JP2000203461A - 車体構造 - Google Patents

車体構造

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JP2000203461A
JP2000203461A JP11010068A JP1006899A JP2000203461A JP 2000203461 A JP2000203461 A JP 2000203461A JP 11010068 A JP11010068 A JP 11010068A JP 1006899 A JP1006899 A JP 1006899A JP 2000203461 A JP2000203461 A JP 2000203461A
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cabin
vehicle body
chassis frame
shock absorber
body structure
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Minoru Sakagami
稔 坂上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 万一の前面衝突時に、衝撃力によるキャビン
への変形を緩和するとともに、効果的に衝撃を吸収し
て、乗員の居住空間の確保による安全性の向上が図れる
車体構造を提供することを目的とする。 【解決手段】 車体前端部近傍においてシャシフレーム
4をキャビン1に対して所定距離を後退可能に締結した
ことを特徴とするもので、前面衝突の早い段階では、シ
ャシフレーム4が変形することがあっても、キャビン1
側のサイドシル部3まで変形を及ぼすことがなく、運転
室であるキャビン空間の減少や前部ドア開口部の変形を
招くことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体前端部近傍に
おけるシャシフレームとキャビンとの結合構造および緩
衝装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の車両の車体前端部近傍
における車体構造、特にワンボックスと称されるキャブ
オーバー型車両の車体前端部近傍の車体構造は、運転席
が車体の最前部に配置されているため、万一の前面衝突
時には衝撃による変形を比較的受け易いものとなってい
る。そのようなことから、車体前端部近傍の車体構造と
して種々のものが提案されている。車体前後方向に延び
るシャシフレーム等のサイドメンバ内に緩衝装置が設置
された実公昭55−21871号公報、実開平1−13
0882号公報、実開平1−136047号公報、実開
平4−41438号公報あるいは実開平5−15529
7号公報等に開示されたもの、あるいはクロスメンバや
サイドメンバに座屈部を形成して緩衝装置を構成した実
開平4−31183号公報に開示されたもの、サイドメ
ンバに形成した座屈部と緩衝装置との併用によって衝撃
を緩衝する特公昭55−50810号公報に開示された
もの等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来の車体前端部近傍における車体構造にあって、サイ
ドメンバ等のシャシフレームとキャビン側のサイドシル
部(前部ドア開口部における下側部)とは通常、互いに
剛結合により締結されているため、前面衝突時のシャシ
フレーム等の変形がそのまま車体キャビン側のサイドシ
ル部に伝達して入力される。また、バンパ等に連結され
たシャシフレームが所定量圧壊して変形すると同時に、
該変形はサイドシル部に直接入力され、サイドシル部が
前面衝突の早い段階で変形されてしまい、サイドシル前
端部より立錐するフロントピラーが後退して運転室であ
るキャビン空間の減少や前部ドア開口部の変形を招くこ
とになり、問題が多かった。
【0004】そこで、本発明では、前記従来の車体構造
の諸課題を解決して、万一の前面衝突時に、衝撃力によ
るキャビンへの変形を緩和するとともに、効果的に衝撃
を吸収して、乗員の居住空間の確保による安全性の向上
