JP2001015212A - ケーブルコネクタのロック、アンロック構造及びロック、アンロック方法 - Google Patents
ケーブルコネクタのロック、アンロック構造及びロック、アンロック方法Info
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- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
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- G02B6/38—Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ケーブルを把持して取付作業をしても確実に
結合することができるケーブルコネクタのロック、アン
ロック構造等を提供する。 【解決手段】 コネクタ10をハウジング30に装着し
た状態でロック解除部材13をセット位置から解除位置
にスライドさせてコネクタ10をハウジング30からロ
ック解除するケーブルコネクタのロック、アンロック構
造及び方法であって、ケーブル11を把持してケーブル
保持部材12をハウジング30に挿入すると、ロック解
除部材13の凸部25によりハウジング30の弾性梁部
36を押し開き、弾性梁部36の係合孔37とケーブル
保持部材12の係止爪19とを係合させると共に、少な
くともケーブル保持部材12に押圧されて弾性変形した
ロック解除部材13の弾性エネルギーにより、ロック解
除部材13をセット位置へと移動させてコネクタ10を
ハウジング30に取り付ける。
結合することができるケーブルコネクタのロック、アン
ロック構造等を提供する。 【解決手段】 コネクタ10をハウジング30に装着し
た状態でロック解除部材13をセット位置から解除位置
にスライドさせてコネクタ10をハウジング30からロ
ック解除するケーブルコネクタのロック、アンロック構
造及び方法であって、ケーブル11を把持してケーブル
保持部材12をハウジング30に挿入すると、ロック解
除部材13の凸部25によりハウジング30の弾性梁部
36を押し開き、弾性梁部36の係合孔37とケーブル
保持部材12の係止爪19とを係合させると共に、少な
くともケーブル保持部材12に押圧されて弾性変形した
ロック解除部材13の弾性エネルギーにより、ロック解
除部材13をセット位置へと移動させてコネクタ10を
ハウジング30に取り付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ケーブルコネク
タのロック、アンロック構造及びロック、アンロック方
法に関するものである。
タのロック、アンロック構造及びロック、アンロック方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、図14に示すようにプラグ1A
をアダプタ1Bに差し込む構造のものが知られている。
同図において、プラグ1Aは、例えば光りファイバケー
ブル等のケーブル2の端部を保持するケーブル保持部材
3とケーブル保持部材3の外側に取付方向に沿ってスラ
イド可能に装着されたロック解除部材4とを有してい
る。また、アダプタ1Bは上記ケーブル保持部材3を受
容してケーブル2を導通させるものである。ケーブル保
持部材3には係止爪5が設けられ、この係止爪5に対応
してアダプタ1Bの弾性梁部6に係止孔7が形成されて
いる。ロック解除部材4には上記係止爪5の両側に凸部
8が設けられている。尚、9はロック解除部材4の凸部
8を受容する切欠部を示す。
をアダプタ1Bに差し込む構造のものが知られている。
同図において、プラグ1Aは、例えば光りファイバケー
ブル等のケーブル2の端部を保持するケーブル保持部材
3とケーブル保持部材3の外側に取付方向に沿ってスラ
イド可能に装着されたロック解除部材4とを有してい
る。また、アダプタ1Bは上記ケーブル保持部材3を受
容してケーブル2を導通させるものである。ケーブル保
持部材3には係止爪5が設けられ、この係止爪5に対応
してアダプタ1Bの弾性梁部6に係止孔7が形成されて
いる。ロック解除部材4には上記係止爪5の両側に凸部
8が設けられている。尚、9はロック解除部材4の凸部
8を受容する切欠部を示す。
【0003】したがって、プラグ1Aをアダプタ1Bに
接続する場合は、ロック解除部材4を把持してプラグ1
Aのケーブル保持部材3をアダプタ1Bに押し込むと、
ロック解除部材4の凸部8がアダプタ1Bの弾性梁部6
を押し上げるため、更に押し込まれるケーブル保持部材
3の係止爪5は、弾性梁部6の係止孔7に係止する。こ
れと同時に、上記ロック解除部材4の凸部8はアダプタ
1Bの弾性梁部6に設けられた切欠部9に受容される。
接続する場合は、ロック解除部材4を把持してプラグ1
Aのケーブル保持部材3をアダプタ1Bに押し込むと、
ロック解除部材4の凸部8がアダプタ1Bの弾性梁部6
を押し上げるため、更に押し込まれるケーブル保持部材
3の係止爪5は、弾性梁部6の係止孔7に係止する。こ
れと同時に、上記ロック解除部材4の凸部8はアダプタ
1Bの弾性梁部6に設けられた切欠部9に受容される。
【0004】また、アダプタ1Bからプラグ1Aを外す
場合はロック解除部材4を把持して引けば、ケーブル保
持部材3の係止爪5が弾性梁部6の係止孔7に係止した
状態で、まずロック解除部材4の凸部8がアダプタ1B
の弾性梁部6を押し上げるため、ケーブル保持部材3の
係止爪5は弾性梁部6の係止孔7から外れ、更にロック
解除部材4を介してプラグ1Aを引けば、アダプタ1B
からプラグ1Aを外すことができる。この構造は特開平
4−25807号公報に示されている。
場合はロック解除部材4を把持して引けば、ケーブル保
持部材3の係止爪5が弾性梁部6の係止孔7に係止した
状態で、まずロック解除部材4の凸部8がアダプタ1B
の弾性梁部6を押し上げるため、ケーブル保持部材3の
係止爪5は弾性梁部6の係止孔7から外れ、更にロック
解除部材4を介してプラグ1Aを引けば、アダプタ1B
からプラグ1Aを外すことができる。この構造は特開平
4−25807号公報に示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術にあって
は、アダプタ1Bにプラグ1Aを押し込む場合において
も、アダプタ1Bからプラグ1Aを引き抜く場合であっ
ても、まず初めにロック解除部材4の凸部8により弾性
梁部6を押し上げて、ケーブル保持部材3の係止爪5と
弾性梁部6の係止孔7との係合を解除する必要があるた
め、ケーブル保持部材3の係止爪5の位置を挟んだ範囲
でロック解除部材4の凸部8が取付方向に沿って移動で
きるように、ロック解除部材4がケーブル保持部材3に
対してスライド可能に取り付けられている。
は、アダプタ1Bにプラグ1Aを押し込む場合において
も、アダプタ1Bからプラグ1Aを引き抜く場合であっ
ても、まず初めにロック解除部材4の凸部8により弾性
梁部6を押し上げて、ケーブル保持部材3の係止爪5と
弾性梁部6の係止孔7との係合を解除する必要があるた
め、ケーブル保持部材3の係止爪5の位置を挟んだ範囲
でロック解除部材4の凸部8が取付方向に沿って移動で
きるように、ロック解除部材4がケーブル保持部材3に
対してスライド可能に取り付けられている。
【0006】そのため、ロック解除部材4を把持して取
付作業を行う場合は問題ないが、上記アダプタ1Bが上
下左右に高密度に実装された条件下でプラグ1Aを挿入
する場合に、隣接するロック解除部材4が邪魔になりロ
ック解除部材4を把持してプラグ1Aを挿入することが
困難な場合がある。このようなときにはケーブル2をつ
かんでプラグ1Aをアダプタ1Bに挿入することが想定
されるが、ケーブル保持部材3に対してロック解除部材
4がスライドする関係で、ケーブル2を押し込むとケー
ブル保持部材3がロック解除部材4に先だってアダプタ
1Bに挿入され、ケーブル保持部材3の係止爪5がアダ
プタ1Bの弾性梁部6の係止孔7に係止しようとしても
ケーブル保持部材3よりも少し遅れて移動してくるロッ
ク解除部材4の凸部8が弾性梁部6を押し上げたままの
状態でそれ以上移動できず、その結果、係止爪5が係止
孔7に掛からない、いわゆる半差し状態となってしまう
という問題がある。
付作業を行う場合は問題ないが、上記アダプタ1Bが上
下左右に高密度に実装された条件下でプラグ1Aを挿入
する場合に、隣接するロック解除部材4が邪魔になりロ
ック解除部材4を把持してプラグ1Aを挿入することが
困難な場合がある。このようなときにはケーブル2をつ
かんでプラグ1Aをアダプタ1Bに挿入することが想定
されるが、ケーブル保持部材3に対してロック解除部材
4がスライドする関係で、ケーブル2を押し込むとケー
ブル保持部材3がロック解除部材4に先だってアダプタ
1Bに挿入され、ケーブル保持部材3の係止爪5がアダ
プタ1Bの弾性梁部6の係止孔7に係止しようとしても
ケーブル保持部材3よりも少し遅れて移動してくるロッ
ク解除部材4の凸部8が弾性梁部6を押し上げたままの
状態でそれ以上移動できず、その結果、係止爪5が係止
孔7に掛からない、いわゆる半差し状態となってしまう
という問題がある。
【0007】このような半差状態のプラグ1Aが高密度
に実装されたアダプタ1Bの外側に位置していれば、ロ
ック解除部材4を把持してプラグ1Aを抜き簡単に差し
直すことができるが、半差状態のプラグ1Aの周囲が他
のプラグ1Aに囲まれた部位である場合は、半差状態の
プラグ1Aを抜くために一旦取り付けたプラグ1Aを外
す必要があり、作業工数が増加するという問題がある。
