JP3376548B2 - 紙状物搬送装置 - Google Patents

紙状物搬送装置

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JP3376548B2 JP2000384479A JP2000384479A JP3376548B2 JP 3376548 B2 JP3376548 B2 JP 3376548B2 JP 2000384479 A JP2000384479 A JP 2000384479A JP 2000384479 A JP2000384479 A JP 2000384479A JP 3376548 B2 JP3376548 B2 JP 3376548B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の遊技機が列
状に配置された島に設けられ、紙状物を受入れて紙状物
回収金庫に搬送する紙状物搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技場においては、一般的に、遊技機が
背中合わせ同士で2列に複数並設されて島が構成されて
いる。その島がいくつか集まって1つの遊技場が構成
る。
【0003】そして、遊技場に来店した遊技者は、複数
に並設された遊技機の中から遊技をしたい遊技機を選び
出し、紙状物受入口から紙幣等の紙状物を挿入して、遊
技媒体としてのメダル等の貸出を受け、その貸出された
メダル等の遊技媒体を用いて遊技機により遊技を行なっ
ていた。その結果、挿入された紙状物を紙状物回収金庫
に回収する必要がある。
【0004】そこで、図7に示すように、各遊技機54
の背面側に紙状物の一例の紙幣を搬送する紙幣搬送コン
ベアー53を設け、挿入された紙幣をこの紙幣搬送コン
ベアー53により受取り、遊技機54列一端側に設けた
紙幣回収金庫にまで搬送して回収するものが知られてい
る(特公平4−5620号公報参照)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の紙幣搬送コンベアー53等からなる紙状物搬送
は、紙状物の搬送途中でその紙状物が詰まった場合等の
トラブル発生時に、トラブルの発生箇所と思われる場所
に位置する遊技機を取外してから、メンテナンスを行な
う必要があり、その間その遊技機にてプレイしている客
はプレイを中断することとなる。
【0006】しかも、わざわざ遊技機を取外してメンテ
ナンスをしなければならないために、メンテナンス作業
が大掛かりとなり、時間がかかってしまうという不都合
も生ずる。 そこで、紙状物搬送コンベアーを遊技機列の
背面側ではなく、遊技機列の前面側でかつ遊技者が遊技
をするのに邪魔にならない個所に露出して設けるように
することが考えられる。しかし、このように構成した場
合には、紙状物搬送コンベアーが露出して遊技者に見え
てしまうために、デザイン面での問題が生ずるととも
に、搬送されている紙状物が盗まれてしまうという不都
合が生ずるおそれがある。
【0007】本発明は、係る実情に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、遊技機を取外すことなくトラブ
ル発生時のメンテナンスを行なうことができながらも、
紙状物搬送コンベアーが露出することによる種々の不都
合も防止できるようにする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、複数の遊技機が列状に配置された島に設けられ、紙
状物を受入れて紙状物回収金庫に搬送する紙状物搬送装
置であって、 前記設置された複数の遊技機の上方位置で
かつ下方から遊技者によって上向きに挿入される紙状物
を受入れられるように前方に張り出して下向きに設けら
れた紙状物識別機と、 該紙状物識別機よりも上方に設け
られ、該紙状物識別機が識別した紙状物を受入れて紙状
物面を水平にして該紙状物を島長手方向に搬送する紙状
物搬送コンベアーとを含み、 該紙状物搬送コンベアー
は、前記島の前記遊技機の上方に設けられた開閉自在な
幕板内部に設置され、かつ、前記島前方に張出して設け
られた取付台上に取付けられ、 前記紙状物識別機は、前
記島の前面に対し紙状物面が直角となる姿勢で紙状物が
挿入されて該紙状物を真上に位置する前記紙状物搬送コ
ンベアーに受渡すことを特徴とする。請求項2に記載の
本発明は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記
