JP3387344B2 - ファクシミリ装置およびファクシミリ通信方式 - Google Patents

ファクシミリ装置およびファクシミリ通信方式

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JP3387344B2
JP3387344B2 JP01131397A JP1131397A JP3387344B2 JP 3387344 B2 JP3387344 B2 JP 3387344B2 JP 01131397 A JP01131397 A JP 01131397A JP 1131397 A JP1131397 A JP 1131397A JP 3387344 B2 JP3387344 B2 JP 3387344B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
およびファクシミリ通信方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ファクシミリ装置は一般電話
回線を介して情報の送信および受信が行なわれている。
近年において、ファクシミリ装置は大変な勢いで成長を
遂げ一般家庭にも普及して来ている。ファクシミリ装置
には各種の機能、例えば発信元登録機能やオートダイヤ
ル機能などが設けられている。これらの機能の設定は、
ファクシミリ装置に備えられている操作パネルの入力キ
ー(例えばワンタッチキー)を用いて入力される。
【0003】通常は、ファクシミリ装置の設置時に専用
のサービスマンが上記設定の入力を行なうのが一般的で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ファク
シミリ装置の設置時に、サービスマンが各家庭にわざわ
ざ出向いて行くのは大変な労力になると共に、上記設定
時のみならず通常使用時においても、設定内容を読み取
るだけであっても、サービスマンが出向いていく必要が
ある等の問題があった。
【0005】しかし、ファクシミリ装置に設定される複
数の機能の設定内容が電話回線を介して接続されたホス
トコンピュータから読み取ることが可能となれば、書き
換えを遠隔で行なうことが容易となるなど、サービスマ
ンが、サービスの都度、必ずしもファクシミリ装置の設
置場所まで出向く必要のないことがある。しかし、ユー
ザによっては、各種機能のうち、いずれかの機能の設定
内容については、ユーザの秘密を保持するためにホスト
コンピュータから読み取られたくないという場合があ
る。
【0006】したがって、本発明は上記事情を考慮して
なされたもので、ファクシミリ装置に設けられた各種機
能の設定内容をホストコンピュータから読み取ることが
でき、しかも、ユーザが設定した少なくとも一部の機能
の設定内容については、ユーザの秘密を保持するために
ホストコンピュータからの読み取りをそれぞれの機能ご
とに禁止することが可能なファクシミリ装置およびファ
クシミリ通信方式を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、電話回線に接続され、ユーザにより設定される複数
の機能を有するファクシミリ装置において、前記複数の
機能のうち少なくとも一部の機能の設定内容について前
記電話回線を介して接続されたホストコンピュータから
の読み取りを禁止するか否かをそれぞれの機能ごとに選
択してセットできるセット手段を設けてユーザの秘密を
保持するようにしたことを特徴とするものである。ま
た、請求項1に記載のファクシミリ装置において、請求
項2に記載の発明は、前記ユーザにより設定される機能
として、オートダイヤル登録機能、通信管理レポート機
能が含まれることを特徴とするものであり、請求項3に
記載の発明は、前記複数の機能の設定内容を記憶するR
AMを有し、前記ホストコンピュータからの、前記RA
Mの所定のアドレスエリアへのアクセスを禁止するか否
かを、前記ファクシミリ装置の入力装置からの入力操作
により選択することによって、前記ホストコンピュータ
からの読み取りを禁止するか否かをそれぞれの機能ごと
に選択してセットできるセット手段を設けてユーザの秘
密を保持するようにしたことを特徴とするものである。
【0008】請求項4に記載の発明は、ファクシミリ装
置と電話回線を介して接続されたホストコンピュータと
からなり、該ホストコンピュータに具えられた入力装置
からの入力操作により、前記ファクシミリ装置に設けら
れた各種機能の設定内容を読み取るようにしたファクシ
ミリ通信方式において、前記ファクシミリ装置は、ユー
ザが設定した複数の機能のうち少なくとも一部の機能の
設定内容について前記電話回線を介して接続されたホス
