JP2000272418A - 車両用周辺確認装置 - Google Patents
車両用周辺確認装置Info
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- JP2000272418A JP2000272418A JP11081905A JP8190599A JP2000272418A JP 2000272418 A JP2000272418 A JP 2000272418A JP 11081905 A JP11081905 A JP 11081905A JP 8190599 A JP8190599 A JP 8190599A JP 2000272418 A JP2000272418 A JP 2000272418A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ドアミラーの背面に設けたカメラ装置によっ
て車体前方と前輪周辺部の両方を確認できる車両用周辺
確認装置を提供する。 【解決手段】 ドアミラー１０のミラーケース１６に
は、ミラー１８の背面側に車両用周辺確認装置を構成す
るカメラ装置２２と、カメラ駆動機構ユニット２４が設
けられている。カメラ装置２２は、ミラーケース１６に
設けられた収納部１６Ａに没する状態で設けられてい
る。カメラ装置２２の角度は、カメラ駆動機構ユニット
２４によって垂直方向に制御され、ほぼ水平に近い状態
で前方を撮像する状態から下方に傾斜して自動車の前輪
周辺部を撮像する状態に変位する。このカメラ装置２２
の角度切り換えは、運転席のコントロールパネルに設け
たカメラ方向切換スイッチ１５０の操作によって選択で
きる。これにより、カメラ装置２２の限られた視野角度
によって車体前方と前輪周辺部の両方を確認できる。
て車体前方と前輪周辺部の両方を確認できる車両用周辺
確認装置を提供する。 【解決手段】 ドアミラー１０のミラーケース１６に
は、ミラー１８の背面側に車両用周辺確認装置を構成す
るカメラ装置２２と、カメラ駆動機構ユニット２４が設
けられている。カメラ装置２２は、ミラーケース１６に
設けられた収納部１６Ａに没する状態で設けられてい
る。カメラ装置２２の角度は、カメラ駆動機構ユニット
２４によって垂直方向に制御され、ほぼ水平に近い状態
で前方を撮像する状態から下方に傾斜して自動車の前輪
周辺部を撮像する状態に変位する。このカメラ装置２２
の角度切り換えは、運転席のコントロールパネルに設け
たカメラ方向切換スイッチ１５０の操作によって選択で
きる。これにより、カメラ装置２２の限られた視野角度
によって車体前方と前輪周辺部の両方を確認できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の前席ド
アに設けられたドアミラーにカメラ装置を搭載した車両
用周辺確認装置に関する。
アに設けられたドアミラーにカメラ装置を搭載した車両
用周辺確認装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、車両用周辺確認装置として
は、車体の後方を確認するものとして、ドアミラーやフ
ェンダミラー等が知られている。しかしながら、特に助
手席側の車体前方や下側部（前輪周辺部）は、運転席か
ら死角となり易く、この領域を有効に確認する手段が設
けられていなかった。
は、車体の後方を確認するものとして、ドアミラーやフ
ェンダミラー等が知られている。しかしながら、特に助
手席側の車体前方や下側部（前輪周辺部）は、運転席か
ら死角となり易く、この領域を有効に確認する手段が設
けられていなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで本件出願人は、
車体の前方ドアに設けられるドアミラーのミラーケース
に、ミラーと反対側（車体前方）に向けてカメラ装置を
設け、その撮像信号を運転席に設置した表示装置によっ
て表示することで、車体前方の障害物を視認できるよう
にした確認装置を提案している。しかし、このようにド
アミラーにカメラ装置を設ける場合に、小型のカメラ装
置で得られる視野角には一定の限界があり、あまり広角
にすると、撮像した映像の歪み等を生じる。このため、
ドアミラーに設けたカメラ装置で、例えば車体前方を撮
像するようにした場合には、下方の前輪周辺部は撮像で
きなくなる。逆に、ドアミラーに設けたカメラ装置で、
例えば前輪周辺部を撮像するようにした場合には、車体
前方は撮像できなくなる。
車体の前方ドアに設けられるドアミラーのミラーケース
に、ミラーと反対側（車体前方）に向けてカメラ装置を
設け、その撮像信号を運転席に設置した表示装置によっ
て表示することで、車体前方の障害物を視認できるよう
にした確認装置を提案している。しかし、このようにド
アミラーにカメラ装置を設ける場合に、小型のカメラ装
置で得られる視野角には一定の限界があり、あまり広角
にすると、撮像した映像の歪み等を生じる。このため、
ドアミラーに設けたカメラ装置で、例えば車体前方を撮