紙状物搬送コンベアーは、駆動部によりコンベアー本体
全長にわたり回動する1の主動無端ベルトと、該主動無
端ベルトに接して同方向に回動し紙状物受入機毎に設け
た複数の従動無端ベルトと、該複数の従動無端ベルトに
前記1の主動無端ベルトの駆動力をそれぞれ伝達する伝
動部と、前記1の主動無端ベルトと前記複数の従動無端
ベルトの上端部との間にそれぞれ設けた紙状物受入口
と、からなり前記主動無端ベルトと前記従動無端ベルト
との間に前記紙状物を挟んで搬送することを特徴とす
る。請求項3に記載の本発明は、請求項2記載の発明
の構成に加えて、前記伝動部は、前記主動無端ベルトが
掛け渡された輪体と、該輪体の回転力を前記従動無端ベ
ルトが掛け渡された輪体に伝達するベルトとを有するこ
とを特徴とする。請求項4に記載の本発明は、請求項1
請求項3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前
記紙状物回収金庫は、前記幕板内部に設置されているこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、設置された
複数の遊技機の上方位置に前方に張り出して下向きに紙
状物識別機が設けられており、下方から遊技者によって
紙状物がその紙状物識別機に上向きに挿入される。その
挿入された紙状物がその紙状物識別機により識別され
る。その紙状物識別機よりも上方に設けられた紙状物搬
送コンベアーにより、紙状物識別機が識別した紙状物が
受入れられて紙状物面を水平にしてその紙状物が島長手
方向に搬送される。その紙状物搬送コンベアーは、島の
前記遊技機の上方に設けられた開閉自在な幕板内部に設
置され、かつ、島前方に張り出して設けられた取付台上
に取付けられ、紙状物識別機は、前記島の前面に対し紙
状物面が直角となる姿勢で紙状物が挿入されて該紙状物
を真上に位置する前記紙状物搬送コンベアーに受け渡
す。請求項2に記載の本発明によれば、請求項1に記載
の発明の作用に加えて、紙状物搬送コンベアーは、駆動
部によりコンベアー本体全長にわたって回動する1の主
動無端ベルトと、その主動無端ベルトに接して同方向に
回動し紙状物受入口毎に設けた複数の従動無端ベルト
と、複数の従動無端ベルトに前記1の主動無端ベルトの
駆動力をそれぞれ伝達する伝動部と、紙状物受入口とか
らなり、主動無端ベルトと従動無端ベルトとの間に前記
紙状物が挟まれて搬送される。
【0010】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
記載の発明の作用に加えて、主動無端ベルトの駆動
力を従動無端ベルトに伝達する伝達部が、主動無端ベル
トが掛け渡された輪体と、その輪体の回転力を従動無端
ベルトが掛け渡された輪体に伝達するベルトとを有して
いるために、駆動力の伝達が確実に行なわれることとな
請求項に記載の本発明によれば、請求項1〜請求
のいずれかに記載の発明の作用に加えて、前記紙状
物回収金庫が幕板内部に設置されている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜6に基づいて詳説する。図1は本発明の紙状物搬送コ
ンベアーを遊技機列に設置した状態を示す平面図、図2
は遊技機列を示す側面図、図3は本発明の紙状物搬送コ
ンベアーの駆動部側を示す側面図、図4は紙状物搬送コ
ンベアーの従動部側を示す側面図である。図において、
1は紙状物搬送コンベアーを示し、その紙状物搬送コン
ベアー1は、遊技機2および紙状物受入機であるメダル
貸機3を複数並設して構成した1つの遊技機列4毎に設
置される。すなわち、この紙状物搬送コンベアー1は、
これら複数の遊技機2およびメダル貸機3の前面上方部
配置してなる。
【0012】前記遊技機列4は、その両端に遊技機2を
1台ずつ配列し、これら遊技機2の隣にそれぞれメダル
貸機3を配置し、さらに、順次遊技機2を2台毎にメダ
ル貸機3を1台配列することで1つの遊技機列となり、
この遊技機列は、床面に強固に立設している本柱(図
5、6参照)5により支持される。この遊技機列4を遊
技機2およびメダル貸機3を背中合せに2列配置して、
通称「島」という1つの管理体制となる。この島6がい
くつか集まって1つの遊技場を構成している。
【0013】メダル貸機3は、いわゆる台間メダル貸機
であり、紙幣あるいは硬貨を投入すると、その金額に応
じてメダルが排出されるものである。客は、このメダル
