JP2001001485A - 孔版用製版装置及び孔版用製版方法 - Google Patents

孔版用製版装置及び孔版用製版方法

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JP2001001485A
JP2001001485A JP11171102A JP17110299A JP2001001485A JP 2001001485 A JP2001001485 A JP 2001001485A JP 11171102 A JP11171102 A JP 11171102A JP 17110299 A JP17110299 A JP 17110299A JP 2001001485 A JP2001001485 A JP 2001001485A
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platen roller
stencil sheet
roller
making
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Muneaki Kawai
宗明 川井
Masao Suzuki
正雄 鈴木
Hirotaka Kaneda
博高 金田
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Riso Kagaku Corp
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41LAPPARATUS OR DEVICES FOR MANIFOLDING, DUPLICATING OR PRINTING FOR OFFICE OR OTHER COMMERCIAL PURPOSES; ADDRESSING MACHINES OR LIKE SERIES-PRINTING MACHINES
    • B41L13/00Stencilling apparatus for office or other commercial use
    • B41L13/16Driving gear; Control thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B41LAPPARATUS OR DEVICES FOR MANIFOLDING, DUPLICATING OR PRINTING FOR OFFICE OR OTHER COMMERCIAL PURPOSES; ADDRESSING MACHINES OR LIKE SERIES-PRINTING MACHINES
    • B41L13/00Stencilling apparatus for office or other commercial use
    • B41L13/04Stencilling apparatus for office or other commercial use with curved or rotary stencil carriers
    • B41L13/06Stencilling apparatus for office or other commercial use with curved or rotary stencil carriers with a single cylinder carrying the stencil

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製版時の孔版原紙の搬送量を一定に保ち、製
版される画像の伸縮を低減して所望画像による製版を行
う。 【解決手段】 設定速度によりプラテンローラを回転駆
動し、サーマルヘッドに所望画像を出力してプラテンロ
ーラとサーマルヘッドとの間を挟持搬送される孔版原紙
に感熱製版する。製版開始から1版分の製版が終了する
までの間に、プラテンローラの回転による孔版原紙の副
走査方向への搬送に伴って連れ周りする検出ローラの回
転に伴う孔版原紙の搬送量を検出する。検出した搬送量
と、製版開始から1版分の製版が終了するまでにプラテ
ンローラが本来搬送すべき孔版原紙の基準搬送量との変
位を演算する。この変位による差分が0でなければ、こ
の差分データと今回の駆動速度から次回の駆動速度を演
算する。そして、この演算された駆動速度となるように
プラテンローラの回転制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、孔版印刷用原紙
(以下、孔版原紙という)に所望画像を感熱製版し、こ
の感熱製版された孔版原紙の製版領域の穿孔部分から印
刷用紙にインクを転移させて孔版印刷を行う孔版製版・
印刷装置に適用され、特に画像の再現性向上を図った孔
版用製版装置及び孔版用製版方法に関する。
【0002】
【従来の技術】所望画像が感熱穿孔された孔版原紙を円
筒状の版胴に装着し、版胴の内部から供給されるインク
を孔版原紙の穿孔部分から通過させて印刷用紙に転移さ
せることにより所望の印刷を行う孔版製版・印刷装置は
既に知られている。
