JP2010116234A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及び印刷媒体搬送装置 - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法及び印刷媒体搬送装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は搬送経路に沿って搬送される印刷媒体を正確に検出することを課題とする。
【解決手段】コントローラ400は、印刷中の状態で緊急停止した場合、RAM290に記憶された印刷媒体Pの搬送停止位置を読み込み、搬送位置検出センサ250により検出されない不確定位置に停止したか否かを判定する(判定手段)。そして、コントローラ400は、緊急停止時に記憶媒体Pの先端が不確定位置に停止している場合は、印刷媒体Pの先端の停止位置(トレイ給紙口S0からの距離)に応じて搬送経路のマスク処理を行うマスク処理区間(区間A)及び/またはマスク処理を行わない非マスク処理区間(区間B)の範囲を設定する(マスク処理区間設定手段)。これにより、印刷再開時に印刷媒体Pの先端が区間Bを通過する際には、マスク処理が解除(キャンセル)された状態に切替わる。
【選択図】図3

Description

本発明は搬送経路を搬送される印刷媒体(用紙)に印刷を行なうよう構成された画像形成装置、その制御方法及び印刷媒体搬送装置に関する。
従来より、複写機やプリンタ等の画像形成装置においては、印刷媒体としての用紙の搬送状態を検出したり、装置の制御タイミングを取ったりするために用紙搬送経路の途中に用紙が到達したことを検出するフィラーセンサまたは光センサ等からなる検出手段が備えられている。そして、一般的には、(1)印刷媒体収納部から搬送された用紙が搬送経路の所定位置を通過したことを確認するため、(2)次の用紙の搬送タイミングを計るため、(3)用紙詰まり(ジャムとも言う)を検出するため、(4)検出手段により用紙があることを検出した後、すぐに紙がないことを確認するために用紙の検出を行なっている。
また、この種の画像形成装置では、検出手段からの検出信号にノイズが重畳されていると、用紙を検出した本来の検出信号がどれなのか分からずに誤検出してしまうおそれがある。このような、誤動作を防止するため、画像形成装置においては、印刷媒体収納部(トレイ又はカセット)に収納された用紙を搬送する過程で予め設定された所定時間が経過するまで検出信号にマスク処理を施している。そして、用紙が規定の検出位置に達する直前にマスク処理を解除するように切替えることで、検出信号の信頼性、確実性を高めるようにしている。尚、検出信号にノイズが重畳されてしまう現象としては、例えば、検出手段として設けられたフィラーセンサに用紙以外の異物が接触したり、あるいは光センサを検出手段に用いた場合には、光センサのレンズに用紙の破片などの異物が付着したりする場合などが考えられる。
上記マスク処理は、用紙が搬送経路にないことが検出されてから所定時間が経過するまで、検出手段から出力された検出信号をキャンセルすることにより、ノイズによる誤検出を防止することを可能にしている(例えば、特許文献1参照)。
また、用紙を検出する検出手段からの検出信号は、例えば、印刷ジョブを実行するためのトリガとして用いられたり、あるいはモータの駆動開始、モータトルクをオン・オフするためのクラッチを切替えるタイミング信号として用いられる。
ところで、画像形成装置においては、用紙を連続して搬送して印刷を行なっているときに緊急停止させる場合がある。この緊急停止を行なう状況としては、例えば、搬送経路で用紙が詰まった状況(ジャムとも言う)、あるいは用紙先端が折れている場合やプリンタカバーが開けられた場合などがある。また画像形成装置では、これら緊急停止を行なう状況のうち何れか一つの状況が検出されると、用紙を搬送する搬送装置のモータへの通電をオフにしたり、あるいはモータの回転駆動力を給紙ローラに伝達するクラッチを切ることで用紙搬送を緊急停止させるように構成されている。
特許第3256043号公報
しかしながら、画像形成装置においては、緊急停止した場合に搬送再開後も通常の印刷工程と同じようにマスク処理がそのまま実行されてしまうと、例えば、用紙が印刷媒体収納部から飛び出した状態から印刷を再開する可能性が高いので、用紙が検出手段による検出位置に到達しているのにも関わらず、マスク処理が行なわれているために用紙を検出できないといった問題が生じるおそれがある。
また、検出手段による検出信号は、印刷媒体収納部から搬送された当該用紙に対する印刷ジョブの実行を開始するためのトリガとなるため、マスク処理によって本来の検出信号が無視されてしまうと、当該用紙に対する印刷が行なわれず、用紙の搬送のみが行なわれてしまうことになる。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、上記課題を解決した画像形成装置、その制御方法及び印刷媒体搬送装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
(1)本発明は、印刷媒体収納部に収納された印刷媒体を搬送経路に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送経路の所定距離に前記印刷媒体の先端が到達したことを検出する検出手段と、前記検出手段からの検出信号に基づいて当該印刷媒体に画像データを印刷する制御手段とを有する画像形成装置であって、
前記印刷媒体が前記印刷媒体収納部から搬送開始されて所定の区間を通過するまでの間に前記検出手段により生成される検出信号をマスク処理するマスク手段と、
前記印刷媒体収納部の収納位置から搬送された印刷媒体の先端の搬送距離を計測する搬送距離計測手段と、
前記搬送手段が前記印刷媒体を搬送する過程で停止した場合には、前記印刷媒体が前記検出手段により検出されない不確定位置に停止したか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記印刷媒体が不確定位置で停止したと判定された場合には、前記印刷媒体の停止位置に応じて搬送経路の前記マスク処理を行うマスク処理区間及び/または前記マスク処理を行わない非マスク処理区間の範囲を設定するマスク処理区間設定手段と、
を備えたことを特徴とする。
(2)本発明は、前記マスク処理区間設定手段は、
前記印刷媒体収納部から前記搬送距離計測手段により計測された前記印刷媒体の先端の停止位置までの不確定距離Lxを演算し、前記印刷媒体収納部から前記検出手段の検出位置までの距離Lから前記不確定距離Lxと前記検出位置から決められた固定距離Lyを差し引いた可変マスク距離Lzを求め、前記可変マスク距離Lz又は前記可変マスク距離Lzを前記搬送手段による搬送速度vで除算した設定時間により前記マスク処理区間及び/または前記非マスク処理区間の範囲を記憶手段に設定することを特徴とする。