を遊技機2に投入することで遊技をすることができる。
【0014】前記紙状物搬送コンベアー1は、駆動部1
1によりコンベアー本体12全長にわたり回動する1の
主動無端ベルト13と、該主動無端ベルト13に接して
同方向に回動しメダル貸機3毎に設けた複数の従動無端
ベルト14と、該複数の従動無端ベルト14に1の主動
無端ベルト13の駆動力をそれぞれ伝達する伝動部15
と、1の主動無端ベルト13と複数の従動無端ベルト1
4の上流端16との間にそれぞれ設けた紙状物受入口1
7と、からなり、水平に設置した主動無端ベルト13お
よび従動無端ベルト14との間に紙状物である紙幣18
をはさみ、紙幣18を水平に下流側に搬送するものであ
る。
【0015】前記主動無端ベルト13は、図3、4に示
すように、駆動プーリ21と従動プーリ22との間にベ
ルト面を水平に掛けられ、従動プーリ22側にはリター
ンロール23、緊張ロール24が掛けられ、スプリング
25のばね力により主動無端ベルト13が一定張力にな
るように張られている。そして、主動無端ベルト13の
中間には前述の伝動部15を介して従動無端ベルト14
に回転力を付与するためのロール26、27が必要数設
けられている。さらに、前述の駆動プーリ21と駆動部
11のモータ28の軸に設けたプーリ29とにはベルト
30が掛けられ、主動無端ベルト13が回転するように
なっている。
【0016】前記従動無端ベルト14は、遊技機2の2
台分の長さがあり、端部にはそれぞれヘッドプーリ31
とテールプーリ32とがあり、それらにベルト面を水平
に掛けられている。そして、これら複数の従動無端ベル
ト14は、前述の主動無端ベルト13に掛かっている前
記伝動部15の駆動ロール33およびベルト34を介し
てヘッドプーリ31により回転する。
【0017】以上のように構成された紙幣搬送コンベア
ー1は、図5、6に示すように遊技機2およびメダル貸
機3の前面上方部、すなわち、本柱5の外部に設けたコ
字状取付台41上に取付けられている。
【0018】また、この紙状物搬送コンベアー1は、メ
ダル貸機3が設置されている位置上方に紙幣18を受入
れる紙状物受入口17が設置され、この紙状物受入口1
7に紙幣識別機42が直接接続し、かつこの紙幣識別機
42は前述のコ字取付台41に取付けられている。
【0019】この紙状物搬送コンベアー1は、そのコン
ベアー本体12にカバー43が設けられ、内側が鏡面4
3aになっており、開閉自在になっている。さらに、紙
状物搬送コンベアー1は幕板44により覆われ、この幕
板44は本柱5に取付けたブラケット45に開閉自在に
取付けられている。したがって、紙幣搬送コンベアー1
は、これに紙幣18が詰まった場合、幕板44を開き、
さらにカバー43を開くことで、高い位置にあっても鏡
面43aにより内部がよく見えるから、容易に対処する
ことができる。また、コ字取付台41の中にメダルを入
れておくストック箱46を収容することができる。
【0020】なお、図1、2中47は紙幣18を収納す
るための紙幣回収金庫を示し、図5中48は紙幣投入口
を示す。次に、上記構成になる紙状物搬送コンベアー1
の作動について説明する。
【0021】島6における遊技機列4のいずれかの遊技
機2でゲームを行ないたいと思う人は、まず、メダル貸
機3に紙幣を投入して、メダルを借りる必要がある。た
とえば、紙幣投入口48からメダル貸機3の紙幣識別機
42に紙幣18を投入すると、紙幣18がその紙幣識別
機42を通過して、その金額に応じてメダル貸機3に払
出信号が伝達され、その払出信号に基づいてメダル貸機
3からメダルが払出される。
【0022】一方、紙幣18が紙幣識別機42を通過す
ると、紙状物搬送コンベアー1の紙幣受入口17から中
に入る。この際、紙状物搬送コンベアー1は、駆動部1
1のモータ28に電源が入っているから、プーリ29、
ベルト30を介して駆動プーリ21が回転し、主動無端
ベルト13が回転する。この主動無端ベルト13の回転
により、この回転力は伝動部15を介して従動無端ベル
ト14を回転させる。したがって、紙幣受入口17から
中に入った紙幣18は主動無端ベルト13に当接し、こ
の回転方向に紙幣18が湾曲して行き、従動無端ベルト
14の上流端16に進みこれら両無端ベルト13、14
の間にはさまり、島6の端にある紙幣回収金庫47に搬
送される。この紙幣回収金庫47が満杯になったら、幕
板44を開き、紙幣回収金庫47を開け、中の紙幣18
を集金する。
