JP2000332655A - 光波長多重システムの光冗長切り替え方法 - Google Patents

光波長多重システムの光冗長切り替え方法

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JP2000332655A
JP2000332655A JP11140353A JP14035399A JP2000332655A JP 2000332655 A JP2000332655 A JP 2000332655A JP 11140353 A JP11140353 A JP 11140353A JP 14035399 A JP14035399 A JP 14035399A JP 2000332655 A JP2000332655 A JP 2000332655A
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Kazuo Kubo
和夫 久保
Seiji Ozaki
成治 小崎
Aritomo Kamimura
有朋 上村
Hiroshi Ichibagase
広 一番ヶ瀬
Eiichi Shibano
栄一 芝野
Tadami Yasuda
忠見 安田
Noboru Ando
昇 安藤
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
KDD Submarine Cable System Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光波長多重伝送システムにおいて、従来例の
光冗長切り替え方法を導入すると、冗長系切り替えに伴
う波長数の増減が伝送特性に多大な影響を及ぼしてしま
う。 【解決手段】 予備系の波長の光出力を常に発光させ、
現用系の正常時には予備系の正常性を常時確認し、現用
系の故障時にその故障した現用系の現用チャネルを予備
系光端局装置に接続している間には、光増幅中継器のゲ
インを小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光波長多重シス
テムの光冗長切り替え方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は例えばITU−T G.782
勧告、またはTTC JT−G782標準(1992年
4月28日発行)に示された従来の光通信装置を示す構
成図であり、図において、1a〜4a,1b〜4bはそ
れぞれ4本の現用チャネルである。5a,5bは現用チ
ャネル1a〜4a,1b〜4bを切り替える切り替え装
置、6a〜9a,6b〜9bはそれぞれ4系統の現用系
光端局装置、10a,10bはそれぞれ1系統の予備系
光端局装置、11〜14は4系統の現用系光伝送路、1
5は1系統の予備系光伝送路である。
【0003】次に動作について説明する。この光通信装
置の光冗長切り替え方法において、各現用系が正常な状
態では、切り替え装置5aは、4本の現用チャネル1a
〜4aをそれぞれ現用系光端局装置6a〜9aに接続
し、現用系光端局装置6a〜9aは、4系統の光ファイ
バからなる現用系光伝送路11〜14を経由して、それ
ぞれ対向する現用系光端局装置6b〜9bに接続する。
現用系光端局装置6b〜9bは、切り替え装置5bにそ
れぞれの現用チャネルを出力し、切り替え装置5bは、
4本の現用チャネル1b〜4bを図示していない装置へ
接続する。また、現用系光端局装置6a〜9a,6b〜
9b、予備系光端局装置10a,10bは、フレーム同
期およびビット誤り検出などの伝送路監視機能を備えて
おり、予備系光伝送路15の正常性も常時確認してい
る。
【0004】ここで、例えば、現用系光伝送路11また
は現用系光端局装置6a,6bに故障が発生すると、切
り替え装置5aは、現用チャネル1aを予備系光端局装
置10aに接続し、予備系光端局装置10aは、予備系
光伝送路15を経由して対向する予備系光端局装置10
bに接続し、切り替え装置5bは、予備系光端局装置1
0bからの現用チャネル1aを現用チャネル1bに接続
する。これにより、現用系の故障を救済することがで
き、また、複数の現用チャネル1a〜4aで予備系光伝
送路15を共有しているので、低コストで信頼性の高い
システムを提供することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の光通信装置の光
冗長切り替え方法は以上のように構成されているので、
それぞれの現用系光伝送路11〜14および予備系光伝
送路15が個別の光ファイバにより構成されているの
で、予備系光伝送路15の正常性を常時監視できると共
に、予備系光伝送路15を共有する現用系光伝送路のチ
ャネル数が増減しても、それぞれの光伝送路の光伝送特
性には影響が生じない。一方、複数の現用チャネルの光
波長にそれら複数種類の光波長を割当てると共に、予備
系の光波長に1波長を割当てて1系統の光ファイバによ
り伝送する光波長多重伝送システムにおいて、従来例の
光冗長切り替え方法を導入すると、光波長多重伝送シス
テムにおいては、波長数と伝送距離にはトレードオフの
関係があり、例えば、伝送距離を延ばすには波長数を減
らす必要があるなどの伝送特性を考慮した回線設計のも
とでシステムが構築されているので、冗長系切り替えに
伴う波長数の増減が伝送特性に多大な影響を及ぼしてし
