JP2668783B2 - 自動二輪車 - Google Patents

自動二輪車

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JP2668783B2
JP2668783B2 JP62168816A JP16881687A JP2668783B2 JP 2668783 B2 JP2668783 B2 JP 2668783B2 JP 62168816 A JP62168816 A JP 62168816A JP 16881687 A JP16881687 A JP 16881687A JP 2668783 B2 JP2668783 B2 JP 2668783B2
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエンジンを覆うカウリングを備えた自動二輪
車に関するものである。 〔従来の技術〕 カウリングは自動二輪車の高速走行時において大きく
なる空気抵抗を減少させるものであり、この種のカウン
リングを備えた自動二輪車として例えば特開昭60−6923
0号公報に開示されたものがある。これは、ラジエータ
およびこのラジエータの後方に配設され気筒間に気化器
が収容されたV型エンジンの外側をカウリングで覆い、
ラジエータの前方に開口された空気取入口から走行風を
導入することによってラジエータおよびエンジンを冷却
するように構成されている。 〔発明が解決しようとする課題〕 しかし、このような構造では、必ずしもエンジン出力
の向上がはかれないという不具合があった。すなわち、
ラジエータによって暖められた空気が気化器から吸込ま
れてしまい、低い温度の空気が吸込まれる場合に比較し
て吸気量が相対的に少なくなるからである。 そこでこれを解決するために気化器をカウリング外へ
突出させたり、あるいはカウリングの側壁に外部と連通
された吸気室を設けることも考えられるが、前者におい
ては走行風が直接に気化器に当たり吸気口付近の圧力が
変化するために空気燃料比の調整が困難になる。また、
後者においては吸気室を設ける分だけカウリングが車幅
方向に拡がるために空気抵抗が増大する。なお、走行風
を気化器に導くためには、前輪が巻き上げた泥水、塵埃
や、霧状の水などが気化器に吸込まれないようにしなけ
ればならない。 〔課題を解決するための手段〕 本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、空気
燃料比の調整が困難になったり、空気抵抗が増大するこ
となく、しかも泥水、塵埃や霧状の水などが気化器に吸
込まれるの防ぎながら、エンジン出力の向上がはかれる
自動二輪車を提供するものである。 本発明に係る自動二輪車は、エンジンの前側に接続し
た気化器とエンジンの気筒との間に、気化器から延びる
吸気通路が貫通する開口を形成した縦壁と、この縦壁の
上端から車体の前方であって気化器の上方へ延在させて
気化器の操作ワイヤや燃料供給パイプを挿通する開口を
形成した上壁とを有する仕切壁を設け、この仕切壁が車
体後側の壁となって前記気化器が収容されるとともにこ
の気化器の吸気口が開口する吸気室を前記カウリングの
内方に形成し、この吸気室を、カウリング前縁において
車体の前方に向けて開口する空気取入口から車体の後方
へ延びる水平方向の空気通路と、この空気通路の後側か
ら下方へ延びる上下方向の空気通路とを有する吸気ダク
トから走行風が導かれるように構成し、前記空気取入口
を、上端が下端より車体の前方に位置付けられ、側方視
において空気取入口の前縁が後下がりに斜めに傾斜する
ように形成したものである。 〔作用〕 本発明においては、走行風はダクトからカウリング内
に流入して吸気室にためられ、気化器に吸込まれるよう
になる。また、気化器の上方まで延びる仕切壁によって
気筒からの輻射熱が遮断され、気化器や吸気室内部の空
気が暖められることがない。さらに、吸気室より上方の
位置から走行風を導入することができる。その上、吸気
ダクトは空気の流れる方向が途中で略直角に下方へ曲が
る構造を採っていることから、雨天走行時などで雨水や
前輪が巻き上げた水飛沫などが走行風とともに空気取入
口に吸入されたとしても、これらの水分は、吸気ダクト
内で前記曲げ部分を形成する縦壁に突き当たることによ
り空気から分離されてここを伝って流れ下りる。 加えて、吸気ダクトにおける水平方向の空気通路の上
壁がこの通路の底壁より長くなることから、前記上壁に
沿って走行風が流れるときの抵抗が大きく、この上壁に
沿って流れる走行風は流速が低下した状態で上下方向の
吸気通路の前記縦壁に当たるようになる。このため、霧
状の水が走行風とともに空気取入口に流入したとして
も、この水を吸気ダクト内で確実に捕捉することができ
る。また、前記底壁が相対的に短いことから、ここに沿
って走行風が流れるときの抵抗が小さく、走行風を効率
