JP5132778B2 - 光ネットワークシステム、光冗長切替え装置およびwdm装置 - Google Patents

光ネットワークシステム、光冗長切替え装置およびwdm装置 Download PDF

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Description

本発明は、冗長系を有する光ネットワークにおいて冗長系と現用系の切替えを行う光ネットワークシステム、光冗長切替え装置およびWDM装置に関する。
光ネットワークシステムにおける従来の光冗長切替え方法の例として、たとえば、下記特許文献1に記載の技術がある。下記特許文献1に記載の光冗長切替え装置は、外部装置から受信するnチャネルの信号をそれぞれ現用系信号と光スイッチの方向へ送信する信号の2方向へ分岐する光カプラと、光カプラによって分岐された光スイッチの方向の信号を選択して予備系信号として出力する光スイッチと、を備え、現用系信号を波長多重信号のための現用系光端局装置に向けて送信する。また、光スイッチが選択した予備系信号は、予備系光端局装置に出力される。
そして、現用系光端局装置は、入力された現用系信号をそれぞれチャネルごとに異なる波長λ1〜λnに変換して波長多重化装置に出力し、予備系光端局装置は、予備系信号を波長λ(n+1)に変換して波長多重化装置に出力する。波長多重化装置は、λ1〜λ(n+1)を多重化して対向する受信側の波長多重化装置に送信する。受信側の波長多重化装置は、波長多重化された信号をλ1〜λ(n+1)に分離し、それぞれ波長ごとに受信側の現用系光端局装置および予備系光端局装置に出力する。そして、受信側の現用系光端局装置および予備系光端局装置は、送信時と逆に各波長をチャネルごとの現用系信号および予備系信号に変換し受信側の光冗長切替え装置に出力する。光冗長切替え装置は各チャネルの信号が正常である場合には、送信時と逆方向の処理により現用系信号を外部装置に出力し、予備系信号を破棄する。
この光冗長切替え方法では、通常時には、上記のような手順で送信側の外部装置と受信側の外部装置との間で、現用系信号の送受信が行われる。そして、たとえば、λ2に対応する光伝送路に何らかの故障が発生した場合には、送信側の光冗長切替え装置の光スイッチは、変換後にλ2として送信される2番目のチャネルの現用系信号を選択して予備系信号として出力する。予備系信号は、予備系光端局装置および波長多重化装置を経由し、さらに、対向する受信側の波長多重化装置および予備系光端局装置を経由して、受信側の光冗長切替え装置に入力される。受信側の光冗長切替え装置の光スイッチは、この予備系信号を2番目のチャネルの現用系信号出力に対応するよう選択して外部装置へ出力する。
このように、従来例では、nチャネルの信号に対応するいずれかの装置や光伝送路に故障が発生した場合、予備系の予備波長(λ(n+1))を介して故障の発生した伝送路に対応する信号を転送するよう切り替えて光信号を救済する方法とることで、N:1光冗長切替えシステムを構成していた。
特開2000−332655号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、nチャネルの信号を1つの予備系により救済する構成である。そのため、nチャネルの全ての信号が同一種別の信号である必要があり、たとえば、伝送速度の異なるSTM−64(Synchronous Transport Module−64)信号と10GbE LAN(10Gigabit Ethernet(登録商標) Local Area Network)信号が混在する場合には、n:1光冗長切替えシステムを提供できない、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、伝送速度やフレームフォーマット等が異なる信号が混在している場合にも対応できる光ネットワークシステム、光冗長切替え装置およびWDM装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、N(Nは自然数)系統の入力信号に対してM(MはN以下の自然数)系統の予備系統信号を生成し、前記入力信号と前記予備系統信号とをM+N種類の系統ごとに異なる波長の光信号に変換する第1の光冗長切替え装置と、前記変換した信号を波長多重し、波長多重信号を光伝送路へ送出する第1のWDM装置と、前記光伝送路から入力される波長多重信号を波長分離する第2のWDM装置と、波長分離信号からN系統の信号を選択して出力する第2の光冗長切替え装置と、を備える光ネットワークシステムであって、前記入力信号が系統単位で少なくとも2つの種別の信号を含むこととし、前記第1の光冗長切替え装置は、前記入力信号の系統ごとに、前記入力信号を現用系信号と冗長信号の2系統に分岐する光カプラと、前記現用系信号を前記入力信