JP2715203B2 - 紙片の搬送装置 - Google Patents

紙片の搬送装置

Info

Publication number
JP2715203B2
JP2715203B2 JP29327991A JP29327991A JP2715203B2 JP 2715203 B2 JP2715203 B2 JP 2715203B2 JP 29327991 A JP29327991 A JP 29327991A JP 29327991 A JP29327991 A JP 29327991A JP 2715203 B2 JP2715203 B2 JP 2715203B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
round belt
pressing roller
groove
pressing
paper sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP29327991A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05132177A (ja
Inventor
孝俊 武本
孝一 坪田
英幸 門松
悦郎 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ace Denken KK
Original Assignee
Ace Denken KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ace Denken KK filed Critical Ace Denken KK
Priority to JP29327991A priority Critical patent/JP2715203B2/ja
Priority to AU29101/92A priority patent/AU664052B2/en
Priority to EP92922996A priority patent/EP0643000A1/en
Priority to US08/240,709 priority patent/US5501446A/en
Priority to CA002122253A priority patent/CA2122253A1/en
Priority to PCT/JP1992/001449 priority patent/WO1993009047A1/ja
Publication of JPH05132177A publication Critical patent/JPH05132177A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2715203B2 publication Critical patent/JP2715203B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動プーリと、該駆動
プーリと離間して配設された従動プーリと、前記両プー
リの間に掛け渡され、紙片の搬送経路に沿って回転移動
する搬送用の丸ベルトとを有する紙片の搬送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の紙片の搬送装置として
は、例えば、図8に示すようなものがある。
【0003】すなわち、パチンコ島の両側の幕板1,1
の間に紙幣搬送経路1aを設け、この紙幣搬送経路1a
に沿って、回転移動する搬送用の丸ベルト2が掛け渡さ
れており、丸ベルト2を両側から挟持する一対の押圧ロ
ーラ3,3が、丸ベルト2に沿って連設されている。
【0004】押圧ローラ3の外周には丸ベルト2の外周
に合致した溝4が形成されており、押圧ローラ3はばね
(図示せず)を介して丸ベルト2に圧接する方向に付勢
されている。紙幣は、一対の押圧ローラ3,3のうちの
片側のローラ3と丸ベルト2との間に挟持されることに
より搬送される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の紙片の搬送装置では、一対の押圧ローラ3,
3が常に丸ベルト2に圧接しているから、紙幣を搬送し
ない場合でも、常時回転移動する丸ベルト2に従動し
て、各押圧ローラ3は枢軸5を中心に回転し続けてしま
う。それにより、丸ベルト2に係合している押圧ローラ
3の溝4や、回転中心となる枢軸5が摩耗しやすく、耐
久性が良くないという問題点があった。
【0006】また、丸ベルト2から各押圧ローラ3が脱
輪することにより、紙幣搬送経路1aにおいて紙幣の搬
送不良が生じることがあるという問題点があった。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、紙片を搬送するのに具合が良いと
ともに、簡易な構成によりコスト高を招くことなく、耐