(3)本発明は、前記マスク処理区間設定手段は、
前記緊急停止時に前記搬送距離計測手段により計測された前記印刷媒体の先端の停止位置が前記印刷媒体収納部内である場合には、前記不確定距離Lxをゼロとし、前記距離Lから固定距離Lyを差し引いた前記可変マスク距離Lz又は前記可変マスク距離Lzを前記搬送速度vで除算した設定時間により前記マスク処理区間及び/または前記非マスク処理区間の範囲を記憶手段に設定することを特徴とする。
(4)本発明は、前記搬送距離計測手段は、前記印刷媒体収納部に収納された前記印刷媒体に押し付けられる給紙ローラの回転量及び前記給紙ローラの直径に基づいて前記搬送距離を算出することを特徴とする。
(5)本発明は、前記判定手段により前記印刷媒体が不確定位置で停止したと判定された場合には、動作モードを前記マスク処理区間設定手段によるマスク設定モードまたは前記検出信号に含まれるノイズを除去するチャタリング防止モードに切替える動作モード切替手段を備え、
前記動作モード切替手段により前記マスク設定モードが設定された場合には前記マスク処理区間設定手段により前記マスク処理区間または前記非マスク処理区間の範囲を設定し、前記チャタリング防止モードが設定された場合には前記マスク処理区間を前記非マスク処理区間として設定することを特徴とする。
(6)本発明は、前記印刷媒体収納部が複数設置されており、
前記搬送手段が前記印刷媒体を搬送する過程で停止した場合には、前記停止前に指定された印刷媒体収納部と停止後の印刷再開時に指定された印刷媒体収納部とが同一か否かを確認する印刷媒体収納部種別確認手段を有し、
前記印刷媒体収納部種別確認手段により前記停止前に指定された印刷媒体収納部と停止後の印刷再開時に指定された印刷媒体収納部とが同一である場合には、前記マスク処理区間設定手段により前記マスク処理区間または前記非マスク処理区間の範囲を設定し、前記印刷媒体収納部確認手段により前記停止前に指定された印刷媒体収納部と停止後の印刷再開時に指定された印刷媒体収納部とが異なる場合には、前記マスク処理区間設定手段により前記マスク処理区間を前記非マスク処理区間として設定することを特徴とする。
(7)本発明は、前記印刷媒体収納部種別確認手段により前記停止前に指定された印刷媒体収納部と停止後の印刷再開時に指定された印刷媒体収納部とが同一であると判断された場合には、当該印刷媒体収納部が開閉操作された否かを確認する印刷媒体収納部開閉確認手段を有し、
前記印刷媒体収納部開閉確認手段により当該印刷媒体収納部が開閉操作されていないと判断された場合には、前記マスク処理区間設定手段により前記マスク処理区間を前記非マスク処理区間として設定することを特徴とする。
(8)本発明は、印刷媒体収納部に収納された印刷媒体を搬送経路に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送経路の所定距離に前記印刷媒体の先端が到達したことを検出する検出手段と、前記検出手段からの検出信号に基づいて当該印刷媒体に画像データを印刷する制御手段とを有する画像形成装置の制御方法であって、
前記印刷媒体が前記印刷媒体収納部から搬送開始されて所定の区間を通過するまでの間に前記検出手段により生成される検出信号をマスク処理する過程と、
前記印刷媒体収納部の収納位置から搬送された媒体用紙の先端の搬送距離を計測する過程と、
前記搬送手段が前記印刷媒体を搬送する過程で停止した場合には、前記印刷媒体が前記検出手段により検出されない不確定位置に停止したか否かを判定する過程と、
前記判定手段により前記印刷媒体が不確定位置で停止したと判定された場合には、前記印刷媒体の停止位置に応じて搬送経路の前記マスク処理を行うマスク処理区間及び/または前記マスク処理を行わない非マスク処理区間の範囲を設定する過程と、
を実行することを特徴とする。
(9)本発明は、印刷媒体収納部に収納された印刷媒体を搬送経路に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送経路の所定距離に前記印刷媒体の先端が到達したことを検出する検出手段とを有する印刷媒体搬送装置であって、
前記印刷媒体が前記印刷媒体収納部から搬送開始されて所定の区間を通過するまでの間に前記検出手段により生成される検出信号をマスク処理するマスク手段と、
前記印刷媒体収納部の収納位置から搬送された媒体用紙の先端の搬送距離を計測する搬送距離計測手段と、
前記搬送手段が前記印刷媒体を搬送する過程で停止した場合には、前記印刷媒体が前記検出手段により検出されない不確定位置に停止したか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記印刷媒体が不確定位置で停止したと判定された場合には、前記印刷媒体の停止位置に応じて搬送経路の前記マスク処理を行うマスク処理区間及び/または前記マスク処理を行わない非マスク処理区間の範囲を設定するマスク処理区間設定手段と、
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、印刷媒体が搬送過程で停止した場合でも印刷媒体を確実に検出して当該印刷媒体に対する印刷処理を正確に行なうことが可能になる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は本発明による画像形成装置の一実施例の概略構成を示す縦断面図である。図1に示されるように、画像形成装置であるプリンタ10の本体ケース20内部の略中央部には、4つのプリンタエンジン30(30Y、30C、30M、30K)、光ビームを出射して光ビームによる走査線を後述する感光体に照射させる光書込装置40、中間転写ベルト50等が配置されている。各プリンタエンジン30(30Y、30C、30M、30K)は、それぞれトナー画像を形成する部分であり、同じ構造に形成されている。そして、各プリンタエンジン30Y、30C、30M、30Kでは、上方に配されたトナーボトル32Y、32C、32M、32Kから供給される異なる色のトナーが使用されることにより、異なる色のトナー画像が形成される。これらのプリンタエンジン30Y、30C、30M、30K及びそのプリンタエンジン30Y、30C、30M、30Kの構成部品等に関する本明細書及び図面の記載において、Y、C、M、Kの添え字は、各々イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの色を示しており、これらの添え字は必要に応じて割愛する。
4つのプリンタエンジン30Y、30C、30M、30Kの機械的構造は同じであり、各プリンタエンジン30は、矢印方向へ回転駆動される感光体60(60Y、60C、60M、60K)、感光体60(60Y、60C、60M、60K)の周囲に配置された帯電部70、現像部80、クリーニング部90等により構成されている。
