JP2000277553A - 半導体チップ、半導体チップへのバンプの形成方法、半導体装置及びその製造方法、回路基板並びに電子機器 - Google Patents

半導体チップ、半導体チップへのバンプの形成方法、半導体装置及びその製造方法、回路基板並びに電子機器

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JP2000277553A
JP2000277553A JP11077094A JP7709499A JP2000277553A JP 2000277553 A JP2000277553 A JP 2000277553A JP 11077094 A JP11077094 A JP 11077094A JP 7709499 A JP7709499 A JP 7709499A JP 2000277553 A JP2000277553 A JP 2000277553A
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semiconductor chip
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Nobuaki Hashimoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂との密着性に優れたバンプを有する半導
体チップ、半導体チップへのバンプの形成方法、半導体
装置及びその製造方法、回路基板並びに電子機器を提供
することにある。 【解決手段】 半導体チップ10は、複数の電極12を
有し、それぞれの電極12上にバンプ24が設けられ、
バンプ24の高さ方向の中央部27に、上端部26及び
下端部28よりも内側にくぼむ凹部29が形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体チップ、半
導体チップへのバンプの形成方法、半導体装置及びその
製造方法、回路基板並びに電子機器に関する。
【0002】
【発明の背景】半導体チップをパッケージングして半導
体装置を製造するときに、半導体チップの電極にバンプ
を設け、このバンプにリードを接合することが知られて
いる。また、バンプとリードとの接合部には樹脂を設け
ることがあるが、バンプと樹脂とは密着性が悪い。その
結果、例えば、樹脂の硬化収縮などでバンプと樹脂との
界面に剥離が生じ、半導体チップの電極に至るまで隙間
が形成されてしまい、耐湿性において信頼性を落とすこ
とがあった。
【0003】特開平4−338648号公報及び特開昭
63−275127号公報には、2段型のバンプが開示
されているが、この形状のバンプであっても、上記問題
が生じる。
【0004】本発明は、この問題点を解決するものであ
り、その目的は、樹脂との密着性に優れたバンプを有す
る半導体チップ、半導体チップへのバンプの形成方法、
半導体装置及びその製造方法、回路基板並びに電子機器
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)本発明に係る半導
体チップは、複数の電極を有し、それぞれの電極上にバ
ンプが設けられ、前記バンプの上端部を除く部分の側面
に、前記上端部よりも内側にくぼむ凹部が形成されてい
る。
【0006】本発明によれば、バンプの中央部に凹部が
形成されているので、この凹部に樹脂が入り込み、バン
プの抜け止めが図られる。また、バンプの表面面積も従
来のパンプよりも増しているので、単純に接着面積が増
加する分、接着力が増え、剥離の発生も抑えられる。こ
のことにより、バンプと樹脂との剥離の発生を防止する
ことができる。
【0007】(2)この半導体チップにおいて、前記凹
部は、前記バンプの高さ方向の中央部に、前記上端部及
び下端部よりも内側にくぼんで形成されていてもよい。
【0008】(3)この半導体チップにおいて、前記バ
ンプの前記中央部の直径Dは、上端部の直径d1及び下
端部の直径d2よりも小さくて、くびれた形状をなして
いてもよい。
【0009】(4)この半導体チップにおいて、前記バ
ンプの前記上端部の直径d1と前記下端部の直径d2と
は、d2≦d1の関係を有してもよい。
【0010】こうすることで、バンプが広いボンディン
グ面積を有するようになり、電気的な接続接点の信頼性
が向上する。
【0011】(5)この半導体チップにおいて、前記バ
ンプは、金で形成されていてもよい。
【0012】金は軟らかいので、バンプを、凹部を有す
る形状にしやすい。
【0013】(6)本発明に係る半導体装置は、複数の
電極を有し、それぞれの電極上にバンプが設けられ、前
記バンプの上端部を除く部分の側面に、前記上端部より
も内側にくぼむ凹部が形成されている半導体チップと、
前記半導体チップのそれぞれのバンプに接合される導電
部材と、前記バンプの前記凹部に入り込むとともに、前
記バンプと前記導電部材とを覆う樹脂と、を含む。
【0014】本発明によれば、バンプの中央部に凹部が
形成されているので、この凹部に樹脂が入り込み、バン
プの抜け止めが図られる。また、バンプの表面面積も従
来のパンプよりも増しているので、単純に接着面積が増
加する分、接着力が増え、剥離の発生も抑えられる。こ
のことにより、バンプと樹脂との剥離の発生を防止する
ことができる。
【0015】(7)この半導体装置において、前記凹部
は、前記バンプの高さ方向の中央部に、前記上端部及び
