JP2000324332A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2000324332A
JP2000324332A JP11133396A JP13339699A JP2000324332A JP 2000324332 A JP2000324332 A JP 2000324332A JP 11133396 A JP11133396 A JP 11133396A JP 13339699 A JP13339699 A JP 13339699A JP 2000324332 A JP2000324332 A JP 2000324332A
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Koji Mizukami
浩司 水上
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿画像に他の画像を付加して送信するファ
クシミリ装置において、コストアップにならず、画像を
付加するか否かを示す情報や付加する画像データを予め
指定することができるファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】 原稿画像に他の画像を付加して送信する
ファクシミリ装置において、複数の付加用画像データを
記憶させておく付加画像記憶部11と、指定された付加
用画像データの識別符号および付加位置情報を記憶して
おく指定情報記憶部12とを備え、システム制御部1
が、前記付加用画像データ中から付加する付加用画像デ
ータを指定させると共に付加位置を指定させ、指定の付
加用画像データと付加位置情報を指定情報記憶部12に
記憶させておき、送信時に、記憶された識別符号の付加
用画像データを読み出し、原稿から読み取った画像デー
タの前記記憶された付加位置情報の位置に前記付加用画
像データを付加し、送信する構成にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿画像の余白に
発信元のオリジナリティを表現するための飾り画像など
を付加して送信するファクシミリ装置、またはファクシ
ミリ装置を含んだ情報機器に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置においては、従来よ
り、文字フォントから生成した所定の文字情報をページ
の最上段部に付加する技術が実施されているが、それと
は別に、特開平2-135868号公報に示されたファクシミリ
装置では、受信側のファクシミリ装置において、当該受
信ファクシミリの緊急性、特殊性、発信元のオリジナリ
ティなどを表現した画像データを余白に付加して出力す
るすることができる。つまり、この従来技術において
は、複数の付加用画像データを受信側ファクシミリ装置
に記憶させておき、送信側ファクシミリ装置では、ファ
クシミリ画情報と共に、付加する画像データの識別信号
を送り、受信側ファクシミリ装置では、前記識別信号に
対応付けられた画像データを読み出して付加するのであ
る。しかし、このような方法では、画像の種類が限定さ
れてしまう。特に、発信元に固有であるべきオリジナリ
ティを表現する画像データについては発信元の数だけ画
像データの種類を用意できなければ充分とは言えない。
そのため、特開平5-252380号公報に示されたファクシミ
リ装置では、図11に示すように、画情報送信側ファク
シミリ装置22が付加画情報送信装置21から回線およ
び受信手段23を介して付加画情報を受信して記憶手段
24内に取り込み、読み取り手段25により原稿から読
み取った画情報に対して、編集手段26が前記付加画情
報を付加して送信するようにした。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
5-252380号公報に示された前記の従来技術においては、
専用の付加画情報送信装置が必要であるためコストアッ
プになるし、付加する画像データおよび画像付加位置を
予め指定することができないし、画像の付加された混合
画像を送る宛先を予め指定することもできない。本発明
の課題は、このような従来技術の問題を解決し、原稿画
像の余白部に他の画像を付加して送信するファクシミリ
装置において、コストアップにならず、付加する画像デ
ータおよび画像付加位置を予め指定することができ、画
像の付加された混合画像を送る宛先を予め指定すること
