JP2003267140A - カメラ内蔵型バックミラー装置 - Google Patents

カメラ内蔵型バックミラー装置

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JP2003267140A
JP2003267140A JP2002077663A JP2002077663A JP2003267140A JP 2003267140 A JP2003267140 A JP 2003267140A JP 2002077663 A JP2002077663 A JP 2002077663A JP 2002077663 A JP2002077663 A JP 2002077663A JP 2003267140 A JP2003267140 A JP 2003267140A
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Japan
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camera
built
mirror device
transparent cover
camera body
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Application number
JP2002077663A
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English (en)
Inventor
Akiyoshi Kobayashi
明芳 小林
Yoshihiro Fujikawa
吉弘 藤川
Yoshinori Hitomi
佳典 人見
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Murakami Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Murakami Corp
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラ本体が透明カバーを介して明瞭な画像
を撮影できるようにしたカメラ内蔵型バックミラー装置
を提供する。 【解決手段】 自動車の走行に伴なう小石や泥水の跳ね
返りを透明カバー11が遮断するため、カメラ本体3C
の破損や汚損による故障を防止することができる。特
に、透明カバー11の内面は防水構造により外部と遮断
されているため、塵埃の付着が防止されて清浄に保持さ
れる。その結果、カメラ本体3Cは透明カバー11を介
して明瞭な画像を長期にわたって撮影することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のド
ア等に付設される後方視認用のバックミラー装置に関
し、詳しくは、下方視認用のカメラモジュールが内蔵さ
れたカメラ内蔵型バックミラー装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車の左右のドアには後方視
認用のバックミラー装置が付設されているが、このバッ
クミラー装置では、その下方から斜め前方にわたる路面
を視認することができない。このため、自動車の運転席
から見た視界においては、特に助手席側の前輪付近の路
面が死角となり、その付近に障害物があると、これを知
らずに前輪に巻き込む恐れがある。そこで、このような
事態を回避するため、前輪付近の路面を視認できるカメ
ラモジュールを内蔵したカメラ内蔵型バックミラー装置
が種々開発されている(特開2000−16181号公
報、実公平3−42779号公報参照)。
【0003】この種のカメラ内蔵型バックミラー装置に
おいて、前記カメラモジュールは、レンズおよびCCD
(Charge Coupled Device)などの画像センサを有する
カメラ本体、画像信号処理部、電源部などで構成されて
おり、画像信号処理部からの画像信号を車室内のモニタ
に出力することで、前輪付近の路面をモニタに画像表示
するように構成されている。また、カメラモジュールを
内蔵するミラーハウジングには、カメラ本体のレンズの
前方に撮影窓が形成されており、この撮影窓は、通常、
透明カバーによって塞がれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来のカメラ内蔵型バックミラー装置において、透明カバ
ーの内面には防塵対策が施されていないため、ミラーの
周囲などからミラーハウジング内に侵入した塵埃が透明
カバーの内面に付着して透明カバーの透光性が低下する
ことがある。また、ミラーハウジング内の湿度の上昇や
温度の低下によって透明カバーの内面に曇りや結露が発
生し、その結果、透明カバーの透光性が低下することも