トコンピュータからの読み取りを禁止するか否かをそれ
ぞれの機能ごとに選択してセットできるセット手段を設
けてユーザの秘密を保持するようにしたことを特徴とす
るものである。また、請求項5に記載の発明は、請求項
4に記載のファクシミリ通信方式において、前記ユーザ
が設定した機能として、オートダイヤル登録機能、通信
管理レポート機能が含まれることを特徴とするものであ
り、請求項6に記載の発明は、請求項4に記載のファク
シミリ通信方式において、前記ファクシミリ装置は、前
記各種機能の設定内容を記憶するRAMを有し、前記ホ
ストコンピュータからの、前記RAMの所定のアドレス
エリアへのアクセスを禁止するか否かを、前記ファクシ
ミリ装置の入力装置からの入力操作により選択すること
によって、前記ホストコンピュータからの読み取りを禁
止するか否かをそれぞれの機能ごとに選択してセットで
きるセット手段を設けてユーザの秘密を保持するように
したことを特徴とするものである。
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明のファクシミリ通信
方式の好適な実施の形態の一例を添付図面に基づいて説
明する。
【0011】図1は本発明の方式を実施するための通信
システムの概略を示すブロック図である。図中、1はフ
ァクシミリ本来の機能を有する客先に設置されたファク
シミリ装置、2は管理センター室に設置されたホストコ
ンピュータ、3はファクスインターフェースである。フ
ァクシミリ装置1とホストコンピュータ2は電話回線4
を介して接続されている。
【0012】先ず、上記ファクシミリ装置1を説明す
る。5はマイクロコンピュータからなる主制御部すなわ
ちCPU、6は本ファクシミリ装置の動作プログラム等
を記録したROM、7は該プログラムの進行に伴って生
じる各種のデータおよび発信元登録名やオートダイヤル
番号などの情報を記憶するRAMであり、該RAM7は
バッテリバックアップを備えている。8は送受信指令等
の各種入力操作を行なうための操作パネルである。9は
変復調器すなわちモデム、10は網制御装置すなわちN
CUであり、該NCU10を介してモデム9が回線4と
接続されている。11はオートダイヤル装置、12は送
信用の原稿を走査して読み取り、該原稿の画データを白
または黒を示す2値の電気信号に変換して送出する読取
装置、13は受信した画データを記録紙上にプリントア
ウトするための記録装置、14はハードデップスイッチ
である。
【0013】次に、上記ホストコンピュータ2を説明す
る。15はCPU、16は本ホストコンピュータ2の動
作プログラムを記録したROM、17は各種のデータを
記憶する内部メモリ、18は文字データの入力が可能な
キーボード等の入力装置であり、該入力装置18から入
力された文字データおよび各種コマンドは、文字コード
発生器19によって各文字に対応する文字コードに符号
化される。20は該文字コードをパターン信号に変換す
る公知のキャラクタジェネレータ、21はCRT装置や
LCD装置などの表示装置、22はフロッピーディスク
装置などの外部メモリ、23はプリンタである。ファッ
クスインターフェース3は電話回線4に接続された網制
御装置すなわちNCU25と、変復調器すなわちモデム
26とからなり、該ファクスインターフェース3を介し
てファクシミリ装置1とホストコンピュータ2との間で
信号の授受が行なわれる。なお、27は電話機であり上
記NCU25に夫々接続されている。
【0014】次に、上記通信システムによる各種機能の
設定を具体的に説明する。ファクシミリ装置1におい
て、ROM6およびRAM7の所定のエリアにおけるメ
モリーマップ30は、図5に示す如く、例えばメモリア
ドレス「0000H」〜「8000H」のエリアをRO
M6とし、メモリアドレス「8000H」〜「FFF
H」のエリアをRAM7として構成されている。なお、
これら図5のメモリアドレスのエリアは、本実施例に限
定されるものではないことは言うまでもない。
【0015】上記ROM6およびRAM7に設けられて
いる各種機能の設定内容の一例を図9に示す。図9にお
いて、ソフトウエアバージョンaは、ファクシミリ装置
1の機種名、種別バージョン番号等を記憶した内容、ソ
フトディップスイッチbは電話回線などの切換を内部で
行なうスイッチの内容、オートダイヤル情報cは短縮番
号と共に送信先電話番号などを記憶した内容、発信元登
録dは使用者名あるいは会社名を記憶した内容、通信管
理レポートeはファクシミリの送受信における使用状態
を記憶した内容である。
【0016】なお、上記したそれぞれの内容a,b,
c,d,eには、内容の書き込みを禁止するライト禁止
