JP2000301580A - 射出成形機のエジェクタ装置 - Google Patents
射出成形機のエジェクタ装置Info
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/40—Removing or ejecting moulded articles
- B29C45/4005—Ejector constructions; Ejector operating mechanisms
-
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エジェクタ機構をユニット化し、これによっ
て当該機構のいわゆる外段取りを可能にして、煩雑な作
業を減少し作業効率の大幅な向上をめざすとともに、そ
の交換作業を容易に行うことができる新規なエジェクタ
装置を提供する。 【解決手段】 可動盤２０の背面２０ｂに取り付けるこ
とができる取付部３２が形成され、型締部材２５方向へ
延びるガイドピン３５が立設されたベース部材３０と、
前記ガイドピンにガイドされ前記ベース部材に対して進
退可能に配置され、前記ベース部材及び可動盤を貫通す
る複数のエジェクタピン４１が立設されたエジェクタプ
レート４０とを有し、前記ベース部材にサーボモータ５
０と該サーボモータの回転軸によってベルト駆動される
ボールスクリュ６０を設けるとともに、前記エジェクタ
プレートには前記ボールスクリュと螺合するボールナッ
ト７０を設けて、前記サーボモータの回転によって前記
エジェクタプレートを進退しもって前記エジェクタピン
を作動する。
て当該機構のいわゆる外段取りを可能にして、煩雑な作
業を減少し作業効率の大幅な向上をめざすとともに、そ
の交換作業を容易に行うことができる新規なエジェクタ
装置を提供する。 【解決手段】 可動盤２０の背面２０ｂに取り付けるこ
とができる取付部３２が形成され、型締部材２５方向へ
延びるガイドピン３５が立設されたベース部材３０と、
前記ガイドピンにガイドされ前記ベース部材に対して進
退可能に配置され、前記ベース部材及び可動盤を貫通す
る複数のエジェクタピン４１が立設されたエジェクタプ
レート４０とを有し、前記ベース部材にサーボモータ５
０と該サーボモータの回転軸によってベルト駆動される
ボールスクリュ６０を設けるとともに、前記エジェクタ
プレートには前記ボールスクリュと螺合するボールナッ
ト７０を設けて、前記サーボモータの回転によって前記
エジェクタプレートを進退しもって前記エジェクタピン
を作動する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、射出成形機のエ
ジェクタ装置に関する。
ジェクタ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】射出成形機において金型の開閉と型締め
を行う型締装置の可動盤背面には金型によって成形され
た成形品をその型面から突き出すエジェクタ機構が設け
られる。従来のエジェクタ機構は、可動盤の背面側のラ
ム等の型締部材の間の空間にエジェクタピンが立設され
たエジェクタプレートを設けこれを油圧シリンダ装置又
はモータによって作動するものが一般である。
を行う型締装置の可動盤背面には金型によって成形され
た成形品をその型面から突き出すエジェクタ機構が設け
られる。従来のエジェクタ機構は、可動盤の背面側のラ
ム等の型締部材の間の空間にエジェクタピンが立設され
たエジェクタプレートを設けこれを油圧シリンダ装置又
はモータによって作動するものが一般である。
【０００３】しかるに、従来にあっては、エジェクタ機
構を型締装置の一部分として可動盤背面と型締部材との
空間に組み込んでいるために、その組立や交換あるいは
点検等を型締装置内で行わなければならなかった。これ
を一般に「内段取り」と言うが、この内段取りは射出成
形機全体の製作工程順序に従って、限られた空間内で所
定の作業を行わなければならず、煩雑で作業効率もよく
ない。また、金型の変更に伴ってピン位置や突き出し力
を変える場合には、いちいち当該機構部分を分解して交
換しなければならない。
構を型締装置の一部分として可動盤背面と型締部材との
空間に組み込んでいるために、その組立や交換あるいは
点検等を型締装置内で行わなければならなかった。これ
を一般に「内段取り」と言うが、この内段取りは射出成
形機全体の製作工程順序に従って、限られた空間内で所
定の作業を行わなければならず、煩雑で作業効率もよく
ない。また、金型の変更に伴ってピン位置や突き出し力
を変える場合には、いちいち当該機構部分を分解して交
換しなければならない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
このエジェクタ機構をユニット化することを提案するも
ので、これによって、当該機構のいわゆる外段取りを可
