JP2001063357A - 空調装置 - Google Patents

空調装置

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JP2001063357A
JP2001063357A JP23988499A JP23988499A JP2001063357A JP 2001063357 A JP2001063357 A JP 2001063357A JP 23988499 A JP23988499 A JP 23988499A JP 23988499 A JP23988499 A JP 23988499A JP 2001063357 A JP2001063357 A JP 2001063357A
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JP
Japan
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filter
air
air conditioner
groove
conditioning case
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JP23988499A
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Isao Kinoshita
勲 木下
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Denso Corp
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Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルター組み付け時のガタによる振動音を
抑制する。また、フィルター組み付け時の作業性を向上
できる空調装置を提供することにある。 【解決手段】 空調ケース1に、テーパー部6aを有す
る案内部4aを形成し、案内部4aの略中央に突起部7
a、フィルター前端部2aに溝部8aを設け、両者を係
合させる。また、フィルター後端部2bの取っ手部8b
を利用して、フィルターカバー5にテーパー部6bおよ
び溝部7bを形成し、取っ手部8bと溝部7bを係合さ
せ、フィルター2を空調ケース1に組み付ける構造とす
る。これにより、フィルター組み付け時、案内部4aの
テーパー部6aがフィルター2の位置決めを容易にし、
組み付け性の向上を図ることができる。また、突起部7
aと溝部8a、および取っ手部8bと溝部7bとが係合
することにより、フィルター2のガタによる振動音を抑
制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する産業分野】本発明は、例えば車両用空調
装置に用いると好適な空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、図8および図9に示
すように空調ケース1に設けられた挿入口3よりフィル
ター2を挿入し、挿入口3と対向する側に設けられたコ
の字型を有するリブ4にフィルター2の前端部2aを嵌
合させてフィルター2を位置決めする構造が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構造では、市場におけるメンテナンスのためのフィルタ
ー交換時の作業性を考慮して、リブ間寸法Xをフィルタ
ー幅寸法Dよりも大きく設定している。すなわち、リブ
4とフィルター2との間にはある程度のクリアランスを
設けて組み付け性を確保しているが、このクリアランス
の部分がフィルター2の組み付け状態におけるガタとな
るため、車両振動、空調送風等により振動音が発生する
という問題がある。
【0004】このガタによる振動音の抑制方法として、
スポンジ等の弾性体をフィルター2とリブ4の間に介在
させることが考えられるが、部品点数や組み付け工数の
増加につながる。
【0005】また、フィルター高さ方向に対して複数に
分割したフィルターを順次、挿入口から挿入する場合、
挿入口と対向するリブへ位置を合わせることが目視で行
えないため、組み付け作業性に劣るという問題がある。
【0006】本発明の目的は、上記問題点を鑑み、部品
点数や組み付け工数を増加させることなく、フィルター
の組み付け時のガタを抑制し、ひいてはガタによる振動
音を抑制できる空調装置を提供することにある。さら
に、本発明の他の目的は、フィルターの組み付け性を向
上できる空調装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、以下の技術的手段を採用する。
【0008】請求項1に記載の発明では、一端に第1の
開口部、他端に第2の開口部を有する空調ケースと、前
記空調ケースに設けられた挿入口と、前記挿入口から前
記空調ケース内に挿入され、前記第1の開口部側から送
られる空気の塵、埃等を除去するフィルターと、前記空
調ケース内の、前記挿入口に対向した位置に設けられ、
前記フィルターの前端部を所定位置に案内する案内部
と、前記フィルターの後端部を前記空調ケースに対して
固定するフィルターカバーと、前記案内部と前記フィル
ターの前端部とに設けられて、両者を係合する第1の係
合部を設けたことを特徴とし、スポンジ等の弾性体を用
いることなく、フィルター組み付け時のガタを抑制し、
ガタによる振動音を抑制することができる。
【0009】請求項2の発明では、前記フィルターカバ
ーと前記フィルターの後端部とに設けられて、両者を係
合する第2の係合部を設けたことを特徴とし、フィルタ
ーのガタによる振動音を抑制することができる。
【0010】請求項3の発明では、前記案内部および前
記フィルターカバーにテーパー部を形成したことを特徴
とし、フィルターの組み付け性を向上するとともに、フ
ィルターのガタによる振動音を抑制することができる。
【0011】請求項4の発明では、前記第1の係合部お
よび第2の係合部は、凹凸部からなることを特徴とし、
フィルターの組み付け性を向上するとともに、フィルタ
ーのガタによる振動音を抑制することができる。
【0012】請求項5の発明では、前記フィルターが高
さ方向に分割されていることを特徴とし、フィルターの
組み付け性を向上するとともに、フィルターのガタによ
る振動音を抑制することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1および図2は本発明の一実施