また、半差し状態で放置され、その後に装置稼働時にも
関わらずケーブルが引っ張られた場合には、コネクタが
外れて電子交換装置等の機能障害が起きる虞がある。そ
こで、この発明は、ケーブルを把持して取付作業をして
も確実に結合することができるケーブルコネクタのロッ
ク、アンロック構造及びロック、アンロック方法を提供
するものである。
に実装されたアダプタ1Bの外側に位置していれば、ロ
ック解除部材4を把持してプラグ1Aを抜き簡単に差し
直すことができるが、半差状態のプラグ1Aの周囲が他
のプラグ1Aに囲まれた部位である場合は、半差状態の
プラグ1Aを抜くために一旦取り付けたプラグ1Aを外
す必要があり、作業工数が増加するという問題がある。
また、半差し状態で放置され、その後に装置稼働時にも
関わらずケーブルが引っ張られた場合には、コネクタが
外れて電子交換装置等の機能障害が起きる虞がある。そ
こで、この発明は、ケーブルを把持して取付作業をして
も確実に結合することができるケーブルコネクタのロッ
ク、アンロック構造及びロック、アンロック方法を提供
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載した発明は、ケーブル端を保持する
ケーブル保持部材とケーブル保持部材の外側にスライド
可能に装着されたロック解除部材とを有するコネクタ
を、該コネクタを受容してケーブルを導通させるハウジ
ングに取り付けるケーブルコネクタのロック、アンロッ
ク構造において、コネクタ挿入時においてはロック解除
部材の押し込み操作によってロック解除部材とハウジン
グのいずれか一方に設けた凸部が他方に設けた弾性梁部
を押し上げることでケーブル保持部材とハウジングとの
いずれか一方に設けた係止爪と他方に設けた係合部との
係合を許容すると共にロック解除部材をセット位置にし
てコネクタをハウジングに結合し、コネクタ抜去時にお
いてはロック解除部材をセット位置から解除方向にスラ
イドさせると上記凸部が弾性梁部を押し上げることでケ
ーブル保持部材とハウジングとの係合を解除してコネク
タをハウジングから分離させ、ロック解除部材をリセッ
ト位置にするように構成し、ケーブル保持部材とロック
解除部材との間に、コネクタ挿入時及びコネクタ抜去時
において、ロック解除部材を上記セット位置及びリセッ
ト位置まで移動させる自動復帰機構を設けたことを特徴
とする。
に、請求項1に記載した発明は、ケーブル端を保持する
ケーブル保持部材とケーブル保持部材の外側にスライド
可能に装着されたロック解除部材とを有するコネクタ
を、該コネクタを受容してケーブルを導通させるハウジ
ングに取り付けるケーブルコネクタのロック、アンロッ
ク構造において、コネクタ挿入時においてはロック解除
部材の押し込み操作によってロック解除部材とハウジン
グのいずれか一方に設けた凸部が他方に設けた弾性梁部
を押し上げることでケーブル保持部材とハウジングとの
いずれか一方に設けた係止爪と他方に設けた係合部との
係合を許容すると共にロック解除部材をセット位置にし
てコネクタをハウジングに結合し、コネクタ抜去時にお
いてはロック解除部材をセット位置から解除方向にスラ
イドさせると上記凸部が弾性梁部を押し上げることでケ
ーブル保持部材とハウジングとの係合を解除してコネク
タをハウジングから分離させ、ロック解除部材をリセッ
ト位置にするように構成し、ケーブル保持部材とロック
解除部材との間に、コネクタ挿入時及びコネクタ抜去時
において、ロック解除部材を上記セット位置及びリセッ
ト位置まで移動させる自動復帰機構を設けたことを特徴
とする。
【0009】このように構成することで、コネクタ挿入
時にケーブルをつかんでコネクタをハウジングに挿入し
た場合に、ロック解除部材と弾性梁部とにより凸部が弾
性梁部を押し上げた状態になった後に、自動復帰機構に
よりロック解除部材をセット位置まで移動させることが
可能となる。また、コネクタ抜去時には自動復帰機構に
よりロック解除部材をリセット位置まで移動することが
可能となる。
時にケーブルをつかんでコネクタをハウジングに挿入し
た場合に、ロック解除部材と弾性梁部とにより凸部が弾
性梁部を押し上げた状態になった後に、自動復帰機構に
よりロック解除部材をセット位置まで移動させることが
可能となる。また、コネクタ抜去時には自動復帰機構に
よりロック解除部材をリセット位置まで移動することが
可能となる。
【0010】請求項2に記載した発明は、ケーブル端を
保持するケーブル保持部材とケーブル保持部材の外側に
スライド可能に装着されたロック解除部材とを有するコ
ネクタを、該コネクタを受容してケーブルを導通させる
ハウジングに取り付けるケーブルコネクタのロック、ア
ンロック構造において、コネクタにはケーブル保持部材
に係止爪を設けると共にロック解除部材のハウジング側
に延出する梁部に凸部を設け、ハウジングには前記梁部
を受け入れる側が開放された弾性梁部を設けてこの弾性
梁部に前記係止爪が係止する係合部を設けると共に前記
凸部を受容する切欠部を設け、ケーブル保持部材とロッ
ク解除部材との間に、少なくともコネクタ挿入時におい
て上記ロック解除部材をその凸部が弾性梁部の切欠部に
収まるセット位置まで移動させる自動復帰機構を設け、
コネクタのロック解除部材の凸部によりハウジングの弾
性梁部を押し上げることでケーブル保持部材の係止爪を
ハウジングの係合部に整合させると共に自動復帰機構を
介してロック解除部材をセット位置に移動して上記凸部
を弾性梁部の切欠部に納めて上記係止爪を係合部に係止
し、コネクタをハウジングに結合することを特徴とす
る。このように構成することで、コネクタ挿入時にケー
ブルをつかんでコネクタをハウジングに挿入した場合
に、ロック解除部材の凸部が弾性梁部を押し上げた状態
になった後に、自動復帰機構によりロック解除部材をセ
ット位置まで移動させることが可能となる。また、コネ
クタ抜去時には前述と同様に自動復帰機構によりロック
解除部材をリセット位置まで移動することが可能とな
る。
保持するケーブル保持部材とケーブル保持部材の外側に
スライド可能に装着されたロック解除部材とを有するコ
ネクタを、該コネクタを受容してケーブルを導通させる
ハウジングに取り付けるケーブルコネクタのロック、ア
ンロック構造において、コネクタにはケーブル保持部材
に係止爪を設けると共にロック解除部材のハウジング側
に延出する梁部に凸部を設け、ハウジングには前記梁部
を受け入れる側が開放された弾性梁部を設けてこの弾性
梁部に前記係止爪が係止する係合部を設けると共に前記
凸部を受容する切欠部を設け、ケーブル保持部材とロッ
ク解除部材との間に、少なくともコネクタ挿入時におい
て上記ロック解除部材をその凸部が弾性梁部の切欠部に
収まるセット位置まで移動させる自動復帰機構を設け、
コネクタのロック解除部材の凸部によりハウジングの弾
性梁部を押し上げることでケーブル保持部材の係止爪を
ハウジングの係合部に整合させると共に自動復帰機構を
介してロック解除部材をセット位置に移動して上記凸部
を弾性梁部の切欠部に納めて上記係止爪を係合部に係止
し、コネクタをハウジングに結合することを特徴とす
る。このように構成することで、コネクタ挿入時にケー
ブルをつかんでコネクタをハウジングに挿入した場合
に、ロック解除部材の凸部が弾性梁部を押し上げた状態
になった後に、自動復帰機構によりロック解除部材をセ
ット位置まで移動させることが可能となる。また、コネ
クタ抜去時には前述と同様に自動復帰機構によりロック
解除部材をリセット位置まで移動することが可能とな
る。
【0011】請求項3に記載した発明は、上記自動復帰
機構はコネクタ挿入時にケーブル保持部材と、これに押
圧されるロック解除部材との間に介装された弾性体を有
していることを特徴とする。このように構成すること
で、コネクタ挿入時にケーブルをつかんでコネクタをハ
ウジングに挿入した場合に、ロック解除部材の凸部が弾
性梁部を押し上げた状態になると、ロック解除部材とケ
ーブル保持部材との間に介装された弾性体の弾性変形に
より蓄積されたエネルギーによりロック解除部材をセッ
ト位置まで移動させることが可能となる。また、コネク
タ抜去時には自動復帰機構によりロック解除部材をリセ
ット位置まで移動することが可能となる。
機構はコネクタ挿入時にケーブル保持部材と、これに押
圧されるロック解除部材との間に介装された弾性体を有
していることを特徴とする。このように構成すること
で、コネクタ挿入時にケーブルをつかんでコネクタをハ
ウジングに挿入した場合に、ロック解除部材の凸部が弾
性梁部を押し上げた状態になると、ロック解除部材とケ
ーブル保持部材との間に介装された弾性体の弾性変形に
より蓄積されたエネルギーによりロック解除部材をセッ
ト位置まで移動させることが可能となる。また、コネク
タ抜去時には自動復帰機構によりロック解除部材をリセ
ット位置まで移動することが可能となる。
【0012】請求項4に記載した発明は、上記ケーブル
保持部材は上記ロック解除部材に押圧力を付与するため
の押圧部を備え、上記自動復帰機構はこの押圧部に設け
られた前下がりの傾斜面を有し、コネクタ挿入時に該傾
斜面を介してロック解除部材の梁部を押圧することによ
りこの梁部を弾性梁部側に湾曲変形させるものであるこ
とを特徴とする。このように構成することで、コネクタ
挿入時にケーブルをつかんでコネクタをハウジングに挿
入した場合に、ロック解除部材の凸部が弾性梁部を押し
上げた状態になった後に、上記押圧部を介して押圧され
て弾性梁部側に湾曲変形するロック解除部材の梁部に蓄
積されたエネルギーによりロック解除部材をセット位置
