JP2001048116A - 紙葉類結束装置及び紙葉類処理装置 - Google Patents

紙葉類結束装置及び紙葉類処理装置

Info

Publication number
JP2001048116A
JP2001048116A JP11221417A JP22141799A JP2001048116A JP 2001048116 A JP2001048116 A JP 2001048116A JP 11221417 A JP11221417 A JP 11221417A JP 22141799 A JP22141799 A JP 22141799A JP 2001048116 A JP2001048116 A JP 2001048116A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compression
plate
binding
platen
sheet bundle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11221417A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kamiyama
浩之 神山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP11221417A priority Critical patent/JP2001048116A/ja
Publication of JP2001048116A publication Critical patent/JP2001048116A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Basic Packing Technique (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、結束媒体の不均一性に拘わらず、一
定の圧縮力で結束できるようにした紙葉類結束装置及び
紙葉類処理装置を提供することにある。 【解決手段】本発明は、紙葉類を積層してなる被結束物
Aを圧縮盤100上に載置し、該圧縮盤100の移動に
より被結束物Aを支持盤98に押し付けることにより圧
縮する圧縮装置95と、圧縮盤100によって移動され
る被結束物Aの移動方向先端部を検出する反射センサ1
61と、この反射センサ161により被結束物Aが検出
されたのち、圧縮盤100を一定距離移動させて被結束
物Aを支持盤98に押し付けるように圧縮盤100の移
動を制御する制御手段163と、圧縮盤100により圧
縮された被結束物Aを大帯Bで結束する帯巻装置96と
を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、有価証券等の紙
葉類を帯状材を用いて複数枚毎に結束する紙葉類結束装
置及び紙葉類処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】有価証券等の紙葉類を処理する紙葉類処
理装置としては、紙葉類を順次一枚ずつ取り出してその
良否等について検査および計数したのち、−定枚数(例
えば100枚)毎に集積し、集積された紙葉類の束を帯
状材により結束する装置が知られている。
【0003】この種の紙葉類処理装置によれば、集積さ
れた紙葉類に帯状材を巻回して結束する第1の結束装置
と、結束された紙葉類の束を複数束積層して更にこれら
の束を十字状に巻回された2本の帯状材により結束する
第2の結束装置と、を備えている。
【0004】ところで、結束される有価証券等の紙葉類
には、新しいものと、古いものとが混在しており、同じ
枚数でも積層すると、その厚さが異なる。
【0005】このため、積層紙葉類を結束する場合に
は、積層紙葉類を一旦、圧縮装置により一定の厚さに圧
縮してから、結束するようにしている。
【0006】圧縮装置は固定盤と、この固定盤に対し接
離する方向に移動する圧縮盤とを備え、積層紙葉類を圧
縮盤上に載置して圧縮盤を移動させることにより、固定
盤に押し付けて圧縮するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、固定盤を一定距離移動させて積層紙葉類を圧
縮していたため、積層紙葉類の厚さのバラツキにより、
その厚みが設定値より下回ると、十分な圧縮力を得るこ
とができず、帯が抜けてしまい結束不良となってしま
う。
【0008】また、逆に、積層紙葉類の厚さが設定値よ
り上回る場合は、必要以上の圧縮量を与えてしまい、結
束媒体の破損もしくは、機構そのものを破壊してしまう
という問題があった。
【0009】この発明は以上の点に鑑みなされたもの
で、積層紙葉類の厚さにバラツキがあっても、一定の圧
縮力で結束できるようにした紙葉類結束装置及び紙葉類
処理装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、請求項1記載のものは、固定盤と、この固定
盤に対し接離する方向に移動自在に設けられた圧縮盤を
有し、紙葉類を積層してなる被結束物を前記圧縮盤上に
載置し、該圧縮盤の移動により前記被結束物を前記固定
盤に押し付けることにより圧縮する圧縮手段と、前記圧
縮盤によって移動される前記被結束物の移動方向先端部
を検出する検出手段と、この検出手段により前記被結束
物が検出されたのち、前記圧縮盤を一定距離移動させて
前記被結束物を前記固定盤に押し付けるように前記圧縮
盤の移動を制御する制御手段と、前記圧縮手段により圧
縮された前記被結束物を結束帯で結束する結束手段とを
具備する。
【0011】請求項2記載のものは、固定盤と、この固
定盤に対し接離する方向に移動自在に設けられた圧縮盤
を有し、紙葉類を所定枚数積層しこれを小帯で把束して