下端部よりも内側にくぼんで形成されていてもよい。
【0016】(8)この半導体装置において、前記バン
プの前記中央部の直径Dは、上端部の直径d1及び下端
部の直径d2よりも小さくて、くびれた形状をなしてい
てもよい。
【0017】(9)この半導体装置において、前記バン
プの前記上端部の直径d1と前記下端部の直径d2とは、
d2≦d1の関係を有してもよい。
【0018】こうすることで、バンプが広いボンディン
グ面積を有するようになり、電気的な接続接点の信頼性
が向上する。
【0019】(10)この半導体装置において、前記バ
ンプは、金で形成されていてもよい。
【0020】金は軟らかいので、バンプを、凹部を有す
る形状にしやすい。
【0021】(11)この半導体装置において、開口部
が形成されているとともに、前記半導体チップが実装さ
れる基板をさらに有し、前記導電部材は、前記開口部内
に突出して形成されるリードであり、前記バンプと前記
リードとは、前記開口部内で接合されていてもよい。
【0022】(12)この半導体装置において、前記半
導体チップが実装される基板をさらに有し、前記導電部
材は、基板の表面に形成された配線パターンであり、前
記配線パターンに前記バンプを対向させて、前記半導体
チップがフェースダウンボンディングされていてもよ
い。
【0023】(13)この半導体装置において、前記樹
脂は、接着剤に導電粒子が分散されてなる異方性導電材
料であり、前記導電粒子を介して前記配線パターンと前
記バンプとが電気的に接続されていてもよい。
【0024】(14)本発明に係る回路基板には、上記
半導体装置が実装されている。
【0025】(15)本発明に係る電子機器は、上記半
導体装置を有する。
【0026】(16)本発明に係る半導体チップへのバ
ンプの形成方法は、導電線を半導体チップの複数の電極
のいずれかにボンディングする第1工程と、前記ボンデ
ィングされた導電線を、その一部を前記電極に残して切
断する第2工程と、前記電極に残された前記導電線の一
部を押圧して、上端部を除く部分の側面に、前記上端部
よりも内側にくぼむ凹部が形成されているバンプを形成
する第3工程と、を含む。
【0027】本発明によれば、導電線を電極にボンディ
ングし、その一部を電極に残して切断し、これを押圧す
るだけでバンプを形成することができる。この工程は、
メッキによってバンプを形成する工程に比べて、短い時
間で行える。また、バンプの中央部に凹部が形成されて
いるので、この凹部に樹脂が入り込ませれば、バンプの
抜け止めが図られる。また、バンプの表面面積も従来の
パンプよりも増しているので、単純に接着面積が増加す
る分、接着力が増え、剥離の発生も抑えられる。このこ
とにより、バンプと樹脂との剥離の発生を防止すること
ができる。
【0028】(17)この半導体チップへのバンプの形
成方法において、前記凹部は、前記バンプの高さ方向の
中央部に、前記上端部及び下端部よりも内側にくぼんで
いてもよい。
【0029】(18)この半導体チップへのバンプの形
成方法において、前記バンプの前記中央部の直径Dを、
上端部の直径d1及び下端部の直径d2よりも小さくし
て、前記バンプをくびれた形状にしてもよい。
【0030】(19)この半導体チップへのバンプの形
成方法において、前記バンプを、前記バンプの前記上端
部の直径d1と前記下端部の直径d2とがd2≦d1の関係
を有する形状にしてもよい。
【0031】こうすることで、バンプが広いボンディン
グ面積を有するようになり、電気的な接続接点の信頼性
が向上する。
【0032】(20)この半導体チップへのバンプの形
成方法において、前記第3工程前に、前記第1工程及び
第2工程を繰り返して、複数の電極のそれぞれに前記導
電線の一部を設け、前記第3工程では、複数の電極に残
された前記導電線の一部を、同時に押圧して、複数のバ
ンプを同時に形成してもよい。
【0033】これによれば、複数のバンプを同時に形成
できるので、その工程を一層短縮することができる。
【0034】(21)この半導体チップへのバンプの形
成方法において、前記導電線として金線を使用し、前記
バンプを金で形成してもよい。
【0035】金は軟らかいので、バンプを、凹部を有す
る形状にしやすい。
【0036】(22)本発明に係る半導体装置の製造方
法は、導電線を半導体チップの複数の電極のいずれかに
ボンディングする第1工程と、前記ボンディングされた
導電線を、その一部を前記電極に残して切断する第2工
程と、前記電極に残された前記導電線の一部を押圧し
て、上端部を除く部分の側面に、前記上端部よりも内側
にくぼむ凹部が形成されているバンプを形成する第3工
程と、前記バンプと導電部材とを接合し、樹脂を、前記
バンプの前記凹部に入り込ませて、前記バンプと前記導
電部材の周囲に設ける第4工程と、を含む。
【0037】本発明によれば、導電線を電極にボンディ
ングし、その一部を電極に残して切断し、これを押圧す
るだけでバンプを形成することができる。この工程は、
メッキによってバンプを形成する工程に比べて、短い時
間で行える。また、バンプの中央部に凹部が形成されて
いるので、この凹部に樹脂が入り込み、バンプの抜け止
めが図られる。また、バンプの表面面積も従来のパンプ
よりも増しているので、単純に接着面積が増加する分、
接着力が増え、剥離の発生も抑えられる。このことによ
り、バンプと樹脂との剥離の発生を防止することができ
る。
