JP2000200226A - 状態報知装置及びその制御方法 - Google Patents

状態報知装置及びその制御方法

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JP2000200226A
JP2000200226A JP11000686A JP68699A JP2000200226A JP 2000200226 A JP2000200226 A JP 2000200226A JP 11000686 A JP11000686 A JP 11000686A JP 68699 A JP68699 A JP 68699A JP 2000200226 A JP2000200226 A JP 2000200226A
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JP11000686A
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Hideaki Shimizu
秀昭 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置から離れた利用者にその装置の状態を報知
する。 【解決手段】スキャナ102によって読んだ原稿画像を
プリンタ2095で印刷することでコピーする場合、ス
キャナ102において、利用者はコピージョブの状態を
報知する電子メール宛先を設定しておく。スキャナ10
2は、原稿の読み込みやプリンタ1095における印刷
時にエラーが生じると、設定された宛先に、状態を記録
した電子メールを送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク、例
えばローカルエリアネットワークや公衆回線等に接続さ
れた画像入出力機器の状態を利用者に報知する状態報知
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワーク上のプリンタを用い
る場合には、ネットワーク上のパーソナルコンピュータ
(PC)クライアントからプリンタに対してプリントジ
ョブを発行し、またプリンタからのエラーおよびジョブ
実行中の通知はそのプリントジョブの発行元に対して行
われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】少量部数のコピージョ
ブのようにその場で開始指示を与え、直ちに用紙無し、
ジャムなどのエラーや終了をその場で知ることができ
る。しかしながら、大量部数のコピージョブ等では、コ
ピー開始してから完了するまで相当の時間が必要とさ
れ、利用者は操作開始後一旦その場を離れることも多
い。このような場合、コピーが終了した頃にその装置の
ところに行き、用紙が無くなっていたり、ジャムが発生
して作業途中で止まっていることを知る場合がある。
【0004】また、ネットワーク上のサーバに画像を送
信したり、同様にファクシミリ送信したりする場合にも
同様に、読取りエラーや送信先電話番号の間違い等のエ
ラーが生じても、エラーが生じた装置から離れているこ
とがある。
【0005】こういった場合には、エラーをその発生か
ら相当の時間放置してしまうこともあり、エラー原因の
解除や再試行といった対応を迅速に行うことができな
い。
【0006】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、所望の宛先に所望の装置の状態を報知することがで
きる状態報知装置及びその制御方法を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成からなる。すなわち、ネッ
トワークに接続された入力装置あるいは出力装置の状態
を利用者に報知する状態報知装置であって、所望の宛先
を入力する宛先入力手段と、前記入力装置あるいは出力
装置からその状態情報を受信し、前記宛先入力手段によ
り入力された宛先に送信する送信手段とを備える。
【0008】また好ましくは、前記出力装置は画像を出
力するプリンタであり、前記送信手段は、前記プリンタ
による印刷の状態情報を前記宛先に送信する。
【0009】また好ましくは、前記出力装置は画像デー
タを送信するファクシミリであり、前記送信手段は、前
記ファクシミリによる送信の状態情報を前記宛先に送信