が図れる車体構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、車体
前端部近傍においてシャシフレームをキャビンに対して
所定距離を後退可能に締結したことを特徴とするもので
ある。また本発明は、前記車体前端部近傍におけるキャ
ビンの下部に前面からの衝撃を緩衝する緩衝装置を配設
したことを特徴とするものである。また本発明は、前記
緩衝装置はパイプと該パイプの内周に圧入されたロッド
とにより構成され、所定値以上の衝撃が作用すると前記
ロッドの後端部がタイヤ前面に当接するように構成され
たことを特徴とするものである。また本発明は、前記緩
衝装置におけるロッドの先端部がシャシフレームの前端
部に横架されたクロスメンバ近傍に位置することを特徴
とするものである。また本発明は、前記緩衝装置におけ
るロッドのストロークは、シャシフレームの圧壊ストロ
ークに略等しく構成されたことを特徴とするものであ
る。また本発明は、前記緩衝装置におけるパイプの先端
側を延設して、該延設部に塑性変形による緩衝機能を持
たせたことを特徴とするものである。また本発明は、前
記緩衝装置をキャビンに取り付けるブラケットを、キャ
ビンにおけるサイドシル部の曲折部の補強部材としたこ
とを特徴とするものである。また本発明は、前記緩衝装
置におけるパイプの上面にステップを付設したことを特
徴とするもので、これらを課題解決のための手段とする
ものである。
【0006】
【実施の形態】以下、本発明における車体構造の実施の
形態を図面に基づいて説明する。図1〜図6は本発明に
おける車体構造の実施の形態を示すもので、図1は要部
の斜視図、図2(A)は図1のA矢視図でシャシフレー
ムとキャビンとの締結部の平面図、図2(B)は図1の
B矢視図でシャシフレームとキャビンとの締結部の正面
図、図3は図1のC矢視図でキャビンのサイドシル部に
取り付けられた緩衝装置の正面および側面図、図4は図
1のD矢視図で緩衝装置の平面図、図5は図1のC矢視
図に相当する車両前部の側面図、図6は図5の平面図で
ある。図1に示すように、本発明の第1の特徴は、車体
前端部近傍においてシャシフレームをキャビンに対して
所定距離を後退可能に締結したことである。図1および
図2は本発明の第1実施の形態を示すもので、図示の例
では、車体の左右外側部近傍に前後方向に延びて配置さ
れたサイドメンバであるシャシフレーム4の前端部側は
外フレーム4Aと内フレーム4Bとに二股に分岐され、
それらの前端部に横架して連結されたクロスメンバ5が
配設される。
【0007】一方、前記シャシフレーム4の上方には車
体であるキャビン1が載置されて、シャシフレーム4と
連結される。図2に示すように、シャシフレーム4とキ
ャビン1との連結は、外フレーム4Aの外側面に水平状
に突設されたアウトリガー6と、キャビン1における前
部ドア開口部の下側部であるサイドシル部3とフロント
ピラー9とフロア8とに渡って設けられたマウントブラ
ケット7とをマウントラバー11を介設してボルト・ナ
ット12による締結によって行われる。本実施の形態で
は、シャシフレーム4側のアウトリガー6に穿設された
車体前後方向に延びる長孔10の後端部に前記締結用の
ボルト・ナット12を挿入配置して、前記キャビン1側
のマウントブラケット7とを締結したことにより、図2
(A)に示すように、前面衝突時のシャシフレーム4の
塑性変形を伴うクロスメンバ5の後退変形(2点鎖線位
置5’)の間、長孔10の存在によって、アウトリガー
6がキャビン1側のマウントブラケット7に対して殆ど
衝撃を与えることなく後方へ移動することになる。これ
によって、前面衝突の早い段階では、シャシフレームが
変形することがあっても、キャビン側のサイドシル部ま
で変形を及ぼすことがなく、運転室であるキャビン空間
の減少や前部ドア開口部の変形を招くこともない。
【0008】図3は図1のC矢視図であり、本発明の第
2の特徴を示すものである。図1および図3は本発明の
第2実施の形態を示すもので、本実施の形態では、車体
前端部近傍におけるキャビンの下部に前面からの衝撃を
緩衝する緩衝装置を配設したもので、緩衝装置としての
バッファ13はパイプ18と該パイプ18の内周に圧入
されたロッド16とにより構成され、所定値以上の衝撃