【0003】更に説明すると、この種の孔版製版・印刷
装置では、ロール状に巻装された孔版原紙が搬送機構に
よりサーマルヘッドとプラテンローラとの間に搬送され
ると、孔版原紙はサーマルヘッドとプラテンローラとの
間を通過する部分で感熱穿孔されて製版される。この製
版された孔版原紙は予め設定された長さでカットされ、
カットされた製版済みの孔版原紙は版胴に巻き付けられ
て着版される。版胴に製版済みの孔版原紙が着版される
と、版胴の回転とともに版胴の内部から版胴表面にイン
クが供給され、製版済みの孔版原紙の穿孔部分からイン
クが押し出される。
【0004】そして、上記動作に同期して、給紙台から
給紙された印刷用紙が版胴と一定の圧力が付与されたプ
レスローラとの間を通過すると、インクが製版済みの孔
版原紙の穿孔部分を通過して印刷用紙に転移される。こ
れにより、印刷用紙に所望の画像による印刷が施され、
印刷済用紙が排紙台へと排紙される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した孔
版製版・印刷装置では、ロール状の孔版原紙が常に一定
速度で搬送されていれば、所望の画像を孔版原紙に感熱
穿孔して製版することができる。
【0006】しかしながら、サーマルヘッドに押圧接触
して対向配置されるプラテンローラは、孔版原紙に充分
な搬送力を与えるべく、通常はゴム等の弾性部材で形成
されている。このため、プラテンローラの外径が周囲の
温度変化に伴って変化する。そして、この外径が変化し
たプラテンローラを常時一定の速度で制御すると、サー
マルヘッドとプラテンローラの間を搬送される孔版原紙
の送り量が変化してしまう。その結果、孔版原紙に感熱
穿孔される画像に伸縮を引き起し、所望の画像を孔版原
紙に製版することができないという問題を招く。
【0007】上記温度変化による問題は、例えばプラテ
ンローラの近傍に温度センサを設置し、この温度センサ
が検出した温度変化に基づいてプラテンローラの駆動速
度を可変制御することで低減が可能である。
【0008】ところが、プラテンローラの外径の変化
は、上記温度変化のみによって引き起こされるものでは
なく、長時間使用による経時変化でも起こるものであ
る。このため、温度センサにより温度変化を検出してプ
ラテンローラの駆動速度を可変制御しただけでは、経時
変化による誤差を無くして孔版原紙の送り量を一定に制
御することができなかった。
【0009】また、プラテンローラは、所定のグリップ
力をもってサーマルヘッドに押圧接触しているが、この
グリップ力が上述した温度変化や経時変化によって変化
すると、孔版原紙との間のスリップ量が変化し、このス
リップ量の変化によっても上記と同様の問題が生じる。
【0010】このように、従来の孔版製版・印刷装置で
は、環境的な要因(温度変化)や物理的な要因(経時変
化)等の外乱要因による過失的な孔版原紙の搬送量の誤
差を吸収することができず、孔版原紙に製版される画像
に伸縮を引き起こしていた。その結果、サーマルヘッド
が寿命となっていないにも関わらず、プラテンローラの
みを交換しなければ、上記画像伸縮の問題を解決するこ
とができなかった。
【0011】そこで、本発明は、上記問題点を解消する
ためになされたものであり、製版時の孔版原紙の搬送量
を一定に保ち、製版される画像の伸縮を低減して所望画
像による製版を行うことができる孔版用製版装置及び孔
版用製版方法を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、孔版原紙に所望画像を感熱製版
するサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドとの間で前
記孔版原紙が挟持されるように配置され、前記サーマル
ヘッドによる前記孔版原紙への画像形成に同期して該孔
版原紙を搬送させるプラテンローラと、前記プラテンロ
ーラを所定速度で回転駆動する駆動手段と、前記孔版原
紙に所定圧で接触して配置され、前記プラテンローラの
回転による前記孔版原紙の搬送に伴って連れ回りする検
出ローラと、所定時間内における前記検出ローラの回転
量に基づき前記孔版原紙の搬送量を検出する搬送量検出
手段と、前記搬送量検出手段が検出した搬送量と、前記
所定時間内に前記プラテンローラが本来搬送すべき基準
搬送量とに応じて前記プラテンローラの駆動速度を演算
し、該演算された駆動速度で前記駆動手段が前記プラテ
ンローラを回転駆動するように該駆動手段を制御する制
御手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】請求項2の発明は、孔版原紙に所望画像を
感熱製版するサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドと
の間で前記孔版原紙が挟持されるように配置され、前記
サーマルヘッドによる前記孔版原紙への画像形成に同期
して該孔版原紙を搬送させるプラテンローラと、前記プ
ラテンローラを所定速度で回転駆動する駆動手段と、前
記孔版原紙に所定圧で接触して配置され、前記プラテン
ローラの回転による前記孔版原紙の搬送に伴って連れ回
