JPS606595Y2 - ブロ−バイガス還元装置 - Google Patents
ブロ−バイガス還元装置Info
- Publication number
- JPS606595Y2 JPS606595Y2 JP13307980U JP13307980U JPS606595Y2 JP S606595 Y2 JPS606595 Y2 JP S606595Y2 JP 13307980 U JP13307980 U JP 13307980U JP 13307980 U JP13307980 U JP 13307980U JP S606595 Y2 JPS606595 Y2 JP S606595Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- port
- blow
- separation chamber
- gas
- air cleaner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
自動車または自動二輪車の如きエンジンを装備した車輌
においては、通常、ブローバイガス還元装置のオイルお
よび水分の分離室とエアクリーナの水分分離室とは、そ
れぞれ別個に設けていた）め、両分離室取付用のスペー
スが余分に必要とし、組立工数も多く、保守整備も煩雑
であった。
においては、通常、ブローバイガス還元装置のオイルお
よび水分の分離室とエアクリーナの水分分離室とは、そ
れぞれ別個に設けていた）め、両分離室取付用のスペー
スが余分に必要とし、組立工数も多く、保守整備も煩雑
であった。
本考案はこのよな欠点を除去したブローバイガス還元装
置の改良に係り、−側でエアの吸入通路側と連通ずる第
１のポートと、該ポートより下方に位ｔしてエンジンの
クランクケースと連通ずる第２ポートとを配設すると）
もに、他側にエアクリーナ下部と連通ずる第３ポートを
配設した分離室を有することを特徴とするもので、その
目的とする処は、取付はスペースが狭くて足り保守整備
が簡単でコストの安いブローバイガス還元装置を供する
点にある。
置の改良に係り、−側でエアの吸入通路側と連通ずる第
１のポートと、該ポートより下方に位ｔしてエンジンの
クランクケースと連通ずる第２ポートとを配設すると）
もに、他側にエアクリーナ下部と連通ずる第３ポートを
配設した分離室を有することを特徴とするもので、その
目的とする処は、取付はスペースが狭くて足り保守整備
が簡単でコストの安いブローバイガス還元装置を供する
点にある。
本案は前記したように一側でエアの吸入通路側と連通ず
る第１ポートと、該ポートより下方に位置してエンジン
のクランクケースと連通ずる第２ポートとを配設すると
）もに、他側にエアクリーナ下部と連通ずる第３ポート
を配設した分離室を具備せしめた）め、前記エンジンの
クランクケースで発生したブローバイガスは前記第２ポ
ートから前記分離室中に排設され、同ブローバイガス中
の水分およびオイル等の液体分は同分離室中で分離除去
され、液体分が除去されたブローバイガスは前記第１ポ
ートからエアの吸入通路側に吸入され、かくしてブロー
バイガスの大気放出による大気汚染が未然に防止される
。
る第１ポートと、該ポートより下方に位置してエンジン
のクランクケースと連通ずる第２ポートとを配設すると
）もに、他側にエアクリーナ下部と連通ずる第３ポート
を配設した分離室を具備せしめた）め、前記エンジンの
クランクケースで発生したブローバイガスは前記第２ポ
ートから前記分離室中に排設され、同ブローバイガス中
の水分およびオイル等の液体分は同分離室中で分離除去
され、液体分が除去されたブローバイガスは前記第１ポ
ートからエアの吸入通路側に吸入され、かくしてブロー
バイガスの大気放出による大気汚染が未然に防止される
。
また本案においては、エアクリーナで捕集された吸入エ
ア中の水分は、第３ポートを介して前記分離室に分離さ
れる。
ア中の水分は、第３ポートを介して前記分離室に分離さ
れる。
そして本案によれば、ブローバイガスの分離室とエアク
リーナの分離室とは１個に統合できるため、部品点数が
少なくなり、組付工数も低減し、生産性が大巾に向上し
てコストダウンが可能となる。
リーナの分離室とは１個に統合できるため、部品点数が
少なくなり、組付工数も低減し、生産性が大巾に向上し
てコストダウンが可能となる。
さらに本案においては、ブローバイガス廃液処理も１個
所で済むため、保守整備が頗る簡単となる。
所で済むため、保守整備が頗る簡単となる。
