JP2001095224A - リニアモータ - Google Patents
リニアモータInfo
- Publication number
- JP2001095224A JP2001095224A JP26505799A JP26505799A JP2001095224A JP 2001095224 A JP2001095224 A JP 2001095224A JP 26505799 A JP26505799 A JP 26505799A JP 26505799 A JP26505799 A JP 26505799A JP 2001095224 A JP2001095224 A JP 2001095224A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yoke
- permanent magnet
- linear motor
- permanent magnets
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
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- Linear Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ヨークの形状を簡素化し、界磁部の製作時間
を短縮するとともに、コストを低減することができるリ
ニアモータを提供する。 【解決手段】 対向する２つのヨーク５の内側に複数個
の永久磁石６が等ピッチで固着された構造の界磁部２
と、永久磁石６間の磁気空隙内に配置された電機子巻線
部３とからなり、電機子巻線部３に電流励磁して推力を
発生させ直線運動をするリニアモータにおいて、ヨーク
５に、等ピッチの溝８を形成した永久磁石固定用ガイド
９を接着固定するとともに、複数の永久磁石６を、永久
磁石固定用ガイドの溝内に挿入して位置決めし、かつ接
着固定する。これにより、ヨークの形状を簡素化するこ
とができ、かつ、ガイドと永久磁石を同時にヨークに接
着することにより界磁側の製作時間を短縮することがで
きる。
を短縮するとともに、コストを低減することができるリ
ニアモータを提供する。 【解決手段】 対向する２つのヨーク５の内側に複数個
の永久磁石６が等ピッチで固着された構造の界磁部２
と、永久磁石６間の磁気空隙内に配置された電機子巻線
部３とからなり、電機子巻線部３に電流励磁して推力を
発生させ直線運動をするリニアモータにおいて、ヨーク
５に、等ピッチの溝８を形成した永久磁石固定用ガイド
９を接着固定するとともに、複数の永久磁石６を、永久
磁石固定用ガイドの溝内に挿入して位置決めし、かつ接
着固定する。これにより、ヨークの形状を簡素化するこ
とができ、かつ、ガイドと永久磁石を同時にヨークに接
着することにより界磁側の製作時間を短縮することがで
きる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置や
工作機械に用いられ、精度や速度、応答性で高い性能が
要求される永久磁石形のリニアモータに関するものであ
る。
工作機械に用いられ、精度や速度、応答性で高い性能が
要求される永久磁石形のリニアモータに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、界磁部と電機子巻線部とからなる
リニアモータの構造は、図３に示すようになっている。
図３において、１はリニアモータで、界磁部２と電機子
巻線部３とからなっている。前記界磁部２は、ヨーク支
持部４で支持された対向する２つのヨーク５Ａの内側に
複数個の永久磁石６が等ピッチで固着されて構成され、
前記電機子巻線部３は、前記永久磁石６間の磁気空隙内
に配置されている。永久磁石６は、対向するもの同士が
異極となるよう着磁されており、電機子巻線部３に電流
を流すと永久磁石６と電機子巻線部３間に力が発生し、
移動子である電機子巻線部３が動く。ヨーク５Ａの永久
磁石６が固着される部分には、図４に示すように、永久
磁石位置決め用の凹部７を形成し、接着剤により位置決
め固定している。
リニアモータの構造は、図３に示すようになっている。
図３において、１はリニアモータで、界磁部２と電機子
巻線部３とからなっている。前記界磁部２は、ヨーク支
持部４で支持された対向する２つのヨーク５Ａの内側に
複数個の永久磁石６が等ピッチで固着されて構成され、
前記電機子巻線部３は、前記永久磁石６間の磁気空隙内
に配置されている。永久磁石６は、対向するもの同士が
異極となるよう着磁されており、電機子巻線部３に電流
を流すと永久磁石６と電機子巻線部３間に力が発生し、
移動子である電機子巻線部３が動く。ヨーク５Ａの永久
磁石６が固着される部分には、図４に示すように、永久
磁石位置決め用の凹部７を形成し、接着剤により位置決
