間に、ワイヤガイド16内で大きな摺動摩擦が生
じて、操作ワイヤの動きが悪くなると共に操作ワイヤが
損傷する等といった不都合が生じる。この点に関して、
操作ワイヤ15が極端に折り曲がらないようにするに
は、最先端のワイヤガイド16から切り絞り部17まで
の距離を十分に長くすれば良い。ただし、そうすると先
端リング10aが長尺化することから、挿入部2の先端
における硬質部分が長くなり、体腔内への挿入操作性が
悪くなるだけでなく、被験者に対して大きな苦痛を強い
ることになる等といった不都合が生じる。
【0014】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、操作ワイヤの先端固
定部を先端リングの円周方向にずらせるようになし、か
つこの操作ワイヤを最先端に位置するガイド部から固定
部に至る経路が極端に折れ曲がらないようにし、もって
操作ワイヤの円滑な操作を可能にすることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、先端硬質部に連設され、所定数のア
ングルリングを枢着ピンで順次枢動可能に連結すること
により形成した湾曲管内に、複数の操作ワイヤを前記各
枢着ピンの位置を通過するようにして軸線方向に延在さ
せて、これら各操作ワイヤの先端をその先端を前記湾曲
管と先端硬質部との連結部近傍に固定し、この操作ワイ
ヤを押し引き操作することにより湾曲可能な内視鏡のア
ングル部において、前記操作ワイヤの先端固定箇所を前
記枢着ピンの延長線位置から円周方向に所定角度だけず
らせると共に、この操作ワイヤを少なくとも最先端に位
置する枢着ピンの上部を避けるように延在させるため
に、少なくともこの操作ワイヤが避けようとする枢着ピ
ンにより連結される前後のアングルリングのうちの少な
くとも一方に、この操作ワイヤを押し引き方向に移動可
能に挿通ガイドするワイヤガイドピンを固定的に装着す
る構成としたことをその特徴とするものである。
【0016】ここで、ワイヤガイドピンは、操作ワイヤ
が避けようとする位置の枢着ピンにより枢着される前後
のアングルリングにそれぞれ円周方向にほぼ同じ位置に
設ける構成とするのが望ましく、また、両ワイヤガイド
ピンは、それに操作ワイヤを挿通させた状態で、このワ
イヤガイドピンを中心とした曲げ角度を緩和する方向に
傾斜させるように、アングルリングに対して部分溶接に
より固定すると、さらに操作ワイヤの動きが円滑にな
り、またその保護が有効に図られる。
【0017】而して、操作ワイヤの経路としては、例え
ば前後のアングルリング間を枢動可能に連結する枢着ピ
ンにガイド孔を有するワイヤガイド部を連設したワイヤ
ガイド付き枢着ピンとなし、操作ワイヤをこれらワイヤ
ガイド部のガイド孔に順次挿通させるように構成するこ
とができる。そして、この場合には、操作ワイヤが避け
ようとする位置の枢着ピンはワイヤガイド部を設けない
平枢着ピンで構成するのが望ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態につ
いて、図面を参照して詳細に説明する。ここで、内視鏡
の全体構成及びアングル部のうち、1乃至複数本の操作
ワイヤの経路が異なるが、それ以外の構成については従
来技術のものと格別の差異はないので、従来技術と同一
または均等な部材については、それと同一の符号を付し
て、その説明を省略する。
【0019】まず、図1及び図2に示したように、内視
鏡としての操作性及び処置具の操作性等の観点から、先
端硬質部2aにおいては、観察窓5による観察視野の中
心軸線を上下方向の湾曲中心線に近接させ、かつ処置具
導出部6はこの観察窓5の下部位置において、できるだ
け上下方向の湾曲中心線に近い位置に配置するのが望ま
しい。観察窓に装着したレンズ鏡筒21及びプリズム2
2の上部位置には、上方に湾曲させる際に作用する操作
ワイヤ15を固着する切り絞り部17が配置されること
になる。また、その下部位置に処置具導出部6から延在
させた接続パイプ26及びこの接続パイプ26に嵌合さ
れる処置具挿通チャンネル27は、符号115で示した
下方に湾曲させる際に作用する操作ワイヤを挿通してい
る枢着ピン14のワイヤガイド16の延長線に配置され
ることになる。そこで、操作ワイヤ115の先端を固着
