JP2001018176A - 電動ホッチキス - Google Patents

電動ホッチキス

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JP2001018176A
JP2001018176A JP11192045A JP19204599A JP2001018176A JP 2001018176 A JP2001018176 A JP 2001018176A JP 11192045 A JP11192045 A JP 11192045A JP 19204599 A JP19204599 A JP 19204599A JP 2001018176 A JP2001018176 A JP 2001018176A
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俊幸 金井
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    • B27FDOVETAILED WORK; TENONS; SLOTTING MACHINES FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES
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    • B27F7/17Stapling machines
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衝撃音を小さくすることのできる電動ホッチ
キスを提供することにある。 【解決手段】 ステープルを打ち出す打出部に対向して
配置されるとともにホッチキス本体に上下動可能に設け
られたテーブル100と、このテーブル100が移動し
て前記打出部とにより綴りシートを挟持した際に前記打
出部からステープルをその綴りシートに向けて打ち出し
ていくドライバとを備えた電動ホッチキスであって、テ
ーブル100をホッチキス本体10のフレーム12の側
板部24,25に設けた軸27を中心に回動させること
により、テーブル100を上下動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ステープルを打
ち出す打出部に対向して配置されるとともにホッチキス
本体に上下動可能に設けられたテーブルを備えた電動ホ
ッチキスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ホッチキス本体の打出部に対
向して配置するとともに上下動可能に設けたテーブル
と、前記打出部からステープルを打ち出していくドライ
バとを備えた電動ホッチキスが知られている。
【0003】かかる電動ホッチキスは、前記テーブルが
上昇移動して前記打出部とにより綴りシートを挟持して
いるとき、ドライバが下降して前記打出部からステープ
ルを打ち出していく。打ち出されたステープルの先端部
が綴りシートを貫通し、この先端部が前記テーブルに設
けたクリンチャによってクリンチされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
電動ホッチキスにあっては、テーブルが上下に平行移動
していく構成となっており、このため、初期の姿勢を保
ったまま打出部に衝突していく状態となる。このため、
その衝撃音が大きいという問題があった。
【0005】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、衝撃音を小さくすることので
きる電動ホッチキスを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、ステープルを打ち出す打出部に対向して
配置されるとともにホッチキス本体に上下動可能に設け
られたテーブルと、このテーブルが移動して前記打出部
とにより綴りシートを挟持した際に前記打出部からステ
ープルをその綴りシートに向けて打ち出していくドライ
バとを備えた電動ホッチキスであって、前記テーブルを
ホッチキス本体に軸支するととにこの軸を中心に回動さ
せることにより、テーブルを上下動させることを特徴と
する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる電動ホッ
チキスの実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0008】図1において、1は例えば複写機等に取り
付けられる電動ホッチキスであり、この電動ホッチキス
1は、ホッチキス本体10と、ホッチキス本体10内に
形成したカートリッジ室11に着脱可能に装着されるカ
ートリッジ700(図33参照)とから構成されてい
る。
【0009】ホッチキス本体10には、上下に往復動す
るテーブル100と、テーブル100を往復動させるテ
ーブル機構200(図13参照)と、カートリッジ70
0に設けた打出部50からステープルSaを打ち出して
いく打出し機構300(図23参照)と、打ち出された
ステープルの先端部を折り曲げるクリンチャ機構400
(図20参照)と、各機構200,300,400を駆動
する駆動機構500(図7参照)と、テーブル100の
ホーム位置を検知する位置検知機構600(図24参
照)と、打出部50にステープルSaがあるか否かを検
知する針検知機構650(図25参照)とが設けられて
いる。
【0010】カートリッジ700には、カートリッジ7
00内に積層されたシートステープルSTを打出部50
へ送り出す送り機構900(図34参照)が設けられて
いる。
【0011】ホッチキス本体10は、図2および図3に
示すように、金属製のフレーム12と、このフレーム1
2の内側に取り付けられたサブフレーム13と、このサ
ブフレーム13に取り付けられた樹脂製のマガジン14
とを備えている。
【0012】サブフレーム13の両側板部15,16に
は、図4に示すように、上下方向に延びた長孔17,1
7と、駆動軸用の孔18と、軸孔19等とが設けられて
いる。軸孔19には軸253が貫装されている。
【0013】マガジン14はカートリッジ室11を形成
しており、マガジン14の両側壁20の内側にはカート
リッジ700を案内する傾斜ガイド部21がそれぞれ形
成されている。また、マガジン14の底部22にはカー
トリッジ700の送り機構900が入る凹部23が形成
されている。
【0014】また、マガジン14の前壁部44の上部に
は、綴りシートを挟み込むための平坦状の載置部45が
形成されており、この載置部45の内側には凹部46が
形成されている。この凹部46には後述するカートリッ
ジ700のフェイスプレートが入り込むようになってい
る。また、前壁部44と底部22との間には後述するド
ライバ350およびフェイスプレート351が進入する
穴(図示せず)が形成されている。
【0015】フレーム12の側板部24,25には、前
側の下部に傾斜した一対のガイド孔26が形成され、後
部の上部には一対の軸27が設けられている。また、側
板部24,25間には駆動軸510が回転自在に貫装さ
れている。側板部24にはギアスタッド28が設けられ
ている。
【0016】また、側板部24には、モータ用の軸孔3
0と、この軸孔30の近傍位置にネジ孔31と、軸孔3
0の近傍位置に図5に示すように内側に突出したダボ3
2,32とが形成されている。側板部24のネジ孔31
には図6に示すようにネジN1が通されて駆動モータ4
0のフレームの前端面40Aに螺合し、駆動モータ40
が側板部24に取り付けられている。
【0017】ダボ32,32は駆動モータ40のフレー
ムの前端面40Aに当接しており、駆動モータ40はネ
