JP2000355447A5 - - Google Patents
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Description
【0010】
ここで、シート揃え機構3の代表的態様としては、例えば位置合わせ搬送部材2を利用したものが挙げられる。具体的には、シート搬送方向に直交する方向に対し移動自在に配設し、位置合わせ搬送部材2にシート1をニップさせた状態で位置合わせ搬送部材2を初期位置からシート搬送方向に直交する方向へ移動させるものである。
また、シート揃え機構3の別の態様として、シート搬送方向の位置合わせ搬送部材2の手前に設けられ、位置合わせ搬送部材2にニップする前に可動ガイドにてシート1を基準位置に向けて移動させるシート移動機構であるものがある。
ここで、シート揃え機構3の代表的態様としては、例えば位置合わせ搬送部材2を利用したものが挙げられる。具体的には、シート搬送方向に直交する方向に対し移動自在に配設し、位置合わせ搬送部材2にシート1をニップさせた状態で位置合わせ搬送部材2を初期位置からシート搬送方向に直交する方向へ移動させるものである。
また、シート揃え機構3の別の態様として、シート搬送方向の位置合わせ搬送部材2の手前に設けられ、位置合わせ搬送部材2にニップする前に可動ガイドにてシート1を基準位置に向けて移動させるシート移動機構であるものがある。
【0021】
更にまた、本実施の形態では、画像形成装置はシート供給ユニット33を有し、このシート供給ユニット33は各種サイズの用紙などのシート30が堆積収容される複数の供給トレイ331と、手差しモード時にハガキなどのシートを手差しでセットする手差しトレイ(図示せず)とを備え、所定のフィードロール332にて供給トレイ331及び手差しトレイからシート30を送出するようにしたものである。
そして、本実施の形態において、シート搬送装置40は、前記供給トレイ331若しくは手差しトレイからのシート30を適宜数の対構成からなる搬送ロール41にて搬送した後、複数(例えば3つ)の対構成からなる斜行ロール42にてサイド初期位置にシート30の側端を合わせ、しかる後に、二次転写部位Pの手前に配置された対構成の位置合わせロール43にてシート30を基準位置に揃え且つ位置合わせした状態で二次転写部位Pへ搬送し、二次転写部位P通過後のシート30を例えば搬送ベルト46にて定着器28へと搬送するようにしたものである。
そしてまた、本実施の形態にあっては、シート搬送装置40は、定着器28から送出されたシート30を反転若しくはそのまま再度二次転写部位Pに戻すシート戻し機構47を備えている。
このシート戻し機構47は、定着器28から送出されたシート30をループ状の戻し経路471に沿って適宜数の搬送ロール41にて搬送するものであるが、戻し経路471の途中に反転部(本例では後処理ユニット32内の下部スペースを利用して構成)472を設け、この反転部472を介してシート30を反転させ、あるいは、反転部472を介さずにシート30をそのままの向きに保つようにしたものである。
更にまた、本実施の形態では、画像形成装置はシート供給ユニット33を有し、このシート供給ユニット33は各種サイズの用紙などのシート30が堆積収容される複数の供給トレイ331と、手差しモード時にハガキなどのシートを手差しでセットする手差しトレイ(図示せず)とを備え、所定のフィードロール332にて供給トレイ331及び手差しトレイからシート30を送出するようにしたものである。
そして、本実施の形態において、シート搬送装置40は、前記供給トレイ331若しくは手差しトレイからのシート30を適宜数の対構成からなる搬送ロール41にて搬送した後、複数(例えば3つ)の対構成からなる斜行ロール42にてサイド初期位置にシート30の側端を合わせ、しかる後に、二次転写部位Pの手前に配置された対構成の位置合わせロール43にてシート30を基準位置に揃え且つ位置合わせした状態で二次転写部位Pへ搬送し、二次転写部位P通過後のシート30を例えば搬送ベルト46にて定着器28へと搬送するようにしたものである。
そしてまた、本実施の形態にあっては、シート搬送装置40は、定着器28から送出されたシート30を反転若しくはそのまま再度二次転写部位Pに戻すシート戻し機構47を備えている。