なる紙葉類把を複数個積層して前記圧縮盤上に載置し、
該圧縮盤の移動により前記積層紙葉類把を前記固定盤に
押し付けることにより圧縮する圧縮手段と、前記圧縮盤
によって移動される前記積層紙葉類把の移動方向先端部
を検出する検出手段と、この検出手段により前記積層紙
葉類把が検出されたのち、前記圧縮盤を一定距離移動さ
せて前記積層紙葉類把を前記固定盤に押し付けるように
前記圧縮盤の移動を制御する制御手段と、前記圧縮手段
により圧縮された前記積層紙葉類把を大帯で結束して紙
葉類束とする結束手段とを具備する。
【0012】請求項3記載のものは、固定盤と、この固
定盤に対し接離する方向に移動自在に設けられた圧縮盤
を有し、紙葉類を所定枚数積層しこれを小帯で把束して
なる紙葉類把を数個積層して前記圧縮盤上に載置し、該
圧縮盤の移動により前記積層紙葉類把を前記固定盤に押
し付けることにより圧縮する圧縮手段と、前記圧縮盤に
よって移動される前記積層紙葉類把の移動方向先端側の
小帯を検出する検出手段と、この検出手段により前記小
帯が検出されたのち、前記圧縮盤を一定距離移動させて
前記紙葉類把を前記固定盤に押し付けるように前記圧縮
盤の移動を制御する制御手段と、前記圧縮手段により圧
縮された前記積層紙葉類把を大帯で結束して紙葉類束と
する結束手段とを具備する。
【0013】請求項4記載のものは、固定盤と、この固
定盤に対し接離する方向に移動自在に設けられた圧縮盤
を有し、紙葉類を所定枚数積層しこれを小帯で把束して
なる紙葉類把を複数個積層して前記圧縮盤上に載置し、
該圧縮盤の移動により前記積層紙葉類把を前記固定盤に
押し付けることにより圧縮する圧縮手段と、前記圧縮盤
によって移動される前記積層紙葉類把の移動方向先端側
の小帯を光学的に検出する反射センサと、この反射セン
サにより前記小帯が光学的に検出されたのち、前記圧縮
盤を一定距離移動させて前記紙葉類把を前記固定盤に押
し付けるように前記圧縮盤の移動を制御する制御手段
と、前記圧縮手段により圧縮された前記積層紙葉類把を
大帯で結束して紙葉類束とする結束手段とを具備する。
【0014】請求項5記載のものは、紙葉類を一枚づつ
取り出す取出手段と、この取出手段により取り出された
紙葉類を搬送する搬送手段と、この搬送手段によって搬
送される紙葉類の情報を検出する情報検出手段と、この
検出手段の検出結果に応じて紙葉類を所定枚数づつ区分
集積する集積手段と、この集積手段に集積された紙葉類
を把束帯で把束して被結束物を構成する把束手段と、固
定盤と、この固定盤に対し接離する方向に移動自在に設
けられた圧縮盤を有し、被結束物を前記圧縮盤上に載置
し、該圧縮盤の移動により前記被結束物を前記固定盤に
押し付けることにより圧縮する圧縮手段と、前記圧縮盤
によって移動される前記被結束物の移動方向先端部を検
出する検出手段と、この検出手段により前記被結束物が
検出されたのち、前記圧縮盤を一定距離移動させて前記
被結束物を前記固定盤に押し付けるように前記圧縮盤の
移動を制御する制御手段と、前記圧縮手段により圧縮さ
れた前記被結束物を結束帯で結束する結束手段とを具備
する。
【0015】請求項6記載のものは、紙葉類を一枚づつ
取り出す取出手段と、この取出手段により取り出された
紙葉類を搬送する搬送手段と、この搬送手段によって搬
送される紙葉類の情報を検出する情報検出手段と、この
検出手段の検出結果に応じて紙葉類を所定枚数づつ区分
集積する集積手段と、この集積手段に集積された紙葉類
を小帯で把束して紙葉類把とする把束手段と、固定盤
と、この固定盤に対し接離する方向に移動自在に設けら
れた圧縮盤を有し、前記紙葉類把を複数個積層して前記
圧縮盤上に載置し、該圧縮盤の移動により前記積層紙葉
類把を前記固定盤に押し付けることにより圧縮する圧縮
手段と、前記圧縮盤によって移動される前記積層紙葉類
把の移動方向先端部を検出する検出手段と、この検出手
段により前記積層紙葉類把が検出されたのち、前記圧縮
盤を一定距離移動させて前記積層紙葉類把を前記固定盤
に押し付けるように前記圧縮盤の移動を制御する制御手
段と、前記圧縮手段により圧縮された前記積層紙葉類把
を大帯で結束して紙葉類束とする結束手段とを具備す
る。
【0016】請求項7記載のものは、紙葉類を一枚づつ
取り出す取出手段と、この取出手段により取り出された
紙葉類を搬送する搬送手段と、この搬送手段によって搬
送される紙葉類の情報を検出する情報検出手段と、この
検出手段の検出結果に応じて紙葉類を所定枚数づつ区分
集積する集積手段と、この集積手段に集積された紙葉類
を小帯で把束して紙葉類把とする把束手段と、固定盤
と、この固定盤に対し接離する方向に移動自在に設けら
れた圧縮盤を有し、前記紙葉類把を数個積層して前記圧
縮盤上に載置し、該圧縮盤の移動により前記積層紙葉類
把を前記固定盤に押し付けることにより圧縮する圧縮手
段と、前記圧縮盤によって移動される前記積層紙葉類把
の移動方向先端側の小帯を検出する検出手段と、この検
出手段により前記小帯が検出されたのち、前記圧縮盤を
一定距離移動させて前記紙葉類把を前記固定盤に押し付
けるように前記圧縮盤の移動を制御する制御手段と、前
記圧縮手段により圧縮された前記積層紙葉類把を大帯で
結束して紙葉類束とする結束手段とを具備する。
【0017】請求項8記載のものは、紙葉類を一枚づつ
取り出す取出手段と、この取出手段により取り出された
紙葉類を搬送する搬送手段と、この搬送手段によって搬
送される紙葉類の情報を検出する情報検出手段と、この
検出手段の検出結果に応じて紙葉類を所定枚数づつ区分
集積する集積手段と、この集積手段に集積された紙葉類
を小帯で把束して紙葉類把とする把束手段と、固定盤
と、この固定盤に対し接離する方向に移動自在に設けら
れた圧縮盤を有し、前記紙葉類把を複数個積層して前記
圧縮盤上に載置し、該圧縮盤の移動により前記積層紙葉