像するようにした場合には、下方の前輪周辺部は撮像で
きなくなる。逆に、ドアミラーに設けたカメラ装置で、
例えば前輪周辺部を撮像するようにした場合には、車体
前方は撮像できなくなる。
【０００４】そこで本発明の第１の目的は、ドアミラー
の背面に設けたカメラ装置によって車体前方と前輪周辺
部の両方を確認できる車両用周辺確認装置を提供するこ
とにある。
の背面に設けたカメラ装置によって車体前方と前輪周辺
部の両方を確認できる車両用周辺確認装置を提供するこ
とにある。
【０００５】また、上述のようにドアミラーの背面にカ
メラ装置を設けた場合、ドアミラーの背面からカメラの
鏡筒が突出したり、ドアミラーの背面にカメラ装置を収
納した収納部が開口したままの状態になると、ドアミラ
ーの外観を損ねる上に、車両の走行時に風切り音が大き
くなったり、ドアミラーが障害物とぶつかった場合に、
衝撃がカメラ装置に集中してカメラ装置の破損を招くと
いう問題があった。
メラ装置を設けた場合、ドアミラーの背面からカメラの
鏡筒が突出したり、ドアミラーの背面にカメラ装置を収
納した収納部が開口したままの状態になると、ドアミラ
ーの外観を損ねる上に、車両の走行時に風切り音が大き
くなったり、ドアミラーが障害物とぶつかった場合に、
衝撃がカメラ装置に集中してカメラ装置の破損を招くと
いう問題があった。
【０００６】そこで本発明の第２の目的は、ドアミラー
の背面に設けたカメラ装置によってドアミラーの外観を
損ねることを防止し、かつ、風切り音を防止でき、さら
に、障害物による破損の可能性を抑制できる車両用周辺
確認装置を提供することにある。
の背面に設けたカメラ装置によってドアミラーの外観を
損ねることを防止し、かつ、風切り音を防止でき、さら
に、障害物による破損の可能性を抑制できる車両用周辺
確認装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、車両本体の前方ドアに取り付けられたミラー
ケースに、前記車両本体の側方及び後方を確認するため
の鏡面を設けたドアミラーと、前記ドアミラーのミラー
ケースに設けられ、車両本体の前方及び前輪周辺部を撮
像するカメラ装置と、前記車両本体の運転席に設置さ
れ、前記カメラ装置による撮像信号を表示する表示装置
と、前記ドアミラーのミラーケースに設けられ、カメラ
装置を略上下方向に角度変更可能に支持するとともに、
カメラ装置を車両本体の前方を撮像する角度方向から前
輪周辺部を撮像する角度方向に変位させる駆動機構と、
前記車両本体の運転席に設置され、前記駆動機構による
カメラ装置の角度変更を指示する操作手段とを有するこ
とを特徴とする。また本発明は、前記カメラ装置が、前
記ミラーケースに設けた収納部に没する状態で収納さ
れ、前記収納部の開口部より外方を撮像する状態で配置
され、前記収納部の開口部に透明の保護カバーを設けた
ことを特徴とする。
するため、車両本体の前方ドアに取り付けられたミラー
ケースに、前記車両本体の側方及び後方を確認するため
の鏡面を設けたドアミラーと、前記ドアミラーのミラー
ケースに設けられ、車両本体の前方及び前輪周辺部を撮
像するカメラ装置と、前記車両本体の運転席に設置さ
れ、前記カメラ装置による撮像信号を表示する表示装置
と、前記ドアミラーのミラーケースに設けられ、カメラ
装置を略上下方向に角度変更可能に支持するとともに、
カメラ装置を車両本体の前方を撮像する角度方向から前
輪周辺部を撮像する角度方向に変位させる駆動機構と、
前記車両本体の運転席に設置され、前記駆動機構による
カメラ装置の角度変更を指示する操作手段とを有するこ
とを特徴とする。また本発明は、前記カメラ装置が、前
記ミラーケースに設けた収納部に没する状態で収納さ
れ、前記収納部の開口部より外方を撮像する状態で配置
され、前記収納部の開口部に透明の保護カバーを設けた
ことを特徴とする。
【０００８】本発明の車両用周辺確認装置において、車
両本体の前方ドアに取り付けられたドアミラーのミラー
ケースには、車両本体の前方及び前輪周辺部を撮像する
カメラ装置が設けられている。そして、このカメラ装置
による撮像信号は、前記車両本体の運転席に設置された
表示装置に伝送され表示される。また、ドアミラーのミ
ラーケースには、カメラ装置を略上下方向に角度変更可
能に支持するとともに、カメラ装置を車両本体の前方を
撮像する角度方向から前輪周辺部を撮像する角度方向に
変位させる駆動機構が設けられている。そして、車両本
体の運転席に設置された操作手段を操作することによ
り、駆動機構によるカメラ装置の角度変更を指示し、カ
メラ装置の角度変更を行う。
両本体の前方ドアに取り付けられたドアミラーのミラー
ケースには、車両本体の前方及び前輪周辺部を撮像する
カメラ装置が設けられている。そして、このカメラ装置
による撮像信号は、前記車両本体の運転席に設置された
表示装置に伝送され表示される。また、ドアミラーのミ
ラーケースには、カメラ装置を略上下方向に角度変更可
能に支持するとともに、カメラ装置を車両本体の前方を
