JP2001022997A - 紙幣搬送装置 - Google Patents
紙幣搬送装置Info
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Abstract
幣搬送装置を安価に提供する。 【解決手段】 紙幣を挟持した状態で上流側から下流側
へ搬送する搬送通路部と、紙幣投入機に投入された紙幣
を、上記搬送通路部に合流させると共に駆動源を有する
合流搬送駆動部とを備えた遊技店に設置される紙幣搬送
装置であって、合流搬送駆動部は、上流側の搬送通路部
から送り込まれる紙幣を下流側の搬送通路部に案内する
と共に、紙幣投入機側から送り込まれる紙幣を搬送通路
部に側方から合流させるように案内する受入れガイド部
材120,130を有し、上記合流搬送駆動部を、上側
フレームFuと上側受入れガイド部材120u,130
uとを合成樹脂で一体成型した上側ブロックBUと、下
側フレームFlと下側受入れガイド部材120l,13
0lとを合成樹脂で一体成型した下側ブロックBLと
に、分割構成した。
Description
遊技台を複数配設した背面側において、台間玉貸機や両
替機等に設けた紙幣投入機に投入された紙幣を搬送(回
収)するための紙幣搬送装置に関し、詳しくは紙幣の搬
送通路を構成し、且つ紙幣の搬送通路の一部を開閉可能
に形成した紙幣搬送ユニットを複数連結して構成する紙
幣搬送装置に関する。
と硬貨兼用の台間玉貸機(以下、玉貸機と記す)が公知
なものとして知られている。その中にあって、近年では
千円紙幣はもとより、五千円、一万円紙幣が使用できる
玉貸機も出現している。このような背景の中でそれら紙
幣を確実に回収する紙幣搬送装置の果たす役割は大き
い。
幣の挟持方向の一方に開口する基体ケースと、この基体
ケースの開口を閉鎖する開閉自在な開閉ケースとから構
成され、前記基体ケースに搬送用の無端丸ベルトが取り
付けられ、前記開閉ケースには上記無端丸ベルトとの協
働により紙幣を挟持して搬送する複数のローラが取り付
けられている。
幣搬送路には、玉貸機に投入された紙幣を側方から合流
させるための合流搬送駆動部が設けてある。この合流搬
送駆動部は、紙幣搬送路を上流から下流へ搬送される紙
幣と紙幣投入機に投入された紙幣とを合流させるための
ガイド部材を、箱形フレーム内に収設することにより構
成してある。
た場合には、店員が前記紙幣搬送装置の開閉ケースを基
体ケースに対して開放操作することにより、紙幣の挟持
状態が解除され、紙幣搬送路内に詰まった紙幣の除去等
を敏速に行える構造になっている。これは、例えばカー
ルした紙幣や折れ曲がった紙幣など、種々様々な癖の紙
幣が玉貸機に投入されるため、その紙幣詰まり時の作業
性を考慮してためである。
は、一般に板金加工された多数のパーツを組み立てて各
機能部を形成し、これらの機能部を組み合せて装置全体
を構成している。このため、組み立てに多大な手数がか
かるばかりではなく、組立位置が僅かでも狂うと、この
狂いによって紙幣がスムーズに流れなくなって紙幣詰ま
りが発生する恐れがあった。また、部品点数が多く、部
品代や人件費等の組み立てコストが嵩み、結局、高い製
品となっていた。
組立、保守が容易で紙幣詰まりが発生しない紙幣搬送装
置を安価に提供することを目的とする。
請求項1に記載した発明は、紙幣を挟持した状態で上流
側から下流側へ搬送する搬送通路部と、紙幣投入機に投
入された紙幣を、上記搬送通路部に合流させると共に駆
動源を有する合流搬送駆動部とを備えた遊技店に設置さ
れる紙幣搬送装置であって、合流搬送駆動部は、上流側
の搬送通路部から送り込まれる紙幣を下流側の搬送通路
部に案内すると共に、紙幣投入機側から送り込まれる紙
幣を搬送通路部に側方から合流させるように案内する受
入れガイド部材を有し、上記合流搬送駆動部を分割構造
とすると共に、当該合流搬送駆動部のフレームと受入れ
ガイド部材とを合成樹脂で一体成型したことを特徴とす
る紙幣搬送装置である。請求項2に記載した発明は、請
求項1の構成に加えて、合流搬送駆動部を、上側フレー
ムと上側受入ガイド部材とを一体成型した上側ブロック
と、下側フレームと下側受入ガイド部材とを一体成型し
た下側ブロックとに、分割した紙幣搬送装置である。
た状態で上流側から下流側へ搬送する搬送通路部と、紙
幣投入機に投入された紙幣を、上記搬送通路部に合流さ
せると共に駆動源を有する合流搬送駆動部とを備えた遊
技店に設置される紙幣搬送装置であって、搬送通路部
を、合成樹脂で成型した第1基体ケース及び第2基体ケ
ースで構成し、第1基体ケースには、プリーレール及び
搬送レールを一体に設け、第2基体ケースには、ローラ
レール及び搬送レールを一体に設けたことを特徴とする
紙幣搬送装置である。
た状態で上流側から下流側へ搬送する搬送通路部と、紙
幣投入機に投入された紙幣を、上記搬送通路部に合流さ
せると共に駆動源を有する合流搬送駆動部とを備えた遊
技店に設置される紙幣搬送装置であって、合流搬送駆動
部と紙幣投入機の間に、紙幣投入機から送り出された紙
幣を合流搬送部の入口に送り込む紙幣中継装置を介在さ
せ、上記紙幣中継装置は、紙幣の送り機構と当該送り機
構を収納可能なケース兼スペーサとを備え、上記送り機
構は、ベース体の上下方向に回転自在に設けた回転軸
と、この回転軸の中間に設けた回転プーリと、この回転
プーリに圧接するように付勢された圧接ローラとを備え
ており、上記ベース体は、一端に合流搬送部のフレーム
に設けた連結部に嵌合接続可能な接続部を有すると共
に、他端に上記フレームの連結部と同形状の連結部を有
し、当該ベース体またはケース兼スペーサを互に連結可
能なように構成してあり、上記回転プーリを合流搬送駆
動部の駆動軸に駆動ベルトで連絡して回転駆動するよう
にしたことを特徴とする紙幣搬送装置である。請求項5
に記載した発明は、請求項4の構成に加えて、紙幣中継
装置を複数組み合せることで、異なる島幅に対応するよ
うにした紙幣搬送装置である。請求項6に記載した発明
は、請求項4または5の構成に加えて、紙幣中継装置の
島幅に対応する位置に紙幣検出用センサの取付孔を開設
した紙幣搬送装置である。
た状態で上流側から下流側へ搬送する搬送通路部と、紙
幣投入機に投入された紙幣を、上記搬送通路部に合流さ
せると共に駆動源を有する合流搬送駆動部とを備えた遊
技店に設置される紙幣搬送装置であって、搬送通路部を
構成する基体ケースに、上面にカット面を形成した片持
ち構造のプーリを設けると共に、駆動ローラと搬送ベル
トを合流搬送装置から分離し、上記プーリに架け渡す搬
送ベルトの着脱を容易にしたことを特徴とする紙幣搬送
装置である。請求項8に記載した発明は、請求項7の構
