JP2003103477A - ステープラ、ステープラ用カートリッジおよびカートリッジとステープラを組合わせたシステム - Google Patents

ステープラ、ステープラ用カートリッジおよびカートリッジとステープラを組合わせたシステム

Info

Publication number
JP2003103477A
JP2003103477A JP2001304565A JP2001304565A JP2003103477A JP 2003103477 A JP2003103477 A JP 2003103477A JP 2001304565 A JP2001304565 A JP 2001304565A JP 2001304565 A JP2001304565 A JP 2001304565A JP 2003103477 A JP2003103477 A JP 2003103477A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cartridge
sheet
stapler
needle
shaped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2001304565A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003103477A5 (ja
Inventor
Takashi Masuda
隆志 増田
Atsushi Maemori
淳 前森
Akira Aoki
亮 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP2001304565A priority Critical patent/JP2003103477A/ja
Priority to EP02800253A priority patent/EP1431004A4/en
Priority to US10/490,958 priority patent/US7234622B2/en
Priority to PCT/JP2002/009980 priority patent/WO2003028957A1/ja
Priority to CNB028188799A priority patent/CN1293996C/zh
Priority to KR1020047004156A priority patent/KR100882615B1/ko
Priority to TW091122367A priority patent/TW581718B/zh
Publication of JP2003103477A publication Critical patent/JP2003103477A/ja
Publication of JP2003103477A5 publication Critical patent/JP2003103477A5/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C5/00Manually operated portable stapling tools; Hand-held power-operated stapling tools; Staple feeding devices therefor
    • B25C5/16Staple-feeding devices, e.g. with feeding means, supports for staples or accessories concerning feeding devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C5/00Manually operated portable stapling tools; Hand-held power-operated stapling tools; Staple feeding devices therefor
    • B25C5/16Staple-feeding devices, e.g. with feeding means, supports for staples or accessories concerning feeding devices
    • B25C5/1686Staple-feeding devices, e.g. with feeding means, supports for staples or accessories concerning feeding devices using pre-loaded cassettes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C5/00Manually operated portable stapling tools; Hand-held power-operated stapling tools; Staple feeding devices therefor
    • B25C5/02Manually operated portable stapling tools; Hand-held power-operated stapling tools; Staple feeding devices therefor with provision for bending the ends of the staples on to the work
    • B25C5/0221Stapling tools of the table model type, i.e. tools supported by a table or the work during operation
    • B25C5/0242Stapling tools of the table model type, i.e. tools supported by a table or the work during operation having a pivoting upper leg and a leg provided with an anvil supported by the table or work
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C5/00Manually operated portable stapling tools; Hand-held power-operated stapling tools; Staple feeding devices therefor
