JPH06134122A - パチンコ機用複合ガラス板 - Google Patents
パチンコ機用複合ガラス板Info
- Publication number
- JPH06134122A JPH06134122A JP31281592A JP31281592A JPH06134122A JP H06134122 A JPH06134122 A JP H06134122A JP 31281592 A JP31281592 A JP 31281592A JP 31281592 A JP31281592 A JP 31281592A JP H06134122 A JPH06134122 A JP H06134122A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- glass
- frames
- plate
- glass plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Pinball Game Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ２枚の板ガラスを一定間隔を離して一体構造
としたパチンコ機用複合ガラス板を容易かつコスト安に
提供する。 【構成】 合成樹脂により額縁状に形成されるガラス取
付枠１３と２枚の板ガラス１４ａ，１４ｂとの組合せか
らなり、ガラス取付枠１３を、上下一対の横枠１５ａ，
１５ｂと左右一対の縦枠１６ａ，１６ｂとに分割して形
成し、横枠１５ａ，１５ｂと縦枠１６ａ，１６ｂのそれ
ぞれ内側面には２条の嵌合溝１７，１７を設けて該嵌合
溝１７，１７に板ガラス１４ａ，１４ｂを嵌挿させると
共に、横枠１５ａ，１５ｂと縦枠１６ａ，１６ｂをそれ
ぞれの端部に形成した係合部２４ａ，２４ｂと被係合部
２１ａ，２１ｂとの係合によって一体的に連結するよう
にしたことを特徴とする。
としたパチンコ機用複合ガラス板を容易かつコスト安に
提供する。 【構成】 合成樹脂により額縁状に形成されるガラス取
付枠１３と２枚の板ガラス１４ａ，１４ｂとの組合せか
らなり、ガラス取付枠１３を、上下一対の横枠１５ａ，
１５ｂと左右一対の縦枠１６ａ，１６ｂとに分割して形
成し、横枠１５ａ，１５ｂと縦枠１６ａ，１６ｂのそれ
ぞれ内側面には２条の嵌合溝１７，１７を設けて該嵌合
溝１７，１７に板ガラス１４ａ，１４ｂを嵌挿させると
共に、横枠１５ａ，１５ｂと縦枠１６ａ，１６ｂをそれ
ぞれの端部に形成した係合部２４ａ，２４ｂと被係合部
２１ａ，２１ｂとの係合によって一体的に連結するよう
にしたことを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、二枚の板ガラスを一定
間隔離して一体構造としたパチンコ機用複合ガラス板に
関するものである。
間隔離して一体構造としたパチンコ機用複合ガラス板に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のパチンコ機用複合ガラス
板としては、例えば実公昭５７−４７０１２号公報に記
載のものが知られている。この従来の複合ガラス板は、
合成樹脂により額縁状のガラス取付枠を一体に形成し、
そのガラス取付枠の両端面に段部を周設して、該各段部
にそれぞれ板ガラスを接着剤にて重合接着することによ
り一体構造として構成されている。
板としては、例えば実公昭５７−４７０１２号公報に記
載のものが知られている。この従来の複合ガラス板は、
合成樹脂により額縁状のガラス取付枠を一体に形成し、
そのガラス取付枠の両端面に段部を周設して、該各段部
にそれぞれ板ガラスを接着剤にて重合接着することによ
り一体構造として構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
パチンコ機用複合ガラス板においては、額縁状のガラス
取付枠を形成するために大形の成型金型が必要であり、
また、各板ガラスをガラス取付枠の段部に接着するのに
手間が掛かり、さらに接着剤が段部から食み出さないよ
うにしなけければならず、製作に手間が掛かってどうし
てもコスト高になるという問題点があった。本発明は、
従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、製作が容易であ
り、かつ安価なパチンコ機用複合ガラス板を提供しよう
とするものである。
パチンコ機用複合ガラス板においては、額縁状のガラス
取付枠を形成するために大形の成型金型が必要であり、
また、各板ガラスをガラス取付枠の段部に接着するのに
手間が掛かり、さらに接着剤が段部から食み出さないよ
うにしなけければならず、製作に手間が掛かってどうし
てもコスト高になるという問題点があった。本発明は、