撮像する角度方向から前輪周辺部を撮像する角度方向に
変位させる駆動機構が設けられている。そして、車両本
体の運転席に設置された操作手段を操作することによ
り、駆動機構によるカメラ装置の角度変更を指示し、カ
メラ装置の角度変更を行う。
【０００９】カメラ装置を車両本体の前方を撮像する角
度方向に調整することにより、車両本体の前方を表示装
置で確認でき、また、カメラ装置を前輪周辺部を撮像す
る角度方向に調整することにより、前輪周辺部を表示装
置で確認できる。これにより、ドアミラーの背面に設け
たカメラ装置の限られた視野角度によって車体前方と前
輪周辺部の両方を確認できる。
度方向に調整することにより、車両本体の前方を表示装
置で確認でき、また、カメラ装置を前輪周辺部を撮像す
る角度方向に調整することにより、前輪周辺部を表示装
置で確認できる。これにより、ドアミラーの背面に設け
たカメラ装置の限られた視野角度によって車体前方と前
輪周辺部の両方を確認できる。
【００１０】また本発明の車両用周辺確認装置におい
て、カメラ装置はミラーケースに設けた収納部に没する
状態で収納され、この収納部の開口部より外方を撮像す
る状態で配置されている。また、収納部の開口部には、
透明の保護カバーが設けられ、収納部の開口部を閉蓋し
ている。これにより、ドアミラーの背面に設けたカメラ
装置によってドアミラーの外観を損ねることを防止し、
かつ、風切り音を防止でき、さらに、障害物による破損
の可能性を抑制でき、しかも障害物あるいは人間に対し
てもドアミラー全体が当った方が、１点で当るより相手
に対するダメージが少ない。
て、カメラ装置はミラーケースに設けた収納部に没する
状態で収納され、この収納部の開口部より外方を撮像す
る状態で配置されている。また、収納部の開口部には、
透明の保護カバーが設けられ、収納部の開口部を閉蓋し
ている。これにより、ドアミラーの背面に設けたカメラ
装置によってドアミラーの外観を損ねることを防止し、
かつ、風切り音を防止でき、さらに、障害物による破損
の可能性を抑制でき、しかも障害物あるいは人間に対し
てもドアミラー全体が当った方が、１点で当るより相手
に対するダメージが少ない。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明による車両用周辺確
認装置の実施の形態について説明する。図１は、本発明
による車両用周辺確認装置を適用した車載用ドアミラー
の構造を示す図であり、図１（Ａ）は水平断面図、図１
（Ｂ）は一部省略正面図である。また、図２は、本発明
による車両用周辺確認装置を適用した車載用ドアミラー
の外観を示す背面斜視図である。本例のドアミラー１０
は、例えば乗用車の左側前方ドア２のドアフレーム２Ａ
に設けられたものであり、運転席のコントロールパネル
（図示せず）からの操作により、自動的に開閉する機能
を有するものである。なお、本発明は、このような自動
開閉機構を持たないドアミラーにも適用できるものであ
る。
認装置の実施の形態について説明する。図１は、本発明
による車両用周辺確認装置を適用した車載用ドアミラー
の構造を示す図であり、図１（Ａ）は水平断面図、図１
（Ｂ）は一部省略正面図である。また、図２は、本発明
による車両用周辺確認装置を適用した車載用ドアミラー
の外観を示す背面斜視図である。本例のドアミラー１０
は、例えば乗用車の左側前方ドア２のドアフレーム２Ａ
に設けられたものであり、運転席のコントロールパネル
（図示せず）からの操作により、自動的に開閉する機能
を有するものである。なお、本発明は、このような自動
開閉機構を持たないドアミラーにも適用できるものであ
る。
【００１２】図１において、ドアフレーム２Ａには、取
付けネック部１２が固設されており、この取付けネック
部１２の先端部にドアミラー１０の自動開閉機構ユニッ
ト１４が設けられ、この自動開閉機構ユニット１４の外
周部にドーム状のミラーケース１６が設けられている。
自動開閉機構ユニット１４は、取付けネック部１２に対
して減速ギア機構や駆動モータ等を組み付けたものであ
り、ミラーケース１６を水平方向に旋回駆動し、図１に
示すミラー使用時の状態からミラーケース１６をドア２
の側面に折り畳んだ状態に開閉駆動するものである。
付けネック部１２が固設されており、この取付けネック
部１２の先端部にドアミラー１０の自動開閉機構ユニッ
ト１４が設けられ、この自動開閉機構ユニット１４の外
周部にドーム状のミラーケース１６が設けられている。
自動開閉機構ユニット１４は、取付けネック部１２に対
して減速ギア機構や駆動モータ等を組み付けたものであ
り、ミラーケース１６を水平方向に旋回駆動し、図１に
示すミラー使用時の状態からミラーケース１６をドア２
の側面に折り畳んだ状態に開閉駆動するものである。
【００１３】そして、このミラーケース１６の前面開口
部にミラー１８が設けられ、このミラー１８の背面部に
ミラー駆動ユニット２０が設けられている。ミラー駆動
ユニット２０は、軸受け部２０Ａによりミラー１８を揺
