JP2000328364A - 易染性メタ型芳香族ポリアミド繊維 - Google Patents

易染性メタ型芳香族ポリアミド繊維

Info

Publication number
JP2000328364A
JP2000328364A JP11135644A JP13564499A JP2000328364A JP 2000328364 A JP2000328364 A JP 2000328364A JP 11135644 A JP11135644 A JP 11135644A JP 13564499 A JP13564499 A JP 13564499A JP 2000328364 A JP2000328364 A JP 2000328364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aromatic polyamide
fiber
type aromatic
meta
salt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11135644A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunori Tatsuoka
康則 立岡
Motoyoshi Suzuki
東義 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
Priority to JP11135644A priority Critical patent/JP2000328364A/ja
Publication of JP2000328364A publication Critical patent/JP2000328364A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Artificial Filaments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に染色することができ、しかも洗濯耐久
性に優れた良好な難燃性を有する染色繊維が得られる易
染性メタ型芳香族ポリアミド繊維を提案する。 【解決手段】 全繰返し単位の85モル%以上がメタフ
ェニレンイソフタルアミド単位であるメタ型芳香族ポリ
アミドからなる繊維中に、アルキルベンゼンスルホン酸
オニウム塩及び下記一般式で表される縮合型ハロゲン化
リン酸エステルを含有させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カチオン染料で容
易に染色することができ、しかも、難燃性及びその洗濯
耐久性に優れた染色繊維が得られる易染性メタ型芳香族
ポリアミド繊維に関する。
【0002】
【従来の技術】メタ型芳香族ポリアミド繊維は、分子骨
格が殆んど芳香族環から構成されているため、優れた耐
熱性と寸法安定性とを有する。この特性を生かした該メ
タ型芳香族ポリアミド繊維は、産業用途や耐熱性、防炎
性、耐炎性が重視される用途に好適に使用されている。
特に、その耐熱性と防炎性を生かした寝具、衣料、イン
テリア分野への用途が急速に広がりつつある。これらの
分野では、着色した繊維を使用するのが一般的である
が、メタ型芳香族ポリアミド繊維は優れた物性を有する
反面、ポリマー分子鎖が剛直なために通常の方法ではそ
の染色が困難であるという問題点を有している。
【0003】したがって、この問題点を解決するために
種々の改良方法が提案されている。例えば、特開昭50
−59522号公報には、特定の顔料をメタ型芳香族ポ
リアミド繊維に含有させた着色繊維が提案されている
が、繊維の製造工程で顔料を含有させるため、製造時の
ロスが多くなり、そのため小ロット対応の生産が困難で
あったり、要求される各種の色相の繊維を得るのが困難
であるなどの問題がある。
【0004】また、染色性を向上させる手段として、特
開昭55−21406号公報には、キシリレンジアミン
を共重合させたポリマーを混合する方法が提案されてい
るが、このようにポリマー鎖に第3成分を共重合させた
ポリマーの製造に際しては、重合装置の稼働率が低下す
るなどの能率低下の問題がある。
【0005】さらに、染色性を向上させる別の手段とし
て、特開平8−81827号公報には、アルキルベンゼ
ンスルホン酸オニウム塩及び含ハロゲンアルキル(フェ
ニル)リン酸エステルを添加する方法が提案されてい
る。確かにこの方法によれば良好な染色性が得られるも
のの、130℃の温度で行われる染色処理によって含ハ
ロゲンアルキル(フェニル)リン酸エステルの大部分が
染色液中に溶出するために難燃性が低下するという問題
点があり、良好な染色性と難燃性とを兼備するメタ型芳