このシート戻し機構47は、定着器28から送出されたシート30をループ状の戻し経路471に沿って適宜数の搬送ロール41にて搬送するものであるが、戻し経路471の途中に反転部(本例では後処理ユニット32内の下部スペースを利用して構成)472を設け、この反転部472を介してシート30を反転させ、あるいは、反転部472を介さずにシート30をそのままの向きに保つようにしたものである。
【0024】
更に、位置合わせロール43(レジロール431,432)は、図4〜図7に示すように、シート搬送ユニット48のユニットフレーム480に軸方向に対して移動自在に回転支承されており、ドライブレジロール431の支承軸一端にはカップリング57を介してサイドシフト機構58が設けられている。
このサイドシフト機構58はカップリング57に連結されるシャフト581にラック582を取り付け、このラック582にピニオンギア583を噛合させ、前記ピニオンギア583をサイドシフトモータ584にて所定量回転駆動するようにしたものである。
尚、図7において、レジモータ55はユニットフレーム480の内側に固定されており、このレジモータ55からの駆動力が減速ギア列59を介してドライブレジロール431に伝達されるようになっている。但し、減速ギア列59のドライブレジロール431側の要素591はドライブレジロール431の軸方向移動を許容するように軸方向に対して相対移動可能になっている。
更に、位置合わせロール43(レジロール431,432)は、図4〜図7に示すように、シート搬送ユニット48のユニットフレーム480に軸方向に対して移動自在に回転支承されており、ドライブレジロール431の支承軸一端にはカップリング57を介してサイドシフト機構58が設けられている。
このサイドシフト機構58はカップリング57に連結されるシャフト581にラック582を取り付け、このラック582にピニオンギア583を噛合させ、前記ピニオンギア583をサイドシフトモータ584にて所定量回転駆動するようにしたものである。
尚、図7において、レジモータ55はユニットフレーム480の内側に固定されており、このレジモータ55からの駆動力が減速ギア列59を介してドライブレジロール431に伝達されるようになっている。但し、減速ギア列59のドライブレジロール431側の要素591はドライブレジロール431の軸方向移動を許容するように軸方向に対して相対移動可能になっている。
【0026】
また、本実施の形態に係るシート搬送装置40は、図4に示すシート搬送制御系にてシート30の搬送処理を制御するようになっている。
特に、本実施の形態では、シート搬送路中でシート30を停止させることなく、シート30の搬送速度を制御する方式(供給トレイ331又は手差しトレイから二次転写部位Pの直前まで高速レベル(例えば300mm/sec.)で搬送し、所定の減速ポイントにてプロセス速度(低速レベル:例えば150mm/sec.)まで減速した後に二次転写部位Pに突入させる方式)が採用されている。
同図において、シート搬送制御系は、マイクロコンピュータシステムにて構築されたシート搬送制御装置100を有し、中間転写ベルト20の周囲のうち、最上流作像モジュール10Kの上流側に作像開始センサ101を配設すると共に、二次転写部位Pの上流側にマークセンサ102を配設する一方、シート搬送路のうち、位置合わせロール(レジロール)43の上流側直前にはレジ入口センサ103を配設すると共にその下流側直後にはレジ出口センサ104及びシート30のサイドシフト位置検知用のサイドシフトセンサ105(図7参照)を配設し、各センサ101〜105からの検知信号及びシート30の各種情報(本例ではサイズ、向き、種類)などをシート搬送制御装置100に取り込み、シート搬送制御装置100にて例えば図9,図10に示す処理(図9:リード位置合わせ処理,図10:シート揃え処理)を実行し、各モータ51〜56及びサイドシフト機構58などの各制御要素に所定の制御信号を送出するようにしたものである。
また、本実施の形態に係るシート搬送装置40は、図4に示すシート搬送制御系にてシート30の搬送処理を制御するようになっている。
特に、本実施の形態では、シート搬送路中でシート30を停止させることなく、シート30の搬送速度を制御する方式(供給トレイ331又は手差しトレイから二次転写部位Pの直前まで高速レベル(例えば300mm/sec.)で搬送し、所定の減速ポイントにてプロセス速度(低速レベル:例えば150mm/sec.)まで減速した後に二次転写部位Pに突入させる方式)が採用されている。
