JP2000328762A - 床板材取付具、床の敷設方法、及び床構造 - Google Patents

床板材取付具、床の敷設方法、及び床構造

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JP2000328762A
JP2000328762A JP11140684A JP14068499A JP2000328762A JP 2000328762 A JP2000328762 A JP 2000328762A JP 11140684 A JP11140684 A JP 11140684A JP 14068499 A JP14068499 A JP 14068499A JP 2000328762 A JP2000328762 A JP 2000328762A
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plate
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Yasuhiro Hokase
泰宏 外瀬
Mitsuo Masuzawa
光郎 舛沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】どのような幅の隙間敷設用床板材を使用する場
合であっても一種類の床板取付具を使用することにより
床構造を形成できるようにする。 【解決手段】床板材取付具50を、略正方形状の第1プ
レート部60と、この第1プレート部60の一辺を長辺
とする略長方形状に形成され、第1プレート部60の一
辺からこの第1プレート部60に対して略直角に延設さ
れた第2プレート部70とから断面略L字状に形成し
て、第1プレート部60は中央部に床基盤1上で所定高
さ位置に支承できるねじ棒がねじ込み可能とされる雌ね
じが形成されたねじ孔部62、この第1プレート部60
を床パネル体10若しくは隙間敷設用床板材30に接合
できるねじが貫通する貫通孔64を備え、第2プレート
部70はこの第2プレート部70を床パネル体10若し
くは隙間敷設用の床板材30に接合できるねじが貫通す
る貫通孔72を備えたものとして構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】この発明は、複数の床パネル体をコンクリ
ートスラブ等の床基盤上に支持具で支承して敷設し、床
面を形成する床構造に使用され、上記床パネル体のうち
外縁に敷設される床パネル体用、若しくは上記床パネル
体と床基盤の立上り部との間に敷設される隙間敷設用床
板材を支承する床板材取付具、この床板材取付具を用い
た床の敷設方法、及び床構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、床構造として図9乃至図12に示
すものがある。この床構造は、床基盤1上に複数の床パ
ネル体10を敷設するものである。床パネル体10は、
様々な形式のものが採用されるが、一例として、図9に
示すものについて説明する。この例においては、床パネ
ル体10は、超耐候製の木材、例えば「メルバウ」や
「セランガンバツ」を使用して略正方形状に形成されて
いる。即ち、床パネル体10は、図9に示すように、上
記木材から構成された4本の枠材11,12,13,1
4(枠材13に対向して設けられた枠材14は図示され
ていない。)を略正方形に枠組みして構成される。
【0003】この枠組みに際しては、相対向する1対の
枠材11,13と、これら直交する他の1対の枠材1
3,14とをほぞ差し接合で組み立て、木くぎで固定す
るようにしている。これらの枠の隅部は、図9に示すよ
うに、隅取り、若しくはアールを設けており、下記支持
具130のねじ棒133を挟めるようにしている。
【0004】そして、相対向する1対の枠材11,12
間には複数の木製床板材15をそれぞれの床板材15の
間に隙間を開けて一方向に並べて取り付け、簀の子板状
に形成するものとしている。
【0005】また、この例では、上記隣接する複数の床
パネル体10は一台の支持具130で同時に支持され、
該支持具130は床基板1からの高さ位置を変更可能と
して構成している。
【0006】更に、本例において、床構造は図10に示
すように、隣接する4台の正方形状床パネル体10の隅
部10aを近接させて配置し、この近接した4台の床パ
ネル体10の隅部10aを床基板1からの高さ位置を支