まうなどの課題があった。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、冗長系切り替えに伴う波長数の増
減の伝送特性への影響を抑圧する、あるいは、冗長系切
り替えに伴う波長数の増減をなくして伝送特性への影響
を抑圧すると共に、現用系が正常な状態において予備系
の正常性の確認が可能で、故障復旧時に現用系の正常性
の確認が可能な光波長多重システムの光冗長切り替え方
法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光波長多
重システムの光冗長切り替え方法は、予備系の波長の光
出力を常に発光させ、現用系の正常時には予備系の正常
性を常時確認し、現用系の故障時にその故障した現用系
の現用チャネルを予備系光端局装置に接続している間に
は、光増幅中継器のゲインを小さくするものである。
【0008】この発明に係る光波長多重システムの光冗
長切り替え方法は、現用系の正常時には予備系の波長の
光出力を消光させ、現用系の故障時には予備系の波長の
光出力を発光させて予備系の正常性を確認した後、切り
替えを行ってその故障した現用系の現用チャネルを予備
系光端局装置に接続するものである。
【0009】この発明に係る光波長多重システムの光冗
長切り替え方法は、現用系の復旧時には予備系の光出力
を消光し、現用系の光出力を発光して現用系の正常性を
確認した後、現用系への切り戻しを行うものである。
【0010】この発明に係る光波長多重システムの光冗
長切り替え方法は、現用系の復旧時には現用系を発光さ
せて正常性を確認した後、現用系への切り戻しを行い、
予備系の光出力を消光するものである。
【0011】この発明に係る光波長多重システムの光冗
長切り替え方法は、現用系の復旧時に現用系を発光させ
る時に、光増幅中継器のゲインを大きくするものであ
る。
【0012】この発明に係る光波長多重システムの光冗
長切り替え方法は、現用系の正常時に間欠的に予備系の
光出力を発光させて予備系の正常性を確認するものであ
る。
【0013】この発明に係る光波長多重システムの光冗
長切り替え方法は、現用系の正常時に間欠的に予備系の
光出力を発光させる時に光増幅中継器のゲインを大きく
するものである。
【0014】この発明に係る光波長多重システムの光冗
長切り替え方法は、現用系の正常時には予備系の送信側
の光出力を折り返し、予備系の受信側で受信して予備系
の正常性を確認し、現用系の復旧時には現用系の送信側
の光出力を折り返し、現用系の受信側で受信して現用系
の正常性を確認するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による光
波長多重システムを示す構成図であり、図において、1
a〜4a,1b〜4bはそれぞれ4本の現用チャネルで
ある。21a〜24a,21b〜24bは現用チャネル
1a〜4a,1b〜4bの波長をそれぞれ異なる光波長
λ1〜λ4に変換/逆変換する4系統の現用系光端局装
置、25a,25bは現用系光端局装置21a〜24
a,21b〜24bと異なる光波長λ5に変換/逆変換
する1系統の予備系光端局装置である。26a,26b
は現用系光端局装置21a〜24a,21b〜24bお
よび予備系光端局装置25a,25bに接続され、波長
の異なる光信号を波長多重して光伝送路27へ送出し、
その光伝送路27からの光波長多重信号を波長の異なる
光信号に多重分離する波長多重装置である。28a,2
8bは4本の現用チャネル1a〜4a,1b〜4bを4
系統の現用系光端局装置21a〜24a,21b〜24
bに接続すると共に、それら4本の現用チャネル1a〜
4a,1b〜4bのうちのいずれか1本の現用チャネル
を1系統の予備系光端局装置25a,25bに接続する
切り替え装置である。29a〜29nは光伝送路27に
一定間隔で配置され、入力された光波長多重信号を増幅
して出力する光増幅中継器である。
【0016】また、図2は切り替え装置の詳細を示す構
成図であり、図において、31a〜34aは4本の現用
チャネル1a〜4aを2方向に分岐する光カプラ、35
a〜37aは光カプラ31a〜34aによって分岐され
た現用チャネル1a〜4aを組み合わせて選択する光ス
イッチ、41a〜44aは光カプラ31a〜34aによ
って分岐された一方の現用系光信号、45aは光スイッ
チ35a〜37aによって選択された予備系光信号であ
る。
【0017】次に動作について説明する。なお、説明を
簡単にするために現用チャネル1a〜4a側から現用チ
ャネル1b〜4b側への伝送についてのみ説明する。現
用チャネル1b〜4b側から現用チャネル1a〜4a側
への伝送については、符号a,bを代えれば同一である
ので割愛する。切り替え装置28aは、現用チャネル1
a〜4aを現用系光端局装置21a〜24aにそれぞれ
接続し、また、いずれかの現用チャネルを予備系光端局
装置25aに接続する。これは、図2に示した光スイッ
チ35a〜37aにより予備系光信号45aを選択する
ことによって行われる。なお、図2において、光カプラ
31a〜34aおよび光スイッチ35a〜37aにより
光信号レベルが減少し、接続先の光信号レベルと整合が
取れない場合には、光増幅器などを適切な箇所に設けて
光信号レベルの減少を補償すれば良い。現用系光端局装
