JP3593824B2 - パーキングブレーキカバーの組付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の室内フロアに設けられるパーキングブレーキカバーの組付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、図5に示すような四輪自動車のパーキングブレーキレバーユニット51は、上部に配置されるパーキングブレーキレバー52を除き、開口部53aを有するボックス状のパーキングブレーキカバー53によって覆われている。このパーキングブレーキカバー53は、その左右両側から車体に取付けたブラケット54にスクリュ55を用いて締付けしたりすることにより組付けられている。また、このブラケット54は、パーキングブレーキレバー52の車体への固定部付近に取付けられており、当該ブラケット54によってパーキングブレーキレバー52とパーキングブレーキカバー53の中心線を位置決めしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の組付構造にあっては、パーキングブレーキレバー52の可動部であるパーキングブレーキカバー53の開口部53aと、ブラケット54に取付けられるパーキングブレーキカバー53の固定部との間の距離が比較的長いので、これに伴い公差も大きくなり、パーキングブレーキレバー52とパーキングブレーキカバー53の開口部53aとの間に大きな芯ずれを生じてしまい、外観などを損ねるおそれがあった。特にこれは、パーキングブレーキレバー52およびパーキングブレーキカバー53の固定がフロア(図示せず)を基準にしているため、当該フロアから離れた上部で顕著に表れる。
【0004】
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、簡単な構造でパーキングブレーキレバーとパーキングブレーキカバーの芯合わせを確実に行うことができ、組付性および外観を向上させるとともに、ブラケット等の部品点数の削減によってコスト低減を図ることが可能なパーキングブレーキカバーの組付構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記従来技術の有する課題を解決するため、本発明においては、パーキングブレーキレバーを覆うボックス状に形成され、かつ該パーキングブレーキレバーのレバーグリップを上下動可能に挿通させる開口部が形成されたパーキングブレーキカバーの組付構造であって、上記レバーグリップの後端に上記パーキングブレーキレバーと上記パーキングブレーキカバーの開口部との隙間を塞ぐフランジ部が設けられている組付構造において、上記パーキングブレーキカバーの内壁面に上記開口部を間に置いて左右一対のガイド部材を設け、該ガイド部材におけるレバーグリップのフランジ部との接触部分を曲面状に形成する一方、上記パーキングブレーキカバーの側壁面と上記ガイド部材の裏面との間で、上記パーキングブレーキカバーの側壁面に先端面が下方に向かって湾曲した傾斜面状に形成されている組付用のリブを配設し、上記ガイド部材により上記レバーグリップのフランジ部の左右両側面を摺動自在に案内支持して位置決めしている。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
【0007】
図1〜図4は、本発明に係るパーキングブレーキカバーの組付構造の実施の形態を示している。図において、1は駐車時に四輪自動車を止めておくためにパーキングブレーキを操作するパーキングブレーキレバーであり、当該パーキングブレーキレバー1は左右一対のフロントシートの間に配設され、パーキングブレーキカバー2によって覆われている。また、パーキングブレーキレバー1の後端部は、図示しない車体側の室内フロアに取付けられている。
【0008】
上記パーキングブレーキレバー1は、図1および図2に示すようなレバーグリップ3を有しており、このレバーグリップ3は、パーキングブレーキカバー2の前方側上方に突出すべく、当該パーキングブレーキカバー2の開口部4に上下動可能に挿通されて配置されている。また、レバーグリップ3の後端部3aには、パーキングブレーキレバー1とパーキングブレーキカバー2の開口部4との隙間を塞ぐ目隠しのフランジ部5が設けられている。このため、レバーグリップ3のフランジ部5は、外形寸法がパーキングブレーキカバー2の開口部4よりも大きな板状体を用いて形成されており、レバーグリップ3の操作時に、パーキングブレーキカバー2の内壁面に沿って一体的に移動するように上方へやや突出した平面長方形の湾曲面状に形成されている。
【0009】
一方、上記パーキングブレーキカバー2は、図3および図4に示す如く、下面部が開口したボックス状に形成され、上面部2aの前方側寄りおよび前面部2bには、上部に配置されるパーキングブレーキレバー1のレバーグリップ3を操作するために必要な開口部4が連続して設けられている。また、パーキングブレーキカバー2の上面部2aに位置する内側の内壁面2cには、開口部4を間に置いて左右一対のガイド部材6,7が対向して設けられており、これらガイド部材6,7の間にレバーグリップ3のフランジ部5が配設されている。すなわち、ガイド部材6,7は、フランジ部5の左右巾と対応する間隔に配置されている。
したがって、フランジ部5の左右両側面5a,5bは、ガイド部材6,7により摺動自在に案内支持されて位置決めされるように構成されている。また、パーキングブレーキカバー2は、フランジ部5の左右両側面5a,5bで規制され、これによりパーキングブレーキレバー1とパーキングブレーキカバー2の開口部4との芯ずれを抑えることが可能となっている。
【0010】
上記ガイド部材6,7は、互いに対向する側へ突出し、かつ下方へ向かって延びる半円筒形状に形成されている。すなわち、ガイド部材6,7におけるレバーグリップ3のフランジ部5との接触部分は曲面状に形成されており、これによってレバーグリップ3の操作時におけるフランジ部5との摺動抵抗を小さくし、パーキングブレーキレバー1とパーキングブレーキカバー2の軸方向のずれに対応し得るように構成されている。