りする検出ローラと、製版開始から1版分の製版が終了
するまでの間の前記検出ローラの回転量に基づき前記孔
版原紙の搬送量を検出する搬送量検出手段と、前記搬送
量検出手段が検出した搬送量と、前記製版開始から1版
分の製版が終了するまでに前記プラテンローラが本来搬
送すべき基準搬送量とに応じて前記プラテンローラの駆
動速度を演算し、該演算された駆動速度で前記駆動手段
が前記プラテンローラを回転駆動するように該駆動手段
を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】請求項3の発明は、請求項2の孔版用製版
装置において、前記駆動速度データを更新記憶する記憶
手段を備え、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶され
ている最新の駆動速度データにより前記駆動手段が前記
プラテンローラを回転駆動するように該駆動手段を制御
することを特徴とする。
【0015】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かの孔版用製版装置において、前記搬送量検出手段は、
前記検出ローラにギヤ機構を介して該検出ローラの回転
が伝達されるエンコーダ板と、該エンコーダ板の回転に
応じたパルス信号を出力するセンサとを備えたことを特
徴とする。
【0016】請求項5の発明は、孔版原紙に所望画像を
感熱製版するサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドと
の間で前記孔版原紙が挟持されるように配置され、前記
サーマルヘッドによる前記孔版原紙への画像形成に同期
して該孔版原紙を搬送させるプラテンローラと、前記プ
ラテンローラを所定速度で回転駆動する駆動手段と、前
記孔版原紙に所定圧で接触して配置され、前記プラテン
ローラの回転による前記孔版原紙の搬送に伴って連れ回
りする検出ローラとを備えた孔版用製版装置において、
所定時間内における前記検出ローラの回転量に基づき前
記孔版原紙の搬送量を検出し、この検出した搬送量と、
前記所定時間内に前記プラテンローラが本来搬送すべき
基準搬送量とに応じて前記プラテンローラの駆動速度を
演算し、この演算された駆動速度で前記駆動手段が前記
プラテンローラを回転駆動するように該駆動手段を制御
することを特徴とする。
【0017】請求項6の発明は、孔版原紙に所望画像を
感熱製版するサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドと
の間で前記孔版原紙が挟持されるように配置され、前記
サーマルヘッドによる前記孔版原紙への画像形成に同期
して該孔版原紙を搬送させるプラテンローラと、前記プ
ラテンローラを所定速度で回転駆動する駆動手段と、前
記孔版原紙に所定圧で接触して配置され、前記プラテン
ローラの回転による前記孔版原紙の搬送に伴って連れ回
りする検出ローラとを備えた孔版用製版装置において、
製版開始から1版分の製版が終了するまでの間の前記検
出ローラの回転量に基づき前記孔版原紙の搬送量を検出
し、この検出した搬送量と、前記製版開始から1版分の
製版が終了するまでに前記プラテンローラが本来搬送す
べき基準搬送量とに応じて前記プラテンローラの駆動速
度を演算し、この演算された駆動速度で前記駆動手段が
前記プラテンローラを回転駆動するように該駆動手段を
制御することを特徴とする。
【0018】請求項7の発明は、請求項6の孔版用製版
方法において、前記駆動速度データが演算される毎に更
新記憶し、前記更新記憶された最新の駆動速度データに
より前記駆動手段が前記プラテンローラを回転駆動する
ように該駆動手段を制御することを特徴とする。
【0019】本発明によれば、製版時における孔版原紙
の搬送量の誤差分が補正されてプラテンローラの駆動速
度の制御が行われるので、製版画像の伸縮を低減して画
像の再現性を向上させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明による孔版用製版装
置としての製版部を含む孔版製版・印刷装置の概略構成
を示す側面図、図2は図1における孔版用製版装置とし
ての製版部の搬送構造を示す側面図、図3は図2の部分
斜視図、図4は図3におけるプラテンローラの部分拡大
断面図、図5は図3における検出ローラの部分拡大断面
図である。
【0021】孔版製版・印刷装置1は、サーマルヘッド
で孔版原紙を感熱穿孔する製版機能と、製版した孔版原
紙を用いて印刷用紙に孔版印刷を行う印刷機能とを兼備
している。記録体としての孔版原紙には、感熱フィルム
の上に多孔性支持体を貼り合わせたシートが用いられ
る。
【0022】図1に示すように、孔版製版・印刷装置1
は、自身の中心軸線の回りに回転可能に支持された円筒
状の版胴2を備えている。版胴2は多孔構造に構成さ
れ、外周部に孔版原紙3の一端3aを係止するクランプ
機構4を有している。版胴2は、不図示の版胴駆動モー
タの動力により、図1の反時計廻り方向に間欠的、又は
連続的に回転駆動される。
【0023】図1に示すように、版胴2の内部には、印