があらかじめ設定されており、a,eがこれに該当す
る。また、ファクシミリ装置1の使用者が設定した内容
の秘密保持のためアクセス禁止の選択がセット可能であ
り、c,d,eがこれに該当する。上記アクセス禁止の
選択は、ファクシミリ装置1に備えられたハードディッ
プスイッチ14の切換により、使用者が容易に選択して
セットできる。
【0017】この実施の形態では、ファクシミリ装置1
内のオートダイヤル情報cの設定をホストコンピュータ
2から電話回線4を介して行なう場合を例に挙げて説明
をするが、本発明が上記オートダイヤル情報cの設定に
限定されるものではないことはいうまでもない。
【0018】一般にオートダイヤル機能とは、送信先電
話番号を数ケタの短縮番号と共にあらかじめ入力設定し
ておき、送信時には上記数ケタの短縮番号の操作によ
り、オートダイヤル装置11がRAM7にあらかじめ入
力(登録)されている送信先電話番号をロードし、該電
話番号に応じたパルス信号をNCU10に出力し、NC
U10は該パルス信号を回線4上に出力することで回線
接続を行ない、送信先との通信が可能になるものであ
る。上記入力設定の際には送信先電話番号だけでなく、
通常は送信先名も共に登録される。
【0019】図5において、T0〜TnはRAM7のオ
ートダイヤル情報エリアCにおける送信先情報テーブル
を概略的に示した一例である。領域(C1)は短縮番
号、領域(C2)は送信先電話番号、領域(C3)は送
信先名がそれぞれ記憶されている。
【0020】ホストコンピュータ2では、入力装置18
から入力された文字データおよび各種コマンドは、文字
コード発生器19によって各文字に対応する文字コー
ド、例えばアスキーコードやバイナリーコードに変換さ
れた後、CPU15により制御されたモデム26で変調
されてNCU25を介し電話回線4上に送出される。フ
ァクシミリ装置1では、上記電話回線4により送信され
てきた文字コードは、NCU10を介してモデム9で復
調され、CPU5により制御されて上記RAM7の所定
のエリアに入力される。
【0021】次に、上記文字コード等の送受に用いられ
る制御信号について説明しておく。図6〜図8は制御信
号フレームのフォーマットの一実施例を概略的に示す図
であり、ここでは本発明において使用されるフィールド
のみ説明する。
【0022】図6はオプション機能を表示する非標準機
能識別信号(NSF)であり、31は通常のファクシミ
リ通信に必要なコントロールフィールド、32は本発明
の通信方式が行なえるか否かを示すサービスユーティリ
ティ機能フィールドである。図7は非標準機能命令信号
(NSC)であり、33はコントロールフィールド、3
4はデータの読み込みまたは書き込みを表示するデータ
読み書き指示フィールド、35はソフトウェアバージョ
ンaの読み込みを指示するソフトウェアバージョン指示
フィールド、36は読み込みまたは書き込みの際にメモ
リアドレスの開始番地を指示するスタートアドレスフィ
ールド、37は上記メモリアドレスの開始番地から読み
込みまたは書き込みに必要なデータのバイト数を指示す
るバイト数指示フィールドである。図8はオプション機
能を表示する非標準機能設定信号(NSS)であり、3
8はコントロールフィールド、39はデータ読み書き指
示フィールド、40はアクセス禁止の選択のセットによ
るアクセス禁止指示フィールド、41はスタートアドレ
スフィールド、42はバイト数指示フィールド、43は
データフィールドまたはソフトウェアバージョンフィー
ルドである。なお、上記信号(NSS)において、ファ
クシミリ装置1でアクセス禁止とされている領域をホス
トコンピュータ2が読み取りまたは書き込みしようとし
たとき、ファクシミリが応答として上記アクセス禁止指
示フィールド40のビットをON(ビットに1を立て
る)にして応答する。アクセス可能のときは上記アクセ
ス禁止指示フィールド40のビットをOFF(ビットを
0とする)にして応答する。
【0023】次に、本発明の動作について説明する。図
2は、ホストコンピュータ2の動作手順を説明するため
のフローチャートであり、図3は、ファクシミリ装置1
の動作手順を説明するためのフローチャートである。図
4は、ホストコンピュータ2とファクシミリ装置1間の
交信手順を概略的に説明する図である。
【0024】先ず、読み取り手順を説明すると、ホスト
コンピュータ2の入力装置18を操作し入力設定の指令
を発するとともに、電話器27あるいはオートダイヤル
装置(図示略)によりダイヤルし(S1)、ファクシミ
リ装置1との接続を指示すると、ホストコンピュータ2
から呼び出し信号(CNG)が送信され(S2)、ファ
クシミリ装置1から回線が接続されたことを表示する被