類把を前記固定盤に押し付けることにより圧縮する圧縮
手段と、前記圧縮盤によって移動される前記積層紙葉類
把の移動方向先端側の小帯を光学的に検出する反射セン
サと、この反射センサにより前記小帯が光学的に検出さ
れたのち、前記圧縮盤を一定距離移動させて前記紙葉類
把を前記固定盤に押し付けるように前記圧縮盤の移動を
制御する制御手段と、前記圧縮手段により圧縮された前
記積層紙葉類把を大帯で結束して紙葉類束とする結束手
段とを具備する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す一実施
形態を参照して詳細に説明する。
【0019】図1は本発明の一実施の形態に係る紙葉類
結束装置を組み込んだ有価証券の処理装置を示すもの
で、図2はその構成を示すブロック図である。
【0020】有価証券の処理装置10は、投入された紙
葉類としての有価証券を1枚づつ取り出して検査および
計数した後、一定枚数、例えば100枚毎に集積して帯
状材により結束し、更に、結束された有価証券の結束把
を複数、例えば、10把づつ結束するものである。
【0021】処理装置10は、所定枚数、例えば100
0枚の有価証券を一単位として処理可能に構成され、処
理装置10の右端部には、供給手段として、1000枚
の有価証券を積層状態で一括して順次自動投入する供給
装置12が設けられている。
【0022】処理装置10は、投入された有価証券を1
枚づつ取り出す取出手段としての取出部14、取り出さ
れた有価証券を所定の搬送路17に沿って搬送する搬送
手段としての搬送装置16、搬送されている有価証券か
ら模様、寸法、搬送ピッチ等の情報を検出する情報検出
手段としての判別部18、検出結果に応じて有価証券の
搬送方向を区分する区分部20、羽根車21を有し区分
された有価証券を100枚づつ集積する集積装置22、
集積された有価証券に熱溶融性の帯状材を用いて結束す
る第1の結束装置24、および廃棄処分される有価証券
を裁断および収納する失効部23を備えている。
【0023】取出部14は吸着回転ローラ14aを備
え、この吸着回転ローラ14aは供給装置12から有価
証券Pを1枚づつ所定のピッチで取り出して搬送装置1
6へ受け渡すものである。搬送装置16は所定の搬送路
17に沿って配設された図示しない複数の搬送ベルト、
駆動プーリ、駆動モータ等によって構成されている。
【0024】判別部18は搬送中の有価証券の重ね取り
を検知する重ね取り検知部、有価証券Pに付された模様
を読み取る読取装置、有価証券Pの枚数を計数する計数
装置等を備えて構成され、搬送路17に沿って順に配設
されている。
【0025】判別部18において計数、模様読み取り、
長さ検出された有価証券はその検出結果に応じて複数種
類、例えば、2種類の有価証券と廃棄券とに分けられ、
各種類毎に集積装置22あるいは失効部23へ送られ
る。
【0026】第1の結束部24は集積装置22に連結し
て設けられ、集積された100枚の有価証券に帯状材
(小帯)を一周巻き付けた後、帯状材の両端部同志を熱
圧着することにより有価証券を結束して紙葉類把として
の結束把を形成する。
【0027】羽根車21を有する集積装置22および第
1の結束装置24は、有価証券の種類に応じて2組づつ
設けられている。これらの第1の結束装置24の下方に
は、結束把を搬送する把搬送装置25、および結束把を
検査する把検査部26が設けられている。結束把は、こ
の把搬送装置25により把検査部26を介して第2の結
束装置27へ搬送され、ここで所定の把数づつ、例えば
10把づつ2本の帯状材(大帯)によって十字状に結束
され、その後、複数の搬送コンベアを有する排出装置2
8により所定の部位へ排出される。
【0028】処理装置10の全体の動作は、制御手段と
して機能する制御装置29によって制御される。
【0029】図3は第2の結束装置27を示す斜視図で
ある。
【0030】第2の結束装置27は、把搬送装置25か
ら送られた結束把を集積する集積手段としての集積部3
0、所定数集積された結束把を搬送する搬送部31、お
よび集積された結束把を大帯によって結束する結束部3
2を備えている。
【0031】図4は集積部30を示す斜視図である。
【0032】集積部30は把搬送装置25から落下して
来る結束把を受ける矩形状の受け枠33と、この受け枠
33を開閉するシャッタユニット34とを備えている。
このシャッタユニット34は、水平に延びるガイドレー
ル35と、ガイドレール35に沿って摺動自在に設けら
れたシャッタ板36とを有している。
【0033】シャッタ板36は、図示しない駆動機構に
より通常、受け枠33を閉じる閉塞位置に保持され、把
搬送装置25から落下してくる結束把を受け止めたの
ち、開放されるようになっている。
【0034】シャッタ板36の下方には、結束把が集積
されるバックアップ機構45が設けられている。このバ
ックアップ機構45は、シャッタ板36の下方に水平に
設けられたバックアップ板46と、バックアップ板46
を昇降させる昇降機構47とを有している。
【0035】昇降機構47は、垂直に延びる支持ポスト
48と、支持ポスト48に固定されて垂直に延びるガイ
ドレール49と、支持ポスト48の上端および下端にそ
れぞれ設けられたプーリ50、51、これらのプーリ5
0、51間に掛け渡されたタイミングベルト52、およ
びプーリ51を介してタイミングベルト52を走行させ
るパルスモータ53を備えている。
【0036】バックアップ板46には、水平に延びる可
動アーム54の一端が固定されている。可能アーム54
の他端は、ガイドレール49に沿って昇降自在に支持さ
れているとともに、タイミングベルト52に連結されて
いる。従って、パルスモータ53を正逆回転駆動するこ
とにより、バックアップ板46はタイミングベルト52
および可動アーム54を介して昇降駆動される。そし