成に加えて、搬送通路部を、固定側の第1基体ケースと
開放可能な第2基体ケースとで構成し、上記プーリを開
放側の第2基体ケースに設けて、搬送ベルトを第2基体
ケースごと交換可能にした紙幣搬送装置である。
た状態で上流側から下流側へ搬送する搬送通路部と、紙
幣投入機に投入された紙幣を、上記搬送通路部に合流さ
せると共に駆動源を有する合流搬送駆動部とを備えた遊
技店に設置される紙幣搬送装置であって、駆動源のモー
タを取り付ける配線ボックスに、側面方向に開口するモ
ータ支持部と出没可能に構成したモータ固定手段とを設
け、モータに延設した取付片をモータ支持部に係止させ
ると共に、突出状態のモータ固定手段でモータを固定す
るようにした紙幣搬送装置である。請求項10に記載し
た発明は、請求項9の構成に加えて、駆動源のモータに
シンクロナスモータを用いた紙幣搬送装置である。請求
項11に記載した発明は、請求項9または10の構成に
加えて、配線ボックスのモータ取付面とモータのモータ
取付板との間に隙間が生じるように突起を設け、モータ
の放熱を行うようにした紙幣搬送装置である。請求項1
2に記載した発明は、請求項9ないし11の構成に加え
て、モータ支持部を開口端が広く奥が狭いテーパー部と
した紙幣搬送装置である。
した状態で上流側から下流側へ搬送する搬送通路部と、
紙幣投入機に投入された紙幣を、上記搬送通路部に合流
させると共に駆動源を有する合流搬送駆動部とを備えた
遊技店に設置される紙幣搬送装置であって、搬送通路部
に、紙幣の下端付近をガイドする溝状の紙幣ガイドを設
けたことを特徴とする紙幣搬送装置である。
した状態で上流側から下流側へ搬送する搬送通路部と、
紙幣投入機に投入された紙幣を、上記搬送通路部に合流
させると共に駆動源を有する合流搬送駆動部とを備えた
遊技店に設置される紙幣搬送装置であって、搬送通路の
先端部分に、ペレット等が落下可能な排出口を設けたこ
とを特徴とする紙幣搬送装置である。
した状態で上流側から下流側へ搬送する搬送通路部と、
紙幣投入機に投入された紙幣を、上記搬送通路部に合流
させると共に駆動源を有する合流搬送駆動部とを備えた
遊技店に設置される紙幣搬送装置であって、搬送通路部
に設ける圧接ローラの側周面に凹陥部を設けると共に、
当該圧接ローラに無端平ベルトを架け渡し、上記圧接ロ
ーラに対応するプーリには無端丸ベルトを架け渡し、上
記無端平ベルトと無端丸ベルトとを圧接させて搬送する
紙幣を挟持するようにしたことを特徴とする紙幣搬送装
置である。
施形態を説明する。図1は、隔台タイプ(遊技台2台置
きに台間にあるいは台の上方に玉貸機が配置されてい
る)の紙幣搬送装置(紙幣搬送ユニット)10の一実施
形態を示している。図2は全台タイプ(遊技台1台置き
に台間にあるいは台の上方に玉貸機が配置されている)
の紙幣搬送装置(紙幣搬送ユニット)10の一実施形態
を示している。尚、以下の説明において、紙幣搬送装置
10と称した場合、複数連結して紙幣搬送装置全体を構
成するための紙幣搬送ユニットを示すものとする。
合流搬送駆動部100と搬送通路部200とから構成さ
れている。搬送通路部200は、基体ケース210と開
閉ケース220とから成り、その先端にはジョイント部
材300が取り付けられている。そして、上記紙幣搬送
装置10を複数連結して遊技店の島に配設される紙幣搬
送装置全体が構成される。尚、開閉ケース220は、施
錠装置5を介して取り付けてあり、無暗に開閉できない
ように構成してセキュリティを高めている。
に配設した2列の遊技台Pの背面側の空間に水平方向
に、且つ、その合流搬送駆動部100が両側の玉貸機Q
に投入された紙幣S2を受け入れられる位置になるよう
に配置され、ジョイント部材300を介して隣りの紙幣
搬送装置10に連結する。そして、遊技店の島の長さに
対応する長さになるように複数連結されている。
すように、上流側の紙幣搬送装置10から送り出された
紙幣S1、並びに玉貸機Qに投入された紙幣S2を取り
込んで搬送通路部200へ送り出すものである。この合
流搬送駆動部100は、中空長方形状に分割形成したフ
レームFの対向する側壁111に紙幣が通過可能に開設
した縦方向の長穴112の周囲の上流側縁部に、第1の
受入れガイド部材120を形成し、長穴112の下流側
縁部に第2の受入れガイド部材130を形成する。これ
らの受入れガイド部材120,130は、合成樹脂によ
り上記フレームFと一体に形成する。
1の受入れガイド部材120は、上流側の紙幣搬送装置
10からの紙幣S1を受け入れてガイドする第1の通路
Aを形成するための第1通路形成板部121と、この第
1通路形成板部121の中間部において連設された、側
方の玉貸機Qからの紙幣S2を受け入れてガイドする第
2の通路Bを形成するための、湾曲した第2通路形成板
部122とを備えていて、この第2通路形成板部122
の基端が長穴112の縁部に連設している。
路形成板部121の上流側端部が上流側に向かって僅か
に開くように傾斜しており、この端部が合流搬送駆動部
100を構成するフレームFの紙幣入口113の縁部に
連設している。
流側端部を、小さく開くテーパー形状にすると、紙幣S
1のカールした先端が当たってもそのまま正しい方向へ
案内されるため紙幣入口113付近で紙幣詰まりが発生
することがなくなる。
れガイド部材120の第1通路形成板部121によっ
て、上流側の紙幣搬送装置10からの紙幣S1を受け入
れてガイドする第1の通路Aが形成される。一方、第2
の受入れガイド部材130は、第1の受入れガイド部材
120の第2通路形成板部122に対応して湾曲した通
路形成板部132をフレームFに連設してなり、上記第
1の受入れガイド部材120の第2通路形成板部122
と、第2の受入れガイド部材130の通路形成板部13
2とによって、玉貸機Qからの紙幣S2を受け入れてガ
イドする第2の通路Bが形成される。
第2の受入れガイド部材130の通路形成板部132は
下流側へ長く延びて、搬送通路部200内へ突出可能に
なっている。また、第1の受入れガイド部材120の下
流側先端部120aは、第2の受入れガイド部材130
の下流側の奥深くまで延設された延設部を構成してい
る。
く延設され、且つ、極めて狭くなっているため、第2の
通路B内に玉貸機Qから通路形成板部132の先端に達
するまで進入した状態で待機している紙幣S2に、第1
の通路Aから来た紙幣S1が干渉されて紙幣詰まりを生
じる恐れがなくなる。また、狭い第1の通路Aを進むた
め、紙幣S1にシワなどがあっても、そのまま、紙幣詰
まりを生じることなく真っ直ぐに進行できる。
イド部材120と、第2の受入れガイド部材130と