号の系統ごとに異なる波長の光信号に変換する送信側現用系トランスポンダと、前記冗長信号からM系統の信号を前記予備系統信号として選択する送信側光スイッチと、前記入力信号の種別にそれぞれ対応する処理を行う収容モードを有し、前記予備系統信号の種別に対応する収容モードで、前記予備系統信号を、前記現用系信号の変換に用いた光信号の波長と異なりかつ系統ごとに異なる波長の光信号に変換する送信側予備系トランスポンダと、を備え、前記第2の光冗長切替え装置は、前記波長分離信号のうち前記現用系信号が変換された波長の光信号を、系統ごとに、入力信号に対応する種別の信号に変換する受信側現用系トランスポンダと、前記入力信号の種別にそれぞれ対応する処理を行う収容モードを有し、前記波長分離信号のうち前記予備系統信号が変換された波長の光信号を、前記予備系統信号の種別に対応する収容モードで、系統ごとに前記予備系統信号の種別の信号に変換する受信側予備系トランスポンダと、前記入力信号の系統ごとに備えられ、前記受信側予備系トランスポンダからの出力または前記受信側現用系トランスポンダからの出力を選択して出力する受信側2:1光スイッチと、前記受信側予備系トランスポンダから出力された信号の出力先として、前記送信側光スイッチが選択した系統に対応する受信側2:1光スイッチを選択し、選択した受信側2:1光スイッチに対して前記受信側予備系トランスポンダから出力された信号を出力する受信側光スイッチと、を備え、前記送信側光スイッチが選択した系統に対応する受信側2:1光スイッチは、前記受信側予備系トランスポンダから出力された信号を選択して出力し、他の受信側2:1光スイッチは、前記受信側現用系トランスポンダから出力された信号を選択して出力することを特徴とする。
この発明によれば、送信される可能性のある複数の種別の信号に応じた処理を可能とし、また、設定によりこれらの処理を切替えることができるマルチレートトランスポンダを予備系トランスポンダとして備え、障害検出時には、障害が発生した信号の種別に対応する収容モードを対向する装置に通知するようにしたので、伝送速度やフレームフォーマット等が異なる信号が混在している場合にも対応できる、という効果を奏する。
図1は、本発明にかかる光冗長切替え装置の実施の形態1の機能構成例を示す図である。 図2は、TRPD間の伝送に用いられるフレームフォーマットの一例である。 図3は、TRPDの構成例を示す図である。 図4は、故障発生時の動作を説明するための図である。 図5は、実施の形態1の光冗長切替え方法の処理手順の一例を示すシーケンス図である。 図6は、ITU−T G.709に示されるODU2 OHのAPSバイトを示す図である。 図7は、実施の形態2の光冗長切替え方法の処理手順の一例を示すシーケンス図である。
符号の説明
1−1,1−2 ノード
11−1〜11−n 光カプラ
12−1〜12−n,14−1〜14−n TPND
13,15,16−1〜16−n 光スイッチ
21 XFP
22 16bit SerDes
23 OTNフレーマ
24 STM−64 10GbE モニタ
25 OPU2マッパ
26 OTU2 ODU2 プロセッサ
27 FEC Encoder
28 FEC Decoder
29,31 PLL
30 10G WDMトランシーバ
以下に、本発明にかかる光ネットワークシステム、光冗長切替え装置およびWDM装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる光冗長切替え装置を含む光ネットワークシステムの実施の形態1の機能構成例を示す図である。図1では、信号の送信側の光冗長切替え装置がWDM装置等の通信装置であるノード1−1に含まれることとし、受信側の光冗長切替え装置がWDM装置などの通信装置であるノード1−2に含まれることとする。図1では、光冗長切替え装置の構成要素のみを図示し、波長多重化や増幅などの処理を行う部分を省略している。
ノード1−1は、図示しない外部装置から受信したnチャネル分の信号をチャネルごとにそれぞれ現用系用と予備系用の2方向に分岐する光カプラ11−1〜11−nと、光カプラ11−1〜11−nで分岐された現用系用の信号をλ1〜λnの光信号に変換して送出するトランスポンダ(TPND)12−1〜12−nと、光カプラ11−1〜11−nで分岐された予備系用の信号から予備系信号を選択して送出する光スイッチ13と、光スイッチ13から送出される予備系信号をλn+1の光信号に変換して送出するTPND12−(n+1)と、を備えている。
ノード1−1のTPND12−1〜12−(n+1)から送出される波長λ1〜λn+1の光信号は、図示しない構成要素によって波長多重化や増幅等の所定の処理が行われて光伝送路に送出される。光伝送路に送出された波長多重化信号は、ノード1−2によって受信される。ノード1−2は、図示しない構成要素によって波長多重化信号をλ1〜λn+1の波長ごとの信号に分離し、分離した信号は、トランスポンダ14−1〜14−(n+1)に入力される。