香族ポリアミド繊維は得られていないのが現状である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記メタ型
芳香族ポリアミド繊維が有する問題点を解消し、容易に
染色することができ、しかも染色後の繊維は洗濯耐久性
に優れた難燃性を有する易染性メタ型芳香族ポリアミド
繊維を提案することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らの研究によれ
ば、上記本発明の課題は、全繰返し単位の85モル%以
上がメタフェニレンイソフタルアミド単位であるメタ型
芳香族ポリアミドからなる繊維中に、アルキルベンゼン
スルホン酸オニウム塩及び下記一般式(化2)で表され
る縮合型ハロゲン化リン酸エステルが含まれている易染
性メタ型芳香族ポリアミド繊維により達成されることが
見出された。
【0008】
【化2】
【0009】
【発明の実施の形態】本発明で使用するメタ型芳香族ポ
リアミドは、主骨格を構成する芳香環がアミド結合によ
りメタ型に結合されてなるものであるが、ポリマーの全
繰返し単位の85モル%以上がメタフェニレンイソフタ
ルアミド単位であるものを対象とし、特にポリメタフェ
ニレンイソフタルアミドホモポリマーが好ましい。全繰
返し単位の15モル%以下、好ましくは5モル%以下で
共重合し得る第3成分としては、ジアミン成分として、
例えばパラフェニレンジアミン、3,4’−ジアミノジ
フェニルエーテル、4,4’−ジアミノジフェニルエー
テル、パラキシリレンジアミン、ビフェニレンジアミ
ン、3,3’−ジクロルベンジジン、3,3’−ジメチ
ルベンジジン、3,4’−ジアミノジフェニルメタン、
4,4’−ジアミノジフェニルメタン,1,5−ナフタ
レンジアミン等の芳香族ジアンが、また酸成分として、
例えばテレフタル酸、ナフタレン−2,6−ジカルボン
酸、ナフタレン−2,7−ジカルボン酸等の芳香族ジカ
ルボン酸が挙げられる。また、これらの芳香族ジアミン
及び芳香族ジカルボン酸は、その芳香族環の水素原子の
一部がハロゲン原子やメチル基等のアルキル基によって
置換されていてもよい。
【0010】なお、ポリマーの全末端の20%以上が、
アニリン等の一価のジアミンもしくは一価のカルボン酸
成分で封鎖されている場合には、特に高温下に長時間保
持しても繊維の強力低下が小さくなるので好ましい。
【0011】このようなメタ型芳香族ポリアミドは、芳
香族ジアミンと芳香族ジカルボン酸ジハライドとを、例
えば従来公知の界面重合させる方法により製造すること
ができる。ポリマーの重合度としては、N−メチル−2
−ピロリドンを溶媒として30℃で測定した固有粘度
(IV)が0.8〜3.0、特に1.0〜2.0の範囲
にあるものが好ましい。
【0012】上記のメタ型芳香族ポリアミドに含有させ
るアルキルベンゼンスルホン酸オニウム塩は、繊維をカ
チオン染料で容易に染色できるようにするために必要で
あり、そのアルキル基は直鎖でも分枝を有していてもよ
いが、その炭素数は6〜18、特に8〜16の範囲が適
当である。一方、オニウム塩としては第4級オニウム
塩、特に第4級ホスホニウム塩又は第4級アンモニウム
塩が、良好な染色性が得られる点で好ましい。なかでも
テトラブチルホスホニウム塩又はベンジルトリメチルア
ンモニウム塩は、入手性及び熱安定性が良好なので好ま
しい。
【0013】好ましく用いられるオニウム塩としては、
例えば、ヘキシルベンゼンスルホン酸テトラブチルホス
ホニウム塩、ヘキシルベンゼンスルホン酸トリブチルベ
ンジルホスホニウム塩、ドデシルベンゼンスルホン酸テ
トラフェニルホスホニウム塩、ドデシルベンゼンスルホ
ン酸トリブチルテトラデシルホスホニウム塩、ドデシル
ベンゼンスルホン酸テトラブチルホスホニウム塩、ドデ
シルベンゼンスルホン酸トリブチルベンジルアンモニウ
ム塩、オクチルベンゼンスルホン酸テトラブチルアンモ
ニウム塩、ドデシルベンゼンスルホン酸ジメチルジベン
ジルアンモニウム塩等を挙げることができる。なかで
も、ドデシルベンゼンスルホン酸テトラブチルホスホニ
ウム塩及びドデシルベンゼンスルホン酸トリブチルベン
ジルアンモニウム塩は、優れた染色性が得られる上に染
色物の堅牢度が良好であり、しかもN−メチル−2−ピ
ロリドンに対する溶解度も高いので特に好ましい。
【0014】かかるアルキルベンゼンスルホン酸オニウ
ム塩のメタ型芳香族ポリアミド繊維中の含有量は、染色
による着色度をどの程度にするかによって変わるが、濃
色に染色できるようにするためには、メタ型芳香族ポリ
アミド繊維の繰返し単位に対して(全繰返し単位を基準
として)2.5モル%以上、好ましくは2.5〜10.
0モル%、特に好ましくは3.0〜7.0モル%の範囲
とするのが適当である。
【0015】次に、メタ型芳香族ポリアミドに含有させ
