JP2001071833A - 車両用情報報知装置 - Google Patents

車両用情報報知装置

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JP2001071833A
JP2001071833A JP25419099A JP25419099A JP2001071833A JP 2001071833 A JP2001071833 A JP 2001071833A JP 25419099 A JP25419099 A JP 25419099A JP 25419099 A JP25419099 A JP 25419099A JP 2001071833 A JP2001071833 A JP 2001071833A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要な場合にのみ、車両の運転に関する情報
を報知する。 【解決手段】 運転者の運転操作を検出する運転操作検
出手段3と、検出した運転操作に基づいて運転者の運転
特性を算出する運転特性算出手段5bと、運転者の運転
特性を記録する運転特性記録手段6b、7bと、現在の
運転特性と過去の運転特性とを比較して運転特性の変化
を検出する運転特性変化検出手段5cと、運転特性の変
化に基づいて運転に関する情報を運転者に報知する必要
性を判定する報知必要性判定手段5cと、情報報知の必
要性に応じた内容と方法で運転に関する情報を報知する
情報報知手段5c,8とを備える。これにより、従来装
置のような不必要な情報報知が防止され、運転者の運転
特性に応じた的確で且つ効果的な情報報知を行うことが
でき、高い情報報知効果を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の運転に関す
る情報を報知する車両用情報報知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】住宅密集地、スクールゾーン、事故多発
区間など、特に安全運転を心がける必要がある地域を走
行する場合に、スロットルバルブ開度や発進時の変速機
シフト位置などを制限するとともに、警報を発するよう
にした安全運転支援装置が知られている(例えば、特開
平8−326573号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の安全運転支援装置では、安全運転地域を走行す
る場合には必ず警報が発せられるため、例えば歩行者の
多い区域を日常的に運転する場合や、運転者自身の判断
により安全な運転をしている場合でも、不必要に警報が
発せられてしまい、乗員に不快感を与える上に、警報慣
れにより必要な場合の警報の効果が低くなるという問題
がある。
【0004】本発明の目的は、必要な場合にのみ、車両
の運転に関する情報を報知する車両用情報報知装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】一実施の形態の構成を示
す図1に対応づけて請求項1の発明を説明すると、 (1) 請求項1の発明は、運転者の運転操作を検出す
る運転操作検出手段3と、検出した運転操作に基づいて
運転者の運転特性を算出する運転特性算出手段5bと、
運転者の運転特性を記録する運転特性記録手段6b、7
bと、現在の運転特性と過去の運転特性とを比較して運
転特性の変化を検出する運転特性変化検出手段5cと、
運転特性の変化に基づいて運転に関する情報を運転者に
報知する必要性を判定する報知必要性判定手段5cと、
情報報知の必要性に応じた内容と方法で運転に関する情
報を報知する情報報知手段5c,8とを備える。 (2) 請求項2の車両用情報報知装置は、運転特性算
出手段5bによって、運転者の運転特性として、運転者
の精神状態を示す精神状況特性値と、障害物と走行環境
の少なくとも一方に対する運転者の反応を示す反応状況
特性値とを算出し、報知必要性判定手段5cによって、
精神状況特性値と反応状況特性値に基づいて情報報知の
必要性を判定するようにしたものである。 (3) 請求項3の車両用情報報知装置は、運転特性算
出手段5bによって、運転者の運転特性として、運転者
の精神状態を示す精神状況特性値と、障害物と走行環境
の少なくとも一方に対する運転者の反応を示す反応状況
特性値とを算出し、報知必要性判定手段5cによって、
精神状況特性値および反応状況特性値をそれぞれのしき
い値と比較し、それらの比較結果に基づいて情報報知の
必要性を判定するようにしたものである。 (4) 請求項4の車両用情報報知装置は、車両の現在
地を検出する現在地検出手段1と、車両の挙動を検出す
る車両挙動検出手段2と、車両挙動検出値が所定値を越