て、シャッタ板36を介してバックアップ板46上に結
束把が集積される毎に、バックアップ板46は所定量づ
つ下方へ移動される。
【0037】また、支持ポスト48の上下端部の近傍に
は、それぞれセンサー55、56が配置され、これらセ
ンサー55、56によりバックアップ板46の上下の移
動位置が検出される。バックアッブ板46の上下移動路
の両側において、受け枠33のすぐ下方には、左右対象
な断面コ字状の集積プレート57が所定の間隔をおいて
互いに対向して設けられ支持フレーム(図示しない)に
取り付けられている。各集積プレート57の内側には図
5に示すように押圧板58が設けられている。各押圧板
58は、ブラケットを介して、支持フレーム上のガイド
レール上に摺動自在に設けられている。それにより、一
対の押圧板58は互いに接離する方向に移動可能となっ
ている。
【0038】一対の押圧板58は互いに接近する方向へ
移動し、集積プレート57間に集積された結束把を整位
する。このような整位は、バックアップ板46上に4把
集積された後、1把集積毎に2回ずつ押圧板58を駆動
することにより行われる。
【0039】集積プレート57の下方には、ガイド機構
64が配設されている。ガイド機構64は、図6に示す
ように、上下に伸縮自在な一対のガイドユニット66を
備え、これらのガイドユニット66はバックアップ板4
6の上下移動路の両側左右対象に配設され、バックアッ
プ板46上に集積され結束把Aの両端周囲部を結束把A
の圧縮方向にガイドする。
【0040】各ガイドユニット66は、3枚のガイド板
67、68、69を組み合わせて構成されている。これ
らのガイド板67、68、69は相互に摺動自在に重ね
て配設されている。ガイド板69には、垂直方向に延び
る2本の長孔70が形成され、これらの長孔には、ガイ
ド板68に突設された一対のガイドピン71が摺動自在
に挿入されている。
【0041】各ガイドユニット66のガイド板68は図
示しない駆動機構により昇降され、更に、ガイド板68
の昇降に伴い、ガイドピン71が長孔70の上下端部に
当接し、ガイド板69が昇降移動される。
【0042】なお、各ガイド板67の下端部は内側へ折
曲げられ、バックアップ板46上に集積された有価証券
の結束把のみを受け取り、かつ、バックアップ板46に
干渉しないように形成されている。各ガイドユニット6
6は、結束把Aの集積時には伸びた状態に保持され、結
束把10個分の集積高さよりも大きな寸法に構成されて
いる。また、左右のガイド板67、68、69は、結束
把のセンターを中心とし引っ張りバネ(図示しない)の
作用により結束把を長手方向に押圧するようになってい
る。上記のように構成された集積部30のガイド機構6
4を支持したブラケット72は、搬送部31を構成する
スライダ(図示しない)上に支持されている。スライダ
は、水平に設けられた支持ベース上に設置されたガイド
レール上を摺動自在に配設されている。
【0043】集積された結束把Aを保持したガイド機構
66は図示しない駆動機構により、集積部30と結束部
32との間をガイドレールに沿って往復移動され、集積
した10把の結束把を結束部32へ搬送する。
【0044】図7及び図8は結束部32を示すものであ
る。
【0045】結束部32は、搬送部31から送られて来
た10把の結束把をその積層方向に圧縮する圧縮手段と
しての圧縮装置95、圧縮された結束把に帯状材(大
帯)を十字状に巻き付ける巻付手段としての帯巻装置9
6及び巻き付けられた帯状材の端部同志を熱圧着する後
述の熱圧着装置を備えている。
【0046】圧縮装置95は、固定盤としての固定の支
持盤98と、支持盤98の下方に設けられた可動の圧縮
盤100とを有し、これらは互いに所定の間隔を存して
対向しているとともに水平に配置されている。圧縮盤1
00は、支持盤98と下部ベース102との間を延びる
複数のボールネジ104により支持されている。そし
て、ボールネジ104を正逆回転させて圧縮盤100を
上方向に移動させることにより、圧縮盤100と支持盤
98との間で被結束物C、つまり、有価証券の結束把を
圧縮可能となっている。
【0047】ボールネジ104の下端には、プーリ10
5が取り付けられている。また、下部ベース102上に
は、駆動手段として機能する駆動モータ106、および
タイミングベルト108を介して駆動モータ106の駆
動軸に連結されたパウダークラッチブレーキ107が設
けられている。ブレーキ107の出力側には、はすば歯
車109を介してタイミングプーリ110が連結されて
いる。タイミングプーリ110およびプーリ105にタ
イミングベルト112が掛け渡されている。
【0048】そして、駆動モータ106を正転又は逆転
駆動してパウダークラッチブレーキ107のラッチが連
結されると、ボールネジ104が回転して圧縮盤100
が上下方向に移動される構造となってる。
【0049】なお、支持盤98と下部ベース102との
間には支持ロッド114が架設され、この支持ロッド1
14には、圧縮盤100の昇降位置を検出および制御す
るための複数の位置センサ116が設けられている。
【0050】また、圧縮盤100の圧縮表面、つまり、
上面は、初期状態において、集積部30のガイドユニッ
ト66の底面よりも低いレベルに位置されている。そし
て、圧縮盤100とガイドユニット66の底面とは入れ
子状に構成され、圧縮盤100は上方にガイドユニット
66があっても、干渉せずに上昇することができる。更
に、支持盤98には、後述する熱圧着装置の熱圧着ヘッ
ド、および帯巻装置96の一部を挿通するための切欠1
18が形成されている。
【0051】図8及び図9は帯巻装置96を示すもので
ある。
【0052】帯巻装置96は、帯フィーダ/カッタ部1
20、帯キャッチャー122、円環部124、および方
