JP2001022546A - プリンタ、プリントシステム、プリンタの処理監視方法 - Google Patents

プリンタ、プリントシステム、プリンタの処理監視方法

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JP2001022546A
JP2001022546A JP11193647A JP19364799A JP2001022546A JP 2001022546 A JP2001022546 A JP 2001022546A JP 11193647 A JP11193647 A JP 11193647A JP 19364799 A JP19364799 A JP 19364799A JP 2001022546 A JP2001022546 A JP 2001022546A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、プリントジョブデータに対
する印刷処理の状況を管理し、この印刷処理の状況をホ
ストコンピュータから監視できるようにすることであ
る。 【解決手段】 本発明は、ホストコンピュータから送ら
れる、所定の識別情報を有するプリントジョブデータに
対して所定の印刷処理を行うプリンタであって、前記ホ
ストコンピュータから送られるジョブ情報の取得要求を
受け取った場合に、前記取得要求によって指定される所
定の識別情報に対応するプリントジョブデータのジョブ
情報を、前記ホストコンピュータに返答するプリンタで
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタの技術に
関し、特に、プリンタに投入されたプリントジョブデー
タの印刷処理状況をユーザに提示するための技術に関す
る。
【従来技術】近年、ネットワーク技術の発達に伴い、プ
リンタは、LANなどのネットワークに接続され、複数
のホストコンピュータによって共用されるようになっ
た。
【0002】このようなネットワーク対応型のプリンタ
は、ホストコンピュータとの間で所定の通信プロトコル
に従った通信を行うことで、プリントジョブデータを受
信し、これを内部のバッファ装置(プリントスプーラ)
に記憶する。プリンタは、このバッファ装置に記憶した
プリントジョブデータを読み出し、解釈してイメージデ
ータを生成し、これをイメージメモリに展開する。そし
て、プリンタは、イメージメモリ上に展開されたイメー
ジデータを印刷実行部分である印刷エンジンに供給す
る。これにより、プリンタは、印刷記録媒体(用紙)に
対する印刷を実現する。
【発明が解決しようとする課題】ネットワーク対応型の
プリンタは、複数のホストコンピュータからプリントジ
ョブデータをそれぞれ受信した場合には、それらをバッ
ファ装置に順に記憶した後、印刷処理を行っている。
【0003】この場合、ユーザは、現在プリントアウト
されている印刷記録媒体がどのホストコンピュータから
のプリントジョブデータであるかを、ホストコンピュー
タ上で確認することはできなかった。また、ユーザは、
印刷に際して自身が投入したプリントジョブデータが、
現在、どの段階の印刷処理を経ているのかを確認するこ
とができなかった。
【0004】そこで、本発明は、ホストコンピュータか
ら送信されるプリントジョブデータに対する印刷処理の
状況を管理するプリンタを提供することを目的とする。
【0005】また、本発明は、このようなプリントジョ
ブデータに対する印刷処理の状況を管理するプリンタに
おいて、ホストコンピュータから送信される、特定のプ
リントジョブデータに対する印刷処理の状況に関する問
い合わせに対して応答し、ユーザにその印刷処理の状況
を提示することのできるプリンタを提供することを目的
とする。
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のように特定される。
【0006】すなわち、本発明は、ホストコンピュータ
から送られる、所定の識別情報を有するプリントジョブ
データに対して所定の印刷処理を行うプリンタであっ
て、前記ホストコンピュータから送られるジョブ情報の
取得要求を受け取った場合に、前記取得要求によって指
定される所定の識別情報に対応するプリントジョブデー
タのジョブ情報を、前記ホストコンピュータに返答する
ことを特徴とするプリンタである。
【0007】より具体的には、本発明は、第1の識別情
報を有するプリントジョブデータを受信するために、ホ
ストコンピュータとの間で通信を行う第1の通信手段
と、前記第1の通信手段によって受信されるプリントジ
ョブデータに基づいて所定の印刷処理を行い、前記所定
の印刷処理に基づく所定のジョブ情報を出力する印刷処
理手段と、前記印刷処理手段によって出力されるジョブ
情報を、前記プリントジョブデータごとに記憶するジョ
ブ情報記憶手段と、前記ホストコンピュータとの間で前
記ジョブ情報に関する通信を行う第2の通信手段と、前
記第2の通信手段によって受信される所定の取得要求に
基づいて、前記ジョブ情報記憶手段から所定のジョブ情