ジN1,N1とダボ32,32とにより4点で支持されてい
る。しかも、その4点は駆動モータ40の出力軸41に
近い位置にあるため、側板部24の面のうねりの影響を
極力避けることができ、駆動モータ40の出力軸41を
うねりのない側板部24に対して垂直に保つことができ
る。この結果、駆動モータ40の出力を後述する中間ギ
ア502に出力ダウンすることなく伝達することができ
る。 [駆動機構500]駆動機構500は、図7に示すよう
に、フレーム12の側板部24に取り付けられたモータ
40と、このモータ40の駆動軸41に取り付けられた
ギア501と、ギア501に噛合した中間ギア502,
503と、中間ギア503に噛合した駆動ギア504
と、この駆動ギア504とともに回転する駆動軸510
等とから構成されている。中間ギア502,503はギ
アスタッド28に回転自在に取り付けられている。
【0018】駆動軸510は、モータ40の駆動により
各ギア501〜504を介して時計方向(図7におい
て)に回動していく。
【0019】駆動軸510には、図8に示すように、一
対のクリンチャカム511,511と、一対のテーブル
リンクカム512,512と、テーブルリンクカム51
2,512に一体的に形成された一対のテーブルリター
ンカム513,513と、ドライバカム514と、テー
ブル100のホームポジションを検知するためのポジシ
ョンカム515とが取り付けられている。
【0020】駆動軸510はサブフレーム13の両側板
部15,16の孔18に回転自在に貫装されており、サ
ブフレーム13内にはドライバカム514とポジション
カム515とが配置され、サブフレーム13とフレーム
12との間にはクリンチャカム511,511とテーブ
ルリンクカム512,512とテーブルリターンカム5
13,513とが配置されている。 [テーブル100]テーブル100は、図9に示すよう
に、平板状のテーブル部101の両端に後方へ延びたア
ーム部102,102を形成したものである。テーブル
部101には、左右方向に延びた開口103が形成され
ている。各アーム部102は図10および図11に示す
第2テーブルリンク210の側板部211,211に取
り付けられている。
【0021】第2テーブルリンク210の前端板212
には、図12に示す一対のクリンチャホルダ113,1
14が相対向してネジN2により取り付けらており、こ
のクリンチャホルダ113,114間であって且つテー
ブル100の開口103の上方位置にクリンチャ11
5,116が配設されている。クリンチャホルダ113,
114には突起軸117,118が設けられ、この突起
軸117,118がクリンチャ115,116の小孔11
9,120に挿入されていて、クリンチャ115,116
が突起軸117,118を中心にして回動自在となって
いる。 [テーブル機構200]テーブル機構200は、図13
ないし図15に示すように、駆動軸510に設けた一対
のテーブルリンクカム512と、一対の第1テーブルリ
ンク201と、第2テーブルリンク210と、一対のテ
ーブルリターンカム513と、一対のテーブルリターン
レバー250等とから構成されている。
【0022】第1テーブルリンク201は、図16に示
すように、上下方向に延びるとともにその下部に軸20
2を設けている。この軸202にはテーブルリンクカム
512の周面に当接したローラ203が回転自在に装着
されている。また、軸202にはネジN3(図13参
照)が取り付けられており、このネジN3の頭Naがフ
レーム12のガイド孔26に挿入されている(図2参
照)。第1テーブルリンク201はそのガイド孔26に
沿って上下動可能となっている。第1テーブルリンク2
01の上部には孔204と係止部205とが形成されて
おり、孔204には軸206(図15参照)が取り付け
られている。
【0023】第2テーブルリンク210は、前端板21
2の両端から後方に延びた側板部211,211と、こ
の側板部211,211の外側に所定距離離間した位置
に形成したアーム板部213,213とを有している
(図10参照)。側板部211,211とアーム板部2
13,213とはその上部が連結部214,214により
連結されている。
【0024】側板部211およびアーム板部213に
は、後方に行くにしたがって上がっていく紙厚調整用の
長孔215A,215Bが相対向して形成され、その長
孔215A,215Bの後方に軸孔216が形成されて
いる。また、アーム板部213の後部には係止部217
が形成されている。
【0025】第2テーブルリンク210の側板部211
とアーム板部213との間に第1テーブルリンク201
の上部が入っており、第1テーブルリンク201の軸2
06が側板部211およびアーム板部213の長孔21
5A,215B間に貫装されている。また、第2テーブ
ルリンク210のアーム板部213の軸孔216にはフ
レーム12に設けた軸27が挿入されており、第2テー
ブルリンク210が軸27を中心にして回動可能となっ
ている。第2テーブルリンク210の係止部217と第
1テーブルリンク201の係止部205との間には紙厚
調整バネ220が取り付けられており、この紙厚調整バ
ネ220により第1テーブルリンク201の軸206が
図15に示す矢印方向に付勢されている。
【0026】第1テーブルリンク201は、テーブルリ
ンクカム512の周面にローラ203が当接しているこ
とにより、テーブルリンクカム512が回動すると、こ
の回動とともにフレーム12のガイド孔26に沿って図
15に示す位置から下方に移動していく。第1テーブル
リンク201の下方への移動により第2テーブルリンク
210は、図17に示すように、フレーム12の軸27
を中心にして反時計回りに回動していく。
【0027】テーブルリターンレバー250は、図18
に示すように、ほぼC字形に形成され、その下部に長孔
251と、中間部の上には軸孔252とがそれぞれ形成
されており、その上部にはローラ255が設けられてい
る。このローラ255はテーブルリターンカム513の
周面に当接しており、軸孔252にはサブフレーム13
に設けた軸253の端部が挿入されている。また、長孔
251には第1テーブルリンク201の軸202が挿入
されている。
【0028】テーブルリターンレバー250は、テーブ
ルリターンカム513が回動すると、図19に示すよう
に、軸253を中心にして実線の位置と鎖線の位置との
間を回動するようになっている。そして、図17に示す
ように、第1テーブルリンク201が下方へ移動した際
にテーブルリターンレバー250は図19に示す実線位
置に移動し、図15に示すように第1テーブルリンク2
01が上方位置(初期位置)に移動している際にテーブ
ルリターンレバー250は図19に示す鎖線位置に移動
するようになっている。
【0029】テーブルリターンレバー250が図19に
示す実線位置から鎖線位置へ移動すると、テーブルリタ
ーンレバー250の長孔251に第1テーブルリンク2
01の軸202が挿入されており、しかもこの軸202
に取り付けたネジN3の頭Naがフレーム12のガイド
孔26に挿入されていることにより、軸202はガイド
孔26にガイドされて上方に移動する。この移動ととも
に第1テーブルリンク201は図17に示す位置から図
15に示す位置(初期位置)へ移動する。この移動によ
り、第2テーブルリンク210は図17に示す位置から
時計方向へ回動して図15に示す位置へ移動する。この
移動により、第2テーブルリンク210はテーブル10
0を図1に示す待機位置(ホームポジション)へ戻す。
【0030】テーブルリターンレバー250とテーブル
リターンカム513等とによって、テーブル100を元
の位置(待機位置)へ戻すテーブルリターン機構が構成