向変換部125を備え、搬送部31から送られて来た積
層状態の結束把に帯状材(大帯)Bを十字状に巻き付け
る。
【0053】帯フィーダ/カッタ部120は、帯状材B
として、熱溶着剤、例えば、熱溶着糊が塗布された大帯
を供給するもので、一対の駆動ローラ125、駆動ロー
ラ125にそれぞれ接触した一対のテンションローラ1
26、駆動ローラ125間に設けられたロータリカッタ
ユニット127、図示しないタイミングベルトを介して
駆動ローラ125を回転駆動する駆動モータ128を備
えている。
【0054】各テンションローラ126は、図示しない
板ばねにより駆動ローラ125に押し付けられ、供給時
における帯状材Bの滑りを防止する。また、ロータリカ
ッタユニット127は、互いに対向した固定歯130a
および可動歯130bと、押圧ロッド131を介して可
動歯130を切断位置へ移動させるロータリソレノイド
134とを有している。
【0055】また、帯巻装置96は、垂直に立設され圧
縮装置95に隣接対向した支持板136を備え、帯フィ
ーダ/カッタ部120はこの支持板136に取り付けら
れている。また、円環部124は4つのベアリング13
7(1つのみ図示する)により、その中心軸の回りで回
動自在に支持板136に支持されている。円環部124
の外周縁には歯車124aが切られている。また、支持
板136にはパルスモータ138が固定され、その回転
軸に固定された歯車140は円環部124の歯車124
aと歯合している。従って、パルスモータ138を駆動
することにより、円環部124が回転駆動される。
【0056】円環部124は、圧縮装置95の支持盤9
8および可動盤100に跨って設けられている。そし
て、この円環部124には、帯状材Bを挟んで保持する
帯キャッチャー122が取り付けられている。帯キャッ
チャー122は、円環部124に直接取付けられた第1
のキャッチャー122aと、ブラケット142を介して
円環部に取り付けられた第2のキャッチャー122b
と、を有している。ブラケット142は、ピン143に
より回動自在に支持され、それにより、第2のキャッチ
ャー122bは第1のキャッチャー122aに対して接
離可能となっている。
【0057】また、ブラケット142と円環部124と
の間には引っ張りばね144が架設され、第2のキャッ
チャー122bは、この引っ張りばね144の付勢力に
より通常第1のキャッチャー122aに押し付けられて
いる。ブラケット142には、カムフォロア145が取
り付けられている。
【0058】支持板136には、ブラケット142のカ
ムフォロア145に当接可能な当接部材146がピン1
47の回りで回動自在に取り付けられている。また、支
持板136には、ストッパピン148が突設されてい
る。当接部材146は、図示しないばねによりこのスト
ッパピン148に押し付けられ、一方(図8において反
時計方向)の回動が規制されている。
【0059】そのため、パルスモータ138によって円
環部124が図8において反時計方向に回転されると、
帯キャッチャー122は円環部124と一体に回動す
る。ほぼ1回転すると、帯キャッチャー122のカムフ
ォロア145は当接部材146に当接する。この場合、
当接部材146はばねの付勢力に抗して時計方向に回動
するため、帯キャッチャー122は開放することなく閉
じたまま当接部材146を通過する。
【0060】一方、円環部124が時計方向に回動され
ると、カムフォロア145が当接部材146に当接す
る。この場合、当接部材146はストッパピン148に
よって反時計方向の回動が規制されていることから、第
2のキャッチャー122bは引っ張りばね144の付勢
力に抗して回動し、帯キャッチャー122が開放され
る。
【0061】なお、支持板136には3つのセンサ15
0、151、152が取り付けられ、円環部124の内
側に互いに所定の間隔離間して配置されている。センサ
150、151は、円環部124の停止位置を検出およ
び制御し、センサ152は、帯状材Bを所定の長さで切
断するために、ロータリカッタユニット127のロータ
リソレノイド127を作動させるトリガ信号を出力する
役目をなす。
【0062】圧縮装置95によって圧縮された被結束物
C、つまり、積層された10把の結束把に帯状材Bを巻
き付ける場合には、図8および図10に示すように、帯
フィーダ/カッタ部120から供給された帯状材Bの端
部を帯押え153によって被結束物Cの上面に押え付け
る。この状態で、帯状材Bを帯キャッチャー122によ
って保持したまま円環部124を反時計方向に1回転よ
りも僅かに多く回転させると、帯状材は被結束物Aに巻
き付けられる。この巻き付けられた帯状材の互いに重り
合った端部同志が図示しない熱圧着装置により熱圧着さ
れる。
【0063】図11は結束部32の圧縮装置95に設け
られる検出手段としての反射センサ161を示すもので
ある。
【0064】反射センサ161は支持盤98の下部側に
設けられ、10把の結束把の上面部の小帯bを検出す
る。反射センサ161には信号路を介して図12に示す
ように制御手段としての制御装置163が接続されてい
る。制御手段163は反射センサ161が結束把Aの上
面の小帯bを検出したとき、駆動モータ106の駆動を
制御して一定距離、即ち、結束把Aの上面部が支持盤9
8に一定の押圧力で圧接する距離だけ、圧縮盤100を
上昇させるようになっている。
【0065】次に、結束装置27の結束動作を図11及
び図12、さらに、図13に示すフローチャートを参照
して説明する。
【0066】把搬送装置25から送られて来た有価証券
の結束把Aは、集積部30のバックアップ板46上に受
け渡される。バックアップ板46は結束把Aを受け取る
毎に、所定量ずつ下降し、所定の把数、つまり10把、
になるまで結束把Aを順次面方向に積層する(ステップ