する。
【0010】また好ましくは、前記宛先入力手段は、宛
先として電子メールアドレスを入力し、前記送信手段は
前記電子メールアドレスに対して状態情報を送信する。
【0011】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]図1は第1
の実施形態における、画像入出力デバイスが接続された
ネットワークシステムの構成の概念模式図である。
【0012】図1において、ネットワーク101は機器
を接続する既知の技術を用いたネットワークであり、本
実施例ではTCP/IPプロトコルを使用した、イーサ
ネットの使用を想定している。
【0013】ネットワークスキャナ102は、用紙など
に印刷された原稿などを光学的に読み込みを行う画像ス
キャナで、ネットワークインターフェイスを具備し、ネ
ットワーク101を介して各機器に接続されている。読
み取り画像データはRGB3色のカラースキャナであ
る。
【0014】ネットワークプリンタ2095,290
2,2903は、ネットワークインターフェイスを具備
し、ネットワークインターフェイスを介して送られる印
刷データや画像データを受信し、電子写真技術などの既
知の印刷技術を用いて用紙などのメディアに実際に印刷
を行うネットワークプリンタである。ネットワークプリ
ンタ2095,2902,2903もまたネットワーク
101を介して各機器に接続されている。ここでは、プ
リンタ2095は白黒デジタル複合機、プリンタ290
2はカラーレーザプリンタ、プリンタ2903は白黒レ
ーザビームプリンタを示している。
【0015】ファクシミリ装置2904は、ネットワー
クインターフェイスを具備し、公衆回線2905を介し
て画像データの送受信を行う。ファクシミリ装置290
14は、ネットワーク101上のスキャナ102で読み
取った画像データを送信したり、受信した画像データを
プリンタ2095,2902,2903から出力した
り、ネットワークの管理サーバであるPC103でファ
イル化する画像データを公衆回線2095上に入出力す
るインターフェイスでもある。また、ネットワーク10
1には、管理サーバ以外のクライアントPC104も接
続されている。
【0016】なお、本実施形態ではネットワークスキャ
ナ102から送信された画像データはネットワークプリ
ンタ2095,2902,2903によって直ちに印刷
可能である。
【0017】図2はネットワークスキャナ102の構成
を示すブロック図である。図2において、201は既知
の光学読み取り技術を利用したスキャナエンジン、20
2はスキャナ全体の動作を制御するCPU、203はス
キャナエンジン201が読み込んだ画像データを一時的
に格納したり、作業用の記憶情報を蓄えておくRAM、
211はCPU202の動作を制御するプログラムがか
かれたROMである。さらに、205はネットワーク1
01に接続するためのネットワークインターフェイスで
ある。
【0018】206〜207,209〜210は、RO
M211に格納されたプログラムをCPU201により
実行することで実現されるソフトウエアモジュールであ
る。デバイスプロファイル供給部206はネットワーク
スキャナ102の機器情報を管理サーバ103に伝え
る。転送パスプロファイル獲得部207は、管理サーバ
から転送パスプロファイルを獲得し、RAM203に情
報を格納する。ジョブステータス通知部209は、本ス
キャナで画像の読取り中や読み取った画像データを送信
しているときに発生したエラー情報やジョブの終了情報
の通知を、電子メールを用いて所定のメールアドレスに
送信する。リモート操作管理部210は、ネットワーク
上につながるPCクライアント103から直接このスキ
ャナに各種設定を可能にするためのもので、操作パネル
208と全く同じ操作性をPC103で行うことを可能
にしている。方式はwww(ワールドワイドウエブ)の
ホームページをリモート管理部210内に持つことによ
り実現している。すなわち、設定可能なパラメータ等を
HTML(Hyper Text Mark up Language)によって記述
してそれをメモリ内に格納しておく。スキャナに対して
何らかの設定を行う場合、利用者は、HTMLで記述さ
れたデータを読みだして、それを解釈して表示するいわ
ゆるウェブブラウザにより表示させて必要な入力を行わ
せ、入力されたデータをスキャナに返送する。それによ