久性を向上させることができる紙片の搬送装置を提供す
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの要旨とするところは、 1 駆動プーリ(22)と、該駆動プーリ(22)と離
間して配設された従動プーリ(23)と、前記両プーリ
(22),(23)の間に掛け渡され、紙片Bの搬送経
路(20)に沿って回転移動する搬送用の丸ベルト(2
5)とを有する紙片の搬送装置(20A)において、前
記丸ベルト(25)を間にして相互に対向する一対の押
圧ローラ(27),(28)を、前記丸ベルト(25)
に沿って複数連設し、前記各押圧ローラ(27),(2
8)の外周に、前記丸ベルト(25)が接触せずに近接
した状態で凹入できる溝部(27a),(28a)を形
成し、前記押圧ローラ(27),(28)の溝部(27
a),(28a)とその溝部(27a),(28a)に
凹入する前記丸ベルト(25)との間に紙片Bが送入さ
れた際、挟まれた紙片Bが撓むことで押圧ローラ(2
7),(28)と丸ベルト(25)とに接触しつつ順送
りされる隙間Aをあけて、前記押圧ローラ(27),
(28)をその溝部(27a),(28a)に凹入する
前記丸ベルト(25)側に配設したことを特徴とする紙
片の搬送装置(20A)。
【0009】2 前記押圧ローラ(27),(28)の
溝部(27a),(28a)を半円形断面に形成し、該
溝部(27a),(28a)の半円形の曲面の半径R
を、前記丸ベルト(25)の円形断面の半径rより大き
く形成したことを特徴とする1項記載の紙片の搬送装置
(20A)。
【0010】3 前記丸ベルト(25)に沿って複数連
設された押圧ローラ(27),(28)の対の片側(2
7)を、前記丸ベルト(25)の傍らに着脱可能な枠体
(51)に枢支して成る押圧ローラユニット(50)を
有することを特徴とする1項または2項記載の紙片の搬
送装置(20A)。
【0011】4 前記押圧ローラユニット(50)の一
端に、前記丸ベルト(25)の傍らに対して開閉可能に
係合するヒンジ部(53)を設けたことを特徴とする3
項記載の紙片の搬送装置(20A)に存する。
【0012】
【作用】搬送経路(20)に送入された紙片(B)は、
搬送方向に回転移動する搬送用の丸ベルト(25)と、
該丸ベルト(25)を間にして相互に対向する一対の押
圧ローラ(27),(28)の一方の押圧ローラ(2
7)との隙間(A)に挟まれる。
【0013】押圧ローラ(27)はその溝部(27a)
に前記丸ベルト(25)が凹入する状態に配設されてい
るから、溝部(27a)と丸ベルト(25)の隙間
(A)に挟まれた紙片(B)は、溝部(27a)のへこ
みや丸ベルト(25)の外周の形状に沿って押圧ローラ
(27)の溝部(27a)に食い込むように撓む。
【0014】撓んだ紙片(B)はその反発力により押圧
ローラ(27)と丸ベルト(25)との両方に接触しつ
つ、回転移動する丸ベルト(25)と、紙片(B)を介
して丸ベルト(25)に従動し回転する押圧ローラ(2
7)とにより搬送経路(20)に沿って搬送される。な
お、紙片(B)が押圧ローラ(28)側にて搬送される
場合は、紙片(B)は押圧ローラ(28)と丸ベルト
(25)とにより搬送経路(20)内を搬送される。
【0015】この場合、前記押圧ローラ(27),(2
8)には、回転移動する丸ベルト(25)が直接接触し
ておらず、紙片Bを搬送する時だけ回転するから、丸ベ
ルト(25)や押圧ローラ(27),(28)の摩耗が
減少する。また、丸ベルト(25)から各押圧ローラ
(27),(28)が脱輪することがなくなる。
【0016】前記押圧ローラ(27),(28)の溝部
(27a),(28a)を半円形断面に形成し、該溝部
(27a),(28a)の半円形の曲面の半径Rを、前
記丸ベルト(25)の円形断面の半径rより大きく形成
すれば、押圧ローラ(27),(28)の溝部(27
a),(28a)に、丸ベルト(25)が接触せずに近
接した状態でより深く凹入できる。
【0017】それにより、搬送経路(20)に送入され
て撓んだ紙片Bが、押圧ローラ(27),(28)の溝
部(27a),(28a)や丸ベルト(25)に接触す
る面積が大きくなるから、より確実に紙片Bが搬送され
る。
【0018】丸ベルト(25)に沿って複数連設する押
圧ローラ(27),(28)の対の片側を、前記丸ベル
ト(25)の傍らに着脱可能な枠体(51)に枢支して
押圧ローラユニット(50)を構成すれば、かりに搬送
経路(20)で紙片Bの搬送不良等が生じた場合に、押
圧ローラユニット(50)を丸ベルト(25)側から外
すことができ、それにより、搬送経路(20)の内部を
容易に点検することができる。
【0019】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明
する。
【0020】図1から図7は本発明の一実施例を示して