同図において、シート搬送制御系は、マイクロコンピュータシステムにて構築されたシート搬送制御装置100を有し、中間転写ベルト20の周囲のうち、最上流作像モジュール10Kの上流側に作像開始センサ101を配設すると共に、二次転写部位Pの上流側にマークセンサ102を配設する一方、シート搬送路のうち、位置合わせロール(レジロール)43の上流側直前にはレジ入口センサ103を配設すると共にその下流側直後にはレジ出口センサ104及びシート30のサイドシフト位置検知用のサイドシフトセンサ105(図7参照)を配設し、各センサ101〜105からの検知信号及びシート30の各種情報(本例ではサイズ、向き、種類)などをシート搬送制御装置100に取り込み、シート搬送制御装置100にて例えば図9,図10に示す処理(図9:リード位置合わせ処理,図10:シート揃え処理)を実行し、各モータ51〜56及びサイドシフト機構58などの各制御要素に所定の制御信号を送出するようにしたものである。
【0036】
この後、図11(c)に示すように、シート30の先端がレジ出口センサ104に到達すると、レジ出口センサ104がオン動作し、これに伴って、シート搬送制御装置100は、図10に示すように、シート30のサイドシフト処理を開始し、サイドシフト機構58(図7参照)にて、シート30がニップされた状態のレジロール43を軸方向に移動させる(図11(d)参照)。
ここで、サイドシフトセンサ105としては、例えば図14(a)に示すように、チャンネル状のセンサケース110に発光素子111と受光素子112とを対向配置した所謂フォトカプラ構成のものが用いられており、サイド初期位置SIPに位置規制されたシート30の側端部が発光素子111と受光素子112との間の空間部を通過するようになっている。
この後、図11(c)に示すように、シート30の先端がレジ出口センサ104に到達すると、レジ出口センサ104がオン動作し、これに伴って、シート搬送制御装置100は、図10に示すように、シート30のサイドシフト処理を開始し、サイドシフト機構58(図7参照)にて、シート30がニップされた状態のレジロール43を軸方向に移動させる(図11(d)参照)。
ここで、サイドシフトセンサ105としては、例えば図14(a)に示すように、チャンネル状のセンサケース110に発光素子111と受光素子112とを対向配置した所謂フォトカプラ構成のものが用いられており、サイド初期位置SIPに位置規制されたシート30の側端部が発光素子111と受光素子112との間の空間部を通過するようになっている。
【0037】
この状態において、レジロール43に挟まれたシート30がレジロール43の軸方向に沿って移動していくと、図14(b)に示すように、発光素子111と受光素子112との対向部を抜けることになり、この状態において、発光素子111からの光が受光素子112に完全に受光されることになり、サイドシフトセンサ105がオン(受光素子112ローレベル)からオフ(受光素子112ハイレベル)に切り替わる(図12(a)参照)。
すると、シート搬送制御装置100は、図10に示すように、サイドシフトセンサ105のオフ信号からサイドシフト量に対応するnパルスをカウントし、図14(c)に示すように、nパルス分に対応する分だけシート30をシフトさせる。
このとき、図12(a)(b)に示すように、例えばA3判サイズ以下のシート30(1)の場合には、n=Aパルスであり、当該シート30(1)はサイド初期位置SIPからa1(16.52mm)の基準位置に設定され、また、12inchのシート30(2)の場合には、n=Bパルスであり、当該シート30(2)はサイド初期位置SIPからa2(12.62mm)の基準位置に設定され、更に、12.6inchのシート30(3)の場合には、n=Cパルスであり、当該シート30(3)はサイド初期位置SIPからa3(5mm)の基準位置に設定される。
この段階で、シート30のサイドシフト動作が終了し、レジロール43の軸方向への移動動作が停止され、シート30は各基準位置に揃えられた状態でレジロール43にて搬送される。
ここで、本実施の形態において、サイドシフトセンサ105を用いたシート30の位置設定を行っている理由は以下の通りである。
すなわち、シート30は斜行ロール42にて固定サイドガイド483に押し付けられるので、例えばシート30として薄紙等を使用すると、腰がないために固定サイドガイド483に当接したシート30が撓んでしまう。このとき、サイドシフトセンサ105を使わずにサイズ、向き毎にシート30に対するサイドシフト量を一定に設定してしまうと、シート30が撓んだような状況下ではシート30のサイドシフト量が見かけ上少なくなり、シート30の位置設定が不正確になり易い。