報を読み出して、前記第2の通信手段に出力する印刷管
理手段とを備えたことを特徴とするプリンタである。
【0008】ここで、前記印刷処理手段は、前記第1の
通信手段からプリントジョブデータを受け取った場合
に、前記プリントジョブデータに第2の識別情報を割り
当て、前記ジョブ情報記憶手段は、前記第2の識別情報
に対応する所定の領域に前記プリントジョブデータのジ
ョブ情報を記憶する。これにより、プリンタは、第2の
識別情報に従ってプリントジョブデータを管理すること
ができる。
【0009】また、前記印刷管理手段は、前記所定の取
得要求が前記第2の識別情報の取得要求である場合に、
前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とを関連付け
て、前記第2の通信手段に出力することが好ましい。こ
れにより、ホストコンピュータは、自身内の第1の識別
情報に対応するプリンタ内の第2の識別情報を取得する
ことができる。
【0010】さらに、前記印刷管理手段は、前記第2の
識別情報に従って前記ジョブ情報記憶手段から前記ジョ
ブ情報を読み出すことが好ましい。
【0011】また、前記印刷処理手段は、前記プリント
ジョブデータに対する印刷処理の進捗の度合いを示す情
報をジョブ情報として出力することが好ましい。さらに
また、前記印刷処理手段は、前記プリントジョブデータ
に対する印刷処理に要する消費に関する情報をジョブ情
報として出力することが好ましい。なお、印刷処理に要
する消費に関する情報は、例えば、トナーの消費量、用
紙の消費量などが上げられる。
【0012】また、本発明は、アプリケーションプログ
ラムから送られるアプリケーションデータに基づいてプ
リントジョブデータを生成する生成手段と、前記生成手
段によって生成されるプリントジョブデータに対して第
1の識別情報を割り当てる割当手段と、前記生成手段に
よって生成されたプリントジョブデータを、前記割当手
段によって割り当てられた第1の識別情報とともにプリ
ンタに送る送信手段と、前記割当手段により割り当てら
れた第1の識別情報に基づいて、前記プリンタから前記
プリントジョブデータのジョブ情報を取得する取得手段
と、前記取得手段により取得されたジョブ情報をユーザ
に提示するユーザインターフェース手段と、を備えたこ
とを特徴とするホストコンピュータである。
【0013】さらに、本発明は、ホストコンピュータに
所定の機能を実現させるプログラムとしても成立する。
具体的には、本発明は、ホストコンピュータに所定の機
能を実現する制御プログラムを記録した記録媒体であっ
て、前記制御プログラムは、アプリケーションプログラ
ムから送られるアプリケーションデータに基づいてプリ
ントジョブデータを生成する生成手段と、前記生成手段
によって生成されるプリントジョブデータに対してジョ
ブ識別情報を割り当て、前記プリントジョブデータとと
もにジョブ識別情報をプリンタに対して出力する割当手
段と、前記割当手段により割り当てられたジョブ識別情
報に基づいて、前記プリンタから前記プリントジョブデ
ータのジョブ情報を取得する取得手段と、を備えたこと
を特徴とする制御プログラムを記録した記録媒体であっ
てもよい。これらの手段は、1つのプリンタドライバと
して構成され、または、複数のモジュールとして構成さ
れる。
【0014】また、本発明は、ホストコンピュータとプ
リンタとを備えたプリントシステムであって、前記ホス
トコンピュータは、アプリケーションプログラムから送
られるアプリケーションデータに基づいてプリントジョ
ブデータを生成する生成手段と、前記生成手段によって
生成されるプリントジョブデータに対して第1の識別情
報を割り当てる割当手段と、前記生成手段によって生成
されたプリントジョブデータを、前記割当手段によって
割り当てられた第1の識別情報とともに前記プリンタに
送る送信手段と、前記割当手段により割り当てられた第
1の識別情報に基づいて、前記プリンタから前記プリン
トジョブデータのジョブ情報を取得する取得手段と、前
記取得手段により取得されたジョブ情報をユーザに提示
するユーザインターフェース手段と、を備え、前記プリ
ンタは、前記ホストコンピュータから送られるプリント
ジョブデータに基づいて所定の印刷処理を行い、前記所
定の印刷処理に基づく所定のジョブ情報を出力する印刷
処理手段と、前記印刷処理手段によって出力されるジョ
ブ情報を、前記プリントジョブデータごとに記憶するジ
ョブ情報記憶手段と、前記ホストコンピュータから送ら
れる所定の取得要求に基づいて、前記ジョブ情報記憶手
段から所定のジョブ情報を読み出して、前記ホストコン
ピュータに対して出力する印刷管理手段とを備えたこと
を特徴とするプリントシステム。
【0015】また、本発明は方法の発明としても成立す
る。具体的には、本発明は、ホストコンピュータから第
1の通信プロトコルに従って第1の識別情報を有するプ
リントジョブデータを受け取り、前記受信したプリント
ジョブデータに基づいて所定の印刷処理を行うととも
に、前記所定の印刷処理に基づく所定のジョブ情報を出
力し、前記出力したジョブ情報を、前記プリントジョブ