置21aは、切り替え装置28aにより接続された現用
系光信号41aの光波長をλ1に変換し、波長λ1の光
信号を波長多重装置26aに接続する。同様に、現用系
光端局装置22a〜24aは、現用系光信号42a〜4
4aの光波長をλ2〜λ4に変換し、波長λ2〜λ4の
光信号を波長多重装置26aに接続する。予備系光端局
装置25aは、切り替え装置28aにより接続された予
備系光信号45aの光波長をλ5に変換し、波長λ5の
光信号を波長多重装置26aに接続する。
【0018】波長多重装置26aは、波長λ1〜λ5を
波長多重して、波長多重した光信号を光伝送路27に接
続し、また、光増幅中継器29a〜29nは、光伝送路
27に一定間隔で配置され、波長多重された光信号を増
幅する。同様に対向側では、波長多重装置26bは、光
伝送路27に接続され、波長λ1〜λ5を波長分離し、
現用系光端局装置21b〜24b、および予備系光端局
装置25bに接続する。現用系光端局装置21bは、波
長λ1の光波長を現用系光信号に逆変換して切り替え装
置28bに接続する。同様に、現用系光端局装置22b
〜24bは、波長λ2〜λ4の光波長を現用系光信号に
逆変換して切り替え装置28bに接続する。予備系光端
局装置25bは、波長λ5の光波長を予備系光信号に逆
変換して切り替え装置28bに接続する。ここで、現用
系光端局装置21b〜24b、および予備系光端局装置
25bには、フレーム同期およびビット誤り検出などの
伝送路監視機能が備られており、現用系光端局装置21
a〜24a、および予備系光端局装置25aから現用系
光端局装置21b〜24b、および予備系光端局装置2
5bまでの伝送経路の正常性が常時確認される。伝送経
路の正常性が確認された時に、切り替え装置28bは、
現用系光端局装置21b〜24bからの現用系光信号を
それぞれ現用チャネル1b〜4bとして出力し、予備系
光端局装置25bからの予備系光信号を破棄する。
【0019】図3はこの発明の実施の形態1による光波
長多重システムの光冗長切り替え方法の詳細を示すフロ
ーチャートであり、この実施の形態1では、予備系の波
長の光出力を常に発光させ、現用系の正常時には予備系
の正常性を常時確認し、現用系の故障時にその故障した
現用系の現用チャネルを予備系光端局装置25a,25
bに接続している間には、光増幅中継器29a〜29n
のゲインを小さくするものである。全ての現用系が正常
な状態では、現用系光端局装置21a〜24aおよび予
備系光端局装置25aの光伝送経路に送出する光波長λ
1〜λ5の光出力を全て発光させており(ステップST
−1)、すなわち、各光波長で送受信されるデータは各
光端局装置間で正常な通信が行われており、現用チャネ
ル1a〜4aは、切り替え装置28aによりそれぞれ現
用系光端局装置21a〜24aに接続され、波長多重装
置26a、光伝送路27、光増幅中継器29a〜29
n、波長多重装置26b、現用系光端局装置21b〜2
4b、および切り替え装置28bを経て現用チャネル1
b〜4bに接続されている。現用系光端局装置21a〜
24a、21b〜24b、および予備系光端局装置25
a,25bには、フレーム同期およびビット誤り検出な
どの伝送路監視機能が備えられており、光伝送路27お
よび各々の装置の正常性が常時確認されている。
【0020】例えば、光伝送路27または現用系光端局
装置21a,21bに何らかの故障が発生し(ステップ
ST−2)、現用チャネル1a,1bの通信に異常が生
じた場合、光増幅中継器29a〜29nのゲインを小さ
くし(ステップST−3)、予備系が正常である場合に
は(ステップST−4)、切り替え装置28a,28b
は、それぞれ現用チャネル1a,1bを予備系光端局装
置25a,25bに接続し、故障を救済する(ステップ
ST−5)。
【0021】光波長多重システムの回線設計は、通常時
に発光させている波長数(現用系+予備系)に対して最
適化されており、また、多中継の光波長多重システムに
適用される光増幅中継器29a〜29nは、各波長に対
するゲインの偏差および光増幅中継器毎のゲインの偏差
を小さくするために増幅後の光出力レベルを一定とする
制御を行っており、故障により光波長λ1の光レベルが
低下または消光状態になると、光増幅中継器29a〜2
9nの光出力ではλ1以外の光波長が過剰に増幅され、
λ2〜λ5の伝送特性が回線設計の状態からずれること
により劣化し、正常な通信状態を確保できない可能性が
ある。このため、この実施の形態1における光冗長切り
替え方法においては、光増幅中継器29a〜29nのゲ
インを小さくするよう制御し、λ2〜λ5の伝送特性を
通常時の状態に保つ。
【0022】故障状態の現用系に対しては、光端局装置
内の基板の交換や各装置を接続している光ファイバの交
換等の保守作業が行われ(ステップST−6)、現用系
の正常性が確認されると(ステップST−7)、各光増
幅中継器29a〜29nのゲインは元の回線設計時の値
に戻され(ステップST−8)、切り替え装置28a,
28bは、それぞれ予備系光端局装置25a,25bに
接続していた現用チャネル1a,1bを現用系光端局装
置21a,21bに切り戻す(ステップST−9)。
【0023】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、予備系の波長の光出力を常に発光させ、現用系の故