1)。積層後、バックアップ板46上の結束把Aは、搬
送部31によって結束部の圧縮装置95まで水平方向に
移送され(ステップ2)、この圧縮装置95の圧縮盤1
00上に載置される。この載置後、圧縮盤100の上昇
が始され(ステップ3)、所定量上昇されると、その上
面部の小帯bが反射センサ161により検出される(ス
テップ4)。この検出後、駆動モータ106の駆動が制
御され、圧縮盤100が一定距離上昇するように制御さ
れる。これにより、結束把Aが支持盤98押し付けられ
て一定量積層方向に沿って圧縮される(ステップ5)。
続いて、圧縮状態を維持した状態で、帯巻装置96によ
り、10把の結束把の束の長手方向に帯状材Bを1周巻
回する(ステップ6)。そして、帯状材Bの端部を帯巻
装置96によって保持した状態で、熱圧着装置154の
可動ヒータブロック162を待機位置から熱圧着位置に
移動させ、帯状材Bの熱圧着部、つまり、互いに重り合
った端部に押し付ける。それにより、帯状材Bの熱溶融
糊が溶融し、帯状材の端部同志が熱圧着される(ステッ
プ7)。その後、圧縮装置95による圧縮を解除(ステ
ップ8)した後、図示しない反転装置によって結束把A
を90度回転し、再度、圧縮装置95によって圧縮した
状態で帯巻装置98により結束把Aの横方向に帯状材B
を巻き付ける。そして、帯状材Bの端部同志を熱圧着装
置によって熱圧着することにより、結束把Aを帯状材に
よって十字状に結束する(ステップ9)。結束された1
0把の結束把Aは、排出装置28により処理装置10の
外部に排出される(ステップ10)。
【0067】上記したように、圧縮盤100上に積層載
置される結束把Aの上面部の小帯bを反射センサ161
によって検出したのち、圧縮盤100を一定距離上昇さ
せて結束把Aの上面部を支持盤98に押し付けるため、
結束把Aの積層方向の厚さにバラツキがあっても、その
圧縮量を一定化できる。
【0068】従って、従来のように、結束不良になった
り、或いは結束把Aに損傷を与えたり、また、圧縮機構
自体を破壊するといったことなく、良好な結束が可能と
なる。
【0069】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、被結束物
(紙葉類把)の移動方向先端を検出手段により検出し、
この検出手段により被結束物(紙葉類把)の移動方向先
端を検出したのち、圧縮盤を一定距離移動させて被結束
物(紙葉類把)を固定盤に押し付けて圧縮させるから、
被結束物(紙葉類把)の厚さ方向のバラツキに関係な
く、一定の圧縮量を得ることができる。
【0070】従って、従来のように、結束不良になった
り、或いは被結束物(紙葉類把)に損傷を与えたり、ま
た、圧縮機構自体を破壊するといったことなく、良好な
結束が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る有価証券の処理装
置全体を概略的に示す図。
【図2】処理装置の構成を概略的に示すブロック図。
【図3】処理装置の第2の結束装置を概略的に示す斜視
図。
【図4】第2の結束装置の集積部を示す斜視図。
【図5】集積プレートおよびバックアップ板を示す斜視
図。
【図6】集積部のガイドユニットを示す斜視図。
【図7】第2の結束装置の圧縮装置を示す斜視図。
【図8】第2の結束装置の帯巻装置を示す斜視図。
【図9】帯巻装置の帯フィーダ/カッタ部を示す斜視
図。
【図10】帯巻装置により被結束物に帯状材を巻回した
状態を概略的に示す図。
【図11】第2結束装置の圧縮装置に設けられる反射セ
ンサを示す図。
【図12】圧縮盤の制御系を示すブロック図。
【図13】第2結束装置の結束動作を示すフローチャー
ト図。
【符号の説明】
10…処理装置 12…供給装置 14…取出部(取出手段) 17…搬送装置(搬送手段) 18…判別部(情報検出手段) 24…第1の結束装置(把束手段) 27…第2の結束装置(結束手段) 30…集積部 31…搬送部 32…結束部 95…圧縮装置(圧縮手段) 96…帯巻装置 98…支持盤(固定盤) 100…圧縮盤 B…帯状材(大帯) b…小帯 A…被結束物(紙葉類把) 161…反射センサ(検出手段) 163…制御手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定盤と、この固定盤に対し接離する方向
    に移動自在に設けられた圧縮盤を有し、紙葉類を積層し
    てなる被結束物を前記圧縮盤上に載置し、該圧縮盤の移
    動により前記被結束物を前記固定盤に押し付けることに
    より圧縮する圧縮手段と、 前記圧縮盤によって移動される前記被結束物の移動方向
    先端部を検出する検出手段と、 この検出手段により前記被結束物が検出されたのち、前
    記圧縮盤を一定距離移動させて前記被結束物を前記固定
    盤に押し付けるように前記圧縮盤の移動を制御する制御
    手段と、 前記圧縮手段により圧縮された前記被結束物を結束帯で
    結束する結束手段と、 を具備することを特徴とする紙葉類結束装置。
  2. 【請求項2】固定盤と、この固定盤に対し接離する方向
    に移動自在に設けられた圧縮盤を有し、紙葉類を所定枚
    数積層しこれを小帯で把束してなる紙葉類把を複数個積
    層して前記圧縮盤上に載置し、該圧縮盤の移動により前
    記積層紙葉類把を前記固定盤に押し付けることにより圧
    縮する圧縮手段と、 前記圧縮盤によって移動される前記積層紙葉類把の移動
    方向先端部を検出する検出手段と、 この検出手段により前記積層紙葉類把が検出されたの
    ち、前記圧縮盤を一定距離移動させて前記積層紙葉類把
    を前記固定盤に押し付けるように前記圧縮盤の移動を制
    御する制御手段と、 前記圧縮手段により圧縮された前記積層紙葉類把を大帯