能にして、煩雑な作業を減少し作業効率の大幅な向上を
めざすとともに、その交換作業を容易に行うことができ
る新規なエジェクタ装置を提供しようとするものであ
る。
このエジェクタ機構をユニット化することを提案するも
ので、これによって、当該機構のいわゆる外段取りを可
能にして、煩雑な作業を減少し作業効率の大幅な向上を
めざすとともに、その交換作業を容易に行うことができ
る新規なエジェクタ装置を提供しようとするものであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項１の発
明は、可動盤の背面に取り付けることができる取付部が
形成され、型締部材方向へ延びるガイドピンが立設され
たベース部材と、前記ガイドピンにガイドされ前記ベー
ス部材に対して進退可能に配置され、前記ベース部材及
び可動盤を貫通する複数のエジェクタピンが立設された
エジェクタプレートとを有し、前記ベース部材にサーボ
モータと該サーボモータの回転軸によってベルト駆動さ
れるボールスクリュを設けるとともに、前記エジェクタ
プレートには前記ボールスクリュと螺合するボールナッ
トを設けて、前記サーボモータの回転によって前記エジ
ェクタプレートを進退しもって前記エジェクタピンを作
動するようにしたことを特徴とする射出成形機のエジェ
クタ装置に係る。
明は、可動盤の背面に取り付けることができる取付部が
形成され、型締部材方向へ延びるガイドピンが立設され
たベース部材と、前記ガイドピンにガイドされ前記ベー
ス部材に対して進退可能に配置され、前記ベース部材及
び可動盤を貫通する複数のエジェクタピンが立設された
エジェクタプレートとを有し、前記ベース部材にサーボ
モータと該サーボモータの回転軸によってベルト駆動さ
れるボールスクリュを設けるとともに、前記エジェクタ
プレートには前記ボールスクリュと螺合するボールナッ
トを設けて、前記サーボモータの回転によって前記エジ
ェクタプレートを進退しもって前記エジェクタピンを作
動するようにしたことを特徴とする射出成形機のエジェ
クタ装置に係る。
【０００６】また、請求項２の発明は、請求項１におい
て、前記ボールスクリュ及びボールナットが２組設置さ
れ、単一のベルトによって同時に作動されるように構成
された射出成形機のエジェクタ装置に係る。
て、前記ボールスクリュ及びボールナットが２組設置さ
れ、単一のベルトによって同時に作動されるように構成
された射出成形機のエジェクタ装置に係る。
【０００７】請求項３の発明は、請求項１又は２におい
て、前記ベース部材が可動盤に対して縦横自在に取り付
けられるように構成された射出成形機のエジェクタ装置
に係る。
て、前記ベース部材が可動盤に対して縦横自在に取り付
けられるように構成された射出成形機のエジェクタ装置
に係る。
【０００８】さらに、請求項４の発明は、請求項１ない
し３のいずれかにおいて、前記ベース部材に型締部材側
に延びるアーム部を有し該アーム部先端に型締部材への
取付部が形成された射出成形機のエジェクタ装置に係
る。
し３のいずれかにおいて、前記ベース部材に型締部材側
に延びるアーム部を有し該アーム部先端に型締部材への
取付部が形成された射出成形機のエジェクタ装置に係
る。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図１はこの発明の一実施例のエジェ
クタ装置の背面図、図２は図１の２−２線で切断した横
断面図、図３は図１の３−３線で切断した断面図、図４
はエジェクタ装置を縦長方向に取り付けた状態の背面
図、図５はエジェクタ装置を横長方向に取り付けた状態
の背面図である。
を詳細に説明する。図１はこの発明の一実施例のエジェ
クタ装置の背面図、図２は図１の２−２線で切断した横
断面図、図３は図１の３−３線で切断した断面図、図４
はエジェクタ装置を縦長方向に取り付けた状態の背面
図、図５はエジェクタ装置を横長方向に取り付けた状態
の背面図である。
【００１０】図１及び図２に示したように、このエジェ
クタ装置１０は、前記したように、射出成形機において
金型の開閉と型締めを行う型締装置の可動盤背面に設け
られて金型によって成形された成形品をその型面から突
き出すエジェクタ機構を独立したユニットとしたもので
あって、ベース部材３０と、エジェクタプレート４０と
を備える。
クタ装置１０は、前記したように、射出成形機において
金型の開閉と型締めを行う型締装置の可動盤背面に設け
られて金型によって成形された成形品をその型面から突
き出すエジェクタ機構を独立したユニットとしたもので
あって、ベース部材３０と、エジェクタプレート４０と
を備える。
【００１１】ベース部材３０は、可動盤２０の背面２０
ｂに取り付けられるもので、図２に示すように、取付上
の便宜から、可動盤２０の表面２０ａから可動盤の裏面
２０ｂに取り付けることができる取付部３２が形成され