以下本案を自動二輪車に適用した図示の実施例について
説明すると、１はフレームで、同フレーム１の左右一対
のセンターフレーム２の前方に、図示されないエンジン
が装架されており、同エンジンの後方で左右一対のセン
タフレーム２に挾まれてエアクリーナ４が上部フレーム
３に取付けられている。
説明すると、１はフレームで、同フレーム１の左右一対
のセンターフレーム２の前方に、図示されないエンジン
が装架されており、同エンジンの後方で左右一対のセン
タフレーム２に挾まれてエアクリーナ４が上部フレーム
３に取付けられている。
また前記エアクリーナ４の斜前下方に隣接して右方に偏
し分離室５が配設され、その上壁より突設したリブ５ｂ
と前記エアクリーナ側から垂下したリブ４ｂとを、結着
することにより該分離室５を固定し、同分離室５は前部
が上方へ膨出した形状５ａに形威されている。
し分離室５が配設され、その上壁より突設したリブ５ｂ
と前記エアクリーナ側から垂下したリブ４ｂとを、結着
することにより該分離室５を固定し、同分離室５は前部
が上方へ膨出した形状５ａに形威されている。
さらに前記分離室上方膨出部５ａの上部には、図示され
ないエンジンに吸気管１５および気化器１６を介して連
通ずる吸入通路部４ａに連通管９を介して連通ずる第１
ポート６が設けられ、その直下で所定の間隔を存して第
２ポート７が配設されており、同第２ボート７はブロー
バイガス管１０を介して図示されないエンジンのクラン
クケースに連通されている。
ないエンジンに吸気管１５および気化器１６を介して連
通ずる吸入通路部４ａに連通管９を介して連通ずる第１
ポート６が設けられ、その直下で所定の間隔を存して第
２ポート７が配設されており、同第２ボート７はブロー
バイガス管１０を介して図示されないエンジンのクラン
クケースに連通されている。
さらにまた前記分離室５の後方壁の上端に第３ポート８
が配設され、同第３ポート８は前記エアクリーナ４の底
部開口１１と連通管１２を介して連通されている。
が配設され、同第３ポート８は前記エアクリーナ４の底
部開口１１と連通管１２を介して連通されている。
しかも前記分離室５の底部に排出管１３が接続され、同
排出管１３の下端に栓１４が嵌脱自在に取付けられてい
る。
排出管１３の下端に栓１４が嵌脱自在に取付けられてい
る。
図示の実施例は前記したように構成されているので、図
示されないエンジンのクランクケースからのブローバイ
ガスはブローバイガス管１０を介して分離室５に流入し
、水分および潤滑油とガスとに分離され、水分および潤
滑油等は前記分離室５の底部に貯溜され、分離室上方膨
出室５ａに分離されたガスは、第１ポート６より連通管
９を介してエアクリーナ４の吸気部４ａに供給される。
示されないエンジンのクランクケースからのブローバイ
ガスはブローバイガス管１０を介して分離室５に流入し
、水分および潤滑油とガスとに分離され、水分および潤
滑油等は前記分離室５の底部に貯溜され、分離室上方膨
出室５ａに分離されたガスは、第１ポート６より連通管
９を介してエアクリーナ４の吸気部４ａに供給される。
またエアクリーナ４で分離された水分は、その底部開口
１１より連通管１２を介して分離室５に流入し、前記ブ
ローバイガス管１０中の分離水分、潤滑油等と混合貯溜
される。
１１より連通管１２を介して分離室５に流入し、前記ブ
ローバイガス管１０中の分離水分、潤滑油等と混合貯溜
される。
このため、廃液処理は１個所で簡単に済み、保守整備が
容易である。
容易である。
またブローバイガスの分離室とエアクリーナ分離室とを
１個の分離室で兼ねることができるため、取付はスペー
スが減少し、車体の小型化、軽量化が可能となる。
１個の分離室で兼ねることができるため、取付はスペー
スが減少し、車体の小型化、軽量化が可能となる。
しかも組立工数を低減でき生産性を大巾に向上させ、コ
ストダウンを図ることができる。
ストダウンを図ることができる。
さらに分離室５に上方膨出部５ａを形威し、同膨出部５
ａにエアクリーナ４に連通ずる第１ポート６とエンジン
クランクケースに連通ずる第２ポート７を設けた）め、
分離室５内の容積の大部分が水分、潤滑油等で占められ
ても、記両ポート６．７は相互に連通状態を保持できる
ため、ブローバイガスの分離を長時間に亘り確実に遂行
することができる。
ａにエアクリーナ４に連通ずる第１ポート６とエンジン
クランクケースに連通ずる第２ポート７を設けた）め、
分離室５内の容積の大部分が水分、潤滑油等で占められ
ても、記両ポート６．７は相互に連通状態を保持できる
