JP2008120256A - 車両用衝撃吸収構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両斜め方向からの軽衝突時に衝突荷重を吸収しながらサイドメンバの車幅方向への変形量を抑えることができる車両用衝撃吸収構造を得る。
【解決手段】リヤバンパリインフォース14に車幅方向(矢印W方向)の荷重F1が作用した状態では、ブラケット30は、車幅方向へ曲げ変形してリヤバンパリインフォース14をリヤサイドメンバ16に対して車幅方向へ相対移動させ、クラッシュボックス26は、リヤバンパリインフォース14がリヤサイドメンバ16に対して車幅方向へ相対移動しても追従移動しないので、車両斜め方向からの軽衝突時には、衝突荷重が車幅方向成分と車両前後方向成分とに分解され、リヤバンパリインフォース14には車幅方向成分の荷重F1が入力され、クラッシュボックス26及びリヤサイドメンバ16には車両前後方向成分の荷重が入力される。
【選択図】図2
【解決手段】リヤバンパリインフォース14に車幅方向(矢印W方向)の荷重F1が作用した状態では、ブラケット30は、車幅方向へ曲げ変形してリヤバンパリインフォース14をリヤサイドメンバ16に対して車幅方向へ相対移動させ、クラッシュボックス26は、リヤバンパリインフォース14がリヤサイドメンバ16に対して車幅方向へ相対移動しても追従移動しないので、車両斜め方向からの軽衝突時には、衝突荷重が車幅方向成分と車両前後方向成分とに分解され、リヤバンパリインフォース14には車幅方向成分の荷重F1が入力され、クラッシュボックス26及びリヤサイドメンバ16には車両前後方向成分の荷重が入力される。
【選択図】図2
Description
本発明は、バンパリインフォースとサイドメンバの端部との間にクラッシュボックスが介在された車両用衝撃吸収構造に関する。
車両においては、略車両前後方向に延在する左右一対のサイドメンバが配設される共に、当該サイドメンバの端部側に車幅方向に延在するバンパが配設されている(例えば、特許文献1参照)。このような構造では、車両斜め方向からの軽衝突時には、入力荷重がバンパを介してサイドメンバに伝達され、車幅方向成分の荷重によりサイドメンバに対して曲げモーメントが作用する。
ここで、軽衝突時の入力荷重を吸収できる構造であっても、サイドメンバに対する車幅方向への荷重入力が大きい場合には、サイドメンバの車幅方向への変形量が大きくなり、サイドメンバの修理が必要になってしまう。
特開平6−171443号公報
本発明は、上記事実を考慮して、車両斜め方向からの軽衝突時に衝突荷重を吸収しながらサイドメンバの車幅方向への変形量を抑えることができる車両用衝撃吸収構造を提供することを課題とする。
請求項1に記載する本発明の車両用衝撃吸収構造は、車体端部側に車幅方向を長手方向として配置されたバンパリインフォースと、車体両サイドに車両前後方向を長手方向として配置された左右一対のサイドメンバと、前記バンパリインフォースと前記サイドメンバの端部との間に車両前後方向を軸方向として介在され、前記サイドメンバよりも軸圧縮荷重に対する耐力が低く、前記バンパリインフォースが前記サイドメンバに対して車幅方向へ相対移動しても追従移動しない衝撃吸収手段と、前記バンパリインフォースと前記サイドメンバの端部とを連結すると共に前記衝撃吸収手段が保持され、前記バンパリインフォースに車幅方向の荷重が作用した状態では、車幅方向へ曲げ変形して前記バンパリインフォースを前記サイドメンバに対して車幅方向へ相対移動させる連結手段と、を有することを特徴とする。
請求項1に記載する本発明の車両用衝撃吸収構造によれば、衝撃吸収手段がバンパリインフォースとサイドメンバの端部との間に車両前後方向を軸方向として介在されてサイドメンバよりも軸圧縮荷重に対する耐力が低くなっているので、車両前後方向の衝突荷重に対しては、衝撃吸収手段が軸圧縮変形して衝突荷重を吸収する。
また、バンパリインフォースに車幅方向の荷重が作用した状態では、連結手段は、車幅方向へ曲げ変形してバンパリインフォースをサイドメンバに対して車幅方向へ相対移動させ、衝撃吸収手段は、バンパリインフォースがサイドメンバに対して車幅方向へ相対移動しても追従移動しないので、車両斜め方向からの軽衝突時には、衝突荷重が車幅方向成分と車両前後方向成分とに分解され、バンパリインフォースには車幅方向成分の荷重が入力され、衝撃吸収手段には車両前後方向成分の荷重が入力される。