障時には光増幅中継器29a〜29nのゲインを小さく
するので、予備系の正常性を常時確認することができる
と共に、発光させている波長数の減少による伝送特性へ
の影響を抑圧することができる効果が得られる。
【0024】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2による光波長多重システムを示す構成図であり、図
において、46a,46bは現用系光端局装置21a〜
24a,21b〜24b、予備系光端局装置25a,2
5bと異なる光波長λ6に変換/逆変換する予備系光端
局装置であり、予備系光端局装置25a,25bと共に
2系統の予備系光端局装置としたものである。なお、そ
の他の構成については、図1と同一であるが、図2に示
した切り替え装置を、この実施の形態2の切り替え装置
28a,28bに適用するには、図2に示した構成を2
段構成にすれば、4本の現用チャネル1a〜4aのうち
の任意の現用チャネル1a〜4aを、2系統の予備系光
端局装置25a,25b,46a,46bに選択するこ
とができる。
【0025】次に動作について説明する。上記実施の形
態1では、予備系の光波長に1波長を割り当てる構成に
ついて説明したが、この実施の形態2は、予備系の光波
長に2波長を割り当てる構成について説明するものであ
る。図3に示したフローチャートにおいて、2系統の予
備系の波長の光出力を常に発光させ、現用系の正常時に
は2系統の予備系の正常性を常時確認し、現用系の故障
時に光増幅中継器29a〜29nのゲインを小さくし、
優先順位の高い、例えば、予備系光端局装置25a,2
5bの正常が確認できれば、その故障した現用系の現用
チャネルを予備系光端局装置25a,25bに接続し、
さらに、他の現用系の故障が発生時に、光増幅中継器2
9a〜29nのゲインをさらに小さくし、優先順位の低
い、例えば、予備系光端局装置46a,46bの正常が
確認できれば、その故障した現用系の現用チャネルを予
備系光端局装置46a,46bに接続し、現用系が1つ
ずつ正常になる毎にゲインを大きくする。
【0026】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、2系統の予備系を設けたので、光波長多重システム
の信頼性をより向上させることができる効果が得られ
る。なお、この実施の形態2では、現用系をN系統(N
=4)とし、予備系は、M系統(M=2)として説明し
たが、現用系および予備系は、4系統以上および2系統
以上の何系統であっても良く、さらに信頼性を向上させ
ることができる。
【0027】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3による光波長多重システムの光冗長切り替え方法の
詳細を示すフローチャートであり、この実施の形態3で
は、現用系の正常時には予備系の波長の光出力を消光さ
せ、現用系の故障時には予備系の波長の光出力を発光さ
せて予備系の正常性を確認した後、切り替えを行ってそ
の故障した現用系の現用チャネルを予備系光端局装置に
接続し、現用系の復旧時には予備系の光出力を消光し、
現用系の光出力を発光して現用系の正常性を確認した
後、現用系への切り戻しを行うものである。
【0028】次に動作について説明する。現用系が正常
な時には予備系の波長の光出力を消光させ(ステップS
T−11)、いずれかの現用系に故障が発生した場合に
は(ステップST−12)、予備系波長の光出力を発光
させて(ステップST−13)、予備系の正常性を確認
し(ステップST−14)、予備系が正常な場合には、
切り替え装置28a,28bにより、故障した現用チャ
ネルを予備系光端局装置25a,25bに接続する(ス
テップST−15)。次に、現用系の保守を実施し(ス
テップST−16)、保守作業完了後に予備系の光出力
を消光させると共に(ステップST−17)、現用系光
出力を発光させて(ステップST−18)、正常性の確
認を行い(ステップST−19)、正常でない場合に
は、現用系の光出力を消光させると共に(ステップST
−20)、再び予備系の光出力を発光させて(ステップ
ST−21)、保守作業を実施し(ステップST−1
6)、正常である場合には予備系に接続していた現用チ
ャネルを元の現用系に切り戻す(ステップST−2
2)。
【0029】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、常に発光状態となる波長数を一定にでき、伝送特性
への影響をなくすことができる効果が得られる。なお、
この実施の形態3では、現用系をN系統(N=4)と
し、予備系は、M系統(M=1)として説明したが、現
用系は、4系統以上であっても良く、予備系は、図4に
示したように、優先順位を持たせた2系統以上の何系統
であっても良く、さらに信頼性を向上させることができ
る。
【0030】実施の形態4.図6はこの発明の実施の形
態4による光波長多重システムの光冗長切り替え方法の
詳細を示すフローチャートであり、上記実施の形態3で
は、現用系の復旧時には予備系の光出力を消光し、現用
系の光出力を発光して現用系の正常性を確認した後、現
用系への切り戻しを行ったが、この実施の形態4では、
現用系の復旧時には現用系を発光させて正常性を確認し
た後、現用系への切り戻しを行い、予備系の光出力を消
光するものである。
