JP3039307U - 定数組合せ自動機 - Google Patents

定数組合せ自動機

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JP3039307U
JP3039307U JP1996012155U JP1215596U JP3039307U JP 3039307 U JP3039307 U JP 3039307U JP 1996012155 U JP1996012155 U JP 1996012155U JP 1215596 U JP1215596 U JP 1215596U JP 3039307 U JP3039307 U JP 3039307U
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幸夫 竹田
隆 肝付
務 林
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大蔵省印刷局長
ユニテックリファインド株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一枚ずつ取り出された印刷物を自動的に丁合
集積して一冊に製本し、この製本した一冊を複数まとめ
てさらに結束する定数組合せ自動機は存在しなかった。 【解決手段】 用紙を送り出す複数のフィーダーからな
るフィーダー部と、前記フィーダーから送り出された用
紙を順次集積しながら間欠的に搬送する搬送部と、所定
の枚数が丁合されているかどうかを検出する枚数チェッ
カーと、用紙を揃えるジョガーと、小冊子に製本する綴
じ装置と、小冊子の複数冊を一組に集積する集積装置
と、前記集積したものを帯掛けする自動バインダーとか
らなることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、片面または両面に印刷されたカット用紙を複数枚重ねて一冊に自 動的に製本し、これをまとめて梱包する定数組合せ自動機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、ダイレクトメールのように、片面または両面に印刷された枚用 紙、即ちカット用紙を複数枚丁合して封筒に封入する自動封入封緘機は公知であ る。これらの自動封入封緘機は、一般にはカット用紙搬送ラインと封筒搬送ライ ンから構成されており、カット用紙搬送ラインでは複数のステーションから搬送 ラインに間欠的に取り出されたカット用紙を順次積層して間欠的に搬送する。一 方、封筒搬送ラインでは、封筒ホッパーから取り出された封筒を自動的に開封し 、前記積層されたカット用紙と平行に搬送しながら自動的に封入するとともに、 封入後、自動的に封緘するものである。
【0003】 また、印刷された枚用紙を自動的に丁合積層して製本する自動製本機としては 、特開平7−68968号公報記載のカット用紙用自動製本機がある。これは、 多数のローラ、または複列のベルトからなるコンベアの入口に、印刷され、かつ 所定の順序に丁合されたうら表紙、本文及び一冊毎の識別マークを施した表紙か らなるカット用紙を収納するフィーダーを設け、前記コンベア上には、カット用 紙の紙端を検出する検出センサ及びこれによってコントロールされ、かつ一辺縁 に自動的に線状にのりを塗布するのり吹出しノズルを配する。また、前記紙端検 出センサの手前にはカット用紙に予め印刷された読取りマークを検出して吹出し ノズルの吹き出しを止めて所定のマーク付きカット用紙には線のりを塗布しない ようにコントロールするマークセンサを配し、また吹出しノズルの後部側には同 じマークを検出して吹出ノズルの吹出し停止を解除するためのマークセンサを配 する。更に機体のコンベアの出口には前記線のりされた一枚ずつのカット用紙の 四辺を揃えながら所定の順序に集積し、前記マークセンサと連動して一冊毎に線 のり部を表紙の上から押圧するプレス板を設けて自動的に製本を行うようにした ものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、公知の自動封入封緘機にあっては、ホッパーから取り出された 封入物を自動的に丁合積層し、併走して送られてきた封筒を開封して封入し、こ れを封緘するものであるが、一冊毎に綴じて製本するものではない。また、特開 平7ー68968号公報記載のカット用紙用自動製本機は、一冊を構成する表紙 、複数枚の本文及び裏表紙を予め所定の順序に丁合積層してフィーダーに収納す るものであって、各フィーダーから取り出したものを順次丁合しながら製本する ものではない。したがって、表紙や本文を変更するときはフィーダーに収納する 前に丁合をしなければならないという問題がある。また、各カット用紙に線のり を塗布するので高速運転は困難であり、非能率的である。さらに、規格化された 大量のブックを自動製本するために自動化された製本機は公知であるが、このよ うな製本機は、内容、ページ数を適宜変更する小冊子の製本には適していない。