刷インク供給手段5が設けられている。印刷インク供給
手段5は、外周面が版胴2の内周面に接触するべく配設
されている。印刷インク供給手段5は、自身の中心軸の
回りに回転可能なスキージローラ6と、スキージローラ
6の外周面に対し、所定の間隔をもってスキージローラ
6の母線方向に沿って延在するドクターローラ7とを有
している。印刷インク供給手段5は、スキージローラ6
が版胴2の回転に同期して版胴2と同方向に回転駆動さ
れることにより、インク溜まり8の印刷インクを版胴2
の内周面に供給している。
【0024】インク溜まり8の印刷インクは、スキージ
ローラ6の回転に伴い、このスキージローラ6とドクタ
ーローラ7との間隙を通過し、その際にインクが計量さ
れてスキージローラ6の外周面に一様な厚さの印刷イン
ク層を形成する。印刷インク層は、スキージローラ6の
回転に伴って版胴2の内周面に供給されて印刷に供され
る。スキージローラ6と対向する版胴2の外側位置に
は、印刷用紙9を版胴2の外周面に所定の圧力で圧接す
るローラ部材としてのプレスローラ10が設けられてい
る。
【0025】図1において、版胴2の左斜め下方には給
紙部11が設けられている。給紙部11は、印刷用紙9
を積載するための給紙台12を有している。給紙台12
は、セットされた印刷用紙9の積載量に対応して不図示
の駆動装置により上下動される。
【0026】給紙台12の近傍には給紙機構13が設け
られている。給紙機構13は、ゴム等からなる給紙ロー
ラ14と、一対のタイミングローラ15とを備えて構成
される。給紙ローラ14は、給紙台12上に積載された
印刷用紙9の最上のものから一枚づつピックアップして
タイミングローラ15側に搬送している。タイミングロ
ーラ15は、給紙ローラ14から送られた印刷用紙9を
撓んだ状態で一時保持し、適当なタイミングで版胴2と
プレスローラ10との間に印刷用紙9を送り出してい
る。
【0027】図1において、版胴2の回りで給紙台12
の上方には排版機構21が設けられている。排版機構2
1は、版胴2の外周面に巻付けられている使用済の孔版
原紙を版胴2の回転に伴い剥離して排版収納している。
【0028】図1において、版胴2の回りで給紙機構1
3と対向する位置には印刷用紙分離爪22が設けられて
いる。印刷用紙分離爪22は、印刷が終了した印刷済用
紙を版胴2上から取外すためのものである。印刷用紙分
離爪22により剥がされた印刷済用紙は、ベルトコンベ
ア装置から構成される排紙装置23によって排紙部24
側に搬送される。排紙部24は、排紙装置23によって
搬送されてくる印刷済用紙を積載収容する排紙台24a
を有している。
【0029】図1において、排紙装置23の上方には、
ロール状に巻成された連続シート状の孔版原紙3が原紙
貯容部31に貯容されている。孔版原紙3は、原紙貯容
部31にセットされた状態で巻芯に制動力(ブレーキ)
がかかるようになっており、不図示の張力付与装置によ
り所定の張力が付与される。
【0030】図1において、版胴2の上方には原稿読取
部41が設けられている。原稿読取部41は、例えばフ
ラットベッドタイプのスキャナ装置で構成され、CCD
等の読取素子をなすイメージセンサ42と、イメージセ
ンサ42を図1の矢印方向(副走査方向)に移動させる
ベルト式の移動機構43とを有している。この原稿読取
部41では、原稿載置台44に原稿がセットされると、
移動機構43を駆動してイメージセンサ42を副走査方
向に所定速度で移動させ、原稿の内容を1ライン毎に光
学的に読み取っている。
【0031】図1において、原紙貯容部31と版胴2と
の間には孔版用製版装置としての製版部45が設けられ
ている。図2及び図3に示すように、製版部45は、サ
ーマルヘッド46と、サーマルヘッド46に対向するプ
ラテンローラ47とを有している。製版部45は、原紙
貯容部31より供給される孔版原紙3の製版を感熱式に
行っている。
【0032】サーマルヘッド46は、原稿読取部41に
よって読み取られた画像情報信号に応じて選択的に発熱
する発熱素子が横一列、即ち主走査方向に一定間隔で複
数個配置されたものである。図2に示すように、サーマ
ルヘッド46は、本体フレームの上面に支軸48を以て
開閉可能に設けられた圧板フレーム49に取り付けられ
ている。サーマルヘッド46は、細長い板状であり、搬
送される孔版原紙3の上面に接して孔版原紙3の幅方向
(主走査方向)と平行に設置されている。サーマルヘッ
ド46は、図示しない駆動機構により、プラテンローラ
47に対して接近又は離隔する方向に移動可能とされて
いる。すなわち、サーマルヘッド46は、孔版原紙3の
穿孔時にプラテンローラ47に接触し、穿孔後はプラテ
ンローラ47から離間するようになっている。
【0033】図2に示すように、プラテンローラ47
は、サーマルヘッド46の下方の本体フレーム内に設け
られている。更に説明すると、プラテンローラ47は、
図4に示すように、円柱状の金属部材からなる細長い1
本の軸芯47aにベアリング47bを介して本体フレー
ムに回転可能に軸支されている。軸芯47aの外周部分
には、ゴム等の弾性部材からなる筒状のローラ部材47