するための切り絞り部117がこの処置具挿通チャンネ
ル27と干渉しないようにする必要があり、このために
切り絞り部117を円周方向にずらすようにする。これ
によって、最も好ましい位置に処置具導出部6を配置で
きるようになる。なお、先端リング10aの上部や,左
右のいずれかの切り絞り部の位置を円周方向にずらすよ
うにすることもでき、これによって先端硬質部2aにお
ける各部材の配置の自由度を向上させることができる。
【0020】4本挿通されている操作ワイヤのうち、下
部位置に設けられる操作ワイヤ115の先端固着部を円
周方向にずらすように構成したものを図3に示す。同図
に示したように、先端リング10aに隣接する第1のア
ングルリング101 は、この先端リング10aと左右の
位置で枢着ピンで枢動可能に連結されており、また第1
のアングルリング101 は上下の位置でそれに隣接する
第2のアングルリング102 と連結され、さらに第2の
アングルリング102 と第3のアングルリング103
は左右の位置で、さらに第3のアングルリング103
第4のアングルリング104 とは上下の位置で、さらに
また第4のアングルリング104 と第5のアングルリン
グ105 との間は左右の位置で、というようにそれぞれ
枢着ピンによって順次枢動可能に連結されている。
【0021】操作ワイヤ115は、アングル部2bの基
端側から第3のアングルリング10 3 と第4のアングル
リング104 との間まではワイヤガイド16を備えた枢
着ピン14で連結されており、従って操作ワイヤ115
はワイヤガイド16のワイヤ挿通孔16a内に挿通され
ている。しかしながら、第1のアングルリング101
第2のアングルリング102 との間を連結する枢着ピン
は符号114で示したように、ワイヤガイドを有しない
平枢着ピンとする。従って、操作ワイヤ115はこの平
枢着ピン114には挿通されない状態で通過し、先端リ
ング10aにおいて、枢着ピン14の延長線から円周方
向に位置をずらせて設けた切り絞り部117に挿通され
るようになっている。これによって、操作ワイヤ115
が曲げられる部分の長さを長くすることができ、従って
曲げ角度が緩和される。
【0022】ただし、アングル部2bを下方に湾曲させ
た時に、第2のアングルリング10 2 と第3のアングル
リング103 との間の間隙が狭くなることによって、こ
のアングル部2bの湾曲に寄与するものである。このた
めに、操作ワイヤ115が第2のアングルリング102
と第3のアングルリング103 との間の間隙を通過する
位置でアングル部2bの軸線に対して傾いていると、捩
り方向の力が加わり、操作に対する負荷が増大すること
になる。従って、少なくとも第2のアングルリング10
2 と第3のアングルリング103 との間の間隙位置では
操作ワイヤ115がアングル部2bの軸線と平行な状態
を保つようにする。
【0023】また、操作ワイヤ115が非挿通状態で通
過する平枢着ピン114は、ワイヤガイドを有しないも
のではあるが、なお湾曲管11の内面から突出してい
る。従って、操作ワイヤ115が横ぶれした時に、つま
り操作ワイヤ115が弛んで任意の方向に蛇行している
状態から張力が作用する状態となった時、またはアング
ル部2bを上下及び左右の複合湾曲操作を行った時等に
おいて、平枢着ピン114の突出部分に操作ワイヤ11
5が引っ掛かって損傷するのを防止し、またこの大径部
114bを乗り越える際に衝撃が発生したりしないよう
に保持する。必要がある。
【0024】以上の要請から、操作ワイヤ115を、こ
の平枢着ピン114の位置を避けるようにガイドする。
このために、平枢着ピン114により連結される第1の
アングルリング101 と第2のアングルリング102
の周胴部には、円周方向において、枢着ピン14の配設
位置と、切り絞り部117の配設位置との概略中間の位
置において、それぞれアングルリング101 ,102
透孔を穿設してワイヤガイドピン131を装着する。こ
のワイヤガイドピン131は、図4乃至図6に示したよ
うに、両端がテーパ状に拡開するワイヤ挿通孔132を
有する本体部133と、この本体部133の端部に連設
したフランジ部134とから構成される。そして、アン
グルリングに設けられるガイドピン131の装着用の透
孔の孔径は、ワイヤガイドピン131の本体部133の