よく吸気室に導くことができる。 〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を図により詳細に説明する。
第1図は本発明に係る自動二輪車を示す側面図、第2図
は同じく自動二輪車の一部を示す平面図、第3図は第1
図のIII−III線断面図、第4図はカウリングを示す正面
図で、第1図において符号1で示すものは自動二輪車の
フレームを示す。このフレーム1はヘッドパイプ2と、
このヘッドパイプ2に連結され燃料タンク3および水冷
式のエンジン4を支持する左右のアルミ合金製の主フレ
ーム5と、この主フレーム5の後方に連結されシート6
を支持するシートレール7と、このシートレール7の後
部を支持するバックステー8などから構成されている。
前記主フレーム5はタンクレール5a、ヒートピラー5b、
ダウンチューブ5cからなり、バックステー8は左右のシ
ートピラー5b間をシート6下面から下方へ離れた位置に
おいて連結するクロスメンバ9の中央部に上方へ突設さ
れている。またヘッドパイプ2には、前輪11を懸架する
フロントフォーク12およびこのフロントフォーク12を操
作するハンドル13が回動自在に支持されている。14はラ
ジエータで、フロントフォーク12とエンジン4との間に
配設され、ダウンチューブ5cの上部前側にブラケットを
介して支持されている。 前記エンジン4は本実施例においてクランク室掃気式
の2サイクル並列二気筒エンジンで、左右の主フレーム
5間に支持された前後方向に分割されたクランクケース
4aと、このクランクケース4aから延出された二つの気筒
4bを有している。そして気筒4bをその大部分が前記ラジ
エータ14の下方に臨むように前傾させることによって、
エンジン4の高さが低く抑えられ、エンジン4と燃料タ
ンク3およびシート6との間にラジエータ背面から後方
へ延びる通風路15が形成されている。 16は前記クランクケース4aの前側に接続された気化
器、17は気筒4bの背面に気筒4bの軸線と鋭角をなす方向
に接続され後方へ延出された排気管である。排気管17は
車体の前後方向の中心線に対して左右対称に形成され、
かつ前記通風路15内を略直線状に後方へ延びるようにバ
ックステー8の両側に左右対称に配設されている。換言
すれば、排気管17はその軸線が気筒4bからの排気方向と
略一致する方向に延びている。また、排気管17のバック
ステー8の両側に対応する部位には、断面積が他の部分
に比較して大きいチャンバー部17aが設けられている。 18はシートピラー5bに揺動自在に枢着されたアルミ合
金製のリヤアーム、19はこのリヤアーム18に支持された
後輪、20はリヤアーム18と前記クロスメンバ9間に介装
されたクッションユニットである。 21は空気抵抗を減少させると同時に運転者を風圧から
保護する合成樹脂製のカウリングである。このカウリン
グ21は、ハンドル13のまわりおよびラジエータ14の側方
を覆う上部カウリング21aと、エンジン4の前方および
両側方ならびに下方を覆う下部カウリング21bとに分割
して形成され、図示しないブラケット等を介してフレー
ム1に支持されている。 上部カウリング21aのラジエータ14の前方に対応する
部位には走行風を取入れる中央部空気取入口22が開口さ
れている。下部カウリング21bの下部は前輪11の外周面
に沿って前方へ突設されている。そしてこの隅部には、
気筒4bと下部カウリング21bの前壁との間に配設され下
部カウリング21b内を通気性を確保した状態で前後に画
成する仕切板23によって吸気室24が形成されており、前
記気化器16はこの吸気室24内に臨むように配設されてい
る。前記仕切板23が本発明に係る仕切壁を構成し、この
仕切板23によって気化器16とエンジン4との間が画成さ
れ、エンジン4から発する輻射熱が遮断されている。ま
た、下方カウリング21bの両側壁の内側には、両側壁に
設けられた側部空気取入口25から走行風を前記吸気室24
に導入する吸気ダクト26が一体的に設けられている。こ
の吸気ダクト26は、第1図および第4図に示すように、
下部カウリング21bの前縁において車体の前方へ向けて
開口する側部空気取入口25から車体の後方へ延びる水平
方向の空気通路と、この空気通路の後端から下方へ延び
る上下方向の通路とが形成されている。 前記側部空気取入口25は、第1図に示すように、上端
が下端より車体の前方に位置付けられ、側方視において
側部空気取入口25の前縁が後下がりに傾斜するように形
成されている。このため、前記水平方向の空気通路を形
成する上壁は、この空気通路の底壁より長くなってい
る。また、この吸気ダクト26の空気出口27は吸気室24内
において下方へ開口されフィルタを有している。 仕切板23は第5図および第6図に示すように、外形形
状が下部カウリング21bの断面形状よりも小さい樹脂板
からなり、折曲線31において側面視く字状に折曲げられ