って利用者は所望の設定を行うことができる。デジタル
複合機2095にも、同様の構成のネットワークスキャ
ナが装備されている。なお、デバイスプロファイル及び
転送パスプロファイルについては後述する。
【0019】208はユーザインターフェイスを提供す
るために、液晶、LEDなどのディスプレイ装置と複数
個の操作ボタンから構成される操作パネルである。
【0020】図3はネットワークプリンタ2093の構
成を示すブロック図である。図3において、301は電
子写真やインクジェット等の既知の印刷技術を利用した
プリンタエンジン、302は全体の動作を制御するCP
U、303はプリンタエンジン301に印刷する画像デ
ータを一時的に格納したり、作業用の記憶情報を蓄えて
おくRAM、311はCPU302の動作を制御するプ
ログラムがかかれたROMである。さらに、305はネ
ットワーク101に接続するためのネットワークインタ
ーフェイスである。
【0021】306〜307,309〜310は、RO
M311に格納されたプログラムをCPU301により
実行することで実現されるソフトウエアモジュールであ
る。デバイスプロファイル供給部306はネットワーク
プリンタ2903の機器情報を管理サーバ103に伝え
る。転送パスプロファイル獲得部307は、管理サーバ
から転送パスプロファイルを獲得し、RAM303に情
報を格納する。ジョブステータス通知部309は、本プ
リンタで印刷しているときに発生したエラー情報やジョ
ブの終了情報の通知を、電子メールを用いて所定のメー
ルアドレスに送信する。リモート操作管理部310は、
ネットワーク上につながれるPCクライアント103か
ら本プリンタに設定を可能にするもので、操作パネル3
08と全く同じ操作性をPC103で行うことを可能に
している。方式はwwwのホームページをリモート管理
部310内に持つことにより実現している。また、同一
ネットワーク上に繋がるネットワークプリンタ209
5,2902も、基本構成はネットワークプリンタ29
03と同じである。
【0022】308はユーザインターフェイスを提供す
るために、液晶、LEDなどのディスプレイ装置と複数
個の操作ボタンから構成される操作パネルである。
【0023】図4は管理サーバ103の構成を示すブロ
ック図である。図4において、401は全体の動作を制
御するCPU、402は作業用の記憶情報やCPU40
1の動作を制御するプログラムを蓄えておくRAM、4
04はネットワークに接続された機器のデバイスプロフ
ァイルを格納しておくデバイスプロファイルデータベー
ス、405はデバイスプロファイルから生成された転送
パスプロファイルを格納しておく転送パスプロファイル
データベース、406はネットワーク101に接続する
ためのネットワークI/F、407はネットワークに接
続された機器からデバイスプロファイルを獲得し、デバ
イスプロファイルデータベース404に格納するデバイ
スプロファイル獲得部、408は機器の要求にしたが
い、転送パスプロファイルデータベース405から転送
パスプロファイルを読み込み、ネットワークを介して機
器に供給する転送パスプロファイル供給部、409はデ
バイスプロファイルデータベース402に書かれた機器
情報から転送パスプロファイルを生成して転送パスプロ
ファイルデータベース405に書き込む転送パスプロフ
ァイル生成部である。
【0024】なお、管理サーバ103は、ネットワーク
101上の機器が電子メールを送受信するためのいわゆ
るポストオフィスとしての機能を有する。すなわち、公
衆電話回線を介して電子メールを送受信する場合には、
ネットワーク101上の機器から送信される電子メール
を例えば一定期間所定のフォルダに保存し、所定の時刻
に達したなら、公衆回線を介して接続されている電子メ
ールサーバあるいはファイルサーバに電子メールを送信
する。あるいは、電子メールサーバが保管している、ネ
ットワーク101上の機器に対する受信メールを受信
し、宛先毎に区分けして保管する。各機器は管理サーバ
103に対して電子メールの送信を依頼し、あるいは、
管理サーバ103の保管する受信メールを受け取る。こ
の機能は、公衆回線を用いない場合であっても同様であ
る。ただし、電子メールサーバの電話番号をダイヤルす
る必要はなくなる。もちろん管理サーバ自体が電子メー