が、フレームFと共に合成樹脂で一体成型され、当該フ
レームFは分割構成されている。即ち、図面に示した実
施形態では、上側フレームFuと上側受入れガイド部材
120u,130uとを一体成型した上側ブロックBU
と、下側フレームFlと下側受入れガイド部材120
l,130lとを一体成型した下側ブロックBLとに、
分割してある。
成した上側フレームFuと下側フレームFlとを組み合
せて、本発明に係る紙幣搬送装置10における合流搬送
駆動を構成する。このとき、上側フレームFuと下側フ
レームFlとの間に、第1通路形成板部121の水平方
向に切欠き状の空隙124、及び第2の受入れガイド部
材130の通路形成板部132の水平方向に切欠き状の
空隙133が形成される。そして、この空隙133に
は、後述する駆動ローラ160a、160b、無端丸ベ
ルト161、摩擦リング162が進入することになる。
100によれば、部品点数が著しく減少すると共に、部
品代及び組み立てコストを削減可能である。また、受入
れガイド部材の位置が一定なり、均一な品質の製品を提
供できる。しかも、組付誤差等により、段差や隙間等が
発生することがないので、紙幣詰まりの原因を排除する
ことができる。
に、モータユニット140が固定されている。モータユ
ニット140は、合成樹脂により一体成型された配線ボ
ックス141とモータ142とから成る。配線ボックス
141はモータ142の駆動軸を受け入れる軸孔部と、
その下面にモータ142の取付板145の鍔部145
a、145bを水平方向に受け入れて支持する支持部1
46a、146bを有すると共に、位置決めボス144
等を有している。即ち、一対に形成した支持部146
a,146bは、水平方向に開口し、図21に示す実施
形態では、開口端が広く、奥が狭まっており、モータ取
付板145の鍔部145a,145bを受け入れ易く、
一旦受け入れたときには挟まって抜け難くなっている。
また、図22に示す実施形態では、支持部146a,1
46bの内側面に突起147を設け、この突起147で
鍔部145a,145bを押圧するようにして抜け難く
している。尚、この突起147は、点又は線状に配置す
ることができ、鍔部145と点接触又は線接触となるの
で、取付時の抵抗が削減されている。
定手段を設ける。この固定手段は、例えば、モータ14
2の取付板145の側縁に当接する位置に、付勢手段、
例えばバネによって付勢された固定ボタン148を、配
線ボックス141の底面から出没可能に設け、当該固定
ボタン148が底面から突出した状態ではモータ取付板
145の回動を阻止し、固定ボタン148が配線ボック
ス141内に後退した状態のときにモータ取付板145
の回動を許容するように構成する。また、上記固定ボタ
ン148を、一部切欠を介して配線ボックス141と共
に合成樹脂で一体成型し、合成樹脂の弾性を付勢手段に
利用してもよい。
1に固定するには、モータ142の回転軸を、配線ボッ
クス141の軸孔に挿入すると共に、固定手段の固定ボ
タン148を配線ボックス141内に押し込みながらモ
ータ取付板145の鍔部145a,145bが、支持部
146a,146bに嵌入するように回動させる。この
回動が完了して、鍔部145a,145bが支持部14
6a、146bに係止すると、固定ボタン148が突出
して、取付板145の側縁に係止する。従って、モータ
の取付板145は、戻り回動が阻止されて、配線ボック
ス141に固定される。一方、モータ142を取り外す
ときには、固定ボタン148を押し込んだ状態でモータ
取付板145を回動させて支持部146a、146bと
の係止を解いて引き抜けばよい。
シンクロナスモータを用いるとよい。シンクロナスモー
タは、従来の紙幣搬送装置10に使われていたギヤード
モータに比べて、歯車装置を有しないため小型で安価で
ある。そして、シンクロナスモータを用いれば、モータ
自体の高さが低くなるので、紙幣搬送装置10の全体の
高さを低く構成することができ、狭い島内における設置
が容易になる。また、本発明にあっては、従来、単にモ
ータの回転を伝える伝達ギヤとは異なり、後述する歯車
17,18,19とで減速をなしている。
ト140によれば、モータ142の交換も極めて容易で
あり、ドライバー等の工具を用いることなく作業がで
き、遊技台Pの背面側に残された狭い内部空間における
作業に極めて有効である。
に、例えば台座149を設けることにより、モータ取付
板145と配線ボックス141の底面との間に隙間を形
成し、取付板145と底面とが密着しないようにする
と、モータ142の放熱がよくなり、モータ142の加
熱を防止することができる。また、溝により取付板14
5とモータ取付板145の底面との間に隙間を形成する
ようにしてもよい。
フレームFの底壁110bと上壁110a間、即ち上側
ブロックBUと下側ブロックBLとの間には、1つの駆
動軸170(図8参照)が垂直方向に回転自在に取り付
けられている。また、底壁の下方において、駆動軸17
0の下端に設けた歯車17と、モータ142の駆動軸の
歯車18と駆動軸173の歯車19とが噛み合って、モ
ータ142の回転は駆動軸170、173に伝達される
ようになっている。
下側ブロックBLの底壁間には、同様に垂直に2つの従
動軸171、172が回動自在に取り付けられていて、
上壁110aの上方において、駆動軸170、従動軸1
71に固定された同一径のプーリ174a、174b間
に装着されたベルト175によって駆動軸170と同一
方向に同一速度で従動軸171は回転する。また、駆動
軸170と従動軸172には互いに噛み合った同一歯数
の歯車176、177が固定されていて、従動軸172
は逆方向に同一速度で回転する(図10参照)。
の受入れガイド部材120より僅かに側壁111a側に
位置して、中間部に、即ち、第1の受入れガイド部材1
20の第1通路形成板部121の水平方向の空隙124
に対応した位置において、プーリ150が固定されてい
る。プーリ150は、上下方向の中央において環状溝を
有し、この環状溝にゴムなどの摩擦体からなる無端丸ベ
ルト151が外方に突出した状態で取り付けられてい
て、第1の通路A内に僅かに突出している。尚、全台タ
イプの紙幣搬送装置10にあっては、プーリ150には
環状リングなどが取り付けられる。尚、前記駆動軸17
0は、フレームFに開設した軸受部材取付孔179に装
着した軸受部材(図示せず)に軸支されていおり、上記
他の従動軸171,172に付いても同様である。
構成する下側ブロックBLの側壁111bに固定された
ローラベース152に、外周に摩擦体を有する圧接ロー
ラ153が回転自在に軸154によって取り付けられて
