JP2000255320A - モニター装置内蔵の車両用ミラー - Google Patents
モニター装置内蔵の車両用ミラーInfo
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- JP2000255320A JP2000255320A JP11062186A JP6218699A JP2000255320A JP 2000255320 A JP2000255320 A JP 2000255320A JP 11062186 A JP11062186 A JP 11062186A JP 6218699 A JP6218699 A JP 6218699A JP 2000255320 A JP2000255320 A JP 2000255320A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 良好な視認性。
【解決手段】 ミラー基板３の裏面には多層膜の反射膜
４が設けられ、その反射膜４の裏面にはモニター装置７
が配置され、ミラーハウジング１の内面５をモニター装
置７のオフ状態時の画面７０の色とする。この結果、ミ
ラーハウジング１の内面５と画面７０とがほぼ同色をな
すので、モニター装置７の画面７０とその他のミラー２
面との境界線８が不明瞭となって、良好な視認性が得ら
れる。
４が設けられ、その反射膜４の裏面にはモニター装置７
が配置され、ミラーハウジング１の内面５をモニター装
置７のオフ状態時の画面７０の色とする。この結果、ミ
ラーハウジング１の内面５と画面７０とがほぼ同色をな
すので、モニター装置７の画面７０とその他のミラー２
面との境界線８が不明瞭となって、良好な視認性が得ら
れる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車用イ
ンナーミラー装置であって、カメラ装置でキャッチされ
た車両の周辺の情報をカメラ映像として画面に写し出す
モニター装置が内蔵されており、そのモニター装置の画
面のカメラ映像がミラー内に写し出されるモニター装置
内蔵の車両用ミラーに係り、特にモニター装置の画面と
その他のミラー面との境界線が不明瞭であって、視認性
が良好なモニター装置内蔵の車両用ミラーに関するもの
である。
ンナーミラー装置であって、カメラ装置でキャッチされ
た車両の周辺の情報をカメラ映像として画面に写し出す
モニター装置が内蔵されており、そのモニター装置の画
面のカメラ映像がミラー内に写し出されるモニター装置
内蔵の車両用ミラーに係り、特にモニター装置の画面と
その他のミラー面との境界線が不明瞭であって、視認性
が良好なモニター装置内蔵の車両用ミラーに関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】例えば自動車用インナーミラー装置であ
って、モニター装置内蔵の車両用ミラーは、図４に示す
ように、一般に、モニター装置７がオン状態の時、ミラ
ー２００内において、カメラ装置でキャッチされた車両
の周辺の情報がカメラ映像としてモニター装置７の画面
７０に写し出され、かつ、このモニター装置７の画面７
０以外のミラー２００面に後方の視界像が写し出されて
いる。また、モニター装置７がオフ状態の時、ミラー２
００面全面に後方の視界像が写し出されているものであ
る。
って、モニター装置内蔵の車両用ミラーは、図４に示す
ように、一般に、モニター装置７がオン状態の時、ミラ
ー２００内において、カメラ装置でキャッチされた車両
の周辺の情報がカメラ映像としてモニター装置７の画面
７０に写し出され、かつ、このモニター装置７の画面７
０以外のミラー２００面に後方の視界像が写し出されて
いる。また、モニター装置７がオフ状態の時、ミラー２
００面全面に後方の視界像が写し出されているものであ
る。
【０００３】上述のミラー２００は、図４に示すよう
に、透明な材質、例えば透明ガラスや透明樹脂等からな
るミラー基板３００と、そのミラー基板３００の裏面に
設けられた例えばアルミ蒸着等の反射膜４００、４０１
（図面中、厚く図示されている）とから構成されてい
る。上述の反射膜のうち、前記モニター装置７の画面７
０に対応する部分４０１を、所謂ハーフミラー（半反射
半透過鏡）とする。すなわち、この部分４０１の膜厚
を、他の部分４００の膜厚よりも薄くする。
に、透明な材質、例えば透明ガラスや透明樹脂等からな
るミラー基板３００と、そのミラー基板３００の裏面に
設けられた例えばアルミ蒸着等の反射膜４００、４０１
（図面中、厚く図示されている）とから構成されてい
る。上述の反射膜のうち、前記モニター装置７の画面７
０に対応する部分４０１を、所謂ハーフミラー（半反射