ある。加えて、雨天時や洗車後などに透明カバーの外面
に水滴が付着すると、その水滴のレンズ作用によってカ
メラ本体への入射光が不用意に屈折されてしまうことが
ある。このような場合、カメラ本体は透明カバーを介し
て明瞭な画像を撮影できなくなる。
【0005】また、透明カバーの外面とミラーハウジン
グの外面との間に段差があると、自動車の高速走行時や
強風時に耳障りな風切り音が発生することがある。
【0006】さらに、カメラ本体は自動車の前輪付近の
路面を撮影できるようにミラーハウジングに対する取付
け角度が予め設定されるのであるが、車体に対するミラ
ーハウジングの取付け角度は車種に応じて変更されるこ
とがある。この場合、車体に対するカメラ本体の向きが
変化してカメラモジュールによる撮影範囲が前輪付近か
ら外れることがある。
【0007】また、カメラモジュールの少なくともカメ
ラ本体と画像信号処理部とが一体型に構成されているた
め、ミラーハウジング内に大きな収容スペースを確保す
る必要がある。しかしながら、電動ミラーを装着した電
動格納型のミラーハウジングにおいては、内部に鏡面調
整アクチュエータや電動格納ユニットが配設される関係
で、大きな収容スペースを確保するのが難しく、カメラ
モジュールの内蔵が困難となることもある。
【0008】そこで、本発明は、カメラ本体が透明カバ
ーを介して明瞭な画像を撮影でき、風切り音も低減でき
るカメラ内蔵型バックミラー装置を提供すること課題と
する。また、車体に対するミラーハウジングの取付け角
度の変更に応じて車体に対するカメラ本体の向きを一定
に維持することができ、カメラモジュールの内蔵も容易
なカメラ内蔵型バックミラー装置を提供することを課題
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決する手
段として、請求項1に記載の発明は、後方視認用のミラ
ーを装着したミラーハウジングに下方視認用のカメラモ
ジュールが内蔵されているカメラ内蔵型バックミラー装
置であって、前記カメラモジュールを構成するカメラ本
体のレンズの前方に形成されたミラーハウジングの撮影
窓を塞ぐ透明カバーと、この透明カバーと協働して前記
カメラ本体の周囲を覆うカメラケーシングとを有するカ
メラ本体の防水構造を備えていることを特徴とする。
【0010】請求項1に記載の発明では、自動車の走行
に伴なう小石や泥水の跳ね返りを透明カバーが遮断する
ため、カメラ本体の破損や汚損による故障が防止され
る。また、透明カバーの内面は防水構造により外部と遮
断されているため、塵埃の付着が防止されて清浄に保持
される。その結果、カメラ本体は透明カバーを介して明
瞭な画像を長期にわたって撮影可能となる。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明であって、前記カメラケーシングは、前記透明カ
バーの内面に突設された接合壁部の端面に接合される構
造としたことを特徴とする。この請求項2に記載の発明
では、設計上ミラーハウジングの形状が異なる場合にお
いても、カメラケーシングの形状を変更することなく、
透明カバーの形状のみをミラーハウジングの形状に応じ
て変更するだけで防水構造が構成される。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の発明であって、前記防水構造が気密防
水構造とされており、前記カメラケーシングの内部に乾
燥剤が収容されていることを特徴とする。この請求項3
に記載の発明では、カメラ本体を覆うカメラケーシング
の内部が乾燥剤により乾燥状態に保持されるため、透明
カバーの内面の曇りや結露が防止される。その結果、カ
メラ本体は透明カバーを介して明瞭な画像を長期にわた
って撮影可能となる。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求
項3の何れかに記載の発明であって、前記透明カバーの
内面にヒータ機能を有する透明導電膜または電熱線透明
膜がコーティングされていることを特徴とする。この請
求項4に記載の発明では、透明導電膜または電熱線透明
膜のヒータ機能により透明カバーの内面の曇りや結露が
防止されるため、カメラ本体は透明カバーを介して明瞭
な画像を撮影可能となる。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求
項4の何れかに記載の発明であって、前記透明カバーの
外面に親水膜がコーティングされていることを特徴とす
る。この請求項5に記載の発明では、雨天時や洗車後な
どに透明カバーの外面に水滴が付着しても、親水膜によ
り水滴はレンズ状となることなく膜状に広がるため、カ
メラ本体は透明カバーを介して明瞭な画像を撮影可能と
なる。