されている。このテーブルリターン機構により、テーブ
ルリンクカム512の周面にローラ203を常に当接さ
せておくスプリングを設ける必要がない。このため、テ
ーブル100を下方へ移動させるとき、そのスプリング
の付勢力に抗してテーブルリンクカム512を回動させ
ずに済むので、モータ40の出力は小さなものでよいこ
とになる。 [クリンチャ機構400]クリンチャ機構400は、図
20に示すように、駆動軸510に設けた一対のクリン
チャカム511と、一対の第1クリンチャリンク401
と、一対の第2クリンチャリンク410と、クリンチャ
115,116等とから構成されている。
【0031】第1クリンチャリンク401の下部は、フ
レーム12にスタッド402を介して取り付けた軸40
3に回動可能に取り付けられている。この第1クリンチ
ャリンク401の側部にはクリンチャカム511の周面
に当接する当接部405が形成され、その上部には後方
(図20において右方)へ延びるとともに第2クリンチ
ャリンク410のローラ411に当接する当接部406
とが形成されている。この第1クリンチャリンク401
は、クリンチャカム511により軸403を中心にして
反時計方向へ回動していく。
【0032】第2クリンチャリンク410はほぼC字状
に形成され、その上部が第2テーブルリンク210の側
板部211に設けた軸412に回動自在に取り付けられ
ている。第2クリンチャリンク410の上部の先端には
前方(図20において左方)に突出した突起413が形
成され、この突起413がクリンチャ116の凹部11
6Aに係合している。同様に、他の第2クリンチャリン
ク410の突起413がクリンチャ115の凹部115
Aに係合している。第2クリンチャリンク410の下部
にはローラ411が設けられている。
【0033】第2クリンチャリンク410は、第1クリ
ンチャリンク401の反時計方向への回動により、軸4
12を中心にして時計方向(図20において)へ回動し
ていく。第2クリンチャリンク410,410の回動に
より、各クリンチャ115,116はクリンチャホルダ
113,114の突起軸117,118を中心にして、図
21(A)に示す位置から矢印方向へ回動して図21(B)
に示す位置へ移動する。このクリンチャ115,116
の回動によってステープルの先端部がクリンチされるこ
とになる。
【0034】クリンチャ115,116は、図示しない
バネにより図21(A)に示す矢印方向とは逆方向に付勢
されており、クリンチ終了後にはそのバネの付勢力によ
り図21(B)に示す位置から図21(A)に示す位置へ戻
る。また、この戻りにより、第2クリンチャリンク41
0は図20に示す位置へ戻ることになる。 [打出し機構300]打出し機構300は、図22およ
び図23に示すように、駆動軸510に取り付けられた
ドライバカム514と、サブフレーム13の軸253に
回動自在に取り付けられた一対のドライバリンク301
と、このドライバリンク301に取り付けられたドライ
バ350およびフォーミングプレート351等とから構
成されている。
【0035】ドライバリンク301,301間にはドラ
イバカム514の周面に当接したローラ302が回動自
在に設けられている。ドライバリンク301は、ドライ
バカム514の回転とともに軸253を中心にして回動
して、ドライバ350およびフォーミングプレート35
1をサブフレーム13の長孔17に沿って上下動させ
る。すなわち、ドライバカム514の1回転によりドラ
イバ350およびフォーミングプレート351は上下に
1往復するようになっている。 [位置検知機構600]位置検知機構600は、図24
ないし図26に示すように、駆動軸510に設けられた
ポジションカム515と、検知アーム601と、この検
知アーム601の遮光板602を検知するホトセンサ6
10等とから構成されている。
【0036】ポジションカム515には、図27および
図28に示すように、ホームポジションを示す凹部60
4と、この凹部604の対称位置に突部605と、これ
ら凹部604および突部605を縦断した環状溝606
とが形成されている。そして、凹部604の深さと突部
605の高さとが同一に設定され、環状溝606の深さ
は凹部604よりも深くなっている。
【0037】検知アーム610は、サブフレーム13の
軸253に回動自在に取り付けられており、ポジション
カム515の上方位置まで延びた円弧状の第1アーム部
611と、この第1アーム部611の下部からポジショ
ンカム515の下方を通って前方(図26において左
方)へ延びた第2アーム部612とを有している。第1
アーム部611の先端にはポジションカム515の周面
に摺接していく突出部613が形成され、この突出部6
13にはポジションカム515の環状溝606に入り込
んだガイド突起614が設けられている。図29に示す
ように、ガイド突起614の高さHはポジションカム5
15の凹部604の深さDよりも大きく設定されてい
る。このガイド突起614により、第1アーム部611
の突出部613がずれることなくポジションカム515
の周面を摺接していくことになる。
【0038】第2アーム部612にはポジションカム5
15の周面に摺接していく突出部616が形成されてい
る。この突出部616は、駆動軸510の回転中心に対
して第1アーム部612の突出部613と対称となる位
置にある。また、第2アーム部612の先端には遮光板
602が設けられている。
【0039】第1アーム部611の突出部613がポジ
ションカム515の凹部604に入ると、第2アーム部
612の突出部616がポジションカム515の突部6
05に乗り上げるようになっている。すなわち、第1ア
ーム部611の突出部613と第2アーム部612の突
出部616とで常にポジションカム515を挟持するよ
うになっている。
【0040】ホトセンサ610は、サブフレーム13に
取り付けた基板620に設けられており、発光ダイオー
ド610aと、この発光ダイオード610aが発光する
光を受光する受光ダイオード610b等とから構成さ
れ、遮光板602が発光ダイオード610aの光を遮光
することにより、遮光板602を検知するものである。
【0041】そして、図26に示すように、第1アーム
部611の突出部613がポジションカム515の凹部
604に入り込んだとき、すなわち、第2アーム部61
2の突出部616がポジションカム515の突部605
に乗り上げたとき、検知アーム610の遮光板602が
発光ダイオード610aの光を遮光するようになってい
る。これは、テーブル100が図1に示すホームポジシ
ョンに位置したときである。すなわち、テーブル100
が図1に示すホームポジションに位置したとき、検知ア
ーム610の遮光板602が発光ダイオード610aの
光を遮光するようにするように設定されている。 [針検知機構650]針検知機構650は、図30に示
すように、サブフレーム13のマガジン14(図1参
照)に軸651を中心にして回動可能に設けられたアク
チュエータ652と、アクチュエータ652の下部に設
けた遮光板653を検知するホトセンサ670等とから
構成されている。
【0042】アクチュエータ652の上端部にはステー
プルSに接触する接触部655が設けられており、この
接触部655には図31に示すように平面状の接触面6
56が形成され、この接触面656の上部がステープル
Sに接触するようになっている。この接触面656の下
部側には突出部657が形成されている。
【0043】ホトセンサ670は、発光ダイオード67
0aと、この発光ダイオード670aが発光する光を受
光する受光ダイオード670b等(図25参照)とから
構成され、遮光板653が発光ダイオード670aの光