データごとに記憶しておき、前記ホストコンピュータか
ら第2の通信プロトコルに従って所定の取得要求を受け
取り、前記所定の取得要求に基づいて前記ジョブ情報記
憶手段から所定のジョブ情報を読み出し、前記読み出し
た所定のジョブ情報を前記ホストコンピュータに送るこ
とを特徴とするプリンタの制御方法である。
【0016】なお、前記記録媒体とは、例えば、ハード
ディスク(HD)、DVD−RAM、フレキシブルディ
スク(FD)やCD−ROM等のほかに、RAMやRO
M等のメモリを含む。また、前記ホストコンピュータと
は、例えば、CPUやMPUといったいわゆる中央処理
装置がプログラムを解釈することで所定の処理を行う、
いわゆるマイクロコンピュータや制御装置等をも含む。
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しつつ説明する。
【0017】図1は、本実施形態に係るプリントシステ
ムの全体構成を示すブロックダイアグラムである。同図
に示すように、本実施形態に係るプリントシステムは、
ネットワークNを介して相互に接続されたホストコンピ
ュータ1とプリンタ2とによって構成される。なお、同
図では、それぞれ代表する1台のみを示している。
【0018】ホストコンピュータ1は、アプリケーショ
ンプログラムの実行体(以下「アプリケーション」とい
う。)11と、アプリケーション11との間でユーザが
対話的に操作を行うためのユーザインターフェース部
(以下「ユーザI/F部」という。)12と、アプリケ
ーション11が扱うデータをプリントジョブデータに変
換するプリンタドライバの実行体(以下「プリンタドラ
イバ」という。)13と、ネットワーク通信を行うため
の通信インターフェース部(以下「通信I/F部」とい
う。)14a、プリンタ2に投入したプリントジョブデ
ータの印刷状況をプリンタ2から取得する監視プログラ
ム15とを備える。
【0019】一方、プリンタ2は、ネットワーク通信を
行うための通信I/F部14bと、ネットワークNを介
してホストコンピュータ1から送られるプリントジョブ
データに従って印刷処理を行う印刷処理部16と、印刷
処理部16から出力される印刷処理の状況を記憶し、ホ
ストコンピュータ1の監視プログラム15からの印刷処
理の状況に関する問い合わせに応答して、その状況をホ
ストコンピュータ1に返答するための印刷管理部17と
を備える。
【0020】アプリケーション11は、典型的には、テ
キストデータやイメージデータを作成・編集することの
できるワードプロセッサなどであり、図示しないCPU
が、オペレーティングシステムの制御の下、アプリケー
ションプログラムを実行することにより、他のハードウ
ェアと共働してその機能を実現する。ユーザI/F部1
2は、典型的には、ディスプレイ、キーボード、マウス
などのハードウェア並びにこれらのハードウェアを制御
する制御プログラム(デバイスドライバと呼ばれること
もある。)およびオペレーティングシステムなどから構
成され、ユーザとの間の対話的な操作を実現する。プリ
ンタドライバ13は、アプリケーション11上のデータ
を、特定のプリンタ1が解釈するためのプリントジョブ
データに変換する。監視プログラム15は、プリンタ2
に投入したプリントジョブデータに対する印刷処理の状
況を監視(モニタリング)するための機能を有し、典型
的にはいわゆるデーモンプログラムとして動作する。通
信I/F部14は、LANドライバおよび各種ハードウ
ェアによって実現され、所定の通信プロトコルに従っ
て、ネットワーク通信を行う。本実施形態における通信
I/F部14は、ホストコンピュータ1がプリントジョ
ブデータをプリンタ2に送り込む(投入する)ための第
1の通信プロトコルと、ホストコンピュータ1がプリン
タ2内のプリントジョブデータに対する印刷処理の状況
を監視するための第2の通信プロトコルとを備えること
が好ましい。より具体的には、通信I/F部14は、例
えば、TCP/IPベース上では、プリントジョブデー
タの送信(投入)にlprを用い、プリントジョブデー
タの監視のための通信にSNMP(Simple Network Man
agement Protocol)を用いることができる。なお、SN
MPは、RFC(RequestFor Comments)1157に記
述されている。
【0021】印刷処理部16は、ホストコンピュータ1
から送られるプリントジョブデータを解釈してイメージ
データを生成し、これをプリントエンジンに供給するこ
とにより、印刷を実現する。印刷管理部17は、印刷処
理部16の実行により得られる印刷処理の状況に関する
情報(以下「ジョブ情報」という。)を管理するととも
に、ホストコンピュータ1からの問い合わせに応答し
て、このジョブ情報をホストコンピュータ1に返答す
る。この印刷管理部17の詳細については、後述する。
【0022】図2は、本実施形態に係るホストコンピュ
ータ1の構成を示すブロックダイアグラムである。同図
は、図1に示したプリンタドライバ13、通信I/F部
14aおよび監視プログラム15をより詳細に示したも