感光体60(60Y、60C、60M、60K)は、夫々円筒状に形成されて駆動モータ(図示せず)により回転駆動され、外周面には感光層が設けられている。光書込装置40から出射された光ビームが感光体60の外周面に照射されることにより、感光体60(60Y、60C、60M、60K)の外周面には画像データに応じた静電潜像が書き込まれる。4つの感光体60Y、60C、60M、60Kの夫々には、帯電部70、現像部80、クリーニング部90が個別に配されている。
帯電部70は、ローラ状に形成された導電性ローラ部材であり、この帯電部70に帯電バイアス電圧が電源装置(図示せず)から供給されることにより感光体60の外周面が一様に帯電される。
現像部80は、感光体60(60Y、60C、60M、60K)へのトナー供給を行う。供給されたトナーが感光体60の外周面に書き込まれた静電潜像に付着することにより、感光体60上の静電潜像がトナー画像として顕像化される。
クリーニング部90は、感光体60上に形成されたトナー画像が中間転写ベルト50に転写された後、感光体60の外周面に付着している残留トナーをクリーニングする。
中間転写ベルト50は、樹脂フィルム又はゴムを基体として形成されたループ状のベルトであり、感光体60上に形成されたトナー画像が転写される。この中間転写ベルト50は、ローラ100、110、120により支持されて矢印方向へ回転駆動される。中間転写ベルト50の内周面側(ループの内側)には、各感光体60上のトナー画像を中間転写ベルト50上に転写させる4個の転写ローラ130が配置されている。各感光体60上に形成されたトナー画像が中間転写ベルト50上に順次転写されることにより、中間転写ベルト50上にはカラーのトナー画像が担持される。中間転写ベルト50の外周面側(ループの外側)には、中間転写ベルト50の外周面に付着した残留トナーや紙粉等をクリーニングするクリーニング部140が配置されている。
本体ケース20内における4個のプリンタエンジン30Y、30C、30M、30K及び光書込装置40の下方には、印刷媒体(印刷用紙)Pが積層保持される給紙トレイ(第1印刷媒体収納部)150が配置されている。給紙トレイ150内に積層保持されている印刷媒体Pは、給紙ローラ160により最上位のものから順に分離給紙される。
本体ケース20内には、給紙トレイ150内から分離給紙された印刷媒体Pが搬送される搬送経路170(図1中、破線で示す)が形成されている。この搬送経路170上には、レジストローラ180、転写ローラ190、定着部200、排紙ローラ210等が配置されている。
レジストローラ180は、所定のタイミングで間欠的に回転駆動されるローラである。レジストローラ180が間欠的に回転駆動されることにより、レジストローラ180の位置まで搬送されて停止していた印刷媒体Pが、中間転写ベルト50と転写ローラ190とにより挟まれる転写位置へ送り込まれ、印刷媒体Pがこの転写位置を通過する過程において中間転写ベルト50上のトナー画像が印刷媒体Pに転写される。
定着部200は、トナー画像が転写された印刷媒体Pに対して熱と圧力とを加えてトナーを溶融し、トナー画像を印刷媒体Pに定着させる部分である。定着部200を通過することによりトナー画像を定着処理された印刷媒体Pは、排紙ローラ210により本体ケース20の上面部に形成されている排紙トレイ220上に排紙される。
本体ケース20の右側の側面には、開閉式の給紙トレイ(第2印刷媒体収納部)230が設けられている。この給紙トレイ230には、例えば、給紙トレイ150と異なるサイズの印刷媒体Pが収納されており、給紙トレイ230の給紙側には印刷媒体Pに圧接される給紙ローラ240が設けられている。
各給紙トレイ150、230に収納された印刷媒体Pは、給紙ローラ160、240が矢印方向に回転駆動されることにより、1枚ずつ最上位の用紙から取り出されて搬送経路170に搬送される。この搬送経路170の近傍には、各給紙トレイ150、230から供給された印刷媒体Pの先端がトレイ給紙口から所定距離の検出位置に到達したことを検出する検出手段としての搬送位置検出センサ250が配されている。
この搬送位置検出センサ250は、印刷媒体Pの先端に接触して検出信号を出力する接触方式のフィラーセンサ、または光を照射して印刷媒体Pで反射した反射光を受光したとき検出信号を出力する反射型光センサ、または搬送経路170の両側で対向する発光素子と受光素子との間を印刷媒体Pが通過するときに光が遮断されることで検出信号を出力する光センサなどからなる。
図2は画像形成装置を構成する各部を示すブロック図である。図2に示されるように、画像形成装置には、上記プリンタエンジン30Y、30C、30M、30K、定着部200、搬送位置検出センサ250、用紙搬送用モータ260、270、280、トレイ用紙検出センサ290、300、電源スイッチ310、緊急停止スイッチ312、給紙用モータ320、330、中間転写ベルト用モータ340、電源350、モータドライバ360、タイマ370、ROM(Read-Only-Memory)380、RAM(Random-Access-Memory)390、コントローラ(制御手段)400、プリンタエンジン駆動ドライバ410が設けられ、これらの各部がバス500を介して接続されている。コントローラ400は、ROM380に格納された各種制御プログラムを読み込んでモータドライバ360、プリンタエンジン駆動ドライバ410を駆動制御すると共に、プリンタエンジン30Y、30C、30M、30K、定着部200、用紙搬送用モータ260、270、280、給紙用モータ320、330の各モータを制御して印刷媒体Pを搬送経路170に沿って搬送しながら、画像データを印刷媒体Pに印刷(現像、転写、定着)する。
用紙搬送用モータ260、270、280は、印刷媒体Pの搬送タイミングに応じて夫々レジストローラ180、転写ローラ190、排紙ローラ210を回転駆動するように回転方向、回転トルク、回転時間を制御される。給紙用モータ320、330は、各給紙トレイ150、230に収納された印刷媒体Pを取り出すための給紙ローラ160、240を回転駆動するための駆動手段であり、印刷ジョブと共に設定された用紙指定データに対応する何れか一方のトレイの印刷媒体を供給するように指定的に回転駆動される。
トレイ用紙検出センサ290、300は、夫々各給紙トレイ150、230に収納された印刷媒体Pの存在を検出しており、例えば、各給紙トレイ150、230内の印刷媒体Pが全て搬送されたときに印刷媒体Pが無いことを示す信号を出力する。
緊急停止スイッチ312は、印刷中に例えば、搬送経路170を搬送中の印刷媒体Pが詰まった場合、あるいはプリンタ10の側面に配されたカバーあるいは給紙トレイ150、230の何れかが開いた場合、あるいはトレイ用紙検出センサ290、300により指定されたトレイの印刷媒体Pの残量がゼロになったことが検出された場合に、オフに切り替わり、全てのモータへの通電を遮断してプリンタ10を停止状態にする。