ノード1−2は、分離したλ1〜λn+1の光信号をチャネルごとに設定された種別の信号に変換して送出するトランスポンダ14−1〜14−(n+1)と、トランスポンダ14−(n+1)から予備系信号を受信して選択した出力先に出力する光スイッチ15と、トランスポンダ14−1〜14−nから出力された現用系信号とトランスポンダ14−(n+1)の予備系信号とのいずれか1つをチャネルごとにそれぞれ外部装置に出力する2:1光スイッチである光スイッチ16−1〜16−nと、で構成される。なお、ここでは、1〜n番目のチャネルに対する処理をそれぞれ同一の番号の枝番を有する構成要素が行うこととする(たとえば、1番目のチャネルについては、光カプラ11−1,16−1,TPND12−1,14−1が処理を行う)。
なお、図1では、ノード1−1が送信側の処理を行い、ノード1−2が受信側の処理を行う例を示しているが、ノード1−1,1−2が、一般的に行われているように、それぞれ送信側と受信側の機能の両方を有するようにしてもよい。この場合、図1のTPND12−i(i=1〜(n+1)),14−iは、それぞれ別の構成要素として備えるようにしてもよいが、ここでは、TPND12−iの機能とTPND14−iの機能の両方を有することとする。
また、本実施の形態では、2番目のチャネル(以下、ch#2という)には、10GbE LAN信号が収容され、それ以外の1,3〜n番目のチャネル(以下、ch#1,ch#3〜nという)には、STM−64信号が収容されているとする。
図2は、ノード1−1のTPND12−1〜12−(n+1)とノード1−2のTPND14−1〜14−(n+1)間の伝送に用いられるフレームフォーマットの一例である。ここでは、一例としてOTN(Optical Transport Network)のITU−T(International Telecommunication Union Telecommunication) G.709勧告に示されたOTU2(Optical Transport Unit 2)フレームの場合を示している。OTU2フレームは、フレーム同期や様々な監視制御機能を提供するためのOH(OverHead)であるFA OH(Frame Alignment OverHead),OTU2 OH,ODU(Optical Data Unit)2 OH,OPU(Optical channel Payload Unit)2 OHと、速度差を固定的に調整するためのFixed Stuffと、誤り訂正符号情報を格納するFEC(Forward Error Correction) Redundancyと、伝送する情報であるペイロードと、を含む。STM−64信号や10GbE LAN信号などはペイロードに格納されて転送される。
図3は、TRPD12−1〜12−(n+1),14−1〜14−(n+1)の構成例を示す図である。図3に示すように、TRPD12−1〜12−(n+1),14−1〜14−(n+1)は、STM−64信号や10GbE LAN信号に対して光―電気相互変換を行う10 Gigabit Small Form Factor Pluggable Moduleとして規定されているXFP21と、XPF21から出力されるシリアル電気信号を16並列電気信号(SFI−4:Serdes-Framer Interface―4)との直列―並列相互変換を行う16bit SerDes22と、OTU2フレームのフレーム処理を行うOTNフレーマ23と、OTU2フレームを構成するためのクロックを生成するPLL(Phase Locked Loop)29と、OTNフレーマ23の16並列入出力信号SFI−4を直列―並列相互変換を行うともに直列信号の光―電気相互変換を行い、所定の光波長でOTN信号を送受信する10G WDMトランシーバ30と、STM−64や10GbE LAN信号をOTU2フレームからデマッピングするためのクロックを生成するPLL31と、で構成される。
また、OTNフレーマ23は、STM−64信号や10GbE LAN信号の状態を監視するSTM−64 10GbE モニタ24と、OPU2 OHの生成・終端を行いSTM−64や10GbE LAN信号を収容するOPU2マッパ25と、OTU2 OHおよびODU2 OHの生成・終端を行うOTU2 ODU2 プロセッサ26と、誤り訂正符号化FEC Encoder27と、誤り復号化を行うFEC Decoder28と、で構成される。
図3の例は、TRPD12−1〜12−(n+1),14−1〜14−(n+1)が、それぞれ、送信側と受信側の双方向の機能を有する例を示している。図3では、上側の矢印が送信側として機能する場合の信号の流れを示し、下側の矢印が受信側として機能する場合の信号の流れを示している。