半透過鏡）とする。すなわち、この部分４０１の膜厚
を、他の部分４００の膜厚よりも薄くする。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
のモニター装置内蔵の車両用ミラーは、前記反射膜にお
いて、ハーフミラー部分４０１の膜厚が他の部分４００
の膜厚よりも薄いので、ハーフミラー部分４０１の反射
率と他の部分４００の反射率とが大きく異なる。このた
めに、特に、モニター装置７がオフ状態時に、モニター
装置７の画面７０（ハーフミラー部分４０１）とその他
のミラー２００面（他の部分４００）との境界線が明瞭
に現われて良好な視認性が得られない等の課題がある。
のモニター装置内蔵の車両用ミラーは、前記反射膜にお
いて、ハーフミラー部分４０１の膜厚が他の部分４００
の膜厚よりも薄いので、ハーフミラー部分４０１の反射
率と他の部分４００の反射率とが大きく異なる。このた
めに、特に、モニター装置７がオフ状態時に、モニター
装置７の画面７０（ハーフミラー部分４０１）とその他
のミラー２００面（他の部分４００）との境界線が明瞭
に現われて良好な視認性が得られない等の課題がある。
【０００５】本発明の目的は、モニター装置の画面とそ
の他のミラー面との境界線が不明瞭であって、視認性が
良好なモニター装置内蔵の車両用ミラーを提供すること
にある。
の他のミラー面との境界線が不明瞭であって、視認性が
良好なモニター装置内蔵の車両用ミラーを提供すること
にある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、ミラーハウジングのうち少なくとも反
射膜と対面する面を、モニター装置がオフ状態の時の画
面の色とほぼ同色をなすことを特徴とする。
達成するために、ミラーハウジングのうち少なくとも反
射膜と対面する面を、モニター装置がオフ状態の時の画
面の色とほぼ同色をなすことを特徴とする。
【０００７】この結果、本発明のモニター装置内蔵の車
両用ミラーは、モニター装置がオフ状態の時、モニター
装置の画面の色と、ミラーハウジングのうち少なくとも
反射膜と対面する面の色とがほぼ同色をなすので、モニ
ター装置の画面とその他のミラー面との境界線が不明瞭
となって、良好な視認性が得られることとなる。
両用ミラーは、モニター装置がオフ状態の時、モニター
装置の画面の色と、ミラーハウジングのうち少なくとも
反射膜と対面する面の色とがほぼ同色をなすので、モニ
ター装置の画面とその他のミラー面との境界線が不明瞭
となって、良好な視認性が得られることとなる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明のモニター装置内蔵
の車両用ミラーの一実施形態を図１乃至図３を参照して
説明する。この例は自動車用インナーミラー装置につい
て説明する。図中、図４と同符号は同一のものを示す。
の車両用ミラーの一実施形態を図１乃至図３を参照して
説明する。この例は自動車用インナーミラー装置につい
て説明する。図中、図４と同符号は同一のものを示す。
【０００９】図において、１はミラーハウジングであ
る。このミラーハウジング１の開口部１０には、所謂ハ
ーフミラー（半反射半透過鏡）のミラー２が配置されて
いる。このミラー２は、図１に示すように、透明な材
質、例えば透明ガラスや透明樹脂等からなるミラー基板
３と、そのミラー基板３の裏面に設けられた多層膜の反
射膜４と、その反射膜４の裏面に形成された透明塗膜６
とから構成されている。なお、上述の反射膜４、透明塗
膜６は、図面中、厚く図示されている。
る。このミラーハウジング１の開口部１０には、所謂ハ
ーフミラー（半反射半透過鏡）のミラー２が配置されて
いる。このミラー２は、図１に示すように、透明な材
質、例えば透明ガラスや透明樹脂等からなるミラー基板
３と、そのミラー基板３の裏面に設けられた多層膜の反
射膜４と、その反射膜４の裏面に形成された透明塗膜６
とから構成されている。なお、上述の反射膜４、透明塗
膜６は、図面中、厚く図示されている。
【００１０】前記多層膜の反射膜４は、真空中におい
て、ＴｉＯ2 （高屈折率の反射層）４１、４３とＳｉＯ
2 （低屈折率の反射層）４２、４４とを、４００〜５０
０ｎｍの中心波長で、光学的膜厚λ／４にて、交互に４
層積層してなる多層膜をスパッタリング法や真空蒸着法
等により形成してなるものである。
て、ＴｉＯ2 （高屈折率の反射層）４１、４３とＳｉＯ
2 （低屈折率の反射層）４２、４４とを、４００〜５０
０ｎｍの中心波長で、光学的膜厚λ／４にて、交互に４
層積層してなる多層膜をスパッタリング法や真空蒸着法
等により形成してなるものである。
