JPH035624Y2 - - Google Patents

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JPH035624Y2
JPH035624Y2 JP2919287U JP2919287U JPH035624Y2 JP H035624 Y2 JPH035624 Y2 JP H035624Y2 JP 2919287 U JP2919287 U JP 2919287U JP 2919287 U JP2919287 U JP 2919287U JP H035624 Y2 JPH035624 Y2 JP H035624Y2
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groove
wall
ceiling
adjustment bolt
board
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JP2919287U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、見切縁と該見切縁に螺合せしめられ
る調整ボルトとを具えることによりり、壁下地面
の不陸の有無にかかわらず、精度のよい外観に優
れた天井見切を能率よく形成可能とする、建物に
おける天井見切装置に関するものである。
(構成) 本考案に係る建物における天井見切装置1(以
下装置という)は、壁板4を受けうる基板5の上
下に、先端部6が壁下地面17と当接しうる脚片
7,7が設けられるとともに、該基板5の長手方
向中央部に条溝11が凹設され、かつ基板5の上
端部分において、天井板8の端部分を下方から支
持する支持片9が設けられてなる軽金属製の見切
縁2と;前記条溝11部分において、所要間隔毎
に、該条溝11の溝底部12を貫通するごとく螺
合せしめられる調整ボルト3と;を具え:該調整
ボルト3は、その先端部16において壁下地面1
7と当接しうるとともにその基端部19にはドラ
イバ等の回動工具の係合部と係合しうる係合部2
0を有し、又該調整ボルト3にはその軸方向に貫
通する釘孔21が穿設されていることを特徴とす
る。
(作用) 然して、壁下地面17の不陸の程度に応じて調
整ボルト3を適宜回動操作し、見切縁2を、その
基板表面部25が張設壁板4の内面部27と所要
状態で当接しうるごとく位置調整し、然る後、該
調整ボルト3の釘孔21を貫通する釘22を用い
て、調整ボルト3を壁下地面17に固着すると、
見切縁2は、壁板4の張設状態に適合して壁下地
面17に位置固定されることとなる。この状態
で、壁下地面17は、壁板4の内面部27を受け
かつ支持片9は天井板8の端部分28を下方から
支持する。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1〜2図において、本考案の装置1は、見切
縁2と調整ボルト3とを具える。
見切縁2は、アルミニウム等の軽金属を以つて
製作されており、壁板4を受けうる基板5の上下
(本実施例においては上下端)に、先端部6が壁
下地面と当接しうる脚片7,7を対向状態で折曲
形成するとともに、該基板5の上端部分には、天
井板8の端部分を支持する支持片9を構成要素と
する天井板嵌込溝10が連設されている。又、基
板5の長手方向中央部には、例えば矩形状を呈す
る条溝11が凹設されており、該条溝11の溝底
部12の裏面両側には、突条13,13が対向状
態で設けられている。そして該条溝11部分にお
いては、所要間隔毎に、その溝底部12及び両突
条13,13の内面部全幅に亘つて、調整ボルト
3を螺合させうるネジ孔15が設けられている。
調整ボルト3は、その先端部16において壁下
地面17と当接しうるとともに、その基端部19
には、ドライバ等の回動工具の係合部と係合しう
る例えば矩形状盲孔としての係合部20が設けら
れており、該盲孔の底部において、軸方向に貫通
する釘孔21が穿設されている。なお調整ボルト
3の長さは、本実施例においては、該調整ボルト
3がネジ孔15と螺合しかつその先端部16が壁
下地面17と非接触の状態においても、固定用釘
22の釘頭23が条溝11内に納まるように設定
されている(第4図参照)。
次に、本考案の装置1を用いて天井見切を形成
する要領を第3〜4図により説明する。該天井見
切を形成するためには、まず、壁下地面17の所
要高さ位置に、前記見切縁2を横方向に固定す
る。その際、ネジ孔15には調整ボルト3を予め
螺合させておくものとし、脚片7,7が壁下地面
17と対向するように、見切縁2が壁下地面17
に当てがわれる。この状態で、壁下地面17の不
陸の程度に応じて調整ボルト3を適宜回動操作
し、基板表面部25が垂直となるように見切縁2
の位置調整を行い、然る後、調整ボルト3の釘孔
21を挿通する釘22を用いて調整ボルト3を壁
下地に固着する。このようにして見切縁2を固定
した後、壁板4の上端部分26の内面部27を基
板表面部25に当接させるとともに、嵌込溝10
に天井板8の端部分28を嵌込んで支持片9に該
端部分28を支持せしめ、壁板4及び天井板8
を、見切縁2や天井下地材29等に固定すると、
所要の天井見切30が形成されることとなる。な
お本実施例におけるように、条溝11の溝底に突
条13,13を設けるばあいには、溝底部12の
肉厚が大きなものでなくても、調整ボルト3を安
定してネジ孔15に螺合させうることとなる。又
該突条13,13は補強リブとしての機能をも発
揮し、見切縁2を強度的に非常に安定したものと
する。
(考案の効果) 本考案の装置は、見切縁と該見切縁に螺合せし
められる調整ボルトとを具える結果、壁下地面の
不陸の程度に応じて調整ボルトを適宜回動操作す
ることにより、壁板を受ける基板表面部を、壁板
の張設状態に適合したものに容易に位置調整する
ことができる。又見切縁は、その基板において壁
板を受けるとともに支持片によつて天井板の端部
分を支持する。
このようなことから、本考案の装置によるとき
には、壁下地面の不陸の有無にかかわらず、精度
のよい外観に優れた天井見切を能率よく形成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図はネジ孔を示す一部切欠斜視図、第3〜4図は
本考案の装置を用いて形成された天井見切を示す
断面図である。 1……装置、2……見切縁、3……調整ボル
ト、4……壁板、5……基板、7……脚片、8…
…天井板、9……支持片、11……条溝、12…
…溝底部、15……ネジ孔、16……先端部、1
7……壁下地面、19……基端部、20……係合
部、21……釘孔、22……釘、23……釘頭、
25……基板表面部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁板4を受けうる基板5の上下に、先端部6が
    壁下地面17と当接しうる脚片7,7が設けられ
    るとともに、該基板5の長手方向中央部に条溝1
    1が凹設され、かつ基板5の上端部分において、
    天井板8の端部分を下方から支持する支持片9が
    設けられてなる軽金属製の見切縁2と;前記条溝
    11部分において、所要間隔毎に、該条溝11の
    溝底部12を貫通するごとく螺合せしめられる調
    整ボルト3と;を具え:該調整ボルト3は、その
    先端部16において壁下地面17と当接しうると
    ともにその基端部19にはドライバ等の回動工具
    の係合部と係合しうる係合部20を有し、又該調
    整ボルト3にはその軸方向に貫通する釘孔21が
    穿設されていることを特徴とする建物における天
    井見切装置。
JP2919287U 1987-02-28 1987-02-28 Expired JPH035624Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2919287U JPH035624Y2 (ja) 1987-02-28 1987-02-28

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JP2919287U JPH035624Y2 (ja) 1987-02-28 1987-02-28

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Publication Number Publication Date
JPS63136149U JPS63136149U (ja) 1988-09-07
JPH035624Y2 true JPH035624Y2 (ja) 1991-02-13

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JPS63136149U (ja) 1988-09-07

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