これに対し、本実施の形態では、サイドシフトセンサ105にてサイドシフト中のシート30の端部位置を見てシート30の基準位置を設定するようにしているため、薄紙等のシート30の種類に影響されることなく、シート30の位置設定を正確に行うことができる。
この状態において、レジロール43に挟まれたシート30がレジロール43の軸方向に沿って移動していくと、図14(b)に示すように、発光素子111と受光素子112との対向部を抜けることになり、この状態において、発光素子111からの光が受光素子112に完全に受光されることになり、サイドシフトセンサ105がオン(受光素子112ローレベル)からオフ(受光素子112ハイレベル)に切り替わる(図12(a)参照)。
すると、シート搬送制御装置100は、図10に示すように、サイドシフトセンサ105のオフ信号からサイドシフト量に対応するnパルスをカウントし、図14(c)に示すように、nパルス分に対応する分だけシート30をシフトさせる。
このとき、図12(a)(b)に示すように、例えばA3判サイズ以下のシート30(1)の場合には、n=Aパルスであり、当該シート30(1)はサイド初期位置SIPからa1(16.52mm)の基準位置に設定され、また、12inchのシート30(2)の場合には、n=Bパルスであり、当該シート30(2)はサイド初期位置SIPからa2(12.62mm)の基準位置に設定され、更に、12.6inchのシート30(3)の場合には、n=Cパルスであり、当該シート30(3)はサイド初期位置SIPからa3(5mm)の基準位置に設定される。
この段階で、シート30のサイドシフト動作が終了し、レジロール43の軸方向への移動動作が停止され、シート30は各基準位置に揃えられた状態でレジロール43にて搬送される。
ここで、本実施の形態において、サイドシフトセンサ105を用いたシート30の位置設定を行っている理由は以下の通りである。
すなわち、シート30は斜行ロール42にて固定サイドガイド483に押し付けられるので、例えばシート30として薄紙等を使用すると、腰がないために固定サイドガイド483に当接したシート30が撓んでしまう。このとき、サイドシフトセンサ105を使わずにサイズ、向き毎にシート30に対するサイドシフト量を一定に設定してしまうと、シート30が撓んだような状況下ではシート30のサイドシフト量が見かけ上少なくなり、シート30の位置設定が不正確になり易い。
これに対し、本実施の形態では、サイドシフトセンサ105にてサイドシフト中のシート30の端部位置を見てシート30の基準位置を設定するようにしているため、薄紙等のシート30の種類に影響されることなく、シート30の位置設定を正確に行うことができる。
【0038】
そして、図12(c)に示すように、シート30がレジロール43を通過し、シート30の後端がレジ出口センサ104を通過すると、シート搬送制御装置100は、図10に示すように、レジ出口センサ104がオンからオフになった時点で、サイドシフト機構58によりレジロール43を初期位置に復帰させる。
また、図15(b)に示すように、シート30の先端が二次転写部位Pへ至ると、シート30の先端部が二次転写ロール26とバックアップロール24との間にニップ搬送されるため、この段階で、シート30の後端がレジロール43を抜けていなければ、ニップリリースモータ56(図4参照)にてニップ状態のレジロール43がリリースされる。
このようなレジロール43のニップリリース方式を採用している理由は以下の通りである。
すなわち、第一に、レジロール43をニップ状態のままにすると、例えばシート30が厚紙のとき、レジロール43と中間転写ベルト20との間に速度差が僅かでもあると、レジロール43が相対的に速いと中間転写ベルト20が押されたり、逆に、レジロール43が相対的に遅いと中間転写ベルト20が引っ張られることになり、転写動作時に像ずれが生じ易い。これを回避するために、転写動作時にレジロール43をリリースするのである。第二に、レジロール43をサイドシフトする方式にあっては、シート30の後端がレジロール43を通過しなくても、レジロール43を初期位置へ戻すことが可能になる。このため、レジロール43の戻し開始タイミングを早く設定することが可能になり、その分、連続画像形成時におけるインターイメージを狭くすることができ、生産性を向上させることができる。