える車両の緊急状態を検出する緊急状態検出手段5a
と、緊急状態発生場所および緊急状態発生時刻を記録す
る緊急状態記録手段6a、7aとを備え、報知必要性判
定手段5cによって、緊急状態発生場所、緊急状態発生
時刻、現在地および車両挙動を考慮して情報報知の必要
性を判定するようにしたものである。 (5) 請求項5の車両用情報報知装置は、報知必要性
判定手段5cによって、緊急状態記録手段6a,7aの
緊急状態記録量が多いほど情報報知の必要性を高く判定
するようにしたものである。 (6) 請求項6の車両用情報報知装置は、精神状況特
性値に、車両の最高速度、平均速度、平均減速度、急加
速頻度、平均車間時間、クラクション頻度、平均運転時
間が含まれ、反応状況特性値に、急減速頻度、平均ブレ
ーキ余裕時間、平均ペダル踏み替え時間、平均操舵余裕
時間、平均操舵加速度ピーク値時間間隔が含まれる。 (7) 請求項7の車両用情報報知装置は、車両の走行
環境に、雨天走行、昼間走行、夜間走行が含まれる。
【0006】上述した課題を解決するための手段の項で
は、説明を分かりやすくするために一実施の形態の図を
用いたが、これにより本発明が一実施の形態に限定され
るものではない。
【0007】
【発明の効果】(1) 請求項1の発明によれば、運転
者の運転操作に基づいて運転特性を算出、記録し、現在
の運転特性と過去の運転特性とを比較して運転特性の変
化を検出する。そして、運転特性の変化に基づいて運転
に関する情報を運転者に報知する必要性を判定し、情報
報知の必要性に応じた内容と方法で運転に関する情報を
報知するようにしたので、従来装置のような不必要な情
報報知が防止され、運転者の運転特性に応じた的確で且
つ効果的な情報報知を行うことができ、高い情報報知効
果を得ることができる。 (2) 請求項2の発明によれば、運転者の運転特性と
して、運転者の精神状態を示す精神状況特性値と、障害
物と走行環境の少なくとも一方に対する運転者の反応を
示す反応状況特性値とを算出し、精神状況特性値と反応
状況特性値に基づいて情報報知の必要性を判定するよう
にしたので、運転者の運転特性を正確に分析することが
でき、請求項1の上記効果をさらに高めることができ
る。 (3) 請求項3の発明によれば、運転者の運転特性と
して、運転者の精神状態を示す精神状況特性値と、障害
物と走行環境の少なくとも一方に対する運転者の反応を
示す反応状況特性値とを算出し、精神状況特性値および
反応状況特性値をそれぞれのしきい値と比較し、それら
の比較結果に基づいて情報報知の必要性を判定するよう
にしたので、運転者の運転特性を正確に分析することが
でき、請求項1の上記効果をさらに高めることができる
上に、運転者ごとにより効果的で且つきめ細かな情報報
知を行うことができる。 (4) 請求項4の発明によれば、車両の緊急状態を検
出、記録し、緊急状態発生場所、緊急状態発生時刻、現
在地および車両挙動を考慮して情報報知の必要性を判定
するようにしたので、請求項1〜3の上記効果に加え、
走行環境に応じた的確で且つ効果的な情報報知を行うこ
とができる。 (5) 請求項5の発明によれば、緊急状態記録要素を
多くしたため、情報の必要性を高く判定することがで
き、より正確な情報提供を行うことができる。 (6) 請求項6の発明によれば、精神状況特性値とし
て最高速、加減速度、クラクション頻度などを用いると
ともに、反応状況特性値としてペダル踏み替え時間、操
舵余裕時間などを用いたため、より正確な判定を行うこ
とができる。 (7) 請求項7の発明によれば、走行環境として天
候、昼夜の区別を用いたため、なお一層の正確な判定を
行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1に一実施の形態の構成を示
す。GPS受信機1は衛星航法により走行環境である車
両の現在位置を検出する現在位置検出手段を構成してい
る。車両信号検出装置2は、各種センサーにより検出し
た車速、車両の前後方向および横方向の加減速度、ヨー
レートなどの検出信号や、警告灯の点消灯などの制御信
号を出力し、車両挙動検出手段を形成している。これら
の検出信号や制御信号によって、後述する緊急状態など
の車両の挙動を検出できる。
【0009】また操作信号検出装置3は、各種センサー
により検出したアクセル開度、ブレーキ液圧、操舵角速
度などの検出信号や、ランプ類、ターンシグナル、シフ
ト位置、ワイパーなどの車両操作部材の操作信号を出力
する。これらの操作信号によって、運転者の運転操作に
関する特性や、夜間走行、雨天走行などの走行環境を検
出でき、運転操作検出手段を形成している。車間距離検
出装置4は、レーザーレーダーやステレオカメラなどに
より障害物である先行車の検出と車間距離を測定する。