つづいて、本実施の形態の動作について説明する。通常時(正常時)には、ch#1〜ch#nの信号は、それぞれ光カプラ11−1〜11−n経由でTPND12−1〜12−nに入力され、TPND12−1〜12−nによりそれぞれOTU2フレームに収容される。なお、このときch#1〜ch#nの信号は、それぞれ互いに異なるλ1〜λnの光波長に変換され、STM−64 over OTNまたは10GbE over OTNとしてノード1−2のTPND14−1〜14−nに入力される。なお、ここでは、光伝送路に送出される前の波長多重処理,光伝送路から受信した後の波長分離の処理,光増幅処理などを省略して説明する。
TPND14−1〜14−nは、受信したOTU2フレームからSTM−64信号または10GbE LAN信号をデマッピングし、それぞれ光スイッチ16−1〜16−nに出力する。光スイッチ16−1〜16−nは、TPND14−1〜14−nから入力された信号を選択して、外部装置へSTM−64信号または10GbE LAN信号として出力する。
一方、TPND12−(n+1)とTPND14−(n+1)の間では、たとえば、STM−64モード(STM−64信号を収容する場合の処理モード)でOTUフレームが生成されて送受信が行われ、予備系として用いられる波長λn+1を用いた処理および伝送の正常性を監視している。このときのペイロードの内容はどのようなデータでもよい。
図4は、故障発生時の動作を説明するための図である。ここでは、故障発生の一例として、図4に示すように、10GbE LAN信号を収容するλ2に関する経路上に何らかの故障が発生したとする。λ2に関する経路上の故障は、たとえば、TPND14−2により検出され、ノード1−2からノード1−1へ故障の検出を通知するようにすればよい。または、ノード1−1およびノード1−2を含む光ネットワーク全体を管理する装置などがノード1−2からの通知により故障を把握し、その装置がノード1−1に故障を通知するようにしてもよい。
故障が検出されると、光スイッチ13は、光カプラ11−2から出力される10GbE LAN信号を選択してTPND12−(n+1)へ出力する。TPND12−(n+1)は、通常時のSTM−64モードから10GbE LANモード(10GbE LAN信号を収容するモード)に移行し、TPND12−2が行っていた処理と同様の処理を行いOTU2フレームを生成する。そして、生成されたOTU2フレームはλn+1を用いて予備系信号としてノード1−2に送信される。
TPND14−(n+1)は、通常時のSTM−64モードから10GbE LANモードに移行し、TPND14−2が行った処理と同様に、予備系信号としてλn+1を用いて送信されたOTU2フレームから10GbE LAN信号をデマッピングし、光スイッチ15に出力する。光スイッチ15は、入力された10GbE LAN信号を光スイッチ16−2に出力する。そして、光スイッチ16−2は、光スイッチ15から入力された信号を選択して、ch#2の10GbE LAN信号として外部装置に出力する。
なお、STM−64信号と10GbE LAN信号では、伝送速度がそれぞれ9.95328Gbit/sと10.3125Gbit/sと異なり、また、フレーム構成も異なる。このため、TPND12−(n+1)およびTPND14−(n+1)は、それぞれの信号に対応するための2つのモードを備え、たとえば、図4の例では、STM−64モードから10GbE LANモードに移行する。これは、たとえば、OTNフレーマ23の処理を設定によりSTM−64信号に対応する処理と10GbE LAN信号に対応する処理を切り替えられるようにしておき、また、XFP21,16bit SerDes22,OTNフレーマ23,10G WDMトランシーバ30、PLL29,31の動作速度を変更可能とし、動作速度をモードにより変更することにより実現できる。
図5は、本実施の形態の光冗長切替え方法の処理手順の一例を示すシーケンス図である。図5を用いて本実施の形態の光冗長切替え方法を説明する。ここでは、図4の例と同様に、λ2に関する経路に故障が発生する場合を例に説明する。なお、ここでは、ノード1−1およびノード1−2の間で互いに送受信が行われることとし、ノード1−1およびノード1−2は、双方とも送信側および受信側としての機能を有していることとする。
まず、通常時は、切替え要求が発生していないことを示すNR(No Request)をノード1−1およびノード1−2が互いに送信している(ステップS1,ステップS2)。ここで、λ2に関する経路に故障が発生するとノード1−2ではλ2のSF(Signal Fail)を検出する(ステップS3)。
