JP2001082147A - 自己着火ガソリンエンジン - Google Patents

自己着火ガソリンエンジン

Info

Publication number
JP2001082147A
JP2001082147A JP26270899A JP26270899A JP2001082147A JP 2001082147 A JP2001082147 A JP 2001082147A JP 26270899 A JP26270899 A JP 26270899A JP 26270899 A JP26270899 A JP 26270899A JP 2001082147 A JP2001082147 A JP 2001082147A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
self
ignition
gasoline engine
cylinder
ignition combustion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26270899A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Naito
健 内藤
Eiji Aochi
英治 青地
幸大 ▲吉▼沢
Yukihiro Yoshizawa
Atsushi Terachi
淳 寺地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP26270899A priority Critical patent/JP2001082147A/ja
Publication of JP2001082147A publication Critical patent/JP2001082147A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B1/00Engines characterised by fuel-air mixture compression
    • F02B1/12Engines characterised by fuel-air mixture compression with compression ignition
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Supercharger (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノッキング発生を防止して自己着火運転領域
を高負荷側に拡大できる自己着火ガソリンエンジンを提
供する。 【解決手段】 運転条件検出部21はアクセル開度セン
サ信号及びクランク角センサ信号に基づいて、運転条件
を検出する。筒内温度制御部22は運転条件と吸気温度
センサ信号、吸気圧力温度センサ信号、水温センサ信号
から、制御マップ23を索引して過給制御情報を得る。
そして、この過給制御情報に基づいて過給機7の過給圧
を制御することにより、自己着火運転時の圧縮上死点付
近の筒内温度を710K以下、または790K以上とな
るように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転条件によって
火花点火と自己着火とを使い分ける自己着火ガソリンエ
ンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、社会の環境意識が高まり、埋蔵燃
料の有効利用、地球温暖化防止のためのCO2 排出量の
抑制等の市場要求が増大しており、これに対処するため
に内燃機関のさらなる燃費向上が必要となってきた。
【0003】ガソリンエンジンにおける燃費の向上は、
理論空燃比(A/F=14.7)より空燃比が大である
リーンバーン領域で稼働割合を増加させることにより実
現されるが、リーンバーン領域では、一般的に濃混合比
に比べ排気中にNO、NO2等の窒素酸化物(以下、N
Ox と略す)が増加する。
【0004】排気中のNOx の低減と燃費の向上を両立
させる技術として、排気の一部を燃焼室に戻す排気還流
(以下、EGRと略す)技術が知られている。このEG
RによるNOx 低減の原理は、不活性なガスである排気
を新気に混合することにより、最高燃焼温度を低下さ
せ、窒素の酸化を低減するものである。
【0005】また、通常のガソリンエンジンにおいて
は、点火プラグによる火花が燃焼を開始させるが、EG
Rを行うエンジンでは、排気中の化学活性に富む遊離基
(ラジカル)がガソリンの分解・酸化を促進すること、
及び排気の持つ熱量が新気に加えられるので圧縮端温度
が上昇することにより自己着火燃焼が生じる運転領域が
ある。
【0006】このようなEGRを利用して自己着火を行
う内燃機関として、例えば特開平6−193447号公
報記載の技術が知られている。この従来技術によれば、
エンジンの運転条件が中低負荷であることを判定して、
排気還流路の流量調整バルブを開き、排気の一部を燃焼
室に導いて自己着火条件を整えようとするものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によれば、機関回転数やスロットル開度等のエン
ジン運転条件に従って、点火時期、燃料噴射量、EGR
量等の運転状態設定を切換えた後は、自己着火運転の開
始は自然発生に任せることになっていた。このため、高
負荷側ではノッキングを発生しやすく、低負荷側では燃