【0015】請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求
項5の何れかに記載の発明であって、前記カメラケーシ
ングの内部には、前記透明カバーを介して前記カメラ本
体のレンズの前方を照明する光源が配設されており、こ
の光源とカメラ本体との間を仕切る遮光壁が前記カメラ
ケーシングと透明カバーとの間に設けられていることを
特徴とする。この請求項6に記載の発明では、光源がカ
メラ本体のレンズの前方を照明するため、曇天時や夜間
などにおいても、カメラ本体は透明カバーを介して明瞭
な画像を撮影可能となる。また、光源からの照明光がカ
メラ本体側に漏れるのを遮光壁が防止するため、カメラ
本体は、暗い部分も明瞭な画像を撮影可能となる。
【0016】請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求
項6の何れかに記載の発明であって、前記透明カバーの
外面と前記ミラーハウジングの外面とがフラッシュサー
フェースとして連続していることを特徴とする。この請
求項7に記載の発明では、自動車の高速走行時や強風時
に走行風が透明カバーの外面を円滑に流れるため、風切
り音が低減される。
【0017】請求項8に記載の発明は、後方視認用のミ
ラーを装着したミラーハウジングに下方視認用のカメラ
モジュールが内蔵されているカメラ内蔵型バックミラー
装置であって、前記カメラ本体はミラーハウジング側の
支持部材に嵌合する支持軸を有し、この支持軸と前記支
持部材との間には、支持軸の嵌合位置を周方向に微調整
可能とする微調整機構が構成されていることを特徴とす
る。この請求項8に記載の発明では、車種に応じてミラ
ーハウジングの取付け角度が異なる場合においても、支
持部材に対する支持軸の嵌合位置を周方向に微調整する
ことで、カメラ本体の向きは一定に維持される。
【0018】請求項9に記載の発明は、後方視認用のミ
ラーを装着したミラーハウジングに下方視認用のカメラ
モジュールが内蔵されているカメラ内蔵型バックミラー
装置であって、前記カメラモジュールは、カメラ本体と
画像信号処理部とがハーネスを介して接続された分離型
に構成されていることを特徴とする。この請求項9に記
載の発明では、カメラモジュールを構成するカメラ本体
と画像信号処理部とが一体型ではなく、ハーネスを介し
て接続された分離型に構成されているため、電動ミラー
を装着した電動格納型のミラーハウジングのように鏡面
調整アクチュエータや電動格納ユニットが収容される関
係で収容スペースが限られているミラーハウジング内に
も、カメラ本体と共に画像信号処理部が容易に収容され
る。その結果、カメラ本体から画像信号処理部への出力
信号の劣化やノイズの混入が防止される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
るカメラ内蔵型バックミラー装置の実施の形態を説明す
る。参照する図面において、図1は一実施形態に係るカ
メラ内蔵型バックミラー装置の車体に対する取付け状態
を車体前方から見た正面図、図2は一実施形態に係るカ
メラ内蔵型バックミラー装置からミラーを外した状態で
その内部の概略構造を示す斜視図、図3は一実施形態に
係るカメラ内蔵型バックミラー装置に内蔵されるカメラ
モジュールの概略構成を示す平面図、図4は一実施形態
に係るカメラ内蔵型バックミラー装置内におけるカメラ
モジュールの配置図である。
【0020】一実施形態に係るカメラ内蔵型バックミラ
ー装置は、図1に示すように、例えば自動車の助手席側
のサイドドアSDにミラーベース1が固定され、このミ
ラーベース1に対してミラーハウジング2が図示しない
モータの駆動により略垂直な支点軸X(図2参照)の回
りに回動する電動格納式のドアミラー装置として構成さ
れている。そして、図2に示すミラーハウジング2の後
面側の開口部2Aには、図示しない電動ミラーがモータ
の駆動により上下方向および左右方向に傾動自在に装着
される。このようなミラーハウジング2の内部には、自
動車の例えば助手席側の前輪付近の路面を撮影する下方
視認用のカメラモジュール3が収容されている。これに
対応して、ミラーハウジング2の下部には、カメラモジ
ュール3用の撮影窓2Bが開口されている。
【0021】ここで、前記カメラモジュール3は、図3
に示すように、広角のレンズ3AおよびCCDなどの画
像センサ3Bを有するカメラ本体3Cと、このカメラ本
体3Cが撮影した画像の信号が入力される画像信号処理
部3Dとがハーネス3Eを介して接続された分離型に構
成されており、画像信号処理部3Dには他のハーネス3
Fが接続されている。前記ハーネス3Eの長さは、カメ
ラ本体3Cから画像信号処理部3Dへ出力される画像信
号の劣化やノイズの混入を防止できるように、10cm
以内に設定されている。