まで移動させることが可能となる。また、コネクタ抜去
時には自動復帰機構によりロック解除部材をリセット位
置まで移動することが可能となる。
保持部材は上記ロック解除部材に押圧力を付与するため
の押圧部を備え、上記自動復帰機構はこの押圧部に設け
られた前下がりの傾斜面を有し、コネクタ挿入時に該傾
斜面を介してロック解除部材の梁部を押圧することによ
りこの梁部を弾性梁部側に湾曲変形させるものであるこ
とを特徴とする。このように構成することで、コネクタ
挿入時にケーブルをつかんでコネクタをハウジングに挿
入した場合に、ロック解除部材の凸部が弾性梁部を押し
上げた状態になった後に、上記押圧部を介して押圧され
て弾性梁部側に湾曲変形するロック解除部材の梁部に蓄
積されたエネルギーによりロック解除部材をセット位置
まで移動させることが可能となる。また、コネクタ抜去
時には自動復帰機構によりロック解除部材をリセット位
置まで移動することが可能となる。
【0013】請求項5に記載した発明は、ケーブル端を
保持するケーブル保持部材とケーブル保持部材の外側に
スライド可能に装着されたロック解除部材とを有するコ
ネクタを、該コネクタを受容してケーブルを導通させる
ハウジングに取り付けるケーブルコネクタのロック、ア
ンロック構造において、コネクタにはケーブル保持部材
に係止爪を設けると共にロック解除部材にはハウジング
側に延出する湾曲可能な梁部を設け、ハウジングには前
記梁部を受け入れる側が開放された弾性梁部を設けてこ
の弾性梁部に前記係止爪が係止する係合部を設けると共
に前記梁部の先端部を案内する案内部を設け、ケーブル
保持部材とロック解除部材との間に、コネクタ抜去後に
おいて上記ロック解除部材をその梁部の先端部がフラッ
トになるようにセット位置まで移動させる自動復帰機構
を設け、コネクタ抜去時に梁部が湾曲してハウジングの
弾性梁部を押し上げることでケーブル保持部材の係止爪
と係合部との係合を解除させ、前記自動復帰機構により
ロック解除部材をリセット位置まで移動してコネクタを
ハウジングから分離することを特徴とする。このように
構成することで、コネクタ抜去時において、ロック解除
部材の梁部が湾曲して弾性梁部を押し上げた状態になり
ケーブル保持部材の係止爪と係合部との係合を解除さ
せ、コネクタとハウジングが分離した後に自動復帰機構
によりロック解除部材の梁部の先端部がフラットになる
リセット位置まで移動させることが可能となる。
保持するケーブル保持部材とケーブル保持部材の外側に
スライド可能に装着されたロック解除部材とを有するコ
ネクタを、該コネクタを受容してケーブルを導通させる
ハウジングに取り付けるケーブルコネクタのロック、ア
ンロック構造において、コネクタにはケーブル保持部材
に係止爪を設けると共にロック解除部材にはハウジング
側に延出する湾曲可能な梁部を設け、ハウジングには前
記梁部を受け入れる側が開放された弾性梁部を設けてこ
の弾性梁部に前記係止爪が係止する係合部を設けると共
に前記梁部の先端部を案内する案内部を設け、ケーブル
保持部材とロック解除部材との間に、コネクタ抜去後に
おいて上記ロック解除部材をその梁部の先端部がフラッ
トになるようにセット位置まで移動させる自動復帰機構
を設け、コネクタ抜去時に梁部が湾曲してハウジングの
弾性梁部を押し上げることでケーブル保持部材の係止爪
と係合部との係合を解除させ、前記自動復帰機構により
ロック解除部材をリセット位置まで移動してコネクタを
ハウジングから分離することを特徴とする。このように
構成することで、コネクタ抜去時において、ロック解除
部材の梁部が湾曲して弾性梁部を押し上げた状態になり
ケーブル保持部材の係止爪と係合部との係合を解除さ
せ、コネクタとハウジングが分離した後に自動復帰機構
によりロック解除部材の梁部の先端部がフラットになる
リセット位置まで移動させることが可能となる。
【0014】請求項6に記載した発明は、上記ロック解
除部材は上記係止爪を受容する受容部を備え、上記自動
復帰機構はこの受容部と受容部から突出する上記係止爪
とのいずれか一方に設けられた前下がりの傾斜面とこの
傾斜面に当接する当接部とを有し、該傾斜面と当接部と
によりコネクタ抜去時にロック解除部材の梁部を弾性梁
部側に湾曲変形させるものであることを特徴とする。こ
のように構成することで、コネクタ抜去時において、ロ
ック解除部材の凸部あるいは一部が弾性梁部を押し上げ
た状態になりケーブル保持部材の係止爪と係合部との係
合を解除させ、コネクタとハウジングが分離した後に自
動復帰機構によりロック解除部材の梁部の先端部がフラ
ットになるリセット位置まで移動させることが可能とな
る。
除部材は上記係止爪を受容する受容部を備え、上記自動
復帰機構はこの受容部と受容部から突出する上記係止爪
とのいずれか一方に設けられた前下がりの傾斜面とこの
傾斜面に当接する当接部とを有し、該傾斜面と当接部と
によりコネクタ抜去時にロック解除部材の梁部を弾性梁
部側に湾曲変形させるものであることを特徴とする。こ
のように構成することで、コネクタ抜去時において、ロ
ック解除部材の凸部あるいは一部が弾性梁部を押し上げ
た状態になりケーブル保持部材の係止爪と係合部との係
合を解除させ、コネクタとハウジングが分離した後に自
動復帰機構によりロック解除部材の梁部の先端部がフラ
ットになるリセット位置まで移動させることが可能とな
る。
【0015】請求項7に記載した発明は、上記ロック解
除部材は上記係止爪を受容する受容部を備え、上記自動
復帰機構はこの受容部の挿入側の内周下部とこれを押圧
する係止爪の先端押圧部とを有し、該係止爪の先端押圧
部と前記内周下部とによりコネクタ抜去時にロック解除
部材の梁部を弾性梁部の反対側に湾曲変形させるもので
あることを特徴とする。このように構成することで、コ
ネクタ抜去時に、上記受容部の内周下部を係止爪の先端
押圧部が押圧し、ロック解除部材の梁部を弾性梁部の反
対側に湾曲変形させることで弾性梁部を押し上げて、係
止爪と係合部との係合を解除させることが可能となると
共にロック解除部材の梁部の弾性変形により蓄積された
エネルギーにで、ロック解除部材をリセット位置まで移
動させることが可能となる。
除部材は上記係止爪を受容する受容部を備え、上記自動
復帰機構はこの受容部の挿入側の内周下部とこれを押圧
する係止爪の先端押圧部とを有し、該係止爪の先端押圧
部と前記内周下部とによりコネクタ抜去時にロック解除
部材の梁部を弾性梁部の反対側に湾曲変形させるもので
あることを特徴とする。このように構成することで、コ
ネクタ抜去時に、上記受容部の内周下部を係止爪の先端
押圧部が押圧し、ロック解除部材の梁部を弾性梁部の反
対側に湾曲変形させることで弾性梁部を押し上げて、係
止爪と係合部との係合を解除させることが可能となると
共にロック解除部材の梁部の弾性変形により蓄積された
エネルギーにで、ロック解除部材をリセット位置まで移
動させることが可能となる。
【0016】請求項8に記載した発明は、上記ロック解
除部材に引き抜き用の把持部が設けられていることを特
徴とする。このように構成することで、ロック解除部材
を把持しなくても把持部を引くだけでロック解除部材を
介して、コネクタをハウジングから引き抜くことが可能
となる。
除部材に引き抜き用の把持部が設けられていることを特
徴とする。このように構成することで、ロック解除部材
を把持しなくても把持部を引くだけでロック解除部材を
介して、コネクタをハウジングから引き抜くことが可能
となる。
【0017】請求項9に記載した方法発明は、ケーブル
端を保持するケーブル保持部材とケーブル保持部材の外
側にスライド可能に装着されたロック解除部材とを有す
るコネクタと、該コネクタを受容してケーブルを導通さ
せるハウジングとを設け、コネクタをハウジングに装着
した状態でロック解除部材をセット位置から解除位置に
スライドさせてコネクタをハウジングからロック解除す
るケーブルコネクタのロック、アンロック方法であっ
て、コネクタ挿入時においては、ケーブルを把持してケ
ーブル保持部材をハウジングに挿入すると、ロック解除
部材の一部によりハウジングの弾性梁部を押し上げ、弾
性梁部の係合部とケーブル保持部材の係止爪とを係合さ
せると共に、少なくともケーブル保持部材に押圧されて
弾性変形したロック解除部材の弾性エネルギーにより、
ロック解除部材をセット位置へと移動させてコネクタを
ハウジングに取り付け、コネクタ抜去時においてはロッ
ク解除部材を引くとロック解除部材の一部によりハウジ
ングの弾性梁部を押し上げて、弾性梁部の係合部とケー
ブル保持部材の係止爪との係合を解除させると共に、コ
ネクタ抜去後において弾性変形したロック解除部材の弾
性エネルギーにより、ロック解除部材をリセット位置へ
と移動させることを特徴とする。このように構成するこ
とで、ケーブルをハウジングに挿入する力、及びコネク
タを抜く力を有効利用して、ロック解除部材のセット位
置、及びリセット位置への移動を確実に行うことが可能
となる。
端を保持するケーブル保持部材とケーブル保持部材の外
側にスライド可能に装着されたロック解除部材とを有す
るコネクタと、該コネクタを受容してケーブルを導通さ
せるハウジングとを設け、コネクタをハウジングに装着
した状態でロック解除部材をセット位置から解除位置に
スライドさせてコネクタをハウジングからロック解除す
るケーブルコネクタのロック、アンロック方法であっ
て、コネクタ挿入時においては、ケーブルを把持してケ
ーブル保持部材をハウジングに挿入すると、ロック解除
部材の一部によりハウジングの弾性梁部を押し上げ、弾