焼不安定を起こしやすく、最悪の場合にはエンジンの運
転自体が継続できないことが起きるという問題点があっ
た。
【0008】また、自己着火燃焼が成立する負荷範囲が
非常に限定されていたので、実際の運転環境では、十分
な燃費低減効果や排気浄化効果が得られないという問題
点があった。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その課題は、ノッキング発生を防止して自己着火
運転領域を高負荷側に拡大できる自己着火ガソリンエン
ジンを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、火花点火燃焼と自己着火燃焼
とを運転条件により使い分ける自己着火ガソリンエンジ
ンにおいて、自己着火燃焼領域中の負荷の連続増加に対
して、最大トルク付近で圧縮上死点における平均筒内温
度が不連続に変化(上昇あるいは下降)することを要旨
とする。
【0011】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、過給機と吸気冷却機とを備え、火花点火燃焼と
自己着火燃焼とを運転条件により使い分ける自己着火ガ
ソリンエンジンにおいて、自己着火燃焼領域中の負荷の
連続増加に対して、最大トルク付近で前記過給機により
吸気を過給するとともに、前記吸気冷却機により吸気を
冷却することを要旨とする。
【0012】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るため、火花点火燃焼と自己着火燃焼とを運転条件によ
り使い分ける自己着火ガソリンエンジンにおいて、自己
着火運転の圧縮行程上死点付近の筒内平均温度が750
K付近にならないように制御することを要旨とする。
【0013】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るため、火花点火燃焼と自己着火燃焼とを運転条件によ
り使い分ける自己着火ガソリンエンジンにおいて、最大
トルク付近での自己着火運転時に燃料噴射を止めた場
合、圧縮行程上死点付近の筒内平均温度が710K以下
かまたは790K以上であるように制御することを要旨
とする。
【0014】請求項5記載の発明は、上記課題を解決す
るため、火花点火燃焼と自己着火燃焼とを運転条件によ
り使い分ける自己着火ガソリンエンジンにおいて、最大
トルク付近での自己着火運転時に、過給を行った状態
で、燃料噴射を止めた場合、圧縮行程上死点付近の筒内
平均温度が710K以下かまたは790K以上であるよ
うに制御することを要旨とする。
【0015】請求項6記載の発明は、上記課題を解決す
るため、火花点火燃焼と自己着火燃焼とを運転条件によ
り使い分ける自己着火ガソリンエンジンにおいて、最大
トルク付近での自己着火運転時に、過給を行った状態
で、燃料噴射を止めた場合、圧縮行程上死点付近の筒内
平均温度が710K以下かまたは790K以上であるよ
うに制御し、かつ圧縮上死点付近の筒内圧力が2MPa
以上であるように制御することを要旨とする。
【0016】請求項7記載の発明は、上記課題を解決す
るため、火花点火燃焼と自己着火燃焼とを運転条件によ
り使い分ける自己着火ガソリンエンジンにおいて、最大
トルク付近での自己着火運転時に、過給を行った状態
で、圧縮行程上死点付近の筒内未燃焼部の最大温度が7
10K以下であるように制御することを要旨とする。
【0017】請求項8記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項1ないし請求項7のいずれか1項記載の
自己着火ガソリンエンジンにおいて、排気バルブの閉時
期が吸気バルブの開時期に先行するマイナスオーバーラ
ップ期間または外部EGR装置を有することを要旨とす
る。
【0018】請求項9記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項1ないし請求項8のいずれか1項記載の
自己着火ガソリンエンジンにおいて、ガソリン燃料を吸
気ポートに噴射するか、またはガソリン燃料を吸気行程
中に筒内に直接噴射することを要旨とする。
【0019】請求項10記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項1ないし請求項8のいずれか1項記載
の自己着火ガソリンエンジンにおいて、ガソリン燃料を
圧縮行程中に筒内に直接噴射することを要旨とする。
【0020】〔作用〕ガソリン混合気の自己着火現象に
おいて、一般的には通常の化学反応と同様に、筒内圧力
及び筒内温度が高ければ高いほど自己着火が容易である
と予想される。
【0021】しかしながら、本発明者らの自己着火ガソ
リンエンジンの研究によれば、筒内温度及び筒内圧力を
変化させて、自己着火ガソリンエンジンの着火遅れ時間
を測定すると、温度上昇に従って着火遅れ時間が長くな
る温度領域、即ち負の温度依存領域が700Kないし8
00Kに存在することが発見された。
【0022】図8は、筒内圧力及び筒内温度を変えて、
一定の容積の燃焼室にガソリン混合気を吹き込んだ場合
の着火遅れ時間の相対値を図示したものである。図8か
ら明らかなように、筒内温度700Kから800Kの範
囲において、筒内温度が上昇するに従って着火遅れ時間
が長くなっている。
【0023】従来、ガソリン混合気の自己着火におい
て、このような現象は知られておらず、また、少なくと
も、広範囲のλ(空気過剰率、=空燃比/理論空燃比)