もできるファクシミリ装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明では、原稿画像の余白部に他
の画像を付加して送信するファクシミリ装置において、
送信画情報に付加するための複数の付加用画像データを
予め記憶させておく付加画像記憶手段と、前記付加用画
像データ中から送信時に付加する付加用画像データを指
定させると共に付加ページ内の付加位置を指定させる画
像付加指定手段と、前記画像付加指定手段により指定さ
れた付加用画像データの識別符号および付加位置情報を
記憶しておく指定情報記憶手段と、送信時に、前記付加
画像記憶手段から前記識別符号の付加用画像データを読
み出し、原稿から読み取った画像データの前記付加位置
情報の付加位置に前記付加用画像データを付加する画像
付加手段と、前記画像付加手段により付加用画像データ
の付加された混合画像データを送信する送信手段とを備
えた。また、請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、付加用画像データを付加するか否かを宛
先情報に対応付けて記憶させておく画像付加宛先記憶手
段を備え、前記画像付加宛先記憶手段に付加用画像デー
タを付加する旨が記憶された宛先に対してのみ付加用画
像データの付加された混合画像データを送信するように
送信手段を構成した。また、請求項3記載の発明では、
請求項1または請求項2記載の発明において、付加用画
像データの識別符号および付加位置情報を宛先に対応付
けて指定させ、それぞれの宛先情報に対応付けて指定情
報記憶手段に記憶しておき、それぞれの宛先へ混合画像
を送信する際、対応した前記識別符号および付加位置情
報に従って混合画像データを送信するように送信手段を
構成した。また、請求項4記載の発明では、請求項1記
載の発明において、ファクシミリ送信を行った宛先に対
応付けて付加用画像データ付加指定に関する送信履歴情
報を記憶しておく送信履歴記憶手段を備え、前記送信履
歴情報に従って混合画像データまたは付加画像の付加さ
れていない画像データを送信するように送信手段を構成
した。また、請求項5記載の発明では、請求項4記載の
発明において、送信履歴情報に従わずに送信する旨を指
示する変更指示手段を備えた。また、請求項6記載の発
明では、請求項5記載の発明において、送信履歴情報に
従わずに送信した送信の履歴を送信履歴情報として記録
し、次回からは最新の履歴情報に従って送信するように
送信手段を構成した。
【0005】
【作用】前記のように構成したので、請求項1記載の発
明では、記憶された付加用画像データから送信時に付加
する付加用画像データを指定し、且つ付加ページ内の付
加位置を指定すると、指定された付加用画像データの識
別符号および付加位置情報が記憶され、送信時に、前記
識別符号の付加用画像データが読み出され、原稿から読
み取った画像データの前記付加位置情報の付加位置に前
記付加用画像データが付加され、付加用画像データの付
加された混合画像データが送信される。請求項2記載の
発明では、請求項1記載の発明において、付加用画像デ
ータを付加するか否かが宛先情報に対応付けて記憶さ
れ、付加用画像データを付加する旨が記憶された宛先に
対してのみ付加用画像データの付加された混合画像デー
タが送信される。請求項3記載の発明では、請求項1ま
たは請求項2記載の発明において、付加用画像データの
識別符号および付加位置情報が宛先情報に対応付けて記
憶され、それぞれの宛先へ混合画像を送信する際、対応
した識別符号および付加位置情報に従って混合画像デー
タが送信される。請求項4記載の発明では、請求項1記
載の発明において、ファクシミリ送信を行った宛先に対
応付けて付加用画像データ付加指定に関する送信履歴情
報が記憶され、前記送信履歴情報に従って混合画像デー
タまたは付加画像の付加されていない画像データが送信
される。請求項5記載の発明では、請求項4記載の発明
において、送信履歴情報に従わずに送信する旨を指示す
ると、その回に限り、送信履歴情報に従わない送信が可
能になる。請求項6記載の発明では、請求項4記載の発
明において、送信履歴情報に従わずに送信した送信の履
歴が送信履歴情報として記録され、次回からは最新の履
歴情報に従って送信される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態を詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施の形
態を示すファクシミリ装置の構成ブロック図である。図
示したように、この実施の形態のファクシミリ装置は、