ルサーバとしての機能を有していても良い。また、電子
メールを受信した場合、宛先のログインしている端末へ
とメールを受信した旨通知する機能を有していてもよ
い。
【0025】次にデバイスプロファイルについて説明す
る。
【0026】デバイスプロファイルは仮想MFP(多機
能周辺機器)を構成するために必要な、各機器に関する
性能や特徴を示すデータであり、下記のようなテキスト
データから構成される。これはネットワークスキャナ1
02におけるデバイスプロファイルの一例である。
【0027】Device-Type: 機器の種類を示す。スキ
ャナの場合、入力機器であり、スキャナであることを示
す。
【0028】Device-Id: 機器のモデル名を示して
いる。
【0029】Device-address: 機器のネットワークアド
レスを示す。
【0030】Resolution: 機器がサポートしている
解像度を示す。
【0031】Media-size: 機器がサポートしている
用紙サイズを示す。
【0032】Input-fee: 機器を利用した場合の課
金情報を示す。
【0033】Document-format:機器がサポートする画像
フォーマットを示す。
【0034】Input-command: 他の機器からスキャナに
読み込みを実行させるコマンドを記述する。
【0035】プリンタについても同様のプロファイルが
保持される。ただし、プリンタでは、Device-Typeが出
力機器となり、Input-commandが、他の機器から印刷を
実行させるためのコマンドとなる。
【0036】このデバイスプロファイルは、各機器にお
いて生成され、管理サーバ103に送られてデバイスプ
ロファイルデータベース404として集積される。
【0037】図5はデバイスプロファイルを、各周辺機
器において作成する際の手順を示したフローチャートで
ある。まず、現在の機器の構成からデバイスプロファイ
ルを作成する(ステップS501)。次に管理サーバ1
03に対して自装置のデバイスプロファイルの獲得要求
を送信する(ステップS502)。応答があれば(ステ
ップS503−YES)、すなわちデバイスプロファイ
ルデータベースに格納されている自装置のデバイスプロ
ファイルが送られてきたら、それとステップS501で
作成したプロファイルとを比較する(ステップS50
5)。その結果双方が一致するか、すなわち装置構成に
変更があるか判定し(ステップS506)、あればステ
ップS501で作成されたデバイスプロファイルを管理
サーバに送信してデータベース404を更新させる。
【0038】一方、ステップS503で応答がなけれ
ば、ステップS501で作成したデバイスプロファイル
をネットワークにブロードキャストする(ステップS5
04)。
【0039】図6は、管理サーバ103がデバイスプロ
ファイルデータベースを構築する際の手順を示すフロー
チャートである。まず、デバイスプロファイル転送要求
をネットワーク上の注目機器に対して発行し(ステップ
S701)、デバイスプロファイルが記録されたデバイ
スプロファイル転送命令を待つ(ステップS702)。
デバイスプロファイル転送命令を受信すると、それをデ
バイスプロファイルデータベース404に記録する(ス
テップS703)。最後にネットワーク上の機器全部、
あるいはあらかじめ登録されている機器全部についてプ
ロファイルを作成したか判定し(ステップS704)、
終えていなければ、注目機器を次の登録機機に移して
(ステップS705)、前述した処理を繰り返す。
【0040】以上のようにしてデバイスプロファイルは
作成される。
【0041】転送バスプロファイルは管理サーバ103
により生成されるデータである。管理サーバ103は、
ある機器の転送パスプロファイルを作成する場合、その
機器のデバイスプロファイルからネットワークアドレス
等を読み込み、例えばその機器がスキャナであれば、読
み込んだ画像データを転送する際の径路を作成する。例
えば出力先がプリンタであれば、目的となるプリンタに
データを送信するための径路を記述する。これを、個々
の出力機器について行い、スキャナで読んだ画像データ
を出力するための転送パスプロファイルを作成する。こ
うして作成された転送パスプロファイルは転送パスプロ
ファイルデータベース405に格納され、各周辺機器に
送信される。
【0042】図10は、ネットワークスキャナ102に