動可能に支持するとともに、可動片２０Ｂの突出量を可
変制御することにより、ミラー１８の角度を運転手の視
線に合わせて水平方向に変位させて最適な角度を得るよ
うになっている。また、ミラーケース１６には、本例の
車両用周辺確認装置を構成するカメラ装置２２と、カメ
ラ駆動機構ユニット２４が設けられている。
部にミラー１８が設けられ、このミラー１８の背面部に
ミラー駆動ユニット２０が設けられている。ミラー駆動
ユニット２０は、軸受け部２０Ａによりミラー１８を揺
動可能に支持するとともに、可動片２０Ｂの突出量を可
変制御することにより、ミラー１８の角度を運転手の視
線に合わせて水平方向に変位させて最適な角度を得るよ
うになっている。また、ミラーケース１６には、本例の
車両用周辺確認装置を構成するカメラ装置２２と、カメ
ラ駆動機構ユニット２４が設けられている。
【００１４】本例のカメラ装置２２は、ＣＣＤ等の固体
撮像素子を用いたものであり、ミラー１８の背面側に向
いて設けられている。また、このカメラ装置２２は、ミ
ラーケース１６の先端寄りの部位に設けられた収納部１
６Ａに没する状態で設けられている。カメラ装置２２の
視野角は、図１に一点破線にて示すように、その中心軸
が水平方向については、乗用車の側面にほぼ平行に設け
られており、垂直方向については、カメラ駆動機構ユニ
ット２４の駆動により、ほぼ水平に近い状態で前方を撮
像する状態から下方に傾斜して自動車の前輪周辺部を撮
像する状態に変位するものとなっている。
撮像素子を用いたものであり、ミラー１８の背面側に向
いて設けられている。また、このカメラ装置２２は、ミ
ラーケース１６の先端寄りの部位に設けられた収納部１
６Ａに没する状態で設けられている。カメラ装置２２の
視野角は、図１に一点破線にて示すように、その中心軸
が水平方向については、乗用車の側面にほぼ平行に設け
られており、垂直方向については、カメラ駆動機構ユニ
ット２４の駆動により、ほぼ水平に近い状態で前方を撮
像する状態から下方に傾斜して自動車の前輪周辺部を撮
像する状態に変位するものとなっている。
【００１５】また、本例のカメラ装置２２は、全体をカ
メラケース２２Ａに封入した状態で設けられ、ミラーケ
ース１６の収納部１６Ａ内に上下（垂直）方向に回動可
能に保持されている。また、本例において、収納部１６
Ａの開口部には、カメラ装置２２の鏡筒部に対面する状
態で透明の保護カバー２８が設けられている。このよう
に、カメラ装置２２をカメラケース２２Ａに封入すると
ともに、収納部１６Ａの開口部を保護カバー２８で密閉
することにより、カメラ装置２２の収納部１６Ａが十分
な強度を有するものとなり、例えばドアミラー１０が障
害物とぶつかった場合にも、カメラ装置２２の破損等を
防止できる。また、収納部１６Ａの開口部を保護カバー
２８で密閉することにより、風切り音等も防止でき、さ
らに、ドアミラー１０の外観も維持できる。
メラケース２２Ａに封入した状態で設けられ、ミラーケ
ース１６の収納部１６Ａ内に上下（垂直）方向に回動可
能に保持されている。また、本例において、収納部１６
Ａの開口部には、カメラ装置２２の鏡筒部に対面する状
態で透明の保護カバー２８が設けられている。このよう
に、カメラ装置２２をカメラケース２２Ａに封入すると
ともに、収納部１６Ａの開口部を保護カバー２８で密閉
することにより、カメラ装置２２の収納部１６Ａが十分
な強度を有するものとなり、例えばドアミラー１０が障
害物とぶつかった場合にも、カメラ装置２２の破損等を
防止できる。また、収納部１６Ａの開口部を保護カバー
２８で密閉することにより、風切り音等も防止でき、さ
らに、ドアミラー１０の外観も維持できる。
【００１６】また、カメラ駆動機構ユニット２４は、ミ
ラーケース１６の内部に設けられており、駆動モータ２
４Ａと、減速ギア／クラッチ機構２４Ｂとを有する。こ
のカメラ駆動機構ユニット２４は、運転席のコントロー
ルパネルからの操作により、駆動モータ２４Ａを駆動し
て減速ギア／クラッチ機構２４Ｂを介してカメラ駆動機
構ユニット２４を上下方向に回動変位し、カメラ装置２
２の視野角をほぼ水平に近い状態で前方を撮像する状態
から下方に傾斜して自動車の前輪周辺部を撮像する状態
に切り換え制御するものである。なお、減速ギア／クラ
ッチ機構２４Ｂでは、クラッチによって駆動モータ２４
Ａの駆動誤差を吸収することにより、駆動モータ２４Ａ
に高精度のサーボモータを用いる必要がなく、安価な駆
動モータ２４Ａと簡易な制御を実現している。
ラーケース１６の内部に設けられており、駆動モータ２
４Ａと、減速ギア／クラッチ機構２４Ｂとを有する。こ
のカメラ駆動機構ユニット２４は、運転席のコントロー
ルパネルからの操作により、駆動モータ２４Ａを駆動し
て減速ギア／クラッチ機構２４Ｂを介してカメラ駆動機
構ユニット２４を上下方向に回動変位し、カメラ装置２
２の視野角をほぼ水平に近い状態で前方を撮像する状態
から下方に傾斜して自動車の前輪周辺部を撮像する状態
に切り換え制御するものである。なお、減速ギア／クラ