【0022】このようなカメラモジュール3は、図4に
示すように、電動ミラーを傾動操作する鏡面調整アクチ
ュエータ4やミラーハウジング2を回動操作する電動格
納ユニット5が収容されたミラーハウジング2内の限ら
れた収容スペース内に、カメラ本体3Cと画像信号処理
部3Dとが分離して収容されている。すなわち、カメラ
本体3Cは、ミラーハウジング2の撮影窓2B(図2参
照)の近傍にレンズ3Aを臨ませた下向きの姿勢でミラ
ーハウジング2内の下部に収容され、このカメラ本体3
Cの上方に画像信号処理部3Dが分離して収容されてい
る。そして、画像信号処理部3Dに接続されたハーネス
3Fの端部がミラーベース1の内部を通して自動車の車
室内に引き込まれ、図示しない電源およびモニタに接続
されることにより、カメラモジュール3はカメラ本体3
Cが撮影した画像を信号の劣化やノイズの混入のない状
態で明瞭にモニタに表示できるようになっている。
【0023】前記カメラ本体3Cは、ミラーハウジング
2が図1に実線で示すようにサイドドアSDから張り出
した使用位置にあっても、あるいは図1に二点鎖線で示
すようにサイドドアSDに重なる格納位置にあっても、
レンズ3Aの光軸Lが自動車の前輪付近の路面に向けて
斜め前方へ傾斜した姿勢を維持できるように、ミラーハ
ウジング2の回動に連動して逆方向に回動するように構
成されている。そのための構造として、図2に示すよう
に、カメラ本体3Cの上部には、前記ハーネス3Eが挿
通される環状の支持軸3Gが突設されると共に、この支
持軸3Gを前記支点軸Xと平行な回動軸Yの回りに相対
回動自在に嵌合して支持するカメラケーシング6が支持
部材としてミラーハウジング2内に設けられている。ま
た、前記支持軸3Gをミラーハウジング2の回動に連動
して逆方向に回動させる逆転機構7がミラーハウジング
2内に設けられている。
【0024】前記逆転機構7は、図2および図5に示す
ように、前記ミラーベース1側の不動部材7Aと、前記
支持軸3Gの上端に固定された係合部材7Bと、ミラー
ハウジング2の内部のリブ2Cに中間部が枢止ピン7C
を介して横軸回りに枢着されたクランクレバー7Dとを
主要部として構成されている。前記不動部材7Aには、
クランクレバー7Dの一端部に固定された係合ピン7E
を挟み込む一対の係止片7Fが突設されている。また、
前記係合部材7Bには、クランクレバー7Dの他端部に
固定された係合ピン7Gを挟み込む一対の係止片7Hが
突設されている。この逆転機構7によれば、ミラーハウ
ジング2が支点軸Xの廻りに回動すると、クランクレバ
ー7Dが枢止ピン7Cを中心に回動して係合部材7Bと
共に支持軸3Gをミラーハウジング2の回動方向と逆方
向に同一角度だけ相対回動させる。従って、カメラ本体
3Cは、ミラーハウジング2の回動に応じて逆方向に相
対回動し、レンズ3Aの光軸Lが自動車の前輪付近の路
面に向けて斜め前方へ傾斜した姿勢を維持する。
【0025】前記カメラケーシング6には、図5および
図6に示すように、カメラ本体3Cの周囲を覆う逆向き
カップ状のカメラ収容部6Aと、カメラ本体3Cのレン
ズ3Aの前方を照明する光源としての電球8の周囲を覆
う逆向きボックス状の光源収容部6Bとが一体に形成さ
れており、前記カメラ収容部6Aの上部中央には、カメ
ラ本体3Cに突設された支持軸3Gを相対回動自在に嵌
合する嵌合孔6Cが形成されている。そして、この嵌合
孔6Cに嵌合する支持軸3Gとカメラ収容部6Aの上面
との間には、ミラーハウジング2の回動に応じて逆方向
に相対回動する支持軸3Gを所定位置にクリック保持す
るための節度機構9が構成されている。
【0026】前記節度機構9は、図6に示すように、前
記カメラ収容部6Aの嵌合孔6Cに下方から挿入されて
カメラ収容部6Aの上面に突出する支持軸3Gに対し、
係合リング9A、圧縮コイルススプリング9B、ワッシ
ャ9C、C型リング9D、キャップ部材9Eをこれらの
順で外装し、C型リング9Dを支持軸3Gの装着溝3H
に嵌合することで、キャップ部材9Eの内側に構成され
る。
【0027】前記係合リング9Aは、図6および図7に
示すように、支持軸3Gの基端部に形成されたスプライ
ン部10Aにスプライン穴10Bが嵌合することで、支
持軸3Gに対して軸方向には移動自在に、周方向は回転
不能に嵌合されている。この係合リング9Aの下面に
は、例えば断面三角形の複数の係合溝9Fが円周方向に
等間隔に配置して放射状に形成されている。これに対応
して、前記カメラ収容部6Aの上面には、係合リング9
Aの各係合溝9Fに斜面係合可能な複数本の係合突条9
Gが嵌合孔6Cの周囲に等間隔に配置して放射状に形成
されている。また、前記キャップ部材9Eは、その外周
下部に一体に形成された部分オスネジ部9Hが前記カメ
ラ収容部6Aの上面に突設された部分メスねじ部9Jに