上記制御プログラムとしては、印刷ジョブに基づいて印刷媒体に対する印刷を行なうように上記プリンタエンジン30Y、30C、30M、30K、定着部200を制御する制御プログラムと、印刷制御に伴って用紙搬送用モータ260、270、280及び給紙用モータ320、330、中間転写ベルト用モータ340などの各モータを個別に制御する制御プログラムとが格納されている。
また、ROM380には、給紙トレイ150、230から搬送開始されて所定の設定時間が通過するまでの間に検出手段により生成される検出信号をマスク処理する制御プログラム(マスク手段)と、給紙トレイ150、230の収納位置から搬送された印刷媒体Pの先端の搬送距離を計測する制御プログラム(搬送距離計測手段)と、印刷媒体Pを搬送する過程で停止した場合には、印刷媒体Pが搬送位置検出センサ250(検出手段)により検出されない不確定位置に停止したか否かを判定する制御プログラム(判定手段)と、印刷媒体Pが不確定位置で停止したと判定された場合には、印刷媒体Pの停止位置に応じて搬送経路のマスク処理を行うマスク処理区間またはマスク処理を行わない非マスク処理区間の範囲を設定する制御プログラム(マスク処理区間設定手段)とが記憶されている。
図3は印刷媒体Pを給紙トレイ150から搬送経路170に搬送する搬送機構600の概略構成を示す図である。図3に示されるように、給紙トレイ150に収納された印刷媒体Pを搬送する搬送機構600は、印刷媒体搬送装置を構成しており、給紙トレイ150の給紙口S0で最上位の印刷媒体Pに圧接される給紙ローラ160と、給紙トレイ150から搬出された印刷媒体Pを搬送経路170に沿ってガイドするガイド部材172と、搬送経路170の印刷媒体Pを搬送方向に移動させるレジストローラ180と、印刷媒体Pの先端が検出位置S2に達したことを検出する搬送位置検出センサ250とを有する。
また、給紙トレイ150に収納された各印刷媒体Pは、その搬出方向の先端が給紙トレイ150の給紙口S0の位置と一致するように積重されている。そのため、給紙ローラ160の回転により給紙トレイ150から搬出される印刷媒体Pの搬送開始のスタート位置は、給紙口S0の位置になる。
給紙ローラ160は、給紙用モータ320により回転駆動されており、印刷ジョブを実行する際に給紙トレイ150の最上位に位置する印刷媒体Pを一枚ずつ搬出する。例えば、給紙用モータ320にステッピングモータが用いられている場合には、モータ軸回転角から給紙ローラ160の回転量(回転角)が分かり、給紙ローラ160の直径Dと回転量Nとの関係から印刷媒体Pの搬送距離を演算することが可能になる。すなわち、コントローラ400は、給紙ローラ160の直径Dから外周(2π・D)を求め、この外周と回転量Nとを掛けた値を印刷媒体Pの搬送距離としてRAM290に記憶することで、常時、印刷媒体Pの搬送距離を計測することが可能になる(搬送距離計測手段)。
また、印刷媒体Pを搬送する搬送経路170においては、印刷媒体Pの先端が給紙トレイ150の給紙口S0からマスク終了位置S1までの区間Aは、搬送位置検出センサ250に対するマスク処理が行なわれるマスク処理区間になる。本実施の形態では、後述するように印刷媒体Pの先端が給紙トレイ150の給紙口S0からマスク終了位置S1までの区間Aを移動する距離、又は時間はマスク処理を行なうように設定されており、印刷媒体Pの先端がマスク終了位置S1に達した時点でマスク処理を終了させる。これにより、印刷媒体Pの先端がマスク終了位置S1から検出位置S2に達するまでの区間Bは、非マスク処理区間であり、マスク処理が常に解除(キャンセル)されており、搬送位置検出センサ250による検出信号に基づいて印刷媒体Pの搬送位置を判定して、当該印刷媒体Pに対する印刷ジョブを実行することが可能になる。この区間Bの範囲は、通常の印刷中にマスク処理を行なわないように予め設定された固定距離Lyによって設定される。
また、印刷中の状態でプリンタ10の緊急停止スイッチ312がオンになって緊急停止した場合、コントローラ400は、RAM290に記憶された記憶媒体Pの搬送停止位置を読み込み、搬送位置検出センサ250により検出されない不確定位置に停止したか否かを判定する(判定手段)。そして、コントローラ400は、緊急停止時に記憶媒体Pの先端が不確定位置に停止している場合は、印刷媒体Pの先端の停止位置(トレイ給紙口S0からの距離)に応じて搬送経路のマスク処理を行うマスク処理区間(区間A)またはマスク処理を行わない非マスク処理区間(区間B)の範囲を設定する(マスク処理区間設定手段)。これにより、印刷再開時に印刷媒体Pの先端が区間Bを通過する際には、マスク処理が解除(キャンセル)された状態に切替わる。
尚、図3では、プリンタ10の本体内に収納された給紙トレイ150から印刷媒体Pを搬送する場合について図示しているが、もう一つの給紙トレイ230の搬送機構も上記搬送機構600と同様であるので、その説明は省略する。
ここで、印刷媒体Pを搬送経路170に沿って搬送する際に設定されるマスク処理区間及び非マスク処理区間の設定について図4を参照して説明する。図4に示されるように、マスク処理区間設定手段は、プリンタ10が緊急停止した場合、給紙トレイ150、230から印刷媒体Pの先端の停止位置までの不確定距離Lxを演算し、給紙トレイ150、230から検出位置S2までの距離Lから不確定距離Lxと前記検出位置S2から決められた固定距離Lyを差し引いた可変マスク距離Lzを求め、可変マスク距離Lzを前記搬送手段による搬送速度vで除算した値を設定時間の設定値、又は可変マスク距離Lzを設定距離の設定値としてRAM290(記憶手段)に記憶させる。
また、マスク処理区間設定手段は、緊急停止時に給紙トレイ150、230より印刷媒体Pの先端がはみ出していない場合には、不確定距離Lxをゼロとし、距離Lから固定距離Lyを差し引いた可変マスク距離Lzを搬送速度vで除算した値を設定時間又は可変マスク距離Lzを設定距離としてRAM290(記憶手段)に記憶させる。
ここで、コントローラ400が実行するメイン制御処理について図5のフローチャートを参照して説明する。尚、以下のフローチャートにおいては、「印刷媒体P」を「用紙」として記載されている。
図5において、コントローラ400は、S11で電源スイッチ310がオンに操作されると(YESの場合)、S12に進み、当該プリンタ10のRAM390に設定登録された印刷ジョブを読み込む。続いて、S13では、印刷ジョブに含まれる用紙データに対応する種類の印刷媒体Pが収納されたトレイを指定する。本実施の形態では、2つの給紙トレイ150、230が設けられており、用紙としては給紙トレイ150、230に収納された2種類の用紙のうち何れかを使用可能である(例えば、印刷媒体PのサイズをA4サイズ、B5サイズの何れかを指定可能)。