【００１１】また、前記透明塗膜６は、大気中におい
て、前記反射膜４の裏面にクリアコートを塗装して透明
塗膜６を形成し、乾燥炉で透明塗膜６を乾燥してなるも
のである。なお、この透明塗膜６は、多層膜の反射膜４
の第４層のＳｉＯ2 （低屈折率の反射層）４４とほぼ同
屈折率をなす物質からなるものが好ましい。
て、前記反射膜４の裏面にクリアコートを塗装して透明
塗膜６を形成し、乾燥炉で透明塗膜６を乾燥してなるも
のである。なお、この透明塗膜６は、多層膜の反射膜４
の第４層のＳｉＯ2 （低屈折率の反射層）４４とほぼ同
屈折率をなす物質からなるものが好ましい。
【００１２】上述のミラー２の透明塗膜６の裏面にはモ
ニター装置７が配置されており、かつ、そのモニター装
置７の画面７０が透明塗膜６に対向されている。一方、
ミラーハウジング１の内面５は、モニター装置７がオフ
状態の時の画面７０の色とほぼ同色（黒色）をなす。こ
の有色面５は、図３中の太線に示すように、開口部１０
の縁の内面まで設けても良いし、また、少なくとも、ミ
ラー２の内面（反射膜４及び透明塗膜６）と対面する面
に設けても良いし、さらに、全面（内外両面）に設けて
も良い。なお、この全面に有色面５を設ける場合、ミラ
ーハウジング１の材料自体を有色とする。
ニター装置７が配置されており、かつ、そのモニター装
置７の画面７０が透明塗膜６に対向されている。一方、
ミラーハウジング１の内面５は、モニター装置７がオフ
状態の時の画面７０の色とほぼ同色（黒色）をなす。こ
の有色面５は、図３中の太線に示すように、開口部１０
の縁の内面まで設けても良いし、また、少なくとも、ミ
ラー２の内面（反射膜４及び透明塗膜６）と対面する面
に設けても良いし、さらに、全面（内外両面）に設けて
も良い。なお、この全面に有色面５を設ける場合、ミラ
ーハウジング１の材料自体を有色とする。
【００１３】この実施の形態における本発明のモニター
装置内蔵の車両用ミラーは、以上の如き構成からなるの
で、モニター装置７がオン状態の時、ミラー２内におい
て、カメラ装置（図示せず）でキャッチされた車両の周
辺の情報がカメラ映像としてモニター装置７の画面７０
に写し出される。すなわち、ミラー２はハーフミラーで
あるから、モニター装置７の画面７０のカメラ映像は、
ミラー２を半透過して視認できる。この時、モニター装
置７の画面７０以外のミラー２面には後方の視界像が写
し出されることとなる。すなわち、ミラー２はハーフミ
ラーであるから、所定の反射率で後方の視界像が写し出
される。また、モニター装置７がオフ状態の時、ミラー
２面全面に後方の視界像が写し出されることとなる。こ
の時、ミラーハウジング１の内面の有色面５とモニター
装置７の画面７０とがほぼ同色（黒色）をなすので、モ
ニター装置７の画面７０とその他のミラー２面との境界
線８（図２中破線にて示す）が不明瞭となって、良好な
視認性が得られることとなる。なお、この有色塗膜５の
色とモニター装置７のオフ状態の画面７０の色とが反射
色として得られる。
装置内蔵の車両用ミラーは、以上の如き構成からなるの
で、モニター装置７がオン状態の時、ミラー２内におい
て、カメラ装置（図示せず）でキャッチされた車両の周
辺の情報がカメラ映像としてモニター装置７の画面７０
に写し出される。すなわち、ミラー２はハーフミラーで
あるから、モニター装置７の画面７０のカメラ映像は、
ミラー２を半透過して視認できる。この時、モニター装
置７の画面７０以外のミラー２面には後方の視界像が写
し出されることとなる。すなわち、ミラー２はハーフミ
ラーであるから、所定の反射率で後方の視界像が写し出
される。また、モニター装置７がオフ状態の時、ミラー
２面全面に後方の視界像が写し出されることとなる。こ
の時、ミラーハウジング１の内面の有色面５とモニター
装置７の画面７０とがほぼ同色（黒色）をなすので、モ
ニター装置７の画面７０とその他のミラー２面との境界
線８（図２中破線にて示す）が不明瞭となって、良好な
視認性が得られることとなる。なお、この有色塗膜５の
色とモニター装置７のオフ状態の画面７０の色とが反射
色として得られる。
【００１４】特に、この実施形態においては、ミラーハ
ウジング１の内面がこの例では黒色をなすので、内部が
見ない構造となる。しかも、有色塗装とマスクとが不要
となるので、その分、生産上得策となる。
ウジング１の内面がこの例では黒色をなすので、内部が
見ない構造となる。しかも、有色塗装とマスクとが不要
となるので、その分、生産上得策となる。
【００１５】また、多層膜の反射膜４の第４層のＳｉＯ
2 （低屈折率の反射層）４４と透明塗膜６とがほぼ同屈
折率をなす物質からなるので、上述のモニター装置７の
画面７０とその他のミラー２面との境界線８がさらに不