ねじ込まれることで、カメラ収容部6Aの上面に着脱自
在に固定される。
【0028】このような節度機構9では、ワッシャ9C
により上端部が係止された圧縮コイルススプリング9B
が係合リング9Aをカメラ収容部6Aの上面に押圧す
る。そして、係合リング9Aの下面の各係合溝9Fがカ
メラ収容部6Aの上面の各係合突条9Gに対面すると、
各係合溝9Fが各係合突条9Gに斜面係合する。また、
この状態からカメラ本体3Cの支持軸3Gが前記逆転機
構7によりミラーハウジング2の回動に応じて逆方向に
相対回動すると(図2および図5参照)、支持軸3Gと
共に回動する係合リング9Aが圧縮コイルススプリング
9Bを圧縮しながら支持軸3Gのスプライン部10Aに
沿って上方に移動し、カメラ収容部6Aの上面の各係合
突条9Gとの係合状態が解消される。従って、前記カメ
ラ本体3Cは、ミラーハウジング2の回動に応じて逆転
機構7により逆方向に相対回動でき、ミラーハウジング
2の使用位置および格納位置においては、節度機構9に
よりレンズ3Aの光軸Lが自動車の前輪付近の路面に向
けて斜め前方へ傾斜した姿勢を維持するようにクリック
保持される。
【0029】ここで、図6および図7に示したように、
前記カメラ本体3Cの上部に突設された支持軸3Gと、
カメラ収容部6Aの上面にクリック保持される支持部材
としての係合リング9Aとの間には、支持軸3Gの基端
部に形成されたスプライン部10Aと、このスプライン
部10Aに嵌合する係合リング9Aのスプライン穴10
Bとにより、支持軸3Gの嵌合位置を周方向に微調整可
能とする微調整機構10が構成されている。この微調整
機構10においては、スプライン部10Aが上方に向か
って漸次小径となるテーパ状に形成されているため、支
持軸3Gは係合リング9Aに対して若干下方に移動させ
るだけでスプライン嵌合状態から開放される。
【0030】そこで、図1に示すサイドドアSDに対す
るミラーハウジング2の取付け角度を車種に応じて変更
する必要がある場合には、図6に示すカメラケーシング
6に対してカメラ本体3Cを圧縮コイルススプリング9
Bに抗して若干下方に引き出し、その支持軸3Gのスプ
ライン部10Aと係合リング9Aのスプライン穴10B
との嵌合状態(図7参照)を開放する。そして、カメラ
本体3Cのレンズ3Aの光軸Lが変化しないように必要
量だけカメラ本体3Cを回動軸Yの回りに回動させる
(図5参照)。その後、圧縮コイルススプリング9Bに
よりカメラ本体3Cを上方位置に復帰させ、支持軸3G
のスプライン部10Aを係合リング9Aのスプライン穴
10Bに嵌合させる(図7参照)。この微調整機構10
による調整作業によって、係合リング9Aに対する支持
軸3Gの嵌合位置が周方向に微調整されるのであり、サ
イドドアSDに対するミラーハウジング2の取付け角度
を車種に応じて変更する場合にも、カメラ本体3Cの向
き、すなわちレンズ3Aの光軸Lを略一定に維持するこ
とができ、カメラモジュール3による撮影範囲が前輪付
近から外れる事態を回避することができる。
【0031】ここで、図2および図5に示したような不
動部材7A、係合部材7B、クランクレバー7Dなどを
主要部とする逆転機構7が設けられていない場合におい
ても、前記の微調整機構10は同様に構成され、同様の
作用効果を奏する。なお、この場合には、図6に示した
カメラケーシング6の嵌合孔6Cを図7に示した係合リ
ング9Aのスプライン穴10Bと同様のスプライン穴と
することで、同様の微調整機構を構成することができ、
節度機構9の係合リング9Aを省略することもできる。
また、前記微調整機構10を構成する支持軸3Gのスプ
ライン部10Aおよび係合リング9Aのスプライン穴1
0B、あるいは前記嵌合孔6Cに代えて形成するスプラ
イン穴は、それぞれセレーション部およびセレーション
穴に変更することができる。
【0032】ここで、図8に示すように、前記ミラーハ
ウジング2の撮影窓2Bは透明カバー11で塞がれてい
る。このため、自動車の走行に伴なう小石や泥水の跳ね
返りは透明カバー11で遮断され、カメラ本体3Cの破
損や汚損による故障が防止される。この透明カバー11
は、その外周縁部が撮影窓2Bの内周縁部に外側から嵌
め込まれて食違い接合されており(図9参照)、透明カ
バー11の外面とミラーハウジング2の外面とがフラッ
シュサーフェースとして連続している。このため、自動
車の高速走行時や強風時において、走行風は透明カバー
11の外面に沿って円滑に流れるようになり、風切り音
が低減される。
【0033】ここで、前記カメラ本体3Cを覆う気密防
水構造として、図8に示すように、前記透明カバー11
の内面には、接合壁部11Aが突設されており、この接
合壁部11Aの上端面に前記カメラケーシング6を構成
するカメラ収容部6Aおよび光源収容部6Bの周壁部6
