JP2000181958A - リサイクルシステム - Google Patents

リサイクルシステム

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JP2000181958A
JP2000181958A JP35681698A JP35681698A JP2000181958A JP 2000181958 A JP2000181958 A JP 2000181958A JP 35681698 A JP35681698 A JP 35681698A JP 35681698 A JP35681698 A JP 35681698A JP 2000181958 A JP2000181958 A JP 2000181958A
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Tatsuo Tani
達雄 谷
Kiyoshi Sakai
清 酒井
Yasushi Akiba
康 秋葉
Shozo Miyawaki
省三 宮脇
Teruzo Hasumi
輝蔵 蓮見
Mitsuaki Urakawa
光明 浦川
Tetsuo Yamaoka
哲男 山岡
Takashi Ishijima
尚 石島
Kimiyasu Ito
仁恭 伊藤
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Ricoh Co Ltd
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    • B29BPREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
    • B29B17/00Recovery of plastics or other constituents of waste material containing plastics
    • B29B2017/0089Recycling systems, wherein the flow of products between producers, sellers and consumers includes at least a recycling step, e.g. the products being fed back to the sellers or to the producers for recycling purposes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リサイクルした部品等を使ったリサイクル製
品を計画的に生産することができるリサイクルシステム
を提供すること。 【解決手段】 当該システムの管理下において生産また
は使用された製品・部品・原材料であり、かつ、廃棄処
分となった製品・部品・原材料および市場において現在
使用されている製品・部品・原材料を含む全ての再利用
可能な製品・部品・原材料に関する情報をリサイクル情
報として記憶したリサイクル情報メモリDB101b
と、リサイクル情報メモリDB101bに記憶されてい
るリサイクル情報に基づいて、再利用可能な製品・部品
・原材料がリサイクルに使用可能な製品・部品・原材料
として回収される時期および量を予測する仮想リサイク
ル製品設計部102と、予測した時期および量に基づい
て、再利用可能な製品・部品・原材料を用いたリサイク
ル製品の生産計画を設定する生産計画部103と、を備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リサイクルシステ
ムに関し、より詳細には、製品を構成する各部品の材料
から最終廃棄段階までのリサイクル処理を総合的に管理
するリサイクルシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、資源の有効利用・廃棄物量の削減
・コストの低減・地球環境問題の観点から、再利用可能
な製品・部品・材料をリサイクルして使用するリサイク
ルシステムが種々提案されている。
【0003】従来のリサイクルシステムとして、例え
ば、特開平7−334583号公報に開示されている
『製品のリサイクルシステム』がある。このシステム