性梁部の係合部とケーブル保持部材の係止爪とを係合さ
せると共に、少なくともケーブル保持部材に押圧されて
弾性変形したロック解除部材の弾性エネルギーにより、
ロック解除部材をセット位置へと移動させてコネクタを
ハウジングに取り付け、コネクタ抜去時においてはロッ
ク解除部材を引くとロック解除部材の一部によりハウジ
ングの弾性梁部を押し上げて、弾性梁部の係合部とケー
ブル保持部材の係止爪との係合を解除させると共に、コ
ネクタ抜去後において弾性変形したロック解除部材の弾
性エネルギーにより、ロック解除部材をリセット位置へ
と移動させることを特徴とする。このように構成するこ
とで、ケーブルをハウジングに挿入する力、及びコネク
タを抜く力を有効利用して、ロック解除部材のセット位
置、及びリセット位置への移動を確実に行うことが可能
となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の第1実施形態を
図面と共に説明する。図1において、10はコネクタを
示し、コネクタ10はケーブル11の端部を保持するケ
ーブル保持部材12とケーブル保持部材12の外側にス
ライド可能に装着されたロック解除部材13とを備えて
いる。図2に示すようにコネクタ10のケーブル保持部
材12はケーブルを保持するコネクタ本体14と、コネ
クタ本体14を覆うようにして装着されるカバー部15
とで構成され、このカバー部15にロック解除部材13
をセットするようになっている。
図面と共に説明する。図1において、10はコネクタを
示し、コネクタ10はケーブル11の端部を保持するケ
ーブル保持部材12とケーブル保持部材12の外側にス
ライド可能に装着されたロック解除部材13とを備えて
いる。図2に示すようにコネクタ10のケーブル保持部
材12はケーブルを保持するコネクタ本体14と、コネ
クタ本体14を覆うようにして装着されるカバー部15
とで構成され、このカバー部15にロック解除部材13
をセットするようになっている。
【0019】ロック解除部材13にはフック16が設け
られ、このフック16にループ状の引き抜きタブ17
(把持部)が取付孔17Aを介して取り付けられるよう
になっている。上記カバー部15にはコネクタ本体14
を受け入れる延出部18が設けられ、この延出部18に
は先端に前下がりの傾斜面19Aを有する係止爪19が
設けられ、基部にはコネクタ本体14の突起20Bに係
合するスリット部20Aが形成されている。カバー部1
5には延出部18が設けられた側の上面に、ロック解除
部材13に係止可能な保持爪21(押圧部)が設けられ
ている。尚、この保持爪21は前面21Aが平坦で前方
に指向して形成されている。
られ、このフック16にループ状の引き抜きタブ17
(把持部)が取付孔17Aを介して取り付けられるよう
になっている。上記カバー部15にはコネクタ本体14
を受け入れる延出部18が設けられ、この延出部18に
は先端に前下がりの傾斜面19Aを有する係止爪19が
設けられ、基部にはコネクタ本体14の突起20Bに係
合するスリット部20Aが形成されている。カバー部1
5には延出部18が設けられた側の上面に、ロック解除
部材13に係止可能な保持爪21(押圧部)が設けられ
ている。尚、この保持爪21は前面21Aが平坦で前方
に指向して形成されている。
【0020】ロック解除部材13は、前記カバー部15
に装着された状態で、コネクタ10の挿入方向にスライ
ド可能に取り付けられるもので、ケーブル11を挿通可
能な箱部22と箱部22の開口部の一側辺から延出する
平板状の梁部23を備えている。この梁部23は図2に
おいて上側に湾曲変形可能となっていて、梁部23の中
央部付近には前記カバー部15の係止爪19を受容する
受容孔24と、この受容孔24よりも挿入方向側、つま
り梁部23の先端側に、前後に斜面25Aを有する三角
形状の凸部25が左右一対設けられている。
に装着された状態で、コネクタ10の挿入方向にスライ
ド可能に取り付けられるもので、ケーブル11を挿通可
能な箱部22と箱部22の開口部の一側辺から延出する
平板状の梁部23を備えている。この梁部23は図2に
おいて上側に湾曲変形可能となっていて、梁部23の中
央部付近には前記カバー部15の係止爪19を受容する
受容孔24と、この受容孔24よりも挿入方向側、つま
り梁部23の先端側に、前後に斜面25Aを有する三角
形状の凸部25が左右一対設けられている。
【0021】尚、上記受容孔24は係止爪19を受容し
た状態で係止爪19を突出させる厚さ寸法に形成されて
いる。また、梁部23の基部には前記カバー部15の保
持爪21が係止可能な孔部26が形成されている。ここ
で上記受容孔24の裏面には上記係止爪19の傾斜面1
9Aに対応して前下がりの傾斜面24Aが形成されてい
る。尚、前記傾斜面19Aあるいは傾斜面24Aのいず
れか一方が当接面を構成している。
た状態で係止爪19を突出させる厚さ寸法に形成されて
いる。また、梁部23の基部には前記カバー部15の保
持爪21が係止可能な孔部26が形成されている。ここ
で上記受容孔24の裏面には上記係止爪19の傾斜面1
9Aに対応して前下がりの傾斜面24Aが形成されてい
る。尚、前記傾斜面19Aあるいは傾斜面24Aのいず
れか一方が当接面を構成している。
【0022】図1において、30はハウジングを示して
いる。このハウジング30は上記コネクタ10を受容す
る四角い箱形の部材であって、図4に示すようにその底
部には、挿通された雄端子31をコネクタ本体14内に
装着されたコンタクト32を介してケーブル11と接続
させるものである。尚、図1において34はコネクタ本
体14を覆うシールド、図4において33は心線示す。
ハウジング30には、前記ロック解除部材13の梁部2
3に対応する一側面に凹部35が形成され、この凹部3
5の底壁には弾性梁部36が設けられている。尚、この
凹部35により後述する弾性梁部36の変位がハウジン
グ30の外表面から外側に及ぶことがなくなり、隣接す
るハウジング30に干渉することはない。
いる。このハウジング30は上記コネクタ10を受容す
る四角い箱形の部材であって、図4に示すようにその底
部には、挿通された雄端子31をコネクタ本体14内に
装着されたコンタクト32を介してケーブル11と接続
させるものである。尚、図1において34はコネクタ本
体14を覆うシールド、図4において33は心線示す。
ハウジング30には、前記ロック解除部材13の梁部2
3に対応する一側面に凹部35が形成され、この凹部3
5の底壁には弾性梁部36が設けられている。尚、この
凹部35により後述する弾性梁部36の変位がハウジン
グ30の外表面から外側に及ぶことがなくなり、隣接す
るハウジング30に干渉することはない。
【0023】上記弾性梁部36はハウジング30の開口
端側が開放されて片持ち梁状に形成されたもので、前記
ロック解除部材13の受容孔24から突出するカバー部
15の係止爪19に対応する位置に係合孔37(係合
部)が形成されている。また、係合孔37よりも弾性梁
部36の基部側には、コネクタ10をハウジング30に
装着した状態で、前記ロック解除部材の13の凸部2
5,25を受け入れる切欠部38,38が形成されてい
る。
端側が開放されて片持ち梁状に形成されたもので、前記
ロック解除部材13の受容孔24から突出するカバー部
15の係止爪19に対応する位置に係合孔37(係合
部)が形成されている。また、係合孔37よりも弾性梁
部36の基部側には、コネクタ10をハウジング30に
装着した状態で、前記ロック解除部材の13の凸部2
5,25を受け入れる切欠部38,38が形成されてい
る。
【0024】ここで、梁部23は図5(a)に示すよう
に、前記カバー部15の保持爪21が上記孔部26の前
面を押圧すると、カバー部15の延出部18の係止爪1
9の傾斜面19Aに受容孔24の傾斜面24Aが乗り上
がり梁部23が上側に湾曲変形するように寸法設定され
ている。また、梁部23の凸部25は、ロック解除部材
13を引いて保持爪21を介して梁部23がハウジング
30に対して後退する際に弾性梁部36を押し上げて係
止爪19と係合孔37との係合を解除できるような高さ
を有している。そして、図5(b)に示すように凸部2
5は、係止爪19が係合孔37に係止する直前に、凸部
25の斜面25Aが切欠部38の後端に当接して弾性梁
部36の反力を受け梁部23を引き込むように作用する
位置に形成されている。上記ロック解除部材13の弾性
変形可能な梁部23、受容孔24、傾斜面24A、係止
爪19及びその傾斜面19Aとで自動復帰機構を構成し
ている。
に、前記カバー部15の保持爪21が上記孔部26の前
面を押圧すると、カバー部15の延出部18の係止爪1
9の傾斜面19Aに受容孔24の傾斜面24Aが乗り上
がり梁部23が上側に湾曲変形するように寸法設定され
ている。また、梁部23の凸部25は、ロック解除部材
13を引いて保持爪21を介して梁部23がハウジング
30に対して後退する際に弾性梁部36を押し上げて係
止爪19と係合孔37との係合を解除できるような高さ
を有している。そして、図5(b)に示すように凸部2
5は、係止爪19が係合孔37に係止する直前に、凸部
25の斜面25Aが切欠部38の後端に当接して弾性梁
部36の反力を受け梁部23を引き込むように作用する
位置に形成されている。上記ロック解除部材13の弾性
変形可能な梁部23、受容孔24、傾斜面24A、係止
爪19及びその傾斜面19Aとで自動復帰機構を構成し
ている。
【0025】上記実施形態によれば、例えば、図3に示
すように電話交換装置用として上記コネクタ10を使用