【0005】
【考案の目的】
この考案はかかる現況に鑑みてなされたもので、一枚ずつ取り出された印刷物 を自動的に丁合積層して一冊に製本し、この製本した一冊を複数まとめてさらに 結束する定数組合せ自動機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記目的を達成するために次のような構成とした。即ち、この考案 の請求項1に係る定数組合せ自動機は、用紙を送り出す複数のフィーダーからな るフィーダー部と、前記フィーダーから送り出された用紙を順次集積しながら間 欠的に搬送する搬送部と、所定の枚数が丁合されているかどうかを検出する枚数 チェッカーと、用紙を揃えるジョガーと、小冊子に製本する綴じ装置と、小冊子 の複数冊を一組に集積する集積装置と、前記集積したものを帯掛けする自動バイ ンダーとからなることを特徴とする。また、請求項2に係る定数組合せ自動機は 、前記フィーダー部は四つのフィーダーからなり、フィーダーF1及びフィーダ ーF2はそれぞれ五枚の用紙を送り出し、フィーダーF3及びフィーダーF4は それぞれ一枚の用紙を送り出すようにしたことを特徴とする。また、請求項3に 係る定数組合せ自動機は、前記枚数チェッカーの手前にマークセンサを設け、マ ークセンサにより所定のマークを検出した後に枚数チェッカーに送ることを特徴 とする。また、請求項4に係る定数組合せ自動機は、前記枚数チェッカーを厚み 測定装置としたことを特徴とする、また、請求項5に係る定数組合せ自動機は、 前記マークセンサをカメラとしたことを特徴とする。
【0007】 また、請求項6に係る定数組合せ自動機は、前記製本する綴じ装置を針金式ス テーブラーとしたことを特徴とする、また、請求項7に係る定数組合せ自動機は 、前記製本する綴じ装置をのり付け装置としたことを特徴とする。また、請求項 8に係る定数組合せ自動機は、前記綴じ装置である針金式ステーブラーと複数の 小冊子を一組に集積する集積装置との間にホチキスチェッカーと方向変更装置を 配設したことを特徴とする。また、請求項9に係る定数組合せ自動機は、前記ホ チキスチェッカーをカメラまたは磁気センサとしたことを特徴とする。また、請 求項10に係る定数組合せ自動機は、前記自動バインダーが第1自動バインダー と第2自動バインダーとからなり、第1自動バインダーと第2自動バインダーの 間に180度回転可能な回転集積装置を設けたことを特徴とする。また、請求項 11に係る定数組合せ自動機は、前記自動バインダーに連続してスタッカー部を 配設したことを特徴とする。また、請求項12に係る定数組合せ自動機は、前記 スタッカー部がベルトコンベアであることを特徴とする。また、請求項13に係 る定数組合せ自動機は、前記自動バインダーに連続してシュリンク包装装置を配 設したことを特徴とする。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下に、図示するこの考案の実施形態について詳細に説明する。図1は全体の 概略を示す動作説明図、図2は平面図、図3は正面図である。この考案に係る定 数組合せ自動機は、フィーダー部1、製本部2、結束部3及びスタッカー部4か ら構成されている。フィーダー部1を構成するフィーダーF1〜フィーダーF4 は一定間隔で直列に配置されており、フィーダーF1及びフィーダーF2におい ては、同一印刷物を複数枚同時に取り出すように構成されている。各フィーダー F1〜フィーダーF4からは、番号に沿った順序で印刷物が搬送部5に間欠的に 送り出される。送り出された印刷物は、送り出された順序に積層して搬送される 。さらに、丁合積層された印刷物は、番号や識別マークを検知するマークセンサ 6によって検知され、次の製本部2へと搬送される。
【0009】 製本部2へ搬送されてきた印刷物は、まず、枚数チェッカー7によって所定の 枚数分丁合されているかどうかチェックされる。所定枚数のチェックは、例えば 厚み測定装置等により枚数分の厚みを測定することによって可能である。用紙の 枚数をチェックした後は、次のジョガー8へ搬送されジョガー8において用紙の 各端面が揃えられる。各端面が揃えられた用紙は、さらに、次の綴じ装置9に搬 送されて一冊の小冊子に製本される。綴じ装置9は、実施形態では、針金式ステ ーブラーによって構成されている。製本された小冊子は、ホチキスチェッカー1 0によって確実にホチキス止めがされているかどうか確認され、方向変更装置1 1によって小冊子の方向を90度向きを変えて搬送される。