    • B25C5/02Manually operated portable stapling tools; Hand-held power-operated stapling tools; Staple feeding devices therefor with provision for bending the ends of the staples on to the work
    • B25C5/0221Stapling tools of the table model type, i.e. tools supported by a table or the work during operation
    • B25C5/0278Stapling tools of the table model type, i.e. tools supported by a table or the work during operation having staple forming means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】大型化することなく多数の針を装填でき、簡単
な構造であるステープラと、簡単な構造のカートリッジ
を提供する。 【解決手段】シート状の針連結体9を使用し、針がコの
字状に成形して打ち出される構造であって、ハンドル
と、加圧部材8と、シート状の針連結体がマガジン部底
面に水平に持ち上がる構造の突起10を設けたマガジン
部3とを持ち、該突起の高さよりも薄い1枚の板を材料
としてなり、前記マガジン部に設けた突起と係合する切
り欠き14と、カートリッジの前と後ろにそれぞれシー
ト状の針連結体が少なくとも一列通過できる欠き取り
と、該欠き取り上部から垂下する可撓性の突起と、カー
トリッジの前記加圧部材を通過させてシート状の針連結
体を通過させない孔をそれぞれ持った、該シート状の針
連結体を内包する、箱状のカートリッジ4と、前記カー
トリッジを前記ステープラのマガジン部に装填して用い
るシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭やオフィ
スなどで一般に使用される文具としてのステープラとそ
の交換針を収納するカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に「ホッチキス」「ホチキス」と称され
る、一般家庭やオフィス、工場の手作業部門等で通常使
用される文具としての手動ステープラは、実公昭55−
28457号公報に記載のようにコの字形状の針を用い
る場合が多数である。
【0003】コの字形状の針は、一列数十本の連状の列
を成して分離可能に接着固定されており、ステープラの
マガジン部に列を成した状態のまま装填され、手動によ
るハンドルの押し下げで該ハンドルの動きに連動するド
ライバを下降させて、該針は一本ずつ被打込み材に対し
て打込まれることによって綴じられ、前記一連の綴じ作
業を行うことによって該針はステープラの送り機構によ
ってマガジン部内の打込み部、クリンチャ部に送り出さ
れていく。
【0004】しかし、針をコの字形状に成形した状態で
ある場合、一度にステープラ内に装填できる数量は多く
とも約100〜200本と、さほど多数でない。その
為、例えば、針の消耗量が多いオフィスや工場における
手作業を行う部門に、従来のようなコの字形状の針を用
いるステープラを配置した場合には、該ステープラのマ
ガジン内の針を消費し尽くした場合の針の装填作業を頻
繁に行う必要があり、大変非効率であった。また、高頻
度での針装填を避けるための、コの字形状の針を極めて
多数配置するステープラは本体形状が大型化せざるを得
なかった。
【0005】また、特許第2663801号公報、特開
平08−229846号公報に記載のように、複写機や
印刷機等に内蔵される電動ステープラは、上記直線状の
針を使用し、それを所定長さの連状の列に並べたものを
シート状に多数積層してステープラ内に装填する構造が
用いられている。
【0006】電動ステープラの針装填方法は、前記シー
ト状の針連結体を多数積層したものをリフィルカートリ
ッジに収納し、該リフィルカートリッジは更にカートリ
ッジに収納される。リフィルカートリッジというのはカ
ートリッジ内部に装着され、シート状の針連結体を多数
積層したものを収納するためのインナーカートリッジを
指す。特開平08−99273号公報に記載のように、
リフィルカートリッジは前部と上部が完全に開口した紙
や薄い樹脂板から作られる箱状構造物であり、使用の際
は開口した面が針打込み側の方向になるようにカートリ
ッジに挿入して結束テープを外す。カートリッジは、針
を内包したリフィルカートリッジを内包した状態で電動
ステープラのマガジン部に挿入することにより電動ステ
ープラへの針装填が完了し、同時にカートリッジ内部上
面に設けられたシート状の針連結体を押圧する部材によ
って、シート状の針連結体はリフィルカートリッジの床
面に押し付けられ、シート状の針連結体がリフィルカー
トリッジ床面を滑って送られることができる状態にな
り、電動ステープラが使用可能となる。針を実際に使用
する場合は、モータの回転に同期して動作するドライバ
を下降させて、該針を一本ずつ被打込み材に対して打ち
込むことによって被綴じ材が綴じられる。前記一連の綴
じ作業を行うことによって該針は前記ドライバの動きに
連動するローラや押し込み部材といった送り機構によっ
て打込み部、クリンチャ部に送り出されていく。
【0007】ここで、前記のようなコの字形状の針を極
めて多数配置するステープラが有する、本体が大型化す
るという欠点を解決すべく、コの字ではなく直線状の針
を使用し、該直線状の針を多数連状に分離可能に接着固
定したものをステープラに装填した上で、綴じ時にステ
ープラ側で針をコの字に曲げる機構を有する構造とし
て、電動ステープラの機構を手動ステープラに対して活
用する特願2001−12520号に記載の構造が考え
られる。
【0008】該発明においては、紙や腰の強い合成紙等
を材料として形成されたカートリッジの内部にシート状
の針連結体を内包させ、該カートリッジをステープラの
マガジン部に装着させて、上部の開口した該カートリッ
ジ内にコ字型アーム部材と該コ字型アーム部材に枢支さ
れた加圧部材を挿入することによってシート状の針連結
体を前記カートリッジ底部に押し付けて、送り機構で該
シート状の針連結体を綴じ機構に送る構造である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の様な合
成紙等を材料として形成されたカートリッジとシート状
の針連結体を用いる手動ステープラは、マガジン部を容