いる。この軸154はバネ等の付勢手段(図示せず)に
よってプーリ150側へ付勢されているため、第1の通
路Aにおいて回転駆動するプーリ150の無端丸ベルト
151に圧接ローラ153は圧接して回転する。このた
め、上流側の紙幣搬送装置10から送り出された紙幣S
1は、第1の通路Aにおいてプーリ150の無端丸ベル
ト151と圧接ローラ153との間に狭持されて取り込
まれる。
受入れガイド部材130の通路形成板部132より僅か
に外方に位置していて、その上下方向の中間部、即ち、
通路形成板部132側の空隙133に対応した位置にお
いて、駆動ローラ160aが第2の通路B内に突出した
状態で固定されている。この駆動ローラ160aには摩
擦リング162が装着され、この摩擦リング162には
バネで付勢された送りローラ164が当接する。尚、こ
の送りローラ164は、上側ブロックBU及び下側ブロ
ックBLに設けた装着爪125に装着する装着板127
に揺動自在に取り付けられ、上側ブロックBUと下側ブ
ロックBLとの間に形成される空隙124から突出した
状態となる(図19参照)。
第2の通路Bへ送り出された紙幣S2は、上記送りロー
ラ164によって摩擦リング162に押し付けられ、挟
持搬送されるため、取り込みが確実となる。従って、腰
のない紙幣やシワになってアコーデオン状になっている
ために従来装置では取り込めないような紙幣であって
も、確実にキャッチ可能とすることができる。
幣S1を挟持搬送する第1の搬送通路Aと、玉貸機Qか
らの紙幣S2を搬送する第2の搬送通路Bとが合流する
合流搬送駆動部100において、第2の搬送通路Bの終
端を、駆動源に連絡した駆動ローラ160aに対して接
近させる受入ガイド126を設けている。即ち、この実
施形態では、上記送りローラ164の外周面と無端丸ベ
ルト161の接点に向けてリブ状に突出する受入ガイド
126が設けてある。この受入ガイド126は、前記し
た装着板127に一体的に設けられ、送りローラ164
の上下に位置すると共に、駆動ローラ160aまたは1
60bに対向して一対に設けてある。
玉貸機Qから第2の搬送通路Bへ送り出された紙幣S2
の先端がたとえカールしていても紙幣S2の先端が折れ
ることなく、当該紙幣S2を送りローラ164と無端丸
ベルト161との接点方向に確実に誘導して送りローラ
164の食いつきを良好にすることができる。即ち、玉
貸機Qから送り込まれた紙幣S2を、搬送通路部200
へ確実に合流させることができる。
2の通路Bの第2の受入れガイド部材130の通路形成
板部132より僅かに外方に位置していて、第1の従動
軸171と同一高さに第2の通路Bに突出した状態で駆
動ローラ160bが固定されている。そして駆動ローラ
160bの環状溝にはゴムなどの摩擦体から成る摩擦リ
ング162が嵌着されていて、摩擦リング162は第2
の通路Bに突出している。そして摩擦リング162に対
向して、送りローラ164がバネを介して第1の受入れ
ガイド部材120の前端側空隙124より突出した状態
で取り付けられている。このため、玉貸機Qから送り出
された紙幣S2は送りローラ164と摩擦リング162
とで上記と全く同様の原理で確実に挟持されて取り込ま
れる。
上壁110aには、ギヤカバー180が取り付けられて
いる。このギヤカバー180の上流側には、上流側の紙
幣搬送装置10の開閉ケース220の開放を抑止する施
錠装置5の係止部が突出して設けられ、本体部52の係
止穴と係脱する。また、下流側先端には開閉ケース22
0の上流側端部の上面を押さえ、該開閉ケース220の
取り外しを規制するように成した係止片が形成されてい
る。尚、図1に示す隔台タイプ用紙紙幣搬送装置10に
あっては、係止片が上記係止片と同様、上流側の搬送通
路部200の開閉ケース220の上面を押さえ、該開閉
ケース220の着脱を規制している。
部分を構成する下側ブロックBLの側壁111には、図
13ないし図18に示すように、延設固定板115が一
体に突設されていて、この延設固定板115に搬送通路
部200を構成する基体ケース210を固定して紙幣搬
送装置10を構成する。
うに、第1基体ケース210aと、この第1基体ケース
210aに開放自在に取り付けられる第2基体ケース2
10bとからなる基体ケース210と、該基体ケース2
10の上方側に着脱自在に取り付けられた開閉ケース2
20とからなる。尚、図3には開閉ケース220は画か
れていない。
内面には、図3や図5或いは図24等に示すように、断
面ほゞコ字状に形成したプーリレール230及び台座レ
ール233が水平方向に設けられ、このプーリレール2
30を構成する上板230aと下板230bとの間に
は、台座レール233から起立した上下方向の軸232
によって複数のプーリ231が回転自在に片持ち状態で
取り付けられている。そして、前記合流搬送駆動部10
0における駆動軸173の駆動ローラ190と、第1基
体ケース210aの各プーリ231とに、無端丸ベルト
161が架け渡されている。
ス210aは、合成樹脂により一体成型により構成す
る。従って、従来品のように各部材をネジ等により個々
に取り付ける必要がなく、組み立て工数の大幅な削減が
可能である。しかも、組付時の誤差も生じないので、品
質の安定した製品となる。また、部品点数も大幅に減少
するので、管理等も容易になる。
の側面をテーパー状にする。即ち、自由端側を小径に、
軸支側を大径に形成する。このように形成すると、前記
した片持ち構造と相俟って、無端丸ベルト161の掛け
替えが極めて容易になる。
aに開閉自在に取り付けられる第2基体ケース210b
も、以下のような構成で合成樹脂により一体成型されて
いる。即ち、第2基体ケース210bの側壁211bの
内面には、第1基体ケース210aのプーリレール23
0と対向する高さにおいて、ローラレール260が設け
てある。このローラレール260に、各プーリ231と
対向する各圧接ローラ261が軸262によって回動自
在に、且つバネ263によってプーリ231側へ付勢さ
れて取り付けられている。
プーリ231の無端丸ベルト161に、第2基体ケース
210b側の圧接ローラ261が圧接されている。この
ため、合流搬送駆動部100から送り出された紙幣は厚
さ方向から無端丸ベルト161と圧接ローラ261に挟
持されてスムーズに搬送されている。
いプーリ231a及び圧接ローラ261aは、玉貸機Q
から送り出されて待機状態の紙幣S2の先端位置より僅
かに下流側に位置するように配置されている。このた
め、待機状態の玉貸機Qからの紙幣S2によって最上流
側のプーリ231aの無端丸ベルト161及び圧接ロー
ラ261aが覆われた状態にならない。従って、第1の