【0038】(23)この半導体装置の製造方法におい
て、前記凹部は、前記バンプの高さ方向の中央部に、前
記上端部及び下端部よりも内側にくぼんでいてもよい。
【0039】(24)この半導体装置の製造方法におい
て、前記バンプの前記中央部の直径Dを、上端部の直径
d1及び下端部の直径d2よりも小さくして、前記バンプ
をくびれた形状にしてもよい。
【0040】(25)この半導体装置の製造方法におい
て、前記バンプを、前記バンプの前記上端部の直径d1
と前記下端部の直径d2とがd2≦d1の関係を有する形
状にしてもよい。
【0041】こうすることで、バンプが広いボンディン
グ面積を有するようになり、電気的な接続接点の信頼性
が向上する。
【0042】(26)この半導体装置の製造方法におい
て、前記第3工程前に、前記第1工程及び第2工程を繰
り返して、複数の電極のそれぞれに前記導電線の一部を
設け、前記第3工程では、複数の電極に残された前記導
電線の一部を、同時に押圧して、複数のバンプを同時に
形成してもよい。
【0043】これによれば、複数のバンプを同時に形成
できるので、その工程を一層短縮することができる。
【0044】(27)この半導体装置の製造方法におい
て、前記導電線として金線を使用し、前記バンプを金で
形成してもよい。
【0045】金は軟らかいので、バンプを、凹部を有す
る形状にしやすい。
【0046】(28)この半導体装置の製造方法におい
て、前記導電部材は、基板に形成された開口部内に突出
して形成されたリードであり、前記第4工程で、前記バ
ンプは前記開口部内に配置され、前記開口部内で前記リ
ードを前記バンプに接合してもよい。
【0047】(29)この半導体装置の製造方法におい
て、前記導電部材は、基板の表面上に形成された配線パ
ターンであり、前記第4工程で、前記配線パターンに前
記バンプを対向させて、前記半導体チップをフェースダ
ウンボンディングしてもよい。
【0048】(30)この半導体装置の製造方法におい
て、前記樹脂として、接着剤に導電粒子が分散されてな
る異方性導電材料を使用し、前記導電粒子を介して前記
配線パターンと前記バンプとを電気的に接続してもよ
い。
【0049】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。本発明に係る半導体装置の製造
方法において、導電部材(リード又は配線パターン)と
バンプとの接合方法は問わない。接合方法として、例え
ば、TAB(Tape Automated Bonding)、フリップチ
ップボンディング、例えばCOF(Chip On Film)及
びCOG(Chip On Glass)等を含むフェースダウン
ボンディング、異方性導電材料を使用したボンディング
などが挙げられる。
【0050】また、本発明に係る半導体装置のパッケー
ジ形態は、T−BGA(Tape BallGrid Array)を含
むBGA(Ball Grid Array)、T−CSP(Tape C
hipSize/Scale Package)を含むCSP(Chip Size
/Scale Package)、TAB接合技術を利用して更にパ
ッケージ化したTCP(Tape Carrier Package)など
のいずれが適用されてもよい。本発明を適用したパッケ
ージ形態の一例は、T−BGAやTCPのようなリード
が基材(テープ)から突出して自由端になっており、接
合方法としてはツールを用いて接合させるものである。
【0051】(第1の実施の形態)図1(A)〜図3
(B)は、本発明を適用した第1の実施の形態に係る半
導体装置の製造方法を説明する図である。本実施の形態
では、半導体装置の製造方法は、半導体チップへのバン
プの形成方法を含み、図1(A)〜図2(B)が、半導
体チップへのバンプの形成方法を示す図である。
【0052】本実施の形態に係る半導体装置の製造方法
では、TAB技術が適用される。そして、T−BGAパ
ッケージを適用した半導体装置を製造する。
【0053】図1(A)に示すように、1つ又は複数の
電極(又はパッド)12が形成された半導体チップ10
を用意する。各電極12は、例えばアルミニウムなどで
半導体チップ10に薄く平らに形成されていることが多
いが、バンプの形状をなしていなければ特に側面又は縦
断面の形状は限定されず、半導体チップ10の面と面一
になっていてもよい。また、電極12の平面形状も特に
限定されず、円形であっても矩形であってもよい。電極
12を避けて半導体チップ10には、パッシベーション
膜13(図5参照)が形成されている。パッシベーショ
ン膜は、例えば、SiO2、SiN、ポリイミド樹脂な
どで形成することができる。
【0054】このような半導体チップ10における電極
12が形成された面の側に、キャピラリ14を配置す
る。キャピラリ14には、ワイヤなどの導電線16が挿
通されている。導電線16は、金、銅又はアルミニウム
などで構成されることが多いが、導電性の材料であれば
特に限定されない。導電線16には、キャピラリ14の
外側にボール17が形成されている。ボール17は、導
電線16の先端に、例えば電気トーチによって高電圧の
放電を行って形成される。
【0055】そして、キャピラリ14をいずれか一つの
電極12の上方に配置して、ボール17をいずれか一つ
の電極12の上方に配置する。クランパ18を開放し
て、キャピラリ14を下降させて、電極12にボール1
7を押圧する。ボール17を一定の圧力で押しつけて電