【0010】信号処理コントローラー5はマイクロコン
ピューターとROM、RAM、A/Dコンバーターなど
周辺部品(不図示)からなり、マイクロコンピューター
のソフトウエア形態により構成した緊急状態検出部5
a、信号処理部5bおよび情報報知判断部5cを有す
る。
【0011】緊急状態検出部5aは、GPS受信機1、
車両信号検出装置2、操作信号検出装置3および車間距
離検出装置4から入力した各種信号に基づいて、車両の
挙動が異常な状態、すなわち車両の挙動が所定値を越え
る状態を緊急状態として検出する緊急状態検出手段を構
成している。
【0012】この実施の形態では、車両前後方向の減
速度が所定値、例えば0.8Gを越えた場合、操舵角
速度のピーク値時間間隔が所定値、例えば0.3sec以
下になった場合、車両横方向の加速度が所定値、例え
ば0.8Gを越えた場合、ヨーレートが所定値、例え
ば100deg/secを越えた場合を緊急状態とする。
【0013】なお、操舵角速度のピーク値時間間隔と
は、図2に示すように、操舵角速度の正側または負側の
隣接するピーク値間の時間T1,T2,・・である。こ
の操舵角速度のピーク値時間間隔が短いほど、運転者の
ステアリング操作が急激に行われたことを示す。
【0014】信号処理部5bは、GPS受信機1、車両
信号検出装置2、操作信号検出装置3および車間距離検
出装置4から入力した各種信号に基づいて、表1に示す
ような運転者の運転操作に関する特性値を算出し、運転
特性算出手段を構成している。
【表1】
【0015】表1において、運転特性値1〜7は運転者
の精神状態を示す特性値sn(n=1〜7)であり、こ
れらの精神状況特性値snに基づいて運転者の精神状態
が安全運転を行うのに好ましい状態にあるかどうかを判
断する。なお、精神状況特性値s4の急加速率は加速時
に急加速を行った頻度を示し、(急加速回数)/(全加
速回数)である。特性値s5の平均車間時間は(先行車
との車間距離)/(先行車との相対速度)の平均値であ
る。
【0016】一方、運転特性値8〜12は先行車を含む
障害物や走行環境に対する運転者の反応を示す特性値r
n(n=8〜12)であり、これらの反応状況特性値r
nに基づいて運転者の反応状況が安全運転を行うのに好
ましい状態にあるかどうかを判断する。なお、反応状況
特性値r8の急減速率は減速時に急減速を行った頻度を
示し、(急減速の回数)/(全減速回数)である。特性
値r9の平均ブレーキ余裕時間は、ブレーキペダルを踏
み込んだ時点における(障害物までの距離)/(障害物
との相対速度)の平均値である。また、特性値r10の
平均ペダル踏み替え時間は、アクセルペダルとブレーキ
ペダルの踏み替え時間の平均値である。特性値r11の
平均操舵余裕時間は、ステアリングを操作した時点にお
ける(障害物までの距離)/(障害物との相対速度)で
ある。さらに、特性値r12の平均操舵ピーク間隔は、
上述した操舵角速度のピーク値時間間隔の平均値であ
る。なお、運転特性値の種類および個数はこの実施の形
態に限定されない。
【0017】コントローラー5の情報報知判断部5c
は、後述する運転特性記録手段たる記録装置6、7に記
録されている今回と過去の運行時の運転特性値の変化を
検出する運転特性変化検出手段を構成するとともに、運
転特性値と緊急状態情報に基づいて、運転者に車両の運
転に関する情報を報知する必要があるか否かを判断する
報知必要性判定手段を構成し、報知する必要がある場合
は情報報知の必要度に応じた情報内容を、情報報知の必
要度に応じた報知手段で報知する。この運転に関する情
報には、休憩の提案、安全運転の促進、早急な運転終了
の提案などが含まれる。
【0018】記録装置6は固定式の不揮発性メモリであ
り、緊急状態記録部6aと今回の運行記録部6bを有す
る。緊急状態記録部6aにはすべての運転者が遭遇した
緊急状態の内容、発生場所および発生日時を記録し、今
回の運行記録部6bには今回の運行時の運転者の運転特
性値sn、rnを記録する。なお、今回の運行記録部6
bの記録内容は今回の運行終了後に消去する。
【0019】記録装置7は着脱可能な不揮発性メモリで
あり、緊急状態記録部7aと過去の運行記録部7bを有
する。この記録装置7は運転者ごとに用意されており、
運行開始に先立って車室内の所定の場所へ装着して使用
する。緊急状態記録部7aには、この記録装置7を所持
する運転者の過去の運行時の緊急状態が記録されてお
り、今回の運行時に遭遇した緊急状態の内容、発生場所
および発生日時を追加記録する。過去の運行記録部7b
には、この記録装置7を所持する運転者の過去の運転特
性値sn、rnとそれらの増減率snd、rndが記録されて
おり、今回の運行終了時に今回と過去の運行時の運転特
性値に基づいて運転特性値を更新する。これらの記録装