する場合は、上記ハウジング30が上下左右に高密度に
実装された条件下でコネクタ10を挿入することが多
く、隣接するロック解除部材13が邪魔になりロック解
除部材13を把持してコネクタ10を挿入する通常の作
業が困難となる。このような状態ではケーブル11をつ
かんでコネクタ10をハウジング30に挿入することと
なるが、このようにケーブル11をつかんでコネクタ1
0をハウジング30に装着しても、この実施形態では確
実にコネクタ10をハウジング30にロックすることが
できる。
すように電話交換装置用として上記コネクタ10を使用
する場合は、上記ハウジング30が上下左右に高密度に
実装された条件下でコネクタ10を挿入することが多
く、隣接するロック解除部材13が邪魔になりロック解
除部材13を把持してコネクタ10を挿入する通常の作
業が困難となる。このような状態ではケーブル11をつ
かんでコネクタ10をハウジング30に挿入することと
なるが、このようにケーブル11をつかんでコネクタ1
0をハウジング30に装着しても、この実施形態では確
実にコネクタ10をハウジング30にロックすることが
できる。
【0026】すなわち、図5(a)に示すようにケーブ
ル11をつかんでコネクタ10をハウジング30に押し
込むと、ケーブル保持部材12(カバー部15)の保持
爪21の前面21Aがロック解除部材13の孔部26を
押圧して、ロック解除部材13をコネクタ10の挿入方
向に移動する。移動するロック解除部材13の凸部25
は弾性梁部36を押し上げてゆきケーブル保持部材12
の係止爪19の進入を許容する。
ル11をつかんでコネクタ10をハウジング30に押し
込むと、ケーブル保持部材12(カバー部15)の保持
爪21の前面21Aがロック解除部材13の孔部26を
押圧して、ロック解除部材13をコネクタ10の挿入方
向に移動する。移動するロック解除部材13の凸部25
は弾性梁部36を押し上げてゆきケーブル保持部材12
の係止爪19の進入を許容する。
【0027】ケーブル保持部材12の係止爪19が弾性
梁部36の係合孔37に係止できるに充分な位置まで挿
入されると、図5(c)に示すようにすんなりと凸部2
5が切欠部38に収まり、係止爪19が係合孔37に係
止する場合もある。しかし、図5(b)に示すように、
前記ロック解除部材13の凸部25が弾性梁部36の縁
に引っかかる場合がある。
梁部36の係合孔37に係止できるに充分な位置まで挿
入されると、図5(c)に示すようにすんなりと凸部2
5が切欠部38に収まり、係止爪19が係合孔37に係
止する場合もある。しかし、図5(b)に示すように、
前記ロック解除部材13の凸部25が弾性梁部36の縁
に引っかかる場合がある。
【0028】ところが、図5(b)に示す状態では保持
爪21の前面21Aがロック解除部材13の孔部26を
押圧することにより、係止爪19の傾斜面19Aに受容
孔24の傾斜面24Aが乗り上がると、梁部23は弾性
梁部36側に湾曲変形する。すると、ロック解除部材1
3の梁部23の弾性エネルギーにより、ロック解除部材
13は図5(b)に矢印で示すようにセット位置に向か
って移動する。また、凸部25の傾斜面25Aも切欠部
38の縁から弾性梁部36の弾性力を受けるため、この
力も加わってロック解除部材13はセット位置に移動す
る。したがって、図5(c)に示すように、速やかに弾
性梁部36の切欠部38と係合孔37とに、各々ロック
解除部材13の凸部25とケーブル保持部材12の係止
爪19とが自動的に収まりロック解除部材13をセット
位置にすることができ、コネクタ10はハウジング30
に確実にロックされる。
爪21の前面21Aがロック解除部材13の孔部26を
押圧することにより、係止爪19の傾斜面19Aに受容
孔24の傾斜面24Aが乗り上がると、梁部23は弾性
梁部36側に湾曲変形する。すると、ロック解除部材1
3の梁部23の弾性エネルギーにより、ロック解除部材
13は図5(b)に矢印で示すようにセット位置に向か
って移動する。また、凸部25の傾斜面25Aも切欠部
38の縁から弾性梁部36の弾性力を受けるため、この
力も加わってロック解除部材13はセット位置に移動す
る。したがって、図5(c)に示すように、速やかに弾
性梁部36の切欠部38と係合孔37とに、各々ロック
解除部材13の凸部25とケーブル保持部材12の係止
爪19とが自動的に収まりロック解除部材13をセット
位置にすることができ、コネクタ10はハウジング30
に確実にロックされる。
【0029】このようにして、ケーブル11を押し込む
操作だけで、この押圧力を利用してコネクタ10をハウ
ジング30にロックすることができるため、図3に示す
ような高密度にハウジング30が実装された部位に用い
られても、ワンアクションで確実にコネクタ10をハウ
ジング30にロックすることができる。
操作だけで、この押圧力を利用してコネクタ10をハウ
ジング30にロックすることができるため、図3に示す
ような高密度にハウジング30が実装された部位に用い
られても、ワンアクションで確実にコネクタ10をハウ
ジング30にロックすることができる。
【0030】一方、コネクタ10をハウジング30から
取り外す場合は、引き抜きタブ17を引くと、図6
(a)に示すようにセット位置にあるロック解除部材1
3は凸部25の傾斜面25Aによって弾性梁部36を押
し上げ、ケーブル保持部材12の係止爪19は係合孔3
7から外れ、その後図6(b)に示す位置からロック解
除部材13の孔部26がカバー部15の保持爪21の前
面21Aに引っかかると、今度はケーブル保持部材12
(カバー部15)が移動を始め、図6(c)に示すよう
にロック解除部材13の凸部25が弾性梁部36から外
れると、コネクタ10はハウジング30から完全に分離
して外れる。また、図6(d)に示すように分離した後
には弾性変形している梁部23はそのエネルギーにより
自動的にフラットな状態になるため、ロック解除部材1
3はケーブル保持部材13に対する適正な位置、リセッ
ト位置に確実に移動する。したがって、引き抜きタブ1
7により確実かつ簡単にワンアクションでコネクタ10
を外すことができる。よって、図3に示すようなハウジ
ング30が高密度に実装されているような状況下におい
てもロック解除部材13を把持せずに、簡単に取り外し
作業を行うことができる。
取り外す場合は、引き抜きタブ17を引くと、図6
(a)に示すようにセット位置にあるロック解除部材1
3は凸部25の傾斜面25Aによって弾性梁部36を押
し上げ、ケーブル保持部材12の係止爪19は係合孔3
7から外れ、その後図6(b)に示す位置からロック解
除部材13の孔部26がカバー部15の保持爪21の前
面21Aに引っかかると、今度はケーブル保持部材12
(カバー部15)が移動を始め、図6(c)に示すよう
にロック解除部材13の凸部25が弾性梁部36から外
れると、コネクタ10はハウジング30から完全に分離
して外れる。また、図6(d)に示すように分離した後
には弾性変形している梁部23はそのエネルギーにより
自動的にフラットな状態になるため、ロック解除部材1
3はケーブル保持部材13に対する適正な位置、リセッ
ト位置に確実に移動する。したがって、引き抜きタブ1
7により確実かつ簡単にワンアクションでコネクタ10
を外すことができる。よって、図3に示すようなハウジ
ング30が高密度に実装されているような状況下におい
てもロック解除部材13を把持せずに、簡単に取り外し
作業を行うことができる。
【0031】次に、図7から図9に基づいて第2実施形
態を説明する。この第2実施形態は、前記自動復帰機構
の主たる構成であるケーブル保持部材12の係止爪19
とロック解除部材13の梁部23の受容孔24との態様
を示したものである。第1実施形態と比較して説明する
と図7では受容孔24側に傾斜面は設けられておらず、
図8では係止爪19に傾斜面の代わりに弧状斜面19B
が設けられ、図9では受容孔24に傾斜面の代わりに弧
状斜面24Bが設けられている。尚、図7から図9にお
いて(a)はセット位置の各部材の位置関係を示す説明
図、(b)は係止爪19が乗り上がった状態を示す説明
図である。尚、上記各係止爪と受容孔との関係は逆であ
っても良い。したがって、上記各実施形態のいずれであ
っても、係止爪19に受容孔24を介して乗り上がるよ
うにして、ロック解除部材13の梁部23を湾曲変形さ
せることができるため、コネクタ10の挿入終期におい
てロック解除部材13をセット位置に確実に移動させる
ことができる。尚、他の構成及び作用については第1実
施形態と同様であるので説明は省略する(以下の実施形
態において同様)。
態を説明する。この第2実施形態は、前記自動復帰機構
の主たる構成であるケーブル保持部材12の係止爪19
とロック解除部材13の梁部23の受容孔24との態様
を示したものである。第1実施形態と比較して説明する
と図7では受容孔24側に傾斜面は設けられておらず、
図8では係止爪19に傾斜面の代わりに弧状斜面19B
が設けられ、図9では受容孔24に傾斜面の代わりに弧
状斜面24Bが設けられている。尚、図7から図9にお
いて(a)はセット位置の各部材の位置関係を示す説明
図、(b)は係止爪19が乗り上がった状態を示す説明
図である。尚、上記各係止爪と受容孔との関係は逆であ
っても良い。したがって、上記各実施形態のいずれであ
っても、係止爪19に受容孔24を介して乗り上がるよ
うにして、ロック解除部材13の梁部23を湾曲変形さ
せることができるため、コネクタ10の挿入終期におい
てロック解除部材13をセット位置に確実に移動させる
ことができる。尚、他の構成及び作用については第1実