すなわち、車両斜め方向からの軽衝突時には、バンパリインフォースに作用する車幅方向の荷重を連結手段の車幅方向への曲げ変形によって逃がし、衝撃吸収手段で軽衝突荷重を吸収しつつ、サイドメンバを含む衝撃吸収手段以降の部材に作用する車幅方向への曲げモーメントを低減している。このとき、連結手段が車幅方向へ曲げ変形することで、連結手段の車幅方向への反力は小さくなって連結手段からサイドメンバへの車幅方向への荷重は殆ど入力されず、また、バンパリインフォースは車幅方向に移動しつつ衝撃吸収手段を略車両前後方向に押し潰すので、サイドメンバには、車幅方向の荷重が殆ど入力されない状態で車両前後方向の荷重が入力される。
請求項2に記載する本発明の車両用衝撃吸収構造は、請求項1記載の構成において、前記連結手段は、当該連結手段の車幅方向の両端側が前記バンパリインフォースに固定されており、前記バンパリインフォースに対して略平行で前記サイドメンバの端部に結合される中間壁部と、前記中間壁部の車幅方向の両端から屈曲されて前記バンパリインフォースと接する位置まで延在すると共に当該バンパリインフォースに対して略直角とされる側壁部と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載する本発明の車両用衝撃吸収構造によれば、中間壁部がバンパリインフォースに対して略平行とされる共に、側壁部が中間壁部の車幅方向の両端から屈曲されてバンパリインフォースと接する位置まで延在してバンパリインフォースに対して略直角とされるので、車両斜め方向からの軽衝突時には、側壁部が突っ張ることなく車幅方向へ曲げ変形(所謂、マッチ箱変形)する。このため、連結手段は、バンパリインフォースをサイドメンバに対して車幅方向へ効率的に相対移動させる。
請求項3に記載する本発明の車両用衝撃吸収構造は、請求項1又は請求項2に記載の構成において、前記衝撃吸収手段が前記バンパリインフォースと結合されていないことを特徴とする。
請求項3に記載する本発明の車両用衝撃吸収構造によれば、衝撃吸収手段がバンパリインフォースと結合されていないので、車両斜め方向からの軽衝突時には、バンパリインフォースは、比較的容易に衝撃吸収手段に対して車幅方向へ相対移動することができる。
請求項4に記載する本発明の車両用衝撃吸収構造は、請求項1から3のいずれか一項に記載の構成において、前記連結手段は、前記バンパリインフォースに車幅方向の荷重が作用した状態で当該連結手段の車幅方向への曲げ変形を促進する変形促進手段を含んで構成されることを特徴とする。
請求項4に記載する本発明の車両用衝撃吸収構造によれば、バンパリインフォースに車幅方向の荷重が作用した状態では変形促進手段が連結手段の車幅方向への曲げ変形を促進するので、車両斜め方向からの軽衝突時には、連結手段が変形促進手段によって車幅方向へ効率良く曲げ変形する。
以上説明したように、本発明に係る請求項1に記載の車両用衝撃吸収構造によれば、車両斜め方向からの軽衝突時に衝突荷重を吸収しながらサイドメンバの車幅方向への変形量を抑えることができるという優れた効果を有する。
請求項2に記載の車両用衝撃吸収構造によれば、車両斜め方向からの軽衝突時に、側壁が突っ張ることなく車幅方向へ曲げ変形することで、バンパリインフォースをサイドメンバに対して車幅方向へ効率的に相対移動させることができるという優れた効果を有する。
請求項3に記載の車両用衝撃吸収構造によれば、車両斜め方向からの軽衝突時にバンパリインフォースを衝撃吸収手段に対して車幅方向へ比較的容易に相対移動させることができるという優れた効果を有する。
請求項4に記載の車両用衝撃吸収構造によれば、車両斜め方向からの軽衝突時には連結手段を効率良く車幅方向へ曲げ変形させることで、車幅方向の荷重を効果的に逃がすことができるという優れた効果を有する。
[第1実施形態]
本発明における車両用衝撃吸収構造の第1の実施形態を図面に基づき説明する。なお、図中の矢印UPは車両の上方向、矢印FRは車両の前方向をそれぞれ示す。
本発明における車両用衝撃吸収構造の第1の実施形態を図面に基づき説明する。なお、図中の矢印UPは車両の上方向、矢印FRは車両の前方向をそれぞれ示す。
図1には、車両用衝撃吸収構造が適用される車体後部10のボデー構造等が車両上方側から見た平面図で模式的に示されている。図1に示されるように、車体後部10には、リヤフロアパネル12が配設されている。リヤフロアパネル12には、収納凹部12Aが形成されており、この収納凹部12Aにスペアタイヤ(図示省略)が収納可能とされている。
車体後部10の後端部側でリヤフロアパネル12の車両後下方側には、リヤバンパリインフォース14が車幅方向(矢印W方向)を長手方向として配置されている。リヤバンパリインフォース14は、長尺状かつ高強度で高剛性の金属製とされ、略矩形断面形状に形成されている。このリヤバンパリインフォース14がリヤバンパカバー(図示省略)に被覆されてリヤバンパが構成されるようになっている。