従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、製作が容易であ
り、かつ安価なパチンコ機用複合ガラス板を提供しよう
とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるパチンコ機用複合ガラス板は、合成
樹脂により額縁状に形成されるガラス取付枠と２枚の板
ガラスとの組合せからなり、ガラス取付枠を、上下一対
の横枠と左右一対の縦枠とに分割して形成し、横枠と縦
枠のそれぞれ内側面には２条の嵌合溝を設けて該嵌合溝
に板ガラスを嵌挿させると共に、横枠と縦枠をそれぞれ
の端部に形成した係合部と被係合部との係合によって一
体的に連結したものである。
に、本発明におけるパチンコ機用複合ガラス板は、合成
樹脂により額縁状に形成されるガラス取付枠と２枚の板
ガラスとの組合せからなり、ガラス取付枠を、上下一対
の横枠と左右一対の縦枠とに分割して形成し、横枠と縦
枠のそれぞれ内側面には２条の嵌合溝を設けて該嵌合溝
に板ガラスを嵌挿させると共に、横枠と縦枠をそれぞれ
の端部に形成した係合部と被係合部との係合によって一
体的に連結したものである。
【０００５】
【作用】本発明の複合ガラス板は、額縁状のガラス取付
枠を構成する上下一対の横枠と左右一対の縦枠のそれぞ
れ内側面に形成した嵌合溝に板ガラスを嵌挿させると共
に、横枠と縦枠を係合によって一体的に連結するだけの
簡単な作業で製作することができる。これによって、額
縁状のガラス取付枠を形成するための大形の成形金型が
不要となり、しかも板ガラスを接着する作業が不要とな
り大幅なコストダウンが可能となる。
枠を構成する上下一対の横枠と左右一対の縦枠のそれぞ
れ内側面に形成した嵌合溝に板ガラスを嵌挿させると共
に、横枠と縦枠を係合によって一体的に連結するだけの
簡単な作業で製作することができる。これによって、額
縁状のガラス取付枠を形成するための大形の成形金型が
不要となり、しかも板ガラスを接着する作業が不要とな
り大幅なコストダウンが可能となる。
【０００６】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面と共に説明す
る。図１において、パチンコ機１の前面枠２の窓孔３に
は金枠４が周設され、該金枠４の一側にガラス枠５およ
び前面に球受皿７を備えた前面板６が開閉自在に装着さ
れる。前記ガラス枠５は、遊技盤８の誘導レール９で囲
まれる遊技領域を覆い、前面板６は遊技盤８の下方の発
射部を開閉自在に塞ぐ。また、ガラス枠５の裏面には２
枚の板ガラスが保持されるように内側に開口した２条の
溝１０ａ，１０ｂが形成されたガラス保持枠１１が固着
される（図７参照）。
る。図１において、パチンコ機１の前面枠２の窓孔３に
は金枠４が周設され、該金枠４の一側にガラス枠５およ
び前面に球受皿７を備えた前面板６が開閉自在に装着さ
れる。前記ガラス枠５は、遊技盤８の誘導レール９で囲
まれる遊技領域を覆い、前面板６は遊技盤８の下方の発
射部を開閉自在に塞ぐ。また、ガラス枠５の裏面には２
枚の板ガラスが保持されるように内側に開口した２条の
溝１０ａ，１０ｂが形成されたガラス保持枠１１が固着
される（図７参照）。
【０００７】図２は本発明の一実施例の複合ガラス板の
斜視図、図３はその分解斜視図である。この複合ガラス
板１２は、合成樹脂により額縁状に形成されるガラス取
付枠１３と２枚の板ガラス１４ａ、１４ｂとによって大
略構成される。ガラス取付枠１３は、図３に示すように
上下一対の横枠１５ａ，１５ｂと左右一対の縦枠１６
ａ，１６ｂとに分割して形成する。
斜視図、図３はその分解斜視図である。この複合ガラス
板１２は、合成樹脂により額縁状に形成されるガラス取
付枠１３と２枚の板ガラス１４ａ、１４ｂとによって大
略構成される。ガラス取付枠１３は、図３に示すように
上下一対の横枠１５ａ，１５ｂと左右一対の縦枠１６
ａ，１６ｂとに分割して形成する。
【０００８】前記上下一対の横枠１５ａ，１５ｂは、両
側を互いに内向きに折曲げたコ字状に形成され、左右一
対の縦枠１６ａ，１６ｂは棒状に形成される。そして、
横枠１５ａ，１５ｂおよび縦枠１６ａ，１６ｂのそれぞ
れ内側面には、板ガラス１４ａ，１４ｂの周縁を嵌挿さ
せる２条の嵌合溝１７，１７を設けると共に、外側面に
はガラス保持枠１１の溝１０ａ，１０ｂに嵌合する２条
の突縁１８，１８を形成している。
側を互いに内向きに折曲げたコ字状に形成され、左右一
対の縦枠１６ａ，１６ｂは棒状に形成される。そして、
横枠１５ａ，１５ｂおよび縦枠１６ａ，１６ｂのそれぞ
れ内側面には、板ガラス１４ａ，１４ｂの周縁を嵌挿さ
せる２条の嵌合溝１７，１７を設けると共に、外側面に
はガラス保持枠１１の溝１０ａ，１０ｂに嵌合する２条