施形態と同様であるので説明は省略する(以下の実施形
態において同様)。
【0032】図10(a),図10(b)に示す第3実
施形態は、前記自動復帰機構の主たる構成であるケーブ
ル保持部材12の係止爪19とロック解除部材13の梁
部23の受容孔24との間に弾性体Dが介装されたもの
である。具体的には係止爪19の先端部を平坦に形成し
て、ここにゴム等の弾性体Dが付設され、係止爪19が
押圧されると受容孔24との間で弾性体Dが縮み変形し
(図10(b))、この変形により蓄積された弾性エネ
ルギーを使って、コネクタ10の挿入終期においてロッ
ク解除部材13をセット位置に移動するものである。
尚、上記弾性体Dを受容孔24側に取り付けても良い。
施形態は、前記自動復帰機構の主たる構成であるケーブ
ル保持部材12の係止爪19とロック解除部材13の梁
部23の受容孔24との間に弾性体Dが介装されたもの
である。具体的には係止爪19の先端部を平坦に形成し
て、ここにゴム等の弾性体Dが付設され、係止爪19が
押圧されると受容孔24との間で弾性体Dが縮み変形し
(図10(b))、この変形により蓄積された弾性エネ
ルギーを使って、コネクタ10の挿入終期においてロッ
ク解除部材13をセット位置に移動するものである。
尚、上記弾性体Dを受容孔24側に取り付けても良い。
【0033】次に、図11に示すのはこの発明の第4実
施形態である。ここで、図11(a)はロック解除部材
13がセット位置にある説明図、図11(b)はコネク
タ挿入時の説明図である。この実施形態においてケーブ
ル保持部材12のカバー部15の保持爪21は、ロック
解除部材13の孔部26を押圧する前下がりの傾斜面2
1Bを備えており、この傾斜面21Bは自動復帰機構の
主たる構成となっている。コネクタ10挿入時に該傾斜
面21Bを介してロック解除部材13の梁部23を押圧
することによりこの梁部23を弾性梁部36側に湾曲変
形させるものである。したがって、この実施形態におい
ても、コネクタ10の挿入終期においてロック解除部材
13をセット位置に確実に移動することができる。
施形態である。ここで、図11(a)はロック解除部材
13がセット位置にある説明図、図11(b)はコネク
タ挿入時の説明図である。この実施形態においてケーブ
ル保持部材12のカバー部15の保持爪21は、ロック
解除部材13の孔部26を押圧する前下がりの傾斜面2
1Bを備えており、この傾斜面21Bは自動復帰機構の
主たる構成となっている。コネクタ10挿入時に該傾斜
面21Bを介してロック解除部材13の梁部23を押圧
することによりこの梁部23を弾性梁部36側に湾曲変
形させるものである。したがって、この実施形態におい
ても、コネクタ10の挿入終期においてロック解除部材
13をセット位置に確実に移動することができる。
【0034】図12に示すのは、この発明の第5実施形
態である。ここで、図12(a)はロック解除部材13
がセット位置にある説明図、図12(b)はコネクタ抜
去時の説明図である。この実施形態は第1実施形態にお
ける、ロック解除部材13の凸部25を廃止すると共に
ロック解除部材13の梁部23を湾曲変形し易くして第
1実施形態の凸部25の代わりに弾性梁部36側に湾曲
した梁部23の受容孔24の近傍でコネクタ抜去時に弾
性梁部36を押し上げるようにしたものである。
態である。ここで、図12(a)はロック解除部材13
がセット位置にある説明図、図12(b)はコネクタ抜
去時の説明図である。この実施形態は第1実施形態にお
ける、ロック解除部材13の凸部25を廃止すると共に
ロック解除部材13の梁部23を湾曲変形し易くして第
1実施形態の凸部25の代わりに弾性梁部36側に湾曲
した梁部23の受容孔24の近傍でコネクタ抜去時に弾
性梁部36を押し上げるようにしたものである。
【0035】この実施形態では、自動復帰機構はコネク
タの抜去後においてのみ(図13の実施形態も同様)機
能し、その主たる構成は、湾曲変形し易いロック解除部
材13の梁部23となり、自動復帰機構によりコネクタ
10抜去後において上記ロック解除部材13をその梁部
23の先端部23Aがフラットになるリセット位置まで
移動させることができる。したがって、この実施形態に
おいては、コネクタ10の抜去後においてロック解除部
材13を確実にリセット位置に移動することができる。
また、凸部25を廃止できるため製造が容易となる。
尚、ハウジング30の内部には上記梁部23の先端部2
3Aを案内する案内部30Aが設けられている。
タの抜去後においてのみ(図13の実施形態も同様)機
能し、その主たる構成は、湾曲変形し易いロック解除部
材13の梁部23となり、自動復帰機構によりコネクタ
10抜去後において上記ロック解除部材13をその梁部
23の先端部23Aがフラットになるリセット位置まで
移動させることができる。したがって、この実施形態に
おいては、コネクタ10の抜去後においてロック解除部
材13を確実にリセット位置に移動することができる。
また、凸部25を廃止できるため製造が容易となる。
尚、ハウジング30の内部には上記梁部23の先端部2
3Aを案内する案内部30Aが設けられている。
【0036】図13に示すのは、この発明の第6実施形
態である。ここで、図13(a)はロック解除部材13
がセット位置にある説明図、図13(b)はコネクタ抜
去時の説明図である。この実施形態は第1実施形態にお
ける、ロック解除部材13の凸部25を廃止すると共に
ロック解除部材13の梁部23を湾曲変形し易くして第
1実施形態の凸部25の代わりに弾性梁部36側に湾曲
した梁部23の先端部23Aの端末部でコネクタ抜去時
に弾性梁部36を押し上げるようにしたものである。
態である。ここで、図13(a)はロック解除部材13
がセット位置にある説明図、図13(b)はコネクタ抜
去時の説明図である。この実施形態は第1実施形態にお
ける、ロック解除部材13の凸部25を廃止すると共に
ロック解除部材13の梁部23を湾曲変形し易くして第
1実施形態の凸部25の代わりに弾性梁部36側に湾曲
した梁部23の先端部23Aの端末部でコネクタ抜去時
に弾性梁部36を押し上げるようにしたものである。
【0037】また、自動復帰機構は係止爪19を受容す
る受容孔24の挿入側の内周下部24Cとこれを押圧す
る係止爪19の先端押圧部19Cとを有し、該係止爪1
9の先端押圧部19Cと前記内周下部24Cとによりコ
ネクタ10抜去時にロック解除部材13の梁部23の先
端部23Aを弾性梁部36の反対側に湾曲変形させるも
のである。ここで、係止爪19の傾斜面19Aと受容孔
24の傾斜面24Aは、上記先端部23Aの湾曲変形を
許容するために、受容孔24の傾斜面24Aが係止爪1
9の傾斜面19Aの傾きより大きくなっている。尚、ハ
ウジング30の内部に上記梁部23の先端部23Aを案
内する案内部30Aが確保されている点は前記実施形態
と同様である。
る受容孔24の挿入側の内周下部24Cとこれを押圧す
る係止爪19の先端押圧部19Cとを有し、該係止爪1
9の先端押圧部19Cと前記内周下部24Cとによりコ
ネクタ10抜去時にロック解除部材13の梁部23の先
端部23Aを弾性梁部36の反対側に湾曲変形させるも
のである。ここで、係止爪19の傾斜面19Aと受容孔
24の傾斜面24Aは、上記先端部23Aの湾曲変形を
許容するために、受容孔24の傾斜面24Aが係止爪1
9の傾斜面19Aの傾きより大きくなっている。尚、ハ
ウジング30の内部に上記梁部23の先端部23Aを案
内する案内部30Aが確保されている点は前記実施形態
と同様である。
【0038】したがって、自動復帰機構によりコネクタ
10抜去時において上記ロック解除部材13をその梁部
23の先端部23Aがフラットになるリセット位置まで
移動させることができる。したがって、この実施形態に
おいても コネクタ10の抜去後においてロック解除部
材13を確実に移動することができる。尚、この実施形
態においても凸部25を廃止できるため製造が容易とな
る。尚、この発明は上記実施形態に限られるものではな
く、例えば、交換機用の各種ケーブル以外に光ファイバ
ケーブル等にも適用することができる。また、ロック解
除部材をセット位置に移動させることができればロック
解除部材13側に凸部25を設けたり、ハウジング側に
係止爪19を設けることも可能である。
10抜去時において上記ロック解除部材13をその梁部
23の先端部23Aがフラットになるリセット位置まで
移動させることができる。したがって、この実施形態に
おいても コネクタ10の抜去後においてロック解除部
材13を確実に移動することができる。尚、この実施形
態においても凸部25を廃止できるため製造が容易とな
る。尚、この発明は上記実施形態に限られるものではな
く、例えば、交換機用の各種ケーブル以外に光ファイバ
ケーブル等にも適用することができる。また、ロック解
除部材をセット位置に移動させることができればロック
解除部材13側に凸部25を設けたり、ハウジング側に
係止爪19を設けることも可能である。
【0039】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載した発明によれば、特にコネクタ挿入時においてケー
ブルをつかんでコネクタをハウジングに挿入した場合
に、ロック解除部材と弾性梁部とにより凸部が弾性梁部
を押し上げた状態になった後に、自動復帰機構によりロ
ック解除部材をセット位置まで移動させることが可能と
なるため、この状態で確実に係止爪と係合部を係合させ
ることができるという効果がある。したがって、ハウジ