いる。図3および図4に示すように、紙片の搬送装置2
0aは、パチンコ機10,10…およびその間に設置さ
れた紙幣識別機11,11…に沿って設けられており、
料金を収集して送る搬送経路である料金収集ライン20
の一端側に料金収納箱21が配設され、料金収集ライン
20により紙片Bである紙幣の処理機たる紙幣識別機1
1,11…から料金の紙幣を料金収納箱21に集めるも
のである。
【0021】紙幣識別機11は上部に紙幣投入口13を
開口した紙幣検定部12を有し、紙幣検定部12の後部
から排出口14が後方に開口している。
【0022】料金収集ライン20の両端には駆動プーリ
22と従動プーリ23とに掛け渡されたエンドレスの丸
ベルト25が架設されている。互いに離間して配設され
た駆動プーリ22と従動プーリ23との間の丸ベルト2
5の張り側の架設区間に、丸ベルト25を間にして相互
に対向する一対の押圧ローラ27,28が、丸ベルト2
5に沿って複数連設されている。
【0023】図1に示すように、各押圧ローラ27,2
8の外周には、丸ベルト25が接触せずに近接した状態
で凹入できる溝部27a,28aが形成されている。各
押圧ローラ27,28は、その溝部27a,28aと丸
ベルト25との間に紙片Bが送入された際、挟まれた紙
片Bが撓むことで押圧ローラ27,28と丸ベルト25
とに接触しつつ順送りされる隙間Aをあけて、丸ベルト
25の側に配設されている。
【0024】さらに詳しく言えば、図2に示すように、
押圧ローラ27,28の溝部27a,28aは半円形断
面に形成されており、溝部27a,28aの半円形の曲
面の半径Rは、丸ベルト25の円形断面の半径rより大
きく形成されている。このように押圧ローラ27,28
は、その溝部27a,28aに丸ベルト25を直接接触
させずに隙間Aをあけた状態で深く食込むよう凹入させ
ることができるものである。
【0025】図3および図4に示すように、駆動プーリ
22の傍らには丸ベルト25に駆動プーリ22と丸ベル
ト25の摩擦力を増し、丸ベルト25が伸びても丸ベル
ト25を完全に駆動させる役目をするピンチプーリ24
が配設されている。
【0026】搬送経路である料金収集ライン20は、紙
幣識別機11,11…からの排出口14が連通し、搬送
部ユニット30に接続する導入部ユニット40と、紙幣
を料金収納箱21に送る搬送部ユニット30と、必要に
より設けられる長さ調節部60とを連ねて成る。導入部
ユニット40と搬送部ユニット30とは搬送方向の長さ
を変えて調節可能に接続されている。
【0027】図1および図3に示すように、搬送部ユニ
ット30は、例えば合成樹脂製の搬送路部材31の上下
端にジョイント部材35,35を固設し、要所に押圧ロ
ーラ27,28の対を配設して成る。対の数は適宜増減
したものを設定できる。
【0028】搬送路部材31は、図1でわかるように、
隔壁32を間にして両側の側壁31a,31aにそれぞ
れ搬送溝33,33が形成され、上下に溝枠部34,3
4が形成されて成る。各溝枠部34の両端縁には、ジョ
イント部材35に嵌合する固設片34aが長手方向に沿
って延設されている。
【0029】上下に配設された隔壁32,32と、その
両側の側壁31a,31a、および上下の溝枠部34,
34に囲まれて、料金収集ライン20に沿って細巾状に
延びる紙幣搬送空隙20a,20aが形成されている。
【0030】図5から図7に示すように、搬送部ユニッ
ト30に配設した押圧ローラ27,28の対の一方の片
側28は、搬送路部材31の側壁31aに装着されたロ
ーラ取付枠体51に枢軸29を介して枢着され押圧ロー
ラユニット50を構成している。枢軸29は、ローラ取
付枠体51の軸受部52に軸支されている。また、ロー
ラ取付枠体51は側壁31aに着脱可能なものである。
【0031】押圧ローラユニット50のローラ取付枠体
51は、一側端51aに設けられたヒンジ部53が側壁
31aに係着され、他側端51bに穿設された係止孔5
4,54に、側壁31aから突設されたフック31b,
31bに係脱可能に係合しており、それにより押圧ロー
ラユニット50は開閉可能に側壁31aに装着されてい
る。
【0032】図3に示すように、ジョイント部材35
は、搬送路部材31の上下の端部に外嵌するように設け
られ、上部連結レール部37と下部連結レール部38と
が上下に形成され、それぞれにねじ孔37a,38aが
刻設されている。
【0033】同じく図3に示すように、導入部ユニット
40は、合成樹脂製の導入路部材41に丸ベルト25の
搬送方向に延びる搬送路42と、紙幣識別機11の排出
口14(図4に示す)を搬送路42に合流させる導入路
43とを設け、導入路部材41を連結ガイド部材44で
保持して成る。
【0034】連結ガイド部材44は、搬送部ユニット3
0のジョイント部材35の上部連結レール部37に外嵌
するガイドレール部45を上部ガイド46に固設し、下