持具130で設定するものとしている。
【0007】上記支持具130は、図9及び図10に示
すように、床パネル体10に直接当接する、略円板状の
支承板131と、この支承板131を床基盤1からの高
さ位置変更可能に保持する保持具132とからなる。
【0008】この保持具132は、ねじ棒133と、こ
のねじ棒133の下端に設けられた弾力体、例えば硬質
合成ゴムで形成されたキャップ部材135とからなる。
また、ねじ棒133の上端部には、ねじ棒133回転用
の係合凹部136を設けている。即ち、このねじ棒13
3の上端部を上記床パネル体10の隅部10aで形成さ
れる隙間からドライバ等の工具で回転させ、支承板13
1の床基盤1からの高さを変えることができるものとし
ている。
【0009】尚、支承板131には、その中央部に上記
ねじ棒133がねじ込まれる雌ねじ部が内部に形成さ
れ、下方に向けて突出するヘミング形成がされたねじ棒
螺合部137(図12に仮想線で示した)が形成されて
いる。さらに、この支承板131には、前記ネジ棒螺合
部137を中心として90度ずつ(この角度は30度ず
つ等に任意に設定できる)離れて、上記床パネル体10
に嵌まり、床パネル体10と支持具130との位置関係
を定める係合突起138が4か所に形成されている。こ
の係合突起138は上方にヘミング加工で突出形成さ
れ、内部には上記パネル体10を固定するためのボルト
141が螺合する雌ねじ部が形成されている。
【0010】本例において、床構造は、図11に示すよ
うに、床パネル体10が敷き並べられて構成された床面
の端縁と、床基盤1端縁の立ち上り部2との間に、支持
具140で床基盤1からの高さ位置を変更可能に支持さ
れた板状の隙間敷設用床板材100を配置する必要があ
る。
【0011】このとき、床への敷設面積を調整するた
め、床パネル体10の他、上記略正方形に形成した床パ
ネル体10の半幅の床パネル体110を使用することが
できる。これらの床パネル体110は上述した床パネル
体10と同様に組み立てられる。ここで、隙間敷設用床
板材100を床面の両縁に設けると、隙間敷設用床板材
100の幅寸法を、上記半分寸法の床パネル体110の
半分以下とすることができる。
【0012】本例に係る床構造を形成するときには、図
11に示すように、床構造を配置する領域のセンターラ
イン(CL)を設定し、このセンターラインから振り分
けて床パネル体10を配置していき、必要に応じて、半
幅の床パネル体110を配置する。
【0013】これらの床パネル体10及び半幅の床パネ
ル体110は以下のように配置される。
【0014】即ち、各床パネル体10の四隅部10aに
4台の支持具130を配置して、枠材11の4つの結合
孔16に各支持具130の支承板131に形成された係
合突起38を係合させて、コンクリートスラブ1上に配
置する。そして、床パネル体10の上方からボルト41
を床パネル体10のボルト貫通孔24に差し込み、支持
具130の支承板に形成された係合突起38の雌ねじ部
にねじ込み固定する。このとき、隅部10aに配置した
支持具130のねじ棒133を適宜回動して、床パネル
10の隅部10aのコンクリートスラブ1からの高さを
調整し、レベルと高さとを調整する。
【0015】そして隣接する床パネル体10を、すでに
設置した支持具130を使用して、残りの隅部10aに
新たな支持具130を取り付けて、同様に設置してい
く。これにより、所定数の床パネル体10を設置する。
床パネル体10の設置後において、床パネル体の高さを
調整するには、床パネル体の間から、ねじ棒133の頭
に設けた係合凹部136にドライバ等の工具を係合させ
て、ねじ棒133を回動する。
【0016】ねじ棒133を回動することにより、支持
具130の支承板31のコンクリートスラブ1からの高
さ位置を変更することができ、これにより、床パネル体
10四隅部10aの高さ位置を変更できる。
【0017】この例によれば、コンクリート床1上に床
パネル体10、110、及び隙間敷設用床板材100を
支持具130,140で任意の高さに支承することがで
きるので、図10に示すように、必要な広さのコンクリ
ート床1上に木床面を構成することができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の床構
造にあっては、壁基盤の立上り部と、敷設された床パネ
ル体の縁部との間に隙間が発生した場合には、上述した