において、この負の温度範囲が変わらないことも新しい
知見である。
【0024】この知見に基づいて、圧縮上死点付近の筒
内平均温度を負の温度依存領域外とすれば、筒内に存在
する温度ばらつきに従って、混合気が徐々に着火するた
め、滑らかな自己着火が実現することがわかる。
【0025】逆に、この負の温度依存領域内に圧縮上死
点付近の温度(圧縮終了温度)を設定してしまうと、圧
縮が進み筒内温度が上昇するにつれて温度の高い部分が
先に着火せず、温度の高い部分の長い着火遅れと、温度
の低い部分の短い着火遅れが一致して、一気に自己着火
するようになり、ノッキングが発生しやすい。
【0026】上記のことから、圧縮上死点付近の温度範
囲を上記の負の温度依存領域を外すように制御すること
により、従来よりもノッキング回避を確実に行って、よ
り広い負荷範囲で自己着火運転が実現可能となり、NO
x排出量の大幅低減、燃費及び音振性能の向上が得られ
る。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、火花点火
燃焼と自己着火燃焼とを運転条件により使い分ける自己
着火ガソリンエンジンにおいて、自己着火燃焼領域中の
負荷の連続増加に対して、最大トルク付近で圧縮上死点
における平均筒内温度が不連続に変化するようにしたの
で、ノッキング発生を回避し、従来の自己着火ガソリン
エンジンより高負荷側の領域においても筒内混合気が徐
々に着火する滑らかな自己着火運転が可能となり、自己
着火ガソリン機関の燃費及び排気性能を大幅に向上させ
ることができるという効果がある。
【0028】請求項2記載の発明によれば、過給機と吸
気冷却機とを備え、火花点火燃焼と自己着火燃焼とを運
転条件により使い分ける自己着火ガソリンエンジンにお
いて、自己着火燃焼領域中の負荷の連続増加に対して、
最大トルク付近で前記過給機により吸気を過給するとと
もに、前記吸気冷却機により吸気を冷却するようにした
ので、ノッキング発生を回避し、従来の自己着火ガソリ
ンエンジンよりもさらに高負荷側の領域においても筒内
混合気が徐々に着火する滑らかな自己着火運転が可能と
なり、自己着火ガソリン機関の燃費とHC、NOx排出
の大幅低減ができるという効果がある。
【0029】請求項3記載の発明によれば、火花点火燃
焼と自己着火燃焼とを運転条件により使い分ける自己着
火ガソリンエンジンにおいて、自己着火運転の圧縮行程
上死点付近の筒内平均温度が750K付近にならないよ
うに制御するようにしたので、ノッキング発生を回避
し、従来の自己着火ガソリンエンジンよりもさらに高負
荷側の領域においても筒内混合気が徐々に着火する滑ら
かな自己着火運転が可能となり、自己着火ガソリン機関
の燃費とHC、NOx排出の大幅低減ができるという効
果がある。
【0030】請求項4記載の発明によれば、火花点火燃
焼と自己着火燃焼とを運転条件により使い分ける自己着
火ガソリンエンジンにおいて、最大トルク付近での自己
着火運転時に燃料噴射を止めた場合、圧縮行程上死点付
近の筒内平均温度が710K以下かまたは790K以上
であるように制御するようにしたので、負の温度依存領
域を避けて自己着火燃焼可能な負荷領域をさらに高負荷
側へ大きく拡大できるという効果がある。
【0031】請求項5記載の発明によれば、火花点火燃
焼と自己着火燃焼とを運転条件により使い分ける自己着
火ガソリンエンジンにおいて、最大トルク付近での自己
着火運転時に、過給を行った状態で、燃料噴射を止めた
場合、圧縮行程上死点付近の筒内平均温度が710K以
下かまたは790K以上であるように制御するようにし
たので、過給を行った状態でも負の温度依存領域を避け
て自己着火燃焼可能な負荷領域をさらに高負荷側へ大き
く拡大できるという効果がある。
【0032】請求項6記載の発明によれば、火花点火燃
焼と自己着火燃焼とを運転条件により使い分ける自己着
火ガソリンエンジンにおいて、最大トルク付近での自己
着火運転時に、過給を行った状態で、燃料噴射を止めた
場合、圧縮行程上死点付近の筒内平均温度が710K以
下かまたは790K以上であるように制御し、かつ圧縮
上死点付近の筒内圧力が2MPa以上であるように制御
するようにしたので、負の温度依存領域を避けるととも
に、着火遅れ時間の大きい領域を避けて、自己着火燃焼
可能な回転領域をさらに高回転側へ大きく拡大できると
いう効果がある。
【0033】請求項7記載の発明によれば、火花点火燃
焼と自己着火燃焼とを運転条件により使い分ける自己着
火ガソリンエンジンにおいて、最大トルク付近での自己
着火運転時に、過給を行った状態で、圧縮行程上死点付
近の筒内未燃焼部の最大温度が710K以下であるよう
に制御するようにしたので、負の温度依存領域よりも低
温側で自己着火燃焼を起こさせることができるという効
果がある。
【0034】請求項8記載の発明によれば、請求項1な
いし請求項7記載の発明の効果に加えて、排気バルブの
閉時期が吸気バルブの開時期に先行するマイナスオーバ
ーラップ期間または外部EGR装置を有するようにした
ので、内部EGRまたは外部EGRを行うエンジンにお
いても負の温度依存領域を避けて自己着火燃焼可能な負
荷領域をさらに高負荷側へ大きく拡大できるという効果
がある。
【0035】請求項9記載の発明によれば、請求項1な
いし請求項8記載の発明の効果に加えて、ガソリン燃料
を吸気ポートに噴射するか、またはガソリン燃料を吸気
行程中に筒内に直接噴射するようにしたので、予混合自