リヤバンパリインフォース14の車両前方側には、車体後部10の両サイドに左右一対のリヤサイドメンバ16が車両前後方向を長手方向として配置されてリヤフロアパネル12の下面側に溶着等によって取り付けられている。各リヤサイドメンバ16は、車両前後方向前部を構成するリヤサイドメンバフロント18と、車両前後方向後部を構成するリヤサイドメンバリヤ20とを備えて構成されている。
リヤサイドメンバフロント18の車両正面視形状及びリヤサイドメンバリヤ20の車両正面視形状は、ともに開口部を車両上方側へ向けた略ハット形状となっている。リヤサイドメンバフロント18及びリヤサイドメンバリヤ20は、リヤサイドメンバフロント18の後端結合部に、リヤサイドメンバリヤ20の前端結合部が重ねられ、スポット溶接等によって結合されている。また、リヤサイドメンバフロント18及びリヤサイドメンバリヤ20は、リヤフロアパネル12と接合されることにより、閉断面部を構成している。これにより、リヤサイドメンバ16は、リヤフロアパネル12を補強しており、ボデー剛性を高めている。また、リヤサイドメンバ16(リヤサイドメンバリヤ20)の後端部(車両後方側端部)には、接合用の接合フランジ16Aが設けられている。
リヤサイドメンバ16は、後突時(衝突時)にリヤバンパリインフォース14等を介して衝突荷重を受ける部材とされており、リヤバンパリインフォース14側からの入力荷重が所定値以上になると変形してエネルギー吸収を行うようになっている。なお、リヤサイドメンバフロント18は、例えば、図示しないバルク、リインフォース、パッチ等によって補強され、リヤサイドメンバリヤ20に比べて圧縮荷重に対する耐力が高く設定されている。
また、左右一対のリヤサイドメンバフロント18の間には、第1リヤフロアクロスメンバ24及び第2リヤフロアクロスメンバ22が車幅方向(矢印W方向)を長手方向として配置されており、左右一対のリヤサイドメンバフロント18は、第1リヤフロアクロスメンバ24及び第2リヤフロアクロスメンバ22によってそれぞれ繋がれている。第1リヤフロアクロスメンバ24及び第2リヤフロアクロスメンバ22は、側断面視形状が開口部を車両上方側へ向けた略ハット形状となっており、リヤフロアパネル12と溶着等によって接合されて閉断面部を構成している。
リヤバンパリインフォース14と、リヤサイドメンバ16(リヤサイドメンバリヤ20)の後端部としての接合フランジ16Aと、の間には、衝撃吸収手段としてのクラッシュボックス26が車両前後方向を軸方向として介在され、クラッシュボックス26は、角筒状とされてリヤサイドメンバ16よりも軸圧縮荷重に対する耐力が低く設定されている。クラッシュボックス26は、車両前方側端部が連結手段としてのブラケット30にボルト又は溶接等で結合されて保持されると共に、車両後方側端部がリヤバンパリインフォース14と接触はしているが結合されておらず、リヤバンパリインフォース14がリヤサイドメンバ16に対して車幅方向(矢印W方向)へ相対移動しても追従移動しないようになっている。
クラッシュボックス26が保持されるブラケット30は、平面視で車両後方側が開放されたハット形状とされており、リヤバンパリインフォース14とリヤサイドメンバ16(リヤサイドメンバリヤ20)の接合フランジ16Aとを連結している。図2には、車両後端部の左側部分における拡大平面図が示されている。なお、車両後端部の右側部分(リヤサイドメンバリヤ20、ブラケット30、リヤバンパリインフォース14及びクラッシュボックス26)の構造は、図1に示されるように、車体後端部の左側部分と同様である。
図2に示されるように、ブラケット30は、当該ブラケット30の車幅方向(矢印W方向)の両端側とされるフランジ部36がリヤバンパリインフォース14に固定されており、リヤバンパリインフォース14に対して離間して配置されると共に略平行とされてかつリヤサイドメンバ16の接合フランジ16Aにボルト40及びナット41によって結合される中間壁部32と、中間壁部32の車幅方向(矢印W方向)の両端から略直角(90°)に屈曲されてリヤバンパリインフォース14と接する位置まで延在すると共にリヤバンパリインフォース14に対して略直角(90°)とされる一対の側壁部34と、一対の側壁部34の車両前後方向の後端から略直角(90°)に屈曲されて互いに離反する方向へリヤバンパリインフォース14に沿って延在すると共にリヤバンパリインフォース14にボルト42及びナット43によって結合されるフランジ部36と、を含んで構成されている。これによって、リヤバンパリインフォース14がブラケット30を介してリヤサイドメンバリヤ20と結合されると共に、クラッシュボックス26がブラケット30とリヤバンパリインフォース14との間に配置されている。なお、図2では、中間壁部32の車幅方向(矢印W方向)の両端から屈曲された曲げ部を符号33で示し、側壁部34の車両前後方向の後端から屈曲された曲げ部を符号35で示している。