ようにこの隙間に隙間敷設用床板材(所謂ボーダ部材)
を敷設するようにしている。このようなボーダ部材の寸
法は、部屋の寸法や、床パネル体の配置状態によって異
なってしまう場合がある。
【0019】従って、ボーダ部材の幅寸法は、その施行
個所ごとに異なり、施行個所のボーダ部材の幅寸法に合
わせてボーダ部材や、床パネル体個別の取付具を使用す
る必要があるという問題がある。
【0020】例えば、通常の床パネル材10の幅寸法
(900mm半幅の床パネル材110より隙間寸法が小
さく、ボーダ部材の幅寸法が大きくなる場合には図12
に示すような取り付け具を使用することとし、また、ボ
ーダ部の寸法がより小さいときには、床パネル体を支承
するための支承具を使用して支承する。また、ボーダ部
の寸法が小さい場合には、床パネル体を支承するための
支持具を使用すると、この支持具の支承板が床基盤の立
上り部に接触してしまうため、更に異なった形状寸法の
支承具が必要となる。
【0021】このようにすると、上記それぞれの場合に
対して、それぞれの寸法に適応した寸法の取付具を準備
しておかなければならず、煩雑であるという問題があ
る。
【0022】そこで、本発明は、床面の施行に際し、ど
のような寸法の隙間敷設用床板材を使用しても、あるい
は該床板材を使用しない場合であっても各個別に特別の
支持具を使用することなく、一種類の床板材取付具を使
用することにより、床構造を形成することができるよう
にすることを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明において、上記の
課題は各請求項に記載された次の発明によって解決され
る。
【0024】請求項1に記載の発明は、図1及び図2に
示すように、床板材を枠材で結合して形成した床パネル
体10を床基盤1上に支承して敷設し、床面を形成する
床構造に使用され、上記床パネル体10を、又は、この
床パネル体10と床基盤1の立上り部との間に敷設され
る隙間敷設用の床板材30を、上記床基盤1上に取付け
る床板材取付具50であって、該床板材取付具50は、
略正方形状をなした第1プレート部60と、この第1プ
レート部60の一辺を長辺とする略長方形状に形成さ
れ、かつ前記第1プレート部60の一辺からこの第1プ
レート部60に対して略直角に延設された第2プレート
部70とから断面略L字状に形成され、上記第1プレー
ト部60は、その中央部に第1プレート部60を床基盤
1上で所定高さ位置に支承できるねじ棒65がねじ込み
可能とされる雌ねじが形成されたねじ孔部62と、この
第1プレート部60を床パネル体10若しくは隙間敷設
用の床板材30に接合できるねじが貫通する貫通孔64
とを備え、第2プレート部70は、この第2プレート部
70を床パネル体10若しくは上記隙間敷設用の床板材
30に接合できるねじが貫通する貫通孔72を備えた床
板材取付具である。
【0025】請求項2に記載の発明は、図3に示すよう
に、上記隙間敷設用の床板材30にねじ棒貫通孔31を
穿設し、上記床板材取付具50を第2プレート部70が
上方に向くよう配置し、上記床板材30を床板材取付具
50の第1プレート部60上に配置するとともに、床板
材30の端縁部を上記第2プレート部70に接触させる
ように配置し、上記床板材30のねじ棒貫通孔31を貫
通して上記床板材取付具50の第1プレート部60のね
じ孔部62にねじ棒65を取り付け、上記床板材取付具
50を上記床基盤1上に支承して隙間敷設用の床板材3
0を床基盤1上に配置した床の敷設方法である。
【0026】請求項3に記載の発明は、図4に示すよう
に、上記床パネル体10にねじ棒貫通孔17を穿設し、
上記床板材取付具50の第2プレート部70を上方に向
けて配置し、上記床パネル体10を床板材取付具50の
第1プレート部60上に配置するとともに、床パネル体
10の端縁部を上記第2プレート部70に接触させるよ
うに配置し、上記床パネル体10のねじ棒貫通孔17を
貫通して上記床板材取付具50の第1プレート部60の
ねじ孔部62にねじ棒65を取り付け、上記床板材取付
具50を上記床基盤1上に支承して床パネル体10を床
基盤1上に配置した床の敷設方法である。
【0027】請求項4に記載の発明は、図5に示すよう
に、上記隙間敷設用の床板材30にねじ棒貫通孔31を
穿設し、上記床板材取付具50の第2プレート部70を
下方に向けて配置し、この床板材30を上記床板材取付
具50の第1プレート部60上に配置するとともに、上