るもう一つの成分である、下記一般式(化3)で表され
る縮合型ハロゲン化リン酸エステルは、繊維のカチオン
染料易染性を向上させると共に、染色後の繊維に洗濯耐
久性のある難燃性を付与するために必要である。
【0016】
【化3】
【0017】式中、Rは炭素数2〜6、好ましくは炭素
数2〜3のハロゲン化アルキル基を表すが、ハロゲン原
子は塩素又は臭素を示し、ハロゲン化アルキル基中のハ
ロゲンの置換数は1でも2以上であってもよい。なかで
も、2−クロロエチル基、2−クロロプロピル基、2,
3−ジクロロプロピル基、2−ブロモエチル基、又は
2,3−ジブロモプロピル基が、染色して得られる着色
繊維の難燃性及びその洗濯耐久性が良好なので好まし
い。Xは直接結合又は炭素数1〜4のアルキレン基を表
し、特にメチルメチレン基が好ましい。また、nは1〜
10の整数であり、特に2〜4の範囲の整数が好まし
い。
【0018】かかる縮合型ハロゲン化リン酸エステルと
しては、Rがクロロエチル基、Xがメチルメチレン基、
nが3である化合物を、好ましく例示することができ
る。
【0019】縮合型ハロゲン化リン酸エステルのメタ型
芳香族ポリアミド繊維中の含有量は、余りに少なすぎる
と染色性向上効果が小さくなり、また染色後の着色繊維
の難燃性も低下するので、該繊維重量に対して1.8重
量%以上、好ましくは3.0重量%以上とするのが望ま
しい。なお、余りに多くなりすぎると、染色性及び難燃
性の向上効果はそれ程大きくならず、逆に染色時の染斑
が目立つようになるので、6.0重量%以下、特に5.
0重量%以下にするのが望ましい。
【0020】本発明においては、前述のメタ型芳香族ポ
リアミドからなる繊維中に、前述のアルキルベンゼンス
ルホン酸オニウム塩及び縮合型ハロゲン化リン酸エステ
ルを含有させる方法は特に限定されないが、例えばポリ
メタフェニレンイソフタルアミドなどのメタ型芳香族ポ
リアミドを、アルキルベンゼンスルホン酸オニウム塩及
び縮合型ハロゲン化リン酸エステルと共に溶媒に溶解し
た溶液(ドープ)を、従来公知の成形方法によって繊維
化すればよい。
【0021】例えば典型的な成形方法の一例を挙げる
と、ポリメタフェニレンイソフタルアミドのN−メチル
−2−ピロリドン溶液に、アルキルベンゼンスルホン酸
オニウム塩と縮合型ハロゲン化リン酸エステルとを添加
してドープを調製する。このドープをノズルより塩化カ
ルシウムを主成分として含有する無機塩の水溶液中に押
出し、凝固させ、水洗後、沸水中で延伸して繊維を得る
方法がある。
【0022】本発明の繊維は、短繊維として紡績糸等に
使用する場合には、上記のようにして得られた繊維に捲
縮を付与した後、所定の長さにカットすればよい。
【0023】以上に述べた本発明の繊維は、原綿、ト
ウ、糸等の繊維の状態で染色してもよく、また織編物、
不織布等の布帛にした後に染色してもよい。
【0024】
【実施例】以下、実施例をあげて本発明をより詳細に説
明する。なお、実施例及び比較例における各特性値は、
以下の測定方法にしたがった。
【0025】<固有粘度(IV)>ポリマーをNMP
(N−メチル−2−ピロリドン)に溶解させ、オストワ
ルド粘度計を用いて温度30℃で測定した。
【0026】<染色性>マクベス(株)製のカラー測色
装置「マクベスカラーアイ」を用い、2度視野、D65
光源、波長360〜740nmの条件で測定して、L*
値を求めた。
【0027】<縮合型ハロゲン化リン酸エステル(難燃
剤)の含有量>濃度既知の縮合型ハロゲン化リン酸エス
テルの標準サンプルから、蛍光X線分析により検量線を
作成して、繊維中の燐原子の濃度を求めた。この燐原子
が総て縮合型ハロゲン化リン酸エステルに由来するもの
として、難燃剤の含有量を換算計算して求めた。
【0028】<難燃剤保持率>染色前後の繊維中の難燃
剤量より次式により計算した。難燃剤保持率(%)=染
色後の難燃剤の含有量/染色前の難燃剤の含有量×10
【0029】<難燃性>JISL K7201のLOI
測定法に準拠して、LOI値を求めた。
【0030】<洗濯耐久性>JIS L1091法にし
たがって水洗濯50回実施し、その後のLOI値を求め
た。
【0031】[実施例1、2]固有粘度が1.35dl
/gのポリメタフェニレンイソフタルアミド30gをN
−メチル−2−ピロリドン110gに溶解したドープ
に、3.6gのドデシルベンゼンスルホン酸テトラブチ
ルホスホニウム塩、及び大八化学(株)製縮合型ハロゲ
ン化リン酸エステル[CR387:Rがクロロエチル
基、Xがメチルメチレン基、nの平均が3である縮合型
ハロゲン化リン酸エステル]の含有量が表1記載の割合
となるように混合溶解し、減圧脱泡して紡糸ドープとし
た。
【0032】得られた紡糸ドープを85℃に加温し、孔
径0.07mm、孔数200の紡糸口金から凝固浴中に