【0010】 結束部3では、間欠的に搬送されてくる前記製本された小冊子を集積装置12 によって複数冊分、例えば十冊分集積する。集積された小冊子は、結束部3で帯 掛けされ、次のスタッカー部4に搬送される。結束部3は、2つのバインダーか らなり、まず、第1自動バインダー13に搬送され、帯掛けすることによって一 組に結束される。さらに、帯掛けによって一組に結束された小冊子は、回転式集 積装置14によって一組が搬送されてくる毎に180度向きが変えられて集積さ れる。このように、一組毎に向きを変えることによってホチキスの位置が交互に 変更されるから、ホチキスを一方側においてのみ重ねることがなく、前後の厚み をほぼ均等にすることができる。
【0011】 このように回転集積装置14では、一組毎に向きを変えながら複数組、例えば 五組を集積したときに次の第2自動バインダー15へ搬送する。第2自動バイン ダー15では、複数組の小冊子を帯掛けすることによって一束とする。複数組、 例えば五組を一束として結束された小冊子は、次のスタッカー部4に搬送されて 順序よく整列される。
【0012】 次に、図2及び図3に基づいて詳細に説明する。フィーダー部1は、フィーダ ーF1〜フィーダーF4を有し、フィーダーF1及びフィーダーF2は同一印刷 物をそれぞれ五枚ずつ取り出し、フィーダーF3及びフィーダーF4からは一枚 ずつ取り出すように設定されている。図4は、フィーダーF1及びフィーダーF 2の一例を示すもので、ホッパー20に印刷物(カット用紙)21が立てた状態 で収納されており、ホッパー20の底部に取り付けられたガイドローラ23と切 り出しローラ25に先端(下端)の印刷物21が押圧されている。切り出しロー ラ25は、斜めに傾斜した搬送路27の底面29との間で印刷物21を一枚だけ 繰り出すように間隔が調整されている。
【0013】 前記切り出しローラ25の下方には、分離ローラ30が設けられている。前記 分離ローラ30は、切り出しローラ25よりも回転速度が速く設定されており、 万一印刷物がずれた状態で二枚重なって送られてきたときに、先方の印刷物をス ピードを上げて送り出すことによって分離しようとするものである。さらに、送 り出しローラ31の間には検知センサ33が設置されており、前記検知センサ3 3が二枚以上同時に送り出されていることを検知した場合に搬送を停止させる。 また、搬送路27の出口には、枚数カウントセンサ35が設置されている。枚数 カウントセンサ35は、送り出される印刷物21を指定数、この実施形態では五 枚の印刷物をカウントしたときに搬送路27の各ローラを駆動しているモータ3 7を停止させ、同時に間欠回転コンベア39を駆動するモータ40をスタートさ せる。
【0014】 前記搬送路27の下方には間欠回転コンベア39と連続回転コンベア41が配 設されている。前記間欠回転コンベア39は、適宜の間隔で係止片43を突設し たベルトコンベアで、停止しているとき前記係止片43の間に指定枚数の印刷物 、この実施形態で五枚の印刷物を搬送路27から落下集積させ、一時的にためて おくように間欠的に駆動される。指定枚数が集積したときにモータ40によって 1ピッチだけ間欠的に駆動される。連続回転コンベア41は、モータ45によっ て連続して回転しているベルトコンベアであって、搬送路5に直交して配設され ている。間欠回転コンベア39によって連続回転コンベア41上に排出された印 刷物は、集積された状態で搬送部5に送り出される。
【0015】 また、印刷物を一枚ずつ送り出すフィーダーF3及びフィーダーF4は、図5 に示すように、印刷物を収納するホッパー47は垂直に設けられ、底部後端には 収納した印刷物を前方に押しつけて整列させるように略三角形の台49が取り付 けられている。ホッパー47の底部前方は開口されていてベルトコンベア50が 配設されており、ホッパー47に収納された印刷物の一部が載置する。ホッパー 47の底部とベルトコンベア50との間には印刷物の一枚分の間隔が設けられて おり、ベルトコンベア50が間欠的に駆動することによって印刷物が一枚ずつ送 り出されるように構成されている。
【0016】 ホッパー47の前面には間隔調整用円盤51が設けられている。前記間隔調整 用円盤51は取付筒53に螺合するボルト55の下端に取り付けられており、ボ ルト55を回転させることによって前記間隔調整用円盤51の高さを微調整でき るように構成されている。前記ベルトコンベア50には、排出コンベア57が直 列に設けられ、ベルトコンベア50によって間欠的に送り出される印刷物を搬送 路5に排出する。
【0017】 搬送部5は印刷物を間欠的に搬送可能な構造であればよく、例えば、図4及び 図5に示すように、水平な二枚の載置板59を平行に設置し、前記載置板59の 間の隙間に間欠的に回転駆動されるチェーン60を設け、前記チェーン60に適 宜の間隔で係止片61を取り付けることにより、この係止片61に印刷物を係止 させて間欠的に搬送するようにしてもよい。