おける操作パネル208の外観を示す図である。LCD
表示部3001は、LCD上にタッチパネルシートが貼
られており、システムの操作画面を表示するとともに、
表示してあるキーが押されるとその位置情報をコントロ
ーラCPUに伝える。スタートキー3002は原稿画像
の読取り動作を開始する時などに用いる。スタートキー
中央部には、緑と赤の2色LEDがあり、その色によっ
てスタートキーが使える状態にあるかどうかを示す。ス
トップキー3003は稼働中の動作を止める働きをす
る。IDキー3004は使用者のユーザーIDを入力す
るときに用いる。リセットキー3005は操作部からの
設定を初期化するときに用いる。
【0043】以下で操作部の各画面について詳細に説明
する。
【0044】図11は、レターサイズのコピーを1部行
う際の操作部の表示画面を示している。ここでは、現在
ネットワーク上の機器の組み合わせで実現可能な機能を
全て表示している。
【0045】メイン画面3100は文字モード、写真モ
ードを選択するImage Quality選択ボタン3105およ
び、選択されたImage Quality表示領域3104、装置
のステータス、コピーの倍率、用紙サイズ、プリント部
数を表示するコピーパラメータ表示部3101、拡大縮
小設定ボタン3106,3107、紙選択ボタン310
8、ソータ設定ボタン3110、両面コピー設定ボタン
3112、濃度印字ケータおよび濃度設定ボタン310
9、テンキー3114から構成される。
【0046】図12は、A4サイズの原稿を50部リモ
ートコピー(ネットワークスキャナとネットワークプリ
ンタとを用いたコピー処理)する際の、スキャナ102
の操作パネル208の表示内容を示している。ここでは
出力先選択キー3200によりプリンタ2095を選択
し、ネットワークを通じたリモートコピー(モード選択
キー3120)を設定している。コピー部数は50部、
状態通知用の電子メールアドレスは、通知先選択キー3
200により、予め登録されている通知先の中から“cl
[email protected]”に送るように設定してある。これ
ら設定項目は、リモート操作管理部210を介して、管
理サーバ103あるいはPCクライアント311から設
定することもできる。
【0047】<リモートコピー動作>次に、スキャナ2
905で読み込んだ画像をプリンタ2095で印刷して
50部のコピーを行う際の動作について説明する。
【0048】スキャナに原稿をセットしてスタートキー
3002を押せば原稿読み取りが始まる。原稿画像の読
み取りはRAM203に記憶されるので一回だけ行わ
れ、1セット読み終わった後にプリンタ2095に向け
てネットワーク上に送信される。ユーザは原稿が読み取
られたらその原稿を持ち帰り、PC103の前でコピー
ジョブが終了するのを待つ。プリント終了情報をプリン
タ2095から受け取ったスキャナ102は、ジョブ終
了通知を出すために、ジョブステータス通知部209に
よって電子メールを用いてアドレス“client103@canon.
com”に対して図7に示す内容の電子メールを通達す
る。図7のメールに記録されている内容は、送り主“Sc
[email protected]”、画像転送先“PrinterXXX”、原
稿画像枚数18ページ、部数50部、コピーサイズA4
となっている。図7は、コピージョブが完了した場合の
メールであり、主題として“job022304 complete”、す
なわち、コピージョブ022304が完了したことが示
されている。
【0049】一方、もしこのコピージョブ実行中にエラ
ーが発生した場合には、図8に示すような電子メールメ
ッセージが“[email protected]”に対して通達され
てくる。内容は、送り主“[email protected]”、ジ
ョブNo.“job022304”の実行中にプリンタジャムが発生
したこと、エラー発生時刻、使用したユーザー名“clie
nt103”、画像転送先“PrinterXXX”、原稿画像枚数1
8ページ、部数50部、コピーサイズA4となってい
る。
【0050】同様に、スキャナ側の原稿ジャム、プリン
タ用紙無し、プリンタトナー無し、画像転送先指定ミス
の時などに発生する通信エラー情報などの電子メール通
達が行われる。
【0051】図14に、リモートコピーの際の、スキャ
ナによる処理手順のフローチャートを示す。まず、スキ