押出して湿式紡糸した。凝固浴の組成は、塩化カルシウ
ムが40重量%、NMPが5重量%、残りは水55重量
%であり、該凝固浴の温度は85℃であった。この吐出
糸条は、該凝固浴中を約10cm走行させ、6.2m/
分の速度で引き出した。次いで、引出し糸条を水洗し、
95℃の温水中で2.3倍に延伸し、200℃の加熱ロ
ールを通して乾燥した後、さらに285℃の熱板上で
1.5倍に延伸して延伸糸を得た。
【0033】得られた延伸糸は、クリンパーを通して捲
縮を付与した後、カッターでカットして2.0de×5
1mmの短繊維となし、次いで該短繊維を常法にしたが
って綿番手30/−の紡績糸となし、該紡績糸を経糸及
び緯糸に使用して目付200g/m2の平織物を作成し
た。
【0034】得られた織物は、常法にしたがって精練、
乾燥、熱セットした後、エステロールネイビーブルーN
−2RL(住友化学(株)製カチオン染料)8%ow
f、酢酸0.3g/リットル、硝酸ナトリウム25g/
リットルの染色液を用い、繊維と染液の浴比を1:20
として130℃下60分間染色処理した。染色後、ハイ
ドロサルファイト1.0g/リットル、アミラジンD
(第一工業製薬(株)製)1.0g/リットル、水酸化
ナトリウム1.0g/リットルの割合で含有する処理液
を用い、浴比1:40で80℃下30分間還元洗浄し、
水洗後乾燥した。得られた処理布の評価結果を表1に示
す。
【0035】[実施例3]実施例1において、ドデシル
ベンゼンスルホン酸テトラブチルホスホニウム塩に代え
てドデシルベンゼンスルホン酸トリブチルベンジルアン
モニウム塩を使用した以外は実施例1と全く同様に処理
した。得られた処理布の評価結果を表1に示す。
【0036】[実施例4]実施例1において、大八化学
(株)製縮合型ハロゲン化リン酸エステル[CR38
7]に代えて大八化学(株)製縮合型ハロゲン化リン酸
エステル[CR505]を使用した以外は実施例1と全
く同様に処理した。得られた処理布の評価結果を表1に
示す。
【0037】[比較例1]実施例1において、大八化学
(株)製縮合型ハロゲン化リン酸エステル[CR38
7]に代えて大八化学(株)製のモノマータイプのハロ
ゲン化リン酸エステル[TMCPP:トリス(クロロプ
ロピル)ホスフェート]を使用した以外は実施例1と全
く同様に処理した。得られた処理布の評価結果を表1に
示す。
【0038】
【表1】
【0039】
【発明の効果】以上に説明した本発明の易染性メタ型芳
香族ポリアミド繊維は、メタ型芳香族ポリアミド繊維が
本来有している優れた耐熱性、防炎性、耐炎性等の特性
を損なうことなく、著しく優れたカチオン染料易染性を
有しており、着色が必要な寝具、衣料、インテリアの分
野で有効に使用できる。さらに、併用している縮合型ハ
ロゲン化リン酸エステルは染色時に殆ど繊維から溶出し
ないので、得られる染色繊維は優れた難燃性を示すだけ
でなく、その難燃性の洗濯耐久性も極めて優れていると
いった特徴を有するものである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全繰返し単位の85モル%以上がメタフ
    ェニレンイソフタルアミド単位であるメタ型芳香族ポリ
    アミドからなる繊維において、該繊維中には、アルキル
    ベンゼンスルホン酸オニウム塩及び下記一般式(化1)
    で表される縮合型ハロゲン化リン酸エステルが含まれて
    いることを特徴とする易染性メタ型芳香族ポリアミド繊
    維。 【化1】
  2. 【請求項2】 アルキルベンゼンスルホン酸オニウム塩
    が、第4級オニウム塩である請求項1記載の易染性メタ
    型芳香族ポリアミド繊維。
  3. 【請求項3】 アルキルベンゼンスルホン酸第4級オニ
    ウム塩が、テトラブチルホスホニウム塩又はトリブチル
    ベンジルアンモニウム塩である請求項2記載の易染性メ
    タ型芳香族ポリアミド繊維。
  4. 【請求項4】 アルキルベンゼンスルホン酸オニウム塩
    の含有量がメタ型芳香族ポリアミドの繰返し単位に対し
    て2.5〜10.0モル%、及び縮合型ハロゲン化リン
    酸エステルの含有量が繊維重量に対して1.8〜6.0
    重量%である請求項1記載の易染性メタ型芳香族ポリア
    ミド繊維。
JP11135644A 1999-05-17 1999-05-17 易染性メタ型芳香族ポリアミド繊維 Pending JP2000328364A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11135644A JP2000328364A (ja) 1999-05-17 1999-05-17 易染性メタ型芳香族ポリアミド繊維