易に開放することができるが、同時に従来の手動ステー
プラと同様、簡易に針装填ができるような構造にしてお
かなければ、かえって使用時において従来品より不便で
あり、普及が妨げられる虞がある。
【0010】また、従来電動ステープラに対して用いら
れてきたタイプのカートリッジの構造は、前後の極性が
あり、向きを誤るとステープラの使用ができなかった。
このため、同様に手動ステープラのカートリッジに前後
極性がある場合、例えば機械の知識の無い者であっても
従来のように簡易にステープラを使用できる、というこ
とが困難になる可能性も有り得る。
【0011】また、該カートリッジが単一の部品ではな
く、複数の部品から構成されるということは、製造者側
の視点から考慮すると、製造の際に部品点数が増えるこ
とにより組付けの数が合わなかったり、組付けが面倒で
あったり、工程が増加したりするといった問題を抱え、
また消費者側の視点から考慮すると、使用時組み付け部
分の剥がれが起こったり、部品が取れてしまって紛失し
たりするといった問題が存在し、従来の手動ステープラ
のように手軽に扱うには非効率であり、コストの高騰に
繋がってしまう。
【0012】かつ、カートリッジは只箱形状に形成する
のみではシート状の針連結体送り機構が作動せず、また
箱形状にした内部に直接シート状の針連結体を入れた場
合、底面とシート状の針連結体間の摩擦が増大すること
によって、カートリッジが摩耗してしまい、シート状の
針連結体を使用完了する前にカートリッジがステープラ
内部で破損してしまう危険がある。また、該カートリッ
ジが只の箱形状でシート状の針連結体送り用の開口部が
設けられているだけでは、カートリッジ輸送中にシート
状の針連結体が該カートリッジから落下する可能性も高
い。
【0013】さらに、従来の電動ステープラのカートリ
ッジ内部天井に設けられるとともに、かつシート状の針
連結体をカートリッジ床面に向けて押圧する部材は、該
カートリッジの場合には、構造の複雑化、部品種類の増
加を招き、各部材の強化を要し、コスト高騰を招くた
め、設けることができない。その為、ステープラ側に前
記押圧する部材を設ける必要があるが、該カートリッジ
は該押圧する部材を受け入れる構造を備えてなければな
らない。
【0014】本発明は上記のような問題に着目してなさ
れたものであり、本発明の目的は、多数のシート状の針
連結体を手動ステープラに対して装填する際において、
本発明で提案するカートリッジを採用することによっ
て、コの字形状の針を使用するステープラよりもステー
プラ本体の大型化を防ぐことであり、より簡単にシート
状の針連結体を内包したカートリッジを該ステープラに
装着でき、針装填の向きを誤る確率を減少させることで
あり、また使用途中は可能な限り該カートリッジの破損
をマガジン部内で起こさないようにする構造にしながら
カートリッジ運搬時にシート状の針連結体がカートリッ
ジから落下することを防ぐことであり、前記カートリッ
ジに、ステープラに装着する為のアウターカートリッジ
としての機能と、針をただ内包する為だけのリフィルカ
ートリッジとしての機能を同時に満足させることであ
り、カートリッジは薄い板を材料に使用してごみの発生
も抑え、かつ該カートリッジは薄い板を材料としてあっ
ても上記構造を満たしつつ構造を簡単にすることという
すべての課題を満たすステープラ、カートリッジおよび
該ステープラとカートリッジを組合わせたシステムを提
案することである。
【0015】また、上記システムにおいてシート状の針
連結体が2列以上綴じ機構に送られても、実際に綴じ機
構の中にはシート状の針連結体を1列だけ通すことで、
ジャムやステープラの破損を防ぐ、ということでもあ
る。
【0016】
【発明を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1は、複数の直線状の針を連状に連
結してなるシート状の針連結体と、該シート状の針連結
体を送り出す針送り手段と、該シート状の針連結体最前
部の針片に当接することで、被打込部材に対して該針片
をコの字成形して打ち出す打込手段と、シート状の針連
結体を装填する手段であるマガジン部と、打込手段を操
作するためのハンドルと、該ハンドルの下部に設けられ
て、マガジンに装填するカートリッジ内におけるシート
状の針連結体をマガジン部の底面に押し付ける針加圧部
材を備えたステープラであって、該マガジン部は、シー
ト状の針連結体がマガジン部底面に対し水平に持ち上が
った状態を維持できる突起を内部底面に備えた凹型形状
であることを特徴とするステープラである。
【0017】また、請求項2の発明は、所定長さの連状
の列に並べた前記シート状の針連結体を内包し、前記マ
ガジン部に設けられた突起の高さより薄い板を材料とす
る、一枚の板状部品から組み立てられてなる、箱状のカ
ートリッジであって、 (イ) 前記マガジン部に設けられた前記突起に、該突
起の位置に対応した前記カートリッジに設けられている
切り欠きが係合することによって、該突起がカートリッ
ジ内のシート状の針連結体を持ち上げる構造であり、 (ロ) 該カートリッジの前と後には同一個所に同一形
状の欠き取りを設け、該欠き取りの大きさは、前記突起
により持ち上げられたシート状の針連結体が少なくとも
1列通過できる位置と形状であり、 (ハ) 該欠き取り上部から前記カートリッジ底部に達
するまでの長さの可撓性の突起が垂下し、 (ニ) 前記カートリッジ天井部には、該針加圧部材が
自由に通過可能で、左右方向は前記針一本の長さより小
さい、大きさの孔が設けられていることを特徴とするス
テープラ用カートリッジである。
【0018】また、請求項3の発明は、前記ステープラ
と前記カートリッジをそれぞれ使用し、該カートリッジ
を該ステープラのマガジン部に装填して使用することを
特徴とする、ステープラと該カートリッジを組み合わせ
て用いるシステムである。
【0019】また、請求項4の発明は、前記カートリッ
ジにおいて、該カートリッジを組み立てた際に前記欠き
取り上部から前記カートリッジ底部に達するまでの長さ
の可撓性の突起に替えて、前記カートリッジの針送り方
向前後に、シート状の針連結体が少なくとも1列分通過
できる大きさの欠き取りの形状に分離可能なミシン目状
の切り目が設けられていることを特徴とする、請求項2
に記載のステープラ用カートリッジである。
【0020】また、請求項5の発明は、前記マガジン部
から前記綴じ機構内部へ通じる経路が、前記シート状の
針連結体が一列ずつのみ通過することができる大きさで
あり、該マガジン部に設けられた突起に、前記カートリ
ッジに設けられた切り欠きが係合することによって該カ