【0023】そして、紙状物搬送コンベアー1途中で搬
送中の紙幣18が詰まったら、その位置にある幕板44
およびカバー43を開ければ、紙状物搬送コンベアー1
内がカバー43の鏡面43aによりよく見え、かつ通常
の大人であれば手が届く範囲であるから、回復作業を容
易にできる。
【0024】前述した島6により、複数の遊技機が列状
に配置された島が構成されている。前述した紙幣識別機
42により、前記設置された複数の遊技機の上方位置で
かつ下方から遊技者によって上向きに挿入される紙状物
を受入れられるように前方に張り出して下向きに設けら
れた紙状物識別機が構成されている。前述した紙状物搬
送コンベアー1により、前記紙状物識別機よりも上方に
設けられ、該紙状物識別機が識別した紙状物を受入れて
紙状物面を水平にして該紙状物を島長手方向に搬送する
紙状物搬送コンベアーが構成されている(図2参照)。
前述したように、紙状物搬送コンベアーは、前記島の前
記遊技機の上方に設けられた開閉自在な幕板(幕板4
4)内部に設置され、かつ、前記島前方に張り出して設
けられた取付台(取付台41)上に取付けられている。
前述したように、前記紙状物識別機は、前記島の前面に
対し紙状物面が直角となる姿勢で紙状物が挿入されて該
紙状物を真上に位置する前記紙状物搬送コンベアーに受
け渡す(図5参照)。前記紙幣受入口17により、紙状
物受入口が構成されている。前述したように、複数の従
動無端ベルトに1の主動無端ベルトの駆動力をそれぞれ
伝達する伝動部が、主動無端ベルトが掛け渡された輪体
(駆動ロール33)と、該輪体の回転力を前記従動無端
ベルトに掛け渡された輪体(ヘッドプーリ31)に伝達
するベルト(34)を有している。
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、設置
された複数の遊技機の上方位置でかつ前方に張り出して
紙状物識別機が設けられ、その紙状物識別機よりも上方
でかつ上方に張り出して設けられた取付台上に紙状物搬
送コンベアーが取付けられているため、紙状物搬送コン
ベアーが前記紙状物識別機と同様の前方に張り出した位
置となる。その結果、島の内部に紙状物搬送装置を組込
んだ場合と比べて、紙状物搬送装置へのアクセスが容易
となり、紙状物搬送装置の保守管理を簡単に行なえるの
で、紙状物搬送装置の一部の保守や部品交換を行なう場
合には、他の遊技者がプレイを続行したままの状態で作
業を行なうことができる。また、島内部の補給設備機器
等を変更することなく後から紙状物搬送コンベアーを取
付けること が可能となる。 特に、紙状物搬送コンベアー
が紙状物面を水平にして該紙状物を島長手方向に搬送す
る水平搬送方式のものであり、島の前面に対し紙状物面
が直角となる姿勢で紙状物を上向きに挿入してその紙状
物を真上に位置する紙状物搬送コンベアーにスムーズに
受け渡すことができる。その結果、幕板側から紙状物を
挿入する必要がないために、紙状物の紙状物搬送コンベ
アーへの挿入受渡しに支障なく開閉自在な幕板内に紙状
物搬送コンベアーを設けることができる。 しかも、遊技
機の上方に設けられた開閉自在な幕板内部に紙状物搬送
コンベアーが設置されているために、紙状物の詰まり等
のトラブル発生時においては、幕板を開成することによ
り容易にメンテナンスを行なうことができ、わざわざ遊
技機を取外す必要がない。さらに、トラブルが発生して
いない通常時においては、幕板によって紙状物搬送コン
ベアーが隠れているために、デザイン面で問題となるこ
とがなく、紙状物搬送コンベアーが露出することによる
種々の不都合を防止できる。請求項2に記載の本発明に
よれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、紙状物
受入口から受入れられた紙状物が主動無端ベルトと従動
無端ベルトとで挟持された状態で搬送されるために、紙
状物受入口毎に駆動モータを設ける必要がなくその構造
が単純になり、かつ、主動無端ベルトと従動無端ベルト
との間に紙状物を単に挟んでいるだけなので、詰まった
紙状物を容易に取り除けてメンテナンスがより一層容易
になる 請求項3に記載の本発明によれば、請求項2
記載の発明の効果に加えて、主動無端ベルトの駆動力を
従動無端ベルトに伝達する伝動部が、主動無端ベルトが
掛け渡された輪体と、その輪体の回転力を従動無端ベル
トが掛け渡された輪体に伝達するベルトとを有している
ために、主動無端ベルトの駆動力を極力確実に従動無端