明瞭となって、さらに良好な視認性が得られることとな
る。
2 （低屈折率の反射層）４４と透明塗膜６とがほぼ同屈
折率をなす物質からなるので、上述のモニター装置７の
画面７０とその他のミラー２面との境界線８がさらに不
明瞭となって、さらに良好な視認性が得られることとな
る。
【００１６】さらに、本発明のモニター装置内蔵の車両
用ミラーは、ＴｉＯ2 （高屈折率の反射層）４１、４
３、とＳｉＯ2 （低屈折率の反射層）４２、４４とを交
互に４層積層してなる多層膜の反射膜４を使用し（多層
膜の光の干渉作用を利用し）たものであるから、青色の
反射光（所謂、ブルーミラー）が得られ、また、５０〜
６０％の反射率が得られるので、車両用ミラーの規格
（３８％）を満足でき、さらに、後続車のヘッドランプ
の光に対する防眩効果が得られる。なお、上述の、多層
膜の反射膜４を調整することにより、ブロンズの反射光
やグリーンブルーの反射光等が得られ、また、所定の反
射率が得られる。
用ミラーは、ＴｉＯ2 （高屈折率の反射層）４１、４
３、とＳｉＯ2 （低屈折率の反射層）４２、４４とを交
互に４層積層してなる多層膜の反射膜４を使用し（多層
膜の光の干渉作用を利用し）たものであるから、青色の
反射光（所謂、ブルーミラー）が得られ、また、５０〜
６０％の反射率が得られるので、車両用ミラーの規格
（３８％）を満足でき、さらに、後続車のヘッドランプ
の光に対する防眩効果が得られる。なお、上述の、多層
膜の反射膜４を調整することにより、ブロンズの反射光
やグリーンブルーの反射光等が得られ、また、所定の反
射率が得られる。
【００１７】なお、上述の透明塗膜６は、半透明塗膜
（所謂スモーク）であっても良い。このスモーク塗膜
（塗装）は、上述の透明塗膜６とほぼ同様の作用効果を
達成することができる。また、上述の透明塗膜、半透明
塗膜６中に防曇材を含有する場合、すなわち、この透明
塗膜、半透明塗膜６として、防曇材が添加された塗料を
使用する場合がある。この場合、モニター装置７の画面
７０の曇が防止されるので、モニター画像の視認性が向
上される。防曇材としては、水分を吸収するもの、光触
媒性の酸化チタン粒子（特開平９−５６５４９号公報、
特開平９−２２６５３１号公報、特開平９−２２８３２
６号公報、特開平９−２３０１１８号公報、特開平９−
２３０１１９号公報、特開平９−２３０８１０号公報、
特開平９−２３１８０７号公報参照）等がある。
（所謂スモーク）であっても良い。このスモーク塗膜
（塗装）は、上述の透明塗膜６とほぼ同様の作用効果を
達成することができる。また、上述の透明塗膜、半透明
塗膜６中に防曇材を含有する場合、すなわち、この透明
塗膜、半透明塗膜６として、防曇材が添加された塗料を
使用する場合がある。この場合、モニター装置７の画面
７０の曇が防止されるので、モニター画像の視認性が向
上される。防曇材としては、水分を吸収するもの、光触
媒性の酸化チタン粒子（特開平９−５６５４９号公報、
特開平９−２２６５３１号公報、特開平９−２２８３２
６号公報、特開平９−２３０１１８号公報、特開平９−
２３０１１９号公報、特開平９−２３０８１０号公報、
特開平９−２３１８０７号公報参照）等がある。
【００１８】さらに、 前記有透明塗膜、半透明塗膜６
を、スクリーン印刷により形成する場合がある。この場
合、ミラー２面への塗料の回り込みやシンナーの飛散が
ないので、製造工程上得策である。しかも、マスクの見
切が明確である。なお、このスクリーン印刷の場合、ミ
ラー２面にスクリーンの網目模様が現われる。
を、スクリーン印刷により形成する場合がある。この場
合、ミラー２面への塗料の回り込みやシンナーの飛散が
ないので、製造工程上得策である。しかも、マスクの見
切が明確である。なお、このスクリーン印刷の場合、ミ
ラー２面にスクリーンの網目模様が現われる。
【００１９】さらにまた、透明塗膜、半透明塗膜６の裏
面に、光触媒の酸化チタンＴｉＯ2をコートしても良
い。この場合、光触媒の酸化チタンがモニター装置７の
画面７０からの光により、親水性作用、セルフクリーニ
ング作用をなすので、モニター装置７の画面７０の曇が
防止され、モニター画像の視認性が向上される。
面に、光触媒の酸化チタンＴｉＯ2をコートしても良
い。この場合、光触媒の酸化チタンがモニター装置７の
画面７０からの光により、親水性作用、セルフクリーニ
ング作用をなすので、モニター装置７の画面７０の曇が
防止され、モニター画像の視認性が向上される。
【００２０】なお、上述の実施形態において、モニター
装置７の画面７０は、モニター装置７の前面の全面に亘
っても良い。また、モニター装置７の画面７０と透明塗
膜、半透明塗膜６との間に隙間を開けても良い。さら