め固定している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のリニアモータにおいては、ヨーク５Ａに永久
磁石固定用の凹部７を形成しているため、ヨークの形状
が複雑になり製作に時間がかかるとともに、高コストに
なるという問題があった。本発明は、このような問題を
解消するためになされたもので、ヨークの形状を簡素化
し、界磁部の製作時間を短縮するとともに、コストを低
減することができるリニアモータを提供することを目的
とするものである。
うな従来のリニアモータにおいては、ヨーク５Ａに永久
磁石固定用の凹部７を形成しているため、ヨークの形状
が複雑になり製作に時間がかかるとともに、高コストに
なるという問題があった。本発明は、このような問題を
解消するためになされたもので、ヨークの形状を簡素化
し、界磁部の製作時間を短縮するとともに、コストを低
減することができるリニアモータを提供することを目的
とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明は、対向する２つのヨークの内側に複数個の
永久磁石が等ピッチで固着された構造の界磁部と、前記
永久磁石間の磁気空隙内に配置された電機子巻線部とか
らなり、前記電機子巻線部に電流励磁して推力を発生さ
せ直線運動をするリニアモータにおいて、前記ヨーク
に、等ピッチの溝を形成した永久磁石固定用ガイドを接
着固定するとともに、複数の永久磁石を、前記永久磁石
固定用ガイドの溝内に挿入して位置決めし、かつ接着固
定するようにしたものである。上記手段により、ヨーク
の形状を簡素化することができ、かつ、ガイドと永久磁
石を同時にヨークに接着することにより界磁側の製作時
間が短縮される。
め、本発明は、対向する２つのヨークの内側に複数個の
永久磁石が等ピッチで固着された構造の界磁部と、前記
永久磁石間の磁気空隙内に配置された電機子巻線部とか
らなり、前記電機子巻線部に電流励磁して推力を発生さ
せ直線運動をするリニアモータにおいて、前記ヨーク
に、等ピッチの溝を形成した永久磁石固定用ガイドを接
着固定するとともに、複数の永久磁石を、前記永久磁石
固定用ガイドの溝内に挿入して位置決めし、かつ接着固
定するようにしたものである。上記手段により、ヨーク
の形状を簡素化することができ、かつ、ガイドと永久磁
石を同時にヨークに接着することにより界磁側の製作時
間が短縮される。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて説明する。図１は本発明の実施例におけるリニアモ
ータの界磁部（片側）を示す斜視図でであり、図２は図
１における永久磁石固定用ガイドの斜視図である。本発
明のリニアモータの基本構成は、従来のリニアモータと
略同じであるが、図１に示すように、ヨーク５に、等ピ
ッチの溝８を形成した永久磁石固定用ガイド９を接着固
定し、同時に複数の永久磁石６を、前記永久磁石固定用
ガイド９の溝８内に挿入して位置決めし、かつ接着固定
するようにしており、この点が従来と大きく異なってい
る。なお、永久磁石固定用ガイド９は、ヨーク５に、端
面合わせで接着固定するので位置決め精度は十分維持す
ることができ、永久磁石６の位置精度に悪影響が生じる
ことはない。このようにすることにより、ヨーク５は、
単純な長方形形状にして形状を簡素化することができ、
界磁部の製作時間を大きく短縮し、コストを低減するこ
とができる。
いて説明する。図１は本発明の実施例におけるリニアモ
ータの界磁部（片側）を示す斜視図でであり、図２は図
１における永久磁石固定用ガイドの斜視図である。本発
明のリニアモータの基本構成は、従来のリニアモータと
略同じであるが、図１に示すように、ヨーク５に、等ピ
ッチの溝８を形成した永久磁石固定用ガイド９を接着固
定し、同時に複数の永久磁石６を、前記永久磁石固定用
ガイド９の溝８内に挿入して位置決めし、かつ接着固定
するようにしており、この点が従来と大きく異なってい
る。なお、永久磁石固定用ガイド９は、ヨーク５に、端
面合わせで接着固定するので位置決め精度は十分維持す
ることができ、永久磁石６の位置精度に悪影響が生じる
ことはない。このようにすることにより、ヨーク５は、
単純な長方形形状にして形状を簡素化することができ、
界磁部の製作時間を大きく短縮し、コストを低減するこ
とができる。
【０００６】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、従
来のヨークの形状を簡素化することができ、界磁部の製
作時間を大きく短縮し、コストを低減することができ
る。
来のヨークの形状を簡素化することができ、界磁部の製
作時間を大きく短縮し、コストを低減することができ
る。
【図１】 本発明の実施例におけるリニアモータの界磁
部（片側）を示す斜視図である。
部（片側）を示す斜視図である。