cが挿通されている。これにより、ローラ部材47cと
サーマルヘッド46との間で孔版原紙3を挟持搬送する
にあたって、孔版原紙3に充分な搬送力を与えている。
【0034】プラテンローラ47の軸芯47aの一端に
は、プラテン駆動プーリー50が取り付けられている。
プラテン駆動プーリー50は、駆動ベルト51及び複数
のギヤからなる減速機構52を介してパルス駆動される
例えばステッピングモータ等の駆動手段としての駆動モ
ータ53に連動連結されている。プラテンローラ47
は、後述する制御手段102によって制御される駆動モ
ータ53の回転動力が減速機構52及び駆動ベルト51
を介してプラテン駆動プーリー50に伝達されることに
より所定の速度で回転駆動される。
【0035】プラテンローラ47には、圧板フレーム4
9を閉めたときにサーマルヘッド46の発熱素子の面が
接触するようになっている。そして、サーマルヘッド4
6とプラテンローラ47の間に挟持された孔版原紙3
は、プラテンローラ47の回転により搬送されながらサ
ーマルヘッド46によって感熱製版される。
【0036】図2に示すように、本体フレームの内部に
おけるサーマルヘッド46及びプラテンローラ47の下
方には、サーマルヘッド46により感熱製版された孔版
原紙3を一時的に溜め込むための溜箱54が設けられて
いる。
【0037】図2に示すように、版胴2とプラテンロー
ラ47との間には、版胴2の回転に同期して製版済みの
孔版原紙3を挟持搬送する駆動ローラと従動ローラから
なる2組の搬送ローラ対55,56が設けられている。
この2組の搬送ローラ対55,56の間には、製版済の
孔版原紙3が版胴2の外周面に所定量巻付けられた時点
で孔版原紙3を切断するカッター装置57が設けられて
いる。カッター装置57と2組の搬送ローラ対55,5
6との間のそれぞれには、溜箱54に溜め込まれた製版
済の孔版原紙3を搬送して版胴2に着版するときに、孔
版原紙の上下面を規制して搬送をガイドする原紙ガイド
板58,59が設けられている。
【0038】図2及び図3に示すように、プラテンロー
ラ47の上流側である原紙貯容部31に収容された孔版
原紙3とプラテンローラ47との間には、孔版原紙3に
所定圧を以て接触する検出ローラ60が設けられてい
る。検出ローラ60は、プラテンローラ47の回転によ
り孔版原紙3が搬送されるのに伴って連れ回りする。
【0039】更に説明すると、検出ローラ60は、図5
に示すように、筒状の金属パイプからなるローラ60a
の両端の中空部に金属からなる軸芯60b,60bが圧
入や接着等により固設されて一体化されている。これに
より、検出ローラ60は、軽量化が図れるとともに、孔
版原紙3に対する負荷が軽減され、温度変化や経時変化
による外径の変化がプラテンローラ47に比べて極めて
少ないものとなっている。
【0040】ローラ60aは、各軸芯60b,60bに
取り付けられたベアリング60c,60cを介して本体
フレームに回転可能に軸支されている。ローラ60aの
表面は、搬送時に孔版原紙3のスリップを防止するべ
く、例えば砂付け等により微小な凹凸面60dを形成し
ている。一方の軸芯60bの端部には、所定径の伝達ギ
ヤ61が取り付けられている。伝達ギヤ61には、伝達
ギヤ61よりも小径の伝達ギヤ62が噛合して本体フレ
ームに軸支されている。この伝達ギヤ62は、伝達ギヤ
61に比べてギヤ比を小さくすることにより、伝達ギヤ
61を介して伝達されるローラ60aの回転を増大させ
ている。伝達ギヤ62の軸63には、エンコーダ板64
が取り付けられている。
【0041】エンコーダ板64は、軸63を中心として
同心上に一定間隔で多数の細長いスリット64aが形成
されたもので、伝達ギヤ62の回転と連動するように軸
63に取り付けられている。エンコーダ板64には、ス
リット64の一部を挟み込むようにして搬送量検出セン
サ65が配置されている。本例における搬送量検出セン
サ65は、エンコーダ板64のスリット64aを上下か
ら挟んで対向配置される投光器と受光器からなる光学式
センサで構成される。この搬送量検出センサ65は、投
光器からエンコーダ板64のスリット64aを通過した
光を受光器で受光しており、検出ローラ60の回転速度
に応じたパルス信号を後述する制御手段102に入力し
ている。
【0042】次に、図6は上記孔版用製版装置としての
製版部45において、孔版原紙に感熱穿孔される画像の
伸縮を低減するための処理に関するブロック構成図であ
る。
【0043】図6における搬送量検出手段100は、検
出ローラ60の回転が伝達されるエンコーダ板64と、
エンコーダ板64の回転に応じたパルス信号を発生する
搬送量検出センサ65からなる。搬送量検出手段100
は、プラテンローラ47の回転時に孔版原紙3の搬送に
伴って連れ回りする検出ローラ60の回転に応じて搬送
量検出センサ65から発生されるパルス信号を制御手段
102の搬送量変位判定手段102aに出力している。
【0044】記憶手段101は、例えば電源遮断時でも
データが消去されず、電気的に内部データの書き換えが
可能なEEPROM等で構成され、設定データ記憶手段
101aと更新データ記憶手段101bを有している。