【0011】
また、パーキングブレーキカバー2の左右両側壁面2dには、図3に示すように、板状体で形成した組付用のリブ8がそれぞれ立設されている。これらリブ8は、パーキングブレーキカバー2の側壁面2dとガイド部材6,7の裏面との間に配設されており、先端面は下方へ向かって側壁面2dに湾曲した傾斜面状に形成されている。しかして、パーキングブレーキカバー2の組付時において、レバーグリップ3のフランジ部5が、リブ8の存在によってガイド部材6,7にスムーズに導入されるようになっている。
【0012】
本実施の形態のパーキングブレーキカバー2をパーキングブレーキレバー1に組付けるには、まず、図3に示すようなパーキングブレーキカバー2を持って、これをすでに車体側の室内フロア(図示せず)に取付けられているパーキングブレーキレバー1の上方から被せる。すると、レバーグリップ3のフランジ部5の左右両側面5a,5bがガイド部材6,7により位置決めされる。したがって、パーキングブレーキカバー2の開口部4とパーキングブレーキレバー1との芯合わせが行われ、この状態でパーキングブレーキカバー2は組付けられる(図1および図4参照)。
【0013】
本実施の形態の組付構造においては、パーキングブレーキレバー1のレバーグリップ3に設けたフランジ部5の左右両側面5a,5bと、パーキングブレーキカバー2に設けたガイド部材6,7とによってパーキングブレーキカバー2を規制しているため、パーキングブレーキカバー2の開口部4とパーキングブレーキレバー1との芯ずれを極力小さくすることが可能となる。また、パーキングブレーキカバー2のガイド部材6,7は、半円筒形状に形成されており、レバーグリップ3のフランジ部5との接触部分が曲面状となっているため、レバーグリップ3の作動時におけるフランジ部5との摺動抵抗を極力抑えることができる。しかも、パーキングブレーキカバー2の側壁面2dとガイド部材6,7の裏面との間にはリブ8が配設されているため、パーキングブレーキカバー2の組付時において、レバーグリップ3のフランジ部5をガイド部材6,7にスムーズに導入でき、パーキングブレーキカバー2とパーキングブレーキレバー1の組付けおよび芯合わせを迅速かつ確実に行うことができる。
【0014】
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
【0015】
【発明の効果】
上述の如く、本発明は、パーキングブレーキレバーを覆うボックス状に形成され、かつ該パーキングブレーキレバーのレバーグリップを上下動可能に挿通させる開口部が形成されたパーキングブレーキカバーの組付構造であって、上記レバーグリップの後端に上記パーキングブレーキレバーと上記パーキングブレーキカバーの開口部との隙間を塞ぐフランジ部が設けられている組付構造において、上記パーキングブレーキカバーの内壁面に上記開口部を間に置いて左右一対のガイド部材を設け、該ガイド部材におけるレバーグリップのフランジ部との接触部分を曲面状に形成する一方、上記パーキングブレーキカバーの側壁面と上記ガイド部材の裏面との間で、上記パーキングブレーキカバーの側壁面に先端面が下方に向かって湾曲した傾斜面状に形成されている組付用のリブを配設し、上記ガイド部材により上記レバーグリップのフランジ部の左右両側面を摺動自在に案内支持して位置決めしているので、パーキングブレーキレバーとパーキングブレーキカバーの芯合わせを迅速かつ確実に行うことができ、組付性および外観を向上させることができるとともに、レバーグリップの作動時におけるフランジ部との摺動抵抗を極力抑えることができる。しかも、組付用のリブの存在により、パーキングブレーキカバーの組付時において、レバーグリップのフランジ部をガイド部材にスムーズに導入でき、パーキングブレーキレバーとパーキングブレーキカバーの組付けおよび芯合わせをより一層迅速かつ確実に行うことができる。また、本発明の組付構造では、従来の組付構造に比べて、芯合わせ構造が簡単であり、組付用のブラケット等を使用せずに済むので、部品点数の削減によってコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る組付構造によって組付けられたパーキングブレーキカバーを示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るパーキングブレーキレバーのレバーグリップを示す斜視図である。
【図3】図1におけるパーキングブレーキカバーを下方から見た斜視図である。
【図4】図1におけるパーキングブレーキカバーを示す断面図である。
【図5】従来の組付構造によって組付けられたパーキングブレーキカバーを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 パーキングブレーキレバー
2 パーキングブレーキカバー
3 レバーグリップ
4 開口部
5 フランジ部
6,7 ガイド部材
8 リブ

Claims (1)

  1. パーキングブレーキレバーを覆うボックス状に形成され、かつ該パーキングブレーキレバーのレバーグリップを上下動可能に挿通させる開口部が形成されたパーキングブレーキカバーの組付構造であって、上記レバーグリップの後端に上記パーキングブレーキレバーと上記パーキングブレーキカバーの開口部との隙間を塞ぐフランジ部が設けられている組付構造において、上記パーキングブレーキカバーの内壁面に上記開口部を間に置いて左右一対のガイド部材を設け、該ガイド部材におけるレバーグリップのフランジ部との接触部分を曲面状に形成する一方、上記パーキングブレーキカバーの側壁面と上記ガイド部材の裏面との間で、上記パーキングブレーキカバーの側壁面に先端面が下方に向かって湾曲した傾斜面状に形成されている組付用のリブを配設し、上記ガイド部材により上記レバーグリップのフランジ部の左右両側面を摺動自在に案内支持して位置決めしたことを特徴とするパーキングブレーキカバーの組付構造。
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