【図２】 図１における永久磁石固定用ガイドの斜視図
である。
である。
【図３】 従来技術におけるリニアモータを示す斜視図
である。
である。
【図４】 図３におけるヨ−クの斜視図である。
１ リニアモータ、 ２ 界磁部、 ３ 電機子巻線部、 ４ ヨーク支持部、 ５ ヨーク、 ６ 永久磁石、 ７ 凹部、 ８ 溝、 ９ 永久磁石固定用ガイド
Claims (1)
- 【請求項１】 対向する２つのヨークの内側に複数個の
永久磁石が等ピッチで固着された構造の界磁部と、前記
永久磁石間の磁気空隙内に配置された電機子巻線部とか
らなり、前記電機子巻線部に電流励磁して推力を発生さ
せ直線運動をするリニアモータにおいて、 前記ヨークに、等ピッチの溝を形成した永久磁石固定用
ガイドを接着固定するとともに、複数の永久磁石を、前
記永久磁石固定用ガイドの溝内に挿入して位置決めし、
かつ接着固定したことを特徴とするリニアモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26505799A JP2001095224A (ja) | 1999-09-20 | 1999-09-20 | リニアモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26505799A JP2001095224A (ja) | 1999-09-20 | 1999-09-20 | リニアモータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001095224A true JP2001095224A (ja) | 2001-04-06 |
| JP2001095224A5 JP2001095224A5 (ja) | 2006-06-15 |
Family
ID=17411994
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26505799A Abandoned JP2001095224A (ja) | 1999-09-20 | 1999-09-20 | リニアモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001095224A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002095898A1 (en) * | 2001-05-22 | 2002-11-28 | Soonhan Engineering Inc. | Magnet fixing method of a linear servo motor |
| JP2008035676A (ja) * | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Mitsubishi Electric Corp | リニアモータの製造方法およびこの方法で使用される磁石挿入具、ならびにリニアモータ用固定子の製造装置およびリニアモータ |
| KR100987206B1 (ko) * | 2008-08-06 | 2010-10-12 | 순환엔지니어링 주식회사 | 자석 부착용 플레이트 구조와 상기 플레이트 구조의 자석부착 방법 |
-
1999
- 1999-09-20 JP JP26505799A patent/JP2001095224A/ja not_active Abandoned
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002095898A1 (en) * | 2001-05-22 | 2002-11-28 | Soonhan Engineering Inc. | Magnet fixing method of a linear servo motor |
| JP2008035676A (ja) * | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Mitsubishi Electric Corp | リニアモータの製造方法およびこの方法で使用される磁石挿入具、ならびにリニアモータ用固定子の製造装置およびリニアモータ |
| KR100987206B1 (ko) * | 2008-08-06 | 2010-10-12 | 순환엔지니어링 주식회사 | 자석 부착용 플레이트 구조와 상기 플레이트 구조의 자석부착 방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060426 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060426 |
|
| A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20090714 |