中間壁部32は、リヤサイドメンバリヤ20の接合フランジ16Aにボルト40及びナット41によって結合される位置と曲げ部33との間が所定長さの余裕代32Aとされている。また、フランジ部36は、リヤバンパリインフォース14にボルト42及びナット43によって結合される位置と曲げ部35との間が所定長さの余裕代36Aとされている。
ここで、ブラケット30は、リヤバンパリインフォース14に車幅方向(矢印W方向)の荷重F1が作用した状態では、車幅方向へ曲げ変形してリヤバンパリインフォース14をリヤサイドメンバ16(リヤサイドメンバリヤ20)に対して車幅方向へ相対移動させるようになっている。
(作用・効果)
次に、上記の実施形態の作用及び効果を説明する。
次に、上記の実施形態の作用及び効果を説明する。
図1に示されるクラッシュボックス26は、リヤバンパリインフォース14とリヤサイドメンバ16の接合フランジ16Aとの間に車両前後方向を軸方向として介在されてリヤサイドメンバ16よりも軸圧縮荷重に対する耐力が低くなっているので、車両前後方向の衝突荷重に対しては、クラッシュボックス26が軸圧縮変形して衝突荷重を吸収する。
また、リヤバンパリインフォース14に車幅方向(矢印W方向)の荷重F1が作用した状態では、ブラケット30は、車幅方向へ曲げ変形してリヤバンパリインフォース14をリヤサイドメンバ16に対して車幅方向へ相対移動させ、クラッシュボックス26は、リヤバンパリインフォース14がリヤサイドメンバ16に対して車幅方向へ相対移動しても追従移動しないので、図3及び図4に示されるように、車両斜め後方からの軽衝突時(例えば、車両斜め方向10°より40%オフセットしたバリアと15km/hで衝突した場合)には、衝突荷重Fが車幅方向成分(F1)と車両前後方向成分(F2)とに分解され、リヤバンパリインフォース14には車幅方向成分の荷重F1が入力され、クラッシュボックス26には車両前後方向成分の荷重F2が入力される。
すなわち、車両斜め後方からの軽衝突時には、リヤバンパリインフォース14に作用する車幅方向(矢印W方向)の荷重F1をブラケット30の車幅方向への曲げ変形によって逃がし、クラッシュボックス26で軽衝突荷重を吸収しつつ、リヤサイドメンバ16を含むクラッシュボックス26以降の部材(クラッシュボックス26から車両前方側の部材)に作用する車幅方向(矢印W方向)への曲げモーメントを低減している。
ここで、図2に示されるように、ブラケット30は、中間壁部32がリヤバンパリインフォース14に対して略平行とされる共に、側壁部34が中間壁部32の車幅方向(矢印W方向)の両端から屈曲されてリヤバンパリインフォース14と接する位置まで延在してリヤバンパリインフォース14に対して略直角とされるので、図3(B)に示されるように、車両斜め後方からの軽衝突時には、側壁部34が突っ張ることなく比較的容易に車幅方向内側へ曲げ変形(所謂、マッチ箱変形)するようにコントロールできる。このため、ブラケット30は、リヤバンパリインフォース14をリヤサイドメンバ16に対して車幅方向(矢印W方向)へ効率的に相対移動させる。また、図3に示されるクラッシュボックス26がリヤバンパリインフォース14と結合されていないので、車両斜め後方からの軽衝突時には、リヤバンパリインフォース14は、比較的容易にクラッシュボックス26に対して車幅方向(矢印W方向)へ相対移動することができる。
より詳細に説明すると、このような軽衝突時において、衝突側(車両後端部において衝突された側)では、図3(B)に示されるように、ブラケット30は、車幅方向(矢印W方向)の成分の荷重F1によって側壁部34が倒れ込むように車幅方向(矢印W方向)の内側へ比較的容易に曲げ変形(所謂マッチ箱変形)する。ブラケット30が所謂マッチ箱変形することで、ブラケット30の車幅方向(矢印W方向)への反力は小さくなってブラケット30からリヤサイドメンバ16に対しては車幅方向への荷重が殆ど入力されない。また、リヤバンパリインフォース14は、車幅方向(矢印W方向)に移動しつつクラッシュボックス26を略車両前後方向に押し潰すので、リヤサイドメンバ16には、車幅方向の荷重F1が殆ど入力されない状態で車両前後方向の荷重F2が入力される。