【0031】次に動作について説明する。現用系の保守
を実施する(ステップST−16)までは、上記実施の
形態3と同一であり、その保守作業完了後に現用系光出
力を発光させて(ステップST−18)、正常性の確認
を行い(ステップST−19)、正常でない場合には、
再び現用系の光出力を消光させて(ステップST−2
0)、保守作業を実施し(ステップST−16)、正常
である場合には予備系に接続していた現用チャネルを元
の現用系に切り戻し(ステップST−22)、予備系の
光出力を消光させる(ステップST−17)。
【0032】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、現用系と予備系の光波長が全て発光状態となるの
は、保守作業完了後に現用系の正常性を確認しているわ
ずかの時間のみとなり、回線設計時に最適化された波長
数に対する伝送特性への影響を最小限に抑えることがで
きる効果が得られる。なお、この実施の形態4では、現
用系をN系統(N=4)とし、予備系は、M系統(M=
1)として説明したが、現用系は、4系統以上であって
も良く、予備系は、図4に示したように、優先順位を持
たせた2系統以上の何系統であっても良く、さらに信頼
性を向上させることができる。
【0033】実施の形態5.図7はこの発明の実施の形
態5による光波長多重システムの光冗長切り替え方法の
詳細を示すフローチャートであり、この実施の形態5で
は、現用系の復旧時に現用系を発光させる時に、光増幅
中継器29a〜29nのゲインを大きくするものであ
る。
【0034】次に動作について説明する。図7は図6の
フローチャートの保守作業完了後に、現用系の光出力を
発光させて正常性を確認する際に、光増幅中継器29a
〜29nのゲインを大きくする処理(ステップST−2
3)と、予備系の光出力を消光させた後に、光増幅中継
器29a〜29nのゲインを元に戻す処理(ステップS
T−24,ST−25)とを加えたフローチャートであ
る。
【0035】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、同時に発光している光波長数の増加による伝送特性
への影響をさらに低減させることができる効果が得られ
る。なお、この実施の形態5では、現用系をN系統(N
=4)とし、予備系は、M系統(M=1)として説明し
たが、現用系は、4系統以上であっても良く、予備系
は、図4に示したように、優先順位を持たせた2系統以
上の何系統であっても良く、さらに信頼性を向上させる
ことができる。
【0036】実施の形態6.図8はこの発明の実施の形
態6による光波長多重システムの光冗長切り替え方法の
詳細を示すフローチャートであり、この実施の形態6で
は、現用系の正常時に間欠的に予備系の光出力を発光さ
せて予備系の正常性を確認するものである。
【0037】次に動作について説明する。図8は図6の
フローチャートに、通常時に予備系の光波長を間欠的に
発光させて(ステップST−26)、正常性を確認し
(ステップST−27)、異常であれば予備系の保守を
実施する処理(ステップST−28)を加えたフローチ
ャートである。
【0038】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、通常時においても予備系の正常性が確認できるの
で、光波長多重システムの信頼性をより向上させること
ができる効果が得られる。なお、この実施の形態6で
は、現用系をN系統(N=4)とし、予備系は、M系統
(M=1)として説明したが、現用系は、4系統以上で
あっても良く、予備系は、図4に示したように、優先順
位を持たせた2系統以上の何系統であっても良く、さら
に信頼性を向上させることができる。また、この実施の
形態6では、図6のフローチャートに、現用系の正常時
に間欠的に予備系の光出力を発光させて予備系の正常性
を確認する処理を加えたが、図5のフローチャート、す
なわち、実施の形態3に加えても良く、同様の効果が得
られる。
【0039】実施の形態7.図9はこの発明の実施の形
態7による光波長多重システムの光冗長切り替え方法の
詳細を示すフローチャートであり、この実施の形態7で
は、現用系の正常時に間欠的に予備系の光出力を発光さ
せる時に光増幅中継器29a〜29nのゲインを大きく
するものである。
【0040】次に動作について説明する。図9は図8の
フローチャートに、通常時に予備系の光波長を間欠的に
発光させる際に、光増幅中継器29a〜29nのゲイン
を大きくする処理(ステップST−30)と、予備系の
光出力を消光させた後に光増幅中継器29a〜29nの
ゲインを元に戻す処理(ステップST−31)とを加え
たフローチャートである。
【0041】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、通常時に予備系の正常性を確認するときの伝送特性
への影響をより小さくできるので、光波長多重システム
の信頼性をより向上させることができる効果が得られ
る。なお、この実施の形態7では、現用系をN系統(N
=4)とし、予備系は、M系統(M=1)として説明し
たが、現用系は、4系統以上であっても良く、予備系
は、図4に示したように、優先順位を持たせた2系統以
上の何系統であっても良く、さらに信頼性を向上させる
ことができる。