のである。同図において、ジョブ生成部131は、印刷
しようとするデータをアプリケーション11から受け取
ると、プリンタ2が解釈可能なプリントジョブデータを
生成する。ジョブ生成部132は、生成したプリントジ
ョブデータをジョブID生成部132に送る。ジョブI
D割当部132は、送られてきたプリントジョブデータ
に対するジョブIDを発行し、割り当てる。ジョブID
は、各ホストコンピュータ1内でユニークに識別される
情報であり、例えば、英数字の組み合わせで表現され
る。ジョブID割当部132は、ジョブIDを割り当て
たプリントジョブデータを通信I/F部14のジョブ投
入I/F部141aに送るとともに、割り当てたジョブ
IDをジョブ監視マネージャ151に通知する。ジョブ
監視マネージャ151は、通知されたジョブIDをジョ
ブDB152に格納する。また、ジョブ監視マネージャ
151は、ジョブDB152に格納されているジョブI
Dに対応するプリントジョブデータのジョブ情報をプリ
ンタ2から取得して、これをユーザI/F部12に送
る。ジョブDB152は、図3に示すように、ジョブI
Dとインデックス番号とを対応付けて記憶する。ここ
で、インデックス番号は、プリンタ2自身がプリントジ
ョブデータをユニークに識別するための情報である。つ
まり、ジョブIDは各ホストコンピュータ内ではユニー
クであっても、プリンタ2には任意のホストコンピュー
タからプリントジョブデータが到着するため、プリンタ
2内ではユニークでない場合も想定される。従って、プ
リンタ2は、ホストコンピュータ1から受け取ったプリ
ントジョブデータに対して自身の中でユニークな識別情
報として、インデックス番号を割り当てている。このイ
ンデックス番号は、後述するように、ジョブ監視マネー
ジャ151によってプリンタ2から取得される。通信I
/F部14は、プリントジョブデータをプリンタ2に送
り込むための通信を行うジョブ投入I/F部141aお
よびジョブ情報に関する通信を行うジョブ情報I/F部
142aを備える。ジョブ投入I/F部141aは、ジ
ョブIDが割り当てられたプリントジョブデータをプリ
ンタ2に送り込むために、例えばlprなどによってプ
リンタ2のジョブ投入I/F部141bとの間で通信を
行うものである。一方、ジョブ監視I/F部142a
は、プリンタ2から特定のプリントジョブデータに関す
るジョブ情報を取得するために、好ましくは、SNMP
によってプリンタ2のジョブ監視I/F部142bとの
間で通信を行うものである。
【0023】図4は、本実施形態に係るプリンタ2の構
成を示すブロックダイアグラムである。同図において、
ジョブ投入I/F部141bおよびジョブ監視I/F部
142bは、図2に示したホストコンピュータ1のジョ
ブ投入I/F部141aおよびジョブ監視I/F部14
2aに対応し、これらとの間で、ネットワーク通信を行
う。
【0024】印刷処理部16は、典型的には、ジョブバ
ッファ部161と、イメージ生成部162と、エンジン
制御部163と、プリントエンジン164とを備える。
ジョブバッファ部161は、ジョブ投入I/F部141
a,141bを介してホストコンピュータ1からプリン
トジョブデータを受け取ると、プリントジョブデータご
とに記憶する。ジョブバッファ部161は、プリントジ
ョブデータを記憶すると、このプリントジョブデータに
対するジョブ情報をジョブ情報記憶部162の所定の領
域に出力する。具体的には、ジョブバッファ部161
は、まず、プリンタ内で固有のインデックス番号を発行
する。インデックス番号は、例えば、0〜232−1ま
での整数値であり、1つずつカウントアップされる。こ
のインデックス番号は、プリンタ2の電源がOFFにな
っても現在値がリセットされないように、不揮発性RA
Mに保持される。次に、ジョブバッファ部161は、こ
のインデックス番号で管理されるジョブ情報記憶部16
2の所定の領域に、そのプリントジョブデータに割り当
てられているジョブIDおよびそのプリントジョブデー
タに対する印刷処理のステータス情報(以下「ジョブの
状態」という。)をジョブ情報として出力する。この場
合、ジョブの状態は、プリントジョブデータが印刷待機
中であることを示す値(例えば、“1”)が出力され
る。イメージ生成部162は、ジョブバッファ部161
に記憶されたプリントジョブデータを順次読み出してこ
れを解釈し、ラスタ形式のイメージデータに変換し、図
示しないイメージメモリに展開する。プリンタ2がカラ
ー対応である場合には、イメージ生成部162は、CM
YK各色のイメージデータを生成することになる。イメ
ージ生成部162は、イメージデータの生成処理を開始
した場合には、ジョブ情報記憶部162に記憶されたそ
のプリントジョブデータのジョブの状態を、印刷中であ
ることを示す値(例えば、“2”)に変更する。エンジ
ン制御部163は、イメージメモリに展開されたイメー
ジデータを読み出して、プリントエンジン164に送出
する。プリントエンジン164は、印刷記録媒体に印刷
を行うものである。プリントエンジン164は、例えば