ている。前記折曲線31より下側の縦壁部分に形成した符
号32で示す開口は、気化器16を接続するジョイント33が
挿通される取付孔である。 前記折曲線31より上側の上壁部分は、前記縦壁部分の
上端から車体の前方であって気化器16の上方へ延在して
おり、気化器16の操作ワイヤや燃料供給パイプなどが挿
通される挿通孔34が開口している。また、35・・はこれ
ら挿通孔34・・および取付孔32と仕切板23の上端面との
間に切込まれたスリットである。すなわち、仕切板23は
スリット35・・を押拡げることによって前記ジョイント
33に取付けられ、パイプ類が挿通される。なお、36はシ
ート6の下方および後方を覆う合成樹脂製の車体カバー
である。 このように構成された自動二輪車においては、自動二
輪車が走行すると、走行風はカウリング21の中央部空気
取入口22および側部空気取入口25からカウリング21内に
流入する。中央部空気取入口22から流入した走行風はラ
ジエータ14を通過して後方へ流れる。側部空気取入口25
から流入した走行風は吸気室24内にためられ、この吸気
室24から気化器16に吸込まれるようになる。このとき、
気化器16の上方まで延びる仕切板23によって気筒4bから
の輻射熱が遮断され、気化器16や吸気室内部の空気が暖
められることがないので、カウリング21の前縁から吸気
ダクト26を通って吸気室24に流入した走行風が吸気室24
に溜められて気化器16に吸込まれるときに、加温されて
しまうことがない。 したがって、温度が低い新鮮な走行風をエンジン4に
導入し、吸気量を多くすることができ、エンジン出力を
相対的に向上させることができる。 また、カウリング21の内包の吸気室24に気化器16の吸
気口が開口しており、気化器16に走行風が直接当たるこ
とがないので、空気燃料比の調整が困難になることがな
く、その上、カウリング21の外形形状は何ら変更する必
要がないので、空気抵抗が増大するようなことがない。
加えて、カウリング21の前縁に側部空気取入口25が開口
していることから、この側部空気取入口25に走行風が直
接流入する。このため、圧力が最も高い状態で走行風を
吸気室24へ導くことができ、吸気室24内の圧力を静圧の
状態で高く保つことができるようになる。 さらに、吸気室24より上方の位置から走行風を導入す
ることができ、空気取入口を吸気室24と同じ高さの位置
に開口させる場合に較べ、前輪11が巻き上げた泥水、塵
埃などの異物が侵入し難い。その上、吸気ダクト26は空
気の流れる方向が途中で略直角に下方へ曲がる構造を採
っているので、雨天走行時などで雨水や前輪11が巻き上
げた水飛沫などが走行風とともに側部空気取入口25に吸
入されたとしても、これらの水分は、吸気ダクト26内で
前記曲げ部分を形成する縦壁に突き当たることにより空
気から分離されてここを伝って流れ下りるから、気化器
16へは吸込まれ難い。 さらにまた、吸気ダクト26における水平方向の空気通
路の上壁がこの通路の底壁より長くなることから、前記
上壁に沿って走行風が流れるときの抵抗が大きく、この
上壁に沿って流れる走行風は流速が低下した状態で上下
方向の吸気通路の前記縦壁に当たるようになる。このた
め、霧状の水が走行風とともに側部空気取入口25に流入
したとしても、この水を吸気ダクト26内で確実に捕捉す
ることができる。また、前記底壁が相対的に短いことか
ら、ここに沿って走行風が流れるときの抵抗が小さく、
走行風を効率よく吸気室24に導くことができる。したが
って、走行風の圧力損失が可及的少なくなるようにしな
がら、走行風に含まれる水分を除去することができる。 なお、エンジン4は並列二気筒エンジンに限定される
ものではなく、例えば単気筒エンジンなどにも実施する
こともできる。 さらには、吸気ダクト26の形状は例えば第7図および
第8図に吸気ダクトの正面図および縦断面図を示すよう
に適宜変更することができる。これらの図に示された吸
気ダクト26においては、略直角方向に曲げられた後壁
に、側部空気取入口25から侵入した後壁に沿って流れる
雨水を仕切板23の後方へ排出するスリット41が斜め下方
へ向けて開口され、空気出口27に小石などが吸気ダクト
26を通過するのを阻止する網部材42が設けられている。
したがって、このような吸気ダクト26によれば、空気中
の混在異物が気化器16付近に侵入し、気化器16に吸入さ
れるのを防止することができる。 〔発明の効果〕 以上説明したように本発明に係る自動二輪車は、エン
ジンの前側に接続した気化器とエンジンの気筒との間
に、気化器から延びる吸気通路が貫通する取付孔を形成
した縦壁と、この縦壁の上端から車体の前方であって気
化器の上方へ延在させて気化器の操作ワイヤや燃料供給
パイプを挿通する挿通孔を形成した上壁とを有する仕切
壁を設け、この仕切板が車体後側の壁となって前記気化
器が収容されるとともにこの気化器の吸気口が開口する