は、製品に関する情報を入力する入力部と、製品を再利
用する際の情報についてのデータベースを記憶する記憶
部と、入力部で入力した製品に関する情報に基づいて記
憶部に記憶するデータベースの製品を再利用する際の情
報を参照し、あらかじめ定められたリサイクルルールに
基づいて当該製品についてのリサイクル処理を判定する
リサイクル処理方法判定処理部と、判定した結果を次の
工程へ出力する出力部として機能するリサイクル工場設
備制御部とを有した構成である。この構成によって、廃
製品の適正なリサイクルを促進し、新たなエネルギ消費
の節約、廃棄物量の削減、有害物等による環境汚染の防
止を図れるようにしたものである。
【0004】また、特開平7−130295号公報に開
示されている『構成要素を検査するための情報を記憶す
るデータ記録装置を持つリサイクル可能な構成要素及び
該要素を有する製品』には、リサイクルされるべき材料
の位置のような情報や、製品の構成要素が使用中に受け
る特定のストレスのような情報を記憶するメモリ手段を
設けることにより、該メモリ手段に記憶されている情報
を用いて、製品の各構成要素がリサイクルに送られる前
に適切に検査するとともに、製品から取り出された各構
成要素を容易に評価できるようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術によれば、廃棄等によって市場から製品を回収
した後に、当該製品を部品として利用するかあるいは原
材料として使用するかのどちらかに適するのかを判定し
て、リサイクルを行うものであり、製品から取り出され
た各構成要素を容易に評価したり、回収された製品の適
正なリサイクルを促進することはできるものの、回収さ
れた製品を前提としているため、リサイクルした部品等
を使ったリサイクル製品を計画的に生産することはでき
ないという問題点があった。
【0006】また、従来のリサイクルシステムでは、製
品を販売後、当該製品が回収されるまでの間、実際には
製品が市場の管理下にあり、個々のリサイクルシステム
の管理下にないため、市場の製品をリサイクル製品の部
品・材料として計画的に利用することはできないという
問題点があった。
【0007】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、リサイクルした部品等を使ったリサイクル製品を計
画的に生産することができるリサイクルシステムを提供
することを目的とする。
【0008】また、本発明は上記に鑑みてなされたもの
であって、製品を販売後、当該製品が回収されるまでの
間でも、全ての製品をリサイクルシステムで管理でき、
かつ、市場の製品をリサイクル製品の部品・材料として
計画的に利用することができるリサイクルシステムを提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係るリサイクルシステムは、製品を構
成する各部品の、材料から最終廃棄段階までのリサイク
ル処理を総合的に管理するリサイクルシステムであっ
て、当該システムの管理下において生産または使用され
た製品・部品・原材料であり、かつ、廃棄処分となった
製品・部品・原材料および市場において現在使用されて
いる製品・部品・原材料を含む全ての再利用可能な製品
・部品・原材料に関する情報をリサイクル情報として記
憶したリサイクル情報記憶手段と、前記リサイクル情報
記憶手段に記憶されているリサイクル情報に基づいて、
前記再利用可能な製品・部品・原材料がリサイクルに使
用可能な製品・部品・原材料として回収される時期およ
び量を予測するリサイクル回収予測手段と、前記リサイ
クル回収予測手段で予測した時期および量に基づいて、
再利用可能な製品・部品・原材料を用いたリサイクル製
品の生産計画を設定するリサイクル生産計画設定手段
と、を備えたものである。
【0010】また、請求項2に係るリサイクルシステム
は、製品を構成する各部品の、材料から最終廃棄段階ま
でのリサイクル処理を総合的に管理するリサイクルシス
テムであって、当該システムの管理下において生産また
は使用された製品・部品・原材料であり、かつ、廃棄処
分となった製品・部品・原材料および市場において現在
使用されている製品・部品・原材料を含む全ての再利用
可能な製品・部品・原材料に関する情報をリサイクル情