尚、搬送タイミングが厳しい場合には、シート30の先端部が二次転写ロール26に到達すると、レジロール43のニップを解除すると共に、このレジロール43を初期位置に復帰させ、次のシート30に備えて、シート30の後端がレジロール43を抜ければレジロール43をニップさせるようにしてもよい。
そして、図12(c)に示すように、シート30がレジロール43を通過し、シート30の後端がレジ出口センサ104を通過すると、シート搬送制御装置100は、図10に示すように、レジ出口センサ104がオンからオフになった時点で、サイドシフト機構58によりレジロール43を初期位置に復帰させる。
また、図15(b)に示すように、シート30の先端が二次転写部位Pへ至ると、シート30の先端部が二次転写ロール26とバックアップロール24との間にニップ搬送されるため、この段階で、シート30の後端がレジロール43を抜けていなければ、ニップリリースモータ56(図4参照)にてニップ状態のレジロール43がリリースされる。
このようなレジロール43のニップリリース方式を採用している理由は以下の通りである。
すなわち、第一に、レジロール43をニップ状態のままにすると、例えばシート30が厚紙のとき、レジロール43と中間転写ベルト20との間に速度差が僅かでもあると、レジロール43が相対的に速いと中間転写ベルト20が押されたり、逆に、レジロール43が相対的に遅いと中間転写ベルト20が引っ張られることになり、転写動作時に像ずれが生じ易い。これを回避するために、転写動作時にレジロール43をリリースするのである。第二に、レジロール43をサイドシフトする方式にあっては、シート30の後端がレジロール43を通過しなくても、レジロール43を初期位置へ戻すことが可能になる。このため、レジロール43の戻し開始タイミングを早く設定することが可能になり、その分、連続画像形成時におけるインターイメージを狭くすることができ、生産性を向上させることができる。
尚、搬送タイミングが厳しい場合には、シート30の先端部が二次転写ロール26に到達すると、レジロール43のニップを解除すると共に、このレジロール43を初期位置に復帰させ、次のシート30に備えて、シート30の後端がレジロール43を抜ければレジロール43をニップさせるようにしてもよい。
【0043】
本実施の形態において、可動サイドガイド485の駆動機構は、例えば可動サイドガイド485の移動方向に沿って延びる一対の固定ラック486と、可動サイドガイド485にブラケット487を介して固定された一対の駆動モータ488と、この駆動モータ488のモータ軸に固定され且つ前記固定ラック486に噛合する一対のピニオンギア489とで構成されており、シート情報に応じて駆動モータ488を適宜回転させることで、ピニオンギア489及び固定ラック486を介して可動サイドガイド485を所定量移動させるものである。
本実施の形態において、可動サイドガイド485の駆動機構は、例えば可動サイドガイド485の移動方向に沿って延びる一対の固定ラック486と、可動サイドガイド485にブラケット487を介して固定された一対の駆動モータ488と、この駆動モータ488のモータ軸に固定され且つ前記固定ラック486に噛合する一対のピニオンギア489とで構成されており、シート情報に応じて駆動モータ488を適宜回転させることで、ピニオンギア489及び固定ラック486を介して可動サイドガイド485を所定量移動させるものである。
【0055】
また、ドライブレジロール431の外径を測定する方式としては、上述したものに限られるものではなく、例えば図22(b)に示すような方式を用いてもよい。
これは、ドライブレジロール431と二次転写部位との間のシート搬送路中に二つのシート通過センサ141(例えばレジ出口センサ104などを兼用して差し支えない),142を離間配置し、シート搬送制御装置100にこれらのシート通過センサ141,142からの検知信号を取り込むことで、ドライブレジロール431の周長変化を把握するようにしたものである。
ここで、第1シート通過センサ141と第2シート通過センサ142との間の距離は、ドライブレジロール431の基準外径をD0とした場合における当該ドライブレジロール431の周長(πD0)に対応して設定されており、シート30がシート通過センサ141〜142を進む間に駆動モータ55の駆動パルス数をカウントすることによりドライブレジロール431の回転角度がわかり、その結果ドライブレジロール431の外径の変化量がわかるのである。