そして、ノード1−2では、予備系に切替えるための要求である切替え要求の送信に必要な情報である切替え要因(たとえば、切替え対象の波長の番号など)を収集する(ステップS4)。そして、故障が検出されたλ2の信号の送信元であるノード1−1へ切替え要求(SF)を送出する(ステップS5)。
ノード1−1は、切替え要求を受領し(ステップS6)、ch#2をブリッジする(ステップS7)、具体的には、予備系TPNDであるTPND12−(n+1)に出力されるよう光スイッチ13を設定する(ステップS7)。そして、ノード1−1は、自ノードのブリッジ(ch#2の予備系への切替え)が完了したことを示す応答確認(RR)をノード1−2に送信する(ステップS8)。
ノード1−2は、ノード1−1からの応答確認を受領することによりノード1−1のブリッジ完了を確認する(ステップS9)。そして、ノード1−2は、予備系のトランスポンダであるTRPND14−(n+1)から入力される信号を光スイッチ16−2に出力するよう光スイッチ15を設定するとともに、光スイッチ16−2に対して光スイッチ15から入力した信号を選択して外部装置に出力するよう選択するよう設定する(ステップ10:ch#2セレクト)。また、逆方向(ノード1−2からノード1−1への送信方向)の送信のためにch#2が予備系から出力されるよう設定し(ch#2ブリッジ:ステップS11)、応答確認を送出する(ステップS12)とともに、予備系のTRPND14−(n+1)をSTM−64モードから10GbE LANモードに変更する(ステップS13)。
ノード1−1は、ステップS12で送信された応答確認を受領することにより、ノード1−2のブリッジ完了を確認する(ステップS14)。そして、ノード1−1から送信されるデータの受信のために、TRPND12−(n+1)が受信した信号をch#2の信号として外部装置に出力するよう設定し(ステップS15:ch#2セレクト)、予備系のTRPND12−(n+1)をSTM−64モードから10GbE LANモードに変更する(ステップS16)。
以上述べたノード間のモード切替えに関する情報の授受には、たとえば、OTNフレームのODU2 OHを用いることができる。図6は、ITU−T G.709に示されるODU2 OHのAPS(Automatic Protection Switching)バイトを示す図である。このAPSバイトのRequest/stateの部分にSF等の切替え要因/要求状態を、Protection typeの部分に切替えタイプ(N:1の切替えあるか、1+1の切替えであるか等の情報)を、Requested Signalに切替え要求波長番号を、Bridged Signalの部分に送信側にてブリッジした波長番号を格納して通知することで、ノード間の切替え制御を行うことができる。
また、いずれの収容モード(たとえば、STM−64モード、10GbE LANモードなど)に変更するかの情報は、図6に示したAPSバイトのリザーブ領域を用いて通知することができる。
なお、収容モードを切替えた際に、予備系波長(この場合はλn+1)を用いた伝送路で、予備系に故障が発生していないにもかかわらず、過渡的に故障が検知される可能性がある。このような現象に対する対策として、たとえば、収容モードの切替え時には所定の時間の間は、予備系波長の伝送路故障の検出がされてもそのまま運用し、故障時の処理を行わないようにすればよい。
なお、本実施の形態では、WDM装置などの通信装置に光冗長切替え装置を備える例について説明したが、波長多重、分離等を別の装置で行い、光冗長切替え装置を独立したハードウェアとして構成するようにしてもよい。
このように、本実施の形態では、送信される可能性のある複数の種別の信号に応じた処理を可能とし、また、設定によりこれらの処理を切替え可能なトランスポンダ(マルチレートトランスポンダ)を予備系トランスポンダとして備え、信号の種別に対応する収容モードを、APSバイトを用いて通知するようにした。このため、異なる信号種別の信号が混在するシステムであっても、n:1光冗長切替え装置およびシステムを提供することができる。
なお、本実施の形態では、n:1光冗長切替えシステムの例について説明したが、N:M光冗長切替えシステムでも、切り替える信号の収容モードを本実施の形態と同様に指定することにより、本実施の形態と同様な効果を奏することができる。
また、本実施の形態では、STM−64信号と10GbE LAN信号が混在する場合の例について説明したが、これら信号以外の種別の信号(たとえば、STM−16信号、ギガビットイーサネット(登録商標)信号など)が混在する場合でも、3種類以上の信号が混在する場合でも、それぞれの信号の種別に対応する処理を収容可能なマルチモードトランスポンダを予備系トランスポンダとして用い、本実施の形態と同様に収容モードを通知することにより、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
実施の形態2.