レーザプリンタであれば、レーザ照射機構や感光体ドラ
ム、熱定着機構、用紙送り機構等により構成される。エ
ンジン制御部163は、プリントエンジン164に送出
する際に得られるジョブ情報をジョブ情報記憶部162
に出力する。エンジン制御部163が出力するジョブ情
報は、トナー(インク)の消費量や用紙サイズ、用紙の
消費枚数などである。また、カラー印刷の場合には、ト
ナーの消費量は、YMCK各色ごとにジョブ情報記憶部
162に出力される。エンジン制御部163は、また、
プリントエンジン153による印刷が正常に終了した場
合には、ジョブの状態として正常印刷終了であることを
示す値(例えば、“3”)を出力する。
【0025】ジョブ監視エージェント171は、ジョブ
情報I/F部142bから送られるジョブ情報取得要求
に対して、ジョブ情報記憶部172の所定の記憶領域か
らジョブ情報を抽出し、これをジョブ情報I/F部14
2bに返答する。ジョブ情報記憶部172は、印刷処理
部16の各部から送られるジョブ情報をプリントジョブ
データごとに記憶する。
【0026】図5は、ジョブ情報記憶部172に記憶さ
れるジョブ情報の一例を示している。ジョブ情報は、
「インデックス番号」、「ジョブID」、「ジョブの状
態」、「印刷面数」、YMCKごとの「トナー消費量」
および「用紙サイズ/消費枚数」の要素から構成される
が、これに限る趣旨ではない。「インデックス番号」
は、上述したように、プリンタ自身の中でプリントジョ
ブデータを識別するためのものである。「ジョブID」
は、ホストコンピュータ1によって割り当てられたホス
トコンピュータ1自身の中でプリントジョブデータを識
別するためのものである。つまり、ホストコンピュータ
1ごとに固有のジョブIDが割り当てられた場合であっ
ても、複数のホストコンピュータ1に共用されるプリン
タ2ではジョブIDの衝突が生じる可能性があるため、
プリンタ2は、インデックス番号によってプリントジョ
ブデータを識別する。「ジョブの状態」は、投入された
プリントジョブデータに対する印刷処理の進捗の状況を
示すものである。進捗の状況は、例えば、印刷待機中、
印刷中、印刷終了または中断終了などがあり、それぞれ
数値で示されるものとする。「印刷面数」は、エラーな
く正常に印刷した面数(ページ数)である。「トナー消
費量」は、イメージデータに基づいて算出され、または
プリントエンジン機構に設けられたトナー残量センサに
よって示されるトナーの消費量である。「用紙サイズ/
消費枚数」は、用紙サイズごとの消費枚数、つまり、排
出される紙の枚数である。ジョブ情報記憶部172は、
プリントジョブデータごとに記憶領域を確保し、そこに
ジョブ情報を記憶する。なお、本実施形態においては、
ジョブ情報記憶部172は、16個の記憶領域を有し、
直近に投入された16個分のプリントジョブデータのジ
ョブ情報を記憶するものとする。
【0027】図6は、印刷処理部16の各部がジョブ情
報記憶部172にジョブ情報をセットする様子を示して
いる。すなわち、ジョブバッファ部161は、プリント
ジョブデータを記憶した場合、「インデックス番号」、
「ジョブID」、「ジョブの状態」および「印刷面数」
をそれぞれセットする(同図(a))。次に、イメージ
生成部151がイメージデータを生成し始めた時点で、
イメージ生成部151は「ジョブの状態」を“2”にセ
ットする(同図(b))。そして、エンジン制御部16
3は、プリントジョブデータに基づく印刷中の間、ジョ
ブ情報記憶部172の内容を適宜更新する(同図
(c))。
【0028】本実施形態に係るプリントシステムは、ホ
ストコンピュータ1がプリンタ2のジョブ情報を監視で
きるようにするために、SNMPを用いるものとする。
つまり、ホストコンピュータ1上に構成されるSNMP
マネージャは、ジョブ監視マネージャ151、ジョブD
B152およびジョブ監視I/F部142aによって実
現される。一方、プリンタ2上に構成されるSNMPエ
ージェントは、ジョブ監視エージェント171、ジョブ
情報記憶部172およびジョブ監視I/F部142bに
よって実現される。SNMPでは、管理情報が記述され
るデータベースの構造は、MIB(Management Informa
tion Base)によって規定される。つまり、本実施形態
におけるジョブ情報の各要素は、MIBにおける各オブ
ジェクトに対応する。図7は、本実施形態において定義
されたMIB構造の一部を示している。なお、同図にお
いて、MIB構造の上位空間は、省略されているものと
する。図6に示したジョブ情報の各要素は、オブジェク
トIDによって特定される。SNMPマネージャは、取
得しようとするジョブ情報のオブジェクトIDを指定
し、SNMPエージェントに所定の取得要求を送ること
によって、SNMPエージェントから所望のジョブ情報
を取得することができる。
【0029】例えば、SNMPマネージャがSNMPエ
ージェントから所定のジョブID“dfA204”に対
するインデックス番号を取得する場合には、SetRequest
コマンドにより、オブジェクトID“1.3.6.1.