通路Aから搬送された紙幣S1が上記無端丸ベルト16
1と圧接ローラ261aで確実に挟持されるため、紙幣
詰まりが生じることがない。
0の搬送面260dを、圧接ローラ261の軸着位置に
おいて、拡幅させると共に、緩やかな曲面形状を備える
波型を適宜間隔をおいて形成すると共に、圧接ローラ2
61を越えた位置において急激な段部260eを介して
縮幅させた。このため、先端がカールして圧接ローラ2
61側を向いた紙幣であっても、圧接ローラ261に巻
き込まれることがなく、この圧接ローラ261を乗り越
えるときに、騒音が発生しなくなる。
すように、ローラレール260の上流側の端部をカット
面260aとし、このカット面260aに続く誘導面2
60bをローラレール260の基端面260cとほゞ平
行に形成し、前記した搬送面260dに連絡した。
によれば、先端がカールした紙幣であっても隙間に入り
込んで詰まることがない。また、隣接する紙幣搬送装置
10のジョイント部材300とオーバーラップしている
距離が短くても、紙幣を確実に搬送通路部200に誘導
することができるので紙幣詰まりが発生しない。しか
も、オーバーラップさせるためにジョイント部材300
に設ける突出片301を小さく形成できるので、突出量
が少なく、取り扱いが容易である。
261を付勢するバネ263を比較的弾性力の弱いもの
としてある。このため、新札を二つ折りにした場合のよ
うに、腰が強く且つ山形が圧接ローラ261に向いて搬
送されても、圧接ローラ261が山形を逃すことがで
き、このために起きる紙幣詰まりがない。
開放側である第2基体ケース210b側に、搬送駆動用
の無端丸ベルト161を設けることもできる。即ち、図
26ないし図28に示すように、第2基体ケース210
bにプーリレール230を設けると共に、各プーリ23
1に丸ベルト161を張設する。また、合流搬送駆動部
100と連繋するように、端部のプーリ軸232′に連
繋ギヤ234を設けると共に、この連繋ギヤ234に噛
合する連動ギヤ235を合流搬送駆動部100に設け
る。
ときには、図28に示す第2基体ケース210bごと、
交換してしまえば、極めて短時間で復旧可能であり、紙
幣搬送装置10の停止時間が極短時間となるので、遊技
者に掛ける迷惑を最小限に留めることが可能になる。
接ローラ261が圧接して丸ベルト161と共に紙幣を
挟持可能なように、バネ263で圧接ローラ261を付
勢しているが、本発明に係る紙幣搬送装置10は、上記
バネ263を省略することができる。
接ローラ265の側周面を鼓型に若干凹陥させると共
に、各圧接ローラ265に無端平ベルト266を架け渡
す。このような構成によれば、図29に示すように、平
ベルト266が無端丸ベルト161により押されて圧接
ローラ265の凹陥部265aに若干は入り込み、この
状態では平ベルト266に反発力が生じるので、紙幣S
を挟持することができる。
30の壁部に丸ベルト161が接触しないようにプーリ
レール230の壁部230′を外方向に円弧状に膨出さ
せている(図29参照)。これにより無端丸ベルト16
1の架け替えを容易にできる。
型によれば、極めて簡単に実現可能である。そして、前
記バネ263を省略することにより、部品点数の大幅な
削減及び組立工数の大幅な削減が可能になり、部品コス
ト及び人件費を大幅に削減できる。バネ263の取付不
良や押圧力のバラツキが発生しないので、紙幣の搬送が
安定し、紙幣詰まりが発生する恐れのない紙幣搬送装置
を提供可能である。
ス210aまたは第2基体ケース210bの底部には、
溝状の紙幣搬送ガイド270を長手方向に沿って設ける
ことができる。この紙幣搬送ガイド270は、例えば図
3に示すように上方が開口する樋状であって、即ち対向
する一対のガイド壁271と、両ガイド壁271の下端
を繋ぐ底板部272とからなり、この底板部272の上
に紙幣の下辺が載り、下端付近を上記一対のガイド壁2
71、271が支えて、前記した無端丸ベルト161と
圧接ローラ261に挟持された紙幣が進む。
ば、紙幣の下端部分を両側からガイドすることができる
ので、紙幣の横逃げを確実に防止することができる。
尚、この紙幣搬送ガイド270は、開放側の第2基体ケ
ース210bに設けてもよいし、両ケース210a、2
10bを組み合わせて形成することもできる。
側の端部付近、即ちジョイント部材300側の端部付近
の底板部272には、ペレットや異物等を排出するため
の開口部273を開設する。ペレットは、パチンコ玉を
洗浄研磨するときに使用する粒状の洗浄剤であり、洗浄
機から溢れて周辺に付着したペレットが保守点検で開い
た開閉ケース220から搬送通路内に混入することがあ
る。この混入したペレット等を放置しておくと、紙幣詰
まりを引き起こす原因となるので排出しなければならな
い。
は、効率よくペレットを排出可能な位置、即ち上記した
ように紙幣搬送ガイド270の下流側端部付近(図3参
照)に、排出口として開口部273を開設している。こ
の位置に排出口を設けておけば、下流側の紙幣搬送装置
10にペレット等が侵入することを防止でき、紙幣詰ま
りを未然に防止することができる。
には、紙幣投入機(玉貸機Q)から送り出された紙幣を
合流搬送駆動部100の入口に送り込む紙幣中継装置4
00を介在させる。この紙幣中継装置400は、遊技店
によって異なる島幅の対応を図るためのものであって、
即ち島の奥行が異なって紙幣投入機と合流搬送駆動部1
00との距離が異なっていても、紙幣を確実に合流搬送
駆動部100に送り込むためのものである。
の回転プーリ410と圧接ローラ420とを有する送り
機構41と、この送り機構41を収納するケース兼スペ
ーサ42とを備えている。上記送り機構41は、ベース
体411の上下方向に回転自在に設けた回転軸412
と、この回転中間に設けた回転プーリ410と、この回
転プーリ410に圧接するように付勢された圧接ローラ
420とを備えている。
れた部材であって、一端に合流搬送駆動部100のフレ
ームFに設けた連結部430に嵌合接続可能な接続部4
40を有すると共に、他端に上記フレームFの連結部4
30と同形状の連結部450を有し、当該ベース体41
1を次々に連結可能なように構成してある。
きるケース兼スペーサ42は、合流搬送駆動部100の
側壁部に固定可能である。このケース兼スペーサ42
を、ケースとして機能させるときには、前記した送り機
構41を備えるベース体411を収設すると共に、天板
部上に、駆動プーリ413を設けて、合流搬送駆動部1
00の駆動プーリ414との間に駆動ベルト415を架
け渡す(図10)。一方、スペーサとして機能させると
きには、ケース内にプーリ等を設けないが、天板に駆動