図7は、本発明にかかる実施の形態2の光冗長切替え方法の処理手順の一例を示すシーケンス図である。本実施の形態の光冗長切替え装置およびシステムの構成は実施の形態1と同様である。以下、実施の形態1と異なる部分について説明する。
図7では、実施の形態1と同様の処理を行うステップは同一のステップ番号を付している。実施の形態1では、ステップS13でノード2が収容モードの切替えを行い、ステップS16でノード1−1が収容モードの切替えを行ったが、本実施の形態では、ノード1−2はステップS13で切替えを行わずにステップS14に進む。ノード1−1は、実態の形態1と同様に、ステップS15の後に収容モードの切替えを行い、ノード1−1から収容モードの切替えの通知を行った後に、ノード1−2が収容モードを切替える(ステップS17)。以上のべた以外の本実施の形態の動作は実施の形態1と同様である。
このように、本実施の形態では、故障を検出したノード1−2が、対向するノード1−1が収容モードを切替えた後に、収容モードを切替えるようにした。このため、実施の形態1と同様の効果を得ることができるとともに、ノード1−2は、ノード1−1の切替えの完了を確認した後に自装置の切替えを実施することができる。
以上のように、本発明にかかる光ネットワークシステム、光冗長切替え装置およびWDM装置は、冗長系を有する光ネットワークに有用であり、特に、異なる種別の信号を含む光ネットワークに適している。

Claims (8)

  1. N(Nは自然数)系統の入力信号に対してM(MはN以下の自然数)系統の予備系統信号を生成し、前記入力信号と前記予備系統信号とをM+N種類の系統ごとに異なる波長の光信号に変換する第1の光冗長切替え装置と、前記変換した信号を波長多重し、波長多重信号を光伝送路へ送出する第1のWDM装置と、前記光伝送路から入力される波長多重信号を波長分離する第2のWDM装置と、波長分離信号からN系統の信号を選択して出力する第2の光冗長切替え装置と、を備える光ネットワークシステムであって、
    前記入力信号が系統単位で互いに伝送速度の異なる少なくとも2つの種別の信号を含むこととし、
    前記第1の光冗長切替え装置は、
    前記入力信号の系統ごとに、前記入力信号を現用系信号と冗長信号の2系統に分岐する光カプラと、
    前記現用系信号を前記入力信号の系統ごとに異なる波長の光信号に変換する送信側現用系トランスポンダと、
    前記冗長信号からM系統の信号を前記予備系統信号として選択する送信側光スイッチと、
    前記入力信号の種別にそれぞれ対応する処理を行う収容モードを有し、前記予備系統信号の種別に対応する収容モードで、前記予備系統信号を、前記現用系信号の変換に用いた光信号の波長と異なりかつ系統ごとに異なる波長の光信号に変換する送信側予備系トランスポンダと、
    を備え、
    前記第2の光冗長切替え装置は、
    前記波長分離信号のうち前記現用系信号が変換された波長の光信号を、系統ごとに、入力信号に対応する種別の信号に変換する受信側現用系トランスポンダと、
    前記入力信号の種別にそれぞれ対応する処理を行う収容モードを有し、前記波長分離信号のうち前記予備系統信号が変換された波長の光信号を、前記予備系統信号の種別に対応する収容モードで、系統ごとに前記予備系統信号の種別の信号に変換する受信側予備系トランスポンダと、
    前記入力信号の系統ごとに備えられ、前記受信側予備系トランスポンダからの出力または前記受信側現用系トランスポンダからの出力を選択して出力する受信側2:1光スイッチと、
    前記受信側予備系トランスポンダから出力された信号の出力先として、前記送信側光スイッチが選択した系統に対応する受信側2:1光スイッチを選択し、選択した受信側2:1光スイッチに対して前記受信側予備系トランスポンダから出力された信号を出力する受信側光スイッチと、
    を備え、
    前記送信側光スイッチが選択した系統に対応する受信側2:1光スイッチは、前記受信側予備系トランスポンダから出力された信号を選択して出力し、他の受信側2:1光スイッチは、前記受信側現用系トランスポンダから出力された信号を選択して出力し、
    前記第1の光冗長切替え装置は、前記現用系信号ごとに故障を検出し、故障が検出された前記現用系信号を前記予備系統信号として選択し、選択した前記予備系統信号に対応する系統ごとの収容モードを前記第2の光冗長切替え装置へ通知し、
    前記第2の光冗長切替え装置の前記受信側予備系トランスポンダは、前記第1の光冗長切替え装置から通知された系統ごとの収容モードに基づいて系統ごとに収容モードを切り替え