極12に圧着を行っている間に超音波や熱等を印加す
る。こうして、図1(B)に示すように、導電線16が
電極12にボンディングされる。
【0056】そして、クランパ18を閉じて導電線16
を保持し、図1(C)に示すように、キャピラリ14及
びクランパ18を同時に上昇させる。こうして、導電線
16は、引きちぎられて、ボール17を含む部分が電極
12上に残る。バンプ形成の必要がある電極12が複数
ある場合には、以上の工程を、複数の電極12について
繰り返して行うことができる。
【0057】なお、電極12上に残った導電線16の一
部(ボール17を含む)は、圧着されたボール17上で
凸状になっており、その上端面の面積が小さくて平らに
なっていないことが多い。
【0058】次に、図2(A)及び図2(B)に示す工
程を行う。すなわち、図2(A)に示すように、電極1
2上にボンディングされた導電線16の一部(ボール1
7を含む)が残された半導体チップ10を台20の上に
載せて、図2(B)に示すように、押圧治具22によっ
て導電線16の一部(ボール17を含む)を押しつぶ
す。なお、本実施の形態では、複数の電極12上に残さ
れた導電線16の一部を同時に押しつぶすが、一つの電
極12ごとに導電線16の一部(ボール17を含む)を
押しつぶしても良い。この工程では、ギャングボンディ
ング用のボンダーや、シングルポイントボンディング用
のボンダーを使用することができる。
【0059】こうして、図2(B)に拡大して示すよう
に、各電極12上にバンプ24が形成される。バンプ2
4は、上端部26、中央部27及び下端部28で構成さ
れている。上端部26は、切断された導電線16の一部
がつぶされて形成された部分を含み、押圧治具22によ
ってつぶされたことで上端面が平坦になっていることが
好ましい。下端部28は、ボール17がつぶされて形成
された部分を含んで電極12に接合されている。中央部
27は、バンプ24における高さ方向の中央に位置して
いる。中央部27は、上端部26及び下端部28の間の
部分を指しており、高さ方向の中間であってもよいがこ
れに限定されない。
【0060】上端部26の直径d1と、下端部28の直
径d2とは、d2≦d1の関係を有していてもよい。こう
することで、バンプ24が広いボンディング面積を有す
るようになる。そして、リード32(図3(A)及び図
3(B)参照)が位置ずれを起こしても、そのずり落ち
がなくなる。あるいは、図5及び図6に示す配線パター
ン102との接続も確実に行うことができる。
【0061】バンプ24は、少なくとも、上端部26か
らへこんだ凹部29が形成される構造である。すなわ
ち、上端部26を除く部分の側面には、上端部26の側
面よりも、内側にくぼむ凹部29が形成されている。例
えば、中央部27の側面に、上端部26の側面及び下端
部28の側面よりも、内側にくぼむ凹部29が形成され
ていてもよい。あるいは、中央部27及び下端部28の
側面に、上端部26の側面よりも、内側にくぼむ凹部2
9が形成されていてもよい。
【0062】凹部29は、中央部27及び下端部28の
少なくとも一方の側面の少なくとも1箇所に形成されて
いればよい。あるいは、中央部27及び下端部28の少
なくとも一方の周囲に連続的に凹部29が形成されて、
バンプ24がくびれた形状をなしていもよい。中央部2
7に、くびれた形状が形成される場合には、バンプ24
の中央部27の直径Dは、上端部26の直径d1及び下
端部28の直径d2よりも小さくなる。D<d2≦d1の
関係が成立してもよい。中央部27に凹部29を形成す
ることで、後述する半導体装置の製造方法で、凹部29
に樹脂が入り込み、バンプ24の抜け止めが図られる
(マクロの接着剤アンカリング効果が増大する)。ま
た、バンプ24の表面面積も従来のパンプよりも増して
いるので、単純に接着面積が増加する分、接着力が増
え、剥離の発生も抑えられる(ミクロの接着剤アンカリ
ング効果も増大する)。このことにより、バンプ24と
樹脂との剥離の発生を防止することができる。
【0063】本実施の形態によれば、導電線16を電極
12にボンディングし、その一部を電極12に残して切
断し、これを押圧して上端面を平坦にするだけでバンプ
24を形成することができる。
【0064】次に、図3(A)及び図3(B)に示すよ
うに、リード32とバンプ24とをボンディングする。
すなわち、図3(A)に示すように、台40上に半導体
チップ10を載置し、その上方に基板30に形成された
リード32を配置し、その上に押圧治具42を配置す
る。なお、台40及び押圧治具42は、電極12上に残
った導電線16の一部を押しつぶすときに使用した台2
0及び押圧治具22を使用してもよい。
【0065】基板30は、有機系又は無機系のいずれの
材料から形成されたものであってもよく、これらの複合
構造からなるものであってもよい。有機系の材料から形
成された基板30として、例えばポリイミド樹脂からな
るフレキシブル基板が挙げられる。フレキシブル基板と
して、TAB技術で使用されるテープを使用してもよ
い。また、無機系の材料から形成された基板30とし
て、例えばセラミック基板やガラス基板が挙げられる。
有機系及び無機系の材料の複合構造として、例えばガラ
スエポキシ基板が挙げられる。
【0066】基板30には、配線パターン34が形成さ
れている。配線パターン34は、基板30の一方の面に
形成される。また、基板30には、開口部(デバイスホ