プログラムを内蔵したROMおよびそのプログラムに従
って動作するCPUなどを有して装置全体を管理・制御
するシステム制御部1、利用者がファクシミリ装置に指
示を与えるためのキーおよびファクシミリ装置が利用者
にメッセージなどを与えるための表示手段などから成る
操作表示部2、画情報などを一時的に格納しておくRA
M3、原稿上の画像を読み取るスキャナ4、復号化され
た受信画情報を記録紙へ出力するプロッタ5、公衆電話
網を介して遠隔のファクシミリ装置との間に呼を設定し
たりする網制御装置(NCU)6、例えばG3伝送制御
手順に従ってファクシミリ送受信を行う通信制御部7、
送信画情報を符号化したり受信画情報を復号化したりす
る符号化復号化部(DCR)8、低速モデムおよび高速
モデムから成るモデム9、画情報を蓄積したりする画像
メモリ10などを備えている。なお、デジタル回線にお
いては、NCU16やモデム19はDSUとなる。ま
た、送信画情報の余白に付加する複数の付加用画像デー
タを予め記憶させておく付加画像記憶部(付加画像記憶
手段)11が例えば画像メモリ10内に設けられ、指定
された付加用画像データの識別番号(識別符号)、付加
位置情報、および付加用画像データを付加するか否かを
宛先情報に対応付けて記憶させておく指定情報記憶部
(指定情報記憶手段)12が例えばRAM3内に設けら
れ、付加する付加用画像データおよび付加ページ内の付
加位置などを指定させる画像付加指定手段がシステム制
御部1および操作表示部2から構成され、原稿から読み
取った画像データに付加用画像データを付加する画像付
加手段がシステム制御部1により構成され、付加用画像
データの付加された混合画像データを送信する送信手段
がシステム制御部1、NCU6、通信制御部7、DCR
8、モデム9などから構成される。
【0007】図2に、このようなファクシミリ装置で実
行される動作の全体を示す。図示したように、この実施
の形態のファクシミリ装置では、付加用画像登録が指示
されたか(S1)、ファクシミリ送信が指示されたか
(S3)、ファクシミリ受信が発生したか(S5)、各
種設定が指示されたか(S7)を監視しており、付加用
画像登録が指示されたときは(S1でYes)付加用画像
登録処理を実行し(S2)、ファクシミリ送信が指示さ
れたときは(S3でYes)ファクシミリ送信処理を実行
し(S4)、ファクシミリ受信が発生したときは(S
5)ファクシミリ受信処理を実行し(S6)、各種設定
が指示されたときは(S7)各種設定処理を実行する
(S8)。これらの各動作のうち、最初に、通常のファ
クシミリ送信処理について説明しておく。G3伝送制御
手順の場合で示すならば、送信処理ではまず、システム
制御部1がスキャナ4により画情報をRAM3に読み込
み、その画情報をDCR8によって符号化し、RAM3
または画像メモリ10に格納する。また、操作表示部2
により指定された宛先など発信時指定情報をシステム制
御部1が取得し、宛先情報を渡されたNCU6が指定の
宛先との間に呼を設定する。続いて、通信制御部7が低
速モデムを介してフェーズBを実行し、やがてフェーズ
Cに移り、RAM3または画像メモリ10内の符号化さ
れた画情報をモデム9内の高速モデムにより変調し、N
CU6を介して送出する。また、ファクシミリ受信処理
では、NCU6が呼を設定した後、フェーズBに入り、
低速モデムを介して所定の交信を行い、フェーズCに入
り、符号化された画情報を受信する。そして、その画情
報をNCU6、通信制御部7を介してRAM3に格納
し、さらにDCR8により復号化し、RAM3を介して
プロッタ5に出力するか、画像メモリ10に蓄積する。
【0008】次に、図3に示した動作フローに従って、
本発明の第1の実施の形態の付加用画像データ登録処理
動作を説明する。図示したように、まず利用者が、付加
用画像データを登録するのか、消去するのかを指示する
(S11)。そして、登録が指示されると(S11で
「登録」)、システム制御部1は、登録しようとする画
像をスキャナ4により読み取らせ、読み取られた付加用
画像データをRAM3内に格納する(S12)。また、
操作表示部2によりその付加用画像データ名を入力させ
る。続いて、システム制御部1は付加用画像データの識
別番号(識別符号)に空きがあるか否かを判定する(S
13)。そして、空きがあれば(S13でYes)、空い
ている識別番号の一つをこのとき読み込んだ付加用画像
データに割り当て、例えばRAM3内に設けた付加用画
像データテーブル中の前記識別番号に対応付けて前記付