S14では、指定されたトレイ(給紙トレイ150、230の何れか一方)に対応するトレイ用紙検出センサ290、300の検出信号により印刷媒体Pがトレイにあることを確認する。S14で指定されたトレイ(給紙トレイ150、230の何れか一方)に印刷媒体Pが存在する場合には(YESの場合)、S15に進み、用紙搬送用モータ260、270、280及び給紙用モータ320、330の何れかを駆動させて当該トレイに収納された印刷媒体Pを上から一枚ずつ搬送経路170に搬送開始する。
S16では、給紙用モータ320、330に回転駆動される給紙ローラ160、240の外周と回転量(回転角)とからトレイから搬出された印刷媒体Pの搬送距離Lx((トレイからの用紙飛び出し距離、図4参照)を計測する(搬送距離計測手段)。続いて、S17に進み、上記演算された印刷媒体Pの搬送距離LxをRAM390に記憶する。尚、印刷媒体Pの搬送距離は、図4に示すように時間の経過と共に、Lx1、Lx2・・・のように刻々と変化するため、本実施の形態では、RAM390の搬送距離Lxを逐次上書きすることでRAM390に記憶された搬送距離Lxをリアルタイムで更新する。
次のS18では、予め設定された設定距離に応じたマスク処理を行なう(マスク手段)。このマスク処理では、印刷媒体Pがトレイの給紙口S0から搬送位置検出センサ250に検出される検出位置S2までの搬送経路170に沿う距離Lのうち予め設定された固定距離Lyを差し引いた一定距離L1を通過する間に出力された搬送位置検出センサ250の検出信号を無視する処理を行なう。また、固定距離Lyに対応する図3に示す区間Bではマスク処理を行なわないようにする。そして、当初は一定距離L1が設定距離として設定されている。
続いて、S19に進み、搬送位置検出センサ250の検出信号を読み込み、印刷媒体Pの先端が検出位置S2に達したことが検出されたか否かをチェックする。S19において、搬送位置検出センサ250が印刷媒体Pを検出した検出信号を出力しないときは(NOの場合)、上記S16に戻り、S16〜S19の処理を繰り返す。また、S19において、搬送位置検出センサ250が印刷媒体Pを検出した検出信号を出力したときは(YESの場合)、S20に進み、当該搬送された印刷媒体Pに対する印刷を開始する。本実施の形態では、上記プリンタエンジン30Y、30C、30M、30K、定着部200により印刷ジョブにより設定された画像データが当該印刷媒体Pに印刷される。
次のS21では、当該印刷ジョブによる印刷中か否かをチェックする。S21において、当該印刷ジョブによる印刷が終了した場合は(NOの場合)、上記S12に戻り、S12以降の処理を繰り返す。また、S21において、印刷中の場合は(YESの場合)、S22に進み、緊急停止か否かをチェックする。
S22において、緊急停止状態でない場合には(NOの場合)、S23に進み、用紙飛び出し無しを設定する。次のS24では、マスク距離(マスク処理を行う設定距離)を固定値に設定することでマスク処理区間(区間A)の範囲を設定する。この固定値とは、前述した一定距離L1(図4参照)のことである。
この後は、S32に進み、印刷終了が設定されているか否かをチェックし、印刷終了が設定されていない場合には、上記S12に戻り、S12以降の処理を繰り返す。
また、S22において、緊急停止スイッチ312がオフに切り替わり、全てのモータへの通電を遮断して緊急停止状態になった場合には(YESの場合)、S25に進み、用紙飛び出し判定処理(判定手段)を行なう(処理内容は後述する図6参照)。この緊急停止状態となる原因としては、例えば、搬送経路170を搬送中の印刷媒体Pが詰まった場合、あるいはプリンタ10の側面に配されたカバーあるいは給紙トレイ150、230の何れかが開いた場合、あるいはトレイ用紙検出センサ290、300により指定されたトレイの印刷媒体Pの残量がゼロになったことが検出された場合などが含まれる。
次のS26では、上記用紙飛び出し判定処理の結果が用紙飛び出し有りか否かをチェックする。S26において、用紙飛び出し判定処理の結果が用紙飛び出しがないと判定された場合には(NOの場合)、最上位の印刷媒体Pが給紙トレイ150(または230)に収納された状態であるので、上記S23に移行してS23、S24の処理を行い、マスク距離(マスク処理を行う設定距離)を固定値に設定することでマスク処理区間(区間A)の範囲を設定する。
また、S26において、用紙飛び出し判定処理の結果が用紙飛び出しがあると判定された場合には(YESの場合)、S27に進み、動作モード切替が指示されているか否かをチェックする(動作モード切替手段)。この動作モード切替は、予め設定されており、状況に応じて自動的に設定されるようにしても良いし、あるいは動作モード設定スイッチなどの入力操作により設定されるようにしても良い。
S27において、動作モード切替が指定されていない場合には(NOの場合)、S28に進み、マスク処理区間設定処理(処理内容は後述する)を行なってマスク処理区間(区間A)の範囲を設定する(マスク処理区間設定手段)。すなわち、印刷媒体Pのトレイからの飛び出し量に応じたマスク距離(不確定距離Lx、図4参照)を演算する。この後は、S32に進み、印刷終了が設定されているか否かをチェックし、印刷終了が設定されていない場合には(NOの場合)、上記S12に戻り、S12以降の処理を繰り返す。
また、S27において、動作モード切替が指定されている場合には(YESの場合)、S29に進み、チャタリング除去モードを設定する。このチャタリング除去モードが設定された場合は、S30で例えば、搬送位置検出センサ250の検出信号に対する検知回数の増加、検知時間の遅延、閾値の変更などのチャタリング防止のための処理を行う。
次のS31では、マスク距離をゼロに設定することでマスク処理区間(区間A)を全て非マスク処理区間に設定する。この場合、上記チャタリング除去により搬送位置検出センサ250の検出信号に対するマスク処理を行う必要がないので、マスク処理区間(区間A)を全て非マスク処理区間として設定することにより、印刷用紙Pの先端がトレイ給紙口S0から検出位置S2に至る経路でもマスク処理を一切行わない。この後は、S32に進み、印刷終了が設定されているか否かをチェックし、印刷終了が設定されていない場合には(NOの場合)、上記S12に戻り、S12以降の処理を繰り返す。
また、S32において、印刷終了が設定されている場合には(YESの場合)、今回の制御処理を終了する。
ここで、上記S28で行うマスク距離設定を行う処理(マスク処理区間設定手段)について、図6のフローチャートを参照して説明する。図6のS51では、前述したS16で演算された印刷媒体Pの搬送距離(トレイからの用紙飛び出し距離)LxをRAM390から読み込む。