記床板材30のねじ棒貫通孔を貫通して上記床板材取付
具50の第1プレート部60のねじ孔部62にねじ棒6
5を取り付け、上記床板材取付具50を上記床基盤1上
に支承して隙間敷設用の床板材30を床基盤1上に配置
する床の敷設方法である。
【0028】請求項5に記載の発明は、図6に示すよう
に、上記床板材取付具50の第2プレート部70をねじ
で床パネル体10の側部に取り付け、この床パネル体1
0の側部から水平方向に延設される第1プレート部60
の上部に上記隙間敷設用の床板材30を取り付ける床の
敷設方法である。
【0029】請求項6に記載の発明は、図8に示すよう
に、上記床板材取付具50の第1プレート部60をねじ
で床パネル体10の側部に取り付け、この床パネル体1
0の側部からこの床パネル体10の側部から水平方向に
延設される第2プレート部70の上方に上記隙間敷設用
の床板材30を取り付ける床の敷設方法である。
【0030】請求項7に記載の発明は、図3に示すよう
に、上記隙間敷設用の床板材30にねじ棒貫通孔31が
穿設され、上記床板材取付具50が第2プレート部70
が上方に向くよう配置され、上記床板材30が床板材取
付具50の第1プレート部60上に配置されるともに、
床板材30の端縁部が上記第2プレート部70に接触さ
れるように配置され、上記床板材30のねじ棒貫通孔3
1を貫通して上記床板材取付具50の第1プレート部6
0のねじ孔部62にねじ棒65が取り付けられ、上記床
板材取付具50が上記床基盤1上に支承されて隙間敷設
用の床板材30が床基盤1上に配置された床構造であ
る。
【0031】請求項8に記載の発明は、図4に示すよう
に、上記床パネル体10にねじ棒貫通孔17が穿設さ
れ、上記床板材取付具50の第2プレート部70が上方
に向けて配置され、上記床パネル体10が床板材取付具
50の第1プレート部60上に配置されるとともに、床
パネル体10の端縁部を上記第2プレート部70に接触
させるように配置され、上記床パネル体10のねじ棒貫
通孔17が貫通されて上記床板材取付具50の第1プレ
ート部60のねじ孔部62にねじ棒65が取り付けら
れ、上記床板材取付具50が上記床基盤1上に支承され
て床パネル体10が床基盤1上に配置された床構造であ
る。
【0032】請求項9に記載の発明は、図5に示すよう
に、上記隙間敷設用の床板材30にねじ棒貫通孔31が
穿設され、上記床板材取付具50の第2プレート部70
が下方に向けて配置され、この床板材30が上記床板材
取付具50の第1プレート部60上に配置されるととも
に、上記床板材30のねじ棒貫通孔を貫通して上記床板
材取付具50の第1プレート部60のねじ孔部62にね
じ棒65が取り付けられ、上記床板材取付具50が上記
床基盤1上に支承されて隙間敷設用の床板材30が床基
盤1上に配置された床構造である。
【0033】請求項10に記載の発明は、図6に示すよ
うに、上記床板材取付具50の第2プレート部70がね
じで床パネル体10の側部に取り付けられ、この床パネ
ル体10の側部から水平方向に延設された第1プレート
部60の上部に上記隙間敷設用の床板材30が取り付け
られた床構造である。
【0034】請求項11に記載の発明は、図8に示すよ
うに、上記床板材取付具50の第1プレート部60がね
じで床パネル体10の側部に取り付けられ、この床パネ
ル体10の側部からこの床パネル体10の側部から水平
方向に延設された第2プレート部70の上方に上記隙間
敷設用の床板材30を取り付けた床構造である。
【0035】本発明において、床構造は、屋内、屋外を
問わず適用できるものであり、また、床板材取付具はス
テンレス鋼、アルミ合金その他の等の金属、合成樹脂等
材料で形成することができる。
【0036】更に、床板材、及び床パネル体は硬質木材
の他、金属、合成樹脂その他の材料で形成することがで
きる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明に
係る床板材取付具、床の敷設方法、及び床構造の実施の
形態を説明する。
【0038】〔実施の形態に係る床板材取付具〕本実施
の形態において、床板材取付具50は、従来例として示
したものと同様の床板材15を枠材11,12,13,
14で結合して形成した床パネル体10を床基盤1上に
支承して敷設し、床面を形成する床構造に使用され、床
パネル体10、又は、この床パネル体10と床基盤1の
立上り部2との間に敷設される隙間敷設用の床板材30