    で結束して紙葉類束とする結束手段と、 を具備することを特徴とする紙葉類結束装置。
  3. 【請求項3】固定盤と、この固定盤に対し接離する方向
    に移動自在に設けられた圧縮盤を有し、紙葉類を所定枚
    数積層しこれを小帯で把束してなる紙葉類把を数個積層
    して前記圧縮盤上に載置し、該圧縮盤の移動により前記
    積層紙葉類把を前記固定盤に押し付けることにより圧縮
    する圧縮手段と、 前記圧縮盤によって移動される前記積層紙葉類把の移動
    方向先端側の小帯を検出する検出手段と、 この検出手段により前記小帯が検出されたのち、前記圧
    縮盤を一定距離移動させて前記紙葉類把を前記固定盤に
    押し付けるように前記圧縮盤の移動を制御する制御手段
    と、 前記圧縮手段により圧縮された前記積層紙葉類把を大帯
    で結束して紙葉類束とする結束手段と、 を具備することを特徴とする紙葉類結束装置。
  4. 【請求項4】固定盤と、この固定盤に対し接離する方向
    に移動自在に設けられた圧縮盤を有し、紙葉類を所定枚
    数積層しこれを小帯で把束してなる紙葉類把を複数個積
    層して前記圧縮盤上に載置し、該圧縮盤の移動により前
    記積層紙葉類把を前記固定盤に押し付けることにより圧
    縮する圧縮手段と、 前記圧縮盤によって移動される前記積層紙葉類把の移動
    方向先端側の小帯を光学的に検出する反射センサと、 この反射センサにより前記小帯が光学的に検出されたの
    ち、前記圧縮盤を一定距離移動させて前記紙葉類把を前
    記固定盤に押し付けるように前記圧縮盤の移動を制御す
    る制御手段と、 前記圧縮手段により圧縮された前記積層紙葉類把を大帯
    で結束して紙葉類束とする結束手段と、 を具備することを特徴とする紙葉類結束装置。
  5. 【請求項5】紙葉類を一枚づつ取り出す取出手段と、 この取出手段により取り出された紙葉類を搬送する搬送
    手段と、 この搬送手段によって搬送される紙葉類の情報を検出す
    る情報検出手段と、 この検出手段の検出結果に応じて紙葉類を所定枚数づつ
    区分集積する集積手段と、 この集積手段に集積された紙葉類を把束帯で把束して被
    結束物を構成する把束手段と、 固定盤と、この固定盤に対し接離する方向に移動自在に
    設けられた圧縮盤を有し、被結束物を前記圧縮盤上に載
    置し、該圧縮盤の移動により前記被結束物を前記固定盤
    に押し付けることにより圧縮する圧縮手段と、 前記圧縮盤によって移動される前記被結束物の移動方向
    先端部を検出する検出手段と、 この検出手段により前記被結束物が検出されたのち、前
    記圧縮盤を一定距離移動させて前記被結束物を前記固定
    盤に押し付けるように前記圧縮盤の移動を制御する制御
    手段と、 前記圧縮手段により圧縮された前記被結束物を結束帯で
    結束する結束手段と、 を具備することを特徴とする紙葉類処理装置。
  6. 【請求項6】紙葉類を一枚づつ取り出す取出手段と、 この取出手段により取り出された紙葉類を搬送する搬送
    手段と、 この搬送手段によって搬送される紙葉類の情報を検出す
    る情報検出手段と、 この検出手段の検出結果に応じて紙葉類を所定枚数づつ
    区分集積する集積手段と、 この集積手段に集積された紙葉類を小帯で把束して紙葉
    類把とする把束手段と、 固定盤と、この固定盤に対し接離する方向に移動自在に
    設けられた圧縮盤を有し、前記紙葉類把を複数個積層し
    て前記圧縮盤上に載置し、該圧縮盤の移動により前記積
    層紙葉類把を前記固定盤に押し付けることにより圧縮す
    る圧縮手段と、 前記圧縮盤によって移動される前記積層紙葉類把の移動
    方向先端部を検出する検出手段と、 この検出手段により前記積層紙葉類把が検出されたの
    ち、前記圧縮盤を一定距離移動させて前記積層紙葉類把
    を前記固定盤に押し付けるように前記圧縮盤の移動を制
    御する制御手段と、 前記圧縮手段により圧縮された前記積層紙葉類把を大帯
    で結束して紙葉類束とする結束手段と、 を具備することを特徴とする紙葉類処理装置。
  7. 【請求項7】紙葉類を一枚づつ取り出す取出手段と、 この取出手段により取り出された紙葉類を搬送する搬送
    手段と、 この搬送手段によって搬送される紙葉類の情報を検出す
    る情報検出手段と、 この検出手段の検出結果に応じて紙葉類を所定枚数づつ
    区分集積する集積手段と、 この集積手段に集積された紙葉類を小帯で把束して紙葉
    類把とする把束手段と、 固定盤と、この固定盤に対し接離する方向に移動自在に
    設けられた圧縮盤を有し、前記紙葉類把を数個積層して
    前記圧縮盤上に載置し、該圧縮盤の移動により前記積層
    紙葉類把を前記固定盤に押し付けることにより圧縮する
    圧縮手段と、 前記圧縮盤によって移動される前記積層紙葉類把の移動
    方向先端側の小帯を検出する検出手段と、 この検出手段により前記小帯が検出されたのち、前記圧
    縮盤を一定距離移動させて前記紙葉類把を前記固定盤に
    押し付けるように前記圧縮盤の移動を制御する制御手段
    と、 前記圧縮手段により圧縮された前記積層紙葉類把を大帯
    で結束して紙葉類束とする結束手段と、 を具備することを特徴とする紙葉類処理装置。
  8. 【請求項8】紙葉類を一枚づつ取り出す取出手段と、 この取出手段により取り出された紙葉類を搬送する搬送
    手段と、 この搬送手段によって搬送される紙葉類の情報を検出す
    る情報検出手段と、 この検出手段の検出結果に応じて紙葉類を所定枚数づつ
    区分集積する集積手段と、 この集積手段に集積された紙葉類を小帯で把束して紙葉