を遮光することにより、遮光板653を検知するもので
ある。
【0044】アクチュエータ652は、後述するカート
リッジ700の打出部50の間隙765にステープルS
1があるとき、その接触面656がステープルS1に接触
して図30に示す位置に位置する。このときには、アク
チュエータ652の遮光板653が発光ダイオード67
0aの光を遮光し、受光ダイオード670bは受光しな
い。これにより、その間隙765にステープルS1があ
ると制御装置(図示せず)が判断する。
【0045】その間隙765にステープルS1がないと
きには、図32に示すように、アクチュエータ652は
軸651を中心にして回動し、この回動によりアクチュ
エータ652の遮光板653が発光ダイオード670a
と受光ダイオード670bとの間から外れ、受光ダイオ
ード670bが発光ダイオード670aの光を受光す
る。この受光により、間隙765にステープルS1がな
いと制御装置(図示せず)が判断する。
【0046】また、アクチュエータ652の接触面65
6に突出部657を設けたので、ドライバ350が上昇
してステープルS1を打ち出す際に、ドライバ350が
突出部657に接触して接触面656に接触しないこと
になる。すなわち、ドライバ350が突出部657に接
触すると、アクチュエータ652が軸651を中心にし
て反時計方向(図30において)に回動するので、ドラ
イバ350は接触面656に接触しないことになる。こ
のため、ドライバ350による接触面650の磨耗が防
止され、間隙765にステープルS1があってもそのス
テープルS1を検知しなくなってしまうという誤動作の
発生が防止される。また、接触面650の磨耗の防止に
よりアクチュエータ652の耐久性が向上することにな
る。 [カートリッジ700]カートリッジ700は、図33
ないし図39に示すように、外ケース701と、この外
ケース内に上下動可能に設けられた内ケース800と、
内ケース800内に上下動可能に設けられたホルダー7
90等とから構成されている。 [外ケース701]外ケース701は、図36に示すよ
うに後部(右側)と上部とに開口702,703を形成
し、前壁部704の下部に前方へ突出した保持部705
を設けている。また、外ケース701は一対の側壁70
6を有し、側壁706の内側面には上下方向に延びたガ
イド凹部707,708が形成され、側壁706の外側
面の下部には、突起709と、ガイド凹部708に対応
した位置に凹部710が形成されている。また、前壁部
704にはその下端から上方に延びた窓713が形成さ
れている。
【0047】保持部705の下面にはガイド板720が
取り付けられており、また、保持部705には前後方向
に移動可能なプッシャ部材750が設けられており、側
壁706,706の下部にはガイドホルダ730が取り
付けられている。また、保持部705の前面には孔71
1が設けられている。
【0048】ガイドホルダ730には、ガイド板740
と送り機構900とが設けられている。ガイドホルダ7
30の前後には上方へ突出した一対の支持板部731,
732が設けられており、支持板部731には係合孔7
33が形成され、支持板部732の内側には係止突起7
34が設けられている。支持板部731,731の係合
孔733,733には外ケース701の側壁706,70
6の突起709,709が係合され、支持板部732,7
32の係止突起734,734は側壁706,706の内
側面に設けた凹部(図示せず)に係合されていることによ
り、ガイドホルダ730が外ケース701に取り付けら
れている。また、ガイドホルダ730には、送り機構9
00を設けるための収納部735と、収納部735の前
後に係止部736,737とが形成されている。
【0049】ガイド板740には、後述するシートステ
ープルSTを積層したケース850の底壁部851を受
けるホルダ部741と、このホルダ部741の面より一
段高くなっているガイド部742とが形成されている。
ホルダ部741とガイド部742との段差の高さはケー
ス850の底壁部851の厚さと同じに設定されてい
る。そして、ガイド部742と保持部705のガイド板
720とでステープルSを前方へ送る搬送路721が形
成され、各ガイド板720,740の先端には突出部7
20A,740Aが形成されている。
【0050】このように、外ケース701のガイドホル
ダ730に設けたガイド板740のガイド部742と、
外ケース701の保持部705に取り付けたガイド板7
20とで搬送路721を形成したものであるから、ホッ
チキス本体10の構成に拘わらず搬送路721の隙間
(高さ)の寸法精度が決定される。このため、その寸法
精度の集積公差を小さくすることができ、カートリッジ
700側のみでステープルS送りの性能を管理すること
ができる。
【0051】また、ガイド板740には、ホルダ部74
1の前側からガイド部742の後端に亘って前後方向に
延びた一対のスリット743,743が形成され、ホル
ダ部741に一対の孔745が形成されている。
【0052】プッシャ部材750は、前面に傾斜面75
1を有するとともに後方に突出して保持部705の孔7
11に挿入された突出部752と、図40に示すよう
に、この突出部752の両側に形成された当接面753
とを有している。このプッシャ部材750は図示しない
スプリングにより前方に付勢されている。
【0053】また、外ケース701の側壁706,70
6にはフェイスプレート部材760のアーム部761,
761が枢支され、軸762を中心に矢印方向へ回動可
能となっている。フェイスプレート部材760は平板状
のフェイスプレート部763を備えており、このフェイ
スプレート部763には、図41に示すように、前方に
突出したフェイス部764が形成されている。このフェ
イス部764と各ガイド板720,740の突出部72
0A,740Aとの間にドライバ350が進入してくる
間隙765が形成されている。そして、フェイス部76
3の上部と保持部705の上部との間(打出口)51か
らステープルSがマガジン14の載置部45(図1参
照)に載置された綴りシート(図示せず)に向けて打ち出
されていくものであり、フェイス部763と保持部70
5とで打出部50が構成されている。 [内ケース800]内ケース800は、下面と前面を開
口した筺体状に形成されており、その両側壁801の下
部には切込み802が設けられている。この切込み80
2によって弾性脚部803が形成され、この弾性脚部8
03には、外側に突出した突起804とこの突起804
の下に外側に突出した係止爪805とが形成されてい
る。突起804は、外ケース701の側壁706のガイ
ド凹部708に挿入されているとともに突起804の先
端部804Aがそのガイド凹部708の当接面708A
(図39参照)に当接している。
【0054】また、突起804から下の弾性脚部803
の部分の内側面803Aは、図39に示すように、側壁
801の内側面より外側に位置しており、内側面803
A,803A間の距離が側壁801,801の内側面間の
距離より大きくなっている。
【0055】内ケース800の両側壁801は外ケース
701の側壁706の内側に当接しており、内ケース8
00は外ケース700に対して上下方向に摺動移動する
ようになっている。内ケース800が外ケース701内
に完全に挿入されると、図39に示すように、内ケース
800の弾性脚部803がガイドホルダ730に設けた
ガイド板740の孔745に挿入され、弾性脚部803
の係止爪805がその孔745に係止するようになって
いる。また、このとき、弾性脚部803の突起804
は、外ケース701の側壁706の凹部710の位置に
位置するようになっている。
【0056】また、両側壁801の前側には上下方向に
