JP2000282982A - エアクリーナ - Google Patents

エアクリーナ

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JP2000282982A
JP2000282982A JP11090971A JP9097199A JP2000282982A JP 2000282982 A JP2000282982 A JP 2000282982A JP 11090971 A JP11090971 A JP 11090971A JP 9097199 A JP9097199 A JP 9097199A JP 2000282982 A JP2000282982 A JP 2000282982A
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air cleaner
room
dirty room
rib
dirty
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Akio Umeoka
昭男 梅岡
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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    • F02M35/00—Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M35/10—Air intakes; Induction systems
    • F02M35/10242—Devices or means connected to or integrated into air intakes; Air intakes combined with other engine or vehicle parts
    • F02M35/10262—Flow guides, obstructions, deflectors or the like
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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    • F02M35/16—Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines characterised by use in vehicles
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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    • Y02T10/12—Improving ICE efficiencies

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドレン孔から吸入する水や泥に対してエアク
リーナの耐久性を向上させる。 【構成】 エアクリーナ１０をエアクリーナケース２
０、エアクリーナエレメント２１及びケースカバー２２
で構成し、内部をエアクリーナエレメント２１でクリー
ンルーム２３とダーティルーム２４に区画し、車幅方向
へ並設する。ダーティルーム２４は上部に設けた吸入孔
により大気と連通するとともに、底壁部３３にドレン孔
３５及びドレンパイプ３６を設ける。また、底壁部３３
の上方にエアクリーナエレメント２１の下端部を支持す
るリブ３４を設け、ドレンパイプ３６の軸線Ｌ延長上を
横断するように配設する。エアクリーナ１０内部の負圧
によりドレンパイプ３６及びドレン孔３５を通ってダー
ティルーム２４内へ吸引された水や泥は、リブ３４が邪
魔板になるため、直接エアクリーナエレメント２１へ付
着しにくくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００２】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動２輪車等の
エアクリーナに関する。
【０００３】
【従来の技術】実開昭６０−１９７６４号には、エアク
リーナのダーティルーム下部にドレン孔を設け、このド
レン孔にワンウエイ構造のゴムキャップを被せ、ダーテ
ィルーム内から外部へのみ水を排出するようにした構造
が示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
のゴムキャップはワンウエイ構造であるが、エアークリ
ーナ内が負圧になっているため、どうしても空気がゴム
キャップに設けた排出口の隙間から内部へ侵入し、同時
に侵入する空気の流れに乗って水や泥がエアークリーナ
内部へ侵入し、エアクリーナエレメントへ直接付着する
おそれがある。したがって、このようなドレン孔を通っ
て内部へ侵入した水や泥に対して、エアクリーナエレメ
ント等の耐久性を向上させることが望まれており、本願
発明はこのような要請を満足させるものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本願発明に係るエアクリーナは、エアクリーナエレメン
トにより、エアクリーナケース内をクリーンルームとダ
ーティルームに区画し、クリーンルームをエンジンへ連
通するとともに、ダーティルームの上部に大気と連通す
る吸入孔を設け、ダーティルームの下部にドレン孔を設
けたものにおいて、前記ドレン孔の通路部における軸線
の延長上に邪魔板を設けたことを特徴とする。
【０００６】
【発明の効果】ドレン孔から水や泥がダーティルーム内
へ侵入しても、ドレン孔の通路における軸線の延長上に
邪魔板があるので、水や泥はこの邪魔板に阻止されて、
それより奥深く侵入しにくくなり、その結果、これらの
水や泥が直接エアークリーナエレメントへ付着しにくく