Dの下端面が気密に接着または溶着されている。また、
図9に拡大して示すように、前記透明カバー11の外周
縁部と撮影窓2Bの内周縁部との隙間がシール材12に
よって気密にシールされている。さらに、図8に示すよ
うに、前記節度機構9のキャップ部材9Eを覆って被着
されたゴムキャップ13により、カメラケーシング6の
カメラ収容部6Aの上部外周からカメラ本体3Cの支持
軸3Gの上端部にわたる部分が気密にシールされてい
る。また、カメラ本体3Cの支持軸3Gの上端とハーネ
ス3Eの外周との隙間がシール材14によって気密にシ
ールされている。そして、前記カメラ収容部6Aの内周
には乾燥剤15が固定されている。
【0034】このような気密防水構造により透明カバー
11の内面が外部と遮断されるため、ミラーハウジング
2の開口部2A(図2参照)と図示しない電動ミラーの
周縁部との隙間などからミラーハウジング2内に塵埃が
侵入しても、その塵埃は透明カバー11の内面に付着す
ることがない。その結果、透明カバー11の内面が清浄
に保持されるのであり、カメラ本体3Cは透明カバー1
1を介して明瞭な画像を長期にわたって撮影することが
できる。また、カメラ収容部6Aの内部が乾燥剤15に
より乾燥状態に保持されるため、透明カバー11の内面
に曇りや結露が発生することがなく、この点からもカメ
ラ本体3Cは透明カバー11を介して明瞭な画像を長期
にわたって撮影することができる。
【0035】また、透明カバー11の外周縁部と撮影窓
2Bの内周縁部との隙間がシール材12によって気密に
シールされているため、自動車の走行風がミラーハウジ
ング2の開口部2A(図2参照)と図示しない電動ミラ
ーの周縁部との隙間から侵入して透明カバー11の外周
縁部と撮影窓2Bの内周縁部との隙間から抜けることが
なく、この点からも風切り音が低減される。
【0036】さらに、前記透明カバー11は、その内面
に突設された接合壁部11Aの上端面がミラーハウジン
グ2の内側に入り込んだ位置において前記カメラケーシ
ング6の周壁部6Dの下端面に接着または溶着されてい
る。このため、設計上ミラーハウジング2の下部形状が
異なる場合においても、カメラケーシング6の形状を変
更することなく、透明カバー11の形状のみをミラーハ
ウジング2の下部形状に応じて変更するだけで気密防水
構造を構成することができ、部品の共用化に有利であ
る。
【0037】ここで、図8に示すように、前記カメラケ
ーシング6の光源収容部6Bには、透明カバー11を介
してカメラ本体3Cのレンズ3Aの前方を照明する光源
としての電球8が配設されている。そして、カメラケー
シング6の内部には、前記電球8とカメラ本体3Cとの
間を仕切る遮光壁6Eが前記透明カバー11の内面まで
突設されている。そこで、曇天時や夜間などにおいて
は、電球8を点灯してその照明光によりカメラ本体3C
のレンズ3Aの前方を照明する。その際、電球8の照明
光がカメラ本体3C側へ漏れるのを遮光壁6Eが防止す
るため、カメラ本体3Cは暗い部分も明瞭な画像として
前輪付近の路面を撮影することができる。
【0038】ここで、前記カメラ本体3Cを赤外光およ
び可視光に感度のあるものとすることで、前記光源とし
ての電球8は、図10に示すように白色(可視光)発光
ダイオードや赤外発光ダイオードなどの発光ダイオード
16に変更することができる。発光ダイオード16とし
て赤外発光ダイオードを使用する場合、透明カバー11
は、2色成形などの手段により、図11に示すように赤
外光のみを透過する特性の材料で発光ダイオード16に
対面する部分を構成するのが好ましい。こうすること
で、発光ダイオード16は外部から見えなくなり、美観
が向上する。
【0039】また、図12に示すように、前記透明カバ
ー11には、カメラケーシング6の周壁部6Dに接合さ
れる接合壁部11Aおよび遮光壁6Eに接合される接合
壁部11Bを2色成形などの手段により不透光性の材料
で構成することができる。この場合、図13に示すよう
に、電球8からの照明光は不透光性の接合壁部11Aに
より遮断され、ミラーハウジング2の開口部2Aと電動
ミラーMの周縁部との隙間から照明光が外部に漏れない
ので、美観が向上する。
【0040】ここで、図14に示すように、前記透明カ
バー11の内面には、ヒータ機能を有するITO(Indi
um Tin Oxid)や酸化スズ等の透明導電膜17がコーテ
ィングされている。そして、この透明導電膜17には、
図示しない電源に一対のハーネス18を介して接続され
た一対の電極19が固定されている。一対の電極19間
の透明導電膜17の抵抗値は、透明導電膜17の組成や
膜厚を調整することにより、例えば40Ωに設定されて
いる。そこで、この一対の電極19間に車載バッテリな
どの電圧12Vを印加すると、透明導電膜17には0.