ッチ機構２４Ｂでは、クラッチによって駆動モータ２４
Ａの駆動誤差を吸収することにより、駆動モータ２４Ａ
に高精度のサーボモータを用いる必要がなく、安価な駆
動モータ２４Ａと簡易な制御を実現している。
【００１７】図３は、本例の車両用周辺確認装置におけ
る制御系の全体構成を示すブロック図である。本例の車
両用周辺確認装置を設けた自動車は、ナビゲーション装
置を設けており、ＧＰＳや自律航法によって得られた現
在位置情報に基づいて、地図データベースから読み出し
た地図上に現在位置を表示する地図表示装置を備えてい
る。
る制御系の全体構成を示すブロック図である。本例の車
両用周辺確認装置を設けた自動車は、ナビゲーション装
置を設けており、ＧＰＳや自律航法によって得られた現
在位置情報に基づいて、地図データベースから読み出し
た地図上に現在位置を表示する地図表示装置を備えてい
る。
【００１８】図３において、ナビユニット１１０は、ナ
ビゲーション用の地図データベースを記憶したＣＤやＤ
ＶＤ等のディスク装置を内蔵したものである。また、デ
ィスプレイ１２０は、ナビゲーションによって読み出さ
れた地図情報を表示するものであり、ＣＲＴ等によって
構成されている。また、本例においては、上述したドア
ミラー１０に設けたカメラ装置２２の撮像した情報をデ
ィスプレイ１２０によって表示するものである。本例で
は、ナビゲーションの地図表示とカメラ装置２２の撮像
情報のいずれか一方を選択表示するものとする。なお、
ナビゲーションの地図表示とカメラ装置２２の撮像情報
の両方を分割画面で表示する構成としてもよい。また、
ディスプレイ１２０は、ＴＶ受像画面等として用いるこ
とが可能である。
ビゲーション用の地図データベースを記憶したＣＤやＤ
ＶＤ等のディスク装置を内蔵したものである。また、デ
ィスプレイ１２０は、ナビゲーションによって読み出さ
れた地図情報を表示するものであり、ＣＲＴ等によって
構成されている。また、本例においては、上述したドア
ミラー１０に設けたカメラ装置２２の撮像した情報をデ
ィスプレイ１２０によって表示するものである。本例で
は、ナビゲーションの地図表示とカメラ装置２２の撮像
情報のいずれか一方を選択表示するものとする。なお、
ナビゲーションの地図表示とカメラ装置２２の撮像情報
の両方を分割画面で表示する構成としてもよい。また、
ディスプレイ１２０は、ＴＶ受像画面等として用いるこ
とが可能である。
【００１９】カメラ／ナビ切換スイッチ１４０は、ナビ
ゲーションの地図表示とカメラ装置２２の撮像情報のい
ずれを利用するかを選択するスイッチであり、運転席の
コントロールパネルに設けられている。本例のカメラ／
ナビ切換スイッチ１４０は、３安定型のスイッチであ
り、ナビゲーション装置を選択する状態と、カメラ装置
２２を選択する状態と、両方を選択しない状態とを切り
換えるものである。このカメラ／ナビ切換スイッチ１４
０によってナビゲーション装置を選択した場合には、ナ
ビユニット１１０等が起動し、ディスプレイ１２０に地
図情報が表示される。また、このカメラ／ナビ切換スイ
ッチ１４０によってカメラ装置２２を選択した場合に
は、カメラ装置２２が起動し、カメラ装置２２による撮
像画像がディスプレイ１２０に表示される。
ゲーションの地図表示とカメラ装置２２の撮像情報のい
ずれを利用するかを選択するスイッチであり、運転席の
コントロールパネルに設けられている。本例のカメラ／
ナビ切換スイッチ１４０は、３安定型のスイッチであ
り、ナビゲーション装置を選択する状態と、カメラ装置
２２を選択する状態と、両方を選択しない状態とを切り
換えるものである。このカメラ／ナビ切換スイッチ１４
０によってナビゲーション装置を選択した場合には、ナ
ビユニット１１０等が起動し、ディスプレイ１２０に地
図情報が表示される。また、このカメラ／ナビ切換スイ
ッチ１４０によってカメラ装置２２を選択した場合に
は、カメラ装置２２が起動し、カメラ装置２２による撮
像画像がディスプレイ１２０に表示される。
【００２０】カメラ方向切換スイッチ１５０は、カメラ
装置２２の視野角度方向を選択するスイッチであり、運
転席のコントロールパネルに設けられている。このカメ
ラ方向切換スイッチ１５０は、カメラ／ナビ切換スイッ
チ１４０によってカメラ装置２２を選択した場合に、カ
メラ装置２２のカメラ駆動機構ユニット２４を起動し、
駆動モータ２４Ａを駆動して減速ギア／クラッチ機構２
４Ｂを介してカメラ駆動機構ユニット２４を上下方向に
回動変位するものである。そして、カメラ装置２２の視
野角をほぼ水平に近い状態で前方を撮像する状態と、下
方に傾斜して自動車の前輪周辺部を撮像する状態に切り
換え制御する。
装置２２の視野角度方向を選択するスイッチであり、運
転席のコントロールパネルに設けられている。このカメ
ラ方向切換スイッチ１５０は、カメラ／ナビ切換スイッ
チ１４０によってカメラ装置２２を選択した場合に、カ
メラ装置２２のカメラ駆動機構ユニット２４を起動し、
駆動モータ２４Ａを駆動して減速ギア／クラッチ機構２