部にはジョイント部材35の下部連結レール部38の下
に接する下部ガイド47を設けて成る。
【0035】図3に示すように、長さ調節部60は、導
入部ユニット40の導入路部材41の搬送路42の端に
外嵌する接続部61が端部に形成されている。接続部6
1には搬送路42の端に設けられた係合段部42a…に
係脱するフック部62,62が設けられている。長さ調
節部60の中間部には一対の押圧ローラ27,28が配
設されている。
【0036】料金収集ライン20を構成する導入部ユニ
ット40および搬送部ユニット30あるいは長さ調節部
60の各所の押圧ローラ27,28の対の間を通るよう
丸ベルト25の張り側が架設されている。
【0037】次に作用を説明する。図3および図4にお
いて、紙幣識別機11,11…の排出口14から紙片B
が導入路43に吐出されると、紙片Bは導入路43内を
送られ、紙片Bの先端が導入路43の末端近傍の押圧ロ
ーラ27,28の対に至るとそこからは押圧ローラ2
7,28によって送られ、搬送路42に合流する。
【0038】図1において左側の紙幣通過空隙20aに
送入された紙片Bは、搬送方向に回転移動する搬送用の
丸ベルト25と、丸ベルト25の側方に配された対の片
側の押圧ローラ27の隙間Aに挟まれる。
【0039】押圧ローラ27はその溝部27aに丸ベル
ト25が凹入する状態に配設されているから、溝部27
aと丸ベルト25の隙間Aに挟まれた紙片Bは、溝部2
7aのへこみや丸ベルト25の外周の形状に沿って押圧
ローラ27の溝部27aに食い込むように撓む。撓んだ
紙片Bは、く字形状に折れ曲がって腰ができる。
【0040】押圧ローラ27の溝部27aに、丸ベルト
25が接触せずに近接した状態で深く凹入しているた
め、その隙間Aで撓んだ紙片Bは、丸ベルト25に対す
る接触抵抗が大きく、摩擦力により紙幣搬送空隙20a
内で確実に搬送される。
【0041】このとき、撓んだ紙片Bはその反発力によ
り押圧ローラ27と丸ベルト25との両方に接触する。
それにより、紙片Bは回転移動する丸ベルト25と、紙
片Bを介して丸ベルト25に従動し回転する押圧ローラ
27とにより立った状態に保持されつつ搬送される。
【0042】図1に示すように、一対の押圧ローラ2
7,28は紙片Bを搬送する時だけ回転するから、それ
により、丸ベルト25や押圧ローラ27、枢軸29など
の摩耗が減少ため、耐久性が向上する。
【0043】さらに、丸ベルト25から各押圧ローラ2
7,28が脱輪することがなくなり、搬送能率を高める
ことができる。
【0044】もし、紙幣通過空隙20aの内部で紙片B
の搬送不良等が生じた場合には、図5に示すように、押
圧ローラユニット50を開ける。すなわち、ローラ取付
枠体51の他端51bのロックを解除すべく他端51b
の係止孔54,54から搬送路部材31のフック部31
b,31bを外してから、ローラ取付枠体51は一端5
1aのヒンジ部53を中心として回転して開けることが
できる。
【0045】押圧ローラユニット50を開けると押圧ロ
ーラ27,28の対の片側28が丸ベルト25から離れ
るので、紙幣通過空隙20aの内部など搬送部ユニット
30の内部を容易に点検することができる。
【0046】なお、前記実施例に係る紙片の搬送装置
は、パチンコ島の料金収集ラインに適用したものである
が、本発明はこの実施例に限定されず、例えば、切符の
自動販売機郡の等の郡管理用料金収集ラインにも用いら
れるものである。また、紙片は紙幣に限るものではな
い。
【0047】
【発明の効果】本発明に係る紙片の搬送装置によれば、
搬送用の丸ベルトを間にして相互に対向する一対の押圧
ローラは、丸ベルトに直接には接触しておらず、押圧ロ
ーラの溝部に丸ベルトが凹入している状態に配設されて
いるから、押圧ローラと丸ベルトとの間に紙片が送入さ
れた時だけ押圧ローラが回転するため、簡易な構成によ
りコスト高を招くことなく、丸ベルトや押圧ローラの摩
耗が減少し耐久性を良くすることができるとともに、丸
ベルトから押圧ローラが脱輪することがなく、搬送性能
を向上することができる。
【0048】また、押圧ローラの溝部を半円形断面に形
成し、該溝部の半円形の曲面の半径を前記丸ベルトの円
形断面の半径より大きく形成すれば、押圧ローラの溝部
に、丸ベルトが接触せずに近接した状態でより深く凹入
でき、紙片に接触する面積が大きくなるため、より確実
に紙片を搬送することができる。
【0049】また、丸ベルトに沿って複数連設する押圧
ローラの対の片側を、丸ベルトの傍らに着脱可能な枠体
に枢支して押圧ローラユニットを構成すれば、かりに搬
送経路で紙片の搬送不良等が生じた場合に、押圧ローラ
ユニットを丸ベルト側から外すことができ、搬送経路の
内部を容易に点検することができ、作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3におけるI―I線断面図である。
【図2】本発明の一実施例に係る紙片の搬送装置の丸ベ