3Aの電流が流れ、3.6Wのヒータが構成されて透明
カバー11の内面が加熱される。従って、透明カバー1
1の内面に曇りや結露が発生し易い気象条件において
も、透明導電膜17に通電することにより、曇りや結露
が解消され、カメラ本体3Cは透明カバー11を介して
明瞭な画像を撮影することができる。
【0041】なお、前記透明導電膜17は、図15に示
すように、一対の電極19間に接続された電熱線20が
所定の蛇行パターンで略全面に引き回された電熱線透明
膜21に変更することができる。この場合にも、透明カ
バー11の内面に曇りや結露が発生し易い気象条件にお
いて電熱線透明膜21に通電することにより、曇りや結
露が解消され、カメラ本体3Cは透明カバー11を介し
て明瞭な画像を撮影することができる。
【0042】ここで、図14に示すように、前記透明カ
バー11の外面には、光触媒性のある親水膜22がコー
ティングされている。このため、雨天時や洗車後などに
透明カバー11の外面に水滴が付着しても、親水膜22
により水滴はレンズ状となることなく膜状に広がる。そ
の結果、カメラ本体3Cは透明カバー11を介して明瞭
な画像を撮影することができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したとおり、請求項1に記載の
発明によれば、自動車の走行に伴なう小石や泥水の跳ね
返りを透明カバーが遮断するため、カメラ本体の破損や
汚損による故障を防止することができる。また、透明カ
バーの内面は防水構造により外部と遮断されているた
め、塵埃の付着が防止されて清浄に保持される。その結
果、カメラ本体は透明カバーを介して明瞭な画像を長期
にわたって撮影することができる。
【0044】請求項2に記載の発明によれば、設計上ミ
ラーハウジングの形状が異なる場合においても、カメラ
ケーシングの形状を変更することなく、透明カバーの形
状のみをミラーハウジングの形状に応じて変更するだけ
で、防水構造を構成することができる。
【0045】請求項3に記載の発明によれば、カメラ本
体を覆うカメラケーシングの内部を乾燥剤により乾燥状
態に保持できるため、透明カバーの内面の曇りや結露を
防止することができる。その結果、カメラ本体は透明カ
バーを介して明瞭な画像を長期にわたって撮影すること
ができる。
【0046】請求項4に記載の発明によれば、透明導電
膜または電熱線透明膜のヒータ機能により透明カバーの
内面の曇りや結露を防止することができるため、カメラ
本体は透明カバーを介して明瞭な画像を撮影することが
できる。
【0047】請求項5に記載の発明によれば、雨天時や
洗車後などに透明カバーの外面に水滴が付着しても、親
水膜により水滴はレンズ状となることなく膜状に広がる
ため、カメラ本体は透明カバーを介して明瞭な画像を撮
影することができる。
【0048】請求項6に記載の発明によれば、光源がカ
メラ本体のレンズの前方を照明するため、曇天時や夜間
などにおいても、カメラ本体は透明カバーを介して明瞭
な画像を撮影することができる。また、光源からの照明
光がカメラ本体側に漏れるのを遮光壁が防止するため、
カメラ本体は、暗い部分も明瞭な画像を撮影することが
できる。
【0049】請求項7に記載の発明によれば、自動車の
高速走行時や強風時に走行風が透明カバーの外面を円滑
に流れるため、風切り音を低減することができる。
【0050】請求項8に記載の発明によれば、車種に応
じてミラーハウジングの取付け角度が異なる場合におい
ても、支持部材に対する支持軸の嵌合位置を周方向に微
調整することで、カメラ本体の向きを一定に維持するこ
とができる。
【0051】請求項9に記載の発明によれば、カメラモ
ジュールを構成するカメラ本体と画像信号処理部とが一
体型ではなく、ハーネスを介して接続された分離型に構
成されているため、電動ミラーを装着した電動格納型の
ミラーハウジングのように鏡面調整アクチュエータや電
動格納ユニットが収容される関係で収容スペースが限ら
れているミラーハウジング内にも、カメラ本体と共に画
像信号処理部を容易に収容することができる。その結
果、カメラ本体から画像信号処理部への出力信号の劣化
やノイズの混入を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係るカメラ内蔵型バックミラー装
置の車体に対する取付け状態を車体前方から見た正面図
である。
【図2】一実施形態に係るカメラ内蔵型バックミラー装
置からミラーを外した状態でその内部の概略構造を示す
斜視図である。
【図3】一実施形態に係るカメラ内蔵型バックミラー装
置に内蔵されるカメラモジュールの概略構成を示す平面
図である。
【図4】一実施形態に係るカメラ内蔵型バックミラー装
置内におけるカメラモジュールの配置図である。
【図5】一実施形態に係るカメラ内蔵型バックミラー装
置の内部構造を示す部分断面図である。
【図6】図5に示したカメラ本体とカメラケーシングと
の組付け構造を示す分解斜視図である。
【図7】図6に示した節度機構の係合リングの近傍の部
分斜視図である。
【図8】一実施形態に係るカメラ内蔵型バックミラー装
置の内部構造を拡大して示す部分断面図である。
【図9】図8のIX部を拡大して示す部分断面図であ
る。
【図10】一実施形態に係るカメラ内蔵型バックミラー
装置の内部構造の変形例を拡大して示す図8に対応した
部分断面図である。
【図11】図10に示した発光ダイオードの特性線図で
ある。
【図12】図8に示した透明カバーの変形例を示す部分
断面図である。
【図13】図12に示した透明カバーの作用を示すミラ
ーハウジングの下部の部分断面図である。