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11135644A JP2000328364A (ja) 1999-05-17 1999-05-17 易染性メタ型芳香族ポリアミド繊維

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000328364A true JP2000328364A (ja) 2000-11-28

Family

ID=15156634

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11135644A Pending JP2000328364A (ja) 1999-05-17 1999-05-17 易染性メタ型芳香族ポリアミド繊維

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000328364A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002155479A (ja) * 2000-11-13 2002-05-31 Teijin Ltd 全芳香族ポリアミド繊維の染色方法
KR101383087B1 (ko) 2012-11-05 2014-04-08 김상철 방향족 폴리아미드 섬유의 염색방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002155479A (ja) * 2000-11-13 2002-05-31 Teijin Ltd 全芳香族ポリアミド繊維の染色方法
KR101383087B1 (ko) 2012-11-05 2014-04-08 김상철 방향족 폴리아미드 섬유의 염색방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR930009831B1 (ko) 내연성 스테이플 섬유 배합물
US20080268736A1 (en) Dope Dyed Flame Retardant Polyester Fibers, Textile Products Therefrom and the Method of Manufacturing Thereof
ES2904282T3 (es) Fibra de poliamida con propiedades de tinción potenciadas, proceso para obtener dicha fibra y artículo de poliamida fabricada a partir de la misma
JP2002302837A (ja) 染色性の改良された全芳香族ポリアミド繊維構造物
JP5912669B2 (ja) カチオン染料可染性難燃ポリエステル繊維及びその繊維製品
JP2003239136A (ja) 高耐光性全芳香族ポリアミド繊維構造物
JP2009120976A (ja) 易染色性メタ型全芳香族ポリアミド繊維
JP2971338B2 (ja) 易染性メタ型芳香族ポリアミド繊維
JP3995551B2 (ja) 易染性メタ型芳香族ポリアミド繊維
JP4141104B2 (ja) 易染性メタ型芳香族ポリアミド繊維
JP7028682B2 (ja) 原着メタ型全芳香族ポリアミド繊維及びその製造方法、並びに該繊維からなる難燃性紡績糸及び難燃性牽切紡績糸
JP2000328364A (ja) 易染性メタ型芳香族ポリアミド繊維
JP6873768B2 (ja) 難燃性能に優れた易染性メタ型全芳香族ポリアミド繊維及びその製造方法
JP2023023305A (ja) 難燃性布帛および繊維製品
JP6112683B2 (ja) スルホン化ナフタレンポリオキサジアゾールポリマーより得られる繊維のブレンドから製造された難燃性紡績短繊維ヤーン
JP2744702B2 (ja) 織物用スルホン化ポリ(p−フェニレンテレフタルアミド)繊維
JPH11350346A (ja) 易染性メタ型芳香族ポリアミド繊維の難燃化処理方法
JP7372118B2 (ja) 易染色性メタ型全芳香族ポリアミド繊維、およびその製造方法
US3764585A (en) Method for the production of synthetic polyamides, which comprises adding an aromatic aldehyde containing sulfonic acid groups to the reacting monomers
JP2005344262A (ja) メタ型芳香族ポリアミド繊維
JP2749676B2 (ja) アクリル繊維と芳香族ポリエステル繊維の交編・交織物
JP2000328450A (ja) メタ型芳香族ポリアミド繊維の抗菌処理方法
US5660779A (en) Process of making textile fibers of sulfonated poly(p-phenylene terephthalamide)
JPH03119139A (ja) 防炎・耐熱性布帛
JP2023044052A (ja) 織編物および熱防護衣料