４Ｂを介してカメラ駆動機構ユニット２４を上下方向に
回動変位するものである。そして、カメラ装置２２の視
野角をほぼ水平に近い状態で前方を撮像する状態と、下
方に傾斜して自動車の前輪周辺部を撮像する状態に切り
換え制御する。
【００２１】コントロールＢＯＸ１３０は、本例の制御
系全体を制御するものであり、各種入力キーや計器類を
制御したり、各部の電源供給を制御するものであり、上
述したディスプレイ１２０、ナビユニット１１０、カメ
ラ装置２２、カメラ駆動機構ユニット２４等の制御を行
う。
系全体を制御するものであり、各種入力キーや計器類を
制御したり、各部の電源供給を制御するものであり、上
述したディスプレイ１２０、ナビユニット１１０、カメ
ラ装置２２、カメラ駆動機構ユニット２４等の制御を行
う。
【００２２】図４は、カメラ装置２２の視野角方向を切
り換えた場合の撮像領域の具体例を示す説明図であり、
図５は、図４に示す２つの撮像領域の表示画像の具体例
を示す説明図である。図４において、トラック車３００
の後方を走行しているセダン車２００に、本例のカメラ
装置２２を搭載したドアミラー１０が設けられている。
図示のように、前方にトラック車３００等の大型車が走
行している場合には、助手席（左）側の前方位置が死角
となる。そこで、カメラ装置２２の視野角をほぼ水平に
近い状態で前方を撮像する状態とする。図４の斜線領域
ＡＲ１は、この場合のカメラ装置２２の視野領域を示し
ており、セダン車２００の前方にＬＴ１で示す距離まで
視野に収めることができる。この場合、図５のＧ１に示
すような表示画像がディスプレイ１２０に表示される。
り換えた場合の撮像領域の具体例を示す説明図であり、
図５は、図４に示す２つの撮像領域の表示画像の具体例
を示す説明図である。図４において、トラック車３００
の後方を走行しているセダン車２００に、本例のカメラ
装置２２を搭載したドアミラー１０が設けられている。
図示のように、前方にトラック車３００等の大型車が走
行している場合には、助手席（左）側の前方位置が死角
となる。そこで、カメラ装置２２の視野角をほぼ水平に
近い状態で前方を撮像する状態とする。図４の斜線領域
ＡＲ１は、この場合のカメラ装置２２の視野領域を示し
ており、セダン車２００の前方にＬＴ１で示す距離まで
視野に収めることができる。この場合、図５のＧ１に示
すような表示画像がディスプレイ１２０に表示される。
【００２３】一方、自車の前輪周辺部を見たい場合に
は、カメラ装置２２の視野角を下方を撮像する状態とす
る。図４の斜線領域ＡＲ２は、この場合のカメラ装置２
２の視野領域を示しており、セダン車２００の前輪周辺
を含むＬＴ２で示す距離を視野に収めることができる。
この場合、図５のＧ２に示すような表示画像がディスプ
レイ１２０に表示される。以上のようにして、ドアミラ
ー１０の背面に設けたカメラ装置２２の限られた視野角
度によって車体前方と前輪周辺部の両方を確認でき、便
利な周辺確認装置を提供できる。
は、カメラ装置２２の視野角を下方を撮像する状態とす
る。図４の斜線領域ＡＲ２は、この場合のカメラ装置２
２の視野領域を示しており、セダン車２００の前輪周辺
を含むＬＴ２で示す距離を視野に収めることができる。
この場合、図５のＧ２に示すような表示画像がディスプ
レイ１２０に表示される。以上のようにして、ドアミラ
ー１０の背面に設けたカメラ装置２２の限られた視野角
度によって車体前方と前輪周辺部の両方を確認でき、便
利な周辺確認装置を提供できる。
【００２４】なお、以上の例では、保護カバー２８をカ
メラ装置２２の鏡筒部に対面する状態で設けたため、図
１（Ａ）及び図２に示すように、ミラーケース１６の背
面側外周面に収納部１６Ａの開口部が凹部状に形成され
ている。そこで、このような凹部をなくし、ドアミラー
１０の外観をさらに向上する方法として、保護カバーの
外周面がミラーケース１６の外周面と連続的な曲面を形
成する形状を有する保護カバーを設けるようにしてもよ
い。
メラ装置２２の鏡筒部に対面する状態で設けたため、図
１（Ａ）及び図２に示すように、ミラーケース１６の背
面側外周面に収納部１６Ａの開口部が凹部状に形成され
ている。そこで、このような凹部をなくし、ドアミラー
１０の外観をさらに向上する方法として、保護カバーの
外周面がミラーケース１６の外周面と連続的な曲面を形
成する形状を有する保護カバーを設けるようにしてもよ
い。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように本発明の車両用周辺
確認装置では、車載用ドアミラーのミラーケースに、車
両本体の前方及び前輪周辺部を撮像するカメラ装置を設
けるとともに、このカメラ装置の角度を略上下方向に駆
動する駆動機構を設けた。これにより、ドアミラーの背
面に設けたカメラ装置の限られた視野角度によって車体
前方と前輪周辺部の両方を確認できる効果がある。
確認装置では、車載用ドアミラーのミラーケースに、車
両本体の前方及び前輪周辺部を撮像するカメラ装置を設
けるとともに、このカメラ装置の角度を略上下方向に駆