加用画像データ名を登録する(S14)。また、ファイ
ル管理システムにより前記付加用画像データを付加画像
記憶部11に格納させ、ファイル管理システムから得た
ファイル番号を前記識別番号に対応付けて付加用画像デ
ータテーブルに書き込む(S14)(図4参照)。それ
に対して、ステップS13において、識別番号に空きが
ないと判定された場合には(S13でNo)、システム制
御部1は操作表示部2内の表示装置にその旨を示すメッ
セージと共に付加用画像データの消去を要求するメッセ
ージを表示させる(S15)。そして、図4に示した付
加用画像データテーブルと類似の付加用画像データリス
トを表示させ(S16)、消去する付加用画像データの
選択を求める。こうして、利用者が消去する付加用画像
データを操作表示部2内のマウスなどにより選択すると
(S17)、システム制御部1は選択された付加用画像
データのエントリ(レコード,テーブルの1行)から付
加用画像データ名とファイル番号を消去すると共に、フ
ァイル管理システムによりそのファイル番号のファイル
を消去させる(S18)。そして、登録指示が行われて
いる場合は(この場合は行われている)、空いた識別番
号に対応付けて前記付加用画像データを登録する(S1
4)。なお、ステップS11において消去が指示された
場合も(S11で「消去」)、ステップS16以下を実
行する。
【0009】次に、送信に先立ち、各宛先に対応付け
て、画像を付加するか否か、付加する場合、どの付加用
画像データをどの付加位置に付加するかを設定する動作
フローを図5により説明する。なお、図5に示した動作
フローは、図2のステップS8に示した各種設定処理の
一つとして実行される。まず、各種設定処理項目から成
るメニューを表示させ、利用者によりこのなかから「付
加用画像データなどの指定」が選択されると(S2
1)、システム制御部1は付加用画像データ名などから
成る付加用画像データリストを表示させる。そして、利
用者により、その付加用画像データリスト中の一つの付
加用画像データが選択されたならば(S22でYes)、
システム制御部1は付加用画像データを付加することが
選択され、付加用画像データが指定されたと判断し、そ
の付加用画像データの識別番号を取得し、そのとき指示
された宛先情報に対応付けてRAM3内の指定情報記憶
部(指定情報テーブル)12に記憶させる(S23)
(図6参照)。なお、この際、「画像参照」ボタン(図
示していない)を指示して、識別番号を指示することに
より付加用画像を表示させた後に付加用画像データ選択
を行うことができる。続いて、システム制御部1は、指
定された付加用画像データを付加する付加位置を指定さ
せる。例えば、ページ(最初のページ)の4隅に付加す
るならば「1」、上部の2隅に付加するならば「2」、
右上の隅に付加するならば「3」というように指定させ
るのである。そして、指定された値を前記宛先情報に対
応付けて指定情報記憶部12に記憶させる(S24)
(図6参照)。それに対して、ステップS22において、
付加用画像を付加しない旨が指示されたならば(S22
でNo)、そのとき指示された宛先情報に対応付けて指定
情報記憶部(指定情報テーブル)12の付加用画像デー
タ欄に例えば「0」を記憶させる(S23)(図6参
照)。この後、システム制御部1は予定のすべての宛先
分の設定が終了したか否かを判定し(S25)、終了し
ていないならば(S25でNo)、他の宛先についてもス
テップS22から同様にくり返す。そして、すべての宛
先分の設定が終了したならば(S25でYes)、この動
作フローから抜ける。
【0010】次に、図7に示す動作フローに従って、第
1の実施の形態の送信時の動作を説明する。図7に示す
ように、まず、利用者が発信操作を行い(S31)、シ
ステム制御部1は取得した宛先情報(端末番号)をNC
U6に渡し、回線接続処理を行わせる。そして、回線が
接続されたならば(S32でYes)、スキャナ4により
原稿上の画像の読み取りを開始させる(S33)。ま
た、それと同時に指定情報記憶部12から当該宛先情報
に対応付けられた指定情報を取得し(S34)、識別番
号が「0」か否かを判定する(S35)。こうして、
「0」でないと判定されたならば(S35でYes)、付
加用画像データの付加が指定されていると判断し、識別
番号で指定された付加用画像データをファイル管理シス
テムを介して取得する。そして、取得した指定情報の一
つである位置情報に従って、付加位置を決定し、その付
加位置に従って、送信画像情報の先頭ラインから順に混
合画像データを作成する(S36)。付加位置が決まる