延びた長孔807が形成され、両側壁801の上部には
上方に突出した把手部808が形成されている。
【0057】内ケース800の後壁810の下端には係
止突起811が形成され、天板820の前端には側板8
01の前端から所定距離離間するとともに下方に延びた
V字形の支持板部821が形成され、この支持板部82
1の下部には後方に突出した突起823が形成されてい
る。この突起823は外ケース701の前壁部704の
窓713の下部(図35参照)に入り込んでいる。ま
た、天板820には下方に突出したバネ取付部825が
形成されている。 [ホルダ790]ホルダ790は、四角形状に形成され
た枠体791と、この枠体791の下部に形成された底
板792とを有し、この底板792の中央部に筒壁部7
93が形成されている。また、枠体791の両側壁部7
94には、内ケース800の側壁801の長孔807に
挿入された突起795と、内ケース800の側壁801
に当接した突出部796とが形成されている。ホルダ7
90は、突起795が側壁801の長孔807に案内さ
れるとともにその突出部796が内ケース800の側壁
801に摺接して上下動するようになっている。
【0058】また、枠体791の前壁部797には係止
突起798が形成され、この係止突起798は内ケース
800の前面開口800Aから外ケース701の前壁部
704の窓713に挿入されている。
【0059】枠体791の筒壁部793の内側には、図
42に示すように、スプリング780の下部が取り付け
られており、スプリング780の上部が内ケース800
の天板820のバネ取付部825に嵌合している。この
スプリング780の付勢力によりホルダ790は下方に
付勢されて、内ケース800内に収納されたシートステ
ープルSTを下方に押圧している(図39参照)。
【0060】積層されたシートステープルSTは、紙製
のケース850によって保持されており、ケース850
は、前面と上面が開口されているとともに底壁部851
と側壁部852と後壁部853とを有している。 [送り機構900]送り機構900は、図43ないし図
46に示すように、前後方向に延びたラチエットプレー
ト901と、送爪910と、バネガイド920と、送り
バネ930等とから構成されている。 [ラチエットプレート901]ラチエットプレート90
1は、図47および図48に示すように、先端部に前方
に行くにしたがって上がっていく傾斜面902と、幅広
の中間部903に形成された円形状の孔904と、その
中間部903の上端から孔904まで延びた切欠905
と、中間部903から後方へ延びた幅の小さいロッド部
906とを有している。また、中間部903の後側の下
部には側方に突出した受部907が形成されている。 [送爪910]送爪910は、図49に示すように、先
端が尖っている一対の爪部911を備え、爪部911の
間には幅広の切欠912と、さらにこの切欠912の中
間位置に幅の狭い切欠913が形成されている。そし
て、切欠913の両側が脚部914,914とされてい
る。また、送爪910の後端に切欠915が形成され、
切欠915と切欠913との間が連結部916とされて
いる。この連結部916がラチエットプレート901の
孔904に挿入され、送爪910の脚部914,914
がラチエットプレート901の孔904から中間部90
3の上端までを跨って、送爪910がラチエットプレー
ト901に装着されている。 [バネガイド920]バネガイド920は、図50に示
すように、円柱体921に傾斜面922を形成し、その
傾斜面922から後部に延びた切欠923を設け、さら
に円柱体921の後部に切欠923に連通した孔924
を設けたものである。
【0061】そして、図45に示すように、バネガイド
920の孔924にはラチエットプレート901のロッ
ド部906が貫装され、バネガイド920の切欠923
にラチエットプレート901の中間部903が入り込ん
でラチエットプレート901に装着された送爪910が
バネガイド920の傾斜面922に当接している。ま
た、ロッド906には送りバネ930が取り付けられて
いる。
【0062】このバネガイド920は、図35および図
39に示すように、ガイドホルダ730の収納部735
に収納されているとともにラチエットプレート901の
受部907が収納部735の底面735Aに当接してい
る。この受部907によって、ラチエットプレート90
1およびバネガイド920が前後方向に移動可能に支持
されている。また、送りバネ930の一端はガイドホル
ダ703の係止部737に係止されている。この送りバ
ネ930によりラチエットプレート901およびバネガ
イド920は前方に付勢されている。ラチエットプレー
ト901の中間部903がガイドホルダ730の係止部
736に当接して、ラチエットプレート901およびバ
ネガイド920は図35に示す位置より前方に移動しな
いように規制されている。
【0063】送爪910の爪部911は、ガイド板74
0のスリット743に挿入されていて、ホルダ部741
の上面より上に突出するようになっている。 [送り機構900の動作]積層されたシートステープル
STがガイド板740のホルダ部741に載置される
と、図51に示すようにその重みにより送爪910は倒
れ込んでガイド板740のスリット743から送爪91
0の爪部911が引き込む状態となる。送爪910の倒
れ込み(沈み込み)は、送爪910がラチエットプレー
ト901の孔904を中心にして反時計方向(図51に
おいて)へ回動することにより行われる。この回動の際
に、バネガイド920は送りバネ930の付勢力に抗し
て後方(図51において右方)へ少し移動することにな
る。
【0064】そして、ドライバ350およびフォーミン
グプレート351が上昇していくと、ドライバ350が
ラチエットプレート901の傾斜面902に当接する。
さらに、上昇していくと、その上昇にともなって傾斜面
902によりラチエットプレート901およびバネガイ
ド920が図51に示す状態のまま送りバネ930の付
勢力に抗して図52に示す位置まで後方へ移動する。
【0065】ドライバ350によるステープルSの打ち
込みが完了して、ドライバ350およびフォーミングプ
レート351が初期位置へ下降すると、送りバネ930
の付勢力によりバネガイド920が送爪910を前方へ
押していく。このとき、バネガイド920の傾斜面92
2により送爪910は図45に示すように起き上がる。
そして、送りバネ930の付勢力によりバネガイド92
0とともにラチエットプレート901が前方へ移動して
いくと、起き上がった送爪910の爪部911はガイド
板740のスリット743から上方へ突出して、シート
ステープルSTのステープルSとステープルSの間に爪
部911の先端部が入り込んでいく。このため、ラチエ
ットプレート901の移動とともに送爪911はシート
ステープルSTを前方へ送り出していく。
【0066】上述のように、送りバネ930の付勢力に
よってバネガイド920が送爪910を押圧していく
と、バネガイド920の傾斜面922により送爪910
は図45に示すように起き上がり、また、送りバネ93
0の付勢力によってシートステープルSTが送られてい
く。このように、1つの送りバネ930によってシート
ステープルSTの送りと送爪910の起き上がりを行っ
ているので、送爪910を起き上がらせるバネは不要と
なり、部品点数を削減することができることになる。
【0067】搬送路721にシートステープルSTがな
い場合、図45および図51に示す位置までラチエット
プレート901が移動し、シートステープルSTの送り
出し量が大きくなるようになっている。搬送路721に