に、前記透明塗膜、半透明塗膜６は、反射膜４を保護す
るものであり、必ずしも設ける必要はない。さらにま
た、反射膜は多層膜ではなく、単層膜であっても良い。
装置７の画面７０は、モニター装置７の前面の全面に亘
っても良い。また、モニター装置７の画面７０と透明塗
膜、半透明塗膜６との間に隙間を開けても良い。さら
に、前記透明塗膜、半透明塗膜６は、反射膜４を保護す
るものであり、必ずしも設ける必要はない。さらにま
た、反射膜は多層膜ではなく、単層膜であっても良い。
【００２１】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明のモニ
ター装置内蔵の車両用ミラーは、ミラーハウジングの内
面とモニター装置の画面とがほぼ同色をなすので、モニ
ター装置の画面とその他のミラー面との境界線が不明瞭
となって、良好な視認性が得られることとなる。
ター装置内蔵の車両用ミラーは、ミラーハウジングの内
面とモニター装置の画面とがほぼ同色をなすので、モニ
ター装置の画面とその他のミラー面との境界線が不明瞭
となって、良好な視認性が得られることとなる。
【図１】本発明のモニター装置内蔵の車両用ミラーの第
１実施形態を示した要部の一部拡大断面図である。
１実施形態を示した要部の一部拡大断面図である。
【図２】同じく正面図である。
【図３】図２におけるＩＩＩ−ＩＩＩ線断面図である。
【図４】従来のモニター装置内蔵の車両用ミラーを示し
た要部の一部拡大断面図である。
た要部の一部拡大断面図である。
１…ミラーハウジング、１０…開口部、２…ミラー、３
…ミラー基板、４…多層膜の反射膜、５…有色面、６…
透明塗膜、半透明塗膜、７…モニター装置、７０…画
面、８…境界線。
…ミラー基板、４…多層膜の反射膜、５…有色面、６…
透明塗膜、半透明塗膜、７…モニター装置、７０…画
面、８…境界線。
Claims (1)
- 【請求項１】 ミラーハウジングと、 前記ミラーハウジングの開口部に配置されたミラー基板
と、 前記ミラー基板の裏面に設けられた反射膜と、 前記ミラーハウジング内に内蔵され、かつ、前記反射膜
の裏面に配置されたモニター装置と、 を備えたモニター装置内蔵の車両用ミラーにおいて、 前記ミラーハウジングのうち少なくとも前記反射膜と対
面する面は、前記モニター装置がオフ状態の時の画面の
色とほぼ同色をなす、ことを特徴とするモニター装置内
蔵の車両用ミラー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11062186A JP2000255320A (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | モニター装置内蔵の車両用ミラー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11062186A JP2000255320A (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | モニター装置内蔵の車両用ミラー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000255320A true JP2000255320A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=13192868
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11062186A Pending JP2000255320A (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | モニター装置内蔵の車両用ミラー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000255320A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006515681A (ja) * | 2002-10-10 | 2006-06-01 | グラヴルベル | 親水性反射物品 |
-
1999
- 1999-03-09 JP JP11062186A patent/JP2000255320A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006515681A (ja) * | 2002-10-10 | 2006-06-01 | グラヴルベル | 親水性反射物品 |
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