ール)36が形成されており、開口部36の内側に1つ
又は複数のリード32が突出している。リード32は、
配線パターン34に電気的に接続されている。
【0067】このような基板30は、図3(A)に示す
ように、リード32及び配線パターン34を半導体チッ
プ10とは反対側に向けて配置される。また、基板30
は、開口部36の内側に半導体チップ10のバンプ24
が位置するように配置される。さらに、基板30に形成
されたそれぞれのリード32は、いずれかのバンプ24
上に位置される。
【0068】そして、図3(B)に示すように、押圧治
具42によって、リード32をバンプ24にボンディン
グする。詳しくは、押圧治具42によってリード32を
屈曲させてバンプ24に圧着し、超音波振動や熱等を印
加して両者を接合する。なお、接合されると、振動や熱
によってリード32及びバンプ24を構成する材料が溶
融する。ここで、バンプ24に金が用いられ、銅からな
るリード32の表面には錫がコーティングされている場
合には、金−錫の共晶ができる。また、本実施の形態で
は、複数のリード32を同時にボンディングするギャン
グボンディングが行われるが、シングルポイントボンデ
ィングを行っても良い。
【0069】本実施の形態では、リード32が半導体チ
ップ10とは反対側に位置し、開口部36の内側でリー
ド32が屈曲している。TCP又はT−BGAが適用さ
れて、リード32が開口部36から突出する場合には、
リード32が半導体チップ10に対してどちら側にあっ
ても、リード32は屈曲する。あるいは、フェースダウ
ンボンディング又はフリップチップボンディングが適用
される場合には、リード32は屈曲しない。
【0070】以上の工程によって、半導体チップ10の
リード32をボンディングすることができる。バンプ2
4の上端面は、図2(B)に示す工程によって平坦にな
っている。リード32の幅がバンプ24の上端面の幅よ
りも小さく、リード32の位置が多少ずれても良好な接
合が確保される。
【0071】次に、従来から行われている工程によっ
て、図4に示す半導体装置が得られる。図4に示す半導
体装置は、BGAパッケージを適用したものである。す
なわち、同図に示す半導体装置は、基板30と、基板3
0に形成された配線パターン34と、配線パターン34
に設けられた複数の外部電極50と、半導体チップ10
と、を有し、外部電極50によって面実装が可能になっ
ている。
【0072】外部電極50は、例えばハンダボールであ
り、配線パターン34に電気的に接続されたリード32
を介して、半導体チップ10の電極12に設けられたバ
ンプ24に接合されている。なお、外部電極50は、ハ
ンダ以外に例えば銅等で形成してもよい。また、基板3
0における配線パターン34の形成面には、外部電極5
0を避けてソルダレジスト52が塗布されている。ソル
ダレジスト52は、特に配線パターン34の表面を覆っ
て保護するようになっている。
【0073】基板30としてフレキシブル基板が使用さ
れる場合には、外部電極50とは反対側に、プレート状
のスティフナ54が設けられる。スティフナ54は、銅
やステンレス鋼や銅系合金等で形成されて平面形状を維
持できる強度を有し、基板30上に絶縁接着剤56を介
して貼り付けられる。なお、絶縁接着剤56は、熱硬化
性又は熱可塑性のフィルムとして形成されている。ま
た、スティフナ54は、半導体チップ10を避けて、基
板30の全体に貼り付けられる。こうすることで、基板
30の歪み、うねりがなくなり、外部電極50の高さが
一定になって平面安定性が向上し、回路基板への実装歩
留りが向上する。
【0074】さらに、半導体チップ10における電極1
2が形成された面とは反対側の面には、銀ペースト等の
熱伝導接着剤58を介して放熱板60が接着されてい
る。これによって、半導体チップ10の放熱性を上げる
ことができる。放熱板60は、半導体チップ10よりも
大きく形成されており、スティフナ54の上にも接着さ
れるようになっている。なお、スティフナ54と放熱板
60との間も、熱伝導接着剤58で接着されて気密され
ている。熱伝導接着剤58は、半導体チップ10の発熱
量によっては通常の絶縁接着剤もしくは上述の絶縁フィ
ルムで代用してもよい。
【0075】半導体チップ10と基板30との間は、ポ
ッティングされたエポキシ樹脂などの樹脂62によって
封止されている。また、樹脂62は、開口部36及び半
導体チップ10の外周にも回り込む。さらに、樹脂62
は、図4に拡大して示すように、バンプ24の中央部2
7に形成された凹部29に入り込む。これによって、バ
ンプ24の抜け止めが図られ、バンプ24と樹脂62と
の密着性が高められて剥離が防止される。その結果、耐
湿信頼性が向上する。
【0076】以上述べてきた実施の形態では、ワイヤか
ら形成されるワイヤバンプについて述べてきたが、接続
が行われる前に、上端部よりも内側に窪む部分を有する
バンプであれば得られる効果は同じであるから、メッキ
によるバンプや、印刷によるバンプ、ボール搭載による
バンプなどを本発明に適用してもよい。また、本発明で
は、上端部よりも内側に窪むバンプを形成する工程は、
接続と同時に(実装する工程で)、バンプが、リードや
ランド等で加圧されて行われてもよい。これらのこと
は、以下の実施の形態でも同様である。
【0077】(第2の実施の形態)図5は、本発明を適
用した第2の実施の形態に係る半導体装置を示す図であ