ングが高密度に実装された条件下でコネクタを挿入する
場合でもケーブルをつかんで簡単に取り付け作業を行う
ことができる効果がある。
載した発明によれば、特にコネクタ挿入時においてケー
ブルをつかんでコネクタをハウジングに挿入した場合
に、ロック解除部材と弾性梁部とにより凸部が弾性梁部
を押し上げた状態になった後に、自動復帰機構によりロ
ック解除部材をセット位置まで移動させることが可能と
なるため、この状態で確実に係止爪と係合部を係合させ
ることができるという効果がある。したがって、ハウジ
ングが高密度に実装された条件下でコネクタを挿入する
場合でもケーブルをつかんで簡単に取り付け作業を行う
ことができる効果がある。
【0040】請求項2に記載した発明によれば、特にコ
ネクタ挿入時においてケーブルをつかんでコネクタをハ
ウジングに挿入した場合に、ロック解除部材の凸部が弾
性梁部を押し上げた状態になった後に、自動復帰機構に
よりロック解除部材をセット位置まで移動させることが
可能となるため、この状態で確実にケーブル保持部材の
係止爪と弾性梁部の係合部を係合させることができると
いう効果がある。したがって、ハウジングが高密度に実
装された条件下でコネクタを嵌合する場合でもケーブル
をつかんで簡単に取り付け作業を行うことができる効果
がある。
ネクタ挿入時においてケーブルをつかんでコネクタをハ
ウジングに挿入した場合に、ロック解除部材の凸部が弾
性梁部を押し上げた状態になった後に、自動復帰機構に
よりロック解除部材をセット位置まで移動させることが
可能となるため、この状態で確実にケーブル保持部材の
係止爪と弾性梁部の係合部を係合させることができると
いう効果がある。したがって、ハウジングが高密度に実
装された条件下でコネクタを嵌合する場合でもケーブル
をつかんで簡単に取り付け作業を行うことができる効果
がある。
【0041】請求項3に記載した発明によれば、特にコ
ネクタ挿入時においてケーブルをつかんでコネクタをハ
ウジングに挿入した場合に、ロック解除部材の凸部が弾
性梁部を押し上げた状態になると、ロック解除部材とケ
ーブル保持部材との間に介装された弾性体の弾性変形に
より蓄積されたエネルギーによりロック解除部材をセッ
ト位置まで移動させることが可能となるため、確実にケ
ーブル保持部材の係止爪を弾性梁部の係合部に係止させ
ることができるという効果がある。
ネクタ挿入時においてケーブルをつかんでコネクタをハ
ウジングに挿入した場合に、ロック解除部材の凸部が弾
性梁部を押し上げた状態になると、ロック解除部材とケ
ーブル保持部材との間に介装された弾性体の弾性変形に
より蓄積されたエネルギーによりロック解除部材をセッ
ト位置まで移動させることが可能となるため、確実にケ
ーブル保持部材の係止爪を弾性梁部の係合部に係止させ
ることができるという効果がある。
【0042】請求項4に記載した発明によれば、特にコ
ネクタ挿入時においてケーブルをつかんでコネクタをハ
ウジングに挿入した場合に、ロック解除部材の凸部が弾
性梁部を押し上げた状態になった後に、上記押圧部を介
して押圧されて弾性梁部側に湾曲変形するロック解除部
材の梁部に蓄積されたエネルギーによりロック解除部材
をセット位置まで移動させることが可能となるため、確
実にケーブル保持部材の係止爪を弾性梁部の係合部に係
止させることができるという効果がある。
ネクタ挿入時においてケーブルをつかんでコネクタをハ
ウジングに挿入した場合に、ロック解除部材の凸部が弾
性梁部を押し上げた状態になった後に、上記押圧部を介
して押圧されて弾性梁部側に湾曲変形するロック解除部
材の梁部に蓄積されたエネルギーによりロック解除部材
をセット位置まで移動させることが可能となるため、確
実にケーブル保持部材の係止爪を弾性梁部の係合部に係
止させることができるという効果がある。
【0043】請求項5に記載した発明によれば、コネク
タ抜去時において、ロック解除部材の梁部が湾曲して弾
性梁部を押し上げた状態になりケーブル保持部材の係止
爪と係合部との係合を解除させ、コネクタとハウジング
が分離した後に自動復帰機構によりロック解除部材の梁
部の先端部がフラットになるリセット位置まで移動させ
ることが可能となるため、コネクタ抜去後にケーブル保
持部材に対してロック解除部材を適正な位置にすること
ができる効果がある。
タ抜去時において、ロック解除部材の梁部が湾曲して弾
性梁部を押し上げた状態になりケーブル保持部材の係止
爪と係合部との係合を解除させ、コネクタとハウジング
が分離した後に自動復帰機構によりロック解除部材の梁
部の先端部がフラットになるリセット位置まで移動させ
ることが可能となるため、コネクタ抜去後にケーブル保
持部材に対してロック解除部材を適正な位置にすること
ができる効果がある。
【0044】請求項6に記載した発明によれば、コネク
タ抜去時において、ロック解除部材の凸部あるいは一部
が弾性梁部を押し上げた状態になると梁部は湾曲変形す
る。したがって、この梁部の弾性変形により蓄積された
エネルギーによる反力を傾斜面から受け、あるいは前記
エネルギーを傾斜面を介して受けて、上記傾斜面に沿っ
てロック解除部材をリセット位置まで移動させることが
可能となるため、コネクタ抜去後に確実にケーブル保持
部材に対してロック解除部材を適正な位置にすることが
できるという効果がある。
タ抜去時において、ロック解除部材の凸部あるいは一部
が弾性梁部を押し上げた状態になると梁部は湾曲変形す
る。したがって、この梁部の弾性変形により蓄積された
エネルギーによる反力を傾斜面から受け、あるいは前記
エネルギーを傾斜面を介して受けて、上記傾斜面に沿っ
てロック解除部材をリセット位置まで移動させることが
可能となるため、コネクタ抜去後に確実にケーブル保持
部材に対してロック解除部材を適正な位置にすることが
できるという効果がある。
【0045】請求項7に記載した発明によれば、コネク
タ抜去時において、上記受容部の内周下部を係止爪の先
端押圧部が押圧し、ロック解除部材の梁部を弾性梁部の
反対側に湾曲変形させることで弾性梁部を押し上げて、
係止爪を係合部に係止させることが可能となると共にコ
ネクタ抜去後にロック解除部材の梁部の弾性変形により
蓄積されたエネルギーにより、ロック解除部材をセット
位置まで移動させることが可能となるため、確実にケー
ブル保持部材に対してロック解除部材を適正な位置にす
ることができるという効果がある。
タ抜去時において、上記受容部の内周下部を係止爪の先
端押圧部が押圧し、ロック解除部材の梁部を弾性梁部の
反対側に湾曲変形させることで弾性梁部を押し上げて、
係止爪を係合部に係止させることが可能となると共にコ
ネクタ抜去後にロック解除部材の梁部の弾性変形により
蓄積されたエネルギーにより、ロック解除部材をセット
位置まで移動させることが可能となるため、確実にケー
ブル保持部材に対してロック解除部材を適正な位置にす
ることができるという効果がある。
【0046】請求項8に記載した発明によれば、ロック
解除部材を把持しなくても把持部を引くだけでロック解
除部材を介して、コネクタをハウジングから引き抜くこ
とが可能となるため、ハウジングが高密度に実装された
条件下でロック解除部材を把持できない場合でも、把持
部を引くだけで簡単にコネクタをハウジングから取り外
すことができるという効果がある。
解除部材を把持しなくても把持部を引くだけでロック解
除部材を介して、コネクタをハウジングから引き抜くこ
とが可能となるため、ハウジングが高密度に実装された
条件下でロック解除部材を把持できない場合でも、把持
部を引くだけで簡単にコネクタをハウジングから取り外
すことができるという効果がある。
【0047】請求項9に記載した方法発明によれば、ケ
ーブルをハウジングに挿入する力、コネクタを引き抜く
力を有効利用して、ロック解除部材のセット位置、リセ
ット位置への移動を確実に行うことが可能となるため、
コネクタ挿入時にはロック解除部材を把持できないよう
なハウジングが高密度に実装された部位においても取付
作業をケーブルを把持してワンアクションで迅速に行う
ことができ、コネクタ抜去時にはロック解除部材をケー
ブル保持部材に対して適正な位置にすることができると
いう効果がある。
ーブルをハウジングに挿入する力、コネクタを引き抜く
力を有効利用して、ロック解除部材のセット位置、リセ
ット位置への移動を確実に行うことが可能となるため、
コネクタ挿入時にはロック解除部材を把持できないよう
なハウジングが高密度に実装された部位においても取付
作業をケーブルを把持してワンアクションで迅速に行う
ことができ、コネクタ抜去時にはロック解除部材をケー
ブル保持部材に対して適正な位置にすることができると
いう効果がある。
【図1】 この発明の第1実施形態の全体斜視図であ
る。
る。
【図2】 この発明の第1実施形態の要部斜視図であ
る。
る。
【図3】 この発明の第1実施形態の1例を示す斜視図
である。
である。
【図4】 図3のA−A線に沿う断面図である。
【図5】 この発明の第1実施形態のコネクタ挿入時の
状況を示し、(a)(b)、(c)は変化の状態を示す
断面図である。
状況を示し、(a)(b)、(c)は変化の状態を示す
断面図である。
【図6】 この発明の第1実施形態のコネクタ抜去時の
状況を示し、(a)(b)、(c)、(d)は変化の状
態を示す断面図である。
状況を示し、(a)(b)、(c)、(d)は変化の状
態を示す断面図である。
【図7】 この発明の第2実施形態を示し、(a)はセ
ット位置、(b)は係止爪が乗り上がった状態での断面
図である。
ット位置、(b)は係止爪が乗り上がった状態での断面