なるので、エアークリーナエレメントの耐久性を向上さ
せることができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて一実施例を
説明する。図１は本実施例にかかるエアクリーナのドレ
ン構造を示す図３の１−１線断面図、図２は本実施例の
適用された自動２輪車の全体側面図、図３はエアクリー
ナの側面図、図４は図３の４−４線断面図、図５は図２
の５−５線断面図である。
【０００８】まず、図２により、本実施例の適用された
自動２輪車の概略構造を説明する。符号１は前輪、２は
フロントフォーク、３はヘッドパイプ、４はハンドル、
５は車体フレーム、６は燃料タンク、７はシート、８は
エンジンである。
【０００９】エンジン８は水冷式であり、ラジエタ９で
冷却されるとともに、シート７の下方に配置されたエア
クリーナ１０から気化器１１を介して吸気し、排気口か
ら排気管１２を介して排気するようになっている。
【００１０】クランクケース１３後方の車体フレーム５
へ揺動自在に支持されたリヤスイングアーム１４は中間
部にリヤクッションユニット１５が取付けられ、後端部
に後輪１６が支持されている。
【００１１】後輪１６は最も上方へ移動した仮想線位置
でもエアークリーナ１０と干渉せずに、その側方へ側面
視で重なるようになっており、これにより、後輪１６を
エンジン８へ近接配置可能とし、かつエアークリーナ１
０を大容量化している。
【００１２】図３及び図４に示すように、エアクリーナ
１０は、車体一側（車体左側）へ開放されたエアクリー
ナケース２０と、その内部を区画するエアクリーナエレ
メント２１及びケースカバー２２で構成され、図４に明
らかなように、エアクリーナケース２０内は前後方向へ
延びる薄板状のエアクリーナエレメント２１によりクリ
ーンルーム２３とダーティルーム２４に車幅方向へ区画
されている。
【００１３】クリーンルーム２３は平面視略Ｌ字状をな
し、その前方側部分は一側（車体左側）から後輪１６の
前方を通って他側（車体右側）へ延び、この他側へ延出
した部分の前部にコンチューブ２５の一端が接続されて
いる。コンチューブ２５の他端は気化器１１へ接続さ
れ、清浄空気がエアクリーナ１０から気化器１１へ供給
される。
【００１４】クリーンルーム２３の後部は平面視で後輪
１６の側方を前後方向へ延び、ダーティルーム２４もこ
のクリーンルーム２３の後部と略平行するように車体の
一側を前後方向へ長く延びている。
【００１５】クリーンルーム２３及びダーティルーム２
４を車体の前後方向及び上下方向へ長く設けることによ
り、クリーンルーム２３及びダーティルーム２４をそれ
ぞれ十分に大容量化すると同時にエアクリーナ１０は全
体の側方張り出し量を少なくしてコンパクト化してい
る。
【００１６】クリーンルーム２３及びダーティルーム２
４の各後部に対応して、エアクリーナケース２０及びケ
ースカバー２２にそれぞれ平面視で後輪１６の側方へ張
り出す後方延出部２６ａ、２６ｂが設けられている。ま
た、ケースカバー２２には本体部以外に、後方延出部２
６ｂよりもさらに後方へ長く延出するリヤカバー部２７
が一体化されている。
【００１７】図５に明らかなように、ケースカバー２２
の後部である後方延出部２６ｂの上部は、エアークリー
ナケース２０の後部である後方延出部２６ａよりも上方
へ延び、シートレール１８の外側を通ってシート７に達
し、シート７及びリヤフェンダ１７との間に大気と連通
する空間２８を形成している。
【００１８】エアークリーナケース２０における後方延
出部２６ａの上部でダーティルーム２４と空間２８を仕
切る縦壁部分には側方へ向かって開口する側方開口部２
９が形成され、この側方開口部２９により空間２８とダ
ーティルーム２４の後部上方室２４ａを連通している。
この側方開口部２９は、従来のように後方へ延出するダ
クトを省略し、その代わりに設けられる。
【００１９】なお、エアクリーナエレメント２１の後方
肩部は側方開口部２９と重ならないように切り欠かれて
いる。また、エアクリーナエレメント２１は濾過面を車
体の上下並びに前後の各方向へ略平行に配設するので、
エアクリーナエレメント２１の面積を大きくして通気効
率を大きくすることが容易な構造になってい。
【００２０】ケースカバー２２の内面側には内方へ向か
って突出するダーティルームの上壁部３０が一体に形成
され、その突出端部３１がエアクリーナエレメント２１
の上端部を支持するとともに、後部上方室２４ａ及び側
方開口部２９を介して空間２８とダーティルーム２４を
連通するため上方へ向かって開口する吸入孔３２が上部
壁３０に形成されている。
【００２１】ダーティルームの上壁部３０より下方に
は、ケースカバー２２の下端部内面側から内方へ向かっ
て突出する底壁部３３が一体に形成され、その近傍部上
方に設けられているリブ３４がエアクリーナエレメント
２１の下端部を支持している。
【００２２】さらに、図１に明らかなように、底壁部３
３の前方部分にはドレン孔３５が下方へ開放されて設け
られ、この部分の底壁部３３から下方へ一体に突出形成
されているドレンパイプ３６と連通し、さらにこのドレ
ンパイプ３６の下端側へドレンチューブ３７がクリップ
３８で接続されている。
【００２３】ドレンチューブ３７はドレン孔３５の通路
部分に相当し、ゴム等の弾性を有する適宜材料にて形成
され、その下端部は開閉自在のスリット３７ａをなし、
通常時は閉じ、ダーティルーム２４内から水等を外部へ
排出するときのみ開く、公知のワンウエイバルブをなし
ている。
【００２４】ドレンパイプ３６の軸線Ｌは、ドレン孔３
５の中心及びスリット３７ａを通るとともに、ダーティ
ルーム２４内にて軸線Ｌの延長上を横断するようにリブ
３４が設けられている。リブ３４は肉厚が先端に向って
薄くなるテーパー状断面をなし、本願発明における邪魔
板を兼ねる部材である。
【００２５】またリブ３４を図１のＸ矢示方向から概略
的に示した図６に明らかなように、リブ３４にはその長