を上記床基盤1上に配置するものである。
【0039】本例では、床板材取付具50は、所定厚さ
(例えば2mm)のステンレススチール板をプレス加工
及びヘミング加工して形成されるものであり、図1及び
図2に示すように、略正方形状をなした第1プレート部
60と、この第1プレート部60の一辺(例えば50m
m)を長辺とする略長方形状に形成されてなり、前記第
1プレート部60の一辺からこの第1プレート部60に
対して略直角に所定寸法(例えば25mm)延設された
第2プレート部70とから断面略L字状にプレス加工に
より屈曲形成されている。
【0040】そして、上記第1プレート部60は、その
中央部にこの第1プレート部60を床基盤1上で所定高
さ位置に支承できるねじ棒65がねじ込み可能とされる
雌ねじ65が形成されたねじ孔部62がヘミング加工で
上記第2プレート部70と同一の方向に突出形成されて
いる。
【0041】また、この第1プレート部60には上記ね
じ孔部62を中心として、その四隅に第1プレート部6
0を床パネル体10若しくは隙間敷設用の床板材30に
接合できるねじが貫通する4つの貫通孔64がプレス加
工で穿設されている。
【0042】一方、第2プレート部70は、この第2プ
レート部70を床パネル体10若しくは上記隙間敷設用
の床板材30に接合できるねじが貫通する貫通孔72が
プレス加工で2個所に穿設されている。
【0043】〔第1の実施の形態に係る床構造〕図3
は、上述した床板材取付具を使用した床の敷設方法、及
び床構造の第1の実施の形態を示すものである。以下に
おいて、特に説明しない限り、床基板1、床基盤の立上
り部2、床パネル体10、床パネル体の支持具130及
びパネル体10を支持具130に固定するためのボルト
141は、従来例として図9乃至図11で示したものと
同一であるのでその説明は省略する。
【0044】本例において、隙間敷設用の床板材30
は、支持具130と、本発明に係る床板材取付具50と
で床基盤1上に支承される。この支持具130は、床基
盤1に配置された床パネル体10のうち、床基盤1の立
上り部2に最も近接して配置される床パネル体10を床
基盤1上に支持するものである。
【0045】即ち、本例では、図3に示すように、隙間
敷設用の床板材30には、その一縁側、即ち床基盤1の
立上り部2側にねじ棒貫通孔31を穿設し、他端、即ち
床パネル体10側には、ボルト貫通孔32を開設する。
【0046】そして、上記床板材取付具50を第2プレ
ート部70の先端を上方に指向させ、上記床板材30を
床板材取付具50の第1プレート部60上に配置すると
ともに、床板材30の端縁部を上記第2プレート部70
に接触させるように配置するものとする。
【0047】また、上記床板材30のねじ棒貫通孔31
を貫通して上記床板材取付具50の第1プレート部60
のねじ孔部62にねじ棒65を取り付け、上記床板材取
付具50を上記床基盤1上に支承して隙間敷設用の床板
材30を床基盤1上に配置しする。尚、符号66は、ね
じ棒65の先端部に嵌装された合成樹脂製のキャップ部
材、符号68はこのねじ棒65の上端に設けられた、ね
じ棒65回転用の係合凹部を示している。
【0048】本例では、上記床板材30のボルト貫通孔
32を貫通してボルト141を上記支持具130の係合
突起138に螺合させる。尚、床板材30と、支持具1
30の支承板131との間には木製の寸法調整部材14
2を適宜配置して、床パネル体10と床板材30との高
さを同一にするものとしている。
【0049】また、床板材取付具50の第1プレート部
60は、4つの貫通孔64に貫通させた木ねじ67で床
板材30に結合されている。
【0050】本例によれば、先ず、床板材30の所定個
所にねじ棒貫通孔31とボルト貫通孔32を開設し、そ
の後、床板材30のねじ棒貫通孔31と床板材取付具5
0のねじ孔部62とを位置合わせし、かつ、床板材30
の端縁部に床板材取付具50の第2プレート部70を接
触させるように、所定個数の床板材取付具50を木ねじ
67で固定する。
【0051】そして、この床板材30に取り付けた床板
取付具50のねじ孔部62の下方からキャップ部材66
を取り付けたねじ棒65を下方からねじ込む。
【0052】そしてこれらの準備を行った床板材30を
寸法調整部材を介して支承具130の支承板131上に
配置して、ボルト141を使用して、床板材30を支承
具131に固定する。