0”に“dfA204”をセットする。次に、SNMP
マネージャは、GetRequestコマンドにより、オブジェク
トID“1.3.6.2.0”を送ると、SNMPエー
ジェントからGetResponceコマンドにより、“dfA2
04=5”が返答される。これにより、SNMPマネー
ジャはインデックス番号を取得することができる。な
お、SNMPマネージャは、自身が送ったジョブIDと
SNMPエージェントから取得したジョブIDとを比較
して、これらが一致していないと判断する場合には、一
致するまで上記処理を繰り返す。
【0030】SNMPマネージャは、インデックス番号
を取得した場合には、このインデックス番号を用いてオ
ブジェクトIDを指定し、GetRequestコマンドにより、
ジョブ情報を収集する。例えば、SNMPマネージャ
は、GetRequestコマンドにより、オブジェクトID
“1.3.6.4.5”を送ると、SNMPエージェン
トからGetResponceコマンドにより、ジョブの状態とし
て“2”を取得する。また、SNMPマネージャは、Ge
tRequestコマンドにより、オブジェクトID“1.3.
6.3.5”を送ると、SNMPエージェントからGetR
esponceコマンドにより、正常に印刷された面数として
“8”を取得する。以後、SNMPマネージャは、必要
なだけ上記処理を繰り返し、ジョブ情報を収集する。
【0031】図8は、ホストコンピュータ1によるプリ
ントジョブデータの投入処理を説明するためのフローチ
ャートである。まず、ジョブ生成部131は、アプリケ
ーション11からデータが引き渡されると、これをプリ
ントジョブデータに変換する(STEP801)。次
に、ジョブID割当部132は、ジョブIDを発行し、
これをプリントジョブデータとともに通信I/F部14
に送り(STEP802)、また、ジョブ監視エージェ
ント133に通知する。そして、ジョブ監視エージェン
ト133は、ジョブIDをジョブDB152に登録する
(STEP803)。
【0032】図9は、ホストコンピュータ1によるジョ
ブ情報の取得処理を説明するためのフローチャートであ
る。ジョブ監視マネージャ151は、所定のジョブID
によって指定されるジョブ情報の取得指示をユーザI/
F部12から受け取ると、まず、ジョブDB152を参
照し(STEP901)、そのジョブIDに対応するイ
ンデックス番号がすでにプリンタ2から取得されている
か否かをチェックする(STEP902)。ジョブ監視
マネージャ151は、インデックス番号をまだ取得して
いないと判断する場合には、プリンタ2に対してジョブ
IDのセットを行い(STEP903)、プリンタ2か
ら“ジョブID=インデックス番号”の形式で返答を受
け取る(STEP904)。ジョブ監視マネージャ15
1は、プリンタ2に対してセットしたジョブIDとプリ
ンタ2から取得したジョブIDとを比較し(STEP9
05)、これらが一致していないと判断する場合には、
STEP903に移行する。ジョブ監視マネージャ15
1は、2つのジョブIDが一致していると判断する場合
には、取得したインデックス番号をジョブID134に
登録する(STEP906)。ジョブ監視マネージャ1
51は、インデックス番号を取得した後は、このインデ
ックス番号を用いて、プリンタ2に対してジョブ情報の
収集を行う(STEP907)。ジョブ情報の収集は、
ジョブ情報の要素すべてであってよいし、ユーザに指定
された要素のみでもよい。ただし、印刷処理の進捗の状
況によってはすべて取得できない場合もある。ジョブ監
視マネージャ151は、プリンタ2からジョブ情報を取
得すると、これをユーザI/F部12に送る(STEP
908)。これにより、ジョブ情報は、ユーザI/F部
12によってユーザに提示され、ユーザは、指定したプ
リントジョブデータの現在のジョブ情報を把握すること
ができるようになる。
【0033】図10は、ホストコンピュータ1から送ら
れるジョブ情報の取得要求に対するプリンタ2による応
答処理を説明するためのフローチャートである。同図に
示すように、ジョブ監視エージェント171は、ジョブ
情報I/F部142bからジョブ情報に関する所定の要
求を受け取った場合には、これがジョブIDのセット要
求であるか否かを判断する(STEP1001)。ジョ
ブ監視エージェント171は、ジョブIDのセット要求
であると判断する場合には、このジョブIDをジョブ情
報記憶部172の所定の記憶領域に書き込む(STEP
1002)。ジョブ監視エージェント171は、STE
P1001でNoと判断する場合、次に、この要求がイ
ンデックス番号の取得要求であるか否かを判断する(S
TEP1003)。ジョブ監視エージェント171は、
インデックス番号の取得要求であると判断する場合に
は、ジョブIDに対するインデックス番号を検索し、
“ジョブID=インデックス番号”の形式で返答する
(STEP1004)。ジョブ監視エージェント171
は、STEP1003でNoと判断する場合には、次
に、この要求がジョブ情報の取得要求であるか否かを判
断する(STEP1005)。ジョブ監視エージェント
171は、ジョブ情報の取得要求であると判断する場合
には、ジョブ情報記憶部172からインデックス番号に
対応するプリントジョブデータのジョブ情報を検索し、