の突縁１８，１８を形成している。
【０００９】また、横枠１５ａ，１５ｂの両折曲端部に
は、図３ないし図５に示すように鍵孔状の凹部１９と角
筒部２０とからなる被係合部２１ａ，２１ｂを形成し、
縦枠１６ａ，１６ｂの上下両端部には角柱部２２と連結
片２３とからなる係合部２４ａ，２４ｂを形成してい
る。連結片２３は、薄肉に形成して弾発力を持たせ、そ
の先端内側面に突起２５を設けている。
は、図３ないし図５に示すように鍵孔状の凹部１９と角
筒部２０とからなる被係合部２１ａ，２１ｂを形成し、
縦枠１６ａ，１６ｂの上下両端部には角柱部２２と連結
片２３とからなる係合部２４ａ，２４ｂを形成してい
る。連結片２３は、薄肉に形成して弾発力を持たせ、そ
の先端内側面に突起２５を設けている。
【００１０】上記した横枠１５ａ（１５ｂ）と縦枠１６
ａ（１６ｂ）とは図５に示すようにまず縦枠１６ａ（１
６ｂ）の角柱部２２を横枠１５ａ（１５ｂ）の角筒部２
０に差し込み、次いで連結片２３の突起２５を凹部１９
に嵌めて相互に連結することにより一体構造をなすガラ
ス取付枠１３を組立てる。
ａ（１６ｂ）とは図５に示すようにまず縦枠１６ａ（１
６ｂ）の角柱部２２を横枠１５ａ（１５ｂ）の角筒部２
０に差し込み、次いで連結片２３の突起２５を凹部１９
に嵌めて相互に連結することにより一体構造をなすガラ
ス取付枠１３を組立てる。
【００１１】図６には複合ガラス板１２を組立てる手順
が示される。その組立ては、まず図６（ａ）のように下
部の横枠１５ｂの両端に左右の縦枠１６ａ，１６ｂの下
端をそれぞれ連結する。次いで図６（ｂ）のように上方
から２枚の板ガラス１４ａ，１４ｂを嵌合溝１７，１７
に嵌挿させた後、図６（ｃ）のように縦枠１６ａ，１６
ｂの上端に上部の横枠１５ａを連結することによって達
せられる。
が示される。その組立ては、まず図６（ａ）のように下
部の横枠１５ｂの両端に左右の縦枠１６ａ，１６ｂの下
端をそれぞれ連結する。次いで図６（ｂ）のように上方
から２枚の板ガラス１４ａ，１４ｂを嵌合溝１７，１７
に嵌挿させた後、図６（ｃ）のように縦枠１６ａ，１６
ｂの上端に上部の横枠１５ａを連結することによって達
せられる。
【００１２】そして、このように構成された複合ガラス
板１２は、下部の横枠１５ｂおよび左右の縦枠１６ａ，
１６ｂの外側面に形成された２条の突縁１８，１８を前
記ガラス保持枠１１の溝１０ａ，１０ｂに挿入し、ガラ
ス保持枠１１に対して着脱自在な防犯用枠杆２５を上方
より嵌挿して固定させる。
板１２は、下部の横枠１５ｂおよび左右の縦枠１６ａ，
１６ｂの外側面に形成された２条の突縁１８，１８を前
記ガラス保持枠１１の溝１０ａ，１０ｂに挿入し、ガラ
ス保持枠１１に対して着脱自在な防犯用枠杆２５を上方
より嵌挿して固定させる。
【０００８】
【発明の効果】以上に述べたように本発明のパチンコ機
用複合ガラス板は、２枚の板ガラスを一定間隔離して支
持させる額縁状のガラス取付枠を上下一対の横枠と左右
一対の縦枠とに分割して形成し、これをそれぞれの両端
に設けた係合部と被係合部との係合によって一体的に連
結して組立てるものであるから、従来の複合ガラス板の
ように額縁状のガラス取付枠を形成するための大形の成
型金型は全く不要となりコスト安に製作できる。また、
各板ガラスはガラス取付枠の嵌合溝に嵌挿保持させるも
のであるから、接着剤の使用や接着作業を必要としない
ため組立てに手間が掛からず、しかも接着剤によって板
ガラスを汚すような虞れを解消することができる。
用複合ガラス板は、２枚の板ガラスを一定間隔離して支
持させる額縁状のガラス取付枠を上下一対の横枠と左右
一対の縦枠とに分割して形成し、これをそれぞれの両端
に設けた係合部と被係合部との係合によって一体的に連
結して組立てるものであるから、従来の複合ガラス板の
ように額縁状のガラス取付枠を形成するための大形の成
型金型は全く不要となりコスト安に製作できる。また、
各板ガラスはガラス取付枠の嵌合溝に嵌挿保持させるも
のであるから、接着剤の使用や接着作業を必要としない
ため組立てに手間が掛からず、しかも接着剤によって板
ガラスを汚すような虞れを解消することができる。
【図１】ガラス枠を開いた状態のパチンコ機の斜視図。
【図２】本発明の複合ガラス板の斜視図。
【図３】図２の分解斜視図。
【図４】横枠と縦枠の連結部分の分解斜視図。
【図５】横枠と縦枠の連結部分の断面図。
【図６】複合ガラス板の組付け手順を説明する正面図。
【図７】複合ガラス板をガラス保持枠に取付けた状態の
側断面図。
側断面図。
１２ 複合ガラス板 １３ ガラス取付枠 １４ａ，１４ｂ 板ガラス １５ａ，１５ｂ 横枠 １６ａ，１６ｂ 縦枠 １７，１７ 嵌合溝 ２１ａ，２１ｂ 被係合部 ２４ａ，２４ｂ 係合部
Claims (1)