【0053】その後、ねじ棒65を床板材30の上方か
ら係合凹部68に工具を係合して回動させて、床板材が
水平となるよう、床板材の高さを調整する。
【0054】〔第2の実施の形態に係る床構造〕図4
は、上述した床板材取付具を使用した床の敷設方法、及
び床構造の第2の実施の形態を示すものである。本例は
床パネル体10が、床基盤1の立上り部2に近接して配
置される場合に適用される。
【0055】従来このような場合には、支承具130の
支承板131を切欠き、支承板131が立上り部に接触
しないようにする必要があった。本例は、本発明に係る
床板材取付具50で床パネル体10を床基盤1上に支承
するものである。
【0056】即ち、本例では、床パネル体10の端部に
ねじ棒貫通孔17を穿設し、本発明に係る床板材取付具
50の第2プレート部70を上方に向けて配置する。そ
して、床パネル体10を床板材取付具50の第1プレー
ト部60上にねじ棒貫通孔17と第1プレート部60に
形成されたねじ孔部62に一致させるとともに、床パネ
ル体10の端縁部を上記第2プレート部70に接触させ
るように配置し、木ねじ67で第1プレート部60と床
パネル体10とを固定する。
【0057】次に、床パネル体10の下方から、上記床
パネル体10のねじ棒貫通孔17を貫通して上記床板材
取付具50の第1プレート部60のねじ孔部62にキャ
ップ部材135を取り付けたねじ棒133をねじ込む。
【0058】そして、この床板材取付具50とねじ棒1
33とを取り付けた床パネル体10を床基盤1上に配置
し、高さ調整を行なう。
【0059】〔第3の実施の形態に係る床構造〕図5
は、上述した床板材取付具を使用した床の敷設方法、及
び床構造の第3の実施の形態を示すものである。
【0060】本例は、図5に示すように、上記床板材取
付具50で床パネル体10を支承するようにするととも
に、この床パネル体10と、立上り部2との間に配設さ
れる上記隙間敷設用の床板材30を床板材取付具50で
配設するものである。この例では、床板材30の幅寸法
は、床板材取付具50の第1プレート部60の寸法より
大きい場合であっても、図5に示すように、ねじ棒貫通
孔31を穿設し、床板材取付具50の第2プレート部7
0を下方、即ち床基盤1に向けるように配置し、この床
板材30を上記床板材取付具50の第1プレート部60
上に配置できる。
【0061】本例では、上記床板材30のねじ棒貫通孔
31を貫通して上記床板材取付具50の第1プレート部
60のねじ孔部62にねじ棒65を取り付け、上記床板
材取付具50を上記床基盤1上に支承して隙間敷設用の
床板材30を床基盤1上に配置することができる。
【0062】〔第4の実施の形態に係る床構造〕図6
は、上述した床板材取付具を使用した床の敷設方法、及
び床構造の第4の実施の形態を示すものである。
【0063】本例に係る発明は、図6に示すように、上
記床板材取付具50の第2プレート部70を、第2プレ
ート部70に開設した貫通孔72を介して木ねじ81で
床パネル体10の側部に取り付け、この床パネル体10
の側部から第1プレート部60を上記床パネル体10の
側面に対して水平方向に延設するように取り付けるよう
にしている。そして、この第1プレート部60の上部に
上記隙間敷設用の床板材30を取り付けるようにしてい
る。
【0064】この例では、床板材30には、図6に示す
ように、その上面30aから、タッピングねじ82で上
記床板材取付具50の第1プレート部50に形成された
貫通孔64に固定されるものとしている。
【0065】また、この例では、床パネル体10を床板
材取付具50の第1プレート部60上にねじ棒貫通孔1
7と第1プレート部60に形成されたねじ孔部62に一
致させるとともに、床パネル体10の端縁部を上記第2
プレート部70に接触させるように配置し、木ねじ67
で第1プレート部60と床パネル体10とを固定するよ
うにしている。
【0066】尚、図中符号83は、上記タッピングねじ
82を挿入する貫通孔、84はタッピングねじ82の頭
部を上記床板材30表面から没入させる凹部を、85は
床板材30の下面に形成され、床板取付具50の第1プ
レート部60に形成したねじ孔部62の凸部に嵌まり込
む凹状部を示している。
【0067】尚、このように、床板材取付具50の第2
プレート部70を、第2プレート部70に開設した貫通
孔72を介して木ねじ81で床パネル体10の側部に取
り付け、この床パネル体10の側部から第1プレート部