ートリッジ内の前記シート状の針連結体を持ち上げた場
合、該シート状の針連結体が通過可能なように、該経路
の位置と該綴じ機構に送られている該シート状の針連結
体の位置が略同一であることを特徴とする、請求項2に
記載のステープラ用カートリッジである。
【0021】また、請求項6の発明は、前記カートリッ
ジ天井部に設けられた前記孔は、前記針加圧部材が自由
に通過可能であり、かつ前記シート状の針連結体が通過
できない大きさであることを特徴とする、請求項2に記
載のステープラ用カートリッジである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を図面に
基づいて説明する。尚、本発明においてのステープラの
ドライバ作動構造、クリンチ機構をはじめとする綴じ機
構については、従来のシート状の針連結体を使用する電
動ステープラと同様の構造である為、細部の説明は省略
する。
【0023】図1は、本発明においてシート状の針連結
体を用いる手動ステープラ1の内部構造図である。従来
のコの字形状の針を使用する手動ステープラ同様、台座
1a、綴じ機構19、クリンチ機構20等を持つ。2は
ハンドルであり、この部分を手で押圧することによって
台座1aと回動自在に取付けられた綴じ機構19が動作
する構造になっている。綴じ機構19の前部(図面右方
向)には、マガジン部3が設けられ、カートリッジ4が
収納されるようになっている。マガジン部3には、突起
10が前後左右計4つ設けられ、カートリッジ4に設け
られた切り欠き14と勘合し、ステープル綴じ機構の1
部品であるリンク22に抱えられることによって、カー
トリッジ4がマガジン部3内に装填される。
【0024】図2は、該手動ステープラ1の横断面図で
ある。ハンドル2内には、コの字型アーム部材5が存在
し、該コの字型アーム部材5の一端が綴じ機構19前部
に設けられたヒンジ13によってマガジン部3前部と回
動自在に枢支されている。ヒンジ6は、マガジン部3の
台座に対する回転の中心になる部分であり、前記のよう
にハンドル2を押圧することにより、マガジン部3や綴
じ機構19がヒンジ6を中心に回転することでステープ
ラとしての綴じ動作を行う。
【0025】図1および図2より、該コの字型アーム部
材5の他端には、カートリッジ4内に上部から出入自在
になっている加圧部材8が存在し、ヒンジ11によって
回動自在に枢支されている。加圧部材8は、マガジン部
3底部に対してシート状の針連結体9を押し付けるため
に設けられているものである。コの字型アーム部材5上
端には、帯状部材7の一端が帯状部材ヒンジ7aによっ
て回動可能に枢支され、該帯状部材7はハンドル内部上
面に設けた掛け部材21の中を摺動自在に貫通してい
る。該帯状部材7は帯状部材ヒンジ7aとは他側の端部
に設けた爪状の掛止部片7bによって、掛け部材21か
ら外れることの無いようになっている。
【0026】次に、カートリッジの構造を説明する。図
3は、ステープラ1に装着して用いられるカートリッジ
である。このカートリッジ4は腰の強いパルプ製やケナ
フ製や古紙再生材料製の紙、コーティング加工を施した
紙、合成紙、薄いプラスチックシートなどの材料からな
り、単一の部品4aのみからなるものである。部品4a
は、通常見られる紙製の構造物の展開型を作る場合と同
様、パンチやプレスなどの方法で型抜き成形される。
【0027】図3aに記載のように、部品4aは、箱の
展開図を作る要領と同じく、大きく分けてA部〜G部と
E’部、F’部からなる。C部とD部には、舌状片15
aが各2つの計4つ、E’部とF’部には、爪状片16
aが各2つの計4つ、それぞれ設けられている。C部と
D部には、係止孔17aが各2つの計4つ、G部とE部
の間、G部とF部の間には、受け孔14aが各2つの計
4つ、それぞれ設けられている。また、G’部は欠き取
りとなっていて、部品4aをカートリッジとして組み立
てた時、シート状の針連結体9を送る機構がシート状の
針連結体9に噛み合って円滑に送ることができるように
するための逃げである。
【0028】部品4aを組み立てる際は、全ての折り目
(図3aにおいて、破線部分)を、山折りに折り曲げ、
A部の表にC部が、B部の表にD部が来るよう、A部と
C部、B部とD部をそれぞれ接着若しくは超音波などの
方法で溶着して固定する。
【0029】次に、上記手順を踏んで概箱状に形成され
た部品4aの中に、適度な量のシート状の針連結体9
を、同じ方向で且つ1本1本がC部とD部に平行になる
向きで、底面から重なるようにして挿入する。尚、図4
に記載のようにシート状の針連結体を適量全て入れ終わ
った後、該シート状の針連結体最上部に紙や合成紙など
からなる補助シート24を置いても良い。
【0030】次にシート状の針連結体9を内包して箱状
に形成された部品4aの内側に向かってE’部とF’部
を直角に折り曲げる。E’部とF’部の4つの爪状片1
6aを、それぞれ向かい合う4つの係止孔17aの中に
押し込んで係止させると図3bの内部にシート状の針連
結体9を内包した状態のカートリッジ4が完成する。因
みに、E’部とF’部は、折り曲げることにより、その
まま蓋部18、18となり、シート状の針連結体9がカ
ートリッジ4の上面からこぼれるのを防止する。また、
前記加圧部材8がカートリッジ4の上面を自由に通過で
きるよう、2つの蓋部18、18の間には、シート状の
針連結体の1本1本の長さより狭く、加圧部材8の幅より
広い間隔18bが設けられている。
【0031】このカートリッジ4において、前後(C部
とD部)の同一部分にシート状の針連結体が通過できる
同一の大きさ、形状の欠き取り (A部の下部には欠き取
りA’、B部の下部には欠き取りB’) が設けられてい
る。これにより、機能上カートリッジ前後の形状は概同
一であり、マガジン部3装填に際しての前後向きの極性
をなくすのに役立つ。また、舌状片15は、カートリッ
ジ4を製品として輸送の場合や、カートリッジ4を販売
用の箱等から取り出してステープラ1に装着しようとし
た際にシート状の針連結体がカートリッジ4からこぼれ
落ちるのを防ぐためにシート状の針連結体を一時的に抑
えておくために存在するものであり、後述の方法で、カ
ートリッジ4をマガジン部3に装着して綴じ作業のため
に針を綴じ機構19に送り出す時には、弾性変形できる
程度の硬さである。この目的が達成できるのであれば、
舌状片15は、1つの面に付き1つでも、3つ以上でも
よい。
【0032】図4は、本発明によるステープラ1のマガ
ジン部3にカートリッジ4を装着した際の概略図であ
る。ヒンジ13は、図示しないねじりコイルばねやエラ
ストマ等の弾性構造物でコの字型アーム部材5を図4の