動する駆動機構を設けた。これにより、ドアミラーの背
面に設けたカメラ装置の限られた視野角度によって車体
前方と前輪周辺部の両方を確認できる効果がある。
【００２６】また本発明は、カメラ装置が前記ミラーケ
ースに設けた収納部に没する状態で収納され、この収納
部の開口部に透明の保護カバーを設けた。これにより、
ドアミラーの背面に設けたカメラ装置によってドアミラ
ーの外観を損ねることを防止し、かつ、風切り音を防止
でき、さらに、障害物による破損の可能性を抑制できる
効果がある。
ースに設けた収納部に没する状態で収納され、この収納
部の開口部に透明の保護カバーを設けた。これにより、
ドアミラーの背面に設けたカメラ装置によってドアミラ
ーの外観を損ねることを防止し、かつ、風切り音を防止
でき、さらに、障害物による破損の可能性を抑制できる
効果がある。
【図１】本発明による車両用周辺確認装置を適用した車
載用ドアミラーの構造を示す図であり、（Ａ）は水平断
面図、（Ｂ）は一部省略正面図である。
載用ドアミラーの構造を示す図であり、（Ａ）は水平断
面図、（Ｂ）は一部省略正面図である。
【図２】図１に示す車両用周辺確認装置を適用した車載
用ドアミラーの外観を示す背面斜視図である。
用ドアミラーの外観を示す背面斜視図である。
【図３】図１に示す車両用周辺確認装置における制御系
の全体構成を示すブロック図である。
の全体構成を示すブロック図である。
【図４】図１に示す車両用周辺確認装置において、カメ
ラ装置の視野角方向を切り換えた場合の撮像領域の具体
例を示す説明図である。
ラ装置の視野角方向を切り換えた場合の撮像領域の具体
例を示す説明図である。
【図５】図４に示す２つの撮像領域の表示画像の具体例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
１０……ドアミラー、１６……ミラーケース、１８……
ミラー、２０……ミラー駆動ユニット、２２……カメラ
装置、２４……カメラ駆動機構ユニット、２８……保護
カバー、１１０……ナビユニット、１２０……ディスプ
レイ、１３０……コントロールＢＯＸ、１４０……カメ
ラ／ナビ切換スイッチ、１５０……カメラ方向切換スイ
ッチ。
ミラー、２０……ミラー駆動ユニット、２２……カメラ
装置、２４……カメラ駆動機構ユニット、２８……保護
カバー、１１０……ナビユニット、１２０……ディスプ
レイ、１３０……コントロールＢＯＸ、１４０……カメ
ラ／ナビ切換スイッチ、１５０……カメラ方向切換スイ
ッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｎ 7/18 Ｂ６０Ｒ 21/00 ６２２Ｆ ６２２Ｓ ６２４Ｃ Ｆターム(参考） 3D053 FF17 FF31 GG06 5C022 AA04 AB30 AB62 AB65 AC01 AC13 AC27 AC42 AC69 AC74 CA00 5C054 AA01 AA05 CA04 CB02 CC05 CD03 CE02 CF02 CF06 CG04 CH01 EA01 FC11 FE11 FE23 FF02 HA30
Claims (7)
- 【請求項１】 車両本体の前方ドアに取り付けられたミ
ラーケースに前記車両本体の側方及び後方を確認するた
めの鏡面を設けたドアミラーと、 前記ドアミラーのミラーケースに設けられ、車両本体の
前方及び前輪周辺部を撮像するカメラ装置と、 前記車両本体の運転席に設置され、前記カメラ装置によ
る撮像信号を表示する表示装置と、 前記ドアミラーのミラーケースに設けられ、カメラ装置
を略上下方向に角度変更可能に支持するとともに、カメ
ラ装置を車両本体の前方を撮像する角度方向から前輪周
辺部を撮像する角度方向に変位させる駆動機構と、 前記車両本体の運転席に設置され、前記駆動機構による
カメラ装置の角度変更を指示する操作手段と、 を有することを特徴とする車両用周辺確認装置。 - 【請求項２】 前記カメラ装置は、前記ミラーケースに
設けた収納部に没する状態で収納され、前記収納部の開
口部より外方を撮像する状態で配置され、前記収納部の
開口部に透明の保護カバーを設けたことを特徴とする請
求項１記載の車両用周辺確認装置。 - 【請求項３】 前記保護カバーの外周面は、前記ミラー
ケースの外周面と連続的な曲面を形成する形状を有する
ことを特徴とする請求項２記載の車両用周辺確認装置。 - 【請求項４】 車両の現在位置を検出して地図上に表示
するナビゲーション装置を有し、前記表示装置は、ナビ
ゲーション装置による地図表示用の表示装置と、前記カ
メラ装置の撮像信号を表示するための表示装置とを兼用
したことを特徴とする請求項１記載の車両用周辺確認装
置。 - 【請求項５】 前記車両本体の運転席に設置され、前記
ナビゲーション装置による表示を行うか、前記カメラ装
置による表示を行うかを選択する選択手段を有すること
を特徴とする請求項４記載の車両用周辺確認装置。 - 【請求項６】 前記カメラ装置及び駆動機構は、前記助