設定データ記憶手段101aには、外乱要因による変位
のない正常時にプラテンローラ47が孔版原紙3を副走
査方向に1版の長さ分だけ搬送させるのに要するパルス
量が設定データとして製版領域の副走査方向の長さ毎に
記憶されている。具体的には、1版の製版領域がA4サ
イズの場合、10秒で200パルスが設定データ(初期
時の駆動速度データ)となっている。
【0045】更新データ記憶手段101bには、制御手
段102の駆動速度演算手段102bで演算された駆動
速度データが更新データとして更新記憶される。
【0046】制御手段102は、孔版製版・印刷装置1
の一連の動作を統括するもので、例えばマイクロプロセ
ッサで構成され、搬送量変位判定手段102a、駆動速
度演算手段102b、駆動速度制御手段102cを備え
ている。
【0047】搬送量変位判定手段102aは、製版開始
から所定時間が経過するまで間に搬送量検出手段100
から入力されるパルス信号のパルス量と設定データ記憶
手段101aの設定データによるパルス量とを比較して
搬送量の変位(差分)の有無を判定している。ここで言
う所定時間は、正常時にプラテンローラ47が1版分の
製版領域の副走査方向の長さ分だけ孔版原紙3を搬送さ
せるのに要する時間である。1版分の製版領域がA4サ
イズの場合、製版が開始されてから10秒経過するまで
の間に搬送量検出手段100から入力されるパルス量
と、設定データ記憶手段101aに記憶された設定デー
タのパルス量(200パルス)とを比較し、そのパルス
量の差分から搬送量の変位の有無を判定している。この
搬送量変位判定手段102aの判定によって得られるパ
ルス量の差分データは駆動速度演算手段102bに入力
される。
【0048】駆動速度演算手段102bは、プラテンロ
ーラ47の現在の駆動速度データに対し、搬送量変位判
定手段102aから入力される差分データによるパルス
量分の補正を行い、次回の製版での1版の製版に要する
プラテンローラ47の駆動速度を演算している。具体的
には、搬送量変位判定手段102aから入力される差分
データが正の値であれば、現在の駆動速度よりも差分デ
ータ分だけ減速されるように次回のプラテンローラ47
の駆動速度を演算する。これに対し、搬送量変位判定手
段102aから入力される差分データが負の値であれ
ば、現在の駆動速度よりも差分データ分だけ加速される
ように次回のプラテンローラ47の駆動速度を演算す
る。
【0049】駆動速度制御手段102cは、駆動速度演
算手段102bで演算された駆動速度でプラテンローラ
47が回転するように駆動モータ53にパルス信号を供
給してプラテンローラ47の駆動速度を制御している。
【0050】次に、上記構成による孔版用製版装置とし
ての製版部45の製版時における動作を図7のフローチ
ャートに基づいて説明する。
【0051】製版部45の最初の動作時においては、不
図示の操作パネルの製版スタートキーが押下されると、
設定データ記憶手段101aに記憶された設定速度によ
りプラテンローラ47を回転駆動する(ST1)。この
プラテンローラ47の回転駆動に同期してサーマルヘッ
ド46に画像出力し(ST2)、サーマルヘッド46と
プラテンローラ47との間を搬送される孔版原紙3に画
像を感熱穿孔する。プラテンローラ47は、製版が開始
されてから所定時間が経過すると回転駆動が停止され
る。この所定時間は、プラテンローラ47に外乱要因に
よる変位のない正常時において、孔版原紙3が製版領域
の副走査方向の長さ分だけ搬送するのに要する時間であ
り、設定データ記憶手段101aに記憶される設定デー
タの時間と一致するもので、例えば制御手段102の内
部タイマー(計時手段)によって計時が行われる。
【0052】上記プラテンローラ47の回転による孔版
原紙3の移動に伴って検出ローラ60が連れ回りする
と、検出ローラ60の回転は伝達ギヤ61,62を介し
てエンコーダ板64に伝達される。検出ローラ60の回
転に伴ってエンコーダ板64が回転すると、搬送量検出
センサ65からはエンコーダ板64の回転に応じたパル
ス信号が制御手段102の搬送量変位判定手段102a
に入力される。これにより、プラテンローラ47の回転
に伴う孔版原紙3の搬送量を検出ローラ60を介して検
出する(ST3)。
【0053】搬送量変位判定手段102aでは、設定デ
ータ記憶手段101aに記憶された設定データのパルス
量(基準搬送量)と、搬送量検出センサ65から入力さ
れるパルス量(検出搬送量)とを比較して変位(差分)
を演算し(ST4)、その有無を判定する。そして、駆
動速度演算手段102bは、搬送量変位判定手段102
aで演算された変位が0でなければ(ST5−No)、
現在の駆動速度データに変位による差分を補正して次回
のプラテンローラ47の駆動速度データを演算する(S
T6)。このとき演算された次回の駆動速度データは、
更新データ記憶手段に101bに更新記憶される。
【0054】これに対し、搬送量速度演算手段102b
は、搬送量変位判定手段102aで演算された変位が0
であれば(ST5−Yes)、現在の駆動速度データを
そのまま次回のプラテンローラ47の駆動速度データと