報として記憶したリサイクル情報記憶手段と、仮想製品
の企画内容を入力して、仮想製品の構成案を少なくとも
一つ作成し、前記構成案および前記リサイクル情報に基
づいて前記仮想製品が前記再利用可能な製品・部品・原
材料で構成可能か否かを判定し、判定結果に基づいて構
成可能な前記再利用可能な製品・部品・原材料を用いた
仮想リサイクル製品を設計する仮想リサイクル製品設計
手段と、を備えたものである。
【0011】また、請求項3に係るリサイクルシステム
は、製品を構成する各部品の、材料から最終廃棄段階ま
でのリサイクル処理を総合的に管理するリサイクルシス
テムであって、当該システムの管理下において生産また
は使用された製品・部品・原材料であり、かつ、廃棄処
分となった製品・部品・原材料および市場において現在
使用されている製品・部品・原材料を含む全ての再利用
可能な製品・部品・原材料に関する情報をリサイクル情
報として記憶したリサイクル情報記憶手段と、前記リサ
イクル情報記憶手段に記憶されているリサイクル情報に
基づいて、前記再利用可能な製品・部品・原材料がリサ
イクルに使用可能な製品・部品・原材料として回収され
る時期および量を予測するリサイクル回収予測手段と、
仮想製品の企画内容を入力して、仮想製品の構成案を少
なくとも一つ作成し、前記構成案および前記リサイクル
情報に基づいて前記仮想製品が前記再利用可能な製品・
部品・原材料で構成可能か否かを判定し、判定結果に基
づいて構成可能な前記再利用可能な製品・部品・原材料
を用いた仮想リサイクル製品を設計する仮想リサイクル
製品設計手段と、前記仮想リサイクル製品設計手段の設
計結果に基づいて、前記リサイクル回収予測手段から該
当する製品・部品・原材料の回収される時期および量の
予測を入力し、再利用可能な製品・部品・原材料を用い
たリサイクル製品の生産計画を設定するリサイクル生産
計画設定手段と、を備えたものである。
【0012】また、請求項4に係るリサイクルシステム
は、請求項1〜3に記載の何れか一つのリサイクルシス
テムにおいて、前記リサイクル情報が、再利用可能な製
品に関する製品情報と、再利用可能な部品に関する部品
情報と、再利用可能な原材料に関する材料情報とを含
み、少なくともこれら再利用可能な製品・部品・原材料
の保管場所または設置場所を特定するための倉庫情報で
あるものである。
【0013】また、請求項5に係るリサイクルシステム
は、請求項4記載のリサイクルシステムにおいて、前記
リサイクル情報が、さらに、発注または在庫によって利
用可能である部品に関する部品情報と、発注または在庫
によって利用可能である原材料に関する材料情報とを含
み、少なくともこれら利用可能な部品・原材料の保管場
所を特定するための倉庫情報であるものである。
【0014】また、請求項6に係るリサイクルシステム
は、請求項1〜5に記載の何れか一つのリサイクルシス
テムにおいて、前記リサイクル情報が、製品の存在地
域、製品の使用期間・使用完了時期予想・ユーザー意志
表示による使用完了確定情報を含む稼働情報、製品のロ
ット数、部品の生産時期の情報を含むものである。
【0015】また、請求項7に係るリサイクルシステム
は、請求項2または3記載のリサイクルシステムにおい
て、前記リサイクル情報は、仮想製品生成に使用するた
めの条件情報を含んでおり、前記仮想リサイクル製品設
計手段が、仮想製品生成のための条件情報を入力して、
前記仮想製品が前記再利用可能な製品・部品・原材料で
構成可能か否かを判定するものである。
【0016】また、請求項8に係るリサイクルシステム
は、請求項7記載のリサイクルシステムにおいて、前記
条件情報が、部品または/および部品の集合体と製品と
の適合性を示す情報を含むものである。
【0017】また、請求項9に係るリサイクルシステム
は、請求項7または8記載のリサイクルシステムにおい
て、前記条件情報が、部品と材料との適合性を示す情報
を含むものである。
【0018】また、請求項10に係るリサイクルシステ
ムは、請求項7〜9に記載の何れか一つのリサイクルシ
ステムにおいて、前記条件情報が、部品のリサイクル履
歴や、部品のストレス履歴、部品の残寿命の少なくとも
一つを含む部品の品質情報を含むものである。
【0019】また、請求項11に係るリサイクルシステ
