JP2000280930A - 自動車の側部車体構造 - Google Patents

自動車の側部車体構造

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JP2000280930A
JP2000280930A JP11087479A JP8747999A JP2000280930A JP 2000280930 A JP2000280930 A JP 2000280930A JP 11087479 A JP11087479 A JP 11087479A JP 8747999 A JP8747999 A JP 8747999A JP 2000280930 A JP2000280930 A JP 2000280930A
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JP
Japan
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reinforcement
center pillar
reinforcing
side body
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JP11087479A
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English (en)
Inventor
Satoshi Tamura
諭 田村
Takanobu Fujimura
孝暢 藤村
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強度の向上を図ることができる自動車の側部
車体構造を提供すること。 【解決手段】 インナパネルとサイドボデイアウタパネ
ルでサイドボデイを構成し、このサイドボデイのセンタ
ーピラー部にセンターピラー部補強用のリーンフォース
メントを内装した自動車の側部車体構造において、ルー
フサイド補強用のリーンフォースメント14を延長させ
て上記センターピラー部5に交差するように配設し、こ
のルーフサイド補強用のリーンフォースメント14とセ
ンターピラー部補強用のリーンフォースメント9を互い
に接合したことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は強度の向上を図るこ
とができる自動車の側部車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の自動車のセンターピラー部
100の上端部を示したもので、通常、センターピラー
インナパネル101と、サイドボデイアウタパネル10
2のピラー部103とでセンターピラー部100を形成
し、このセンターピラー部100内にセンターピラーリ
ーンフォースメント104を内装して補強している。こ
れらセンターピラーインナパネル101と、サイドボデ
イアウタパネル102のピラー部103と、センターピ
ラーリーンフォースメント104の上端部は、ルーフパ
ネル105の両側部に接合している。上記センターピラ
ーリーンフォースメント104の上端部104aは、車
体前後方向に幅広に形成され、かつ、車幅方向先端部
に、図7に示すように、段差部106が形成されてい
る。この幅広の上端部104aの縁部107に、ルーフ
サイドを補強するルーフサイドリーンフォースメント1
08が接合されている。センターピラーリーンフォース
メント104の上端部の段差部106は、ルーフパネル
105に接合して組み付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の側部車体構
造では、センターピラーリーンフォースメント104の
上端部104aの縁部107に、ルーフサイドを補強す
るルーフサイドリーンフォースメント108を接合して
いるだけなので、前面および側面からの衝撃荷重Fに対
してセンターピラー部100上端部の強度および剛性が
不足する嫌いがあった。
【0004】本発明は上記従来技術の課題を解決し、強
度の向上を図ることができる自動車の側部車体構造を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、インナパネルとサイドボデイアウタパネル
でサイドボデイを構成し、このサイドボデイのセンター
ピラー部にセンターピラー部補強用のリーンフォースメ
ントを内装した自動車の側部車体構造であって、ルーフ
サイド補強用のリーンフォースメントを車体前後方向に
延長させて上記センターピラー部に交差するように配設
する。そして、このルーフサイド補強用のリーンフォー
スメントとセンターピラー部補強用のリーンフォースメ
ントを互いに接合して、強度および剛性を向上する。ま
た、本発明は、上記ルーフサイド補強用のリーンフォー
スメントに、閉じ断面を形成するサブリーンフォースメ
ントを接合して、センターピラー部上部側剛性を向上す
る。さらに、本発明は、上記センターピラー部補強用の
リーンフォースメントの上端部を矩形状に形成し、この
矩形状部に重合するように上記ルーフサイド補強用のリ
ーンフォースメントを接合する。そして、このルーフサ
イド補強用のリーンフォースメントの内面側に上記サブ
リーンフォースメントを接合して閉じ断面を形成して、
センターピラー部の剛性を向上する。
【0006】こうして、上記センターピラー部上部側の
剛性を向上することができるので、前面および側面から
の衝撃荷重に対する剛性を向上できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照しながら詳細に説明する。
【0008】図1ないし図5において、1は自動車の車
体であり、この車体1の側面には、フロントドア2およ
びリヤドア3を設けたサイドボディ4が設けられてい
る。サイドボディ4には、フロントドア2およびリヤド
ア3を設けたドア開口部の中間にセンターピラー部5が
設けられている。サイドボディ4は、室内側に設けられ
るインナパネル(センターピラーインナパネル)6と室
外側に設けられるサイドボデイアウタパネル7のピラー
部(センターピラーアウタパネル)8との間にセンター
ピラーリーンフォースメント9が設けられている。
【0009】インナパネル6とサイドボデイアウタパネ
ル7は、それぞれ上端部6a、7aをルーフパネル10
の側縁部10aにスポット溶接wによって接合して組み
付けられており、インナパネル6とルーフパネル10の
室内側には、室内トリム11と、成形天井材12が配設
されている。上記センターピラーリーンフォースメント
9は、上端部を矩形状に形成されており、この矩形状部
13に、ルーフパネル10のルーフサイドを補強するル
ーフサイドリーンフォースメント14の延長部14aが
接合されている。ルーフサイドリーンフォースメント1