る。本実施の形態でも、電極12が形成された半導体チ
ップ10が使用され、電極12上にはバンプ24が形成
されている。なお、半導体チップ10には電極12を避
けてパッシベーション膜13が形成されている。バンプ
24の構成及び形成方法は、第1の実施の形態で説明し
た通りである。
【0078】基板100には、配線パターン102が形
成されている。基板100の材料は、第1の実施の形態
の基板30として使用できるものから選択できる。基板
100として、配線パターン102が接着剤104を介
して貼り付けられる3層基板を使用してもよい。あるい
は、配線パターンは、スパッタリング等により基板に銅
などの導電性の膜を被着し、これをエッチングして形成
することができる。この場合には、基板に配線パターン
が直接形成され、接着剤が介在しない2層基板となる。
もしくは、メッキで配線パターンを形成するアディティ
ブ法を適用してもよい。あるいは、基板に絶縁樹脂と配
線パターンを積層して構成されるビルドアップ多層構造
の基板や、複数の基板が積層された多層基板を使用して
もよい。
【0079】半導体チップ10は、基板100に対し
て、フェースダウンボンディングあるいはフリップチッ
プボンディングされる。すなわち、バンプ24を配線パ
ターン102上に接触させて、図示しないツールを介し
て、両者間に熱及び圧力を加える。こうして、バンプ2
4と配線パターン102とが金属接合される。なお、配
線パターン102におけるパンプ24との接合面は、パ
ンプ24の上端面よりも小さくてもよいが、パンプ24
の上端面よりも大きいランド部などを接合面としてもよ
い。これは、第3の実施の形態でも共通の内容となる。
【0080】基板100と半導体チップ10との間に
は、樹脂106が充填される。樹脂106は、第1の実
施の形態の樹脂62として使用できるものから選択する
ことができる。樹脂106は、バンプ24の凹部29に
入り込む。これに対応する効果は、第1の実施の形態で
説明した効果と同じである。
【0081】(第3の実施の形態)図6は、本発明を適
用した第3の実施の形態に係る半導体装置を示す図であ
る。本実施の形態でも、電極12が形成された半導体チ
ップ10が使用され、電極12上にはバンプ24が形成
されている。なお、半導体チップ10には電極12を避
けてパッシベーション膜13が形成されている。バンプ
24の構成及び形成方法は、第1の実施の形態で説明し
た通りである。基板100及び配線パターン102につ
いては、第2の実施の形態で説明した通りである。
【0082】半導体チップ10は、異方性導電材料11
0を介して、基板100にフェースダウンボンディング
又はフリップチップボンディングされる。異方性導電材
料110は、接着剤(バインダ)に導電粒子(導電フィ
ラー)が分散されたもので、分散剤が添加される場合も
ある。異方性導電材料110は、予めシート状に形成さ
れてから基板100又は半導体チップ10の少なくとも
一方に貼り付けてもよく、あるいは液状のまま設けても
よい。なお、異方性導電材料110の接着剤として、熱
硬化性の接着剤を使用してもよい。異方性導電材料11
0は、少なくとも配線パターン102におけるバンプ2
4とのボンディング部の上に設けられる。あるいは、基
板100の全体を覆うように異方性導電材料110を設
ければ、簡単にその工程を行うことができる。
【0083】異方性導電材料110は、バンプ24と配
線パターン102との間で押しつぶされて、導電粒子に
よって両者間での電気的導通を図るようになっている。
そして、接着剤を硬化させて、電気的導通を保持する。
接着剤が熱硬化性樹脂である場合には、熱を加えてこれ
を硬化させる。あるいは、異方性導電材料110の代わ
りに、光や熱などで硬化収縮性を有する絶縁樹脂を使用
して、機械的にバンプ24を圧接させてもよい。
【0084】本実施の形態では、樹脂としての異方性導
電材料110がバンプ24の凹部29に入り込み、第1
の実施の形態で説明した効果を達成することができる。
【0085】図7には、本発明を適用した半導体装置1
100を実装した回路基板1000が示されている。回
路基板には例えばガラスエポキシ基板等の有機系基板を
用いることが一般的である。回路基板には例えば銅から
なる配線パターンが所望の回路となるように形成されて
いて、それらの配線パターンと半導体装置の外部端子と
を機械的に接続することでそれらの電気的導通を図る。
【0086】そして、本発明をてきようした半導体装置
1100を備える電子機器として、図8には、ノート型
パーソナルコンピュータ1200が示されている。
【0087】なお、上記本発明の構成要件「半導体チッ
プ」を「電子素子」に置き換えて、半導体チップと同様
に電子素子(能動素子か受動素子かを問わない)の電極
にバンプを形成することもできる。このような電子素子
から製造される電子部品として、例えば、抵抗器、コン
デンサ、コイル、発振器、フィルタ、温度センサ、サー
ミスタ、バリスタ、ボリューム又はヒューズなどがあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)〜図1(C)は、本発明の第1の実
施の形態における導電線ボンディング工程を説明する図
である。
【図2】図2(A)及び図2(B)は、本発明の第1の
実施の形態におけるバンプの形成方法を説明する図であ
る。
【図3】図3(A)及び図3(B)は、本発明の第1の