【0018】 上記構成において、フィーダーF1及びフィーダーF2からそれぞれ五枚ずつ 送り出された印刷物と、フィーダーF3から送り出される印刷物21aと、さら にフィーダーF4から送り出される印刷物21bとを搬送部5において順次積層 しながら間欠搬送される。前記印刷物21bには、連続番号のような識別マーク が印刷されている。この識別マークによってフィーダーF4から確実に送り出さ れていることが確認される。
【0019】 前記フィーダー部1から間欠的に搬送されて順次丁合積層された印刷物は、マ ークセンサ6によって連続番号による識別マークが検出される。前記マークセン サ6は、例えば、連続番号を読みとるカメラとすることができる。このマークセ ンサ6によって連続番号の脱落を防止することができる。尚、フィーダー部1に おけるフィーダーF1及びフィーダーF2からは五枚ずつ送り出すようにしたが 、この枚数は必要に応じて変更することができ、一枚であっても複数枚であって もよい。従って、フィーダーF1及びフィーダーF2の構成を図5に示すフィー ダーF3及びフィーダーF4のものに変更することが可能である。
【0020】 マークセンサ6によって連続番号が検出されると、指定の枚数が丁合されてい るかどうかチェックされる。枚数チェッカー7には、例えば図6に示す厚み測定 装置を用いることができる。厚み測定装置63は、押し付け部65と駆動部67 とからなる。押し付け部65は、基板69に連結した取付板70に垂直に設けた レール71に嵌合して昇降自在に昇降部材73を設けてなり、前記昇降部材73 は基板69に固着したブラケット75との間に収縮バネ77を取付、常時下方に 付勢するように構成されている。また、前記昇降部材73の上端には調節ネジ7 9を回転可能に挿通した水平板80を取り付けてなり、さらに、前記調節ネジ7 9には係合子81を螺合させてなる。従って、前記調節ネジ79を回転させるこ とによって係合子81が昇降する。前記係合子81には下端に測定子用ローラ8 3を回転可能に取り付けた押圧板85が固着されている。前記押圧板85の上部 には締め付けレバー86が設けられており、前記締め付けレバー86を時計回り に回転させることによって前記係合子81を調節ネジ79に押し付け、係合子8 1と調節ネジ79との螺合状態を固定するように構成されている。
【0021】 次に前記駆動部67について説明すると、前記基板69にはリンク87を有す るアーム89の端部を回転自在に軸支し、先端に固着した舌片90が前記昇降部 材73に取り付けたローラ91の下側に係止するように構成されている。さらに 、前記基板69には前記アーム89の下面に当接するカム93が設けられており 、前記カム93は同軸に固定した操作レバー95によって回動するように構成さ れている。従って、操作レバー95の回動によってカム93も同時に回動し、ア ーム89を上下に動かすことができる。前記リンク87は回動自在に軸支された 揺動板97に当接しており、揺動板97は駆動ギヤ99の内側に設けたカム10 0に当接している。駆動ギヤ99はチェーンベルトを介してモータ101によっ て駆動される。前記揺動板97及び駆動ギヤ99は基台103に取り付けられて おり、さらに基台103には測定台105を有するテーブル107が取り付けら れ、このテーブル107の上面に設けた支持部材109を介して前記基板69が 取り付けられている。前記昇降部材73の昇降は図示しないセンサーによって検 出されるように構成されている。
【0022】 上記構成において、モータ101を作動させると、駆動ギヤ99が回転し、カ ム100に当接している揺動板97を介してリンク87が上昇しアーム89を押 し上げる。アーム89が押し上げられるとローラ91に係止している舌片90が 昇降部材73を上昇させ、同時に、測定子用ローラ83と測定台105との間に 印刷物が送り込まれる。さらに、駆動ギヤ99が回転してリンク87が降下して 前記昇降部材73が収縮バネ77によって測定子用ローラ83を印刷物に押圧し て厚さが測定される。測定が終了すると再び駆動部67の上記作動によって測定 子用ローラ83が上昇し、印刷物が送り出されるとともに、次の印刷物が送られ てくる。尚、枚数チェッカー7の構成は前記厚み測定装置に限定するものではな く、他の方法による装置に変更することが可能である。
【0023】 枚数チェッカー7によって所定の枚数が丁合されていることが検出されると、 次のジョガー8において紙揃えが行われる。ジョガー8の構成は、例えば、搬送 路5の進行方向に係止板を起立させておき搬送されてきた印刷物を一時停止させ る。そして後方及び側方から押圧板を起立させて印刷物の側面を押圧するように すればよい。前記押圧板の押圧によって紙揃えが終了すると、押圧板及び係止板 が復帰して搬送路5のチェーン60の駆動により次の綴じ装置9へ搬送すればよ い。