シートステープルSTがある場合には、図52の位置か
ら前方へ一個のステープルSの幅H(図31参照)だけ
移動することになる。 [電動ホッチキスの動作]次に、上記のように構成され
る電動ホッチキス1の動作について説明する。
【0068】先ず、ケース850に積層されたシートス
テープルSTを収納したカートリッジ700をホッチキ
ス本体10に予め装着しておく。モータ40が駆動して
いないときには、テーブル100は図1に示す初期位置
(ホームポジション)に位置している。
【0069】図示しない複写機からの綴り信号によって
モータ40が駆動されると、ギア501〜ギア504を
介して駆動軸510が時計方向(図7において)に回転
していき、駆動軸510とともに各カム511〜515
も回転していく。
【0070】テーブルリンクカム512の回転により、
図17に示すように、第1テーブルリンク201が下方
へ移動していき、この移動により第2テーブルリンク2
10は、フレーム12の軸27を中心にして反時計回り
に回動していく。テーブル100は、第2テーブルリン
ク210とともに回動して下降していくことになる。テ
ーブル100が図17に示す位置(下死点)まで下降す
ると、マガジン14の載置部45とテーブル100との
間にある綴りシート(図示せず)をその載置部45とテー
ブル100とで挟持する。
【0071】この挟持の際、テーブル100はマガジン
14の載置部45に衝突する状態となるが、テーブル1
00は第2テーブルリンク210の軸27を中心にして
回動しながら載置部45に衝突することになる。すなわ
ち、一端が軸27に支えられて他端側が衝突していくの
で、何も支えられずに衝突していく場合に比較して、そ
の衝突時の衝撃は小さくなる。このため、衝撃が小さい
ことによりステープルSの送り出しが安定するとともに
衝突時の騒音も小さくなる。
【0072】また、テーブル100は第2テーブルリン
ク210の軸27を中心にして回動するようにしたもの
であるから、軸27と第2テーブルリンク210の軸孔
216との関係のみでガイド性(安定した動作)が決定
され、その軸27と軸孔26との関係の構造も簡単であ
る。さらに、ステープルSの送り出しの安定化と安定し
た動作により信頼性が向上することになる。
【0073】一方、ドライバカム514の回転によって
ドライバリンク301がドライバ350およびフォーミ
ングプレート351を上昇させていき、綴りシートの挟
持後には、ドライバ350およびフォーミングプレート
351がマガジン14の穴(図示せず)を通ってカートリ
ッジ700の打出部50の間隙765に進入していき、
フォーミングプレート351がステープルS3(図31
参照)を図54に示すようにコ字状に成形し、ドライバ
350がコ字状に成形されているステープルS1を打出
部50の打出口51から綴りシートへ打ち出していく。
【0074】この打出の際、ステープルS1の傾斜面7
51を跨ってこの傾斜面751に沿って打ち出されてい
くので、ドライバ350の上昇にともなってプッシャ部
材750はスプリングの付勢力に抗して後退していく。
このとき、図55に示すようにステープルS1の脚部S
aが突出部752の側面752Aに当接していくので、
その脚部Saの座屈が防止される。
【0075】打出が終了してドライバ350が下降する
と、この下降にともなってプッシャ部材750はスプリ
ングの付勢力によって前進してくる。この前進により、
コ字状に成形されたステープルS3の脚部Sbがプッシ
ャ部材750の当接面753によって前方へ押される。
この結果、ステープルSが前方へ送り出されることにな
る。
【0076】ドライバ350によるステープルの打出の
際、図17に示す矢印方向からテーブル100に力Fが
加わることになる。この力Fにより第2テーブルリンク
210は軸27を中心に時計方向へ回動しようとする
が、第1テーブルリンク201のローラ203はドライ
バカム514によって押さえられている状態となってい
るので、第1テーブルリンク201は上方に移動するこ
とはできない。この結果第1テーブルリンク201はロ
ーラ203を中心にして反時計方向へ回動して、第2テ
ーブルリンク210の時計方向への回動を許容させよう
とするが、紙厚調整バネ220の付勢力により第1テー
ブルリンク201の反時計方向への回動は阻止される。
【0077】すなわち、ドライバ350の打出による力
Fがテーブル100に加わってもスプリング220の付
勢力によりテーブル100は移動しないことになる。
【0078】また、テーブル100に力Fが加わった
際、図53に示すように、このテーブル100を支える
ために軸206にはF1の力が必要であるとすると、F1
の分力FXは紙厚調整バネ220が支え、F1の分力FY
は駆動軸510等が支えることになる。すなわち、F1
をFXとFYに分散させて、FXのみを紙厚調整バネ22
0で支えるようにしたものであるから、紙厚調整バネ2
20の付勢力は小さくて済むことになる。
【0079】なお、長孔215Aの傾斜方向を逆にし
て、テーブル100に力Fが加わった際に、第1テーブ
ルリンク201を時計方向へ回動するようにした場合に
は、紙厚調整バネ220は圧縮バネとなる。
【0080】綴りシートが厚い場合には、テーブル10
0は下死点まで下降せずに、例えば図56に示す位置に
停止することになる。しかし、テーブルリンクカム51
2の回動により、図57に示すように、第1テーブルリ
ンク201の軸206が第2テーブルリンク210の長
孔215A,215Bに、第1テーブルリンク201の
軸202がフレーム12のガイド孔26に案内されなが
ら第1テーブルリンク201が下降していく。この第1
テーブルリンク201の下降により、テーブルリンクカ
ム512は綴りシートの厚さに拘わらずロックされずに
回転していく。
【0081】また、第1テーブルリンク201は紙厚調
整バネ220の付勢力に抗して第2テーブルリンク21
0の長孔215A,215Bに沿って下降することにな
るが、紙厚調整バネ220の付勢力が小さくて済むこと
により、テーブルリンクカム512は回動力が小さくて
もロックされないことになる。
【0082】ドライバ350およびフォーミングプレー
ト351が上昇してマガジン14の穴を通ってカートリ
ッジ700の打出部50の間隙765へ進入すると、図
52に示すように、送り機構900のラチエットプレー
ト901および送爪910等が後方へ移動する。
【0083】他方、クリンチャカム511の回転によ
り、ステープルS1の打出終了後、第1クリンチャリン
ク401が反時計方向(図20において)へ回動し、こ
の回動により第2クリンチャリンク410が時計方向へ
回動していく。図21に示すように、第2クリンチャリ
ンク410,410の回動により、各クリンチャ115,
116が突起軸117,118を中心にして回動する。
この回動により、綴りシートを貫通したステープルS1
の脚部の先端部を各クリンチャ115,116がクリン
チする。
【0084】このクリンチが終了すると、フォーミング
プレート320およびドライバ321が下降していくと
ともに、第1,第2クリンチャリンク401,410およ
びクリンチャ115,116が元の位置へ戻る。
【0085】フォーミングプレート320およびドライ
バ321が元の位置へ戻ると、送りバネ930の付勢力
によりバネガイド920とともにラチエットプレート9
01および送爪911が前方へ移動していき、シートス
テープルSTをステープルSの幅H(図31参照)だけ
前方へ送り出していく。
【0086】また、クリンチ終了後には、テーブルリタ
ーンカム513の回転によりテーブルリターンレバー2
50がテーブル100を元の待機位置(ホームポジショ
ン)へ戻す。
【0087】テーブル100が待機位置へ戻ると、駆動