外径より大きく、フランジ部134より小さくする。こ
れによって、ワイヤガイドピン131はアングルリング
101 ,102 の外側から挿入されて、それらのワイヤ
挿通孔132がアングル部2bの軸線方向に向くように
して装着され、この状態で外側からスポット溶接により
固着される。
【0025】このように、スポット溶接でワイヤガイド
ピン131をアングルリング101,102 に固着する
ことによって、ハンダ付け等他の固着手段と比較して、
固着後における洗浄等の処理工程を省略できる。また、
これらワイヤガイド131のワイヤ挿通孔132に予め
ダミーワイヤを挿通させた状態で、スポット溶接するよ
うにして組み付けると、操作ワイヤ115をこのダミー
ワイヤに連結することによって、枢着ピン14に連設し
たワイヤガイド16と円周方向の位置が違っていてるも
のの、円滑に操作ワイヤ115を挿通させることができ
る。
【0026】このようにして、第3のアングルリング1
3 と第4のアングルリング104との間の連結部を構
成する枢着ピン14に連設したワイヤガイド16のワイ
ヤ挿通孔16aから導出された操作ワイヤ115を、ア
ングルリング102 ,101に設けたワイヤガイドピン
131,131を通過させた上で、さらにその先端部が
切り絞り部117に挿通されて、折り返された上で、ハ
ンダ付けにより固着される。これによって、操作ワイヤ
115は、平枢着ピン114が装着されている部位を完
全に避けるように引き出され、アングル部2bの軸線に
対して、枢着ピン14から第2のアングルリング102
に設けたワイヤガイドピン131までの間は所定角度傾
斜し、両ワイヤガイドピン131,131間は軸線と平
行になり、さらに第1のアングルリング101 のワイヤ
ガイドピン131から切り絞り部117までの部位は再
び軸線に対して傾斜するようになっている。
【0027】第2のアングルリング102 と第3のアン
グルリング103 との間の間隙では操作ワイヤ115は
真直ぐな状態になっているので、操作ワイヤ115に引
っ張り力が作用した時に、軽い負荷で、この間隙が減少
する方向に第2のアングルリング102 と第3のアング
ルリング103 とを曲げる方向の力を確実に作用させる
ことができ、アングル部2bの下方への湾曲操作時にお
ける操作ワイヤ115の動きが円滑になる。また、操作
ワイヤ115は平枢着ピン114を避けた状態に確実に
保持されるので、操作ワイヤ115の押し引き操作時に
操作ワイヤ115はこの平枢着ピン114と非接触状態
に保持される。
【0028】ここで、切り絞り部117を円周方向にず
らせたことによって、操作ワイヤ115がアングル部2
bの軸線に対して傾いた状態となっているが、この傾き
の始点位置は第3のアングルリング103 と第4のアン
グルリング104 との間の枢着ピン14の位置であるか
ら、十分長い距離を確保できるので、実際の傾き角を小
さくすることができる。そして、操作ワイヤ115の角
度をさらに小さくして、操作ワイヤ115の動きをより
円滑にするために、図7に示したように、ワイヤガイド
ピン131のアングルリング101 ,102 に固定する
際に、その本体部133を角度θだけ傾けた状態にす
る。このために、ワイヤガイドピン131の固着を、そ
のフランジ部134の外周部に対して部分的にスポット
溶接Sを行う。これによって、フランジ部134全体が
アングルリングの外面に対して傾いた状態にして固着さ
れることになる。
【0029】而して、図3に示したように、アングルリ
ング101 では、ワイヤガイドピン131を、その本体
部133が矢印D方向に傾けるようにする。これによっ
て、操作ワイヤ115の切り絞り部117からワイヤガ
イドピン131への挿通部における傾き角が緩和される
ようになる。また、アングルリング102 側では、ワイ
ヤガイドピン131の本体部133を前述とは逆の矢印
U方向に傾けるようにする。これによって、このワイヤ
ガイドピン131と枢着ピン14のワイヤガイド16と
の間の角度も緩和されることになる。これによって、ア
ングル部2bの下方への湾曲操作時における操作ワイヤ
115の動きがさらに円滑になり、操作負荷の軽減が図
られることになる。
【0030】なお、操作ワイヤをアングル部における湾
曲管内において、円周方向に位置決めした状態で挿通さ