60を上記床パネル体10の側面に対して水平方向に延
設するように取り付けるようにするときには、床パネル
体10は、図7に示すように、従来の支承具130で支
承することができる。
【0068】〔第5の実施の形態に係る床構造〕図8
は、上述した床板材取付具を使用した床の敷設方法、及
び床構造の第5の実施の形態を示すものである。本例に
係る床の敷設方法、及び床構造は、図8に示すように、
上記床板材取付具50の第1プレート部60を木ねじ9
1で床パネル体10の側部に取り付け、第2プレート部
70をこの床パネル体10の側部から水平方向に延設
し、この第2プレート部70の上方に木製の寸法調整部
材94適宜配置して、床パネル体10と床板材30との
高さを同一とできるようにし、木ねじ93で上記隙間敷
設用の床板材30を床基盤1上に配置するようにし、床
パネル体10と床基盤1の立上り部2との隙間を塞ぐよ
うに取り付けるものである。
【0069】また、本例では、床パネル体10は上述し
た第2の実施例(図4)で示したものと同様の構造で床
基盤1上に支持されるものであり、図示していない。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る床板
材取付具、床の敷設方法、及び床構造によれば、床面の
施行に際し、どのような寸法の寸法調整部材を使用する
場合、あるいは使用しない場合であっても各個別に特別
の支持具を使用することなく、一種類の床板材取付具を
使用することにより、床構造を形成することができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の床板材取付具を示す斜視図である。
【図2】図1に示した床材取付具を示す図であり、
(1)は図1中のII−II線に相当する断面図、(2)は
側面図、(3)は平面図である。
【図3】図1に示した床板取付具を用いた床構造の第1
の実施の形態を示す断面図である。
【図4】図1に示した床板取付具を用いた床構造の第1
の実施の形態他の例を示す断面図である。
【図5】図1に示した床板取付具を用いた床構造の第2
の実施の形態を示す断面図である。
【図6】図1に示した床板取付具を用いた床構造の第3
の実施の形態を示す断面図である。
【図7】図1に示した床板取付具を用いた床構造の第4
の実施の形態を示す断面図である。
【図8】図1に示した床板取付具を用いた床構造の第5
の実施の形態を示す断面図である。
【図9】本発明が適用される係る床構造を構成する床パ
ネル体を示す斜視図である。
【図10】図9に示した床パネル体を使用した床構造を
示す斜視図である。
【図11】本発明に係る床構造の床パネル体の配置例を
示す概略平面図である。
【図12】従来の床構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 床基盤 2 立上り部 10 床パネル体 30 床板材 50 取付具 60 第1プレート部 62 ねじ孔部 64 貫通孔 70 第2プレート部 72 貫通孔

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】床板材を枠材で結合して形成した床パネル
    体を床基盤1上に支承して敷設し、 床面を形成する床構造に使用され、上記床パネル体を、
    又は、この床パネル体と床基盤1の立上り部との間に敷
    設される隙間敷設用の床板材を、上記床基盤上に取付け
    る床板材取付具であって、 該床板材取付具は、略正方形状をなした第1プレート部
    と、この第1プレート部の一辺を長辺とする略長方形状
    に形成され、 かつ前記第1プレート部の一辺からこの第1プレート部
    に対して略直角に延設された第2プレート部とから断面
    略L字状に形成され、 上記第1プレート部は、その中央部に第1プレート部を
    床基盤1上で所定高さ位置に支承できるねじ棒がねじ込
    み可能とされる雌ねじが形成されたねじ孔部と、この第
    1プレート部を床パネル体若しくは隙間敷設用の床板材
    に接合できるねじが貫通する貫通孔とを備え、 第2プレート部は、この第2プレート部を床パネル体若
    しくは上記隙間敷設用の床板材に接合できるねじが貫通
    する貫通孔を備えた床板材取付具。
  2. 【請求項2】上記隙間敷設用の床板材にねじ棒貫通孔を
    穿設し、 上記床板材取付具を第2プレート部が上方に向くよう配