実施の形態におけるリードのボンディング工程を示す図
である。
【図4】図4は、本発明の第1の実施の形態に係る半導
体装置を示す図である。
【図5】図5は、本発明を適用した第2の実施の形態に
係る半導体装置を示す図である。
【図6】図6は、本発明を適用した第3の実施の形態に
係る半導体装置を示す図である。
【図7】図7は、本発明の実施の形態に係る回路基板を
示す図である。
【図8】図8は、本発明に係る方法を適用して製造され
た半導体装置を備える電子機器を示す図である。
【符号の説明】
10 半導体チップ 12 電極 16 導電線 24 バンプ 26 上端部 27 中央部 28 下端部 29 凹部 30 基板 32 リード 34 配線パターン 36 開口部

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電極を有し、それぞれの電極上に
    バンプが設けられ、前記バンプの上端部を除く部分の側
    面に、前記上端部よりも内側にくぼむ凹部が形成されて
    いる半導体チップ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体チップにおいて、 前記凹部は、前記バンプの高さ方向の中央部に、前記上
    端部及び下端部よりも内側にくぼんで形成されている半
    導体チップ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の半導体チップにおいて、 前記バンプの前記中央部の直径Dは、上端部の直径d1
    及び下端部の直径d2よりも小さくて、くびれた形状を
    なす半導体チップ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の半導体チップにおいて、 前記バンプの前記上端部の直径d1と前記下端部の直径
    d2とは、d2≦d1の関係を有する半導体チップ。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の半導体チップにおいて、 前記バンプは、金で形成されている半導体チップ。
  6. 【請求項6】 複数の電極を有し、それぞれの電極上に
    バンプが設けられ、前記バンプの上端部を除く部分の側
    面に、前記上端部よりも内側にくぼむ凹部が形成されて
    いる半導体チップと、 前記半導体チップのそれぞれのバンプに接合される導電
    部材と、 前記バンプの前記凹部に入り込むとともに、前記バンプ
    と前記導電部材とを覆う樹脂と、 を含む半導体装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の半導体装置において、 前記凹部は、前記バンプの高さ方向の中央部に、前記上
    端部及び下端部よりも内側にくぼんで形成されている半
    導体装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の半導体装置において、 前記バンプの前記中央部の直径Dは、上端部の直径d1
    及び下端部の直径d2よりも小さくて、くびれた形状を
    なす半導体装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の半導体装置において、 前記バンプの前記上端部の直径d1と前記下端部の直径
    d2とは、d2≦d1の関係を有する半導体装置。
  10. 【請求項10】 請求項6から請求項9のいずれかに記
    載の半導体装置において、 前記バンプは、金で形成されている半導体装置。
  11. 【請求項11】 請求項6から請求項10のいずれかに
    記載の半導体装置において、 開口部が形成されているとともに、前記半導体チップが
    実装される基板をさらに有し、 前記導電部材は、前記開口部内に突出して形成されるリ
    ードであり、 前記バンプと前記リードとは、前記開口部内で接合され
    ている半導体装置。
  12. 【請求項12】 請求項6から請求項10のいずれかに
    記載の半導体装置において、 前記半導体チップが実装される基板をさらに有し、 前記導電部材は、基板の表面に形成された配線パターン
    であり、 前記配線パターンに前記バンプを対向させて、前記半導
    体チップがフェースダウンボンディングされている半導
    体装置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の半導体装置におい
    て、 前記樹脂は、接着剤に導電粒子が分散されてなる異方性
    導電材料であり、 前記導電粒子を介して前記配線パターンと前記バンプと
    が電気的に接続されている半導体装置。
  14. 【請求項14】 請求項6から請求項13のいずれかに
    記載の半導体装置が実装された回路基板。
  15. 【請求項15】 請求項6から請求項13のいずれかに
    記載の半導体装置を有する電子機器。
  16. 【請求項16】 導電線を半導体チップの複数の電極の
    いずれかにボンディングする第1工程と、 前記ボンディングされた導電線を、その一部を前記電極
    に残して切断する第2工程と、 前記電極に残された前記導電線の一部を押圧して、上端
    部を除く部分の側面に、前記上端部よりも内側にくぼむ