反時計回り方向に常に付勢している。カートリッジ4に
設けられた切り欠き14に突起10が係合していること
により、マガジン部3に対してカートリッジ4が大きく
揺動したりカートリッジ4をマガジン部3に対して90
度回転した状態で誤って取付けられたりしないようにし
ている。また、突起10の高さは、カートリッジ4を構
成する材料の厚さ分より高くなっていると共に、カート
リッジ4底部がマガジン部3の底面3aにほぼ接触して
いる。これにより、シート状の針連結体9が突起10に
支えられてカートリッジ4の中で持ち上がった状態にな
り、シート状の針連結体9がカートリッジ4の内面底部
に強く擦られてカートリッジ4が使用中に磨耗、破損す
るということがない。
【0033】カートリッジ4において、G’部が欠き取
りになっていることにより、G’部においてはシート状
の針連結体9が露出している。これにより送り機構23
がシート状の針連結体9に係止することができ、複写機
に装着する通常の電動ステープラと同様、綴じ作業の度
に送り機構23が作動し、シート状の針連結体9は経路
25を経由して順次綴じ機構19内部の打込み待機位置
に送られていく。このとき、舌状片15aは、送り機構
23の送り力よりも耐久力が弱いため、シート状の針連
結体9が綴じ機構19内に送られていく時には、弾性変
形もしくは塑性変形を起こし、シート状の針連結体9の
送りを妨げない。
【0034】また、綴じ機構19の内部に通じる経路2
5を、シート状の針連結体9が1列ずつ通過できる大き
さにして、前記のようにシート状の針連結体9が突起1
0に支えられて持ち上がった状態における最下部に位置
するシート状の針連結体との位置がほぼ同一になるよう
に設けておけば、シート状の針連結体9がカートリッジ
4の中で持ち上がった通常の状態であれば、ステープラ
使用中にカートリッジ4がマガジン部3内で多少持ち上
がったとしても、シート状の針連結体9が2列以上同時
に送られることはなく、常に円滑に1列ずつのシート状
の針連結体9が綴じ機構に向けて送られることになる。
【0035】また、マガジン部3の内部もしくは周辺
に、カートリッジ4の揺れや持ち上がりを防止するため
の固定部材26を設けてもよい。固定部材は、弾性材料
からなるブロック状もしくはシート状部材で、カートリ
ッジ4を壁面との摩擦によりマガジン部3内部に固定す
る方法、爪状もしくは鉤状部材で、カートリッジ4の外
縁部もしくは係止孔17aに係止してカートリッジ4を
マガジン部3内部に固定する方法が考えられる。
【0036】次に、図5乃至図9において本発明におけ
るステープラ1とカートリッジの通常時における使用の
状態を説明する。図5は、ステープラ1とカートリッジ
4が通常に綴じ作業を行っている状態である。ステープ
ラ1は、通常の手動ステープラ同様、ハンドルを押し下
げる度に綴じ機構19において針で紙が綴じられ、ハン
ドルを戻すと次の針が綴じ機構19に送られるようにな
っている。
【0037】図6は、カートリッジ4内部のシート状の
針連結体9を使用し尽くした状態である。図6のように
シート状の針連結体9を全て使用し尽くしたら、ハンド
ル2を時計回りに引き上げ、図7に記載のようにハンド
ル2を持ち上げた状態にする。ハンドル2を持ち上げる
と、帯状部材7の掛止部片7bが掛け部材21に係合す
ることによりコの字型アーム部材5がハンドル2に追従
して持ち上がり、加圧部材8がカートリッジ4から離間
する。この手順により、カートリッジ4をマガジン部3
から自由に取り出せるようになる。図8は、マガジン部
に新しいカートリッジを装着する状態の概略図である。
シート状の針連結体9を内包した新しいカートリッジ4
をマガジン部3に装填するには、マガジン部3に上下、
前と横を誤らないようにカートリッジ4を置く。このと
き、前後方向の向きには極性がないのでどちらを前にし
てもよい。マガジン部3内の正しい位置にカートリッジ
4が収まると、カートリッジ4に設けられた前記切り欠
き14に前記突起10が係合し、突起10上にシート状
の針連結体9が載ることによってシート状の針連結体9
はカートリッジ4の中で持ち上がった状態になる。
【0038】最後に、ハンドル2を図8における反時計
回りに回転させて倒すことによって閉じると、コの字型
アーム部材5がヒンジ13を中心に反時計回りに回動す
る。コの字型アーム部材5先端には加圧部材8がヒンジ
11によって回動自在に枢支されており、前記間隔18
bに加圧部材8が自由に出入りできるため、加圧部材8
がシート状の針連結体9をカートリッジ4内面底部に向
けて押し付け、図9に示すようにカートリッジ4のマガ
ジン部3への固定が完了して、図5に示す方法で綴じ作
業が可能な状態となる。
【0039】次に、本発明のステープラ1に対して用い
るカートリッジの別の実施形態を説明する。図10は、
本発明のステープラ1で用いられるカートリッジの第2
実施形態である。このカートリッジ104はカートリッ
ジ4と同様の材料からなり、単一の部品104aのみか
らなるものである。部品104aは、部品4aと同様、
パンチやプレスなどの方法で型抜き成形される。
【0040】図10aに記載のように、部品104a
は、箱の展開図を作る要領と同じく、大きく分けてH部
〜R部からなる。M部とN部には、舌状片115aが各
2つの計4つ設けられている。L部には、のりしろ15
2aが左右1つずつ、H部とP部の間、J部とQ部の間
には、受け孔114aが各2つの計4つ、それぞれ設け
られている。また、P’部、P’部、Q’部、 Q’部
は欠き取りになっていて、部品104aをカートリッジ
として組み立てた時、P’部とQ’部、P’部とQ’部
を組み合せて生じたP’2部、P’2部が、シート状の
針連結体9を送る機構に対応する逃げとなることで、送
り機構23がシート状の針連結体9を円滑に送ることが
できる。
【0041】部品104aを組み立てる際は、全ての折
り目(図10aにおいて、破線部分)を、山折りに折り
曲げ、M部の表にK部が、N部の表にL部が来るよう、
M部とK部、N部とL部、H部とのりしろ152a、J
部とのりしろ152aをそれぞれ接着若しくは超音波な
どの方法で溶着する。
【0042】次に、上記手順を踏んで概箱状に形成され
た部品104aの中に、販売や使用等の実施するに際し
て適度な量のシート状の針連結体9を、同じ方向で且つ
1本1本がK部とL部に平行になる向きで、上面から重
なるようにして底の開口部から挿入する。尚、図4に記
載のようにシート状の針連結体を入れる前に、該シート
状の針連結体最上部に紙や合成紙などからなる補助シー
ト24を置いても良い。
【0043】次にシート状の針連結体9を内包したまま