ベルト415のテンションローラ416を設ける(図3
0)。そして、上記のような送り機構41とケース兼ス
ペーサ42を適宜組み合せて所望の間隔の紙幣中継装置
400を構成する。
ば、単一の部材を組み合せることにより異なる島幅に柔
軟に対応することができ、コストの削減や部品の在庫が
容易になる。また、急な仕様変更にも直ちに対応可能で
あるなど、実用的価値が極めて高い。尚、ケース兼スペ
ーサ42の間隔に満たない距離の調整は、筒状スペーサ
45によって行えばよく、紙幣投入機と合流搬送駆動部
100とが、どのような間隔で配置されていても隙間な
く紙幣を案内できる。
ント部材300及び基体ケース210a,210bには
複数の紙幣検出用センサRの取付孔r0,r1,r2,
r3,…を開設しておき、紙幣中継装置400の島幅に
対応するように適宜選択して紙幣検出用センサRを取り
付ける。これは、搬送通路部200の上流側から送り込
まれる紙幣と、紙幣投入機により側方から送り込まれる
紙幣とが、合流搬送駆動部100において重ならないよ
うにする配慮からである。即ち、紙幣投入機に投入され
た際にカウントした紙幣数と、最終的にスタッカに集め
られた紙幣数とが一致しない不都合を防ぐためである。
具体的には、図5及び図6に示す島幅の狭い実施形態で
は、ジョイント部材300側に設けた取付孔r0を選択
してセンサRを設けている。一方、図33に示すよう
に、島幅が広がって紙幣中継装置400を用いた実施形
態では、取付孔r1を選択して一対のセンサRを取り付
けている。このように、島幅の広がりに対応してセンサ
Rの取付位置を移動させる。
15に固定した第1基体ケース210aには、第2基体
ケース210bを着脱自在に取り付ける。これは、例え
ば、第1基体ケース210aの底壁に取り付けた第1止
着金具の係合孔に、第2基体ケース210bの側壁の下
縁に取り付けた第2止着金具の係合突起を嵌脱自在に係
合させればよい。このような構成によれば、係合孔に係
合させた係合突起を支点にして、第2基体ケース210
bがこの係合孔を中心に第1基体ケース210aに対し
て回動自在となり、係合を外せば第2基体ケース210
bを分離できる。尚、図7は丁度第2基体ケース210
bが回動して図示していない第1基体ケース210aに
ぶら下がった状態を示している。
ケース210の上面には、開閉ケース220を着脱自在
に取り付けている。即ち、開閉ケース220の下縁部に
は、複数のピン(図示せず)が設けられていて、第1基
体ケース210aの上壁の穴214a及び第2基体ケー
ス210bの上壁の穴214b(図3参照)に上方から
嵌入係合される。また、開閉ケース220の内側には、
搬送通路部200を搬送される紙幣の上縁部をガイドす
るガイド壁が設けてある。
ス210a及び第2基体ケース210bと同様に、透明
材で形成しておくとよい。即ち、透明材ならば外部から
搬送通路内の紙幣の正常な流れや紙幣詰まりなどの状況
が開閉ケース220を開けなくても視認可能である。
ト部材300を移動自在に取り付ける。ジョイント部材
300は、例えば図9に示すように紙幣搬送ガイド27
0の先端が入り込むテーパー溝31を備え、紙幣の受け
渡しを行う。上記テーパー溝31、即ち紙幣通路Cは、
下流側に向かって次第に幅を狭くしてあり、更に上記テ
ーパー溝201は下流側にくちばし状の突出片301を
有している。この突出片301によって下流側の紙幣搬
送装置10とオーバーラップして紙幣を保持するため、
確実に下流側の紙幣搬送装置10に取り込ませることが
できる。
には、隔台タイプにあっては下流側の紙幣搬送装置10
の搬送通路部200の穴に、また全台タイプにあっては
フレームFの側壁111の穴に挿入するための複数の接
続ピン32が水平方向に突設してある。
は、図1及び図2に示すように、ジョイント部材300
を開閉ケース220を固定または解放操作自在になす施
錠装置5が設けてある。そして、施錠装置5には鍵穴が
設けられており、この鍵穴に抜き差し自在な鍵を挿入操
作することにより、開閉ケース220の解放が抑止さ
れ、ジョイント部材300の上流側への摺動が規制され
ると同時に、この状態にて隣合う紙幣搬送装置10同士
が連結される。
ケース220の取り外しが可能となり、搬送通路部20
0の一部である第2基体ケース210bが解放される。
プの紙幣搬送装置10における説明であるが、隔台タイ
プにおいては、ジョイント部材300に並設した施錠装
置5で開閉ケース220の開放を抑止すればよい。尚、
施錠装置5は、特に必要がない遊技店にあっては、設置
しなくてもよく、設置しなければ設備費の削減が可能で
ある。
硬貨を含めた貨幣、遊技媒体としてのメダル、或は有価
価値を記憶させた所謂プリペイドカード等の搬送装置と
して容易に適用できる。
明したが、本発明は前記した実施形態に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない
限り適宜に実施できる。
た発明は、紙幣を挟持した状態で上流側から下流側へ搬
送する搬送通路部と、紙幣投入機に投入された紙幣を、
上記搬送通路部に合流させると共に駆動源を有する合流
搬送駆動部とを備えた遊技店に設置される紙幣搬送装置
であって、合流搬送駆動部は、上流側の搬送通路部から
送り込まれる紙幣を下流側の搬送通路部に案内すると共
に、紙幣投入機側から送り込まれる紙幣を搬送通路部に
側方から合流させるように案内する受入れガイド部材を
有し、上記合流搬送駆動部を分割構造とすると共に、当
該合流搬送駆動部のフレームと受入れガイド部材とを合
成樹脂で一体成型したので、部品点数が減少すると共
に、組み立てが容易になり、部品代や人件費等を大幅に
削減可能である。また、組み立て時に誤差が生じないの
で、安定した品質の製品を提供可能である。
た状態で上流側から下流側へ搬送する搬送通路部と、紙
幣投入機に投入された紙幣を、上記搬送通路部に合流さ
せると共に駆動源を有する合流搬送駆動部とを備えた遊
技店に設置される紙幣搬送装置であって、搬送通路部
を、合成樹脂で成型した第1基体ケース及び第2基体ケ
ースで構成し、第1基体ケースには、プリーレール及び
搬送レールを一体に設け、第2基体ケースには、ローラ
レール及び搬送レールを一体に設けたので、部品点数が
減少すると共に、組み立て作業が容易になり、部品代や
人件費等を大幅に削減可能である。また、組み立て時に
誤差が生じないので、安定した品質の製品を提供可能で
ある。
た状態で上流側から下流側へ搬送する搬送通路部と、紙
幣投入機に投入された紙幣を、上記搬送通路部に合流さ
せると共に駆動源を有する合流搬送駆動部とを備えた遊