己着火燃焼においても高負荷運転が可能になるという効
果がある。
【0036】請求項10記載の発明によれば、請求項1
ないし請求項8記載の発明の効果に加えて、ガソリン燃
料を圧縮行程中に筒内に直接噴射するようにしたので、
燃料成層化によって、さらに高負荷側での運転が可能と
なるという効果がある。
【0037】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して、本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0038】〔第1実施形態〕図1は、本発明に係る自
己着火ガソリンエンジンの第1の実施形態の構成を示す
システム構成図である。この自己着火ガソリンエンジン
は、機関回転数及び負荷で定まる運転領域に応じて、火
花点火点火燃焼と自己着火燃焼とを切り換えられるよう
になっており、自己着火燃焼によって、燃費及びNOx
排出量の大幅な低減を行うことができるようになってい
る。
【0039】図1において、自己着火ガソリンエンジン
は、吸気ポート1と、吸気ポート1内にガソリンを噴射
する燃料噴射弁2と、吸気ポート1を開閉する吸気バル
ブ3と、火花点火燃焼時に混合気に点火する点火プラグ
4と、排気バルブ5と、排気バルブ5により開閉される
排気ポート6と、排気エネルギーにより駆動される過給
機7と、燃焼室8と、ピストン9と、エンジンを制御す
る電子制御ユニット(以下、ECUと略す)20とを備
えている。
【0040】ECU20は、それぞれ図示しないアクセ
ル開度センサ及びクランク角センサからの信号が入力さ
れる運転条件検出部21と、運転条件、吸気温度センサ
信号、吸気圧力センサ信号、冷却水の水温センサ信号に
より、過給機制御情報が読み出される制御マップ23
と、制御マップ23から読み出された過給機制御情報に
基づいて過給機7を制御する筒内温度制御部22と、を
備えている。
【0041】筒内温度制御部22は、制御マップ23の
制御情報に基づいて過給機7を制御することにより、自
己着火燃焼運転時のトルクの上昇につれて、最大トルク
付近で圧縮上死点付近における平均筒内温度が不連続に
上昇するように制御する。
【0042】図2は、筒内温度制御部22による制御内
容を説明する図であり、トルクに対する圧縮上死点付近
の筒内平均温度を示すグラフである。
【0043】例えば、ある機関回転数において、トルク
Tor.1からトルクTor.3までが自己着火運転領域とす
る。そして、トルクTor.1からトルクTor.2までは、ト
ルクの増加につれて、圧縮上死点付近の筒内平均温度は
T1からT2まで連続的に上昇するように制御される。
【0044】しかし自己着火運転領域の最大トルク付近
のトルクTor.2では、筒内平均温度は、T2からT3へ
不連続に上昇するように制御される。その後、トルクT
or.2を超えたところからトルクTor.3に至るまで、トル
クの増加につれて、筒内平均温度は連続的に上昇するよ
うに制御される。
【0045】この図2で説明した筒内平均温度制御の実
現は、制御マップ23上の過給機制御情報として、自己
着火運転領域の最大トルク付近のトルクTor.2におい
て、過給機7による過給圧を不連続に増加させるような
記憶を行うことにより達成される。
【0046】また、第1実施形態の変形例として、自己
着火ガソリンエンジンの構成は図1から変更せずに、制
御内容を以下のように変更することもできる。
【0047】(変形例1−1)変形例1−1の制御にお
いては、自己着火運転領域において、圧縮上死点付近の
筒内平均温度が750K付近とならないように制御す
る。この制御には、エンジンモデル毎に、運転領域、吸
気温度、吸気圧力、水温、及び過給機7による過給圧の
各種変化による圧縮上死点付近の筒内平均温度を実験的
に求め、この筒内平均温度が750K付近となる制御状
態を除いた過給制御情報を制御マップ23に記憶させれ
ばよい。
【0048】(変形例1−2)変形例1−2の制御にお
いては、自己着火運転領域において、最大トルク付近で
燃料噴射を止めたとき、圧縮上死点付近の筒内平均温度
が710K以下、または790K以上となるように制御
する。この制御には、エンジンモデル毎に、運転領域、
吸気温度、吸気圧力、水温、及び過給機7による過給圧
の各種変化による圧縮上死点付近の筒内平均温度を実験
的に求め、最大トルク付近で燃料噴射を止めたときに、
筒内平均温度が710K以下、または790K以上とな
る制御情報を制御マップ23に記憶させればよい。
【0049】〔第2実施形態〕図3は、本発明に係る自
己着火ガソリンエンジンの第2の実施形態の構成を示す
システム構成図である。図1に示した第1実施形態との
相違は、過給機7から吸気ポート1までの間にインター
クーラ等の吸気冷却機10が追加され、ECU20の筒
内温度制御部22から吸気冷却機10も制御できるよう
になっていることである。その他の構成は、第1実施形
態と同様である。
【0050】本第2実施形態においては、筒内温度制御
部22は、制御マップ23の制御情報に基づいて過給機
7、及び吸気冷却機10を制御することにより、最大ト
ルク付近で過給を行うと共に、吸気冷却を行うことがで
きる。
【0051】(変形例2−1)また、第2実施形態の変
形例として、制御マップ23の値を第1実施形態と同様
に実験的に求めることにより、自己着火運転領域の最大
トルク付近で、燃料噴射を止めたときに、圧縮上死点付
近の筒内平均温度が710K以下、または790K以上