ムは、請求項7〜10に記載の何れか一つのリサイクル
システムにおいて、前記条件情報が、消費エネルギーの
量,排出物質に関する情報の少なくとも一つを含む地球
環境負荷に関する情報を含むものである。
【0020】また、請求項12に係るリサイクルシステ
ムは、請求項7〜11に記載の何れか一つのリサイクル
システムにおいて、前記条件情報が、有害物質含有に関
する情報を含むものである。
【0021】また、請求項13に係るリサイクルシステ
ムは、請求項7〜12に記載の何れか一つのリサイクル
システムにおいて、前記条件情報が、仮想製品の生産に
使用する部品の存在地域を指定する部品存在地域情報
と、仮想製品の生産地域を指定する仮想製品生産地域情
報と、製品の強制回収を指定する強制回収情報とを含む
ものである。
【0022】また、請求項14に係るリサイクルシステ
ムは、請求項2、3または13記載のリサイクルシステ
ムにおいて、前記仮想リサイクル製品設計手段が、前記
仮想製品の企画内容として、仮想製品の製品および/ま
たは部品の設計仕様情報を入力するものである。
【0023】また、請求項15に係るリサイクルシステ
ムは、請求項2または3記載のリサイクルシステムにお
いて、前記仮想リサイクル製品設計手段が、前記仮想製
品の企画内容と共に、さらに設計の制限情報を入力する
ものである。
【0024】また、請求項16に係るリサイクルシステ
ムは、請求項15記載のリサイクルシステムにおいて、
前記設計の制限情報が、製品または部品に関するコス
ト、リサイクル率、法規性、規格適合性、材料の少なく
とも一つを含むものである。
【0025】また、請求項17に係るリサイクルシステ
ムは、請求項2または3記載のリサイクルシステムにお
いて、前記仮想リサイクル製品設計手段が、さらに、仮
想製品または仮想製品の部品を設計する際の設計の優先
条件情報を入力し、前記設計の優先条件情報に基づい
て、前記仮想リサイクル製品を設計するものである。
【0026】また、請求項18に係るリサイクルシステ
ムは、請求項17記載のリサイクルシステムにおいて、
前記設計の優先条件情報が、コスト、リサイクル率、法
規性、規格適合性、材料、納期または/および数量の優
先順位を示す情報であるものである。
【0027】また、請求項19に係るリサイクルシステ
ムは、請求項3記載のリサイクルシステムにおいて、前
記仮想リサイクル製品設計手段が、仮想リサイクル製品
の設計結果として仮想リサイクル製品の仮想設計情報を
出力するものである。
【0028】また、請求項20に係るリサイクルシステ
ムは、請求項19記載のリサイクルシステムにおいて、
前記仮想設計情報が、少なくとも部品コンポーネント群
に関する情報を有しているものである。
【0029】また、請求項21に係るリサイクルシステ
ムは、請求項2または3記載のリサイクルシステムにお
いて、前記仮想リサイクル製品設計手段が、前記構成案
および前記リサイクル情報に基づいて前記仮想製品が前
記再利用可能な製品・部品・原材料で構成可能か否かを
判定し、判定結果に基づいて前記構成案の中から最適な
構成案を選択し、選択した構成案に基づいて最適な仮想
リサイクル製品を設計するものである。
【0030】また、請求項22に係るリサイクルシステ
ムは、請求項19または20記載のリサイクルシステム
いおいて、前記リサイクル生産計画設定手段が、前記仮
想リサイクル製品設計手段から仮想設計情報を入力し、
入力した仮想設計情報を満足する仮想製品を生産するた
めに必要な部品の調達に関する情報を出力するものであ
る。
【0031】また、請求項23に係るリサイクルシステ
ムは、請求項22記載のリサイクルシステムニオイテ、
前記部品の調達に関する情報が、部品の存在地域、部品
の使用期間・使用完了時期予想・ユーザー意志表示によ
る使用完了確定情報を含む稼働情報、製品のロット数、
部品の生産時期の情報を含むものである。
【0032】また、請求項24に係るリサイクルシステ
ムは、請求項3記載のリサイクルシステムにおいて、前
記リサイクル生産計画設定手段が、さらに、納期、在庫
情報、設備状況、法規性、規格適合性または/および材
料に関する情報を生産制限情報として入力し、前記生産
制限情報を判断して前記リサイクル製品の生産計画を設
定するものである。
【0033】また、請求項25に係るリサイクルシステ