技店に設置される紙幣搬送装置であって、合流搬送駆動
部と紙幣投入機の間に、紙幣投入機から送り出された紙
幣を合流搬送部の入口に送り込む紙幣中継装置を介在さ
せ、上記紙幣中継装置は、紙幣の送り機構と当該送り機
構を収納可能なケース兼スペーサとを備え、上記送り機
構は、ベース体の上下方向に回転自在に設けた回転軸
と、この回転軸の中間に設けた回転プーリと、この回転
プーリに圧接するように付勢された圧接ローラとを備え
ており、上記ベース体は、一端に合流搬送部のフレーム
に設けた連結部に嵌合接続可能な接続部を有すると共
に、他端に上記フレームの連結部と同形状の連結部を有
し、当該ベース体またはケース兼スペーサを互に連結可
能なように構成してあり、上記回転プーリを合流搬送駆
動部の駆動軸に駆動ベルトで連絡して回転駆動するよう
にしたので、単一の部材を組み合せることにより異なる
島幅に柔軟に対応することができ、コストの削減や部品
の在庫が容易になる。また、急な仕様変更にも直ちに対
応可能であるなど、実用的価値が極めて高い。
た状態で上流側から下流側へ搬送する搬送通路部と、紙
幣投入機に投入された紙幣を、上記搬送通路部に合流さ
せると共に駆動源を有する合流搬送駆動部とを備えた遊
技店に設置される紙幣搬送装置であって、搬送通路部を
構成する基体ケースに、上面にカット面を形成した片持
ち構造のプーリを設けると共に、駆動ローラと搬送ベル
トを合流搬送装置から分離し、上記プーリに架け渡す搬
送ベルトの着脱を容易にしたので、迅速にベルトの交換
が可能であり、遊技を中断するなどの不都合を最小限に
抑えることができる。
た状態で上流側から下流側へ搬送する搬送通路部と、紙
幣投入機に投入された紙幣を、上記搬送通路部に合流さ
せると共に駆動源を有する合流搬送駆動部とを備えた遊
技店に設置される紙幣搬送装置であって、駆動源のモー
タを取り付ける配線ボックスに、側面方向に開口するモ
ータ支持部と出没可能に構成したモータ固定手段とを設
け、モータに延設した取付片をモータ支持部に係止させ
ると共に、突出状態のモータ固定手段でモータを固定す
るようにしたので、モータの交換作業が著しく容易にな
る。また、工具を必要としないので、狭い島内の空間に
おいても迅速な作業が可能である。
した状態で上流側から下流側へ搬送する搬送通路部と、
紙幣投入機に投入された紙幣を、上記搬送通路部に合流
させると共に駆動源を有する合流搬送駆動部とを備えた
遊技店に設置される紙幣搬送装置であって、搬送通路部
に、紙幣の下端付近をガイドする溝状の紙幣ガイドを設
けたので、紙幣を安定した姿勢で搬送することができ、
紙幣詰まりを未然に防止することができる。
した状態で上流側から下流側へ搬送する搬送通路部と、
紙幣投入機に投入された紙幣を、上記搬送通路部に合流
させると共に駆動源を有する合流搬送駆動部とを備えた
遊技店に設置される紙幣搬送装置であって、搬送通路の
先端部分に、ペレット等が落下可能な排出口を設けたの
で、紙幣搬送装置内へ混入したペレット等を容易に排出
することができ、ペレット等の混入によるトラブルを未
然に防止することができる。
した状態で上流側から下流側へ搬送する搬送通路部と、
紙幣投入機に投入された紙幣を、上記搬送通路部に合流
させると共に駆動源を有する合流搬送駆動部とを備えた
遊技店に設置される紙幣搬送装置であって、搬送通路部
に設ける圧接ローラの側周面に凹陥部を設けると共に、
当該圧接ローラに無端平ベルトを架け渡し、上記圧接ロ
ーラに対応するプーリには無端丸ベルトを架け渡し、上
記無端平ベルトと無端丸ベルトとを圧接させて搬送する
紙幣を挟持するようにしたので、押圧バネが不要とな
る。従って、部品点数の大幅な削減及び組立工数の大幅
な削減が可能になり、部品コスト及び人件費を大幅に削
減できる。また、押圧バネの取付不良や押圧力のバラツ
キが発生しないので、紙幣の搬送が安定し、紙幣詰まり
が発生する恐れのない紙幣搬送装置を提供可能である。
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
斜視図である。
る。
ある。
ある。
平面図である。
図である。
図である。
図である。
の正面図である。
の上流側側面図である。
の下流側側面図である。
の縦断面図である。
る。
る。
る。
る。
る。
す正面図である。
ある。
である。
明図である。
明図である。
明図である。
す開放状態の平面図である。
Claims (15)
- 【請求項1】 紙幣を挟持した状態で上流側から下流側
へ搬送する搬送通路部と、紙幣投入機に投入された紙幣
を、上記搬送通路部に合流させると共に駆動源を有する
合流搬送駆動部とを備えた遊技店に設置される紙幣搬送
装置であって、 合流搬送駆動部は、上流側の搬送通路部から送り込まれ
る紙幣を下流側の搬送通路部に案内すると共に、紙幣投
入機側から送り込まれる紙幣を搬送通路部に側方から合
流させるように案内する受入れガイド部材を有し、 上記合流搬送駆動部を分割構造とすると共に、当該合流
搬送駆動部のフレームと受入れガイド部材とを合成樹脂
で一体成型したことを特徴とする紙幣搬送装置。 - 【請求項2】 合流搬送駆動部を、上側フレームと上側
受入ガイド部材とを一体成型した上側ブロックと、下側
フレームと下側受入ガイド部材とを一体成型した下側ブ
ロックとに、分割した請求項1に記載の紙幣搬送装置。 - 【請求項3】 紙幣を挟持した状態で上流側から下流側
へ搬送する搬送通路部と、紙幣投入機に投入された紙幣
を、上記搬送通路部に合流させると共に駆動源を有する
合流搬送駆動部とを備えた遊技店に設置される紙幣搬送
装置であって、 搬送通路部を、合成樹脂で成型した第1基体ケース及び
第2基体ケースで構成し、第1基体ケースには、プリー
レール及び搬送レールを一体に設け、第2基体ケースに
は、ローラレール及び搬送レールを一体に設けたことを
特徴とする紙幣搬送装置。 - 【請求項4】 紙幣を挟持した状態で上流側から下流側
へ搬送する搬送通路部と、紙幣投入機に投入された紙幣
を、上記搬送通路部に合流させると共に駆動源を有する
合流搬送駆動部とを備えた遊技店に設置される紙幣搬送
装置であって、 合流搬送駆動部と紙幣投入機の間に、紙幣投入機から送
り出された紙幣を合流搬送部の入口に送り込む紙幣中継
装置を介在させ、 上記紙幣中継装置は、紙幣の送り機構と当該送り機構を
収納可能なケース兼スペーサとを備え、 上記送り機構は、ベース体の上下方向に回転自在に設け
た回転軸と、この回転軸の中間に設けた回転プーリと、
この回転プーリに圧接するように付勢された圧接ローラ
とを備えており、 上記ベース体は、一端に合流搬送部のフレームに設けた
連結部に嵌合接続可能な接続部を有すると共に、他端に