置6,7の緊急状態記録部6a、7aは緊急状態記録手
段を構成している。
【0020】なお、大容量の固定式記録装置のみを車両
に設置して運転者ごとに記録領域を割り当て、運行開始
時に運転者のIDを確認して運行時の運転者の記録領域
に緊急状態と運転特性値を記録するようにしてもよい。
また、記録装置6、7の種類は特に限定されず、半導体
メモリやハードディスクなどを用いることができる。さ
らに、緊急状態に関する情報は事故などの発生原因の究
明に用いることができる。
【0021】情報報知手段としての情報報知装置8は、
ディスプレイ(不図示)とスピーカー(不図示)により
運転者に運転に関する情報を報知する。
【0022】図3は情報報知処理プログラムを示すフロ
ーチャートである。このフローチャートにより、一実施
の形態の動作を説明する。信号処理コントローラー5の
マイクロコンピューターは、車両のイグニッションキー
スイッチ(不図示)がオンしている間、所定時間ごとに
この情報報知処理プログラムを実行する。
【0023】ステップ1において、運転者ごとの過去の
運転特性値と緊急状態発生場所および発生日時を記録し
た記録装置7が、車両の所定の場所に装着されたか否か
を確認する。装着されていないときはステップ2へ進
み、情報報知装置8により運転者自身の記録装置7を所
定の場所に装着する旨を報知してステップ1へ戻る。
【0024】運転者の記録装置7が装着された場合はス
テップ3へ進み、GPS受信機1、車両信号検出装置
2、操作信号検出装置3および車間距離検出装置4によ
る信号検出を開始する。ステップ4で上述した緊急状態
を検出したかどうかを確認し、緊急状態を検出した場合
はステップ5へ進み、緊急状態が検出されなかった場合
はステップ6へ進む。緊急状態を検出した場合は、ステ
ップ5で緊急状態の内容、発生場所および発生日時を緊
急状態記録部6aおよび7aへ記録する。
【0025】ステップ6において、現在から所定時間
前、例えば5分前までの間にGPS受信機1、車両信号
検出装置2、操作信号検出装置3および車間距離検出装
置4から入力した各種信号に基づいて、上述した表1に
示す運転特性値、すなわち精神状況特性値sn(n=1
〜7)と反応状況特性値rn(n=8〜12)を演算
し、今回の運行記録部6bに記録する。続くステップ7
で図4に示す報知必要度算出ルーチンを実行し、運転に
関する情報の報知必要度Nを算出する。
【0026】図4のステップ21において、今回の運行
記録部6bに記録されている現在の運転特性値(ここで
は、5分前から現在までの運転特性値)sn(n=1〜
7)、rn(n=8〜12)を読み込み、さらに続くス
テップ22で、過去の運行記録部7bに記録されている
過去の運転特性値sn(n=1〜7)、rn(n=8〜
12)を読み込む。ステップ23において、図5に示す
精神状況特性指数算出ルーチンを実行し、精神状況特性
値sn(n=1〜7)ごとの精神状況特性指数Sn(n
=1〜7)を算出する。
【0027】図5のステップ41で、現在と過去の精神
状況特性値snに基づいて、次式により精神状況特性値
の増減率snd(n=1〜7)を算出する。
【数1】snd=((現在の特性値sn)−(過去の特性
値sn))/(過去の特性値sn)×100 次にステップ42〜46で、精神状況特性値の増減率sn
dをしきい値L1n、L2n(<L1n)(n=1〜7)と比
較し、snd≧L1nであれば精神状況特性指数Snに所定
値An(n=1〜7)を設定し、L1n>snd≧L2nであ
れば精神状況特性指数Snに所定値Bn(n=1〜7)
を設定し、snd<L2nであれば精神状況特性指数Snに
所定値Cn(n=1〜7)を設定する。
【0028】精神状況特性指数Snを算出後の図4のス
テップ24において、精神状況特性指数Sn(n=1〜
7)の積算により精神状況分析指数Sを算出する。
【数2】S=ΣSn ここで、Σはn=1〜7の総和演算を表す。続くステッ
プ25において、図6に示す反応状況特性指数算出ルー
チンを実行し、反応状況特性値rn(n=8〜12)ご
との反応状況特性指数Rn(n=8〜12)を算出す
る。
【0029】図6のステップ51で、現在と過去の反応
状況特性値rnに基づいて、次式により反応状況特性値
の増減率rnd(n=8〜12)を算出する。
【数3】rnd=((現在の特性値rn)−(過去の特性
値rn))/(過去の特性値rn)×100 次にステップ52〜56で、反応状況特性値の増減率rn
dをしきい値L1n、L2n(<L1n)(n=8〜12)と
比較し、rnd≧L1nであれば反応状況特性指数Rnに所
定値An(n=8〜12)を設定し、L1n>rnd≧L2n
であれば反応状況特性指数Rnに所定値Bn(n=8〜