呼局識別信号(CED)が送信される(S25)。さら
に、オプション機能を表示する非標準機能識別信号(N
SF)・電話番号等を表示する被呼局識別信号(CS
I)・CCITT規格を表示するディジタル識別信号
(DIS)がファクシミリ装置1から夫々送出される
(S26)。
【0025】ホストコンピュータ2では、CPU15に
より上記信号(CSI)を検出すると(S4)、該信号
(CSI))中の電話番号を取り込み、S1でダイヤル
リングした電話番号と―致しているが否か確認する(S
5)。続いて、上記信号(NSF)を検出し(S6)、
該信号(NSF)中のサービスユーテイリテイ機能フイ
ールド32に「1」が立っていれば(S7)、まず、R
OM6のソフトウエアバージヨンのリード(S9)を要
求するために、非標準機能命令信号(NSC)のソフト
ウエアバージヨン指示フイールド35をONにし(S1
0)、ファクシミリ装置1へ送出する(S12)。
【0026】ファクシミリ装置1では、CPU5により
上記信号(NCS)のソフトウエアバージョン指示フイ
ールド35を検出すると(S28)、ROM6のソフト
ウエアバージョンaを読み出し(S29)(S30)、
オプション機能を表示する非標準機能設定信号(NS
S)中のソフトウェアバージヨンフイールド43に取り
込んで送出する(S31)。
【0027】ホストコンピュータ2のCPU15によ
り、上記信号(NSS)を検出すると(S15)、該信
号(NSS)のソフトウエアバージヨンフィールド43
からソフトウエアバージョンを読み込み(S17)(S
18)、内部メモリ17に記憶すると共に、この中のバ
ージョン番号に該当する外部メモリ22に記憶されてい
る内容のアドレステーブル(RAM7に記憶されている
情報のメモリアドレスが入っている)を読み出し、表示
装置21に表示してサーチする(S19)。この実施の
形態の一例ではオートダイヤル情報cのメモリアドレス
をサーチするものである。
【0028】続いて、書き込み手順を説明すると、ファ
クシミリ装置1から上記信号(NCF)(CSI)(D
IS)が再送されると(これらの信号は、一定の周期で
周期的に送信されている)、ホストコンピユータ2でデ
ータ書き込み(S8)として、入力装置18の操作によ
りスタートアドレスおよびデータをそれぞれ入力し(S
13)、内部メモリ17に記憶すると共に、スタートア
ドレスフイールド41およびデータフィールド43なら
びにデータ読み書き指示フィールド39にセットし、信
号(NSS)として送出する(S14)。
【0029】なお、例えば図5において、上記スタート
アドレスはメモリアドレスとして「9000H」、デー
タは短縮番号(C1)として「000」、送信先電話番
号(C2)として「01−234−5678」、送信先
名(C3)として「ABCショウテン」とすると、これ
らはホストコンピュータ2の入力装置18により、容易
かつ正確に入力操作することができる。
【0030】そして、ファクシミリ装置1では、CPU
5により上記信号(NSS)を検出すると(S34)、
アクセス禁止選択のハードディップスイッチ14をチェ
ックし(S35)、アクセス可能であれば、上記スター
トアドレスに対する送信先情報テーブルのエリア(T
0)に上記データを書き込み設定が行なわれる(S3
6)。なお、ホストコンピュータ2から図5における送
信先情報テーブル(T0)〜(Tn)の内、複数を入カ
し、一括送信して書き込むことにより、設定を一層迅速
に行なうことが可能となる。
【0031】さらに、この実施の形態では、上記設定が
誤りなく行なわれたかどうかを確認する確認手順が設け
られており、ホストコンピュータ2では、上述した書き
込み手順によるスタートアドレスおよびデータは内部メ
モリ17に記憶されているので、該スタートアドレスお
よびデータのバイト数を入力し、スタートアドレスフィ
ールド36およびバイト数指示フィールド37ならびに
データ読み書き指示フィールド34をセットし(S1
1)、信号(NSC)として送出する(S12)。ファ
クシミリ装置1では、RAM7から上記スタートアドレ
スフィールド36のスタートアドレスに該当するデータ
を読み込み(S33)、信号(NSS)のデ ータフイ
ールド43に取り込んで送出する(S31)。ホストコ
ンピュータ2では、上記信号(NSS)を検出すると
(S15)、該信号(NSS)中のデータフイールド4
3からデータを読み込み、内部メモリ17に一旦蓄積
(S20)し、S21において該内部メモリ17内の書
き込みデータと読み取りデータとをチェックすること
で、上記書き込み手順による設定の確認ができる。
【0032】続いて、ホストコンピュータ2から設定の
入力が終了のときは(S23)、回線切断命令(DC