ムは、請求項24記載のリサイクルシステムにおいて、
前記リサイクル生産計画設定手段が、さらに、リサイク
ル製品の生産計画を設計する際の生産の優先条件情報を
入力し、前記生産の優先条件情報に基づいて、前記リサ
イクル製品の生産計画を設計するものである。
【0034】また、請求項26に係るリサイクルシステ
ムは、請求項25記載のリサイクルシステムにおいて、
前記生産の優先条件情報が、コスト、リサイクル率、法
規性、規格適合性、材料、納期または/および数量の優
先順位を示す情報であるものである。
【0035】
〔本発明のリサイクルシステムの概念〕
〔実施の形態のリサイクルシステム〕 〔本発明のリサイクルシステムの利用形態〕の順で、添
付の図面を参照しながら詳細に説明する。
【0036】なお、本明細書中では説明を簡単にするた
めに複写機を一例としてリサイクルシステムを説明する
が、本発明のリサイクルシステムは、当然のことながら
複写機に限定されるものではない。また、本発明のリサ
イクルシステムにおける部品とは、一つの材料で構成さ
れるものもあるし、また部品が集まったユニット(部品
の集合体)も総じて部品として呼ぶものとする。
【0037】〔本発明のリサイクルシステムの概念〕先
ず、本発明のリサイクルシステムの概念について説明す
る。第1に、本発明のリサイクルシステムは、製品を構
成する各部品の、材料から最終廃棄段階までのリサイク
ル処理を総合的に管理するリサイクルシステムである。
なお、このリサイクル処理を総合的に管理する点に関し
ては、図1を参照して詳細に後述する。第2に、本発明
のリサイクルシステムは、全ての再利用可能な製品・部
品・原材料に関する情報をリサイクル情報として記憶し
ておき、このリサイクル情報に基づいて製品・部品・原
材料がリサイクルに使用可能な製品・部品・原材料とし
て回収される時期および量を予測し、予測した時期およ
び量に基づいて、再利用可能な製品・部品・原材料を用
いたリサイクル製品の生産計画を設定するものである。
【0038】第3に、本発明のリサイクルシステムは、
仮想製品の企画内容を入力して、仮想製品の構成案を少
なくとも一つ作成し、構成案およびリサイクル情報に基
づいて仮想製品が再利用可能な製品・部品・原材料で構
成可能か否かを判定し、判定結果に基づいて構成可能な
再利用可能な製品・部品・原材料を用いた仮想リサイク
ル製品を設計するものである。
【0039】第4に、仮想リサイクル製品の設計結果に
基づいて、仮想リサイクル製品で使用する製品・部品・
原材料の回収される時期および量の予測を入力し、再利
用可能な製品・部品・原材料を用いたリサイクル製品の
生産計画を設定するものである。
【0040】(1)材料から最終廃棄段階までのリサイ
クル処理を総合的に管理するリサイクルシステムの概念 図1は、本発明のリサイクルシステムの概念を、原材料
の段階から廃棄までの間のマテリアルフローとして表し
た概念図である。リサイクルとは、材料が廃棄段階へ到
達するのを遅らせて、資源の消費を削減するための非常
に有効な手段であり、この材料が廃棄段階へ到達するの
を遅らせためのリサイクル処理の方法としては、図示の
如く、〜のように各種のリサイクル処理が存在す
る。
【0041】ここで、図1の原材料の段階から廃棄まで
の間のマテリアルフローを参照して、製品・部品・材料
のライフサイクルステージについて説明する。なお、図
において、1〜20はライフサイクルステージナンバー
(以降、ステージNo.と記載する)を示している。
【0042】ステージNo.1は、原材料の生産のステ
ージを示し、一般的には、原材料供給者によって生産さ
れ、原材料が供給される。ステージNo.2は、新規原
材料または再生原材料を使用した材料の生産を示すステ
ージである。一般的には、材料メーカーによって材料が
生産され、供給される。ステージNo.3は、新規部品
または再生部品を使用した部品の生産を示すステージで
ある。一般的には、部品メーカーによって部品が生産・
供給される。ステージNo.4は、新規製品または再生
製品を使用した製品の組立てを示すステージである。一
般的には、製品メーカーによって製品が組み立てられ、
供給される。ステージNo.5は、新規製品または再生
製品を使用した製品の販売を示すステージである。一般