【0024】 綴じ装置9は、実施形態では針金式ステーブラーによって構成したが、のり付 けにより製本するようにしてもよい。ステーブラーによる製本は、二カ所ホチキ ス止めすることによって行われ、まず一カ所をホチキス止めした後次のステーブ ラーに送られて他方のホチキス止めが行われる。実施形態では予備を含めて四つ のステーブラーにより構成した。ホチキス止めによって製本された小冊子は、ホ チキス止めがホチキスチェッカー10によって確認される。ホチキスチェッカー 10はカメラ、磁気センサ等によって構成することができる。方向変更装置11 は、例えば、製本した小冊子をハンド機構によって一度持ち上げて90度向きを 変え、そのまま搬送部に載置して搬送する構成とすることができる。
【0025】 結束部3では、まず、集積装置12によって十冊分集積する。集積装置12は 、90度向きを変えて搬送されてきた小冊子を落下させることによって集積する ようにすればよい。第1自動バインダー13では、前記集積された十冊分の小冊 子を帯掛けするものであり、紙テープまたは樹脂テープによって一組に結束され る。結束された一組の小冊子は、向きを180度変えて第2自動バインダー15 へ送られる。向きを変える回転式集積装置14は、載置する台を低く形成して送 られてくる一組の小冊子を順次集積するもので、一組毎に前記台が180度回転 し五組を集積するように構成されている。従って、集積される小冊子のホチキス の位置は交互に変更され重なり合うことがない。尚、この回転式集積装置14は 、製本する綴じ装置がのり付け装置の場合には省略することが可能である。
【0026】 第2自動バインダー15では、五組の小冊子を一束に帯掛けする。前記第1自 動バインダー13及び第2自動バインダー15には、公知のバインダーを使用す ることができる。また、一組に結束する冊数、及び一束に結束する組数について は適宜変更することが可能である。一束に帯掛けした小冊子は、次のスタッカー 部4において順次整列される。スタッカー部4は一束分ずつ間欠的に駆動される ベルトコンベアにより構成することができる。また、スタッカー部4はコロコン ベアとし、第2自動バインダー15から搬送されてくる小冊子によって次々と押 して整列させるようにしてもよい。
【0027】 尚、前記スタッカー部4に代えてシュリンク包装用装置を連結してもよい。シ ュリンク包装用装置としては、例えば、インターナショナル三興製のASL−2 50型包装機を使用することができる。前記実施形態では、結束部3を第1自動 バインダー13と第2自動バインダー15により構成したが、当然第1自動バイ ンダーのみとすることは可能である。この場合には、回転集積装置14は省略さ れる。さらに、スタッカー部4を省略することも可能である。
【0028】
【考案の効果】
この考案に係る定数組合せ自動機は、複数のフィーダーからなるフィーダー部 と所定の枚数をチェックする枚数チェッカーと、綴じ装置を有する製本部と、結 束部とにより構成したから、複数枚の印刷物を自動的に丁合し、製本し、これを 複数冊まとめて結束することを連続して行うことができる。しかもページ数の多 少にかかわらず自動的に正確に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の概略を示す動作説明図である。
【図2】説明用平面図である。
【図3】説明用正面図である。
【図4】フィーダーF1及びフィーダーF2に使用する
フィーダーの説明用側面図である。
【図5】フィーダーF3及びフィーダーF4に使用する
フィーダーの説明用側面図である。
【図6】枚数チェッカーに用いる厚み測定装置の正面図
である。
【符号の説明】
1 フィーダー部 2 製本部 3 結束部 4 スタッカー部 5 搬送部 6 マークセンサ 7 枚数チェッカー 8 ジョガー 9 綴じ装置 10 ホチキスチェッカー 11 方向変更装置 12 集積装置 13 第1自動バインダー 14 回転式集積装置 15 第2自動バインダー 20 ホッパー 21 印刷物(カット用紙) 23 ガイドローラ 25 切り出しローラ 27 搬送路 29 底面 30 分離ローラ 31 送り出しローラ 33 検知センサ 35 枚数カウントセンサ 37 モータ 39 間欠回転コンベア 40 モータ 41 連続回転コンベア 43 係止片 45 モータ 47 ホッパー 49 略三角形台 50 ベルトコンベア 51 間隔調整用円盤 53 取付筒 55 ボルト 57 排出コンベア 59 載置板 60 チェーン 61 係止片 63 厚み測定装置 65 押し付け部 67 駆動部 69 基板 70 取付板 71 レール 73 昇降部材 75 ブラケット 77 収縮バネ 79 調節ネジ 80 水平板 81 係合子 83 測定子用ローラ 85 押圧 86 締め付けレバー 87 リンク 89 アーム 90 舌片 91 ローラ 93 カム 95 操作レバー 97 揺動板 99 駆動ギヤ 100 カム 101 モータ 103 基台 105 測定台 107 テーブル 109 支持部材