これを返答する(STEP1006)。ジョブ監視エー
ジェント171は、終了指示があるまで上記処理を繰り
返す。
【0034】以上のように、本実施形態によれば、プリ
ンタ2は、ホストコンピュータ1から投入されたプリン
トジョブデータのジョブ情報をジョブ情報記憶部172
に出力する。この場合に、プリンタ2は、プリントジョ
ブデータごとにインデックス番号を割り当てるので、プ
リントジョブデータごとにジョブ情報を管理することが
できるようになる。
【0035】また、本実施形態によれば、ホストコンピ
ュータ1は、このようなジョブ情報を管理するプリンタ
2に対して、所定の通信プロトコルに従って、ジョブ情
報の取得要求を行い、プリンタ2は、この取得要求に応
答して所定のジョブ情報をホストコンピュータ1に返答
する。これにより、ホストコンピュータ1は、特定のプ
リントジョブデータに対するジョブ情報をプリンタ2か
ら取得することができることになる。
【0036】特に、本実施形態では、SNMPを用いて
ジョブ情報に関する通信を行うので、ホストコンピュー
タ1は、複雑な機構を必要とすることなく、きわめて簡
単に、プリンタ2からジョブ情報を取得することができ
る。
【0037】上記実施形態は、本発明を説明するための
例示であり、本発明を上記実施形態にのみ限定する趣旨
ではない。本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さま
ざまな形態で実施することができる。例えば、上記機能
実現手段の動作をシーケンシャルに説明したが、特にこ
れにこだわるものではない。従って、動作に矛盾が生じ
ない限り、処理の順序を入れ替えまたは並行動作するよ
うに構成しても良い。
【0038】また、上記実施形態は、プリンタドライバ
13と監視プログラム15とをそれぞれ独立の実行体と
して説明したがこれにこだわるものではない。例えば、
プリンタドライバ13は、アプリケーション11上のデ
ータを、特定のプリンタ1が解釈するためのプリントジ
ョブデータに変換するとともに、プリンタ2における印
刷処理の状況を監視するように構成しても良い。
【発明の効果】本発明によれば、ホストコンピュータ
は、プリンタに送ったプリントジョブデータに対する印
刷処理の状況を取得することができる。これにより、ユ
ーザは、プリンタに送った自身のプリントジョブデータ
に対する印刷処理の状況を把握することができるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリントシステムの全体構成を示すブロックダ
イアグラム
【図2】ホストコンピュータ1の構成を示すブロックダ
イアグラム
【図3】ジョブDB154の内容を示す図
【図4】プリンタ2の構成を示すブロックダイアグラム
【図5】ジョブ情報の一例を示す図
【図6】印刷処理部16がジョブ情報記憶部172にジ
ョブ情報をセットする様子を示す図
【図7】MIB構造の一部を示す図
【図8】ホストコンピュータ1によるプリントジョブデ
ータの投入処理を説明するためのフローチャート
【図9】ホストコンピュータ1によるジョブ情報の取得
処理を説明するためのフローチャート
【図10】ジョブ情報取得要求に対するプリンタ2によ
る応答処理を説明するためのフローチャート
【符号の説明】
1…ホストコンピュータ 2…プリンタ 11…アプリケーションプログラム 12…ユーザインターフェース部 13…プリンタドライバ 14…通信インターフェース部 15…監視プログラム 16…印刷処理部 17…印刷管理部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホストコンピュータから送られる、所定の
    識別情報を有するプリントジョブデータに対して所定の
    印刷処理を行うプリンタであって、 前記ホストコンピュータから送られるジョブ情報の取得
    要求を受け取った場合に、前記取得要求によって指定さ
    れる所定の識別情報に対応するプリントジョブデータの
    ジョブ情報を、前記ホストコンピュータに返答すること
    を特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】第1の識別情報を有するプリントジョブデ
    ータを受信するために、ホストコンピュータとの間で通
    信を行う第1の通信手段と、 前記第1の通信手段によって受信されるプリントジョブ
    データに基づいて所定の印刷処理を行い、前記所定の印
    刷処理に基づく所定のジョブ情報を出力する印刷処理手
    段と、 前記印刷処理手段によって出力されるジョブ情報を、前
    記プリントジョブデータごとに記憶するジョブ情報記憶
    手段と、 前記ホストコンピュータとの間で前記ジョブ情報に関す
    る通信を行う第2の通信手段と、 前記第2の通信手段によって受信される所定の取得要求
    に基づいて、前記ジョブ情報記憶手段から所定のジョブ
    情報を読み出して、前記第2の通信手段に出力する印刷
    管理手段とを備えたことを特徴とするプリンタ。
  3. 【請求項3】前記印刷処理手段は、 前記第1の通信手段からプリントジョブデータを受け取
    った場合に、前記プリントジョブデータに第2の識別情