となるように過給機7及び吸気冷却機10を制御するこ
とができる。
【0052】(変形例2−2)さらに、第2実施形態
は、過給圧を制御する過給機7と、吸気温度を制御する
吸気冷却機10との双方を備えているので、変形例とし
て、筒内温度及び筒内圧力の目標値を同時に実現するこ
ともできる。
【0053】即ち、制御マップ23の値を第1実施形態
と同様に実験的に求めることにより、自己着火運転領域
の最大トルク付近で、燃料噴射を止めたときに、圧縮上
死点付近の筒内平均温度が710K以下、または790
K以上となるように、かつ圧縮上死点付近の筒内圧力が
2MPa以上となるように、過給機7及び吸気冷却機1
0を制御することができる。
【0054】〔第3実施形態〕図4は、本発明に係る自
己着火ガソリンエンジンの第3の実施形態の構成を示す
システム構成図である。図1に示した第1実施形態との
相違は、燃料噴射弁2が筒内に直接燃料を噴射できる位
置に設けられ、吸気行程又は圧縮行程に燃料噴射できる
ことである。その他の構成は、第1実施形態と同様であ
る。
【0055】本第3実施形態においては、第1実施形態
と同様に、筒内温度制御部22は、制御マップ23の制
御情報に基づいて過給機7を制御することにより、自己
着火燃焼運転時のトルクの上昇につれて、最大トルク付
近で圧縮上死点付近における平均筒内温度が不連続に上
昇するように制御することができる。
【0056】この筒内平均温度制御の実現は、制御マッ
プ23上の過給機制御情報として、自己着火運転領域の
最大トルク付近のあるトルク値において、過給機7によ
る過給圧を不連続に増加させるような記憶を行うことに
より達成される。
【0057】また、第3実施形態の変形例として、自己
着火ガソリンエンジンの構成は図4から変更せずに、制
御内容を以下のように変更することもできる。
【0058】(変形例3−1)変形例3−1の制御にお
いては、自己着火運転領域において、圧縮上死点付近の
筒内平均温度が750K付近とならないように制御す
る。この制御には、エンジンモデル毎に、運転領域、吸
気温度、吸気圧力、水温、及び過給機7による過給圧の
各種変化による圧縮上死点付近の筒内平均温度を実験的
に求め、この筒内平均温度が750K付近となる制御状
態を除いた過給制御情報を制御マップ23に記憶させれ
ばよい。
【0059】(変形例3−2)変形例3−2の制御にお
いては、自己着火運転領域において、最大トルク付近で
燃料噴射を止めたとき、圧縮上死点付近の筒内平均温度
が710K以下、または790K以上となるように制御
する。この制御には、エンジンモデル毎に、運転領域、
吸気温度、吸気圧力、水温、及び過給機7による過給圧
の各種変化による圧縮上死点付近の筒内平均温度を実験
的に求め、最大トルク付近で燃料噴射を止めたときに、
筒内平均温度が710K以下、または790K以上とな
る制御情報を制御マップ23に記憶させればよい。
【0060】〔第4実施形態〕図5は、本発明に係る自
己着火ガソリンエンジンの第4の実施形態の構成を示す
システム構成図である。図1に示した第1実施形態との
相違は、吸気バルブ3または排気バルブ5の少なくとも
一方の開閉タイミングを変更することができるバルブタ
イミング可変装置12が追加され、ECU20の筒内温
度制御部22からバルブタイミング制御装置12も制御
できるようになっていることである。その他の構成は、
第1実施形態と同様である。
【0061】本第4実施形態においては、図6に示すよ
うに、バルブタイミング制御装置12により、マイナス
オーバーラップ期間、即ち吸入上死点付近で吸排気バル
ブが共に閉じた密閉期間を形成することができる。この
マイナスオーバーラップ期間は、例えば、吸気上死点
(吸入TDC)付近で排気バルブ閉時期(EVC)が吸
気バルブ開時期(IVO)に先行するように設定され
る。
【0062】このように、排気バルブの閉時期を早めて
既燃ガスの一部を燃焼室内に閉じ込めることにより、排
気の一部が次の吸気に再循環される内部EGRが実現さ
れ、吸気温度を高め、混合気の改質を促進し、自己着火
を容易に起こさせることができる。さらに、オーバーラ
ップ期間の位置、及び長さを制御することにより、EG
R量を制御することができる。
【0063】本第4実施の形態においては、ECU20
の筒内温度制御部22から過給機7及びバルブタイミン
グ制御装置12を制御することにより、第1実施形態と
同様に、自己着火燃焼運転時のトルクの上昇につれて、
最大トルク付近で圧縮上死点付近における平均筒内温度
が不連続に変化(上昇あるいは下降)するように制御す
ることができる。
【0064】この筒内平均温度制御の実現は、制御マッ
プ23上の制御情報として、自己着火運転領域の最大ト
ルク付近のあるトルク値において、過給機7による過給
圧を不連続に増加させる、またはEGR量を不連続的に
増加させるような記憶を行うことにより達成される。
【0065】また、第4実施形態の変形例として、自己
着火ガソリンエンジンの構成は図5から変更せずに、制
御内容を以下のように変更することもできる。
【0066】(変形例4−1)変形例4−1の制御にお
いては、自己着火運転領域において、圧縮上死点付近の
筒内平均温度が750K付近とならないように制御す
る。この制御には、エンジンモデル毎に、運転領域、吸
気温度、吸気圧力、水温、過給機7による過給圧、及び
バルブタイミング可変装置12による内部EGR制御の
各種変化による圧縮上死点付近の筒内平均温度を実験的