また、反衝突側(衝突された側に対して車幅方向の反対側)では、図3(A)に示されるように、反衝突側のブラケット30に対しては、衝突側(車両後端部において衝突された側(図3(B)参照))からリヤバンパリインフォース14を介して車幅方向(矢印W方向)の入力荷重F1が作用するが、ブラケット30が曲げ変形することで、エネルギーが吸収される。また、リヤバンパリインフォース14は、クラッシュボックス26を略車両前後方向に殆ど押し潰さずに、車幅方向(矢印W方向)にスライドする。なお、ブラケット30の曲げ変形には、余裕代32A、36Aの曲げ変形も含まれる。
このように、衝突側(図3(B)参照)及び、反衝突側(図3(A)参照)のいずれも、リヤサイドメンバ16への車幅方向(矢印W方向)の成分の入力を最小限に抑えることができる。このため、図4に示されるように、リヤサイドメンバフロント18とリヤサイドメンバリヤ20との結合部(耐力を上げにくい結合部)への曲げモーメント集中を防止することができ、この部分における断面崩れを抑えてリヤサイドメンバリヤ20の変形量を抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態の車両用衝撃吸収構造によれば、車両斜め後方からの軽衝突時に衝突荷重Fを吸収しながらリヤサイドメンバ16の車幅方向(矢印W方向)への変形量を抑えることができる。すなわち、車両斜め後方からの軽衝突に対してリヤサイドメンバ16の変形量を修理不要なレベルに留めること(低速度域でのダメージャビリティ性能を向上させること)ができる。
[第2実施形態]
次に、車両用衝撃吸収構造の第2の実施形態を図5に基づき説明する。なお、第2の実施形態は、連結手段としてのブラケット部50と、衝撃吸収手段としてのクラッシュボックス部46と、が一体化された点が特徴であり、他の構成については、第1の実施形態とほぼ同様の構成であるので、実質的に同様の構成部については、同一符号を付して説明を省略する。また、図示を省略するが、車両後端部の右側部分の構造は、図5に示される車体後端部の左側部分と同様である。
次に、車両用衝撃吸収構造の第2の実施形態を図5に基づき説明する。なお、第2の実施形態は、連結手段としてのブラケット部50と、衝撃吸収手段としてのクラッシュボックス部46と、が一体化された点が特徴であり、他の構成については、第1の実施形態とほぼ同様の構成であるので、実質的に同様の構成部については、同一符号を付して説明を省略する。また、図示を省略するが、車両後端部の右側部分の構造は、図5に示される車体後端部の左側部分と同様である。
図5に示されるように、本実施形態の車両用衝撃吸収構造は、ブラケット部50とクラッシュボックス部46とが一体化されたクラッシュボックス部付ブラケット44を含んで構成されている。
クラッシュボックス部46は、第1の実施形態におけるクラッシュボックス26(図2参照)に相当する。すなわち、クラッシュボックス部46は、リヤバンパリインフォース14とリヤサイドメンバ16(リヤサイドメンバリヤ20)の接合フランジ16A(後端部)との間に車両前後方向を軸方向として介在され、リヤサイドメンバ16よりも軸圧縮荷重に対する耐力が低く設定されており、ブラケット部50に保持されると共に、車両後方側端部となる天板部46Aがリヤバンパリインフォース14と接触はしているが結合されておらず、リヤバンパリインフォース14がリヤサイドメンバ16に対して車幅方向(矢印W方向)へ相対移動しても追従移動しないようになっている。
また、クラッシュボックス部46は、リヤサイドメンバリヤ20の接合フランジ16Aと共に平面視で台形状の閉空間を形成しており、リヤバンパリインフォース14に沿って配置される天板部46Aと、天板部46Aの車幅方向(矢印W方向)の両側から屈曲されて平面視で車両前方側へ向けて末広がり状とされた側板部46Bと、を含んで構成されている。これによって、車両斜め後方からの軽衝突時には、側板部46Bが突っ張ることになり、車幅方向内側への曲げ変形(所謂、マッチ箱変形)が生じにくい形状となっている。
ブラケット部50は、第1の実施形態におけるブラケット30(図2参照)に相当する。すなわち、ブラケット部50は、リヤバンパリインフォース14とリヤサイドメンバ16(リヤサイドメンバリヤ20)の接合フランジ16A(後端部)とを連結し、リヤバンパリインフォース14に車幅方向(矢印W方向)の荷重F1が作用した状態では、車幅方向へ曲げ変形してリヤバンパリインフォース14をリヤサイドメンバ16に対して車幅方向へ相対移動させるようになっている。
このような構成によっても、第1の実施形態と同様の作用及び効果が得られ、かつ、ブラケット部50とクラッシュボックス部46とが一体化されることで、部品点数削減、重量低減、及び、コスト削減を図ることができる。
[第3実施形態]