ている。この例では、取付部３２はねじ穴で、可動盤２
０の表面２０ａから取付ボルト３３を螺合することによ
って取り付けられる。符号３０Ａは位置決め用の中心突
部で、可動盤２０の凹部２２に嵌め合せることによって
装置１０全体の位置合わせがなされる。ベース部材３０
には、型締装置（図示せず）の型締部材２５方向（つま
り背面方向）へ延びるガイドピン３５が立設されてい
る。この例ではガイドピンは２本設けられている。符号
３６はストッパである。なお、ベース部材３０に関し
て、符号３７はアーム部で、３８はその先端のエンドプ
レートである。エンドプレート３８は後述するように型
締部材２５との取付部となる部材であって、符号３９は
その取付ボルトである。符号３８Ａは型締部材２５との
位置決め用の中心突部を表す。
ｂに取り付けられるもので、図２に示すように、取付上
の便宜から、可動盤２０の表面２０ａから可動盤の裏面
２０ｂに取り付けることができる取付部３２が形成され
ている。この例では、取付部３２はねじ穴で、可動盤２
０の表面２０ａから取付ボルト３３を螺合することによ
って取り付けられる。符号３０Ａは位置決め用の中心突
部で、可動盤２０の凹部２２に嵌め合せることによって
装置１０全体の位置合わせがなされる。ベース部材３０
には、型締装置（図示せず）の型締部材２５方向（つま
り背面方向）へ延びるガイドピン３５が立設されてい
る。この例ではガイドピンは２本設けられている。符号
３６はストッパである。なお、ベース部材３０に関し
て、符号３７はアーム部で、３８はその先端のエンドプ
レートである。エンドプレート３８は後述するように型
締部材２５との取付部となる部材であって、符号３９は
その取付ボルトである。符号３８Ａは型締部材２５との
位置決め用の中心突部を表す。
【００１２】エジェクタプレート４０は、前記ガイドピ
ン３５にガイドされ前記ベース部材３０に対して進退可
能に配置されている。符号４２はガイドピンと摺接する
ガイド孔である。なお、図２のエジェクタプレート４０
は前進限度位置で、ガイドピン３５のストッパ３６がそ
の後退限度位置となる。エジェクタプレート４０には、
複数のエジェクタピン４１が立設されている。このエジ
ェクタピン４１は成形品を突き出すためのものであるか
ら、前記ベース部材３０及び可動盤２０を貫通して設け
られることはいうまでもない。図において、符号２０Ｈ
は可動盤に形成されたエジェクタピン４１の貫通孔、３
０Ｈは同じくベース部材に形成されたエジェクタピン４
１の貫通孔である。この例においてエジェクタピン４１
は、図４からよりわかるように、真中の１本を中心とす
る円周上に上下及び左右対称に４本、さらにその外側の
上下に２本ずつ上下対称に設けられている。外側の上下
２本ずつ合計４本のエジェクタピン４１は成形品の必要
により設けてもよいものである。
ン３５にガイドされ前記ベース部材３０に対して進退可
能に配置されている。符号４２はガイドピンと摺接する
ガイド孔である。なお、図２のエジェクタプレート４０
は前進限度位置で、ガイドピン３５のストッパ３６がそ
の後退限度位置となる。エジェクタプレート４０には、
複数のエジェクタピン４１が立設されている。このエジ
ェクタピン４１は成形品を突き出すためのものであるか
ら、前記ベース部材３０及び可動盤２０を貫通して設け
られることはいうまでもない。図において、符号２０Ｈ
は可動盤に形成されたエジェクタピン４１の貫通孔、３
０Ｈは同じくベース部材に形成されたエジェクタピン４
１の貫通孔である。この例においてエジェクタピン４１
は、図４からよりわかるように、真中の１本を中心とす
る円周上に上下及び左右対称に４本、さらにその外側の
上下に２本ずつ上下対称に設けられている。外側の上下
２本ずつ合計４本のエジェクタピン４１は成形品の必要
により設けてもよいものである。
【００１３】この発明では、前記エジェクタプレート４
０はサーボモータ５０と公知のボールねじ機構（ボール
スクリュ６０及びボールナット７０）によって作動され
る。すなわち、図３の断面図からよく理解されるよう
に、ベース部材３０にサーボモータ５０と該サーボモー
タ５０の回転軸５１によってベルト駆動されるボールス
クリュ６０が設けられる。図３の符号５２はサーボモー
タ回転軸５１に設けられた駆動側のプーリ、５３は歯付
きベルト（タイミングベルト）、６２はボールスクリュ
６０を回転自在に保持するためにベース部材３０に設け
られた軸受け部（なお、この例ではボールスクリュ６０
は片持ち状に保持される）、６３は前記歯付きベルト５
３と歯合してボールスクリュ６０を回動する従動側のプ
ーリである。
０はサーボモータ５０と公知のボールねじ機構（ボール
スクリュ６０及びボールナット７０）によって作動され
る。すなわち、図３の断面図からよく理解されるよう
に、ベース部材３０にサーボモータ５０と該サーボモー