軸510とともにポジションカム515は1回転してお
り、図26に示すように、検知アーム610の第1アー
ム部611の突出部613がポジションカム515の凹
部604に入り込むとともに、第2アーム部612の突
出部616がポジションカム515の突部605に乗り
上げている。この状態のとき、検知アーム610の遮光
板602は発光ダイオード610aの光を遮光する。こ
の遮光により、ポジションセンサ610の受光ダイオー
ド610bがポジション検知信号を出力する。このポジ
ション検知信号により制御回路はテーブル100がホー
ムポジションに戻ったことを判断し、次の綴り動作を行
う待機状態となる。
【0088】ところで、ポジションカム515に凹部6
04に対応して突出部616を設け、しかも、第1アー
ム部611の突出部613と第2アーム部612の突出
部616とで常にポジションカム515を挟持するよう
にしたものであるから、第1アーム部611の突出部6
13を常にポジションカム515の周面に当接させてお
くためのバネは不要となり、省スペース化や部品点数の
削減を図ることができることになる。また、第1アーム
部611の突出部613と第2アーム部612の突出部
616とでポジションカム515を挟持するものである
から、ポジションカム515が高速で回転しても、第1
アーム部611の突出部613がポジションカム515
の周面に常に当接している。このため、その周面から突
出部613が離間してしまうことがなく、チャタリング
が発生してしまうことがない。 [シートステープルSTの補充]次に、カートリッジ7
00に積層シートステープルSTを補充する場合につい
て説明する。
【0089】先ず、カートリッジ700をホッチキス本
体10から取り外す。カートリッジ700の内ケース8
00内にシートステープルSTが一枚もない場合には、
図58に示すように、ホルダ790がスプリング780
の付勢力により内ケース800の底部へ移動している。
この場合、ホルダ790の突出部796は内ケース80
0の突起804より下方に位置し、内ケース800の側
壁801から外れた状態にある。
【0090】次に、外ケース701の両側壁706の凹
部710を矢印方向へ指によって押圧すると、内ケース
800の突起804が外ケース700の側壁706に当
接していることにより、内ケース800の弾性脚部80
3が内側へ弾性変形する。これによって、弾性脚部80
3の係止爪805がガイド板740の孔745から外れ
る。そして、内ケース800の把手部808をもって内
ケース800を外ケース701に対して上方へスライド
移動させる。
【0091】内ケース800が外ケース701の最上部
位置へスライド移動されると、図59に示すように内ケ
ース800の係止突起811が外ケース701の把持部
780に係止され、内ケース800が外ケース701か
ら抜けないようになっている。また、内ケース800の
スライド移動の際に、図38に示すように、内ケース8
00の突起823がホルダ790の係止突起798に係
止し、内ケース800とともにホルダ790も上方へ移
動していく。
【0092】このため、内ケース800を図59に示す
位置までスライド移動させると、外ケース701の後部
の開口702が完全に開放される。また、内ケース80
0は摩擦力により図59に示す位置に保持される。そし
て、開口702から積層されたシートステープルSTを
図60に示すようにケース850ごと外ケース701内
に入れる。このとき、内ケース800は図59に示す位
置に保持されているので、そのケース850の挿入は簡
単に行える。
【0093】このように、内ケース800を図59に示
す位置までスライド移動させると、ホルダ790も上方
へ移動していくことにより外ケース701の後部の開口
702が完全に開放され、しかも、内ケース800は摩
擦力により図59に示す位置に保持されるので、ケース
850の交換は容易なものとなる。
【0094】シートステープルSTを積層したケース8
50が外ケース701内に挿入されたら、内ケース80
0を上から押して図39に示す位置まで押し下げる。す
ると、内ケース800の弾性脚部803がガイド板74
0の孔745に挿入されて、弾性脚部803の係止爪8
04がその孔745に係止される。
【0095】図39に示すように、積層されたシートス
テープルSTがカートリッジ700の内ケース800内
に残っている場合、メンテナンス時にそのカートリッジ
700をホッチキス本体10から外して、誤って外ケー
ス701の凹部710を押しても、シートステープルS
Tが内ケース800の両側壁801を押さえている状態
となっていることにより弾性脚部803は内側へ弾性変
形することができない。このため、弾性脚部803の係
止爪804がガイド板740の孔745から外れない。
このため、外ケース701の凹部710を押してもスプ
リング780の付勢力によって内ケース800が上方へ
スライド移動してしまうことがなく、そのスライド移動
により外ケース701の後部の開口702が開放され、
その開口702から積層されたシートステープルSTが
ばらまかれてしまうことが防止される。
【0096】また、搬送路721の途中まで送られてシ
ートステープルSTの一部が内ケース800内に残って
いる場合、ガイド板740のガイド部742がホルダ部
741より高い位置にあることにより、ホルダ790は
図61に示す位置に下降し、ホルダ790の突出部79
6は内ケース800の側壁801に当接するようになっ
ている。このため、外ケース701の凹部710を押し
ても、ホルダ790の突出部796が内ケース800の
側壁801に当接していることにより、内ケース800
の弾性脚部803は内側へ弾性変形しない。
【0097】したがって、弾性脚部803の係止爪80
4がガイド板740の孔745から外れず、内ケース8
00を上方へスライド移動させることができない。この
ため、外ケース701の後部の開口702からシートス
テープルSTを積層したケース850を挿入することが
できないことになる。
【0098】これは、搬送途中のシートステープルST
の一部が内ケース800内に残っていても、内ケース8
00を上方へスライド移動させることができると、シー
トステープルSTの一部が内ケース800内に残ってい
ることに気づかずに、外ケース701の後部の開口70
2からシートステープルSTを積層したケース850を
挿入してしまう。すると、残っているシートステープル
STが積層されたシートステープルSTによって搬送路
721内へ無理矢理に押し込まれてしまい、搬送路72
1内でシートステープルが重なったりして、ジャムが発
生してしまうことになる。
【0099】この実施形態によれば、一枚のシートステ
ープルSTが内ケース800内に残っている場合、内ケ
ース800を上方へスライド移動させることができない
ことにより、ジャムの発生の防止を図ることができる。
【0100】また、カートリッジ700の外ケース70
1のガイドホルダ730に送り機構900を設けたもの
であるから、ステープルSの送りに関してカートリッジ
700側のみの管理でその送り性能を保障することがで
き、生産性、信頼性を向上させることができる。ちなみ
に、ホッチキス本体10に送り機構900を設けると、
カートリッジ700と本体10との間の位置関係が影響
するため、カートリッジ700と本体10とには精密な
寸法精度が要求される。 [第2実施形態]図62は送り機構1000の第2実施
形態を示したものである。この第2実施形態では、バネ
ガイド920の傾斜面922に凹部940を設けたもの
である。この凹部940により、送爪910は沈み込む
際にバネガイド920を送りバネ930の付勢力に抗し