P部とQ部を直角に折り曲げ、P部とQ部をいずれかが
上になるように重ねたうえで前記方法によって接着また
は溶着して固定させると、図10b内部にシート状の針
連結体9を内包した状態のカートリッジ104が完成す
る。因みに、R部には該針の1本1本の長さより狭く、
加圧部材8の幅より広い形状を持つ開口部118bが設
けられていることによってシート状の針連結体9がカー
トリッジ104の上面からこぼれ落ちるのを防ぎつつ、
加圧部材8がカートリッジ104の上面を自由に通過で
きるようにしている。
【0044】このカートリッジ104において、前後
(K部とL部)の同一部分にシート状の針連結体が通過
できる同一の大きさ、形状の欠き取り (K部の下部には
欠き取りK’、L部の下部には欠き取りL’) が設けら
れている。これにより、機能上カートリッジ前後の形状
は概同一であり、マガジン部3装填に際しての前後向き
の極性をなくすのに役立つ。また、舌状片115は、カ
ートリッジ104を製品として輸送の場合や、カートリ
ッジ104を販売用の箱等から取り出してステープラ1
に装着しようとした際にシート状の針連結体がカートリ
ッジ104からこぼれ落ちるのを防ぐためにシート状の
針連結体を一時的に抑えておくために存在するものであ
り、後述の方法で、カートリッジ104をマガジン部3
に装着して綴じ作業のために針を綴じ機構19に送り出
す時には、弾性変形できる程度の硬さである。この目的
が達成できるのであれば、舌状片115は、1つの面に
付き1つでも、3つ以上でもよい。
【0045】さらに本発明のステープラ1で用いられる
カートリッジの第3の実施形態として、図11aに示す
部品204aおよび部品204aを組み立ててなるカー
トリッジ204のようなものでもよい。部品204a
は、前記カートリッジ4に準じた形態及び構造ながら、
輸送中および使用前にシート状の針連結体9がこぼれ落
ちぬよう保持する手段としては、舌状片15aを持たぬ
代わりに、C2部のA2部寄り及びD2部のB2部寄り
の一辺にミシン目を入れて設けられる片251a、25
1aと、G2部の一部にミシン目を入れて設けられる片
251c,251cと、片251a、251aのA2
部、B2部寄りに片251c,251cと接着もしくは
溶着されるのりしろ251b、251bがそれぞれ設け
られている。尚、図11において、ミシン目は、一点破
線で示した。このカートリッジ204のステープラ1へ
の装填法および使用法は、カートリッジ4とほぼ同一で
あるため、説明は省略する。
【0046】該部品204aは、組み立てると図11b
に示すようなカートリッジ204になるが、使用する際
には、片251a、のりしろ251b、片251cが一
体になった部分251を前記ミシン目に従ってカートリ
ッジ204から引きちぎり、そのままステープラ1のマ
ガジン部3に装着することによって、カートリッジ4及
び104同様、前記マガジン部3内でシート状の針連結
体9が引き出されていく状態になる。
【0047】
【発明の効果】以上の説明より、本発明における手動に
より駆動するステープラと該ステープラに用いるカート
リッジを組み合わせて用いるシステムによれば、ステー
プラを必要以上に大型化することなく多数の針の装填が
可能である。
【0048】カートリッジは安価で製造も組み立ても構
造も簡単であるとともに改めて該カートリッジを内包す
る別部品も必要なく、ごみの発生も少ない。
【0049】カートリッジには構造的に前後の向きがな
いので装填方向を誤る可能性を低減でき、同時に単純な
箱形状でありながら該カートリッジ内部においてシート
状の針連結体が持ち上がるため、シート状の針連結体と
の摩擦でカートリッジが破損する可能性も低減できると
ともに、該カートリッジは置くだけで装着場所であるマ
ガジン部と係合することができる。
【0050】また、従来の複写機に内蔵する電動ステー
プラのようにカートリッジ自身がシート状の針連結体を
カートリッジ床面に押し付ける手段を持たずとも、ステ
ープラ側に設けた上記の押し付ける手段を受け入れつつ
針のこぼれ落ちを防止できる。
【0051】さらに、弾性変形可能な舌状片を用いた針
のこぼれ落ち防止手段によって輸送中にシート状の針連
結体がカートリッジから落ちてしまうのを防ぐことがで
きるとともに、ステープラに装着したときには使用時の
シート状の針連結体の送りが妨げられることはない。
【0052】さらに、ミシン目で容易にカートリッジか
ら千切り取ることのできる針のこぼれ落ち防止手段によ
って、輸送中にシート状の針連結体がカートリッジから
落ちてしまう心配がないとともに、使用済みかそうでな
いかの判別が一目で行え、ステープラに装着したときに
は使用時のシート状の針連結体の送りが妨げられること
はない。
【0053】また、前記方法でカートリッジ内のシート
状の針連結体を持ち上げた際に、カートリッジからステ
ープラの綴じ機構に至る経路が、シート状の針連結体1
列ずつしか通すことのできない構造であるため、送り不
良で2列以上のシート状の針連結体が綴じ機構に対して
送られてしまうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】手動ステープラの内部構造図である。
【図2】該手動ステープラの横断面図である。
【図3】本発明のステープラで用いられるカートリッジ
であり、aは展開図、bは組み立てた状態の斜視図であ
る。
【図4】ステープラのマガジン部にカートリッジを装着
した際の概略図である。
【図5】マガジン部にカートリッジを装着してある、ス
テープラとカートリッジの通常使用の状態である。
【図6】ステープラとカートリッジの使用の状態であ
り、カートリッジ内部のシート状の針連結体を使用し尽
くした状態の概略図である。
【図7】ステープラとカートリッジの使用の状態であ
り、ハンドルを持ち上げた状態の概略図である。
【図8】ステープラとカートリッジの使用の状態であ
り、マガジン部に新しいカートリッジを装着する状態の
概略図である。
【図9】マガジン部に新しいカートリッジを装着し終え
てステープラとカートリッジの通常使用が可能になった
状態の概略図である。
【図10】本発明のステープラで用いられるカートリッ
ジの別の実施例であり、aは展開図、bは組み立てた状
態の斜視図である。
【図11】本発明のステープラで用いられるカートリッ
ジの第3の実施例であり、aは展開図、bは組み立てた
状態の斜視図である。
【符号の説明】 1 ステープラ 2 ハンドル 3 マガジン部 4 カートリッジ 5 コの字型アーム部材 7 帯状部材 8 加圧部材 9 シート状の針連結体 10 突起 14 切り欠き 15 舌状片 18 蓋部 19 綴じ機構 23 送り機構