    報を割り当て、 前記ジョブ情報記憶手段は、 前記第2の識別情報に対応する所定の領域に前記プリン
    トジョブデータのジョブ情報を記憶することを特徴とす
    る請求項2記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】前記印刷管理手段は、 前記所定の取得要求が前記第2の識別情報の取得要求で
    ある場合に、前記第1の識別情報と前記第2の識別情報
    とを関連付けて、前記第2の通信手段に出力することを
    特徴とする請求項3記載のプリンタ。
  5. 【請求項5】前記印刷管理手段は、 前記第2の識別情報に従って前記ジョブ情報記憶手段か
    ら前記ジョブ情報を読み出すことを特徴とする請求項4
    記載のプリンタ。
  6. 【請求項6】前記印刷処理手段は、 前記プリントジョブデータに対する印刷処理の進捗の度
    合いを示す情報をジョブ情報として出力することを特徴
    とする請求項2乃至5記載のプリンタ。
  7. 【請求項7】前記印刷処理手段は、 前記プリントジョブデータに対する印刷処理に要する消
    費に関する情報をジョブ情報として出力することを特徴
    とする請求項2乃至6記載のプリンタ。
  8. 【請求項8】アプリケーションプログラムから送られる
    アプリケーションデータに基づいてプリントジョブデー
    タを生成する生成手段と、 前記生成手段によって生成されるプリントジョブデータ
    に対して第1の識別情報を割り当てる割当手段と、 前記生成手段によって生成されたプリントジョブデータ
    を、前記割当手段によって割り当てられた第1の識別情
    報とともにプリンタに送る送信手段と、 前記割当手段により割り当てられた第1の識別情報に基
    づいて、前記プリンタから前記プリントジョブデータの
    ジョブ情報を取得する取得手段と、 前記取得手段により取得されたジョブ情報をユーザに提
    示するユーザインターフェース手段と、を備えたことを
    特徴とするホストコンピュータ。
  9. 【請求項9】ホストコンピュータに所定の機能を実現す
    る制御プログラムを記録した記録媒体であって、前記制
    御プログラムは、 アプリケーションプログラムから送られるアプリケーシ
    ョンデータに基づいてプリントジョブデータを生成する
    生成手段と、 前記生成手段によって生成されるプリントジョブデータ
    に対してジョブ識別情報を割り当て、前記プリントジョ
    ブデータとともにジョブ識別情報をプリンタに対して出
    力する割当手段と、 前記割当手段により割り当てられたジョブ識別情報に基
    づいて、前記プリンタから前記プリントジョブデータの
    ジョブ情報を取得する取得手段と、を備えたことを特徴
    とする制御プログラムを記録した記録媒体。
  10. 【請求項10】ホストコンピュータとプリンタとを備え
    たプリントシステムであって、 前記ホストコンピュータは、 アプリケーションプログラムから送られるアプリケーシ
    ョンデータに基づいてプリントジョブデータを生成する
    生成手段と、 前記生成手段によって生成されるプリントジョブデータ
    に対して第1の識別情報を割り当てる割当手段と、 前記生成手段によって生成されたプリントジョブデータ
    を、前記割当手段によって割り当てられた第1の識別情
    報とともに前記プリンタに送る送信手段と、 前記割当手段により割り当てられた第1の識別情報に基
    づいて、前記プリンタから前記プリントジョブデータの
    ジョブ情報を取得する取得手段と、 前記取得手段により取得されたジョブ情報をユーザに提
    示するユーザインターフェース手段と、を備え、 前記プリンタは、 前記ホストコンピュータから送られるプリントジョブデ
    ータに基づいて所定の印刷処理を行い、前記所定の印刷
    処理に基づく所定のジョブ情報を出力する印刷処理手段
    と、 前記印刷処理手段によって出力されるジョブ情報を、前
    記プリントジョブデータごとに記憶するジョブ情報記憶
    手段と、 前記ホストコンピュータから送られる所定の取得要求に
    基づいて、前記ジョブ情報記憶手段から所定のジョブ情
    報を読み出して、前記ホストコンピュータに対して出力
    する印刷管理手段と、を備えたことを特徴とするプリン
    トシステム。
  11. 【請求項11】ホストコンピュータから第1の通信プロ
    トコルに従って第1の識別情報を有するプリントジョブ
    データを受け取り、 前記受信したプリントジョブデータに基づいて所定の印
    刷処理を行うとともに、前記所定の印刷処理に基づく所
    定のジョブ情報を出力し、 前記出力したジョブ情報を、前記プリントジョブデータ
    ごとに記憶しておき、 前記ホストコンピュータから第2の通信プロトコルに従
    って所定の取得要求を受け取り、 前記所定の取得要求に基づいて前記ジョブ情報記憶手段
    から所定のジョブ情報を読み出し、 前記読み出した所定のジョブ情報を前記ホストコンピュ
    ータに送ることを特徴とするプリンタの制御方法。
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