12)を設定し、rnd<L2nであれば反応状況特性指数
Rnに所定値Cn(n=8〜12)を設定する。
【0030】反応状況特性指数Rnを算出後の図4のス
テップ26において、反応状況特性指数Rn(n=8〜
12)の積算により反応状況分析指数Rを算出する。
【数4】R=ΣRn ここで、Σはn=8〜12の総和演算を表す。次にステ
ップ27において、図7に示す環境係数算出ルーチンを
実行し、走行環境の良否を示す環境係数Eを算出する。
【0031】ここで、しきい値L1n、L2n(n=1〜1
2)と所定値An、Bn、Cn(n=1〜12)の一例
を表2に示す。
【表2】 なお、表3に示すように、精神状況特性指数Snと反応
状況特性指数Rnの所定値An、Bn、Cnに重みをつ
けるようにしてもよい。
【表3】
【0032】図7のステップ61〜63で、現在地が過
去の緊急状態発生場所か否かを調査する。緊急状態発生
場所であれば環境特性値e1に所定値aを設定し、そう
でなければ環境特性値e1に所定値bを設定する。また
ステップ64〜66で、現在の時刻が過去の緊急状態発
生時刻か否かを調査する。緊急状態発生時刻であれば環
境特性値e2に所定値cを設定し、そうでなければ環境
特性値e2に所定値dを設定する。さらにステップ67
〜69で、走行環境の指標の1つである雨天の走行か否
かを確認し、雨天の走行であれば環境特性値e3に所定
値fを設定し、そうでなければ環境特性値e3に所定値
gを設定する。ここで、例えば操作信号検出装置3によ
りワイパーの作動が検出されたときは雨天走行とする。
【0033】所定値a、b、c、d、f、gの一例を表
4に示す
【表4】
【0034】ステップ70において、環境特性値e1、
e2、e3に基づいて次式により環境係数Eを求める。
【数5】E=e1×e2×e3 このように、本実施の形態では緊急状態記録要素として
場所に加え時刻、天候などの多くの情報を処理している
ため、報知の必要性を高く(警報を出やすく)すること
ができる。なお、ランプ類の点消灯状況に応じて走行環
境の指標である昼間走行と夜間走行を検出し、昼間走行
と夜間走行の別による環境特性値e4を設定し、この環
境特性値e4を用いて環境係数Eを演算してもよい。こ
の場合、夜間走行は昼間走行に比べて環境特性値e4を
大きくする。
【0035】精神状況分析指数S、反応状況分析指数R
および環境係数Eを算出した後、図4のステップ28に
おいて、次式に示すように精神状況分析指数Sと反応状
況分析指数Rに基づいて情報報知の必要度Nを算出す
る。
【数6】N=(S+R)×E なお、現在の精神状況分析指数Sや反応状況分析指数R
は、運行開始後、所定時間が経過してから使用するもの
とし、それまではそれぞれ所定値を使用するようにして
もよい。
【0036】ステップ29〜33において、情報報知の
必要度Nをしきい値P1、P2(<P1)と比較し、N
≧P1であれば必要度”大”、P1>N≧P2であれば
必要度”中”、N<P2であれば必要度”小”と判断す
る。なお、しきい値P1、P2は、例えばP1=50、
P2=40とする。
【0037】情報必要度Nを算出したら図3の情報報知
処理プログラムへリターンし、ステップ8において情報
報知が必要かどうかを確認する。情報報知の必要度大お
よび必要度中の場合は報知が必要としてステップ9へ進
み、情報の報知方法を選択する。具体的には、報知必要
度大の場合はスピーカーの音量を大きくして運転に関す
る情報を報知する。また、報知必要度中の場合はスピー
カーの音量を中程度にして運転に関する情報を報知す
る。この運転に関する情報には、早急に運行を終了する
提案、しばらく休憩をとる提案など、安全運転に対する
提案および警告が含まれる。なお、報知必要度に応じて
音声を変えたり、ディスプレイに表示してもよい。ステ
ップ10では、情報報知装置8により選択した報知方法
で報知必要度に応じた内容の情報報知を行う。
【0038】ステップ11において、運行が終了したか
否かを確認する。例えば、イグニッションスイッチがオ
フされたら今回の運行が終了したと判断してステップ1
2へ進み、運行が終了していないときはステップ3へ戻
って上述した一連の情報報知処理を繰り返す。
【0039】今回の運行が終了したときは、ステップ1
2で、今回の運行記録部6bに記録されている今回の運
行中に記録した運転特性値sn、rnと、過去の運行記
録部7bに記録されている過去の運行時の運転特性値s
n、rnとに基づいて運転特性値sn、rnを算出し直
し、新たに算出した運転特性値sn、rnで過去の運行
記録部7bの記録内容を更新する。その後、今回の運行
記録部6bの記録内容を消去して処理を終了する。
【0040】運行ごとに運転特性値sn、rnを更新す
ることによって、運転者ごとの運転技術の向上や、タイ
ヤの摩耗による車両制動性能劣化などにも対応可能とな
る。なお、運行を開始してから2時間以上が経過した後
の運転特性値や緊急状態情報は、運転者の疲労度が高い
状態でのデータであり、信頼性が低いので運転特性値の
更新に用いないようにしてもよい。
【0041】このように、この実施の形態によれば、運
転者の運転操作に基づいて運転特性を算出、記録し、現
在の運転特性と過去の運転特性とを比較して運転特性の
変化を検出する。そして、運転特性の変化に基づいて運
転に関する情報を運転者に報知する必要性を判定し、情
報報知の必要性に応じた内容と方法で運転に関する情報
を報知するようにしたので、従来装置のような不必要な
情報報知が防止され、運転者の運転特性に応じた的確で
且つ効果的な情報報知を行うことができ、高い情報報知
効果を得ることができる。
【0042】また、運転者の運転特性として、運転者の
精神状態を示す精神状況特性値と、障害物と走行環境に
対する運転者の反応を示す反応状況特性値とを算出し、
精神状況特性値と反応状況特性値との和に基づいて情報
報知の必要性を判定するようにしたので、運転者の運転
特性を正確に分析することができ、上記効果をさらに高
めることができる。
【0043】さらに、車両の緊急状態を検出、記録し、
緊急状態発生場所、緊急状態発生時刻および走行環境を
考慮して情報報知の必要性を判定するようにしたので、
上記効果に加え、走行環境に応じた的確で且つ効果的な
情報報知を行うことができる。
【0044】なお、昼間走行と夜間走行の別、雨天や霧
などの天候別、一般道路走行と高速道路走行の別など、
走行パターンごとに運転特性値を分類して記録し、現在
の走行パターンと同じ走行パターンの過去の運転特性値
と現在の運転特性値とを比較して情報報知の必要度を算
出してもよい。
【0045】《発明の一実施の形態の変形例》緊急状態
の発生に応じて精神状況特性指数Snおよび反応状況特
性指数Rnの所定値An、Bn、Cnを更新するように
した変形例を説明する。
【0046】図8は、特性指数Sn、Rnの所定値A
n、Bnの更新処理を示すフローチャートである。この
処理は、図3に示す一実施の形態の情報報知処理プログ
ラムのステップ12を実行した後に実行される。ステッ
プ81において、運転者ごとの緊急状態記録部7aに緊
急状態の記録があるか否かを確認し、過去に緊急状態発
生の記録がない場合は処理を終了する。
【0047】緊急状態発生の記録がある場合は、ステッ
プ82で、過去の運行記録部7bに記録されている、緊
急状態発生時の精神状況特性値sn(n=1〜7)と反
応状況特性値rn(n=8〜12)とを読み込む。
【0048】続くステップ83で、次式により精神状況
特性指数Sn(n=1〜7)の所定値An、Bn、Cn
(n=1〜7)に対する重み係数Dsn(n=1〜7)お
よび所定値An、Bn、Cn(n=1〜7)の初期値A
0n、B0n、C0n(n=1〜7)の各々の合計値At、B
t、Ctを算出する。
【数7】 Dsn=Σsn/Σ(Σsn), At=ΣA0n=A01+A02+・・+A07, Bt=ΣB0n=B01+B02+・・+B07, Ct=ΣC0n=C01+C02+・・+C07 ここで、緊急状態情報の記録個数をm個とすると、Σsn
は精神状況特性値sn(n=1〜7)ごとのm個の総和
を示す。すなわち、
【数8】 Σs1=(緊急状態記録1のs1)+・・・+(緊急状態記録mのs1), Σs2=(緊急状態記録1のs2)+・・・+(緊急状態記録mのs2), ・ ・ Σs7=(緊急状態記録1のs7)+・・・+(緊急状態記録mのs7)
【0049】また、Σ(Σsn)は、
【数9】Σ(Σsn)=Σs1+Σs2+・・・+Σs7 であり、したがって、
【数10】 Ds1=Σs1/Σ(Σsn), Ds2=Σs2/Σ(Σsn), ・ ・ Ds7=Σs7/Σ(Σsn)
【0050】ステップ84において、算出した重み係数
Dsn(n=1〜7)を用いて、次式により精神状況特性
指数Sn(n=1〜7)の所定値An、Bn、Cn(n
=1〜7)に重み付けを行い、更新する。
【数11】 Dsn×At→An(n=1〜7), Dsn×Bt→Bn(n=1〜7), Dsn×Ct→Cn(n=1〜7)
【0051】次にステップ85で、次式により反応状況
特性指数Rn(n=8〜12)の所定値An、Bn、C
n(n=8〜12)に対する重み係数Drn(n=8〜1
2)および所定値An、Bn、Cn(n=8〜12)の
初期値A0n、B0n、C0n(n=8〜12)の各々の合計
値At、Bt、Ctを算出する。
【数12】 Drn=Σrn/Σ(Σrn), At=ΣA0n=A08+A09+・・+A012, Bt=ΣB0n=B08+B09+・・+B012, Ct=ΣC0n=C08+C09+・・+C012 ここで、緊急状態情報の記録個数をm個とすると、Σrn