    置し、 上記床板材を床板材取付具の第1プレート部上に配置す
    るとともに、床板材の端縁部を上記第2プレート部に接
    触させるように配置し、 上記床板材のねじ棒貫通孔を貫通して上記床板材取付具
    の第1プレート部のねじ孔部にねじ棒を取り付け、 上記床板材取付具を上記床基盤上に支承して隙間敷設用
    の床板材を床基盤上に配置した床の敷設方法。
  3. 【請求項3】上記床パネル体にねじ棒貫通孔を穿設し、 上記床板材取付具の第2プレート部を上方に向けて配置
    し、 上記床パネル体を床板材取付具の第1プレート部上に配
    置するとともに、床パネル体の端縁部を上記第2プレー
    ト部に接触させるように配置し、 上記床パネル体のねじ棒貫通孔を貫通して上記床板材取
    付具の第1プレート部のねじ孔部にねじ棒を取り付け、 上記床板材取付具を上記床基盤上に支承して床パネル体
    を床基盤上に配置した床の敷設方法。
  4. 【請求項4】上記隙間敷設用の床板材にねじ棒貫通孔を
    穿設し、 上記床板材取付具の第2プレート部を下方に向けて配置
    し、 この床板材を上記床板材取付具の第1プレート部上に配
    置するとともに、 上記床板材のねじ棒貫通孔を貫通して上記床板材取付具
    の第1プレート部のねじ孔部にねじ棒を取り付け、 上記床板材取付具を上記床基盤上に支承して隙間敷設用
    の床板材を床基盤1上に配置する床の敷設方法。
  5. 【請求項5】上記床板材取付具の第2プレート部をねじ
    で床パネル体の側部に取り付け、 この床パネル体の側部から水平方向に延設される第1プ
    レート部の上部に上記隙間敷設用の床板材を取り付ける
    床の敷設方法。
  6. 【請求項6】上記床板材取付具の第1プレート部をねじ
    で床パネル体の側部に取り付け、 この床パネル体の側部からこの床パネル体の側部から水
    平方向に延設される第2プレート部の上方に上記隙間敷
    設用の床板材を取り付ける床の敷設方法。
  7. 【請求項7】上記隙間敷設用の床板材にねじ棒貫通孔が
    穿設され、 上記床板材取付具は第2プレート部が上方に向くよう配
    置され、 上記床板材が床板材取付具の第1プレート部上に配置さ
    れるとともに、床板材の端縁部が上記第2プレート部に
    接触されるように配置され、 上記床板材のねじ棒貫通孔を貫通して上記床板材取付具
    の第1プレート部のねじ孔部にねじ棒が取り付けられ、 上記床板材取付具が上記床基盤上に支承されて隙間敷設
    用の床板材が床基盤上に配置された床構造。
  8. 【請求項8】上記床パネル体にねじ棒貫通孔が穿設さ
    れ、 上記床板材取付具の第2プレート部が上方に向けて配置
    され、 上記床パネル体が床板材取付具の第1プレート部上に配
    置されるとともに、床パネル体の端縁部を上記第2プレ
    ート部に接触させるように配置され、 上記床パネル体のねじ棒貫通孔が貫通されて上記床板材
    取付具の第1プレート部のねじ孔部にねじ棒が取り付け
    られ、 上記床板材取付具が上記床基盤1上に支承されて床パネ
    ル体が床基盤上に配置された床構造。
  9. 【請求項9】上記隙間敷設用の床板材にねじ棒貫通孔が
    穿設され、 上記床板材取付具の第2プレート部が下方に向けて配置
    され、 この床板材が上記床板材取付具の第1プレート部上に配
    置されるとともに、 上記床板材のねじ棒貫通孔を貫通して上記床板材取付具
    の第1プレート部のねじ孔部にねじ棒が取り付けられ、 上記床板材取付具が上記床基盤上に支承されて隙間敷設
    用の床板材が床基盤上に配置された床構造。
  10. 【請求項10】上記床板材取付具の第2プレート部がね
    じで床パネル体の側部に取り付けられ、 この床パネル体の側部から水平方向に延設された第1プ
    レート部の上部に上記隙間敷設用の床板材が取り付けら
    れた床構造。
  11. 【請求項11】上記床板材取付具の第1プレート部がね
    じで床パネル体の側部に取り付けられ、 この床パネル体の側部からこの床パネル体の側部から水
    平方向に延設された第2プレート部の上方に上記隙間敷
    設用の床板材を取り付けた床構造。
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