と、付加用画像データのライン番号と画素番号が決まる
ので、これに従って混合画像データを作成するのであ
る。図8に、作成された混合画像を示す。この混合画像
データを先頭ラインから順にDCR8に渡し、ここで符
号化を行い、符号化データを通信制御部7、モデム9、
NCU6を介して送信する(S37)。それに対して、
ステップS35において「0」であると判定されたなら
ば(S35でNo)、付加用画像を付加しないと判定し、
スキャナ4により読み取られた画像データ(画情報)を
そのまま符号化し、送信する(S38)。こうして、こ
の実施の形態によれば、付加する画像データおよび画像
付加位置を予め指定することができるので、余白に所望
の画像の付加された混合画像を利用者の介在なしに送信
することができる。しかも、付加画情報送信装置などを
必要としないので、コストアップにならないで済む。な
お、宛先によって付加用画像を付加したり付加しなかっ
たりする機能や、付加する画像データおよび画像付加位
置を異ならせる機能を有しない構成も可能である。但
し、そのような機能を備えた構成では、宛先に応じた適
切な画像付加を実現することができるし、宛先によって
はこのような画像付加を行わないようにすることができ
る。宛先によってはこのような画像付加が適切でない場
合もあるのである。
【0011】本発明の第2の実施の形態では、ファクシ
ミリ送信を行った宛先毎に付加用画像データ付加に関す
る送信履歴情報を記憶しておく送信履歴記憶部(送信履
歴記憶手段)13を備え(図9参照)、送信手段につい
ては、前記送信履歴情報に従って、混合画像データを送
信したりするように構成している。なお、前記送信履歴
記憶部13は画像メモリ10と共に例えばハードディス
ク装置内に設ける。図10に、この実施の形態の動作フ
ローを示す。以下、図10などに従って、この実施の形
態の動作を説明する。図10に示すように、まず、利用
者が発信操作を行い(S41)、システム制御部1は取
得した宛先情報(端末番号)をNCU6に渡し、回線接
続処理を行わせる。そして、回線が接続されたならば
(S42でYes)、スキャナ4により原稿上の画像の読
み取りを開始させる(S43)。また、それと同時に、
送信履歴記憶部13内の当該宛先情報の送信履歴情報を
検索する(S44)。送信履歴記憶部13には、送信の
度毎に図6と類似した送信履歴が記憶されるので、シス
テム制御部1は当該宛先の送信履歴(図6に示した1行
分)を探すわけである。そして、前記送信履歴があれば
(S45でYes)、その宛先情報に対応付けられた最新
の(複数あった場合)送信履歴(指定情報)を表示させ
(S46)、変更する場合は(S47でYes)指定情報
を指定させる(S48)。また、ステップS45におい
て履歴がないと判定された場合も(S45でNo)、同様
に指定情報を指定させる(S48)。続いて、システム
制御部1は、変更なしの場合も含め(S47でNo)、今
回送信分の送信履歴を送信履歴記憶部13に書き込む
(S49)。なお、記憶された送信履歴の量が所定量に
達している場合は、古い方から重ね書きする。
【0012】次に、今回送信分の指定情報に従って、識
別番号が「0」か否かを判定し(S50)、「0」でな
いと判定されたならば(S50でYes)、付加用画像デ
ータを付加するものと判断し、識別番号に指定された付
加用画像データをファイル管理システムを介して取得す
る。そして、取得した指定情報の一つである位置情報に
従って、付加位置を決定し、その付加位置に従って、送
信画像情報の先頭ラインから順に混合画像データを作成
する(S51)。付加位置が決まると、付加用画像デー
タのライン番号と画素番号が決まるので、これに従って
混合画像データを作成するのである。続いて、この混合
画像データを先頭ラインから順にDCR8に渡し、ここ
で符号化を行い、符号化データを通信制御部7、モデム
9、NCU6を介して送信する(S52)。また、ステ
ップS50において「0」であると判定されたならば
(S50でNo)、付加画像を付加しないと判定し、スキ
ャナ4により読み取られた画像データ(画情報)をその
まま符号化し、送信する(S53)。こうして、この実
施の形態によれば、付加用画像データを付加するか否
か、付加する場合は付加する画像データおよび画像付加
位置が、送信の度毎に指定しなくても大半はわかるの
で、第1の実施の形態と同様に、所望の画像の付加され
た混合画像を簡単な操作で送信することができるし、相
手を選んで付加画像を付加することもできる。しかも、
付加画情報送信装置などを必要としないので、コストア