ルトと一対の押圧ローラを示す正面図である。
【図3】本発明の一実施例に係る紙片の搬送装置を示す
正面図である。
【図4】本発明の一実施例に係る紙片の搬送装置を示す
斜視図である。
【図5】本発明の一実施例に係る紙片の搬送装置の搬送
ユニットを示す斜視図である。
【図6】本発明の一実施例に係る紙片の搬送装置の押圧
ユニットを示す正面図である。
【図7】図6におけるVII 矢視図である。
【図8】従来の紙片の搬送装置の丸ベルトと一対の押圧
ローラを示す正面図である。
【符号の説明】
20a…紙片の搬送装置 10…パチンコ機 11…紙幣識別機 20…料金収集ライン(搬送経路) 21…料金収納箱 25…丸ベルト 22…駆動プーリ 25…従動プーリ 27,28…押圧ローラ27a,28b…溝部 30…搬送部ユニット 31…搬送路部材 35…ジョイント部材 40…導入部ユニット 50…押圧ユニット 53…ヒンジ部 60…長さ調節部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 門松 英幸 神奈川県小田原市飯泉263−5 (72)発明者 佐々木 悦郎 神奈川県川崎市幸区鹿島田1029番地 第 三塩見荘 (56)参考文献 実公 平5−8281(JP,Y2)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動プーリと、該駆動プーリと離間して配
    設された従動プーリと、前記両プーリの間に掛け渡さ
    れ、紙片の搬送経路に沿って回転移動する搬送用の丸ベ
    ルトとを有する紙片の搬送装置において、 前記丸ベルトを間にして相互に対向する一対の押圧ロー
    ラを、前記丸ベルトに沿って複数連設し、前記各押圧ロ
    ーラの外周に、前記丸ベルトが接触せずに近接した状態
    で凹入できる溝部を形成し、 前記押圧ローラの溝部とその溝部に凹入する前記丸ベル
    トとの間に紙片が送入された際、挟まれた紙片が撓むこ
    とで押圧ローラと丸ベルトとに接触しつつ順送りされる
    隙間をあけて、前記押圧ローラをその溝部に凹入する前
    記丸ベルト側に配設したことを特徴とする紙片の搬送装
    置。
  2. 【請求項2】前記押圧ローラの溝部を半円形断面に形成
    し、該溝部の半円形の曲面の半径を、前記丸ベルトの円
    形断面の半径より大きく形成したことを特徴とする請求
    項1記載の紙片の搬送装置。
  3. 【請求項3】前記丸ベルトに沿って複数連設された押圧
    ローラの対の片側を、前記丸ベルトの傍らに着脱可能な
    枠体に枢支して成る押圧ローラユニットを有することを
    特徴とする請求項1または2記載の紙片の搬送装置。
  4. 【請求項4】前記押圧ローラユニットの一端に、前記丸
    ベルトの傍らに対して開閉可能に係合するヒンジ部を設
    けたことを特徴とする請求項3記載の紙片の搬送装置。
JP29327991A 1991-11-08 1991-11-08 紙片の搬送装置 Expired - Fee Related JP2715203B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29327991A JP2715203B2 (ja) 1991-11-08 1991-11-08 紙片の搬送装置
AU29101/92A AU664052B2 (en) 1991-11-08 1992-11-09 Paper piece conveying system
EP92922996A EP0643000A1 (en) 1991-11-08 1992-11-09 Paper piece conveying system
US08/240,709 US5501446A (en) 1991-11-08 1992-11-09 Paper strip transporting apparatus
CA002122253A CA2122253A1 (en) 1991-11-08 1992-11-09 Paper strip transporting apparatus
PCT/JP1992/001449 WO1993009047A1 (en) 1991-11-08 1992-11-09 Paper piece conveying system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29327991A JP2715203B2 (ja) 1991-11-08 1991-11-08 紙片の搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05132177A JPH05132177A (ja) 1993-05-28
JP2715203B2 true JP2715203B2 (ja) 1998-02-18