形態を示し、図3〜図7は本発明の他の実施形態および
変形例を示す。本例は車両用の空調装置に適用したもの
で、車室内の前方の計器盤部下方に配置されている。図
1は本発明に係わる全体の構成を示す斜視図である。車
両用空調装置の空気送風部を成す空調ケース1は一端に
第1の開口部1a、他端には蒸発器等の熱交換器9を備
えた第2の開口部1bを有する。第1の開口部1aから
送られる空気の塵、埃等を除去するフィルター2が空調
ケース1の挿入口3より挿入され、フィルター2の前端
部2aが挿入口3に対向した位置に設けられた案内部4
aに嵌合し、案内部4aの略中央に設けられた突起部7
aとフィルター溝部8aとが係合し、第1の係合部を形
成する。次に、フィルター2の後端部2bをフィルター
カバー5で押さえることにより、フィルター取っ手突起
部8bとフィルターカバー5に設けられたフィルターカ
バー溝部7bとが係合し、第2の係合部を形成し、フィ
ルター2の後端部2bがフィルターカバー5にて空調ケ
ース1に固定される。
【0014】本発明の一実施形態では図2に示す構成と
した。すなわち、従来のコの字形状を有するリブ4に対
して、テーパー部6aを有する案内部4aを形成し、案
内部4aの略中央部に突起部7a,フィルター2の前端
部2aに前記突起部7aと係合する溝部8aを設けたも
のである。この構成により、フィルター2を挿入する時
テーパー部6aによりフィルター2は目視できなくても
案内部4aの中心位置へ容易にセットすることができ、
また、それによりあらかじめ精度よく設定した突起部7
aと溝部8aの凸と凹の第1の係合によりガタを生ずる
ことなくフィルター2を固定することができる。
【0015】フィルター2の取っ手突起部8bを利用し
て、フィルターカバー5にテーパー部6bと溝部7bを
形成することにより、フィルターカバー5の組み付けに
おいても、テーパー部6bにより容易にフィルターカバ
ー5をセットすることができ、取っ手突起部8bと溝部
7bの凸と凹の第2の係合により、フィルターカバー5
とフィルター2のガタを抑制することができる。
【0016】次に、図3および図4は本発明の他の実施
形態を示す。図3において、フィルター2の後端部2b
についても前端部2aと同様の溝部8aとフィルターカ
バー5の突起部7aおよびテーパー部6bを形成するこ
とにより、前記と同様の効果を得ることができる。
【0017】図4は図2に対して、突起部7aと溝部8
aの凹凸向きを互いに逆にした例である。
【0018】また、図5、図6は突起部7aおよび溝部
8aを示しており、突起部7aはフィルター2の高さ寸
法Hに対して全領域に形成させる必要はなく、ガタ防止
のために必要最小限あればよい。溝部8aは図6に示す
ように必要部以外は精度を必要としない任意の溝幅にし
ておけばよい。
【0019】また、図7はフィルター2を多分割構造と
した例であり、フィルター2が高さ方向Hに対して2分
割されており、1枚目のフィルター21を挿入口3より
挿入し、フィルター21の前端部21aを案内部4aに
より位置決めし、突起部7aと溝部8aを係合させ、フ
ィルター21を空調ケース1の下方へセットする。さら
に2枚目のフィルター22を同様に挿入口3より挿入し
フィルター22の前端部22aを案内部4aにより位置
決めし、突起部7aと溝部8aを係合させフィルターカ
バー5により空調ケース1に固定する。
【0020】この場合、フィルター21および22の前
端部が目視できなくても、位置合わせが案内部4aのテ
ーパー部6aにより容易に行うことができ、突起部7a
と溝部8aの係合によりガタを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の全体構成を示す斜視図で
ある。
【図2】図1における水平断面図である。
【図3】本発明の他の実施形態を示す断面図である。
【図4】本発明の他の実施形態を示す断面図である。
【図5】突起部の変形例を示す斜視図である。
【図6】フィルターの溝部の変形例を示す斜視図であ
る。
【図7】多分割式フィルターの場合の組み付け断面図で
ある。
【図8】従来技術における全体構成を示す斜視図であ
る。
【図9】図8における水平断面図である。
【符号の説明】
1 空調ケース 2、21、22 フィルター 2a 前端部 2b 後端部 3 挿入口 4a 案内部 5 フィルターカバー 6a 案内部テーパー部 6b フィルターカバーテーパー部 7a 突起部 7b フィルターカバー溝部 7c 空調ケース溝部 8a 溝部 8b フィルター取っ手突起部 8c フィルター突起部 9 熱交換器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に第1の開口部、他端に第2の開口
    部を有する空調ケースと、 前記空調ケースに設けられた挿入口と、 前記挿入口から前記空調ケース内に挿入され、前記第1
    の開口部側から送られる空気の塵、埃等を除去するフィ
    ルターと、 前記空調ケース内の、前記挿入口に対向した位置に設け
    られ、前記フィルターの前端部を所定位置に案内する案
    内部と、 前記フィルターの後端部を前記空調ケースに対して固定
    するフィルターカバーと、 前記案内部と前記フィルターの前端部とに設けられて両
    者を係合する第1の係合部を設けたことを特徴とする空
    調装置。
  2. 【請求項2】 前記フィルターカバーと前記フィルター
    の後端部とに設けられて両者を係合する第2の係合部を
    設けたことを特徴とする請求項1に記載の空調装置。
  3. 【請求項3】 前記案内部および前記フィルターカバー
    にテーパー部を形成したことを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の空調装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の係合部および前記第2の係合
    部は、凹凸部からなることを特徴とする請求項1または
    請求項2または請求項3に記載の空調装置。
  5. 【請求項5】 前記フィルターが高さ方向に分割されて
    いることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の
    空調装置。
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