N)が送出され(S24)、ファクシミリ装置1が該信
号(DCN)を受信すれば(S42)、全交信が終了す
る。
【0033】ところで、この実施の形態では、上述した
ように、ファクシミリ装置1の使用者の秘密保持のた
め、アクセス禁止の選択がセット可能なハードデイップ
スイッチ14が備えられている。図2および図3のフロ
ーチヤートにおいて、S32あるいはS35で上記ハー
ドディップスイッチ14がアクセス禁止にセットされて
いるとき、信号(NSS)のアクセス禁止指示フイール
ド40のビットをONにして、ファクシミリ装置1から
送出すると(S37,S38)、S16で該信号(NS
S)の上記フィールド40を検出し、アクセス禁止の確
認ができるものである。また、S36でデータの書き込
みが終了したとき、信号(NSS)のアクセス禁止フィ
ールド40のビットをOFFにし、応答信号として送出
すると(S39)、S17で該信号(NSS)の上記フ
ィールド40を検出しデータの書き込みが終了したこと
が確認できる。
【0034】なお、S27はホストコンピュータ2から
の応答信号(NSC)あるいは(NSS)の受信確認、
S40はディジタル命令信号(DCS)を受信すると通
常のファクシミリ手順(S41)に移行するものであ
る。S3はファクシミリ装置1からの命令信号(CS
I),(NSF),(NSS)の受信確認、S22はホ
ストコンピュータ2からの操作入力であり、例えば設定
の内容を前もって作成したり、あるいは緊急停止命令の
入力等である。
【0035】ところで、この実施の形態では、読み取り
手順、書き込み手順、確認手順(図4参照)の一連の手
順により本発明を説明したが、確認手順を省略したも
の、あるいは読み取り手順だけのものとして実行しても
良い。
【0036】上述したように、この実施の形態によれ
ば、フアクシミリ装置1に設けられた各種機能の設定を
電話回線4を介して接続されたホストコンピュータ2か
らの入カ装置による遠隔操作により設定することが可能
となり、上記設定を容易且つ正確に行なうことができる
と共に、誤った入力によるファクシミリ通信のトラブル
を防止することができる。また、設定の入力のためにサ
ービスマンがわざわざ出向いて行く必要がなく、その労
力を減少できる利点がある。なお、上記設定はファクシ
ミリ装置の設置時のみならず、通常使用時における設定
内容の変更時においてもすぐに対応し処理することが可
能となる。
【0037】さらに、ファクシミリ装置1にはアクセス
禁止の選択がセット可能なハードディップスイッチ14
等(プライバシー保護手段)が備えられているので、使
用者の秘密の保護が保たれる。
【0038】なお、この実施の形態では、ホストコンピ
ュータ2内にファクスインターフエース3を具えたもの
であるが、これらホストコンピュータ2とファクスイン
ターフエース3を個別に設け、接続用インターフエース
(例えばRS−232C等)で接続するものとしてもよ
い。
【0039】また、本発明による各種機能の設定は、オ
ートダイヤル情報C等の設定内容の入力(登録あるいは
変更)に限ったものではなく、通信管理レポートeの内
容を出力(読み取り)してホストコンピユータ2で管理
することによって、ファクシミリ装置1の使用状態(例
えば送受信のエラーやトラブルの状態)を把握でき、事
前にメンテナンス等の対応が行なえる利点がある。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ファクシミリ装置の各種機能の設定内容を電話回線を介
して接続されたホストコンピュータからの入力操作によ
り読み取る場合に、ファクシミリ装置に設けられた入力
装置からの入力操作により、ユーザが設定した機能のう
ち少なくとも一部の機能の設定内容について電話回線を
介して接続された上記ホストコンピュータから読み取る
ことを禁止するか否かをそれぞれの機能ごとに選択して
セットできるセット手段を設けたことにより、ユーザが
知られたくない設定内容をホストコンピュータ側から読
み取れないようして、ユーザの秘密を保持できるように
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施のするための通信システムの概略
を示すブロック図である。
【図2】ホストコンピュータの動作手順を説明するため
のフローチャートである。
【図3】ファクシミリ装置の動作手順を説明するための
フローチャートである。
【図4】ホストコンピュータとファクシミリ装置間の交
信手順の概略の説明図である。
【図5】ファクシミリ装置に設けられたROMおよびR
AMの所定エリアの一例の説明図である。
【図6】非標準機能識別信号(NSF)の制御信号フレ