ベルトに伝達することが可能となり、主動無端ベルトと
従動無端ベルトとの滑りを極力防止でき、両ベルトの滑
りに起因した紙状物の挟持搬送不良の不都合を極力防止
することができる。
【0025】請求項4に記載の本発明によれば、請求項
1〜請求項3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、
紙状物回収金庫も幕板内部に設置されているので、遊技
場側が幕板を開けることにより紙状物回収金庫内の紙状
物を容易に回収できるとともに、通常時は既存の幕板を
利用して紙状物回収金庫を隠すことができ、デザイン面
で問題となることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の紙状物搬送コンベアーを遊技機列に
設置した状態を示す平面図。
【図2】 遊技機列を示す側面図。
【図3】 本発明の紙状物搬送コンベアーの駆動部側を
示す側面図。
【図4】 紙状物搬送コンベアーの従動部側を示す側面
図。
【図5】 紙状物搬送コンベアーの設置状態を示す断面
図。
【図6】 紙状物搬送コンベアーのメンテナンス状態を
示す断面図。
【図7】 従来例を示す図5と同様の断面図。
【符号の説明】
1は紙状物搬送コンベアー、3はメダル貸機(紙幣受入
機)、11は駆動部、12はコンベアー本体、13は主
動無端ベルト、14は従動無端ベルト、15は伝動部、
16は上流端、17は紙状物受入口、18は紙幣(紙状
物)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−14292(JP,A) 特開 平3−87(JP,A) 特開 平3−211159(JP,A) 実開 昭61−196373(JP,U) 実開 昭63−127686(JP,U) 実開 平4−90389(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 15/16 A63F 7/02 G07D 9/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の遊技機が列状に配置された島に設
    けられ、紙状物を受入れて紙状物回収金庫に搬送する紙
    状物搬送装置であって、 前記設置された複数の遊技機の上方位置でかつ下方から
    遊技者によって上向きに挿入される紙状物を受入れられ
    るように前方に張り出して下向きに設けられた紙状物識
    別機と、 該紙状物識別機よりも上方に設けられ、該紙状物識別機
    が識別した紙状物を受入れて紙状物面を水平にして該紙
    状物を島長手方向に搬送する紙状物搬送コンベアーとを
    含み、 該紙状物搬送コンベアーは、前記島の前記遊技機の上方
    に設けられた開閉自在な幕板内部に設置され、かつ、前
    記島前方に張出して設けられた取付台上に取付けられ、 前記紙状物識別機は、前記島の前面に対し紙状物面が直
    角となる姿勢で紙状物が挿入されて該紙状物を真上に位
    置する前記紙状物搬送コンベアーに受渡すことを特徴と
    する、紙状物搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記紙状物搬送コンベアーは、 駆動部によりコンベアー本体全長にわたり回動する1の
    主動無端ベルトと、 該主動無端ベルトに接して同方向に回動し紙状物受入機
    毎に設けた複数の従動無端ベルトと、 該複数の従動無端ベルトに前記1の主動無端ベルトの駆
    動力をそれぞれ伝達する伝動部と、 前記1の主動無端ベルトと前記複数の従動無端ベルトの
    上端部との間にそれぞれ設けた紙状物受入口と、からな
    り前記主動無端ベルトと前記従動無端ベルトとの間に前
    記紙状物を挟んで搬送することを特徴とする、請求項1
    に記載の紙状物搬送装置
  3. 【請求項3】 前記伝動部は、前記主動無端ベルトが掛
    け渡された輪体と、該輪体の回転力を前記従動無端ベル
    トが掛け渡された輪体に伝達するベルトとを有すること
    を特徴とする、請求項2に記載の紙状物搬送装置
  4. 【請求項4】 前記紙状物回収金庫は、前記幕板内部に
    設置されていることを特徴とする、請求項1〜請求項3
    のいずれかに記載の紙状物搬送装置
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