手席側のドアミラーに設けられていることを特徴とする
請求項１記載の車両用周辺確認装置。 - 【請求項７】 前記駆動機構は、駆動モータとギア機構
から構成されていることを特徴とする請求項１記載の車
両用周辺確認装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11081905A JP2000272418A (ja) | 1999-03-25 | 1999-03-25 | 車両用周辺確認装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11081905A JP2000272418A (ja) | 1999-03-25 | 1999-03-25 | 車両用周辺確認装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000272418A true JP2000272418A (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=13759470
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11081905A Pending JP2000272418A (ja) | 1999-03-25 | 1999-03-25 | 車両用周辺確認装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000272418A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003267140A (ja) * | 2002-03-20 | 2003-09-25 | Murakami Corp | カメラ内蔵型バックミラー装置 |
| GB2397189A (en) * | 2003-01-11 | 2004-07-14 | Frederick Victor Sean Nicolas | Forward looking road monitoring system for vehicles |
| EP1442934A1 (en) * | 2003-01-30 | 2004-08-04 | Ichikoh Industries, Ltd. | Outside mirror for vehicle |
| JP2005182305A (ja) * | 2003-12-17 | 2005-07-07 | Denso Corp | 車両走行支援装置 |
| US6959994B2 (en) * | 2002-05-14 | 2005-11-01 | Murakami Corporation | Camera built-in type rearview mirror device |
| JP2006517489A (ja) * | 2003-02-13 | 2006-07-27 | クレイグ ハート マクドガール | 自動車用前方視野装置 |
| WO2006080122A1 (ja) | 2005-01-27 | 2006-08-03 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 表示制御装置 |
| JP2006260578A (ja) * | 2006-03-23 | 2006-09-28 | Nissan Motor Co Ltd | 車両周辺監視装置 |
| CN1314554C (zh) * | 2001-12-03 | 2007-05-09 | 株式会社村上开明堂 | 内置摄像机的车外后视镜 |
| CN100453365C (zh) * | 2006-03-17 | 2009-01-21 | 财团法人工业技术研究院 | 车辆侧后视镜辅助控制方法与装置 |
| KR100880808B1 (ko) * | 2007-09-19 | 2009-01-29 | (주)한비젼 | 미사용시 열적외선 카메라를 보호할 수 있는 열적외선카메라 부착 자동차 사이드 미러 |
| JP2009184557A (ja) * | 2008-02-07 | 2009-08-20 | Nissan Motor Co Ltd | 車両周辺監視装置 |
| CN108859975A (zh) * | 2018-04-12 | 2018-11-23 | 苏州佳世达电通有限公司 | 后视镜设备及具有后视镜设备的汽车 |
-
1999
- 1999-03-25 JP JP11081905A patent/JP2000272418A/ja active Pending
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN108859975A (zh) * | 2018-04-12 | 2018-11-23 | 苏州佳世达电通有限公司 | 后视镜设备及具有后视镜设备的汽车 |
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