ームのフオーマットの一例の説明図である。
【図7】非標準機能命令信号(NSC)の制御信号フレ
ームのフオーマットの一例の説明図である。
【図8】非標準機能設定信号(NSS)の制御信号フレ
ームのフオーマットの一例の説明図である。
【図9】各種機能の設定内容の一例の説明図である。
【符号の説明】
1…ファクシミリ装置、2…ホストコンピュータ、3…
ファクスインターフェース、4…回線、5…CPU、6
…ROM、7…RAM、8…操作パネル、9…モデム、
10…NCU、11…オートダイヤル装置、12…読取
装置、13…記録装置、14…ハードデップスイッチ、
15…CPU、16…ROM、17…内部メモリ、18
…入力装置、19…文字コード発生器、20…キャラク
タジェネレータ、21…表示装置、22…外部メモリ、
23…プリンタ、25…NCU、26…モデム、27…
電話機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−78256(JP,A) 特開 昭58−48568(JP,A) 特開 昭62−154842(JP,A) 実開 昭63−44554(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/32 - 1/36 H04N 1/42 - 1/44

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に接続され、ユーザにより設定
    される複数の機能を有するファクシミリ装置において、
    前記複数の機能のうち少なくとも一部の機能の設定内容
    について前記電話回線を介して接続されたホストコンピ
    ュータからの読み取りを禁止するか否かをそれぞれの機
    能ごとに選択してセットできるセット手段を設けてユー
    ザの秘密を保持するようにしたことを特徴とするファク
    シミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記ユーザにより設定される機能とし
    て、オートダイヤル登録機能、通信管理レポート機能が
    含まれることを特徴とする請求項1に記載のファクシミ
    リ装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の機能の設定内容を記憶するR
    AMを有し、前記ホストコンピュータからの、前記RA
    Mの所定のアドレスエリアへのアクセスを禁止するか否
    かを、前記ファクシミリ装置の入力装置からの入力操作
    により選択することによって、前記ホストコンピュータ
    からの読み取りを禁止するか否かをそれぞれの機能ごと
    に選択してセットできるセット手段を設けてユーザの秘
    密を保持するようにしたことを特徴とする請求項1に記
    載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 ファクシミリ装置と電話回線を介して接
    続されたホストコンピュータとからなり、該ホストコン
    ピュータに具えられた入力装置からの入力操作により、
    前記ファクシミリ装置に設けられた各種機能の設定内容
    を読み取るようにしたファクシミリ通信方式において、
    前記ファクシミリ装置は、ユーザが設定した複数の機能
    のうち少なくとも一部の機能の設定内容について前記電
    話回線を介して接続されたホストコンピュータからの読
    み取りを禁止するか否かをそれぞれの機能ごとに選択し
    てセットできるセット手段を設けてユーザの秘密を保持
    するようにしたことを特徴とするファクシミリ通信方
    式。
  5. 【請求項5】 前記ユーザが設定した機能として、オー
    トダイヤル登録機能、通信管理レポート機能が含まれる
    ことを特徴とする請求項4に記載のファクシミリ通信方
    式。
  6. 【請求項6】 前記ファクシミリ装置は、前記各種機能
    の設定内容を記憶するRAMを有し、前記ホストコンピ
    ュータからの、前記RAMの所定のアドレスエリアへの
    アクセスを禁止するか否かを、前記ファクシミリ装置の
    入力装置からの入力操作により選択することによって、
    前記ホストコンピュータからの読み取りを禁止するか否
    かをそれぞれの機能ごとに選択してセットできるセット
    手段を設けてユーザの秘密を保持するようにしたことを
    特徴とする請求項4に記載のファクシミリ通信方式。
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