さ方向に適当間隔で切り欠き状のスリット３４ａが設け
られており、ドレン孔３５は軸線Ｌ（図１）方向でリブ
３４と重なるとともに、スリット３４ａはドレン孔３５
と重ならないように軸線Ｌから離れた位置に配置されて
いる。
【００２６】一方、図１及び図５に明らかなように、エ
アークリーナケース２０にも上壁部４０が外方へ突出し
て設けられ、その突出端部４１は、突出端部３１を嵌合
してエアクリーナエレメント２１の上端部を突出端部３
１との間で狭持している。
【００２７】上壁部４０の下方にはエアークリーナケー
ス２０の底壁部４２が外方へ突出して設けられ、その突
出端部４３に設けられた溝部へ底壁部３３の突出端部３
１を嵌合するとともに、その近傍部上方に設けられてい
るリブ４４がエアクリーナエレメント２１の下端部をリ
ブ３４との間で狭持している。
【００２８】次に、本実施例の作用を説明する。図5に
示すように、外気は空間２８、側方開口部２９を通って
後部上方室２４ａ内へ入り、さらに吸入孔３２から下方
のダーティルーム２４へ入り、ここで車体中心方向へ流
れを変え、エアクリーナエレメント２１により浄化され
てクリーンルーム２３内へ入り、その後、クリーンルー
ム２３の前部内を他側へ流れてコンチューブ２５から気
化器１１へ供給される。
【００２９】このとき、側方開口部２９及び吸入孔３２
を通って外気と一緒にダーティルーム２４内へ侵入した
水分の多くは、気流が迷路状に屈曲するため良好に気液
分離され、リブ３４のスリット３４ａを通ってダーティ
ルーム２４内を下方へ流れ、ドレン孔３５からドレンパ
イプ３６を通って外部へ排出される。
【００３０】さらに、エアクリーナ１０内はコンチュー
ブ２５を介して接続するエンジン８の吸気脈動により正
圧と負圧に反復変化しているため、エアークリーナ１０
内が負圧になったとき、ドレンチューブ３７のスリット
３７ａが閉じているに場合でもここから外部の空気があ
る程度吸い込まれる。このときこの吸引された空気とと
もに水や泥がスリット３７ａを通って一緒に吸い込ま
れ、さらにドレンパイプ３６からドレン孔３５を通って
ダーティルーム２４内へ侵入するおそれがある。
【００３１】しかし、このようにして吸い込まれた水や
泥の大部分は、ドレンパイプ３６の軸線Ｌに沿ってダー
ティルーム２４内へ侵入するが、この軸線Ｌの延長上に
リブ３４が位置するためこれに突き当たることになる。
【００３２】このため、リブ３４が水や泥に対する一種
の邪魔板となり、水や泥がリブ３４を越えてさらに奥ま
で侵入しにくくなるので、これらがエアクリーナエレメ
ント２１へ直接付着する量を極力少なくすることがで
き、その結果、エアクリーナエレメント２１の耐久性を
向上させることができる。
【００３３】したがって、水や泥が侵入する機会の多い
オフロード系の自動２輪車用やバギー車用として好適な
ものになる。但し、オンロード系の自動２輪車又はその
他の車両に適用することは任意に可能である。
【００３４】しかも、ケースカバー２２と一体でかつエ
アクリーナエレメント２１を支持するためのリブ３４を
邪魔板に利用するので、専用の邪魔板を設けなくても済
み、それだけ構造を簡単化でき安価に製造することがで
きる。ただし、邪魔板をリブ３４と独立させて設けるこ
とは任意にでき、かつケースカバー２２と別体にするこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本実施例に係るエアクリーナのドレン部縦断面
図
【図２】本実施例の適用された自動２輪車の全体側面図
【図３】そのエアクリーナの側面図
【図４】図３の４−４線断面図
【図５】図２の５−５線断面図
【符号の説明】
１０：エアクリーナ、２０：エアクリーナケース、２
１：エアクリーナエレメント、２２：ケースカバー、２
３：クリーンルーム、２４：ダーティルーム、３２：吸
入孔、３４：リブ（邪魔板）、３５：ドレン孔、３６：
ドレンパイプ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１１年４月１日（１９９９．４．１）
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図１
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１１年６月９日（１９９９．６．９）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】本実施例に係るエアクリーナのドレン部縦断面
図
【図２】本実施例の適用された自動２輪車の全体側面図
【図３】そのエアクリーナの側面図
【図４】図３の４−４線断面図
【図５】図２の５−５線断面図
【図６】図１のＸ矢示方向から示したリブの概略図
【符号の説明】 １０：エアクリーナ、２０：エアクリーナケース、２
１：エアクリーナエレメント、２２：ケースカバー、２
３：クリーンルーム、２４：ダーティルーム、３２：吸
入孔、３４：リブ（邪魔板）、３５：ドレン孔、３６：
ドレンパイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｆ０２Ｍ 35/16 Ｆ０２Ｍ 35/08 Ｋ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】エアクリーナエレメントにより、エアクリ
    ーナケース内をクリーンルームとダーティルームに区画
    し、クリーンルームをエンジンへ連通するとともに、ダ
    ーティルームの上部に大気と連通する吸入孔を設け、ダ
    ーティルームの下部にドレン孔を設けたエアークリーナ
    において、前記ドレン孔の通路部における軸線の延長上
    に邪魔板を設けたことを特徴とするエアクリーナ。 【０００１】
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