ップにならないで済む。なお、付加用画像データの識別
番号など指定情報を変更する機能を持たせない構成も可
能であるが、このような機能を備えることにより、状況
に応じて異なった対応が可能になる。また、この実施の
形態において、指定情報を変更して送信した場合、その
送信履歴情報を記録しない構成にすることも可能であ
る。この場合は、変更は1回限りになる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下のような優れた効果が得られる。請求項1記載の発明
では、記憶された付加用画像データ中から送信時に付加
する付加用画像データを指定し、且つ付加ページ内の付
加位置を指定すると、指定された付加用画像データの識
別符号および付加位置情報が記憶され、送信時に、前記
識別符号の付加用画像データが読み出され、原稿から読
み取った画像データの前記付加位置情報の付加位置に前
記付加用画像データが付加され、付加用画像データの付
加された混合画像データが送信されるので、所望の画像
の付加された混合画像を利用者の介在なしに送信するこ
とができる。しかも、付加画情報送信装置などを必要と
しないので、コストアップにならないで済む。また、請
求項2記載の発明では、請求項1記載の発明において、
付加用画像データを付加するか否かが宛先情報に対応付
けて記憶され、付加用画像データを付加する旨が記憶さ
れた宛先に対してのみ付加用画像データの付加された混
合画像データが送信されるので、付加画像を付加するこ
とが適切である宛先にのみ付加画像を付加することがで
きる。また、請求項3記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の発明において、付加用画像データの識別
符号および付加位置情報が宛先情報に対応付けて記憶さ
れ、それぞれの宛先へ混合画像を送信する際、対応した
識別符号および付加位置情報に従って混合画像データが
送信されるので、宛先に応じた適切な画像付加を実現す
ることができる。また、請求項4記載の発明では、請求
項1記載の発明において、ファクシミリ送信を行った宛
先に対応付けて付加用画像データ付加指定に関する送信
履歴情報が記憶され、前記送信履歴情報に従って混合画
像データまたは付加画像の付加されていない画像データ
が送信されるので、大半において、請求項2または請求
項3記載の発明の効果を実現することができる。また、
請求項5記載の発明では、請求項4記載の発明におい
て、送信履歴情報に従わずに送信する旨を指示すると、
その回に限り、送信履歴情報に従わない送信が可能にな
るので、状況に応じた対応が可能になる。また、請求項
6記載の発明では、請求項4記載の発明において、送信
履歴情報に従わずに送信した送信の履歴が送信履歴情報
として記録され、次回からは最新の履歴情報に従って送
信されるので、個々の宛先への画像付加送信について、
状況により、これからの送信内容をこれまでの送信内容
と異ならせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すファクシミリ
装置の構成ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示すファクシミリ
装置の動作フロー図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態を示すファクシミリ
装置の他の動作フロー図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態を示すファクシミリ
装置のデータ構成図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態を示すファクシミリ
装置の他の動作フロー図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態を示すファクシミリ
装置の他のデータ構成図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態を示すファクシミリ
装置の他の動作フロー図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態を示すファクシミリ
装置の説明図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態を示すファクシミリ
装置要部の構成ブロック図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態を示すファクシミ