は反応状況特性値rn(n=8〜12)ごとのm個の総
和を示す。すなわち、
【数13】 Σr8=(緊急状態記録1のr8)+・・・+(緊急状態記録mのr8), Σr9=(緊急状態記録1のr9)+・・・+(緊急状態記録mのr9), ・ ・ Σr12=(緊急状態記録1のr12)+・・・+(緊急状態記録mのr12)
【0052】また、Σ(Σrn)は、
【数14】Σ(Σrn)=Σr8+Σr9+・・・+Σr12 であり、したがって、
【数15】 Dr8=Σr8/Σ(Σrn), Dr9=Σr9/Σ(Σrn), ・ ・ Dr12=Σr12/Σ(Σrn)
【0053】ステップ86において、算出した重み係数
Drn(n=8〜12)を用いて、次式により反応状況特
性指数Rn(n=8〜12)の所定値An、Bn、Cn
(n=8〜12)に重み付けを行い、更新する。
【数16】 Drn×At→An(n=8〜12), Drn×Bt→Bn(n=8〜12), Drn×Ct→Cn(n=8〜12)
【0054】このように、この変形例によれば、運転者
ごとの緊急状態発生時の運転特性値の増減率によって、
精神状況および反応状況の特性指数に対して重み付けを
行うようにしたので、上述した一実施の形態の効果に加
え、情報報知の必要性判断に際して運転者ごとの運転特
性を充分に反映させることができ、運転者の運転特性と
走行環境に応じた的確で且つ効果的な情報報知を行うこ
とができる。
【0055】《発明の一実施の形態の他の変形例》上述
した一実施の形態では、精神状況分析指数Sおよび反応
状況分析指数Rの和に環境係数Eを乗じて情報報知の必
要度Nを演算し、報知必要度Nに応じた報知内容と報知
方法によって情報報知を行う例を示した。この変形例で
は、精神状況分析指数Sと反応状況分析指数Rとをそれ
ぞれ別個に評価して情報報知の内容と方法を決定する。
【0056】図9はこの変形例の情報報知処理を示すフ
ローチャートである。なお、上述した一実施の形態と同
様な処理については図示と説明を省略し、相違点を中心
に説明する。まず、ステップ91、92において、上述
した図4のステップ21〜26と同様に精神状況分析指
数Sと反応状況分析指数Rを求める。これらの指数Sと
Rは、いずれも値が大きくなるほど情報報知の必要度が
高くなる性質を持っている。ステップ93,95,97
において、精神状況分析指数Sと反応状況分析指数Rを
それぞれしきい値YS、YRと比較し、比較結果に基づ
いて情報報知の内容と方法を決定する。
【0057】精神状況分析指数Sがしきい値YSより小
さく、且つ、反応状況分析指数Rがしきい値YRより小
さい場合はステップ93から94へ進み、情報報知の必
要なしと判断して処理を終了する。精神状況分析指数S
がしきい値YS以上で、且つ、反応状況分析指数Rがし
きい値YRより小さい場合はステップ95から96へ進
み、情報報知装置8により運転者に休憩をとることを促
す情報を報知する。
【0058】また、精神状況分析指数Sがしきい値YS
より小さく、且つ、反応状況分析指数Rがしきい値YR
以上の場合はステップ97から98へ進み、情報報知装
置8によりリラックスした運転を促す情報を報知する。
さらに、精神状況分析指数Sがしきい値YS以上で、且
つ、反応状況分析指数Rがしきい値YR以上の場合はス
テップ97から98へ進み、情報報知装置8により早急
に運転を止めることを促す情報を報知する。
【0059】なお、これらの情報報知は情報報知装置8
により音声と表示によって行うが、情報報知内容に応じ
て警告ブザーを吹鳴させてもよい。この場合、例えば運
転停止を促す情報報知は最大の音量とする。
【0060】また、精神状況分析指数Sと反応状況分析
指数Rに上述した環境係数Eを乗じ、それらの値に基づ
いてステップ93〜99の情報報知内容と報知方法の決
定を行うようにしてもよい。
【0061】このように、この変形例によれば、精神状
況特性値および反応状況特性値をそれぞれのしきい値と
比較し、それらの比較結果に基づいて情報報知の必要性
を判定するようにしたので、運転者の運転特性を正確に
分析することができ、一実施の形態の上記効果をさらに
高めることができる上に、運転者ごとにより効果的で且
つきめ細かな情報報知を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態の構成を示す図である。
【図2】 操舵角速度のピーク値時間間隔を説明するた
めの図である。
【図3】 情報報知処理プログラムを示すフローチャー
トである。
【図4】 報知必要度の算出ルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図5】 精神状況特性指数Snの算出ルーチンを示す