タ５０の回転軸５１によってベルト駆動されるボールス
クリュ６０が設けられる。図３の符号５２はサーボモー
タ回転軸５１に設けられた駆動側のプーリ、５３は歯付
きベルト（タイミングベルト）、６２はボールスクリュ
６０を回転自在に保持するためにベース部材３０に設け
られた軸受け部（なお、この例ではボールスクリュ６０
は片持ち状に保持される）、６３は前記歯付きベルト５
３と歯合してボールスクリュ６０を回動する従動側のプ
ーリである。
【００１４】一方、前記エジェクタプレート４０には前
記ボールスクリュ６０と螺合するボールナット７０が設
けられる。図３の符号７１はボールナット７０をエジェ
クタプレート４０へ取り付ける取付板、７２は取付ねじ
である。そして、ベース部材３０に設けられたサーボモ
ータ５０とボールスクリュ６０によって、サーボモータ
５０の回転がボールスクリュ６０の回転に伝達され、エ
ジェクタプレート４０に設けられたボールナット７０を
介して該エジェクタプレート４０が前記ガイドピン３５
に沿ってベース部材３０に対して進退動され、もってそ
のエジェクタピン４１が可動盤２０に対して前進後退す
る。
記ボールスクリュ６０と螺合するボールナット７０が設
けられる。図３の符号７１はボールナット７０をエジェ
クタプレート４０へ取り付ける取付板、７２は取付ねじ
である。そして、ベース部材３０に設けられたサーボモ
ータ５０とボールスクリュ６０によって、サーボモータ
５０の回転がボールスクリュ６０の回転に伝達され、エ
ジェクタプレート４０に設けられたボールナット７０を
介して該エジェクタプレート４０が前記ガイドピン３５
に沿ってベース部材３０に対して進退動され、もってそ
のエジェクタピン４１が可動盤２０に対して前進後退す
る。
【００１５】図４に図示したように、この例では、前記
ボールスクリュ６０及びボールナット７０が２組（６０
Ａ及び７０Ａ、６０Ｂ及び７０Ｂ）設置され、単一のベ
ルト５３によって同時に作動されるように構成されてい
る。これは請求項２の発明として規定したものである
が、これによってエジェクタプレート４０を安定かつ確
実に前後動させることができる。また、サーボモータ５
０の出力を大きくした際にも効果的である。
ボールスクリュ６０及びボールナット７０が２組（６０
Ａ及び７０Ａ、６０Ｂ及び７０Ｂ）設置され、単一のベ
ルト５３によって同時に作動されるように構成されてい
る。これは請求項２の発明として規定したものである
が、これによってエジェクタプレート４０を安定かつ確
実に前後動させることができる。また、サーボモータ５
０の出力を大きくした際にも効果的である。
【００１６】さらに、図４及び図５からわかるように、
エジェクタ装置１０を縦横自在に用いられるようにする
ことが便宜である。これは、請求項３の発明として規定
したところであるが、前記ベース部材３０が可動盤２０
に対して縦横自在に取り付けられるように構成すればよ
い。これによって、可動盤２０の背面側のスペースが制
約を受けるような場合（例えばトグル式型締装置のトグ
ルリンク機構がある場合）、あるいは実施例のように外
側のエジェクタピン４１を縦長あるいは横長のいずれに
も使用したい場合等に有効である。
エジェクタ装置１０を縦横自在に用いられるようにする
ことが便宜である。これは、請求項３の発明として規定
したところであるが、前記ベース部材３０が可動盤２０
に対して縦横自在に取り付けられるように構成すればよ
い。これによって、可動盤２０の背面側のスペースが制
約を受けるような場合（例えばトグル式型締装置のトグ
ルリンク機構がある場合）、あるいは実施例のように外
側のエジェクタピン４１を縦長あるいは横長のいずれに
も使用したい場合等に有効である。
【００１７】さらにまた、実施例に示しまた請求項４の
発明として規定したように、前記ベース部材３０に型締
部材２５側に延びるアーム部３７を設け該アーム部３７
先端に型締部材２５への取付部３８を形成してもよい。
これは、型締部材２５がラム等の直圧式型締装置を有す
る射出成形機に有効で、可動盤２０の背面２０ｂ側の型
締部材２５との空間スペースを有利に利用できる。ま
た、これによって、従来成形機にこの発明のエジェクタ
装置１０をほとんどそのまま適用できる利点がある。
発明として規定したように、前記ベース部材３０に型締
部材２５側に延びるアーム部３７を設け該アーム部３７
先端に型締部材２５への取付部３８を形成してもよい。
これは、型締部材２５がラム等の直圧式型締装置を有す
る射出成形機に有効で、可動盤２０の背面２０ｂ側の型
締部材２５との空間スペースを有利に利用できる。ま
た、これによって、従来成形機にこの発明のエジェクタ
装置１０をほとんどそのまま適用できる利点がある。
【００１８】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