次のS52では、トレイ給紙口S0から検出位置S2までの距離Lから印刷媒体Pの搬送距離Lx及び固定距離Lyを差し引いた可変マスク距離Lzを算出する。
続いて、S53では、用紙停止位置に応じた可変マスク距離Lzをマスク距離とする。そして、S54において、上記演算処理により得られたマスク距離(可変マスク距離Lzに対応する範囲)を緊急停止後の再起動時のマスク処理区間に設定、及び可変マスク距離Lzに対応して非マスク処理区間を設定する。
このように、本実施の形態では、搬送機構600が緊急停止した場合でも、印刷媒体Pの搬送距離Lx(トレイからの用紙飛び出し距離)に応じたマスク距離を緊急停止後の再起動時のマスク処理区間に設定、及び可変マスク距離Lzに対応して非マスク処理区間を設定することで、印刷媒体Pの先端がトレイ飛び出し位置からマスク終了位置S1までがマスク処理区間となる。よって、搬送機構600が緊急停止した場合でも、再起動時に搬送位置検出センサ250の検出信号に対するマスク処理が解除(キャンセル)された状態で印刷媒体Pの先端が検出位置S2に到達し、搬送位置検出センサ250によって正確に検出することが可能になる。
次に図7のフローチャートを参照して用紙飛び出し判定処理1(判定手段)について説明する。図7のS61では、用紙搬送中に搬送機構600が停止したか否かをチェックする。搬送機構600は、例えば、用紙詰まり(ジャムとも言う)、又はサービスコール(例えば、トナー切れ、用紙切れなど)、又はプリンタ10の側面カバーが開いた場合には、搬送機構600の各モータへの通電が遮断されて用紙搬送が緊急停止する。
S61において、用紙搬送中に搬送機構600が緊急停止した場合は(YESの場合)、S62に進み、給紙トレイ150(または230)から用紙が飛び出し状態で停止したことをRAM390に設定する。また、S61において、用紙搬送中に搬送機構600が緊急停止していない場合は(NOの場合)、S63に進み、給紙トレイ150(または230)から用紙が飛び出し状態ではないことをRAM390に設定する。
従って、図7に示す用紙飛び出し判定処理1では、印刷中に搬送機構600が停止した場合は、給紙トレイ150(または230)から用紙が飛び出し状態で停止する可能性が高い。そのため、印刷中は、用紙飛び出しの有無を直接検出する必要がなく、印刷中に搬送機構600が停止することにより、給紙トレイ150(または230)から用紙が飛び出したものと判定することで、コントローラ400の負担を軽減することができる。
次に図8のフローチャートを参照して用紙飛び出し判定処理2(判定手段)について説明する。図8において、図7と同じ処理には、同じ符号を付してその説明を省略する。図8のS61では、用紙搬送中に搬送機構600が停止したか否かをチェックする。搬送機構600は、例えば、用紙詰まり(ジャムとも言う)、又はサービスコール(例えば、トナー切れ、用紙切れなど)、又はプリンタ10の側面カバーが開いた場合には、搬送機構600の各モータへの通電が遮断されて用紙搬送が緊急停止する。
S61において、用紙搬送中に搬送機構600が緊急停止した場合は(YESの場合)、S61aに進み、次に指定された給紙トレイが停止前の給紙トレイと同じ給紙トレイか否かをチェックする(印刷媒体収納部種別確認手段)。S61aにおいて、次に指定された給紙トレイが停止前の給紙トレイと同じ給紙トレイの場合は(YESの場合)、S62に進み、給紙トレイ150(または230)から用紙が飛び出し状態で停止したことをRAM390に設定する。また、S61において、用紙搬送中に搬送機構600が緊急停止していない場合は(NOの場合)、またはS61aにおいて、次に指定された給紙トレイが停止前の給紙トレイと同じ給紙トレイではない場合は(NOの場合)、S63に進み、給紙トレイ150(または230)から用紙が飛び出し状態ではないことをRAM390に設定する。
従って、図8に示す用紙飛び出し判定処理2では、印刷中に搬送機構600が停止し、且つ次に指定されたトレイが停止前の給紙トレイ150(または230)と同じ場合は、次の印刷を行う印刷媒体Pの給紙トレイ150(または230)から用紙が飛び出し状態で停止する可能性が高い。そのため、印刷中は、用紙飛び出しの有無を直接検出することなく、給紙トレイ150(または230)から用紙が飛び出したか否かを判定することができ、コントローラ400の負担を軽減することができる。
次に図9のフローチャートを参照して用紙飛び出し判定処理3(判定手段)について説明する。図9において、図7、図8と同じ処理には、同じ符号を付してその説明を省略する。図9のS61では、用紙搬送中に搬送機構600が停止したか否かをチェックする。搬送機構600は、例えば、用紙詰まり(ジャムとも言う)、又はサービスコール(例えば、トナー切れ、用紙切れなど)、又はプリンタ10の側面カバーが開いた場合には、搬送機構600の各モータへの通電が遮断されて用紙搬送が緊急停止する。
S61において、用紙搬送中に搬送機構600が緊急停止した場合は(YESの場合)、S61aに進み、次に指定された給紙トレイが停止前の給紙トレイと同じ給紙トレイか否かをチェックする。S61aにおいて、次に指定された給紙トレイが停止前の給紙トレイと同じ給紙トレイの場合は(YESの場合)、S61bに進み、当該給紙トレイ150(または230)を開閉されていないか否かをチェックする(印刷媒体収納部開閉確認手段)。尚、各給紙トレイ150、230の取付部には、トレイの開閉操作を検出するためのセンサが設けられている。コントローラ400では、このセンサからの信号により各給紙トレイ150、230の開閉状態及び開閉操作の有無を認識することができる。
S61bにおいて、当該給紙トレイ150(または230)の蓋が開閉されていない場合は(YESの場合)、S62に進み、給紙トレイ150(または230)から用紙が飛び出し状態で停止したことをRAM390に設定する。
また、S61において、用紙搬送中に搬送機構600が緊急停止していない場合は(NOの場合)、またはS61aにおいて、次に指定された給紙トレイが停止前の給紙トレイと同じ給紙トレイではない場合は(NOの場合)、またはS61bにおいて、当該給紙トレイ150(または230)が取り出されて蓋が開閉されている場合は(NOの場合)、印刷媒体Pの端部がトレイ内に戻されている可能性が高いので、S63に進み、給紙トレイ150(または230)から用紙が飛び出し状態ではないことをRAM390に設定する。
このように上記S28で行うマスク距離設定処理1〜3により、給紙トレイ150(または230)から用紙が飛びしているか否かを判定することが可能になる。