ャナにより原稿画像を読みとり、画像データを蓄積する
(ステップS1401)。次に、読取りが成功したか判
定し(ステップS1402)、成功していなければステ
ップS1407で分岐して、読取りが失敗した旨のメー
ルを指定されている宛先へと送信する。読取りが成功し
たなら、プリンタへのデータの転送パスを獲得する(ス
テップS1403)。これは、あらかじめ獲得してお
き、それを用いるようにしても良い。そして、その転送
パスを経由して、プリンタへと画像データを送信し(ス
テップS1404)、プリンタからの応答を待つ(ステ
ップS1405,S1406)。応答があれば、受信し
たステータス情報を電子メールに載せ、あらかじめ設定
された宛先に送信する(ステップS1407)。
【0052】以上のように、処理の進捗状態を電子メー
ルによりあらかじめ定められた宛先へと送信すること
で、利用者はスキャナやプリンタ等の入出力機器から離
れて作業をしていても、処理の状態を知ることができ
る。また、本実施例ではメールの宛先を利用者がいる端
末としたが、一般に電子メールは利用者毎に設けられた
メールボックスにログインできさえすればどの端末から
でも読むことができる。そのため、利用差がクライアン
トPC104を利用していたとしても、特にメールアド
レスを変更する必要はなく、利用者の物理的な位置や利
用する端末が変更されたとしても、いったん設定したア
ドレスを使い続けることができる。
【0053】[第2の実施の形態]第2の実施形態で
は、ある原稿セットに対して複数のジョブを同時に設定
した場合について説明する。
【0054】複数のジョブを設定する一例として、ま
ず、前の実施例と同様に、図12でリモートコピーを設
定する。ここでは出力先選択キー3200によりプリン
タ2095を選択し、ネットワークを通じたリモートコ
ピー(モード選択キー3120)を設定する。コピー部
数は50部、通知用電子メールアドレスは通知先選択キ
ー3200により、予め登録されている通知先の中から
[email protected]”に送るように設定してある。
【0055】次にユニバーサル処理設定キー3202を
押すことにより、第2番目のジョブを設定する画面が現
れる。図13は、第2番目のジョブの選択画面のモード
選択キー3200でファクシミリ(FAX)を選択した
場合の表示内容を示す。ここではスキャナ102で読み
取った画像データを、デバイスプロファイル情報からC
PU2002が自動的に選択したネットワーク101上
のFAX2904を通じてリモートFAX送信する設定
をしている。FAX送信の送り先電話番号はテンキー3
114で設定すると、送り先表示部3203に例えば
“03-XXXX-XXXX”と現れる。また、ステータス通知用の
電子メールアドレスは先に通知先選択キー3200で選
択したアドレス“[email protected]”が表示されて
いる。
【0056】原稿をセットしてスタートキー3002を
押せば原稿読み取りが始まる。原稿画像の読み取りはR
AM203に記憶されるので一回だけ行われ、1セット
読み終わった後にプリンタ2095に向けてネットワー
ク上に送信される。同様に、FAX送信を行うためにNe
twork FAX2904に対して読み取った原稿画像データ
がネットワークを通じて転送される。
【0057】リモートコピーが終了した場合は、プリン
ト終了情報をプリンタ2095から受け取り、スキャナ
102はジョブステータス通内部209によって電子メ
ールを用いて“[email protected]”に対して図7に
示すコピージョブ終了内容を通達する。
【0058】図7のメールに記載されている内容は、送
り主“[email protected]”、ジョブNo.“job02230
4”が正常に終了したこと、終了時刻、使用したユーザ
ー名“client103”、画像転送先“PrinterXXX”、原稿
画像枚数18ページ、部数50部、コピーサイズA4と
なっている。
【0059】同様にFAX送信が終了した時点で、ネッ
トワークファクシミリ2904がスキャナ102に対し
て終了情報を送り、ジョブステータス通知部209によ
って電子メールを用いて“[email protected]”に対
して図9に示すFAX送信ジョブ終了内容を通達する。
内容は、送り主“[email protected]”、ジョブNo.