また、ドライブレジロール431の外径を測定する方式としては、上述したものに限られるものではなく、例えば図22(b)に示すような方式を用いてもよい。
これは、ドライブレジロール431と二次転写部位との間のシート搬送路中に二つのシート通過センサ141(例えばレジ出口センサ104などを兼用して差し支えない),142を離間配置し、シート搬送制御装置100にこれらのシート通過センサ141,142からの検知信号を取り込むことで、ドライブレジロール431の周長変化を把握するようにしたものである。
ここで、第1シート通過センサ141と第2シート通過センサ142との間の距離は、ドライブレジロール431の基準外径をD0とした場合における当該ドライブレジロール431の周長(πD0)に対応して設定されており、シート30がシート通過センサ141〜142を進む間に駆動モータ55の駆動パルス数をカウントすることによりドライブレジロール431の回転角度がわかり、その結果ドライブレジロール431の外径の変化量がわかるのである。
【0057】
◎変形の形態
上述した各実施の形態では、シート30の位置合わせ要素は、いずれもシート搬送路中でシート30を停止させることなく、レジロール43の速度制御を行う方式を用いているが、これに限られるものではなく、適宜選定して差し支えない。
例えば図26(a)に示すように、レジロール43の上流側に位置合わせ用のゲート部材71を開閉可能に例えば揺動支持し、閉位置(図中実線位置)にあるゲート部材71でシート30を一旦せき止めた後、所定のタイミングでゲート部材71を図中二点鎖線で示す位置に開放し、シート30の搬送動作を継続するようにしたり、あるいは、図26(b)に示すように、シート30の到達に先立ってレジロール43を停止させておき、レジロール43間に突き当てた状態でシート30を一時停止させ、中間転写ベルト20上の画像(図示せず)が二次転写部位に到達するタイミングを基準にドライブレジロール431を駆動開始することにより、シート30の再搬送タイミングを調整するものが挙げられる。
◎変形の形態
上述した各実施の形態では、シート30の位置合わせ要素は、いずれもシート搬送路中でシート30を停止させることなく、レジロール43の速度制御を行う方式を用いているが、これに限られるものではなく、適宜選定して差し支えない。
例えば図26(a)に示すように、レジロール43の上流側に位置合わせ用のゲート部材71を開閉可能に例えば揺動支持し、閉位置(図中実線位置)にあるゲート部材71でシート30を一旦せき止めた後、所定のタイミングでゲート部材71を図中二点鎖線で示す位置に開放し、シート30の搬送動作を継続するようにしたり、あるいは、図26(b)に示すように、シート30の到達に先立ってレジロール43を停止させておき、レジロール43間に突き当てた状態でシート30を一時停止させ、中間転写ベルト20上の画像(図示せず)が二次転写部位に到達するタイミングを基準にドライブレジロール431を駆動開始することにより、シート30の再搬送タイミングを調整するものが挙げられる。
Priority Applications (2)
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JP16894799A JP3744728B2 (ja) | 1999-06-15 | 1999-06-15 | シート搬送装置及びこれを用いた画像形成装置 |
US09/521,669 US6356735B1 (en) | 1999-06-15 | 2000-03-08 | Sheet transport device and an image-forming apparatus employing the sheet transport device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP16894799A JP3744728B2 (ja) | 1999-06-15 | 1999-06-15 | シート搬送装置及びこれを用いた画像形成装置 |
Publications (3)
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Family Applications (1)
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