リ装置の動作フロー図である。
【図11】従来技術の一例を示すファクシミリ装置の構
成ブロック図などである。
【符号の説明】
1:システム制御部 2:操作表示部 3:RAM 4:スキャナ 6:網制御装置 7:通信制御部 10:画像メモリ 11:付加画像記憶部 12:指定情報記憶部 13:送信履歴記憶部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像の余白部に他の画像を付加して
    送信するファクシミリ装置において、送信画情報に付加
    するための複数の付加用画像データを予め記憶させてお
    く付加画像記憶手段と、前記付加用画像データ中から送
    信時に付加する付加用画像データを指定させると共に付
    加ページ内の付加位置を指定させる画像付加指定手段
    と、前記画像付加指定手段により指定された付加用画像
    データの識別符号および付加位置情報を記憶しておく指
    定情報記憶手段と、送信時に、前記付加画像記憶手段か
    ら前記識別符号の付加用画像データを読み出し、原稿か
    ら読み取った画像データの前記付加位置情報の付加位置
    に前記付加用画像データを付加する画像付加手段と、前
    記画像付加手段により付加用画像データの付加された混
    合画像データを送信する送信手段とを備えたことを特徴
    とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、付加用画像データを付加するか否かを宛先情報に対
    応付けて記憶させておく指定情報記憶手段を備え、前記
    指定情報記憶手段に付加用画像データを付加する旨が記
    憶された宛先に対してのみ付加用画像データの付加され
    た混合画像データを送信するように送信手段を構成した
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のファクシ
    ミリ装置において、付加用画像データの識別符号および
    付加位置情報を宛先に対応付けて指定させ、それぞれの
    宛先情報に対応付けて指定情報記憶手段に記憶してお
    き、それぞれの宛先へ混合画像を送信する際、対応した
    前記識別符号および付加位置情報に従って混合画像デー
    タを送信するように送信手段を構成したことを特徴とす
    るファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、ファクシミリ送信を行った宛先に対応付けて付加用
    画像データ付加指定に関する送信履歴情報を記憶してお
    く送信履歴記憶手段を備え、前記送信履歴情報に従って
    混合画像データまたは付加画像の付加されていない画像
    データを送信するように送信手段を構成したことを特徴
    とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のファクシミリ装置におい
    て、送信履歴情報に従わずに送信する旨を指示する変更
    指示手段を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のファクシミリ装置におい
    て、送信履歴情報に従わずに送信した送信の履歴を送信
    履歴情報として記録し、次回からは最新の履歴情報に従
    って送信するように送信手段を構成したことを特徴とす
    るファクシミリ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8045209B2 (en) 2006-02-15 2011-10-25 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image processing apparatus
US8159717B2 (en) 2006-02-13 2012-04-17 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image processing apparatus
JP2022159096A (ja) * 2021-03-31 2022-10-17 ティーイー コネクティビティ センサーズ フランス 音叉型機械共振器を備える、流体の特性を感知するための流体センサ

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