- 【請求項１】 合成樹脂により額縁状に形成されるガラ
ス取付枠と２枚の板ガラスとの組合せからなり、 ガラス取付枠を、上下一対の横枠と左右一対の縦枠とに
分割して形成し、横枠と縦枠のそれぞれ内側面には２条
の嵌合溝を設けて該嵌合溝に板ガラスを嵌挿させると共
に、横枠と縦枠をそれぞれの端部に形成した係合部と被
係合部との係合によって一体的に連結するようにしたこ
とを特徴とするパチンコ機用複合ガラス板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31281592A JPH06134122A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | パチンコ機用複合ガラス板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31281592A JPH06134122A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | パチンコ機用複合ガラス板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06134122A true JPH06134122A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=18033749
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31281592A Pending JPH06134122A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | パチンコ機用複合ガラス板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06134122A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08332269A (ja) * | 1995-06-07 | 1996-12-17 | Heiwa Corp | パチンコ機のガラス枠 |
| JPH0919553A (ja) * | 1995-07-04 | 1997-01-21 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
| JP2007140220A (ja) * | 2005-11-21 | 2007-06-07 | Hitachi Ltd | 表示装置 |
| JP2007289254A (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-08 | Aiwa Raito:Kk | 弾球遊技機用の透明板構造体 |
| JP2011160838A (ja) * | 2010-02-04 | 2011-08-25 | Betekku:Kk | ペアガラスユニット及び遊技台 |
| JP2012040041A (ja) * | 2010-08-12 | 2012-03-01 | Nishida Toshiro | ペアガラスユニット及び遊技台 |
-
1992
- 1992-10-27 JP JP31281592A patent/JPH06134122A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08332269A (ja) * | 1995-06-07 | 1996-12-17 | Heiwa Corp | パチンコ機のガラス枠 |
| JPH0919553A (ja) * | 1995-07-04 | 1997-01-21 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
| JP2007140220A (ja) * | 2005-11-21 | 2007-06-07 | Hitachi Ltd | 表示装置 |
| JP2007289254A (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-08 | Aiwa Raito:Kk | 弾球遊技機用の透明板構造体 |
| JP2011160838A (ja) * | 2010-02-04 | 2011-08-25 | Betekku:Kk | ペアガラスユニット及び遊技台 |
| JP2012040041A (ja) * | 2010-08-12 | 2012-03-01 | Nishida Toshiro | ペアガラスユニット及び遊技台 |
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