に求め、この筒内平均温度が750K付近となる制御状
態を除いた制御情報を制御マップ23に記憶させればよ
い。
【0067】(変形例4−2)変形例4−2の制御にお
いては、自己着火運転領域において、最大トルク付近で
燃料噴射を止めたとき、圧縮上死点付近の筒内平均温度
が710K以下、または790K以上となるように制御
する。この制御には、エンジンモデル毎に、運転領域、
吸気温度、吸気圧力、水温、過給機7による過給圧、及
びバルブタイミング可変装置12による内部EGR制御
の各種変化による圧縮上死点付近の筒内平均温度を実験
的に求め、最大トルク付近で燃料噴射を止めたときに、
筒内平均温度が710K以下、または790K以上とな
る制御情報を制御マップ23に記憶させればよい。
【0068】〔第5実施形態〕図7は、本発明に係る自
己着火ガソリンエンジンの第5の実施形態の構成を示す
システム構成図である。図1に示した第1実施形態との
相違は、排気ポート6から吸気ポート1へ排気ガスを還
流させる外部EGR装置11が追加され、ECU20の
筒内温度制御部22から外部EGR装置11も制御でき
るようになっていることである。その他の構成は、第1
実施形態と同様である。
【0069】本第5実施形態においては、外部EGR装
置11により、外部EGRが実現され、吸気温度を高
め、混合気の改質を促進し、自己着火を容易に起こさせ
ることができる。さらに、筒内温度制御部22より、外
部EGR装置11に設けられた図示されないEGR制御
弁の開度を制御することにより、EGR量を制御するこ
とができる。
【0070】本第5実施の形態においては、ECU20
の筒内温度制御部22から過給機7及び外部EGR装置
11を制御することにより、第1実施形態と同様に、自
己着火燃焼運転時のトルクの上昇につれて、最大トルク
付近で圧縮上死点付近における平均筒内温度が不連続に
上昇あるいは下降するように制御することができる。
【0071】この筒内平均温度制御の実現は、制御マッ
プ23上の制御情報として、自己着火運転領域の最大ト
ルク付近のあるトルク値において、過給機7による過給
圧を不連続に増加させる、またはEGR量を不連続的に
増加させるような記憶を行うことにより達成される。
【0072】また、第5実施形態の変形例として、自己
着火ガソリンエンジンの構成は図7から変更せずに、制
御内容を以下のように変更することもできる。
【0073】(変形例5−1)変形例5−1の制御にお
いては、自己着火運転領域において、圧縮上死点付近の
筒内平均温度が750K付近とならないように制御す
る。この制御には、エンジンモデル毎に、運転領域、吸
気温度、吸気圧力、水温、過給機7による過給圧、及び
外部EGR装置11によるEGR制御の各種変化による
圧縮上死点付近の筒内平均温度を実験的に求め、この筒
内平均温度が750K付近となる制御状態を除いた制御
情報を制御マップ23に記憶させればよい。
【0074】(変形例5−2)変形例5−2の制御にお
いては、自己着火運転領域において、最大トルク付近で
燃料噴射を止めたとき、圧縮上死点付近の筒内平均温度
が710K以下、または790K以上となるように制御
する。この制御には、エンジンモデル毎に、運転領域、
吸気温度、吸気圧力、水温、過給機7による過給圧、及
び外部EGR装置11によるEGR制御の各種変化によ
る圧縮上死点付近の筒内平均温度を実験的に求め、最大
トルク付近で燃料噴射を止めたときに、筒内平均温度が
710K以下、または790K以上となる制御情報を制
御マップ23に記憶させればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自己着火ガソリンエンジンの第1
実施形態の構成を示すシステム構成図である。
【図2】トルクに対する圧縮上死点付近の筒内温度特性
を説明するグラフである。
【図3】本発明に係る自己着火ガソリンエンジンの第2
実施形態の構成を示すシステム構成図である。
【図4】本発明に係る自己着火ガソリンエンジンの第3
実施形態の構成を示すシステム構成図である。
【図5】本発明に係る自己着火ガソリンエンジンの第4
実施形態の構成を示すシステム構成図である。
【図6】吸排気バルブのマイナスオーバーラップタイミ
ングを説明する図である。
【図7】本発明に係る自己着火ガソリンエンジンの第5
実施形態の構成を示すシステム構成図である。
【図8】筒内温度及び筒内圧力に対する着火遅れ時間の
変化を示すグラフである。
【符号の説明】
1 吸気ポート 2 燃料噴射弁 3 吸気バルブ 4 点火プラグ 5 排気バルブ 6 排気ポート 7 過給機 8 燃焼室 9 ピストン 10 吸気冷却機 11 外部EGR装置 12 バルブタイミング可変装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 41/02 380 F02D 41/02 380D 3G301 41/04 385 41/04 385C 43/00 301 43/00 301R 301Z 301N 301J 301H F02M 25/07 570 F02M 25/07 570L (72)発明者 ▲吉▼沢 幸大 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 寺地 淳 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 3G005 DA01 EA14 FA22 FA35 HA01 HA12 