次に、車両用衝撃吸収構造の第3の実施形態を図6に基づき説明する。なお、第3の実施形態は、第1の実施形態におけるブラケット30の略直角(90°)に屈曲された曲げ部33、35を変形促進手段としてのヒンジ52にする点が特徴であり、他の構成については、第1の実施形態とほぼ同様の構成であるので、実質的に同様の構成部については、同一符号を付して説明を省略する。また、図示を省略するが、車両後端部の右側部分の構造は、図6に示される車体後端部の左側部分と同様である。
次に、車両用衝撃吸収構造の第3の実施形態を図6に基づき説明する。なお、第3の実施形態は、第1の実施形態におけるブラケット30の略直角(90°)に屈曲された曲げ部33、35を変形促進手段としてのヒンジ52にする点が特徴であり、他の構成については、第1の実施形態とほぼ同様の構成であるので、実質的に同様の構成部については、同一符号を付して説明を省略する。また、図示を省略するが、車両後端部の右側部分の構造は、図6に示される車体後端部の左側部分と同様である。
図6に示されるように、ブラケット30の略直角に屈曲された曲げ部33、35は、ヒンジ52とされている。すなわち、ブラケット30は、中間壁部32と側壁部34とがヒンジ52を介して連結されると共に、側壁部34とフランジ部36とがヒンジ52を介して連結されている。ヒンジ52の軸線は、車両上下方向に沿っており、中間壁部32、側壁部34、及びフランジ部36は、ヒンジ52の軸線回りに回転移動可能とされている。これにより、ヒンジ52は、リヤバンパリインフォース14に車幅方向(矢印W方向)の荷重F1が作用した状態でブラケット30の車幅方向への曲げ変形を促進するようになっている。
このような構成によっても、第1の実施形態とほぼ同様の作用及び効果が得られる。また、本実施形態によれば、ブラケット30の所謂マッチ箱変形時における反力がより小さくなると共に、車幅方向(矢印W方向)の荷重F1を効果的に逃がすことができる。
[第4実施形態]
次に、車両用衝撃吸収構造の第4の実施形態を図7に基づき説明する。なお、第4の実施形態は、第1の実施形態におけるクラッシュボックス26とリヤバンパリインフォース14との間に他部品を介在させる点が特徴であり、他の構成については、第1の実施形態とほぼ同様の構成であるので、実質的に同様の構成部については、同一符号を付して説明を省略する。また、図示を省略するが、車両後端部の右側部分の構造は、図7に示される車体後端部の左側部分と同様である。
次に、車両用衝撃吸収構造の第4の実施形態を図7に基づき説明する。なお、第4の実施形態は、第1の実施形態におけるクラッシュボックス26とリヤバンパリインフォース14との間に他部品を介在させる点が特徴であり、他の構成については、第1の実施形態とほぼ同様の構成であるので、実質的に同様の構成部については、同一符号を付して説明を省略する。また、図示を省略するが、車両後端部の右側部分の構造は、図7に示される車体後端部の左側部分と同様である。
図7に示されるように、クラッシュボックス26とリヤバンパリインフォース14との間には、リヤバンパリインフォース14の車幅方向(矢印W方向)へのスライド時におけるクラッシュボックス26との摩擦力を低減するための摩擦力低減手段54が配設(設置)されている。
摩擦力低減手段54としては、例えば、レールや滑り易いシート(低摩擦材)等が挙げられる。摩擦力低減手段54は、リヤバンパリインフォース14側及びクラッシュボックス26側のいずれか一方側、又は、リヤバンパリインフォース14側及びクラッシュボックス26側の両方側に取り付け(例えば、シートの場合には貼り付け)られる。
このような構成によっても、第1の実施形態とほぼ同様の作用及び効果が得られる。また、本実施形態によれば、リヤバンパリインフォース14が車幅方向(矢印W方向)へスライドする際におけるリヤバンパリインフォース14とクラッシュボックス26との摩擦力が低減される。
なお、第4の実施形態では、クラッシュボックス26とリヤバンパリインフォース14との間に摩擦力低減手段54を配設したが、クラッシュボックス26とリヤバンパリインフォース14との間には、例えば、通常走行時におけるリヤバンパリインフォース14とクラッシュボックス26との間のガタツキを抑えるために接着剤等を配設してもよく(この場合、この接着剤等によってリヤバンパリインフォース14にクラッシュボックス26が貼り付けられる)、また、リヤバンパリインフォース14の振動特性をコントロールするためにゴム板やマスチック等を挟んでもよい。
[第5実施形態]
次に、車両用衝撃吸収構造の第5の実施形態を説明する。第5の実施形態は、クラッシュボックス26の車両後方側端部がリヤバンパリインフォース14と接触しておらず、クラッシュボックス26の車両後方側端部とリヤバンパリインフォース14との間に隙間を設けた構成である。なお、第5の実施形態は、他の構成については、第1の実施形態とほぼ同様の構成であるので、図示及び説明を省略する。