て後方へ移動させるが、そのときのバネガイド920に
働く送爪910からの作用点920Aの位置が図63に
示すようにバネガイド920の軸線920Jに近くな
る。他方、凹部940がない場合には、その作用点の位
置は送爪910の下部910Aとなる。バネガイド92
0を後方に移動させる力は作用点が軸線920Jに近い
ほど小さい力で済むことになる。
【0101】すなわち、作用点の位置が変わることによ
り、送爪910の沈み荷重が変わることになり、凹部9
40を設ける位置によって送爪910の沈み荷重を自由
に調整することができることになる。また、送りバネ9
30のバネ荷重をアップした場合、作用点の位置を変え
ることにより送爪910の沈み荷重を変えずに済むこと
になる。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ステープルを打ち出す打出部に対向して配置される
とともにホッチキス本体に上下動可能に設けられたテー
ブルと、このテーブルが移動して前記打出部とにより綴
りシートを挟持した際に前記打出部からステープルをそ
の綴りシートに向けて打ち出していくドライバとを備え
た電動ホッチキスであって、前記テーブルをホッチキス
本体に軸支するととにこの軸を中心に回動させることに
より、テーブルを上下動させるものであるから、テーブ
ルが綴りシートを挟持する際に打出部に衝突する衝撃が
小さくなる。この衝撃が小さいことによりステープルの
送り出しが安定するとともに衝突時の騒音も小さくな
る。
【0103】また、テーブルの回動は軸と軸孔との関係
のみでガイド性すなわち安定した動作が決定され、その
軸と軸孔との関係の構造も簡単である。さらに、ステー
プルの送り出しの安定化と安定した動作により信頼性が
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる電動ホッチキスを示した斜視
図である。
【図2】図1に示す電動ホッチキスの一部を省略した斜
視図である。
【図3】図1のサブフレームとマガジンを示した斜視図
である。
【図4】図1に示すサブフレームを示した斜視図であ
る。
【図5】モータの取り付け状態を示した説明図である。
【図6】ネジとボスとの位置関係を示した説明図であ
る。
【図7】駆動機構の構成を示した説明図である。
【図8】駆動軸に取り付けられた各カムを示した説明図
である。
【図9】テーブルを示した斜視図である。
【図10】第2テーブルリンクを示した斜視図である。
【図11】第2テーブルリンクにテーブルを取り付けた
状態を示した説明図である。
【図12】クリンチャの組み付けを示す分解斜視図であ
る。
【図13】テーブル機構の構成を示した斜視図である。
【図14】図13のテーブル機構を示した背面図であ
る。
【図15】テーブル機構の構成を示した説明図である。
【図16】第1テーブルリンクを示した斜視図である。
【図17】第1テーブルリンクが回動した状態を示した
説明図である。
【図18】テーブルリターンレバーとテーブルリターン
カムを示した斜視図である。
【図19】テーブルリターンレバーの動きを示した説明
図である。
【図20】クリンチャ機構の構成を示した説明図であ
る。
【図21】(A)クリンチャを示した説明図である。 (B)クリンチャの回動状態を示した説明図である。
【図22】打出機構の構成を示した斜視図である。
【図23】打出機構を示した側断面図である。
【図24】位置検知検知機構と針検知機構の構成を示し
た斜視図である。
【図25】位置検知検知機構と針検知機構の構成を示し
た正面図である。
【図26】位置検知機構の構成を示した側面図である。
【図27】ポジションカムを示した縦断面図である。
【図28】ポジションカムを示した横断面図である。
【図29】第1検知アームの突出部とガイド突起を示し
た説明図である。
【図30】針検知機構の構成を示した説明図である。
【図31】針検知機構のアクチュエータの接触部とステ
ープル等との関係を示した説明図である。
【図32】針検知機構のアクチュエータが回動した状態
を示した説明図である。
【図33】カートリッジを示した斜視図である。
【図34】カートリッジを示した側面図である。
【図35】図34のカートリッジの断面図である。
【図36】カートリッジの構成を示した分解斜視図であ
る。
【図37】カートリッジの構成を示した部分断面斜視図
である。
【図38】カートリッジの構成を示した縦断面図であ
る。
【図39】カートリッジの構成を示した横断面図であ
る。
【図40】プッシャーとドライバーとの関係を示した斜
視図である。
【図41】フェイスプレート部を示した説明図である。
【図42】ホルダが付勢されている状態を示した説明図
である。
【図43】送り機構を示した斜視図である。
【図44】図43の正面図である。
【図45】送り機構の構成を示した側面図である。
【図46】送り機構の構成を示した底面図である。
【図47】送り機構の構成を示した分解斜視図である。
【図48】ラチエットプレートを示した側面図である。
【図49】(A)送爪を示した正面図である。 (B)送爪の側面図である。
【図50】(A)バネガイドを示した正面図である。 (B)バネガイドの底面図である。 (C)バネガイドの背面図である。 (D)バネガイドの側面図である。
【図51】送爪が沈み込んだ状態を示した説明図であ
る。
【図52】ラチエットプレートおよび送爪等が後方へ移
動した状態を示した説明図である。
【図53】軸に加わる力の分力を示した説明図である。
【図54】ステープルがコ字状に成形された状態を示し
た説明図である。
【図55】プッシャ部材の動作を示す説明図である。
【図56】綴りシートが厚い場合のテーブルの下降位置
とテーブルリンクカム等との関係を示した説明図であ
る。
【図57】綴りシートが厚い場合にテーブルリンクカム
がロックしないことを示した説明図である。
【図58】内ケース内にシートステープルがない場合の
内ケースとホルダ等との位置関係を示した断面図であ
る。
【図59】シートステープルを積層したケースを外ケー
スの開口から挿入する状態を示した説明図である。
【図60】シートステープルを積層したケースを外ケー
ス内に装填した状態を示した説明図である。
【図61】搬送路の途中まで送られたシートステープル
の一部が内ケース内に残っている場合のホルダの下降位
置を示した説明図である。
【図62】第2実施形態の送り機構を示した説明図であ
る。
【図63】送爪に働く作用点を示した説明図である。
【符号の説明】
10 ホッチキス本体 12 フレーム 24 側板部 25 側板部 27 軸 100 テーブル 350 ドライバ S ステープル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 孕石 貴一 東京都中央区日本橋箱崎町6番6号マック ス株式会社内 Fターム(参考) 3C068 AA04 CC06 DF04 JJ03

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステープルを打ち出す打出部に対向して配
    置されるとともにホッチキス本体に上下動可能に設けら
    れたテーブルと、このテーブルが移動して前記打出部と
    により綴りシートを挟持した際に前記打出部からステー
    プルをその綴りシートに向けて打ち出していくドライバ
    とを備えた電動ホッチキスであって、 前記テーブルをホッチキス本体に軸支するととにこの軸
    を中心に回動させることにより、テーブルを上下動させ
    ることを特徴とする電動ホッチキス。
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