4は、図5に示すように、車体後方に所定長さL延長し
て形成されており、かつ、センターピラーリーンフォー
スメント9の上端矩形状部13に合致するように矩形状
に形成されている。このルーフサイドリーンフォースメ
ント14は、矩形状部15の側面に車幅方向に延長した
段差部15aが形成されており、この段差部15aをサ
イドボデイアウタパネル7、インナパネル6とともにル
ーフパネル10に接合している。
【0010】上記ルーフサイドリーンフォースメント1
4は、延長部14aがセンターピラーリーンフォースメ
ント9の上端矩形状部13と交差するように配設されて
おり、かつルーフサイドリーンフォースメント14の矩
形状部15の内側に断面コ字状のサブリーンフォースメ
ント16が接合されている。サブリーンフォースメント
16は、上下部にフランジ部16a、16bが設けられ
たコ字状の長尺部材であり、これらフランジ部16a、
16bを介してルーフサイドリーンフォースメント14
の矩形状部15の内面に接合している。
【0011】上記構成によると、ルーフサイドリーンフ
ォースメント14は、所定長さL延長して形成され、こ
のルーフサイドリーンフォースメント14の延長部14
aがセンターピラーリーンフォースメント9の上端矩形
状部13に重合するように配設されているので、側面か
らの衝撃荷重に対してセンターピラー部5上部の剛性を
向上することができる。また、ルーフサイドリーンフォ
ースメント14の矩形状部15には、サブリーンフォー
スメント16が接合されて閉じ断面形状S1が形成され
ているので、センターピラー部5上部の剛性の向上を図
ることができる。さらに、ルーフサイドリーンフォース
メント14の矩形状部15には、車幅方向に延長した段
差部15aが形成されており、この段差部15aをサイ
ドボデイアウタパネル7、インナパネル6とともにルー
フパネル10に接合しているので、ルーフサイドリーン
フォースメント14とインナパネル6とサブリーンフォ
ースメント16によって閉じ断面形状S2が形成される
ので、閉じ断面形状S1と合わせて二つの閉じ断面が形
成され、剛性の向上を図ることができる。
【0012】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではなく、例えば、ルーフサイドリーンフォース
メント14の延長部14aは必要に応じて長さLを設定
すれば良く、かつ、サブリーンフォースメント16の長
さも任意に設定することができる。また、サブリーンフ
ォースメント16の形状も必要に応じてリブなどを入れ
ることにより剛性を向上することができる。等、その
他、本発明の要旨を変更しない範囲内で適宜変更して実
施し得ることは言うまでもない。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように本発明による自動車の
側部車体構造によれば、以下のような効果を奏すること
ができる。インナパネルとサイドボデイアウタパネルで
サイドボデイを構成し、このサイドボデイのセンターピ
ラー部にセンターピラー部補強用のリーンフォースメン
トを内装した自動車の側部車体構造において、ルーフサ
イド補強用のリーンフォースメントを延長させて上記セ
ンターピラー部に交差するように配設し、このルーフサ
イド補強用のリーンフォースメントとセンターピラー部
補強用のリーンフォースメントを互いに接合したので、
センターピラー部上部の剛性の向上を図ることができ
る。上記ルーフサイド補強用のリーンフォースメント
に、閉じ断面を形成するサブリーンフォースメントを接
合したので、センターピラー部上部の剛性の向上を図る
ことができる。上記センターピラー部補強用のリーンフ
ォースメントの上端部を矩形状に形成し、この矩形状部
に重合するように上記ルーフサイド補強用のリーンフォ
ースメントを接合し、このルーフサイド補強用のリーン
フォースメントの内面側に上記サブリーンフォースメン
トを接合して閉じ断面を形成したので、センターピラー
部上部の剛性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車の側部車体構造の実施の形
態を示す車体の概念図である。
【図2】本発明による自動車の側部車体構造の実施の形
態を示す分解斜視図である。
【図3】図2のA−A線拡大断面図である。
【図4】図2のB−B線拡大断面図である。
【図5】本発明による自動車の側部車体構造の実施の形
態を示す斜視図である。
【図6】従来の自動車の側部車体構造を示す断面図であ
る。
【図7】従来の自動車の側部車体構造を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 車体 2 フロントドア 3 リヤドア 4 サイドボディ 5 センターピラー部 6 インナパネル(センターピラーインナパネル) 7 サイドボデイアウタパネル 8 サイドボデイアウタパネルのセンターピラー部(セ
ンターピラーアウタパネル) 9 センターピラーリーンフォースメント 10 ルーフパネル 11 室内トリム 12 成形天井材 13 矩形状部 14 ルーフサイドリーンフォースメント 15 矩形状部 16 サブリーンフォースメント 14a 延長部 15a 段差部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インナパネルとサイドボデイアウタパネ
    ルでサイドボデイを構成し、このサイドボデイのセンタ
    ーピラー部にセンターピラー部補強用のリーンフォース
    メントを内装した自動車の側部車体構造において、ルー
    フサイド補強用のリーンフォースメントを延長させて上
    記センターピラー部に交差するように配設し、このルー
    フサイド補強用のリーンフォースメントとセンターピラ
    ー部補強用のリーンフォースメントを互いに接合したこ
    とを特徴とする自動車の側部車体構造。
  2. 【請求項2】 上記ルーフサイド補強用のリーンフォー
    スメントに、閉じ断面を形成するサブリーンフォースメ
    ントを接合したことを特徴とする請求項1に記載の自動
    車の側部車体構造。
  3. 【請求項3】 上記センターピラー部補強用のリーンフ
    ォースメントの上端部を矩形状に形成し、この矩形状部
    に重合するように上記ルーフサイド補強用のリーンフォ
    ースメントを接合し、このルーフサイド補強用のリーン
    フォースメントの内面側に上記サブリーンフォースメン
    トを接合して閉じ断面を形成したことを特徴とする請求
    項2に記載の自動車の側部車体構造。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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