ため、ブローバイガスの分離を長時間に亘り確実に遂行
することができる。
さらにまたエンジンクランクケースから分離室５に排出
される第２ポート７がエアクリーナ４に通じる第１ポー
ト６より下方に位置しているため、ガ須水分、潤滑油等
の液体との分離を確実に行なうことができる。
される第２ポート７がエアクリーナ４に通じる第１ポー
ト６より下方に位置しているため、ガ須水分、潤滑油等
の液体との分離を確実に行なうことができる。
第１図は本案に係るブローバイガス還元装置の一実施例
を図示した縦断側面図、第２図はその正面図である。 １・・・・・・フレーム、２・・・・・・センターフレ
ーム、３・・・・・・上部フレーム、４・・・・・・エ
アクリーナ、４ａ・・・・・・吸入通路部、４ｂ・・・
・・・リブ、５・・・・・・分離室、５ａ・・・・・・
膨出部、５ｂ・・・・・・リブ、６・・・・・・第１ポ
ート、７・・・・・・第２ポート、８・・・・・・第３
ポート、９・・・・・・連通管、１０・・・・・・ブロ
ーバイガス管、１１・・・・・・エアクリーナ底部開口
、１２・・・・・・連通管、１３・・・・・・排出管、
１４・・・・・・栓、１５・・・・・・エンジン吸気管
、１６・・・・・・気化器。
を図示した縦断側面図、第２図はその正面図である。 １・・・・・・フレーム、２・・・・・・センターフレ
ーム、３・・・・・・上部フレーム、４・・・・・・エ
アクリーナ、４ａ・・・・・・吸入通路部、４ｂ・・・
・・・リブ、５・・・・・・分離室、５ａ・・・・・・
膨出部、５ｂ・・・・・・リブ、６・・・・・・第１ポ
ート、７・・・・・・第２ポート、８・・・・・・第３
ポート、９・・・・・・連通管、１０・・・・・・ブロ
ーバイガス管、１１・・・・・・エアクリーナ底部開口
、１２・・・・・・連通管、１３・・・・・・排出管、
１４・・・・・・栓、１５・・・・・・エンジン吸気管
、１６・・・・・・気化器。
Claims (1)
- 一側でエアの吸入通路側と連通ずる第１ポートと、該ポ
ートより下方に位置してエンジンのクランクケースと連
通ずる第２ポートとを配設すると）もに、他側にエアク
リーナ下部と連通ずる第３ポートを配設した分離室を有
することを特徴とするブローバイガス還元装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13307980U JPS606595Y2 (ja) | 1980-09-20 | 1980-09-20 | ブロ−バイガス還元装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13307980U JPS606595Y2 (ja) | 1980-09-20 | 1980-09-20 | ブロ−バイガス還元装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5757213U JPS5757213U (ja) | 1982-04-03 |
| JPS606595Y2 true JPS606595Y2 (ja) | 1985-03-02 |
Family
ID=29493309
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13307980U Expired JPS606595Y2 (ja) | 1980-09-20 | 1980-09-20 | ブロ−バイガス還元装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS606595Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2596195Y2 (ja) * | 1991-10-11 | 1999-06-07 | 株式会社クボタ | 回転伝動構造 |
| JP2013227967A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-11-07 | Yamaha Motor Co Ltd | 鞍乗型車両 |
-
1980
- 1980-09-20 JP JP13307980U patent/JPS606595Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5757213U (ja) | 1982-04-03 |
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