    前記受信側予備系トランスポンダの収容モードの切替え後、切替えから所定の時間の間は、前記予備系統信号の伝送路故障が検出されても故障時の処理を行わずに前記予備系統信号を用いた運用を継続することを特徴とする光ネットワークシステム。
  2. 前記光伝送路で用いる伝送フレームをITU−T G.709に基づくフレームとすることを特徴とする請求項1に記載の光ネットワークシステム。
  3. 前記第2の光冗長切替え装置は、前記収容モードの切替え通知を伝送フレームのオーバヘッドバイト内の回線切り替え用バイトを用いて行い、
    前記第1の光冗長切替え装置は、前記切替え通知に基づいて収容モードを切替えることを特徴とする請求項1または2に記載の光ネットワークシステム。
  4. 前記入力信号として、STM−64信号、10GbE LAN信号、10G ファイバチャネル信号の少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の光ネットワークシステム。
  5. 前記入力信号として、STM−64信号、10GbE LAN信号、10G ファイバチャネル信号の少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする請求項3に記載の光ネットワークシステム。
  6. N(Nは自然数)系統の入力信号に対してM(MはN以下の自然数)系統の予備系統信号を生成し、前記入力信号と前記予備系統信号とをM+N種類の系統ごとに異なる波長の光信号に変換する第1の光冗長切替え装置と、前記変換した信号を波長多重し、波長多重信号を光伝送路へ送出する第1のWDM装置と、前記光伝送路から入力される波長多重信号を波長分離する第2のWDM装置と、波長分離信号からN系統の信号を選択して出力する第2の光冗長切替え装置と、を備える光ネットワークシステムにおいて、前記光伝送路へのデータ送信時には前記第1の光冗長切替え装置として機能し、前記光伝送路からのデータ受信時には前記第2の光冗長切替え装置として機能する光冗長切替え装置であって、
    前記入力信号が系統単位で互いに伝送速度の異なる少なくとも2つの種別の信号を含むこととし、
    前記入力信号の系統ごとに、前記入力信号を現用系信号と冗長信号の2系統に分岐する光カプラと、
    前記光伝送路へのデータ送信時には、前記現用系信号を、前記入力信号の系統ごとに異なる波長の光信号に変換し、また、前記光伝送路からのデータ受信時には、前記波長分離信号のうち前記現用系信号が変換された波長の光信号を、系統ごとに入力信号に対応する種別の信号に変換する現用系トランスポンダと、
    前記冗長信号からM系統の信号を前記予備系統信号として選択する送信側光スイッチと、
    前記光伝送路へのデータ送信時には、前記入力信号の種別にそれぞれ対応する処理を行う収容モードを有し、前記予備系統信号の種別に対応する収容モードで、前記予備系統信号を前記現用系信号の変換に用いた光信号の波長と異なりかつ系統ごとに異なる波長の光信号に変換し、また、前記光伝送路からのデータ受信時には、前記入力信号の種別にそれぞれ対応する処理を行う収容モードを有し、前記波長分離信号のうち前記予備系統信号が変換された波長の光信号を、前記予備系統信号の種別に対応する収容モードで、系統ごとに前記予備系統信号の種別の信号に変換する予備系トランスポンダと、
    前記入力信号の系統ごとに備えられ、前記予備系トランスポンダからの出力または前記現用系トランスポンダからの出力を選択して出力する受信側2:1光スイッチと、
    前記予備系トランスポンダから出力された信号の出力先として、前記送信側光スイッチが選択した系統に対応する受信側2:1光スイッチを選択し、選択した受信側2:1光スイッチに前記予備系トランスポンダから出力された信号を出力する受信側光スイッチと、
    を備え、
    前記送信側光スイッチが選択した系統に対応する受信側2:1光スイッチは、前記予備系トランスポンダから出力された信号を選択して出力し、他の受信側2:1光スイッチは、前記現用系トランスポンダから出力された信号を選択して出力し、
    前記光伝送路へのデータ送信時には、前記予備系統信号として選択したM系統の信号に対応する系統ごとの収容モードを前記第2の光冗長切替え装置へ通知し、
    前記予備系トランスポンダは、前記光伝送路からのデータ受信時には、前記第1の光冗長切替え装置から通知された系統ごとの収容モードに基づいて系統ごとに収容モードを切り替え
    前記予備系トランスポンダの収容モードの切替え後、切替えから所定の時間の間は、前記予備系統信号の伝送路故障が検出されても故障時の処理を行わずに前記予備系統信号を用いた運用を継続することを特徴とする光冗長切替え装置。