HA13 JA12 JA13 JA51 JB02 3G023 AA02 AA04 AA05 AA06 AB06 AC02 AC04 AD03 AD10 AF03 AG01 AG02 AG03 3G062 AA05 AA06 CA08 GA02 GA04 GA08 GA12 GA14 3G084 BA08 BA13 BA20 BA23 CA04 DA01 DA02 DA10 FA02 FA10 FA12 FA13 FA20 FA38 3G092 AA01 AA05 AA06 AA09 AA17 AA18 AB02 BA10 BB06 BB10 DA03 DA12 DB03 DC08 EA21 FA01 FA16 FA17 FA18 FA21 FA24 GA06 HA04Z HA05Z HA13Z HE00X HE03Z HE08Z HF08Z 3G301 HA01 HA04 HA11 HA13 HA15 HA19 JA02 JA22 JA25 JA26 KA09 LB02 LB04 MA24 PA07Z PA10Z PE03Z PE08Z PF03Z

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 火花点火燃焼と自己着火燃焼とを運転条
    件により使い分ける自己着火ガソリンエンジンにおい
    て、 自己着火燃焼領域中の負荷の連続増加に対して、最大ト
    ルク付近で圧縮上死点付近における平均筒内温度が不連
    続に変化することを特徴とする自己着火ガソリンエンジ
    ン。
  2. 【請求項2】 過給機と吸気冷却機とを備え、火花点火
    燃焼と自己着火燃焼とを運転条件により使い分ける自己
    着火ガソリンエンジンにおいて、 自己着火燃焼領域中の負荷の連続増加に対して、最大ト
    ルク付近で前記過給機により吸気を過給するとともに、
    前記吸気冷却機により吸気を冷却することを特徴とする
    自己着火ガソリンエンジン。
  3. 【請求項3】 火花点火燃焼と自己着火燃焼とを運転条
    件により使い分ける自己着火ガソリンエンジンにおい
    て、 自己着火運転の圧縮行程上死点付近の筒内平均温度が7
    50K付近にならないように制御することを特徴とする
    自己着火ガソリンエンジン。
  4. 【請求項4】 火花点火燃焼と自己着火燃焼とを運転条
    件により使い分ける自己着火ガソリンエンジンにおい
    て、 最大トルク付近での自己着火運転時に燃料噴射を止めた
    場合、圧縮行程上死点付近の筒内平均温度が710K以
    下かまたは790K以上であるように制御することを特
    徴とする自己着火ガソリンエンジン。
  5. 【請求項5】 火花点火燃焼と自己着火燃焼とを運転条
    件により使い分ける自己着火ガソリンエンジンにおい
    て、 最大トルク付近での自己着火運転時に、過給を行った状
    態で、燃料噴射を止めた場合、圧縮行程上死点付近の筒
    内平均温度が710K以下かまたは790K以上である
    ように制御することを特徴とする自己着火ガソリンエン
    ジン。
  6. 【請求項6】 火花点火燃焼と自己着火燃焼とを運転条
    件により使い分ける自己着火ガソリンエンジンにおい
    て、 最大トルク付近での自己着火運転時に、過給を行った状
    態で、燃料噴射を止めた場合、圧縮行程上死点付近の筒
    内平均温度が710K以下かまたは790K以上である
    ように制御し、かつ圧縮上死点付近の筒内圧力が2MP
    a以上であるように制御することを特徴とする自己着火
    ガソリンエンジン。
  7. 【請求項7】 火花点火燃焼と自己着火燃焼とを運転条
    件により使い分ける自己着火ガソリンエンジンにおい
    て、 最大トルク付近での自己着火運転時に、過給を行った状
    態で、圧縮行程上死点付近の筒内未燃焼部の最大温度が
    710K以下であるように制御することを特徴とする自
    己着火ガソリンエンジン。
  8. 【請求項8】 排気バルブの閉時期が吸気バルブの開時
    期に先行するマイナスオーバーラップ期間または外部E
    GR装置を有することを特徴とする請求項1ないし請求
    項7のいずれか1項記載の自己着火ガソリンエンジン。
  9. 【請求項9】 ガソリン燃料を吸気ポートに噴射する
    か、またはガソリン燃料を吸気行程中に筒内に直接噴射
    することを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれ
    か1項記載の自己着火ガソリンエンジン。
  10. 【請求項10】 ガソリン燃料を圧縮行程中に筒内に直
    接噴射することを特徴とする請求項1ないし請求項8の
    いずれか1項記載の自己着火ガソリンエンジン。
JP26270899A 1999-09-16 1999-09-16 自己着火ガソリンエンジン Pending JP2001082147A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26270899A JP2001082147A (ja) 1999-09-16 1999-09-16 自己着火ガソリンエンジン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26270899A JP2001082147A (ja) 1999-09-16 1999-09-16 自己着火ガソリンエンジン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001082147A true JP2001082147A (ja) 2001-03-27