“job022305”が正常に終了したこと、終了時刻、使用
したユーザ名、“client103”、画像転送先“03-XXXX-X
XX”、公衆回線通信デバイスとして“FAX XXX”を使用
したこと、原稿画像枚数18ページ、モードはG3のス
ーパーファインとなっている。
【0060】もちろん、エラーがあった場合には、subj
ecu欄に、どのようなエラーが生じたかが記録され、メ
ールとして送信される。
【0061】このように、複数のジョブを処理するよう
な設定がおこなわれた場合でも、各処理について、状態
をメールで送信することができる。また、各ジョブ毎に
メールの宛先を設定することもできる。その場合には、
本例ならば、コピージョブとファクシミリジョブのステ
ータスとは、それぞれ設定された宛先に送信される。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
所望の宛先に所望の装置の状態を報知することができ
る。このため、利用者が使用している装置から離れて
も、その装置の状態を知ることができ、障害が生じた場
合でも迅速に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像入出力デバイスが接続されたネットワーク
システムの構成の模式図である。
【図2】ネットワークスキャナ102の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】ネットワークプリンタ2093の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】管理サーバ103の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】デバイスプロファイルを、各周辺機器において
作成する際の手順を示したフローチャートである。
【図6】管理サーバ103がデバイスプロファイルデー
タベースを構築する際の手順を示すフローチャートであ
る。
【図7】リモートコピージョブの完了を報知するための
電子メールの記載内容を示す図である。
【図8】リモートコピージョブのエラー発生を報知する
ための電子メールの記載内容を示す図である。
【図9】リモートファクシミリジョブの完了を報知する
ための電子メールの記載内容を示す図である。
【図10】ネットワークスキャナ102における操作パ
ネル208の外観を示す図である。
【図11】操作パネルの表示内容の図である。
【図12】リモートコピーのための操作パネルの表示内
容の図である。
【図13】ファクシミリ送信のための操作パネルの表示
内容の図である。
【図14】リモートコピーの際の、スキャナによる処理
手順のフローチャートを示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 HH03 HJ07 HJ08 HK04 HV09 HV13 HV35 HV40 HV48 5B021 AA01 BB02 BB10 EE02 NN16 5B089 GA13 GA23 GA26 GB03 JA31 JB16 KA13 KB04 KC28 LA03 LA06 MD02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続された入力装置ある
    いは出力装置の状態を利用者に報知する状態報知装置で
    あって、 所望の宛先を入力する宛先入力手段と、 前記入力装置あるいは出力装置からその状態情報を受信
    し、前記宛先入力手段により入力された宛先に送信する
    送信手段とを備えることを特徴とする状態報知装置。
  2. 【請求項2】 前記出力装置は画像を出力するプリンタ
    であり、前記送信手段は、前記プリンタによる印刷の状
    態情報を前記宛先に送信することを特徴とする請求項1
    に記載の状態報知装置。
  3. 【請求項3】 前記出力装置は画像データを送信するフ
    ァクシミリであり、前記送信手段は、前記ファクシミリ
    による送信の状態情報を前記宛先に送信することを特徴
    とする請求項1に記載の状態報知装置。
  4. 【請求項4】 前記宛先入力手段は、宛先として電子メ
    ールアドレスを入力し、前記送信手段は前記電子メール
    アドレスに対して状態情報を送信することを特徴とする
    請求項1に記載の状態報知装置。
  5. 【請求項5】 ネットワークに接続された入力装置ある
    いは出力装置の状態を利用者に報知する状態報知装置の
    制御方法であって、 所望の宛先を入力する宛先入力工程と、 前記入力装置あるいは出力装置からその状態情報を受信
    し、前記宛先入力工程により入力された宛先に送信する
    送信工程とを備えることを特徴とする状態報知装置の制
    御方法。
  6. 【請求項6】 前記出力装置は画像を出力するプリンタ
    であり、前記送信手段は、前記プリンタによる印刷の状
    態情報を前記宛先に送信することを特徴とする請求項5
    に記載の状態報知装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 前記出力装置は画像データを送信するフ
    ァクシミリであり、前記送信手段は、前記ファクシミリ
    による送信の状態情報を前記宛先に送信することを特徴
    とする請求項5に記載の状態報知装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 前記宛先入力工程は、宛先として電子メ
    ールアドレスを入力し、前記送信工程は前記電子メール
    アドレスに対して状態情報を送信することを特徴とする
    請求項5に記載の状態報知装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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