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の直線状の針を連状に連結してなる
    シート状の針連結体と、該シート状の針連結体を送り出
    す針送り手段と、該シート状の針連結体最前部の針片に
    当接することで、被打込部材に対して該針片をコの字成
    形して打ち出す打込手段と、シート状の針連結体を装填
    する手段であるマガジン部と、打込手段を操作するため
    のハンドルと、該ハンドルの下部に設けられて、マガジ
    ンに装填するカートリッジ内におけるシート状の針連結
    体をマガジン部の底面に押し付ける針加圧部材を備えた
    ステープラであって、 該マガジン部は、シート状の針連結体がマガジン部底面
    に対し水平に持ち上がった状態を維持できる突起を内部
    底面に備えた凹型形状であることを特徴とするステープ
    ラ。
  2. 【請求項2】 所定長さの連状の列に並べた前記シート
    状の針連結体を内包し、前記マガジン部に設けられた突
    起の高さより薄い板を材料とする、一枚の板状部品から
    組み立てられてなる箱状のカートリッジであって、 (イ) 前記マガジン部に設けられた前記突起に、該突
    起の位置に対応した前記カートリッジに設けられている
    切り欠きが係合することによって、該突起がカートリッ
    ジ内のシート状の針連結体を持ち上げる構造であり、 (ロ) 該カートリッジの前と後には同一個所に同一形
    状の欠き取りを設け、該欠き取りの大きさは、前記突起
    により持ち上げられたシート状の針連結体が少なくとも
    1列通過できる位置と形状であり、 (ハ) 該欠き取り上部から前記カートリッジ底部に達
    するまでの長さの可撓性の突起が垂下し、 (ニ) 前記カートリッジ天井部には、該針加圧部材が
    自由に通過可能な大きさの孔が設けられていることを特
    徴とするステープラ用カートリッジ。
  3. 【請求項3】前記ステープラと前記カートリッジをそれ
    ぞれ使用し、 該カートリッジを該ステープラのマガジン部に装填して
    使用することを特徴とする、ステープラと該カートリッ
    ジを組み合わせて用いるシステム。
  4. 【請求項4】前記カートリッジにおいて、該カートリッ
    ジを組み立てた際に前記欠き取り上部から前記カートリ
    ッジ底部に達するまでの長さの可撓性の突起に替えて、 前記カートリッジの針送り方向前後に、シート状の針連
    結体が少なくとも1列分通過できる大きさの欠き取りの
    形状に分離可能なミシン目状の切り目が設けられている
    ことを特徴とする、請求項2に記載のステープラ用カー
    トリッジ。
  5. 【請求項5】前記マガジン部から前記綴じ機構内部へ通
    じる経路が、前記シート状の針連結体が一列ずつのみ通
    過することができる大きさであり、 該マガジン部に設けられた突起に、前記カートリッジに
    設けられた切り欠きが係合することによって該カートリ
    ッジ内の前記シート状の針連結体を持ち上げた場合、該
    シート状の針連結体が通過可能なように、該経路の位置
    と該綴じ機構に送られている該シート状の針連結体の位
    置が略同一であることを特徴とする、請求項2に記載の
    ステープラ用カートリッジ。
  6. 【請求項6】前記カートリッジ天井部に設けられた前記
    孔は、前記針加圧部材が自由に通過可能であり、かつ前
    記シート状の針連結体が通過できない大きさであること
    を特徴とする、請求項2に記載のステープラ用カートリ
    ッジ。
JP2001304565A 2001-09-28 2001-09-28 ステープラ、ステープラ用カートリッジおよびカートリッジとステープラを組合わせたシステム Abandoned JP2003103477A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001304565A JP2003103477A (ja) 2001-09-28 2001-09-28 ステープラ、ステープラ用カートリッジおよびカートリッジとステープラを組合わせたシステム
EP02800253A EP1431004A4 (en) 2001-09-28 2002-09-26 STAPLER, CARTRIDGE FOR STAPLER, AND SYSTEM WITH COMBINED STAPLER AND CARTRIDGE
US10/490,958 US7234622B2 (en) 2001-09-28 2002-09-26 Stapler, cartridge for stapler, and system having the stapler and cartridge in combination
PCT/JP2002/009980 WO2003028957A1 (fr) 2001-09-28 2002-09-26 Agrafeuse, cartouche pour agrafeuse, et systeme dote de l'agrafeuse et de la cartouche combinees
CNB028188799A CN1293996C (zh) 2001-09-28 2002-09-26 订书器、订书器用钉夹以及组合钉夹和订书器的***
KR1020047004156A KR100882615B1 (ko) 2001-09-28 2002-09-26 스테이플러, 스테이플러용 카트리지 및 카트리지와스테이플러를 조합한 시스템
TW091122367A TW581718B (en) 2001-09-28 2002-09-27 Stapler and staple cartridge used by stapler