上記フレームの連結部と同形状の連結部を有し、当該ベ
ース体またはケース兼スペーサを互に連結可能なように
構成してあり、 上記回転プーリを合流搬送駆動部の駆動軸に駆動ベルト
で連絡して回転駆動するようにしたことを特徴とする紙
幣搬送装置。 - 【請求項5】 紙幣中継装置を複数組み合せることで、
異なる島幅に対応するようにした請求項4に記載の紙幣
搬送装置。 - 【請求項6】 紙幣中継装置の島幅に対応する位置に紙
幣検出用センサの取付孔を開設した請求項4または5に
記載の紙幣搬送装置。 - 【請求項7】 紙幣を挟持した状態で上流側から下流側
へ搬送する搬送通路部と、紙幣投入機に投入された紙幣
を、上記搬送通路部に合流させると共に駆動源を有する
合流搬送駆動部とを備えた遊技店に設置される紙幣搬送
装置であって、 搬送通路部を構成する基体ケースに、上面にカット面を
形成した片持ち構造のプーリを設けると共に、駆動ロー
ラと搬送ベルトを合流搬送装置から分離し、 上記プーリに架け渡す搬送ベルトの着脱を容易にしたこ
とを特徴とする紙幣搬送装置。 - 【請求項8】 搬送通路部を、固定側の第1基体ケース
と開放可能な第2基体ケースとで構成し、上記プーリを
開放側の第2基体ケースに設けて、搬送ベルトを第2基
体ケースごと交換可能にした請求項7に記載の紙幣搬送
装置。 - 【請求項9】 紙幣を挟持した状態で上流側から下流側
へ搬送する搬送通路部と、紙幣投入機に投入された紙幣
を、上記搬送通路部に合流させると共に駆動源を有する
合流搬送駆動部とを備えた遊技店に設置される紙幣搬送
装置であって、 駆動源のモータを取り付ける配線ボックスに、側面方向
に開口するモータ支持部と出没可能に構成したモータ固
定手段とを設け、モータに延設した取付片をモータ支持
部に係止させると共に、突出状態のモータ固定手段でモ
ータを固定するようにした紙幣搬送装置。 - 【請求項10】 駆動源のモータにシンクロナスモータ
を用いた請求項9に記載の紙幣搬送装置。 - 【請求項11】 配線ボックスのモータ取付面とモータ
のモータ取付板との間に隙間が生じるように突起を設
け、モータの放熱を行うようにした請求項9または10
に記載の紙幣搬送装置。 - 【請求項12】 モータ支持部を開口端が広く奥が狭い
テーパー部とした請求項9ないし11の何れかに記載の
紙幣搬送装置。 - 【請求項13】 紙幣を挟持した状態で上流側から下流
側へ搬送する搬送通路部と、紙幣投入機に投入された紙
幣を、上記搬送通路部に合流させると共に駆動源を有す
る合流搬送駆動部とを備えた遊技店に設置される紙幣搬
送装置であって、 搬送通路部に、紙幣の下端付近をガイドする溝状の紙幣
ガイドを設けたことを特徴とする紙幣搬送装置。 - 【請求項14】紙幣を挟持した状態で上流側から下流側
へ搬送する搬送通路部と、紙幣投入機に投入された紙幣
を、上記搬送通路部に合流させると共に駆動源を有する
合流搬送駆動部とを備えた遊技店に設置される紙幣搬送
装置であって、 搬送通路の先端部分に、ペレット等が落下可能な排出口
を設けたことを特徴とする紙幣搬送装置。 - 【請求項15】紙幣を挟持した状態で上流側から下流側
へ搬送する搬送通路部と、紙幣投入機に投入された紙幣
を、上記搬送通路部に合流させると共に駆動源を有する
合流搬送駆動部とを備えた遊技店に設置される紙幣搬送
装置であって、 搬送通路部に設ける圧接ローラの側周面に凹陥部を設け
ると共に、当該圧接ローラに無端平ベルトを架け渡し、
上記圧接ローラに対応するプーリには無端丸ベルトを架
け渡し、 上記無端平ベルトと無端丸ベルトとを圧接させて搬送す
る紙幣を挟持するようにしたことを特徴とする紙幣搬送
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11197767A JP2001022997A (ja) | 1999-07-12 | 1999-07-12 | 紙幣搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11197767A JP2001022997A (ja) | 1999-07-12 | 1999-07-12 | 紙幣搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001022997A true JP2001022997A (ja) | 2001-01-26 |
Family
ID=16380020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11197767A Pending JP2001022997A (ja) | 1999-07-12 | 1999-07-12 | 紙幣搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001022997A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008059521A (ja) * | 2006-09-04 | 2008-03-13 | Sammy Systems:Kk | 搬送装置 |
US7530440B2 (en) | 2002-10-30 | 2009-05-12 | Aruze Corp | Gaming machine |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0299843U (ja) * | 1989-01-24 | 1990-08-08 | ||
JPH0654650U (ja) * | 1993-01-07 | 1994-07-26 | 有限会社ユア開発 | 搬送ユニットの連結構造 |
-
1999
- 1999-07-12 JP JP11197767A patent/JP2001022997A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0299843U (ja) * | 1989-01-24 | 1990-08-08 | ||
JPH0654650U (ja) * | 1993-01-07 | 1994-07-26 | 有限会社ユア開発 | 搬送ユニットの連結構造 |
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JP2008059521A (ja) * | 2006-09-04 | 2008-03-13 | Sammy Systems:Kk | 搬送装置 |
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