従って、図9に示す用紙飛び出し判定処理3では、印刷中に搬送機構600が停止し、且つ次に指定されたトレイが停止前の給紙トレイ150(または230)と同じ、さらに該給紙トレイ150(または230)の蓋が開閉されていない場合は、次の印刷を行う印刷媒体Pの給紙トレイ150(または230)から用紙が飛び出し状態で停止する可能性が高い。そのため、印刷中は、用紙飛び出しの有無を直接検出することなく、給紙トレイ150(または230)から用紙が飛び出したか否かを判定することができ、コントローラ400の負担を軽減することができる。
ここで、変形例について図10に示すフローチャートを参照して説明する。尚、図10において、前述した図5のフローチャートと同じ処理は、同一符号を付してその説明は省略する。
コントローラ400は、図10のS24aで、マスク時間(マスク処理を行う設定時間)を固定値に設定することでマスク処理区間(区間A)の範囲を設定する。この固定値とは、印刷媒体Pが一定距離L1(図4参照)を通過するのに要する時間(搬送速度によって決まる)のことである。
また、S28aでは、マスク時間設定処理(処理内容は後述する図11参照)を行なってマスク処理区間(区間A)の範囲を設定する。すなわち、印刷媒体Pのトレイからの飛び出し量に応じたマスク時間を演算する。
また、S31aでは、マスク時間をゼロに設定することでマスク処理区間(区間A)を全て非マスク処理区間に設定する。
このように、変形例では、マスク時間を設定することにより、マスク処理区間(区間A)を設定することが可能になる。
次に上記S28aによるマスク時間設定処理について図11のフローチャートを参照して説明する。尚、図11において、前述した図6と同じ処理は、図6と同じ符号を付してその説明を省略する。
図11のS53aでは、可変マスク距離Lzを搬送速度Vで除算し、マスク処理を行う設定時間を求める。続いて、S54aでは、印刷媒体Pの停止位置に応じた時間tをマスク時間としてRAM390に設定する。
その後、S55では、当該マスク時間に対応する印刷媒体Pの移動範囲をマスク処理区間としてRAM390に設定する。
このように、変形例では、印刷媒体Pがマスク処理区間を搬送されるのに要する時間tをマスク時間に設定することにより、マスク時間に対応するマスク処理区間を設定することが可能になる。
従って、本実施の形態の変形例では、印刷媒体Pの搬送距離Lx(トレイからの用紙飛び出し距離)に応じたマスク時間により緊急停止後の再起動時のマスク処理区間を設定することで、印刷媒体Pの先端がトレイ飛び出し位置からマスク終了位置S1までがマスク処理区間となる。よって、搬送機構600が緊急停止した場合でも、再起動時に搬送位置検出センサ250の検出信号に対するマスク処理が解除(キャンセル)された状態で印刷媒体Pの先端が検出位置S2に到達し、搬送位置検出センサ250によって正確に検出することが可能になる。
尚、上記実施の形態では、上記プリンタエンジン30Y、30C、30M、30K、定着部200により、カラー印刷を行なう場合を例に挙げて説明したが、モノクロ印刷を行なう場合にも本発明が適用できるのは言うまでもない。
また、上記実施の形態では、2つの給紙トレイ150、230を有するプリンタ10を一例として挙げたが、これに限らず、例えば、プリンタ本体内に3〜4個の給紙トレイが収納された構成のプリンタ、あるいはファクシミリにも本発明を適用できるのは勿論である。
また、上記実施の形態では、例えば、図3に示すような円弧状に湾曲された搬送経路を例に挙げて説明したが、本発明の搬送経路としては、上記搬送経路170に限らず、これとは異なる他の経路を有するものでも良い。
また、上記実施の形態では、図6に示すS54において、マスク距離(可変マスク距離Lzに対応する範囲)を緊急停止後の再起動時のマスク処理区間及び可変マスク距離Lzに対応して非マスク処理区間を設定する場合について説明しましたが、何れか一方を設定するようにしても良いのは勿論である。
本発明による画像形成装置の一実施例の概略構成を示す縦断面図である。 画像形成装置を構成する各部を示すブロック図である。 印刷媒体Pを給紙トレイ150から搬送経路170に搬送する搬送機構600の概略構成を示す図である。 印刷媒体Pを搬送経路170に沿って搬送する際に設定されるマスク処理区間及び非マスク処理区間を模式的に示す図である。 コントローラ400が実行するメイン制御処理を説明するためのフローチャートである。 S28で行うマスク距離設定を行う処理を説明するためのフローチャートである。 用紙飛び出し判定処理1の制御処理を説明するためのフローチャートである。 用紙飛び出し判定処理2の制御処理を説明するためのフローチャートである。 用紙飛び出し判定処理3の制御処理を説明するためのフローチャートである。 コントローラ400が実行するメイン制御処理の変形例を説明するためのフローチャートである。 S28aで行うマスク時間設定処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 プリンタ
30(30Y、30C、30M、30K) プリンタエンジン
40 光書込装置
50 中間転写ベルト
60(60Y、60C、60M、60K) 感光体
70 帯電部
80 現像部
90、140 クリーニング部
150、230 給紙トレイ(印刷媒体収納部)
160、240 給紙ローラ
170 搬送経路
180 レジストローラ
190 転写ローラ
200 定着部
210 排紙ローラ
220 排紙トレイ
250 搬送位置検出センサ
260、270、280 用紙搬送用モータ
290、300 トレイ用紙検出センサ
310 電源スイッチ
312 緊急停止スイッチ
320、330 給紙用モータ
340 中間転写ベルト用モータ
350 電源
360 モータドライバ
380 ROM(Read-Only-Memory)
390 RAM(Random-Access-Memory)
400 コントローラ(制御手段)
410 プリンタエンジン駆動ドライバ
600 搬送機構

Claims (9)

  1. 印刷媒体収納部に収納された印刷媒体を搬送経路に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送経路の所定距離に前記印刷媒体の先端が到達したことを検出する検出手段と、前記検出手段からの検出信号に基づいて当該印刷媒体に画像データを印刷する制御手段とを有する画像形成装置であって、
    前記印刷媒体が前記印刷媒体収納部から搬送開始されて所定の区間を通過するまでの間に前記検出手段により生成される検出信号をマスク処理するマスク手段と、
    前記印刷媒体収納部の収納位置から搬送された印刷媒体の先端の搬送距離を計測する搬送距離計測手段と、