Family

ID=17379500

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26270899A Pending JP2001082147A (ja) 1999-09-16 1999-09-16 自己着火ガソリンエンジン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001082147A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006112272A (ja) * 2004-10-13 2006-04-27 Toyota Motor Corp 内燃機関の吸気温度制御システム
JP2007224908A (ja) * 2006-02-20 2007-09-06 Robert Bosch Gmbh 内燃機関の運転方法
US7825948B2 (en) 2001-08-15 2010-11-02 Koninklijke Philips Electronics N.V. 3D video conferencing
WO2018096948A1 (ja) * 2016-11-22 2018-05-31 マツダ株式会社 圧縮自己着火式エンジンの制御装置
JP2018087565A (ja) * 2016-11-22 2018-06-07 マツダ株式会社 圧縮自己着火式エンジンの制御装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7825948B2 (en) 2001-08-15 2010-11-02 Koninklijke Philips Electronics N.V. 3D video conferencing
JP2006112272A (ja) * 2004-10-13 2006-04-27 Toyota Motor Corp 内燃機関の吸気温度制御システム
JP2007224908A (ja) * 2006-02-20 2007-09-06 Robert Bosch Gmbh 内燃機関の運転方法
WO2018096948A1 (ja) * 2016-11-22 2018-05-31 マツダ株式会社 圧縮自己着火式エンジンの制御装置
JP2018087566A (ja) * 2016-11-22 2018-06-07 マツダ株式会社 圧縮自己着火式エンジンの制御装置
JP2018087565A (ja) * 2016-11-22 2018-06-07 マツダ株式会社 圧縮自己着火式エンジンの制御装置
US10648443B1 (en) 2016-11-22 2020-05-12 Mazda Motor Corporation Control apparatus for compression auto-ignition engine

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108952946B (zh) 压缩点火式发动机的控制装置
US10767593B2 (en) Control system for compression-ignition engine
JP5540729B2 (ja) 過給機付エンジンの制御方法および制御装置
US6684630B2 (en) Direct-injection spark-ignition engine with a turbo charging device
JP7077771B2 (ja) 圧縮着火式エンジンの制御装置
JP2002242709A (ja) 自動車用4サイクルエンジン
JP7115028B2 (ja) 圧縮着火式エンジンの制御装置
JP2002004913A (ja) 圧縮自己着火式内燃機関
WO2013080454A1 (ja) 火花点火式ガソリンエンジンの制御装置及び制御方法
JPWO2011125208A1 (ja) 内燃機関の燃焼制御装置
US10794323B2 (en) Control system for compression-ignition engine
JP2005325818A (ja) エンジンの運転制御装置
JP6531840B2 (ja) 内燃機関の制御方法及び制御装置
JP2005214102A (ja) 筒内噴射式内燃機関の制御装置
JP2003227370A (ja) 過給機付エンジンの制御装置
JP6493504B2 (ja) 圧縮着火式エンジンの制御装置
JP2002242711A (ja) 触媒を備えた4サイクルエンジン
JP2009047014A (ja) ディーゼルエンジンの制御装置。
JP2018193989A (ja) 圧縮着火式エンジンの制御装置
JP4560978B2 (ja) ターボ過給機付火花点火式直噴エンジン
JP2001082147A (ja) 自己着火ガソリンエンジン
JP4114008B2 (ja) ターボ過給機付火花点火式直噴エンジンの制御装置
JP5593827B2 (ja) 火花点火式エンジンの制御装置
JP2004257331A (ja) 圧縮自着火運転可能なエンジン
JP2003083118A (ja) 2サイクル自着火ガソリンエンジン