次に、車両用衝撃吸収構造の第5の実施形態を説明する。第5の実施形態は、クラッシュボックス26の車両後方側端部がリヤバンパリインフォース14と接触しておらず、クラッシュボックス26の車両後方側端部とリヤバンパリインフォース14との間に隙間を設けた構成である。なお、第5の実施形態は、他の構成については、第1の実施形態とほぼ同様の構成であるので、図示及び説明を省略する。
第5の実施形態における構成によっても、第1の実施形態とほぼ同様の作用及び効果が得られる。また、本実施形態によれば、車両斜め後方からの軽衝突時における初期段階では、クラッシュボックス26の車両後方側端部とリヤバンパリインフォース14との間に摩擦力が発生しない。このため、リヤバンパリインフォース14がリヤサイドメンバ16に対して車幅方向(矢印W方向)へ効率的に相対移動することができる。
[第6実施形態]
次に、車両用衝撃吸収構造の第6の実施形態を図8に基づき説明する。なお、第6の実施形態は、ブラケット30に脆弱部となる変形促進手段としてのビード56を形成する点が特徴であり、他の構成については、第1の実施形態とほぼ同様の構成であるので、実質的に同様の構成部については、同一符号を付して説明を省略する。また、図示を省略するが、車両後端部の右側部分の構造は、図8に示される車体後端部の左側部分と同様である。
次に、車両用衝撃吸収構造の第6の実施形態を図8に基づき説明する。なお、第6の実施形態は、ブラケット30に脆弱部となる変形促進手段としてのビード56を形成する点が特徴であり、他の構成については、第1の実施形態とほぼ同様の構成であるので、実質的に同様の構成部については、同一符号を付して説明を省略する。また、図示を省略するが、車両後端部の右側部分の構造は、図8に示される車体後端部の左側部分と同様である。
図8に示されるように、中間壁部32の余裕代32A及びフランジ部36の余裕代36Aには、凹状のビード56が形成されている。ビード56の断面形状は、本実施形態では、車両後方側に開口した略V字状とされている。このようなビード56によって、リヤバンパリインフォース14に車幅方向(矢印W方向)の荷重F1が作用した状態ではブラケット30の車幅方向への曲げ変形が促進されるようになっている。
このような構成によっても、第1の実施形態とほぼ同様の作用及び効果が得られる。また、車両斜め方向からの軽衝突時にはブラケット30を効率良く車幅方向(矢印W方向)へ曲げ変形させることができる。特に、衝突側(車両後端部において衝突された側)のブラケット30に比べて反衝突側(衝突された側に対して車幅方向の反対側)のブラケット30は、中間壁部32の余裕代32A及びフランジ部36の余裕代36Aが大きく変形する必要があるが、本実施形態によれば、ビード56によって余裕代32A、36Aが変形しやすい。その結果として、車幅方向の荷重F1を効果的に逃がすことができる。
なお、本実施形態では、余裕代32A、36Aに脆弱部となるビード56を形成しているが、余裕代32A、36Aには、変形促進手段として機能する長穴等の他の脆弱部を形成してもよい。
[第7実施形態]
次に、車両用衝撃吸収構造の第7の実施形態を図9に基づき説明する。なお、第7の実施形態は、ブラケット30の一対の側壁部34が、リヤバンパリインフォース14に対して斜めに配置される点が特徴であり、他の構成については、第1の実施形態とほぼ同様の構成であるので、実質的に同様の構成部については、同一符号を付して説明を省略する。また、図示を省略するが、車両後端部の右側部分の構造は、図9に示される車体後端部の左側部分と同様である。
次に、車両用衝撃吸収構造の第7の実施形態を図9に基づき説明する。なお、第7の実施形態は、ブラケット30の一対の側壁部34が、リヤバンパリインフォース14に対して斜めに配置される点が特徴であり、他の構成については、第1の実施形態とほぼ同様の構成であるので、実質的に同様の構成部については、同一符号を付して説明を省略する。また、図示を省略するが、車両後端部の右側部分の構造は、図9に示される車体後端部の左側部分と同様である。
図9に示されるように、側壁部34は、車両後方に向かって車幅方向内側へ傾斜しており、中間壁部32、側壁部34、及びリヤバンパリインフォース14は、平面視で略平行四辺形の閉断面を形成している。これにより、ブラケット30は、車幅方向内側に向かって比較的容易に所謂マッチ箱変形するようになっている。
このような構成によっても、第1の実施形態とほぼ同様の作用及び効果が得られる。また、車両斜め後方からの軽衝突時には、リヤバンパリインフォース14がリヤサイドメンバ16に対して車幅方向内側へ比較的容易に相対移動することができる。