    前記搬送手段が前記印刷媒体を搬送する過程で停止した場合には、前記印刷媒体が前記検出手段により検出されない不確定位置に停止したか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記印刷媒体が不確定位置で停止したと判定された場合には、前記印刷媒体の停止位置に応じて搬送経路の前記マスク処理を行うマスク処理区間及び/または前記マスク処理を行わない非マスク処理区間の範囲を設定するマスク処理区間設定手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記マスク処理区間設定手段は、
    前記印刷媒体収納部から前記搬送距離計測手段により計測された前記印刷媒体の先端の停止位置までの不確定距離Lxを演算し、前記印刷媒体収納部から前記検出手段の検出位置までの距離Lから前記不確定距離Lxと前記検出位置から決められた固定距離Lyを差し引いた可変マスク距離Lzを求め、前記可変マスク距離Lz又は前記可変マスク距離Lzを前記搬送手段による搬送速度vで除算した設定時間により前記マスク処理区間及び/または前記非マスク処理区間の範囲を記憶手段に設定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記マスク処理区間設定手段は、
    前記緊急停止時に前記搬送距離計測手段により計測された前記印刷媒体の先端の停止位置が前記印刷媒体収納部内である場合には、前記不確定距離Lxをゼロとし、前記距離Lから固定距離Lyを差し引いた前記可変マスク距離Lz又は前記可変マスク距離Lzを前記搬送速度vで除算した設定時間により前記マスク処理区間及び/または前記非マスク処理区間の範囲を記憶手段に設定することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記搬送距離計測手段は、前記印刷媒体収納部に収納された前記印刷媒体に押し付けられる給紙ローラの回転量及び前記給紙ローラの直径に基づいて前記搬送距離を算出することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の画像形成装置。
  5. 前記判定手段により前記印刷媒体が不確定位置で停止したと判定された場合には、動作モードを前記マスク処理区間設定手段によるマスク設定モードまたは前記検出信号に含まれるノイズを除去するチャタリング防止モードに切替える動作モード切替手段を備え、
    前記動作モード切替手段により前記マスク設定モードが設定された場合には前記マスク処理区間設定手段により前記マスク処理区間または前記非マスク処理区間の範囲を設定し、前記チャタリング防止モードが設定された場合には前記マスク処理区間を前記非マスク処理区間として設定することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の画像形成装置。
  6. 前記印刷媒体収納部が複数設置されており、
    前記搬送手段が前記印刷媒体を搬送する過程で停止した場合には、前記停止前に指定された印刷媒体収納部と停止後の印刷再開時に指定された印刷媒体収納部とが同一か否かを確認する印刷媒体収納部種別確認手段を有し、
    前記印刷媒体収納部種別確認手段により前記停止前に指定された印刷媒体収納部と停止後の印刷再開時に指定された印刷媒体収納部とが同一である場合には、前記マスク処理区間設定手段により前記マスク処理区間または前記非マスク処理区間の範囲を設定し、前記印刷媒体収納部確認手段により前記停止前に指定された印刷媒体収納部と停止後の印刷再開時に指定された印刷媒体収納部とが異なる場合には、前記マスク処理区間設定手段により前記マスク処理区間を前記非マスク処理区間として設定することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の画像形成装置。
  7. 前記印刷媒体収納部種別確認手段により前記停止前に指定された印刷媒体収納部と停止後の印刷再開時に指定された印刷媒体収納部とが同一であると判断された場合には、当該印刷媒体収納部が開閉操作された否かを確認する印刷媒体収納部開閉確認手段を有し、
    前記印刷媒体収納部開閉確認手段により当該印刷媒体収納部が開閉操作されていないと判断された場合には、前記マスク処理区間設定手段により前記マスク処理区間を前記非マスク処理区間として設定することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の画像形成装置。
  8. 印刷媒体収納部に収納された印刷媒体を搬送経路に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送経路の所定距離に前記印刷媒体の先端が到達したことを検出する検出手段と、前記検出手段からの検出信号に基づいて当該印刷媒体に画像データを印刷する制御手段とを有する画像形成装置の制御方法であって、
    前記印刷媒体が前記印刷媒体収納部から搬送開始されて所定の区間を通過するまでの間に前記検出手段により生成される検出信号をマスク処理する過程と、
    前記印刷媒体収納部の収納位置から搬送された媒体用紙の先端の搬送距離を計測する過程と、
    前記搬送手段が前記印刷媒体を搬送する過程で停止した場合には、前記印刷媒体が前記検出手段により検出されない不確定位置に停止したか否かを判定する過程と、
    前記判定手段により前記印刷媒体が不確定位置で停止したと判定された場合には、前記印刷媒体の停止位置に応じて搬送経路の前記マスク処理を行うマスク処理区間及び/または前記マスク処理を行わない非マスク処理区間の範囲を設定する過程と、
    を実行することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  9. 印刷媒体収納部に収納された印刷媒体を搬送経路に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送経路の所定距離に前記印刷媒体の先端が到達したことを検出する検出手段とを有する印刷媒体搬送装置であって、
    前記印刷媒体が前記印刷媒体収納部から搬送開始されて所定の区間を通過するまでの間に前記検出手段により生成される検出信号をマスク処理するマスク手段と、
    前記印刷媒体収納部の収納位置から搬送された媒体用紙の先端の搬送距離を計測する搬送距離計測手段と、
    前記搬送手段が前記印刷媒体を搬送する過程で停止した場合には、前記印刷媒体が前記検出手段により検出されない不確定位置に停止したか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記印刷媒体が不確定位置で停止したと判定された場合には、前記印刷媒体の停止位置に応じて搬送経路の前記マスク処理を行うマスク処理区間及び/または前記マスク処理を行わない非マスク処理区間の範囲を設定するマスク処理区間設定手段と、
    を備えたことを特徴とする印刷媒体搬送装置。
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