が作用するとロッド16が圧入されたパイプ18の内周
面との摩擦により衝撃エネルギーを吸収しながら後退し
て前記ロッド16の後端部であるリヤプレート19がタ
イヤ2の前面に当接する(図4参照)ように構成されて
いる。バッファ13をキャビン1側のサイドシル部3に
取り付けるには、サイドシル部3の側面から下側にかけ
て固着等により接合されて垂設された前後のバッファブ
ラケット14A、14B間に位置して、バッファ13の
パイプ18に対して圧入ないし後述する図7のようにか
しめ部21によって結合された前後のフランジ15A、
15Bが締結される。図3に示したように、キャビン1
のサイドシル部3にバッファ13を取り付けるための前
記ブラケット14Bを前記サイドシル部3の曲折部まで
延設させ、該延設部14Cをサイドシル部3における曲
折部の補強部材とすることができる。これによって、サ
イドシル部3の折曲りが効果的に防止できる。
【0009】図4は本発明の第3実施の形態を示すもの
で、本実施の形態では、前記緩衝装置であるバッファ1
3におけるパイプ18の上面にステップ20を付設した
ことを特徴とするものである。このように構成したこと
により、サイドシル部3の下部に配設されたバッファ1
3におけるパイプ18を活用して、格別な取付部材を要
することなく乗り込みに有用なステップ20を付設する
ことができるので、サイドシル部3の格別な構造上の変
更を伴うことなく実用的な効果が得られる。図5および
図6は、シャシフレーム4やキャビン1におけるフロン
トピラー9の変形挙動およびバッファ13の衝撃吸収挙
動を示す側面および平面図で、前記バッファ13におけ
るロッド16の先端部であるフロントプレート17がシ
ャシフレーム4の前端部に横架されたクロスメンバ5の
近傍に位置するもので、前記ロッド16のストローク
は、シャシフレーム4の圧壊ストロークL(図6参照)
に略等しく構成されている。
【0010】前面衝突時には、障害物等に衝突する車両
前端部のクロスメンバ5およびバッファ13におけるロ
ッド16のフロントプレート17に、それぞれ衝撃荷重
W1およびW2が矢印のように加えられることになる。
これによって、バッファ13では、パイプ18内におけ
るロッド16の衝撃を吸収しながらの移動を伴って、ロ
ッド16がその後端部のリヤプレート19がタイヤ2の
前面に当接するまでの距離L1を後退し、リヤプレート
19がタイヤ2の前面に当接した時点で、前記シャシフ
レーム4側のアウトリガー6に穿設された長孔10の前
端部が締結用のボルト・ナット12に当接して、シャシ
フレーム4側の変形が前記キャビン1側のマウントブラ
ケット7に影響を及ぼし始めることになる。かくして、
その後はキャビン1側におけるフロントピラー9はシャ
シフレーム4と共に変形を開始し、前記ロッド16が変
形ストロークL2を後退する間、ロッド16のリヤプレ
ート19がタイヤ2を反力R2(=W2)を伴って押し
つぶして緩衝作用が行われる。
【0011】したがって、キャビン1側であるサイドシ
ル部3に作用する衝撃入力Wは、W1からタイヤ2によ
る反力R2(=W2)を減じたものとなり、サイドシル
部3の折曲りや座屈現象が減少する。また、バッファ1
3の位置をサイドシル部3の下方に設置したので、図5
におけるサイドシル部3の支点Bに対してW1×H1<
R2×H2(H1およびH2はそれぞれ支点Bからのサ
イドシル部3の下部およびバッファ13の距離)とする
ことができるので、サイドシル部3に作用する入力W1
を減少させるとともに、B点の折曲りを減少させること
が可能となる。したがって、サイドシル部3の折曲りや
座屈の防止が図れ、フロントピラー9は後退変形
(9’)するものの、後退量を抑制することができ、キ
ャビン空間の減少や、ドアの変形が少なく、安全性の向
上が図れる。
【0012】図7は本発明の第4実施の形態を示すもの
で、本実施の形態では、緩衝装置におけるパイプの先端
側を延設して、該延設部に塑性変形による緩衝機能を持
たせたことを特徴とする。緩衝装置であるバッファ13
におけパイプ18には、かしめ部21によって図3に示
したものと同様にバッファブラケット14A、14B間
に装着された前後一対のフランジ15A、15Bが装着
され、該パイプ18の内部にはかしめ部21によってロ
ッド16が圧入される。2点鎖線のようにパイプ18の
先端側を前バッファフレーム15Aより前方へ延設し
て、該延設部18Aに塑性変形による緩衝機能を持たせ
たものである。このように構成されているので、パイプ
18の外周部とフランジ15A、15B内周部との間の
かしめ部21の強度を適宜選定することで、衝撃を受け
てロッド16の先端のフロントプレート17が後退して
パイプ18の先端部に当接した後、ロッド16のリヤプ
レート19がタイヤを圧縮する位置19’に至り、フロ
ントプレート17が位置17’に移動するまでの間に延
設部18Aを18A’のごとく塑性変形させて衝撃を吸
収することができる。
【0013】図8は本発明の第5実施の形態を示すもの
で、シャシフレーム4とキャビン1との連結について、
前述した図2(A)のものと同様に、外フレーム4Aの
外側面に水平状に突設されたアウトリガー6と、キャビ
ン1における前部ドア開口部の下側部であるサイドシル
部3とフロントピラー9とフロア8とに渡って設けられ
たマウントブラケット7とをマウントラバー11を介設
してボルト・ナット12による締結によって行われるも
のであるが、本実施の形態では、前記図2の例とは異な
り、キャビン1側のマウントブラケット7に穿設された
車体前後方向に延びる長孔10の前端部に前記締結用の
ボルト・ナット12を挿入配置して、前記シャシフレー
ム4側のアウトリガー6とを締結したものであり、前面
衝突時のシャシフレーム4の塑性変形を伴うクロスメン
バ5の後退変形(2点鎖線位置5’)の間、長孔10の
存在によって、アウトリガー6がキャビン1側のマウン
トブラケット7に対して殆ど衝撃を与えることなく後方
へ移動することになる。これによって、前面衝突の早い
段階では、シャシフレームが変形することがあっても、
キャビン側のサイドシル部まで変形を及ぼすことがな
く、運転室であるキャビン空間の減少や前部ドア開口部
の変形を招くこともない。
【0014】以上、本発明の実施の形態について説明し
てきたが、本発明の趣旨の範囲内でサイドシル部等のキ
ャビンの形状、シャシフレームの形状、マウントブラケ
ットの形状およびアウトリガーの形状、それらの設置形
態、長孔の形状およびその締結用のボルト・ナットとの
締結形態(締結用のボルト・ナットとの間で衝撃吸収機
能を持たせてもよい)、バッファの形式およびそのサイ
ドシル部への取付形態、バッファにおけるパイプに対す
るロッドの衝撃吸収形式、ステップのパイプへの設置形
態等については適宜選定できる。
【0015】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、車体前端部近傍においてシャシフレームをキャ
ビンに対して所定距離を後退可能に締結したことによ
り、前面衝突の早い段階では、シャシフレームが変形す
ることがあっても、キャビン側のサイドシル部まで変形
を及ぼすことがなく、運転室であるキャビン空間の減少
や前部ドア開口部の変形を招くことがない。また、車体
前端部近傍におけるキャビンの下部に前面からの衝撃を
緩衝する緩衝装置を配設したことにより、衝突の初期に
続く段階での衝撃を緩衝してキャビンの変形に与える影
響を減少させることができる。さらに、前記緩衝装置は
パイプと該パイプの内周に圧入されたロッドとにより構
成され、所定値以上の衝撃が作用すると前記ロッドの後
端部がタイヤ前面に当接するように構成されたことによ
り、比較的簡素な構造の緩衝装置であっても、比較的大
きな衝撃をタイヤに転化して有効な緩衝作用を行うこと
ができる。
【0016】また、前記緩衝装置におけるロッドの先端
部がシャシフレームの前端部に横架されたクロスメンバ
近傍に位置することにより、衝突の初期の段階からシャ
シフレームとともに緩衝装置による衝撃吸収が行えて効
果的な緩衝が可能となる。さらに、前記緩衝装置におけ
るロッドのストロークは、シャシフレームの圧壊ストロ
ークに略等しく構成されたことにより、シャシフレーム
の圧壊ストロークに対応する範囲内までの衝撃に対して
は緩衝装置においても有効に緩衝機能を発揮することが
できる。さらにまた、前記緩衝装置におけるパイプの先
端側を延設して、該延設部に塑性変形による緩衝機能を
持たせたことにより、延設部によって塑性変形による連
続的な衝撃の吸収を行わせることができる。
【0017】また、前記緩衝装置をキャビンに取り付け
るブラケットを、キャビンにおけるサイドシル部の曲折
部の補強部材としたことにより、緩衝装置のキャビンへ
の取付強度を高めることができると同時に、サイドシル
部の折曲りを効果的に防止できる。さらに、前記緩衝装
置におけるパイプの上面にステップを付設したことによ
り、格別な取付部材を要することなく、またサイドシル
部の格別な構造上の変更を伴うことなく乗り込みに有用
なステップを付設することができる。このように本発明
によれば、万一の前面衝突時に、衝撃力によるキャビン
への変形を緩和するとともに、効果的に衝撃を吸収し
て、乗員の居住空間の確保による安全性の向上が図れる
車体構造が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における車体構造の第1および第2実施
の形態を示す要部の斜視図である。
【図2】図2(A)は図1のA矢視図、図2(B)は図
1のB矢視図である。
【図3】本発明における車体構造の第2実施の形態を示
す図1のC矢視図である。
【図4】本発明における車体構造の第3実施の形態を示
す図1のD矢視図である。
【図5】図1のC矢視図に相当する車両前部の変形状態
を説明する側面図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】本発明の第4実施の形態を示す緩衝装置の平面
図である。
【図8】本発明の第5実施の形態を示し、図1のA矢視
図に相当する平面図である。
【符号の説明】
1 キャビン 2 タイヤ 3 サイドシル部 4 シャシフレーム 5 クロスメンバ 6 アウトリガー 7 マウントブラケット 8 フロア 9 フロントピラー 10 長孔 11 マウントラバー 12 ボルト・ナット 13 バッファ(緩衝装置) 14 バッファブラケット 15 フランジ 16 ロッド 17 フロントプレート 18 パイプ 19 リヤプレート 20 ステップ 21 かしめ部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体前端部近傍においてシャシフレーム
    をキャビンに対して所定距離を後退可能に締結したこと
    を特徴とする車体構造。
  2. 【請求項2】 前記車体前端部近傍におけるキャビンの
    下部に前面からの衝撃を緩衝する緩衝装置を配設したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の車体構造。
  3. 【請求項3】 前記緩衝装置はパイプと該パイプの内周
    に圧入されたロッドとにより構成され、所定値以上の衝
    撃が作用すると前記ロッドの後端部がタイヤ前面に当接
    するように構成されたことを特徴とする請求項2に記載
    の車体構造。
  4. 【請求項4】 前記緩衝装置におけるロッドの先端部が
    シャシフレームの前端部に横架されたクロスメンバ近傍
    に位置することを特徴とする請求項2または3に記載の
    車体構造。
  5. 【請求項5】 前記緩衝装置におけるロッドのストロー
    クは、シャシフレームの圧壊ストロークに略等しく構成
    されたことを特徴とする2ないし4のいずれかに記載の
    車体構造。
  6. 【請求項6】 前記緩衝装置におけるパイプの先端側を
    延設して、該延設部に塑性変形による緩衝機能を持たせ
    たことを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載
    の車体構造。
  7. 【請求項7】 前記緩衝装置をキャビンに取り付けるブ
    ラケットを、キャビンにおけるサイドシル部の曲折部の
    補強部材としたことを特徴とする請求項2ないし6のい
    ずれかに記載の車体構造。
  8. 【請求項8】 前記緩衝装置におけるパイプの上面にス
    テップを付設したことを特徴とする請求項2ないし7の
    いずれかに記載の車体構造。
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