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001304565A JP2003103477A (ja) 2001-09-28 2001-09-28 ステープラ、ステープラ用カートリッジおよびカートリッジとステープラを組合わせたシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003103477A true JP2003103477A (ja) 2003-04-08
JP2003103477A5 JP2003103477A5 (ja) 2006-10-12

Family

ID=19124467

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001304565A Abandoned JP2003103477A (ja) 2001-09-28 2001-09-28 ステープラ、ステープラ用カートリッジおよびカートリッジとステープラを組合わせたシステム

Country Status (7)

Country Link
US (1) US7234622B2 (ja)
EP (1) EP1431004A4 (ja)
JP (1) JP2003103477A (ja)
KR (1) KR100882615B1 (ja)
CN (1) CN1293996C (ja)
TW (1) TW581718B (ja)
WO (1) WO2003028957A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115301861A (zh) * 2022-08-10 2022-11-08 绍兴市华生文具制造有限公司 一种订书钉生产设备及其使用方法

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004069487A1 (ja) * 2003-02-07 2004-08-19 Max Kabushiki Kaisha ステープル用リフィル、ステープラ及びカートリッジ
JP5164549B2 (ja) * 2007-12-13 2013-03-21 プラス株式会社 ステープラ
JP5428515B2 (ja) * 2009-05-15 2014-02-26 マックス株式会社 電動ステープラおよび電動ステープラのモータ駆動方法
EP2377651B1 (de) * 2010-04-14 2012-06-27 Fabricius Fastener GmbH Verpackung für Einschlaghaken
WO2015009860A1 (en) * 2013-07-16 2015-01-22 Esselte Ipr Ab Label printer
USD753585S1 (en) 2014-05-08 2016-04-12 Esselte Ipr Ab Battery module for a printer
USD775274S1 (en) 2014-05-08 2016-12-27 Esselte Ipr Ab Printer
USD763350S1 (en) 2014-05-08 2016-08-09 Esselte Ipr Ab Cartridge for printer
CN110053002A (zh) * 2019-05-21 2019-07-26 五邑大学 一种新型订书机

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5528457Y2 (ja) * 1974-12-20 1980-07-07
US4588121A (en) * 1983-06-23 1986-05-13 Swingline, Inc. Belt cartridge for staple forming and driving machine and method
GB2151099B (en) 1983-11-24 1987-02-18 Motorola Inc Pal-secam identification arrangement
JPS60134586U (ja) * 1984-02-16 1985-09-07 マックス株式会社 電動ホチキス
US4569469A (en) * 1985-02-15 1986-02-11 Minnesota Mining And Manufacturing Company Bone stapler cartridge
JPH047670A (ja) 1990-04-25 1992-01-13 Fujitsu Ltd 文章解析方式
US5346114A (en) * 1990-09-14 1994-09-13 Max Co., Ltd. Electric stapler with unmovably fixed magazine
JPH0718539Y2 (ja) * 1991-01-17 1995-05-01 マックス株式会社 電動ホッチキス用カートリッジの固定装置
JP2663801B2 (ja) 1992-07-10 1997-10-15 マックス株式会社 電動ホッチキスにおけるステープルの送り機構
US5501387A (en) * 1993-01-18 1996-03-26 Max Co., Ltd. Staple cartridge and staple sheet pack
JP2689841B2 (ja) * 1993-01-21 1997-12-10 マックス株式会社 ステープルカートリッジ
CN2173699Y (zh) * 1993-11-05 1994-08-10 赵竞 一种订书机
JPH0899273A (ja) * 1994-09-29 1996-04-16 Max Co Ltd 電動ホッチキスにおけるステープルのリフィルカートリッジ
JP2817637B2 (ja) * 1994-11-07 1998-10-30 マックス株式会社 電動ホッチキス用ステープルのリフィルカートリッジ
JP2932438B2 (ja) * 1995-02-28 1999-08-09 マックス株式会社 電動ホッチキスにおける自動綴り準備機構
US6039230A (en) * 1997-11-19 2000-03-21 Max Co., Ltd. Roll staple and staple cartridge storing the same
JP3620351B2 (ja) * 1999-07-06 2005-02-16 マックス株式会社 電動ステープラー
JP3582418B2 (ja) * 1999-09-30 2004-10-27 マックス株式会社 電動ホッチキス用カートリッジのカバー機構
JP2002210675A (ja) 2001-01-19 2002-07-30 Max Co Ltd シート針を使用する手動ホッチキス
JP4419335B2 (ja) * 2001-03-12 2010-02-24 マックス株式会社 ステープルカートリッジシステム
JP2003145506A (ja) * 2001-11-15 2003-05-20 Max Co Ltd ステープルパック

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115301861A (zh) * 2022-08-10 2022-11-08 绍兴市华生文具制造有限公司 一种订书钉生产设备及其使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR100882615B1 (ko) 2009-02-06
CN1293996C (zh) 2007-01-10
TW581718B (en) 2004-04-01
US20040245310A1 (en) 2004-12-09
EP1431004A4 (en) 2008-03-19
WO2003028957A1 (fr) 2003-04-10
KR20040037093A (ko) 2004-05-04
US7234622B2 (en) 2007-06-26
EP1431004A1 (en) 2004-06-23
CN1558813A (zh) 2004-12-29
EP1431004A8 (en) 2004-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101052148B1 (ko) 스테이플용 리필
JP2000153472A (ja) 電動ホッチキス用カ―トリッジ
US5501387A (en) Staple cartridge and staple sheet pack
JP2560430Y2 (ja) 電動ホッチキス
JP2003103477A (ja) ステープラ、ステープラ用カートリッジおよびカートリッジとステープラを組合わせたシステム
JP2013099928A (ja) ステープル用リフィル
EP1428629A1 (en) Staple cartridge of electric stapler
JP3050362B2 (ja) 電動ホッチキス用カートリッジ
TWI343857B (ja)
JP4042156B2 (ja) ステープル用リフィル
JP2013099929A (ja) ステープル用リフィル
JP5924180B2 (ja) ステープル用リフィル
WO2004071727A1 (ja) ステープラ
JP5866954B2 (ja) ステープル用リフィル
TWI224992B (en) Staple pack
JP2689840B2 (ja) ステープルカートリッジ並びにステープルシートパック
JP4239655B2 (ja) 電動ステープラー
JP2689839B2 (ja) ステープルカートリッジ並びにステープルシートパック
JP3975353B2 (ja) ステープラーのステープル検出機構
JP5929603B2 (ja) ステープル用リフィル
JP5962310B2 (ja) ステープル用リフィル
JP4882763B2 (ja) ステープルカートリッジ
WO2003000469A1 (fr) Cartouche interieure et cartouche exterieure d'une agrafeuse electrique
GB2419845A (en) Magazine and asymmetric folded tabs for a fastening device
JPS641278B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060830

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060830

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060830

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20080924