    類把とする把束手段と、 固定盤と、この固定盤に対し接離する方向に移動自在に
    設けられた圧縮盤を有し、前記紙葉類把を複数個積層し
    て前記圧縮盤上に載置し、該圧縮盤の移動により前記積
    層紙葉類把を前記固定盤に押し付けることにより圧縮す
    る圧縮手段と、 前記圧縮盤によって移動される前記積層紙葉類把の移動
    方向先端側の小帯を光学的に検出する反射センサと、 この反射センサにより前記小帯が光学的に検出されたの
    ち、前記圧縮盤を一定距離移動させて前記紙葉類把を前
    記固定盤に押し付けるように前記圧縮盤の移動を制御す
    る制御手段と、 前記圧縮手段により圧縮された前記積層紙葉類把を大帯
    で結束して紙葉類束とする結束手段と、 を具備することを特徴とする紙葉類処理装置。
JP11221417A 1999-08-04 1999-08-04 紙葉類結束装置及び紙葉類処理装置 Pending JP2001048116A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11221417A JP2001048116A (ja) 1999-08-04 1999-08-04 紙葉類結束装置及び紙葉類処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11221417A JP2001048116A (ja) 1999-08-04 1999-08-04 紙葉類結束装置及び紙葉類処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001048116A true JP2001048116A (ja) 2001-02-20

Family

ID=16766421

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11221417A Pending JP2001048116A (ja) 1999-08-04 1999-08-04 紙葉類結束装置及び紙葉類処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001048116A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7316487B2 (en) 2001-04-13 2008-01-08 Hitachi, Ltd. Projector light source and projection type image display device using the same
CN102582869A (zh) * 2012-03-07 2012-07-18 上海龙延机械制造有限公司 全自动薄膜捆钞机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7316487B2 (en) 2001-04-13 2008-01-08 Hitachi, Ltd. Projector light source and projection type image display device using the same
US7695160B2 (en) 2001-04-13 2010-04-13 Hitachi, Ltd. Projector light source and projection type image display device using the same
CN102582869A (zh) * 2012-03-07 2012-07-18 上海龙延机械制造有限公司 全自动薄膜捆钞机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62121154A (ja) シート束を搬送する装置
JP3917291B2 (ja) 施封帯除去装置および紙葉類処理装置
KR20100087282A (ko) 권취 장치 및 권취 장치를 구비하는 조립체
JPH0233571B2 (ja)
TW315355B (ja)
JP2001048116A (ja) 紙葉類結束装置及び紙葉類処理装置
JP3325043B2 (ja) シートの一時貯蔵装置
JPH09100026A (ja) ロール状物の搬送システム
JPS621171Y2 (ja)
JP4987343B2 (ja) 紙葉類施封装置
JPH06143864A (ja) 小切手帳発行機
JP3614911B2 (ja) 紙葉類処理装置および紙葉類処理方法
JP3039307U (ja) 定数組合せ自動機
JP4476387B2 (ja) 把搬送装置およびこれを備えた紙葉類処理装置
JPH09301322A (ja) 紙葉類の結束装置およびこれを備えた紙葉類処理装置
JP2007045555A (ja) 把搬送装置、及びこれを備えた紙葉類処理装置
JP2848863B2 (ja) 紙葉類結束装置
JPS6335539B2 (ja)
JP3748310B2 (ja) 把搬送装置
JP2512447Y2 (ja) 紙葉類集積結束装置
JP3165351B2 (ja) 紙葉類結束機
JPS63307018A (ja) 結束装置
JP4373584B2 (ja) 紙葉類の結束装置
JP2551061Y2 (ja) 紙葉類結束装置
JPH09115029A (ja) 紙葉類結束装置およびこれを備えた紙葉類処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060724

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081118

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090512