フローチャートである。
【図6】 反応状況特性指数Rnの算出ルーチンを示す
フローチャートである。
【図7】 環境係数Eの算出ルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図8】 変形例の所定値An、Bn更新処理を示すフ
ローチャートである。
【図9】 他の変形例の情報報知処理を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 GPS受信機 2 車両信号検出装置 3 操作信号検出装置 4 車間距離検出装置 5 コントローラー 5a 緊急状態検出部 5b 信号処理部 5c 情報報知判断部 6 記録装置 6a 緊急状態記録部 6b 今回の運行記録部 7 記録装置 7a 緊急状態記録部 7b 過去の運行記録部 8 情報報知装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転者の運転操作を検出する運転操作検出
    手段と、 検出した運転操作に基づいて運転者の運転特性を算出す
    る運転特性算出手段と、 運転者の運転特性を記録する運転特性記録手段と、 現在の運転特性と過去の運転特性とを比較して運転特性
    の変化を検出する運転特性変化検出手段と、 運転特性の変化に基づいて運転に関する情報を運転者に
    報知する必要性を判定する報知必要性判定手段と、 情報報知の必要性に応じた内容と方法で運転に関する情
    報を報知する情報報知手段とを備えることを特徴とする
    車両用情報報知装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の車両用情報報知装置にお
    いて、 前記運転特性算出手段は、運転者の運転特性として、運
    転者の精神状態を示す精神状況特性値と、障害物と走行
    環境の少なくとも一方に対する運転者の反応を示す反応
    状況特性値とを算出し、 前記報知必要性判定手段は、前記精神状況特性値と前記
    反応状況特性値に基づいて情報報知の必要性を判定する
    ことを特徴とする車両用情報報知装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の車両用情報報知装置にお
    いて、 前記運転特性算出手段は、運転者の運転特性として、運
    転者の精神状態を示す精神状況特性値と、障害物と走行
    環境の少なくとも一方に対する運転者の反応を示す反応
    状況特性値とを算出し、 前記報知必要性判定手段は、前記精神状況特性値および
    前記反応状況特性値をそれぞれのしきい値と比較し、そ
    れらの比較結果に基づいて情報報知の必要性を判定する
    ことを特徴とする車両用情報報知装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかの項に記載の車両
    用情報報知装置において、 車両の現在地を検出する現在地検出手段と、 車両の挙動を検出する車両挙動検出手段と、 車両挙動検出値が所定値を越える車両の緊急状態を検出
    する緊急状態検出手段と、 緊急状態発生場所および緊急状態発生時刻を記録する緊
    急状態記録手段とを備え、 前記報知必要性判定手段は、緊急状態発生場所、緊急状
    態発生時刻、現在地、および車両挙動を考慮して情報報
    知の必要性を判定することを特徴とする車両用情報報知
    装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の車両用情報報知装置にお
    いて、 前記報知必要性判定手段は、前記緊急状態記録手段の緊
    急状態記録要素が多いほど情報報知の必要性を高く判定
    することを特徴とする車両用情報報知装置。
  6. 【請求項6】請求項2〜5のいずれかの項に記載の車両
    用情報報知装置において、 前記精神状況特性値には車両の最高速度、平均速度、平
    均減速度、急加速頻度、平均車間時間、クラクション頻
    度、平均運転時間が含まれ、 前記反応状況特性値には急減速頻度、平均ブレーキ余裕
    時間、平均ペダル踏み替え時間、平均操舵余裕時間、平
    均操舵加速度ピーク値時間間隔が含まれることを特徴と
    する車両用情報報知装置。
  7. 【請求項7】請求項4〜6のいずれかの項に記載の車両
    用情報報知装置において、 前記車両の走行環境には、雨天走行、昼間走行、夜間走
    行が含まれることを特徴とする車両用情報報知装置。
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