[実施形態の補足説明]
なお、上記第1〜第7の実施形態における車両用衝撃吸収構造では、バンパリインフォースがリヤバンパリインフォース14とされ、サイドメンバがリヤサイドメンバ16とされているが、車両用衝撃吸収構造は、例えば、バンパリインフォースをフロントバンパリインフォースとし、サイドメンバをフロントサイドメンバとして適用してもよい。
なお、上記第1〜第7の実施形態における車両用衝撃吸収構造では、バンパリインフォースがリヤバンパリインフォース14とされ、サイドメンバがリヤサイドメンバ16とされているが、車両用衝撃吸収構造は、例えば、バンパリインフォースをフロントバンパリインフォースとし、サイドメンバをフロントサイドメンバとして適用してもよい。
また、車両用衝撃吸収構造は、上記第1〜第7の実施形態における各構成を適宜組み合わせた構造としてもよい。
さらに、上記実施形態では、ブラケット30は、中間壁部32がリヤサイドメンバ16の接合フランジ16Aにボルト40及びナット41によって結合されると共にフランジ部36がリヤバンパリインフォース14にボルト42及びナット43によって結合されているが、ブラケットは、中間壁部がリヤサイドメンバの接合フランジ(後端部)に溶接によって接合されると共に、フランジ部がリヤバンパリインフォースに溶接によって結合されてもよい。
14 リヤバンパリインフォース(バンパリインフォース)
16 リヤサイドメンバ(サイドメンバ)
16A 接合フランジ(サイドメンバの端部)
26 クラッシュボックス(衝撃吸収手段)
30 ブラケット(連結手段)
32 中間壁部
34 側壁部
46 クラッシュボックス部(衝撃吸収手段)
50 ブラケット部(連結手段)
52 ヒンジ(変形促進手段)
56 ビード(変形促進手段)
F1 車幅方向の荷重
W 車幅方向
16 リヤサイドメンバ(サイドメンバ)
16A 接合フランジ(サイドメンバの端部)
26 クラッシュボックス(衝撃吸収手段)
30 ブラケット(連結手段)
32 中間壁部
34 側壁部
46 クラッシュボックス部(衝撃吸収手段)
50 ブラケット部(連結手段)
52 ヒンジ(変形促進手段)
56 ビード(変形促進手段)
F1 車幅方向の荷重
W 車幅方向
Claims (4)
- 車体端部側に車幅方向を長手方向として配置されたバンパリインフォースと、
車体両サイドに車両前後方向を長手方向として配置された左右一対のサイドメンバと、
前記バンパリインフォースと前記サイドメンバの端部との間に車両前後方向を軸方向として介在され、前記サイドメンバよりも軸圧縮荷重に対する耐力が低く、前記バンパリインフォースが前記サイドメンバに対して車幅方向へ相対移動しても追従移動しない衝撃吸収手段と、
前記バンパリインフォースと前記サイドメンバの端部とを連結すると共に前記衝撃吸収手段が保持され、前記バンパリインフォースに車幅方向の荷重が作用した状態では、車幅方向へ曲げ変形して前記バンパリインフォースを前記サイドメンバに対して車幅方向へ相対移動させる連結手段と、
を有することを特徴とする車両用衝撃吸収構造。 - 前記連結手段は、当該連結手段の車幅方向の両端側が前記バンパリインフォースに固定されており、前記バンパリインフォースに対して略平行で前記サイドメンバの端部に結合される中間壁部と、前記中間壁部の車幅方向の両端から屈曲されて前記バンパリインフォースと接する位置まで延在すると共に当該バンパリインフォースに対して略直角とされる側壁部と、を備えることを特徴とする請求項1記載の車両用衝撃吸収構造。
- 前記衝撃吸収手段が前記バンパリインフォースと結合されていないことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用衝撃吸収構造。
- 前記連結手段は、前記バンパリインフォースに車幅方向の荷重が作用した状態で当該連結手段の車幅方向への曲げ変形を促進する変形促進手段を含んで構成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用衝撃吸収構造。
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-
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- 2006-11-13 JP JP2006306631A patent/JP2008120256A/ja active Pending
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