    凹部が形成されているバンプを形成する第3工程と、 を含む半導体チップへのバンプの形成方法。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の半導体チップへのバ
    ンプの形成方法において、 前記凹部は、前記バンプの高さ方向の中央部に、前記上
    端部及び下端部よりも内側にくぼむ半導体チップへのバ
    ンプの形成方法。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の半導体チップへのバ
    ンプの形成方法において、 前記バンプの前記中央部の直径Dを、上端部の直径d1
    及び下端部の直径d2よりも小さくして、前記バンプを
    くびれた形状にする半導体チップへのバンプの形成方
    法。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の半導体チップへのバ
    ンプの形成方法において、 前記バンプを、前記バンプの前記上端部の直径d1と前
    記下端部の直径d2とがd2≦d1の関係を有する形状に
    する半導体チップへのバンプの形成方法。
  20. 【請求項20】 請求項16から請求項19のいずれか
    に記載の半導体チップへのバンプの形成方法において、 前記第3工程前に、前記第1工程及び第2工程を繰り返
    して、複数の電極のそれぞれに前記導電線の一部を設
    け、 前記第3工程では、複数の電極に残された前記導電線の
    一部を、同時に押圧して、複数のバンプを同時に形成す
    る半導体チップへのバンプの形成方法。
  21. 【請求項21】 請求項16から請求項20のいずれか
    に記載の半導体チップへのバンプの形成方法において、 前記導電線として金線を使用し、 前記バンプを金で形成する半導体チップへのバンプの形
    成方法。
  22. 【請求項22】 導電線を半導体チップの複数の電極の
    いずれかにボンディングする第1工程と、 前記ボンディングされた導電線を、その一部を前記電極
    に残して切断する第2工程と、 前記電極に残された前記導電線の一部を押圧して、上端
    部を除く部分の側面に、前記上端部よりも内側にくぼむ
    凹部が形成されているバンプを形成する第3工程と、 前記バンプと導電部材とを接合し、樹脂を、前記バンプ
    の前記凹部に入り込ませて、前記バンプと前記導電部材
    の周囲に設ける第4工程と、 を含む半導体装置の製造方法。
  23. 【請求項23】 請求項22記載の半導体装置の製造方
    法において、 前記凹部は、前記バンプの高さ方向の中央部に、前記上
    端部及び下端部よりも内側にくぼむ半導体装置の製造方
    法。
  24. 【請求項24】 請求項23記載の半導体装置の製造方
    法において、 前記バンプの前記中央部の直径Dを、上端部の直径d1
    及び下端部の直径d2よりも小さくして、前記バンプを
    くびれた形状にする半導体装置の製造方法。
  25. 【請求項25】 請求項24記載の半導体装置の製造方
    法において、 前記バンプを、前記バンプの前記上端部の直径d1と前
    記下端部の直径d2とがd2≦d1の関係を有する形状に
    する半導体装置の製造方法。
  26. 【請求項26】 請求項22から請求項25のいずれか
    に記載の半導体装置の製造方法において、 前記第3工程前に、前記第1工程及び第2工程を繰り返
    して、複数の電極のそれぞれに前記導電線の一部を設
    け、 前記第3工程では、複数の電極に残された前記導電線の
    一部を、同時に押圧して、複数のバンプを同時に形成す
    る半導体装置の製造方法。
  27. 【請求項27】 請求項22から請求項26のいずれか
    に記載の半導体装置の製造方法において、 前記導電線として金線を使用し、 前記バンプを金で形成する半導体装置の製造方法。
  28. 【請求項28】 請求項22から請求項27のいずれか
    に記載の半導体装置の製造方法において、 前記導電部材は、基板に形成された開口部内に突出して
    形成されたリードであり、 前記第4工程で、前記バンプは前記開口部内に配置さ
    れ、前記開口部内で前記リードを前記バンプに接合する
    半導体装置の製造方法。
  29. 【請求項29】 請求項22から請求項27のいずれか
    に記載の半導体装置の製造方法において、 前記導電部材は、基板の表面上に形成された配線パター
    ンであり、 前記第4工程で、前記配線パターンに前記バンプを対向
    させて、前記半導体チップをフェースダウンボンディン
    グする半導体装置の製造方法。
  30. 【請求項30】 請求項29記載の半導体装置の製造方
    法において、 前記樹脂として、接着剤に導電粒子が分散されてなる異
    方性導電材料を使用し、 前記導電粒子を介して前記配線パターンと前記バンプと
    を電気的に接続する半導体装置の製造方法。
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CN111542930A (zh) * 2017-12-26 2020-08-14 晶元光电股份有限公司 发光装置、其制造方法及显示模组

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