【図14】一実施形態に係るカメラ内蔵型バックミラー
装置の透明カバーにコーティングされる透明導電膜およ
び親水膜の断面図である。
【図15】図14に示した透明導電膜に代わる電熱線透
明膜の平面図である。
【符号の説明】
1 :ミラーベース 2 :ミラーハウジング 3 :カメラモジュール 3A:レンズ 3B:画像センサ 3C:カメラ本体 3D:画像信号処理部 3E:ハーネス 3F:ハーネス 3G:支持軸 4 :鏡面調整アクチュエータ 5 :電動格納ユニット 6 :カメラケーシング 7 :逆転機構 8 :光源 9 :節度機構 10 :微調整機構 11 :透明カバー 12 :シール材 13 :ゴムキャップ 14 :シール材 15 :乾燥剤 16 :発光ダイオード 17 :透明導電膜 18 :ハーネス 19 :電極 20 :電熱線 21 :電熱線透明膜 22 :親水膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 17/08 G03B 17/08 H04N 5/225 H04N 5/225 E (72)発明者 藤川 吉弘 愛知県豊田市トヨタ町1番地トヨタ自動車 株式会社内 (72)発明者 人見 佳典 愛知県豊田市トヨタ町1番地トヨタ自動車 株式会社内 Fターム(参考) 2H101 CC01 CC22 CC52 CC91 3D025 AC11 AC20 AD13 3D053 FF14 FF20 FF24 GG06 HH14 5C022 AA04 AB15 AC03 AC42 AC54 AC65 AC66 AC78

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後方視認用のミラーを装着したミラーハ
    ウジングに下方視認用のカメラモジュールが内蔵されて
    いるカメラ内蔵型バックミラー装置であって、前記カメ
    ラモジュールを構成するカメラ本体のレンズの前方に形
    成されたミラーハウジングの撮影窓を塞ぐ透明カバー
    と、この透明カバーと協働して前記カメラ本体の周囲を
    覆うカメラケーシングとを有するカメラ本体の防水構造
    を備えていることを特徴とするカメラ内蔵型バックミラ
    ー装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカメラ内蔵型バックミ
    ラー装置であって、前記カメラケーシングは、前記透明
    カバーの内面に突設された接合壁部の端面に接合される
    構造としたことを特徴とするカメラ内蔵型バックミラー
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のカメラ
    内蔵型バックミラー装置であって、前記防水構造が気密
    防水構造とされており、前記カメラケーシングの内部に
    乾燥剤が収容されていることを特徴とするカメラ内蔵型
    バックミラー装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3の何れかに記載のカ
    メラ内蔵型バックミラー装置であって、前記透明カバー
    の内面にヒータ機能を有する透明導電膜または電熱線透
    明膜がコーティングされていることを特徴とするカメラ
    内蔵型バックミラー装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4の何れかに記載のカ
    メラ内蔵型バックミラー装置であって、前記透明カバー
    の外面に親水膜がコーティングされていることを特徴と
    するカメラ内蔵型バックミラー装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5の何れかに記載のカ
    メラ内蔵型バックミラー装置であって、前記カメラケー
    シングの内部には、前記透明カバーを介して前記カメラ
    本体のレンズの前方を照明する光源が配設されており、
    この光源とカメラ本体との間を仕切る遮光壁が前記カメ
    ラケーシングと透明カバーとの間に設けられていること
    を特徴とするカメラ内蔵型バックミラー装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項6の何れかに記載のカ
    メラ内蔵型バックミラー装置であって、前記透明カバー
    の外面と前記ミラーハウジングの外面とがフラッシュサ
    ーフェースとして連続していることを特徴とするカメラ
    内蔵型バックミラー装置。
  8. 【請求項8】 後方視認用のミラーを装着したミラーハ
    ウジングに下方視認用のカメラモジュールが内蔵されて
    いるカメラ内蔵型バックミラー装置であって、前記カメ
    ラ本体はミラーハウジング側の支持部材に嵌合する支持
    軸を有し、この支持軸と前記支持部材との間には、支持
    軸の嵌合位置を周方向に微調整可能とする微調整機構が
    構成されていることを特徴とするカメラ内蔵型バックミ
    ラー装置。
  9. 【請求項9】 後方視認用のミラーを装着したミラーハ
    ウジングに下方視認用のカメラモジュールが内蔵されて
    いるカメラ内蔵型バックミラー装置であって、前記カメ
    ラモジュールは、カメラ本体と画像信号処理部とがハー
    ネスを介して接続された分離型に構成されていることを
    特徴とするカメラ内蔵型バックミラー装置。
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