エジェクタ装置によれば、この種エジェクタ機構をユニ
ット化したものであるから、その組立や交換あるいは点
検等に際して装置内で内段取りする必要がなく、装置外
で所定作業を行う外段取りが可能となり、煩雑な作業が
減少され、作業効率の大幅な向上が可能となり、その交
換作業を容易に行うことができるようになった。
エジェクタ装置によれば、この種エジェクタ機構をユニ
ット化したものであるから、その組立や交換あるいは点
検等に際して装置内で内段取りする必要がなく、装置外
で所定作業を行う外段取りが可能となり、煩雑な作業が
減少され、作業効率の大幅な向上が可能となり、その交
換作業を容易に行うことができるようになった。
【図１】この発明の一実施例のエジェクタ装置の背面図
である。
である。
【図２】図１の２−２線で切断した横断面図である。
【図３】図１の３−３線で切断した断面図である。
【図４】エジェクタ装置を縦長方向に取り付けた状態の
背面図である。
背面図である。
【図５】エジェクタ装置を横長方向に取り付けた状態の
背面図である。
背面図である。
１０ エジェクタ装置 ２０ 可動盤 ２５ 型締部材（ラム） ３０ ベース部材 ３２ 可動盤取付部 ３３ 取付部材 ３５ ガイドピン ３７ アーム部 ３８ 取付部 ４０ エジェクタプレート ４１ エジェクタピン ５０ サーボモータ ５１ 回転軸 ５２ プーリ ５３ 歯付きベルト ６０ ボールスクリュ ６３ プーリ（従動側） ７０ ボールナット
Claims (4)
- 【請求項１】 可動盤の背面に取り付けることができる
取付部が形成され、型締部材方向へ延びるガイドピンが
立設されたベース部材と、 前記ガイドピンにガイドされ前記ベース部材に対して進
退可能に配置され、前記ベース部材及び可動盤を貫通す
る複数のエジェクタピンが立設されたエジェクタプレー
トとを有し、 前記ベース部材にサーボモータと該サーボモータの回転
軸によってベルト駆動されるボールスクリュを設けると
ともに、前記エジェクタプレートには前記ボールスクリ
ュと螺合するボールナットを設けて、前記サーボモータ
の回転によって前記エジェクタプレートを進退しもって
前記エジェクタピンを作動するようにしたことを特徴と
する射出成形機のエジェクタ装置。 - 【請求項２】 請求項１において、前記ボールスクリュ
及びボールナットが２組設置され、単一のベルトによっ
て同時に作動されるように構成された射出成形機のエジ
ェクタ装置。 - 【請求項３】 請求項１又は２において、前記ベース部
材が可動盤に対して縦横自在に取り付けられるように構
成された射出成形機のエジェクタ装置。 - 【請求項４】 請求項１ないし３のいずれかにおいて、
前記ベース部材に型締部材側に延びるアーム部を有し該
アーム部先端に型締部材への取付部が形成された射出成
形機のエジェクタ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11115363A JP2000301580A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 射出成形機のエジェクタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11115363A JP2000301580A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 射出成形機のエジェクタ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000301580A true JP2000301580A (ja) | 2000-10-31 |
Family
ID=14660679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11115363A Pending JP2000301580A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 射出成形機のエジェクタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000301580A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002038358A1 (fr) * | 1999-05-20 | 2002-05-16 | Kabushiki Kaisya Meiki Seisakusyo | Dispositif de fermeture de moule et procede de commande de fonctionnement dudit dispositif |
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