吸気室をカウリングの内方に形成し、この吸気室を、カ
ウリング前縁において車体の前方に向けて開口する空気
取入口を有する吸気ダクトから走行風が導かれるように
構成したため、温度が低い新鮮な走行風をエンジンに導
入し、吸気量を多くすることができ、エンジン出力を相
対的に向上させることができる。 すなわち、気化器の上方まで延びる仕切壁によって気
筒からの輻射熱が遮断され、気化器や吸気室内部の空気
が暖められることがないので、カウリングの前縁から吸
気ダクトを通って吸気室に流入した走行風が吸気室に溜
められて気化器に吸込まれるときに、加温されてしまう
ことがないからである。 しかも、カウリングの内方の吸気室に気化器の吸気口
が開口しており、気化器に走行風が直接当たることがな
いので、空気燃料比の調整が困難になることがなく、そ
の上、カウリングの外形形状は何ら変更する必要がない
ので、空気抵抗が増大するようなことがない。加えて、
カウリングの前縁に空気取入口が開口していることか
ら、この空気取入口に走行風が直接流入する。このた
め、圧力が最も高い状態で走行風を吸気室へ導くことが
でき、吸気室内の圧力を静圧の状態で高く保つことがで
きるようになる。 また、吸気ダクトを、空気取入口から車体の後方へ延
びる水平方向の空気通路と、この空気通路の後端から下
方へ延びる上下方向の空気通路とを有する構造としたた
め、吸気室より上方の位置から走行風を導入することが
でき、空気取入口を吸気室と同じ高さの位置に開口させ
る場合に較べ、前輪が巻き上げた泥水、塵埃などの異物
が侵入し難い。その上、吸気ダクトは空気の流れる方向
が途中で略直角に下方へ曲がる構造を採っているので、
雨天走行時などで雨水や前輪が巻き上げた水飛沫などが
走行風とともに空気取入口に吸入されたとしても、これ
らの水分は、吸気ダクト内で前記曲げ部分を形成する縦
壁に突き当たることにより空気から分離されてここを伝
って流れ下りるから、気化器へは吸込まれ難い。 さらに、空気取入口を、上端が下端より車体の前方に
位置付けられ、側方視において空気取入口の前縁が後下
がりに斜めに傾斜するように形成したため、吸気ダクト
における水平方向の空気通路の上壁がこの通路の底壁よ
り長くなることから、前記上壁に沿って走行風が流れる
ときの抵抗が大きく、この上壁に沿って流れる走行風は
流速が低下した状態で上下方向の吸気通路の前記縦壁に
当たるようになる。このため、霧状の水が走行風ととも
に空気取入口に流入したとしても、この水を吸気ダクト
内で確実に捕捉することができる。また、前記底壁が相
対的に短いことから、ここに沿って走行風が流れるとき
の抵抗が小さく、走行風を効率よく吸気室に導くことが
できる。したがって、走行風の圧力損失が可及的少なく
なるようにしたならば、走行風に含まれる水分を除去す
ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る自動二輪車を示す側面図、第2図
は同じく自動二輪車の一部を示す平面図、第3図は第1
図のIII−III線断面図、第4図はカウリングを示す正面
図、第5図は仕切板を示す展開図、第6図は同じく側面
図、第7図および第8図は吸気ダクトの変形例を示す正
面図および縦断面図である。 4……エンジン、4a……気筒、16……気化器、21b……
下部カウリング、23……仕切板、24……吸気室、25……
側部空気取入口、26……吸気ダクト、32……取付孔、34
……挿通孔。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.エンジンの前方および両側方ならびに下方を覆うカ
    ウリングを備えた自動二輪車において、エンジンの前側
    に接続した気化器とエンジンの気筒との間に、気化器か
    ら延びる吸気通路が貫通する開口を形成した縦壁と、こ
    の縦壁の上端から車体の前方であって気化器の上方へ延
    在させて気化器の操作ワイヤや燃料供給パイプを挿通す
    る開口を形成した上壁とを有する仕切壁を設け、この仕
    切壁が車体後側の壁となって前記気化器が収容されると
    ともにこの気化器の吸気口が開口する吸気室を前記カウ
    リングの内方に形成し、この吸気室を、カウリング前縁
    において車体の前方に向けて開口する空気取入口から車
    体の後方へ延びる水平方向の空気通路と、この空気通路
    の後側から下方へ延びる上下方向の空気通路とを有する
    吸気ダクトから走行風が導かれるように構成し、前記空
    気取入口を、上端が下端より車体の前方に位置付けら
    れ、側方視において空気取入口の前縁が後下がりに斜め
    に傾斜するように形成したことを特徴とする自動二輪
    車。
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