して更新データ記憶手段101bに記憶される。
【0055】以上の動作により、1版分の製版動作が終
了する。そして、次回の製版が前回と副走査方向の長さ
が同一の製版領域で行われる場合、駆動速度制御手段1
02cは、上記動作によって得られた次回の駆動速度デ
ータにより駆動モータ53にパルス信号を与え、プラテ
ンローラ47の回転駆動を制御する。これに対し、次回
の製版が前回と副走査方向の長さが異なる製版領域で行
われる場合には、上記図7に示す動作が実行される。
【0056】このように、本実施の形態では、製版が開
始されてから1版分の製版が終了するまでの間に、プラ
テンローラ47の駆動速度(搬送量)を検出ローラ60
を介して間接的に検出しており、検出ローラ60の検出
結果から設定速度との差分を演算し、この差分を相殺す
るようにプラテンローラ47の駆動速度を加速又は減速
制御して補正している。
【0057】したがって、次回以降の製版については、
温度変化や経時変化によるプラテンローラの外径変化及
び孔版原紙に対するグリップ力の変化によって従来引き
起こされていた製版画像の伸縮を大幅に低減することが
できる。その結果、孔版原紙に感熱製版される画像の再
現性を従来に比べて向上させることができる。
【0058】なお、上記実施の形態において、検出ロー
ラ60によるパルス量の差分検出は、伝達ギヤ61,6
2のギヤ比を変えてエンコーダ板64の回転数を上げた
り、エンコーダ板64のスリット64aの数を増加させ
れば、より精度を高めることができる。
【0059】また、上記実施の形態では、製版が開始さ
れてから1版分の製版が終了するまでの間にプラテンロ
ーラ47に対する次回の駆動速度を演算して補正するも
のとして説明したが、この処理に限定されるものではな
い。
【0060】例えば設定データ記憶手段101aに記憶
される孔版原紙3を副走査方向に1版の長さ分だけ搬送
させるのに要するパルス量を、製版開始から所定時間お
きに分割した複数の設定データとし、各設定データの時
間が経過するまでの間に搬送量検出センサ65から入力
されるパルス量を検出し、各設定データのパルス量との
差分を相殺するように次回のプラテンローラ47の駆動
速度を演算するようにしてもよい。この構成は、例えば
プラテンローラ47により孔版原紙3を間欠的に搬送さ
せて1版の製版領域の副走査方向に複数の画像を感熱製
版する、所謂連写機能を備えた孔版製版・印刷装置への
適用が可能である。
【0061】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、プラテンローラに比べて温度変化や経時変化
による外径変化が極めて少なく、孔版原紙に対する負荷
の小さいローラ部材を介してプラテンローラの駆動速度
を間接的に検出し、この検出結果から設定速度との差分
を演算し、この演算結果に基づいてプラテンローラの駆
動速度が補正されるので、従来問題とされていた温度変
化や経時変化によるプラテンローラの外径変化及び孔版
原紙に対するグリップ力の変化による製版画像の伸縮を
低減でき、孔版原紙に感熱製版される画像の再現性を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による孔版用製版装置としての製版部を
含む孔版製版・印刷装置の概略構成を示す側面図
【図2】図1における孔版用製版装置としての製版部の
搬送構造を示す側面図
【図3】図2の部分斜視図
【図4】図3におけるプラテンローラの部分拡大断面図
【図5】図3における検出ローラの部分拡大断面図
【図6】本発明による孔版用製版装置としての製版部の
要部に関するブロック構成図
【図7】本発明による孔版用製版装置としての製版部の
製版時における動作フローチャート
【符号の説明】
1…孔版製版・印刷装置、3…孔版原紙、45…孔版用
製版装置(製版部)、46…サーマルヘッド、47…プ
ラテンローラ、53…駆動モータ、60…検出ローラ、
64…エンコーダ板、65…搬送量検出手段、101…
記憶手段、102…制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金田 博高 東京都港区新橋2丁目20番15号 理想科学 工業株式会社内 Fターム(参考) 2H084 AA13 AA32 BB04 BB13 CC09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 孔版原紙に所望画像を感熱製版するサー
    マルヘッドと、 前記サーマルヘッドとの間で前記孔版原紙が挟持される
    ように配置され、前記サーマルヘッドによる前記孔版原
    紙への画像形成に同期して該孔版原紙を搬送させるプラ
    テンローラと、 前記プラテンローラを所定速度で回転駆動する駆動手段
    と、 前記孔版原紙に所定圧で接触して配置され、前記プラテ
    ンローラの回転による前記孔版原紙の搬送に伴って連れ
    回りする検出ローラと、 所定時間内における前記検出ローラの回転量に基づき前
    記孔版原紙の搬送量を検出する搬送量検出手段と、 前記搬送量検出手段が検出した搬送量と、前記所定時間