せるためのガイド部としては、前述したワイヤガイド付
きの枢着ピンだけでなく、アングルリングの周胴部に形
成した切り絞り部等により形成することもできる。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上のように、操作ワイヤの先
端固定部を先端リングの円周方向にずらすに当って、操
作ワイヤの経路を最先端に位置する枢着ピンの上部を避
けるようにガイドすることによって、操作ワイヤが極端
に折れ曲がらないようにし、もって操作ワイヤの円滑な
操作を可能にする等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すアングル部の先端
近傍位置の縦断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B方向から見た湾曲管の断面図であ
る。
【図4】ワイヤガイドピンの正面図である。
【図5】図4のC−C断面図である。
【図6】図4のD−D断面図である。
【図7】ワイヤガイドピンのアングルリングへの固着状
態を示す説明図である。
【図8】内視鏡の全体構成図である。
【図9】図8の挿入部における先端部分の外観図であ
る。
【図10】従来技術における挿入部の縦断面図である。
【図11】図10の切り絞り部の横断面図である。
【符号の説明】
1 本体操作部 2 挿入部 2a 先端硬質部 2b アングル部 2c 軟性部 9 先端部本体 10a 先端リング 101 ,102 ,103 ,・
・・ アングルリング 11 湾曲管 14 枢着ピン 15,115 操作ワイヤ 16 ワイヤガイド 16a ワイヤ挿通孔 17,117 切り絞り部 18 ハンダ付け 114 平枢着ピン 透孔 131 ワイヤガイドピン 132 ワイヤ挿通孔 133 本体部 134 フランジ部 S スポット溶接

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端硬質部に連設され、所定数のアング
    ルリングを枢着ピンで順次枢動可能に連結することによ
    り形成した湾曲管内に、複数の操作ワイヤを前記各枢着
    ピンの位置を通過するようにして軸線方向に延在させ
    て、これら各操作ワイヤの先端をその先端を前記湾曲管
    と先端硬質部との連結部近傍に固定し、この操作ワイヤ
    を押し引き操作することにより湾曲可能な内視鏡のアン
    グル部において、前記操作ワイヤの先端固定箇所を前記
    枢着ピンの延長線位置から円周方向に所定角度だけずら
    せると共に、この操作ワイヤを少なくとも最先端に位置
    する枢着ピンの上部を避けるように延在させるために、
    少なくともこの操作ワイヤが避けようとする枢着ピンに
    より連結される前後のアングルリングのうちの少なくと
    も一方に、この操作ワイヤを押し引き方向に移動可能に
    挿通ガイドするワイヤガイドピンを固定的に装着する構
    成としたことを特徴とする内視鏡のアングル部。
  2. 【請求項2】 前記ワイヤガイドピンは、前記操作ワイ
    ヤが避けようとする位置の枢着ピンにより枢着される前
    後のアングルリングにそれぞれ円周方向にほぼ同じ位置
    に設ける構成としたことを特徴とする請求項1記載の内
    視鏡のアングル部。
  3. 【請求項3】 前記両ワイヤガイドピンは、それに操作
    ワイヤを挿通させた状態で、この操作ワイヤがワイヤガ
    イドピンを中心として曲る時の曲げげ角度を緩和する方
    向に傾斜させるように、前記アングルリングに対して部
    分溶接で固定する構成としたことを特徴とする請求項2
    記載の内視鏡のアングル部。
  4. 【請求項4】 前記各枢着ピンのうち、操作ワイヤが避
    けようとする位置の枢着ピン以外はこの操作ワイヤを挿
    通させるガイド孔を有するワイヤガイド部を連設したワ
    イヤガイド付き枢着ピンとなし、また操作ワイヤが避け
    ようとする位置の枢着ピンはワイヤガイド部を設けない
    平枢着ピンで構成したことを特徴とする請求項1記載の
    内視鏡のアングル部。
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