Claims (13)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を送り出す複数のフィーダーからな
    るフィーダー部と、前記フィーダーから送り出された用
    紙を順次集積しながら間欠的に搬送する搬送部と、所定
    の枚数が丁合されているかどうかを検出する枚数チェッ
    カーと、用紙を揃えるジョガーと、小冊子に製本する綴
    じ装置と、小冊子の複数冊を一組に集積する集積装置
    と、前記集積したものを帯掛けする自動バインダーとか
    らなることを特徴とする定数組合せ自動機。
  2. 【請求項2】 前記フィーダー部は四つのフィーダーか
    らなり、フィーダーF1及びフィーダーF2はそれぞれ
    五枚の用紙を送り出し、フィーダーF3及びフィーダー
    F4はそれぞれ一枚の用紙を送り出すようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の定数組合せ自動機。
  3. 【請求項3】 前記枚数チェッカーの手前にマークセン
    サを設け、マークセンサにより所定のマークを検出した
    後に枚数チェッカーに送ることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の定数組合せ自動機。
  4. 【請求項4】 前記枚数チェッカーを厚み測定装置とし
    たことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1
    項に記載の定数組合せ自動機。
  5. 【請求項5】 前記マークセンサをカメラとしたことを
    特徴とする請求項3記載の定数組合せ自動機。
  6. 【請求項6】 前記製本する綴じ装置を針金式ステーブ
    ラーとしたことを特徴とする請求項1から請求項5のい
    ずれか1項に記載の定数組合せ自動機。
  7. 【請求項7】 前記製本する綴じ装置をのり付け装置と
    したことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか
    1項に記載の定数組合せ自動機。
  8. 【請求項8】 前記綴じ装置である針金式ステーブラー
    と複数の小冊子を一組に集積する集積装置との間にホチ
    キスチェッカーと方向変更装置を配設したことを特徴と
    する請求項6記載の定数組合せ自動機。
  9. 【請求項9】 前記ホチキスチェッカーをカメラまたは
    磁気センサとしたことを特徴とする請求項8記載の定数
    組合せ自動機。
  10. 【請求項10】 前記自動バインダーが第1自動バイン
    ダーと第2自動バインダーとからなり、第1自動バイン
    ダーと第2自動バインダーの間に180度回転可能な回
    転集積装置を設けたことを特徴とする請求項6、請求項
    8または請求項9記載の定数組合せ自動機。
  11. 【請求項11】 前記自動バインダーに連続してスタッ
    カー部を配設したことを特徴とする請求項1から請求項
    10のいずれか1項に記載の定数組合せ自動機。
  12. 【請求項12】 前記スタッカー部がベルトコンベアで
    あることを特徴とする請求項11に記載の定数組合せ自
    動機。
  13. 【請求項13】 前記自動バインダーに連続してシュリ
    ンク包装装置を配設したことを特徴とする請求項1から
    請求項10のいずれか1項に記載の定数組合せ自動機。
JP1996012155U 1996-11-14 1996-11-14 定数組合せ自動機 Expired - Lifetime JP3039307U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0525907U (ja) * 1991-09-12 1993-04-02 河村電器産業株式会社 単相3線式分電盤の充電部電圧変換構造
JPH0550909U (ja) * 1991-12-06 1993-07-02 河村電器産業株式会社 単相3線式分電盤の充電部電圧変換構造
JPH0631311U (ja) * 1992-09-24 1994-04-22 日東工業株式会社 分電盤

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