  7. 前記予備系トランスポンダは、
    前記入力信号を光信号から電気信号に変換する光送受信器と、
    前記光送受信器から出力されたシリアル電気信号を並列電気信号に変換する直並列相互変換回路と、
    伝送フレームを構成するための第1のクロックを生成する第1のPLL回路と、
    前記並列電気信号と前記第1のクロックに基づいて伝送フレームを生成するフレーマと、
    前記フレーマから出力された伝送フレームに対して並列直列変換を行い、その変換後の信号を所定の光波長の光信号に変換して送信する波長多重光送受信器と、
    前記伝送フレームから系統ごとの信号を取り出すための第2のクロックを生成する第2のPLL回路と、
    を備え、
    前記波長多重光送受信器は、前記波長分離信号を電気信号に変換して直列並列変換し、
    前記フレーマは、前記波長多重光送受信器が変換した並列信号から系統ごとの信号を前記第2のクロックに基づいて抽出し、
    前記直並列相互変換回路は、前記フレーマが抽出した信号を直列信号に変換し、
    前記光送受信器は、前記直並列相互変換回路が変換した直列信号を光信号に変換して出力することを特徴とする請求項6に記載の光冗長切替え装置。
  8. N(Nは自然数)系統の入力信号に対してM(MはN以下の自然数)系統の予備系統信号を生成し、前記入力信号と前記予備系統信号とをM+N種類の系統ごとに異なる波長の光信号に変換し、前記変換した信号を波長多重し、波長多重信号を光伝送路へ送出する第1のWDM装置と、前記光伝送路から入力される前記波長多重信号を波長分離し、波長分離信号からN系統の信号を選択して出力する第2のWDM装置と、を備える光ネットワークシステムにおいて、前記光伝送路へのデータ送信時には前記第1のWDM装置として機能し、前記光伝送路からのデータ受信時には前記第2のWDM装置として機能するWDM装置であって、
    前記入力信号が系統単位で互いに伝送速度の異なる少なくとも2つの種別の信号を含むこととし、
    前記入力信号の系統ごとに、前記入力信号を現用系信号と冗長信号の2系統に分岐する光カプラと、
    前記光伝送路へのデータ送信時には、前記現用系信号を、前記入力信号の系統ごとに異なる波長の光信号に変換し、また、前記光伝送路からのデータ受信時には、前記波長分離信号のうち前記現用信号が変換された波長の光信号を、系統ごとに入力信号に対応する種別の信号に変換する現用系トランスポンダと、
    前記冗長信号からM系統の信号を前記予備系統信号として選択する送信側光スイッチと、
    前記光伝送路へのデータ送信時には、前記入力信号の種別にそれぞれ対応する処理を行う収容モードを有し、前記予備系統信号の種別に対応する収容モードで、前記予備系統信号を前記現用系信号の変換に用いた光信号の波長と異なりかつ系統ごとに異なる波長の光信号に変換し、また、前記光伝送路からのデータ受信時には、前記入力信号の種別にそれぞれ対応する処理を行う収容モードを有し、前記波長分離信号のうち前記予備系統信号が変換された波長の光信号を、前記予備系統信号の種別に対応する収容モードで、系統ごとに前記予備系統信号の種別の信号に変換する予備系トランスポンダと、
    前記入力信号の系統ごとに備えられ、前記予備系トランスポンダからの出力または前記現用系トランスポンダからの出力を選択して出力する受信側2:1光スイッチと、
    前記予備系トランスポンダから出力された信号の出力先として、前記送信側光スイッチが選択した系統に対応する受信側2:1光スイッチを選択し、選択した受信側2:1光スイッチに前記予備系トランスポンダから出力された信号を出力する受信側光スイッチと、
    を備え、
    前記送信側光スイッチが選択した系統に対応する受信側2:1光スイッチは、前記予備系トランスポンダから出力された信号を選択して出力し、他の受信側2:1光スイッチは、前記現用系トランスポンダから出力された信号を選択して出力し、
    前記光伝送路へのデータ送信時には、前記予備系統信号として選択したM系統の信号に対応する系統ごとの収容モードを前記第2の光冗長切替え装置へ通知し、
    前記予備系トランスポンダは、前記光伝送路からのデータ受信時には、前記第1の光冗長切替え装置から通知された系統ごとの収容モードに基づいて系統ごとに収容モードを切り替え
    前記予備系トランスポンダの収容モードの切替え後、切替えから所定の時間の間は、前記予備系統信号の伝送路故障が検出されても故障時の処理を行わずに前記予備系統信号を用いた運用を継続することを特徴とするWDM装置。
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