【0042】実施の形態8.図10はこの発明の実施の
形態8による現用系および予備系光端局装置の詳細を示
す構成図であり、図において、51aは現用チャネルの
波長を所定の光波長λ1/〜λ5に変換/逆変換する送
信部、52aは受信された光波長λ1/〜λ5のフレー
ム同期およびビット誤り検出などの伝送路監視機能を備
えた受信部、53a、54aは光スイッチである。ま
た、図11はこの発明の実施の形態8による光波長多重
システムの光冗長切り替え方法の詳細を示すフローチャ
ートであり、この実施の形態8では、現用系の正常時に
は予備系の送信側の光出力を折り返し、予備系の受信側
で受信して予備系の正常性を確認し、現用系の復旧時に
は現用系の送信側の光出力を折り返し、現用系の受信側
で受信して現用系の正常性を確認するものである。
【0043】次に動作について説明する。現用系の正常
時には予備系の光出力を常時発光させ(ステップST−
41)、予備系光端局装置では、予備系の光出力を受信
側に折り返し(ステップST−42)、予備系の正常性
を確認し(ステップST−27)、異常であれば予備系
の保守を実施する(ステップST−28)。この方法
は、図10の予備系光端局装置において、送信部51a
の光出力を光スイッチ53aに入力し、光スイッチ53
aは、予備系の正常性を確認する場合に光スイッチ54
aに光信号を出力し、光スイッチ54aは、この光信号
を選択して受信部52aに出力して、受信部52aにお
いて、送信部51aからの光出力を受信して予備系光端
局装置の正常性を確認するものである。したがって、現
用系の正常時には予備系の光出力が光伝送路27に伝送
されることなく、伝送特性への影響なしで、予備系光端
局装置の正常性を確認することができる。
【0044】ここで、現用系に故障が発生すれば(ステ
ップST−12)、予備系の光出力の受信側への折り返
しを停止し(ステップST−43)、故障した現用系を
予備系に切り替える(ステップST−15)。この方法
は、図10の予備系光端局装置において、光スイッチ5
3a,54aを送信、および受信側に切り替えることに
より行うことができる。さらに、現用系の保守を実施し
(ステップST−16)、現用系の光出力を受信側に折
り返し(ステップST−44)、現用系の光出力を発光
させ(ステップST−18)、現用系の正常性を確認す
る(ステップST−19)。この方法は、図10の現用
系光端局装置において、送信部51aの光出力を光スイ
ッチ53aに入力し、光スイッチ53aは、現用系の正
常性を確認する場合に光スイッチ54aに光信号を出力
し、光スイッチ54aは、この光信号を選択して受信部
52aに出力して、受信部52aにおいて、送信部51
aからの光出力を受信して現用系光端局装置の正常性を
確認するものである。したがって、現用系の正常性の確
認時には現用系の光出力が光伝送路27に伝送されるこ
となく、伝送特性への影響なしで、現用系光端局装置の
正常性を確認することができる。
【0045】現用系が正常でなければ、現用系の光出力
を消光させ(ステップST−20)、現用系の保守を実
施する(ステップST−16)。また、現用系が正常で
あれば、現用系の光出力の受信側への折り返しを停止し
(ステップST−45)、予備系を現用系に切り戻し
(ステップST−22)、予備系の光出力を受信側へ折
り返す(ステップST−46)。
【0046】以上のように、この実施の形態8によれ
ば、光伝送路27において同時に発光している波長数は
常に同数となるので、伝送特性への影響なしで、切り替
え先の正常性を確認でき、光波長多重システムの信頼性
をより向上させることができる効果が得られる。なお、
この実施の形態8では、現用系をN系統(N=4)と
し、予備系は、M系統(M=1)として説明したが、現
用系は、4系統以上であっても良く、予備系は、図4に
示したように、優先順位を持たせた2系統以上の何系統
であっても良く、さらに信頼性を向上させることができ
る。
【0047】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、予備
系の波長の光出力を常に発光させ、現用系の正常時には
予備系の正常性を常時確認し、現用系の故障時にその故
障した現用系の現用チャネルを予備系光端局装置に接続
している間には、光増幅中継器のゲインを小さくするよ
うに構成したので、予備系の正常性を常時確認すること
ができると共に、発光させている波長数の減少による伝
送特性への影響を抑圧することができる効果が得られ
る。
【0048】この発明によれば、現用系の正常時には予
備系の波長の光出力を消光させ、現用系の故障時には予
備系の波長の光出力を発光させて予備系の正常性を確認
した後、切り替えを行ってその故障した現用系の現用チ
ャネルを予備系光端局装置に接続するように構成したの
で、常に発光状態となる波長数を一定にでき、伝送特性
への影響をなくすことができる効果が得られる。
【0049】この発明によれば、現用系の復旧時には予
備系の光出力を消光し、現用系の光出力を発光して現用
系の正常性を確認した後、現用系への切り戻しを行うよ
うに構成したので、常に発光状態となる波長数を一定に
でき、伝送特性への影響をなくすことができる効果が得
られる。
【0050】この発明によれば、現用系の復旧時には現
用系を発光させて正常性を確認した後、現用系への切り
戻しを行い、予備系の光出力を消光するように構成した
ので、現用系と予備系の光波長が全て発光状態となるの
は、保守作業完了後に現用系の正常性を確認しているわ
ずかの時間のみとなり、回線設計時に最適化された波長
数に対する伝送特性への影響を最小限に抑えることがで
きる効果が得られる。
【0051】この発明によれば、現用系の復旧時に現用
系を発光させる時に、光増幅中継器のゲインを大きくす
るように構成したので、同時に発光している光波長数の
増加による伝送特性への影響をさらに低減させることが
できる効果が得られる。
【0052】この発明によれば、現用系の正常時に間欠
的に予備系の光出力を発光させて予備系の正常性を確認
するように構成したので、通常時においても予備系の正
常性が確認できるので、光波長多重システムの信頼性を
より向上させることができる効果が得られる。
【0053】この発明によれば、現用系の正常時に間欠
的に予備系の光出力を発光させる時に光増幅中継器のゲ
インを大きくするように構成したので、通常時に予備系
の正常性を確認するときの伝送特性への影響をより小さ
くできるので、光波長多重システムの信頼性をより向上
させることができる効果が得られる。
【0054】この発明によれば、現用系の正常時には予
備系の送信側の光出力を折り返し、予備系の受信側で受
信して予備系の正常性を確認し、現用系の復旧時には現
用系の送信側の光出力を折り返し、現用系の受信側で受
信して現用系の正常性を確認するように構成したので、
光伝送路において同時に発光している波長数は常に同数
となるので、伝送特性への影響なしで、切り替え先の正
常性を確認でき、光波長多重システムの信頼性をより向
上させることができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による光波長多重シ
ステムを示す構成図である。
【図2】 切り替え装置の詳細を示す構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による光波長多重シ
ステムの光冗長切り替え方法の詳細を示すフローチャー
トである。
【図4】 この発明の実施の形態2による光波長多重シ
ステムを示す構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態3による光波長多重シ
ステムの光冗長切り替え方法の詳細を示すフローチャー
トである。
【図6】 この発明の実施の形態4による光波長多重シ
ステムの光冗長切り替え方法の詳細を示すフローチャー
トである。
【図7】 この発明の実施の形態5による光波長多重シ
ステムの光冗長切り替え方法の詳細を示すフローチャー
トである。
【図8】 この発明の実施の形態6による光波長多重シ
ステムの光冗長切り替え方法の詳細を示すフローチャー
トである。
【図9】 この発明の実施の形態7による光波長多重シ
ステムの光冗長切り替え方法の詳細を示すフローチャー
トである。
【図10】 この発明の実施の形態8による現用系およ
び予備系光端局装置の詳細を示す構成図である。
【図11】 この発明の実施の形態8による光波長多重
システムの光冗長切り替え方法の詳細を示すフローチャ
ートである。
【図12】 従来の光通信装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1a〜4a,1b〜4b 現用チャネル、21a〜24
a,21b〜24b現用系光端局装置、25a,25
b,46a,46b 予備系光端局装置、26a,26
b 波長多重装置、27 光伝送路、28a,28b
切り替え装置、29a〜29n 光増幅中継器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小崎 成治 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 上村 有朋 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 一番ヶ瀬 広 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 芝野 栄一 東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 ケイ ディディ海底ケーブルシステム株式会社内 (72)発明者 安田 忠見 東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 ケイ ディディ海底ケーブルシステム株式会社内 (72)発明者 安藤 昇 東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 ケイ ディディ海底ケーブルシステム株式会社内 Fターム(参考) 2G086 CC06 5K002 AA05 AA06 BA04 BA05 BA06 CA10 CA13 DA02 EA33 FA01 5K021 BB05 CC05 DD04 DD07 EE07 FF01 FF11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現用チャネルの波長をそれぞれ異なる光
    波長に変換/逆変換するN系統(Nは自然数)の現用系
    光端局装置と、上記現用系光端局装置と異なる光波長に
    変換/逆変換するM系統(MはN以下の自然数)の予備
    系光端局装置と、上記現用系光端局装置および上記予備
    系光端局装置に接続され、N+Mの波長の異なる光信号
    を波長多重して光伝送路へ送出し、その光伝送路からの
    光波長多重信号をN+Mの波長の異なる光信号に多重分
    離する波長多重装置と、N本の現用チャネルをN系統の
    上記現用系光端局装置に接続すると共に、それらN本の
    現用チャネルのうちのいずれかM本の現用チャネルをM
    系統の上記予備系光端局装置に接続する切り替え装置
    と、上記光伝送路に一定間隔で1カ所以上配置され、入
    力された光波長多重信号を増幅して出力する光増幅中継
    器とから構成される光波長多重システムを備え、予備系
    の波長の光出力を常に発光させ、現用系の正常時には予
    備系の正常性を常時確認し、現用系の故障時にその故障
    した現用系の現用チャネルを上記予備系光端局装置に接
    続している間には、上記光増幅中継器のゲインを小さく
    することを特徴とする光波長多重システムの光冗長切り
    替え方法。
  2. 【請求項2】 現用チャネルの波長をそれぞれ異なる光
    波長に変換/逆変換するN系統(Nは自然数)の現用系
    光端局装置と、上記現用系光端局装置と異なる光波長に
    変換/逆変換するM系統(MはN以下の自然数)の予備
    系光端局装置と、上記現用系光端局装置および上記予備
    系光端局装置に接続され、N+Mの波長の異なる光信号
    を波長多重して光伝送路へ送出し、その光伝送路からの
    光波長多重信号をN+Mの波長の異なる光信号に多重分
    離する波長多重装置と、N本の現用チャネルをN系統の
    上記現用系光端局装置に接続すると共に、それらN本の
    現用チャネルのうちのいずれかM本の現用チャネルをM
    系統の上記予備系光端局装置に接続する切り替え装置
    と、上記光伝送路に一定間隔で1カ所以上配置され、入
    力された光波長多重信号を増幅して出力する光増幅中継
    器とから構成される光波長多重システムを備え、現用系
    の正常時には予備系の波長の光出力を消光させ、現用系
    の故障時には予備系の波長の光出力を発光させて予備系
    の正常性を確認した後、切り替えを行ってその故障した
    現用系の現用チャネルを上記予備系光端局装置に接続す
    ることを特徴とする光波長多重システムの光冗長切り替
    え方法。
  3. 【請求項3】 現用系の復旧時には予備系の光出力を消
    光し、現用系の光出力を発光して現用系の正常性を確認
    した後、現用系への切り戻しを行うことを特徴とする請
    求項2記載の光波長多重システムの光冗長切り替え方
    法。
  4. 【請求項4】 現用系の復旧時には現用系を発光させて
    正常性を確認した後、現用系への切り戻しを行い、予備
    系の光出力を消光することを特徴とする請求項2記載の
    光波長多重システムの光冗長切り替え方法。
  5. 【請求項5】 現用系の復旧時に現用系を発光させる時
    に、光増幅中継器のゲインを大きくすることを特徴とす
    る請求項4記載の光波長多重システムの光冗長切り替え
    方法。
  6. 【請求項6】 現用系の正常時に間欠的に予備系の光出
    力を発光させて予備系の正常性を確認することを特徴と
    する請求項2から請求項5のうちのいずれか1項記載の
    光波長多重システムの光冗長切り替え方法。
  7. 【請求項7】 現用系の正常時に間欠的に予備系の光出
    力を発光させる時に光増幅中継器のゲインを大きくする
    ことを特徴とする請求項6記載の光波長多重システムの
    光冗長切り替え方法。
  8. 【請求項8】 現用チャネルの波長をそれぞれ異なる光
    波長に変換/逆変換するN系統(Nは自然数)の現用系
    光端局装置と、上記現用系光端局装置と異なる光波長に
    変換/逆変換するM系統(MはN以下の自然数)の予備
    系光端局装置と、上記現用系光端局装置および上記予備
    系光端局装置に接続され、N+Mの波長の異なる光信号
    を波長多重して光伝送路へ送出し、その光伝送路からの
    光波長多重信号をN+Mの波長の異なる光信号に多重分
    離する波長多重装置と、N本の現用チャネルをN系統の
    上記現用系光端局装置に接続すると共に、それらN本の
    現用チャネルのうちのいずれかM本の現用チャネルをM
    系統の上記予備系光端局装置に接続する切り替え装置
    と、上記光伝送路に一定間隔で1ケ所以上配置され、入
    力された光波長多重信号を増幅して出力する光増幅中継
    器とから構成される光波長多重システムを備え、現用系
    の正常時には予備系の送信側の光出力を折り返し、予備
    系の受信側で受信して予備系の正常性を確認し、現用系
    の復旧時には現用系の送信側の光出力を折り返し、現用
    系の受信側で受信して現用系の正常性を確認することを
    特徴とする光波長多重システムの光冗長切り替え方法。
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