図である。
【図8】 この発明の第2実施形態の他の態様を示し、
(a)はセット位置、(b)は係止爪が乗り上がった状
態での断面図である。
(a)はセット位置、(b)は係止爪が乗り上がった状
態での断面図である。
【図9】 この発明の第2実施形態の更に他の態様を示
し、(a)はセット位置、(b)は係止爪に乗り上がっ
た状態での断面図である。
し、(a)はセット位置、(b)は係止爪に乗り上がっ
た状態での断面図である。
【図10】 この発明の第3実施形態を示し、(a)は
セット位置、(b)は係止爪により押圧された状態を示
す断面図である。
セット位置、(b)は係止爪により押圧された状態を示
す断面図である。
【図11】 この発明の第4実施形態を示し、(a)は
セット位置、(b)は弾性梁部を押し上げた状態での断
面図である。
セット位置、(b)は弾性梁部を押し上げた状態での断
面図である。
【図12】 この発明の第5実施形態を示し、(a)は
セット位置、(b)は弾性梁部を押し上げた状態での断
面図である。
セット位置、(b)は弾性梁部を押し上げた状態での断
面図である。
【図13】 この発明の第6実施形態を示し、(a)は
セット位置、(b)は弾性梁部を押し上げた状態での断
面図である。
セット位置、(b)は弾性梁部を押し上げた状態での断
面図である。
【図14】 従来技術の斜視図である。
10 コネクタ 11 ケーブル 12 ケーブル保持部材 13 ロック解除部材 17 引き抜きタブ(把持部) 19 係止爪(自動復帰機構) 19A 傾斜面(当接部、自動復帰機構) 19B 弧状斜面(当接部、自動復帰機構) 19C 先端押圧部(自動復帰機構) 21 保持爪(押圧部、自動復帰機構) 21B 傾斜面 23 梁部 (自動復帰機構) 23A 先端部(自動復帰機構) 24 受容孔(当接部、自動復帰機構) 24A 傾斜面(自動復帰機構) 24B 弧状斜面(当接部、自動復帰機構) 24C 内周下部(自動復帰機構) 25 凸部 30 ハウジング 30A 案内部 36 弾性梁部 37 係合孔(係合部) 38 切欠部 D 弾性体(自動復帰機構)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒井 芳啓 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 Fターム(参考) 2H036 JA02 QA46 QA57 5E021 FA05 FA09 FB10 FB15 FC31 FC36 FC38 HB17 HB20 HC09 HC31 HC37 JA20 LA09 LA15
Claims (9)
- 【請求項1】 ケーブル端を保持するケーブル保持部材
とケーブル保持部材の外側にスライド可能に装着された
ロック解除部材とを有するコネクタを、該コネクタを受
容してケーブルを導通させるハウジングに取り付けるケ
ーブルコネクタのロック、アンロック構造において、コ
ネクタ挿入時においてはロック解除部材の押し込み操作
によってロック解除部材とハウジングのいずれか一方に
設けた凸部が他方に設けた弾性梁部を押し上げることで
ケーブル保持部材とハウジングとのいずれか一方に設け
た係止爪と他方に設けた係合部との係合を許容すると共
にロック解除部材をセット位置にしてコネクタをハウジ
ングに結合し、コネクタ抜去時においてはロック解除部
材をセット位置から解除方向にスライドさせると上記凸
部が弾性梁部を押し上げることでケーブル保持部材とハ
ウジングとの係合を解除してコネクタをハウジングから
分離させ、ロック解除部材をリセット位置にするように
構成し、ケーブル保持部材とロック解除部材との間に、
コネクタ挿入時及びコネクタ抜去時において、ロック解
除部材を上記セット位置、リセット位置まで移動させる
自動復帰機構を設けたことを特徴とするケーブルコネク
タのロック、アンロック構造。 - 【請求項2】 ケーブル端を保持するケーブル保持部材
とケーブル保持部材の外側にスライド可能に装着された
ロック解除部材とを有するコネクタを、該コネクタを受
容してケーブルを導通させるハウジングに取り付けるケ
ーブルコネクタのロック、アンロック構造において、コ
ネクタにはケーブル保持部材に係止爪を設けると共にロ
ック解除部材のハウジング側に延出する梁部に凸部を設
け、ハウジングには前記梁部を受け入れる側が開放され
た弾性梁部を設けてこの弾性梁部に前記係止爪が係止す
る係合部を設けると共に前記凸部を受容する切欠部を設
け、ケーブル保持部材とロック解除部材との間に、コネ
クタ挿入時において上記ロック解除部材をその凸部が弾
性梁部の切欠部に収まるセット位置まで移動させ、コネ
クタ抜去時にはロック解除部材をケーブル保持部材に対
するリセット位置に移動させる自動復帰機構を設け、コ
ネクタのロック解除部材の凸部によりハウジングの弾性
梁部を押し上げることでケーブル保持部材の係止爪をハ
ウジングの係合部に整合させると共に自動復帰機構を介
してロック解除部材をセット位置に移動して上記凸部を
弾性梁部の切欠部に納めて上記係止爪を係合部に係止
し、コネクタをハウジングに結合することを特徴とする
ケーブルコネクタのロック、アンロック構造。 - 【請求項3】 上記自動復帰機構はコネクタ挿入時にケ
ーブル保持部材と、これに押圧されるロック解除部材と
の間に介装された弾性体を有していることを特徴とする
請求項2に記載のケーブルコネクタのロック、アンロッ
ク構造。 - 【請求項4】 上記ケーブル保持部材は上記ロック解除
部材に押圧力を付与するための押圧部を備え、上記自動
復帰機構はこの押圧部に設けられた前下がりの傾斜面を
有し、コネクタ挿入時に該傾斜面を介してロック解除部
材の梁部を押圧することによりこの梁部を弾性梁部側に
湾曲変形させるものであることを特徴とする請求項2に
記載のケーブルコネクタのロック、アンロック構造。 - 【請求項5】 ケーブル端を保持するケーブル保持部材
とケーブル保持部材の外側にスライド可能に装着された
ロック解除部材とを有するコネクタを、該コネクタを受
容してケーブルを導通させるハウジングに取り付けるケ
ーブルコネクタのロック、アンロック構造において、コ
ネクタにはケーブル保持部材に係止爪を設けると共にロ
ック解除部材にはハウジング側に延出する湾曲可能な梁
部を設け、ハウジングには前記梁部を受け入れる側が開
放された弾性梁部を設けてこの弾性梁部に前記係止爪が
係止する係合部を設けると共に前記梁部の先端部を案内
する案内部を設け、ケーブル保持部材とロック解除部材
との間に、コネクタ抜去後において上記ロック解除部材
をその梁部の先端部がフラットになるようにセット位置
まで移動させる自動復帰機構を設け、コネクタ抜去時に
梁部が湾曲してハウジングの弾性梁部を押し上げること
でケーブル保持部材の係止爪と係合部との係合を解除さ
せ、前記自動復帰機構によりロック解除部材をリセット
位置まで移動してコネクタをハウジングから分離するこ
とを特徴とするケーブルコネクタのロック、アンロック
構造。 - 【請求項6】 上記ロック解除部材は上記係止爪を受容
する受容部を備え、上記自動復帰機構はこの受容部と受
容部から突出する上記係止爪とのいずれか一方に設けら
れた前下がりの傾斜面とこの傾斜面に当接する当接部と
を有し、該傾斜面と当接部とによりコネクタ抜去時にロ
ック解除部材の梁部を弾性梁部側に湾曲変形させるもの
であることを特徴とする請求項2または請求項5に記載
のケーブルコネクタのロック、アンロック構造。 - 【請求項7】 上記ロック解除部材は上記係止爪を受容
する受容部を備え、上記自動復帰機構はこの受容部の挿
入側の内周下部とこれを押圧する係止爪の先端押圧部と
を有し、該係止爪の先端押圧部と前記内周下部とにより
コネクタ抜去時にロック解除部材の梁部を弾性梁部の反
対側に湾曲変形させるものであることを特徴とする請求
項5に記載のケーブルコネクタのロック、アンロック構
造。 - 【請求項8】 上記ロック解除部材に引き抜き用の把持
部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求
項7のいずれかに記載のケーブルコネクタのロック、ア
ンロック構造。 - 【請求項9】 ケーブル端を保持するケーブル保持部材
とケーブル保持部材の外側にスライド可能に装着された
ロック解除部材とを有するコネクタと、該コネクタを受
容してケーブルを導通させるハウジングとを設け、コネ
クタをハウジングに装着した状態でロック解除部材をセ
ット位置から解除位置にスライドさせてコネクタをハウ
ジングからロック解除するケーブルコネクタのロック、
アンロック方法であって、コネクタ挿入時においては、
ケーブルを把持してケーブル保持部材をハウジングに挿
入すると、ロック解除部材の一部によりハウジングの弾
性梁部を押し上げ、弾性梁部の係合部とケーブル保持部
材の係止爪とを係合させると共に、少なくともケーブル
保持部材に押圧されて弾性変形したロック解除部材の弾
性エネルギーにより、ロック解除部材をセット位置へと
移動させてコネクタをハウジングに取り付け、コネクタ
抜去時においてはロック解除部材を引くとロック解除部
材の一部によりハウジングの弾性梁部を押し上げて、弾
性梁部の係合部とケーブル保持部材の係止爪との係合を
解除させると共に、コネクタ抜去後において弾性変形し
たロック解除部材の弾性エネルギーにより、ロック解除
部材をリセット位置へと移動させることを特徴とするケ
ーブルコネクタのロック、アンロック方法。
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