Family

ID=17792777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29327991A Expired - Fee Related JP2715203B2 (ja) 1991-11-08 1991-11-08 紙片の搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2715203B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05132177A (ja) 1993-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1999062034A1 (fr) Appareil de traitement de billets de banque
JP2715203B2 (ja) 紙片の搬送装置
JP2004107020A (ja) 紙葉類搬送装置および紙葉類搬送用ベルト
WO2016188327A1 (zh) 一种分钞装置
JP2715204B2 (ja) 紙片の搬送装置
KR200239044Y1 (ko) 금융자동화 장치의 지폐이송 장치
US5046713A (en) Document imprinting device
JPH11322134A (ja) 紙葉類搬送装置
US6119936A (en) Bill validator having a magnetic read head with pressurizing device
WO1993009047A1 (en) Paper piece conveying system
JPS6392566A (ja) 現金自動取扱い装置
JPS6313577Y2 (ja)
JP3880671B2 (ja) 紙幣繰出し装置
JP3649879B2 (ja) 紙葉類処理機における紙葉類取込み装置
JPH0512853Y2 (ja)
KR100897922B1 (ko) 지폐자동지급기의 매체분리장치
JP2509405Y2 (ja) 紙幣搬送装置
KR100966678B1 (ko) 종이매체 공급장치
JP2569774Y2 (ja) 紙幣搬送装置
JP2844279B2 (ja) 紙片搬送装置の接地機構
JPS61178367A (ja) 紙葉堆積装置
JP3556468B2 (ja) 紙葉類処理機の紙葉類搬送装置
JPH04140243A (ja) 紙葉類の搬送装置
JPH0450271Y2 (ja)
JP2897853B2 (ja) 遊技機島の紙幣受継ぎ搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071107

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071107

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071107

Year of fee payment: 10

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091107

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091107

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 14

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111107

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees