JP3527420B2 - 自動車のフロント部の構造 - Google Patents

自動車のフロント部の構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本願発明は、キャブオーバ型の自動車に好
適な自動車のフロント部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のフロント部の構造の一例
としては、実公平3−9499号公報に記載の構造があ
る。この構造は、同公報の第2図に示されているよう
に、ブレーキペダルなどのペダルとステアリングコラム
とを支持するブラケットの下部を車両のフロアに連結す
るとともに、このブラケットの上部を、このブラケット
よりも車両前方に位置して車幅方向に延びるクロスメン
バに連結した構造である。このような構造によれば、ペ
ダルやステアリングコラムを支持するブラケットの支持
強度を比較的大きくすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構造では、次のような不具合があった。
【0004】すなわち、自動車の設計・製作に際して
は、自動車が前方衝突を生じて自動車のフロント部がク
ラッシュしたときに、ステアリングコラムが車両後方に
大きく移動しないようにして、ステアリングホイールが
運転席の方向に大きく後退しないようにする必要があ
る。ステアリングホイールが大きく後退したのでは、ス
テアリングホイールに運転者が衝突(2次衝突)したと
きの衝撃が大きくなってしまい、これを防止する必要が
あるからである。ところが、上記従来の構造では、ステ
アリングコラムを支持するブラケットが車両のフロアや
クロスメンバに単に連結されているに過ぎないために、
自動車が前方衝突を引き起こして上記クロスメンバやブ
ラケットが車両前方からの大きな衝撃荷重を受けると、
これらの部材が比較的容易に後退し、これに伴ってステ
アリングコラムやステアリングホイールも車両後方へ移
動する虞れがあった。自動車が車室の前方にエンジンル
ームをもたないキャブオーバ型の自動車の場合には、自
動車衝突時の衝撃荷重が上記クロスメンバやブラケット
に直接作用し易いために、ステアリングコラムやステア
リングホイールが車両後方へより移動し易くなっていた
のである。
【0005】本願発明は、このような事情のもとで考え
出されたものであって、自動車が前方衝突を生じて自動
車のフロント部に車両前方から大荷重を受けたときに、
ステアリングコラムおよびステアリングホイールが車両
後方へ大きく後退しないようにすることをその課題とし
ている。
【0006】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0007】すなわち、本願発明によって提供される自
動車のフロント部の構造は、ペダルおよびステアリング
コラムを支持するブラケットと、このブラケットの車両
前方に位置して車幅方向に延びるクロスメンバと、を具
備している、自動車のフロント部の構造であって、上記
ブラケットの車幅方向外方寄りの一部分は、上記クロス
メンバの長手方向一端部に連結されているとともに、上
記クロスメンバは、その長手方向中間部の車両後方を向
く後面部が上記ブラケットの車幅方向外方寄りの一部分
と上記クロスメンバとの連結部分よりも車両前方に位置
するように屈曲または湾曲していることにより、上記後
面部と上記ブラケットの車幅方向内方寄りの部分との間
には、クラッシュ用の隙間が形成されており、かつ、上
記ブラケットの下部と上部とは、上記クラッシュ用の隙
間よりも車両後方において、車両のフロアとフロント窓
部の下縁部の固定部材とにそれぞれ連結されていること
に特徴づけられる。
【0008】本願発明においては、ペダルやステアリン
グコラムを支持するブラケットの車幅方向内方寄りの部
分とこれに対向するクロスメンバの長手方向中間部との
間にはクラッシュ用の隙間が形成されているために、自
動車が前方衝突を引き起こして、クロスメンバが変形し
つつ車両後方へ後退する事態を生じても、このクロスメ
ンバの長手方向中間部が上記クラッシュ用の隙間の範囲
内において後退する限りは、上記ブラケットがクロスメ
ンバによって車両後方へ押動されないようにできる。上
記ブラケットの一部分は上記クロスメンバに連結されて
はいるものの、その連結構造は、上記ブラケットの車幅
方向外方寄りの一部分を上記クロスメンバの長手方向一
端部に対向させて連結した構造であり、上記クロスメン
バの長手方向中間部が車両後方へ移動することによって
は、上記ブラケットが直ちに上記クロスメンバと一緒に
車両後方へ後退することもない。
【0009】また、本願発明では、ブラケットの一部を
クロスメンバに連結しているのに加え、このブラケット
の下部や上部をフロアやフロント窓部の下縁部の固定部
材に対しても連結しているために、上記ブラケットの支
持強度を高めて、ステアリングホイールなどに自動車の
振動などが伝わり難くできるだけではなく、自動車が前
方衝突を引き起こしてクロスメンバが車両後方へ後退し
たときに上記ブラケットが安易に後退しないように突っ
張った状態にすることができる。しかも、上記フロアや
固定部材に対する連結は、上記クラッシュ用の隙間より
も車両後方の位置でなされているために、自動車のフロ
ント部のクラッシュが上記クラッシュ用の隙間を越えな
い範囲でなされる限りは、上記ブラケットのフロアや固
定部材に対する連結点が車両後方へ移動するようなこと
もなく、上記ブラケットがそれらの連結点に引きずられ
て車両後方へ移動するようなこともない。したがって、
本願発明では、自動車の前方衝突時にステアリングコラ
ムが車両後方へ大きく移動することを適切に防止するこ
とができることとなり、ステアリングホイールについて
も車両後方へ大きく後退しないようにすることができ
る。
【0010】本願発明の好ましい実施の形態では、上記
ブラケットには、ブレーキブースタが取付けられてお
り、かつ上記クロスメンバのうち、上記ブレーキブース
タと対面する箇所には、上記ブレーキブースタの少なく
とも先端部が進入可能なサイズの穴部が設けられてい
る。
【0011】このような構成によれば、自動車の前方衝
突によってクロスメンバがブラケットに向けて後退した
ときに、このブラケットに取付けられているブレーキブ
ースタの少なくとも先端部を上記クロスメンバに設けら
れている穴部に進入させることができる。このため、ブ
レーキブースタがクロスメンバによって押されて車両後
方へ移動することを防止または抑制することができると
ともに、このブレーキブースタに伴って上記ブラケット
が車両後方へ移動することも防止または抑制することが
可能となる。したがって、ステアリングコラムやステア
リングホイールが車両後方へ移動することを防止するの
に一層好ましいものとなる。
【0012】本願発明のその他の特徴および利点につい
ては、以下の発明の実施の形態の説明から、より明らか
になるであろう。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0014】図1は、本願発明に係る自動車のフロント
部の構造の一例を示す要部平面断面図である。図2は、
図1の側面断面図である。なお、図1以降の図におい
て、矢印Frは車両前方を示し、矢印Upは車両高さ方
向の上方を示し、矢印Wは車幅方向を示す。
【0015】本実施形態の自動車のフロント部の構造
は、キャブオーバ型の自動車に適用されており、ステア
リングホイール10を上端に装着したステアリングシャ
フト11を支持するステアリングコラム1、ブラケット
2、ブレーキブースタ3、クロスメンバ4、第1のステ
ー5、2本の第2のステー6、およびその他後述する部
材を具備して構成されている。
【0016】上記ブラケット2は、たとえば金属板をプ
レス加工するなどして形成されたものであり、上記ステ
アリングコラム1はこのブラケット2の上部に固定して
取付けられている。また、このブラケット2は、いわゆ
るペダルブラケットとしての役割をも果たすものであ
り、ブレーキペダル70やその他のペダル類(図示略)
も取付けられている。ブレーキブースタ3も上記ブラケ
ット2に固定して取付けられており、このブレーキブー
スタ3は上記ステアリングコラム1の前方に配されてい
る。
【0017】上記クロスメンバ4は、上記ブラケット2
の車両前方に設けられており、このクロスメンバ4のさ
らに前方には自動車の最前部となるフロントパネル75
が位置している。このクロスメンバ4は、車幅方向に延
びており、その長手方向両端はたとえばカウルサイドパ
ネル71,71に固定して連結されている。ただし、こ
のクロスメンバ4の全体の概略的な平面視形状は、その
長手方向中間部が車両前方に突出するように屈曲または
湾曲した形状を有しており、このクロスメンバ4の車両
後方を向く後面部4aについても、その長手方向中間部
がその両端部よりもかなり車両前方に位置するように屈
曲または湾曲した形状を有している。
【0018】このクロスメンバ4は、基本的には、その
長手方向の各所が閉断面構造に形成されており、たとえ
ばヘッドランプ(図示略)を装着するための支持部材と
して、あるいはベンチレーション用のダクトとして利用
することが可能なものである。上記クロスメンバ4をこ
のような用途に利用する場合には、ヘッドランプ装着用
の穴や外気取り入れ用の穴などが上記クロスメンバ4に
適宜設けられることとなる。
【0019】上記クロスメンバ4の後面部4aのうち、
上記ブレーキブースタ3に対向する部分には、穴部40
が設けられている。この穴部40のサイズは、上記ブレ
ーキブースタ3の少なくとも先端部が進入可能なサイズ
である。ただし、この穴部40はカバー8によって閉塞
された非開口状の穴部とされている。このような構成に
すれば、穴部40の通気性をなくし、上記クロスメンバ
4をベンチレーション用のダクトとして好適に利用する
ことができる。上記カバー8は、上記クロスメンバ4に
対してさほど頑丈には取付けられておらず、このカバー
8に対してその車両後方から大きな荷重が作用したとき
にはこのカバー8がクロスメンバ4の内方へ比較的簡単
に外れるように取付けられている。このような取付け
は、たとえば上記カバー8を比較的低い溶接強度でクロ
スメンバ4に溶接するなどして簡単に行うことができ
る。
【0020】上記ブラケット2は、上記クロスメンバ
4、フロア72、およびアッパリインフォース73のそ
れぞれに連結されている。より具体的には、上記ブラケ
ット2は、運転席の前方に配置されるものであるため、
車幅方向の中心から偏った位置にあり、このブラケット
2の車幅方向外方寄りの一部分2aは、上記クロスメン
バ4の長手方向一端部に対向してボルト90などを用い
て連結されている。上記ブラケット2の車幅方向内方寄
りの部分2bの前方部分においては、クロスメンバ4の
後面部4aが屈曲または湾曲しており、これによりそれ
らの間にクラッシュ用の隙間Sが形成されている。
【0021】上記ブラケット2の車幅方向内方寄りの部
分2bは、第1のステー5を介してクロスメンバ4の長
手方向中間部に連結されている。この第1のステー5
は、ブラケット2の振動などを防止するのに役立つもの
であり、車両前方から大きな荷重を受けたときには比較
的容易に曲げ変形を生じるように薄手の部材によって形
成されている。また、この第1のステー5は、車両前後
方向に対して斜め方向に延びるように設けられており、
これによっても車両前方からの荷重によって曲げ変形が
し易くなっている。
【0022】上記ブラケット2の下部は、フロア72の
上面部に設けられている固定ブラケット74に当接し、
たとえばボルト91を介してこの固定ブラケット74に
強固に締結されている。上記ブラケット2の上部は、2
本の第2のステー6を介してアッパリインフォース73
に連結されている。第2のステー6の本数は、2本に限
らず、たとえば1本であってもよい。上記アッパリイン
フォース73は、フロント窓部76の下縁部77を構成
する剛性の大きな部材であり、一般の自動車でいえばカ
ウルまたはカウルを補強する部材に相当する。上記各第
2のステー6とアッパリインフォース73との連結点P
1、およびブラケット2の下部と固定ブラケット74と
の連結点P2は、いずれもクラッシュ用の隙間Sよりも
車両後方に位置している。ブラケット2の車幅方向外方
寄りの一部分2aとクロスメンバ4の長手方向一端部と
の連結点P3についても、クラッシュ用の隙間Sとの関
係においては、この隙間Sよりも車両前方には位置しな
い関係となっている。
【0023】次に、上記構成の自動車のフロント部の構
造の作用について説明する。
【0024】まず、自動車が前方衝突を引き起こして、
図3および図4に示すように、車両前方から非常に大き
な衝撃荷重Fが入力すると、フロントパネル75および
クロスメンバ4が変形しながら車両後方へ移動する。自
動車の一般的な前方衝突では、上記クロスメンバ4の長
手方向中間部の移動量がその長手方向両端部の移動量よ
りも大きくなる傾向が強く、とくに上記クロスメンバ4
のもともとの形状は、その長手方向中間部が長手方向両
端部よりも車両前方に突出した形状であるために、その
傾向が一層強い。これに対し、上記クロスメンバ4の長
手方向中間部とブラケット2との間には、クラッシュ用
の空隙部Sが設けられていたために、上記クロスメンバ
4の長手方向中間部が車両後方へ移動しても、その移動
が上記空隙部Sの範囲内にとどまれば、ブラケット2が
上記クロスメンバ4によって車両後方へ押動されること
はない。
【0025】また、上記クロスメンバ4がブレーキブー
スタ3に衝突する位置まで後退する事態が発生した場合
には、クロスメンバ4の穴部40を塞ぐカバー8にブレ
ーキブースタ3の先端が衝突することとなって、上記カ
バー8はクロスメンバ4の内方へ外れてしまう。したが
って、上記ブレーキブースタ3の少なくとも先端部を上
記穴部40内に進入させることによって、上記ブレーキ
ブースタ3がクロスメンバ4によって車両後方へ押動さ
れることも適切に回避することができる。さらには、第
1のステー5は、既述したとおり、車両前方からの荷重
入力によって変形し易いものであるために、クロスメン
バ4が後退するに連れて曲げ変形を生じる。したがっ
て、この第1のステー5がクロスメンバ4とブラケット
2との間において突っ張った状態になることもなく、ブ
ラケット2がこの第1のステー5によって車両後方へ押
動されることもない。
【0026】一方、上記ブラケット2は、クロスメンバ
4の変形量が少ない長手方向一端部に連結されているの
に加え、その上部および下部は剛性の大きいフロア72
やアッパリインフォース73に連結されているために、
仮にクロスメンバ4がこのブラケット2に衝突する事態
を生じても、それによってこのブラケット2が車両後方
へ安易に移動しないように支持しておくことができる。
とくに、上述したブラケット2の連結点P1,P2は、
クラッシュ用の隙間Sよりも車両後方に位置するため
に、自動車のフロント部のクラッシュが上記隙間Sを越
えて生じない限りは、上記連結点P1,P2が車両後方
へ移動する可能性は低く、上記連結点P1,P2に引き
づられてブラケット2が車両後方へ移動する虞れは少な
い。したがって、自動車の前方衝突時にステアリングコ
ラム1やステアリングシャフト11が車両後方へ大きく
移動することを適切に防止することができることとな
る。
【0027】なお、本願発明に係る自動車のフロント部
の構造の各部の具体的な構成は、上記実施形態に限定さ
れず、種々に設計変更自在である。
【0028】上記実施形態では、クロスメンバ4の概略
の全体形状がその長手方向中間部がその長手方向両端部
よりも車両前方に突出した形状にしているが、本願発明
はこれに限定されず、たとえばクロスメンバ4の後面部
4aのみが屈曲または湾曲した形状とされて、ブラケッ
ト2との間にクラッシュ用の隙間Sを形成するように構
成されていてもかまわない。また、本願発明でいうクロ
スメンバ4は、要は、ブラケット2よりも車両前方にお
いて車幅方向に延びる部材であればよく、ヘッドランプ
の取付けやベンチレーション用のダクトとして用いられ
ているか否かなどは問わない。クロスメンバがベンチレ
ーション用のダクトとして用いられない場合には、この
クロスメンバとブレーキブースタとの干渉を回避するた
めの穴部40は、カバー8を用いて閉塞する必要はな
く、上記穴部40は開口状のままであってもよい。
【0029】さらに、本願発明でいうブラケットとは、
要は、ペダルとステアリングコラムとを支持するものて
あればよく、ペダルを支持する部分とステアリングコラ
ムを支持する部分とが一体化されたブラケットである必
要もない。たとえば、ペダルを支持する部分とステアリ
ングコラムを支持する部分とが別体に形成されて、これ
らが互いにボルト止めされるなどして連結された構造の
ブラケットであってもかまわない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る自動車のフロント部の構造の一
例を示す要部平面断面図である。
【図2】図1の側面断面図である。
【図3】自動車が前方衝突を引き起こしたときの状態を
示す要部平面断面図である。
【図4】図3の側面断面図である。
【符号の説明】
1 ステアリングコラム 2 ブラケット 3 ブレーキブースタ 4 クロスメンバ 4a 後面部 5 第1のステー 6 第2のステー 8 カバー 10 ステアリングホイール 11 ステアリングシャフト 40 穴部 72 フロア 73 アッパリインフォース(固定部材) 76 フロント窓部 77 下縁部(フロント窓部の) S クラッシュ用の隙間
フロントページの続き (72)発明者 阿部 幸一 群馬県前橋市文京町2丁目1番53号 ダ イハツ車体株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−139787(JP,U) 実開 昭62−59580(JP,U) 実開 平6−13986(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 25/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ペダルおよびステアリングコラムを支持す
    るブラケットと、このブラケットの車両前方に位置して
    車幅方向に延びるクロスメンバと、を具備している、自
    動車のフロント部の構造であって、 上記ブラケットの車幅方向外方寄りの一部分は、上記ク
    ロスメンバの長手方向一端部に連結されているととも
    に、 上記クロスメンバは、その長手方向中間部の車両後方を
    向く後面部が上記ブラケットの車幅方向外方寄りの一部
    分と上記クロスメンバとの連結部分よりも車両前方に位
    置するように屈曲または湾曲していることにより、上記
    後面部と上記ブラケットの車幅方向内方寄りの部分との
    間には、クラッシュ用の隙間が形成されており、かつ、 上記ブラケットの下部と上部とは、上記クラッシュ用の
    隙間よりも車両後方において、車両のフロアとフロント
    窓部の下縁部の固定部材とにそれぞれ連結されているこ
    とを特徴とする、自動車のフロント部の構造。
  2. 【請求項2】 上記ブラケットには、ブレーキブースタ
    が取付けられており、かつ上記クロスメンバのうち、上
    記ブレーキブースタと対面する箇所には、上記ブレーキ
    ブースタの少なくとも先端部が進入可能なサイズを有す
    る穴部が設けられている、請求項1に記載の自動車のフ
    ロント部の構造。
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