    内に前記プラテンローラが本来搬送すべき基準搬送量と
    に応じて前記プラテンローラの駆動速度を演算し、該演
    算された駆動速度で前記駆動手段が前記プラテンローラ
    を回転駆動するように該駆動手段を制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする孔版用製版装置。
  2. 【請求項2】 孔版原紙に所望画像を感熱製版するサー
    マルヘッドと、 前記サーマルヘッドとの間で前記孔版原紙が挟持される
    ように配置され、前記サーマルヘッドによる前記孔版原
    紙への画像形成に同期して該孔版原紙を搬送させるプラ
    テンローラと、 前記プラテンローラを所定速度で回転駆動する駆動手段
    と、 前記孔版原紙に所定圧で接触して配置され、前記プラテ
    ンローラの回転による前記孔版原紙の搬送に伴って連れ
    回りする検出ローラと、 製版開始から1版分の製版が終了するまでの間の前記検
    出ローラの回転量に基づき前記孔版原紙の搬送量を検出
    する搬送量検出手段と、 前記搬送量検出手段が検出した搬送量と、前記製版開始
    から1版分の製版が終了するまでに前記プラテンローラ
    が本来搬送すべき基準搬送量とに応じて前記プラテンロ
    ーラの駆動速度を演算し、該演算された駆動速度で前記
    駆動手段が前記プラテンローラを回転駆動するように該
    駆動手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
    る孔版用製版装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動速度データを更新記憶する記憶
    手段を備え、 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されている最新の
    駆動速度データにより前記駆動手段が前記プラテンロー
    ラを回転駆動するように該駆動手段を制御する請求項2
    記載の孔版用製版装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送量検出手段は、前記検出ローラ
    にギヤ機構を介して該検出ローラの回転が伝達されるエ
    ンコーダ板と、該エンコーダ板の回転に応じたパルス信
    号を出力するセンサとを備えた請求項1〜3のいずれか
    に記載の孔版用製版装置。
  5. 【請求項5】 孔版原紙に所望画像を感熱製版するサー
    マルヘッドと、前記サーマルヘッドとの間で前記孔版原
    紙が挟持されるように配置され、前記サーマルヘッドに
    よる前記孔版原紙への画像形成に同期して該孔版原紙を
    搬送させるプラテンローラと、前記プラテンローラを所
    定速度で回転駆動する駆動手段と、前記孔版原紙に所定
    圧で接触して配置され、前記プラテンローラの回転によ
    る前記孔版原紙の搬送に伴って連れ回りする検出ローラ
    とを備えた孔版用製版装置において、 所定時間内における前記検出ローラの回転量に基づき前
    記孔版原紙の搬送量を検出し、この検出した搬送量と、
    前記所定時間内に前記プラテンローラが本来搬送すべき
    基準搬送量とに応じて前記プラテンローラの駆動速度を
    演算し、この演算された駆動速度で前記駆動手段が前記
    プラテンローラを回転駆動するように該駆動手段を制御
    することを特徴とする孔版用製版方法。
  6. 【請求項6】 孔版原紙に所望画像を感熱製版するサー
    マルヘッドと、前記サーマルヘッドとの間で前記孔版原
    紙が挟持されるように配置され、前記サーマルヘッドに
    よる前記孔版原紙への画像形成に同期して該孔版原紙を
    搬送させるプラテンローラと、前記プラテンローラを所
    定速度で回転駆動する駆動手段と、前記孔版原紙に所定
    圧で接触して配置され、前記プラテンローラの回転によ
    る前記孔版原紙の搬送に伴って連れ回りする検出ローラ
    とを備えた孔版用製版装置において、 製版開始から1版分の製版が終了するまでの間の前記検
    出ローラの回転量に基づき前記孔版原紙の搬送量を検出
    し、この検出した搬送量と、前記製版開始から1版分の
    製版が終了するまでに前記プラテンローラが本来搬送す
    べき基準搬送量とに応じて前記プラテンローラの駆動速
    度を演算し、この演算された駆動速度で前記駆動手段が
    前記プラテンローラを回転駆動するように該駆動手段を
    制御することを特徴とする孔版用製版方法。
  7. 【請求項7】 前記駆動速度データが演算される毎に更
    新記憶し、前記更新記憶された最新の駆動速度データに
    より前記駆動手段が前記プラテンローラを回転駆動する
    ように該駆動手段を制御する請求項6記載の孔版用製版
    方法。
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