的には、販売者によって製品が販売される。
【0043】ステージNo.6は、製品の使用状態/メ
ンテナンス状態を示すステージである。一般的には、ユ
ーザー(市場)によって製品が使用されている状態であ
る。ステージNo.7は、自家再生を示すステージであ
る。このステージは後述するのリサイクル処理に相当
する。ステージNo.8は、製品の回収/選別を示すス
テージである。一般的には、ユーザー(市場)から所定
の回収センターへ製品が回収され、次ステージ(ステー
ジNo.9またはステージNo.10)への選別が行わ
れる。
【0044】ステージNo.9は、製品の再生を示すス
テージである。一般的には、回収センターから所定の製
品再生センターへ製品が送られて、製品が再生される。
ステージNo.10は、製品の分解/分別を行うステー
ジである。一般的には、回収センターから所定のリサイ
クルセンターへ製品が送られて、製品が再生される。ス
テージNo.11は、部品の再生を示すステージであ
る。一般的には、リサイクルセンターから所定の部品再
生センターへ製品が送られて、部品が再生される。ステ
ージNo.12は、再生部品を他の分社の製品メーカー
へ供給するステージを示し、オープンリサイクルに該当
する。
【0045】ステージNo.13は、部品(または製
品)を粉砕するステージを示し、単一材料部品の粉砕
や、複数材料部品の粉砕・材料分別等が行われる。一般
的には、リサイクルセンター(場合によっては回収セン
ター)から所定のシュレッダー業者へ部品(製品)が送
られて、粉砕・分別される。ステージNo.14は、材
料を再生するステージを示し、前段のステージNo.1
3から再生可能な材料の粉砕物が材料再生業者に送ら
れ、材料が再生される。なお、再生された再生材料が部
品メーカー(ステージNo.3)へ送られる場合が、後
述するクーズドループマテリアルリサイクル処理に相当
し、リサイクル材使用者(ステージNo.15)へ送ら
れる場合が、後述するオーブンループマテリアルリサイ
クル処理に相当する。ステージNo.15は、再生材料
を使用するステージを示し、前段のステージNo.14
から再生材料がリサイクル材使用者へ送られて使用され
る。
【0046】ステージNo.16は、原材料化を行うス
テージを示し、シュレッダーダストを油化,熱/化学分
解によって原材料化する。ステージNo.17は、原材
料化を行うステージを示し、プリント基板やシュレッダ
ーダストを冶金によって原材料化する。ステージNo.
18は、再生原材料を使用するステージを示し、前段の
ステージNo.16およびNo.17から再生原材料が
リサイクル原材料使用者へ送られて使用される。ステー
ジNo.19は、熱エネルギーを回収するステージを示
し、熱エネルギー回収業者によって、シュレッダーダス
トの燃焼によって発生した熱エネルギーが回収される。
ステージNo.20は、最終的な廃棄のステージを示
し、一般的には、最終処理業者が埋め立て等に廃棄物を
処理する。
【0047】なお、図2は、図1のライフサイクルステ
ージNo.1〜No.20の各内容対応する詳細行動内
容をテーブルに纏めた説明図である。
【0048】次に、図1を参照して、本発明のリサイク
ルシステムにおける〜のリサイクル処理について、
内側のリサイクルグループから順に、リサイクル処理の
概要とその効果について簡単に説明する。
【0049】自家再使用 製品の部品をユーザーが自分で再使用するリサイクル処
理である。具体的には、トナー容器等の詰め替え容器
に、ユーザーが自分でトナーを詰め替えて再使用する場
合に相当する。この場合、対象物(対象となる部品)や
・その材料の価値は下がらない。材料の最も価値の高い
状態である『ユーザーによる使用状態』へ回復するのに
必要なエネルギーや、コストも小さくて済む。
【0050】製品再使用 回収された製品に所定の再生処理を施して再販売・再使
用するリサイクル処理である。この場合、製品を構成す
る部品・材料の大部分はそのまま再使用されるので、環
境負荷低減効果が大きい。
【0051】部品再使用 回収された製品から部品を取り出し、新規製品の部品と
して再使用するリサイクル処理である。この場合、各部
品の耐用年数や、消耗状態、さらには新規製品の耐用年
数(製品寿命)によってリサイクルされる部品が選別さ
れることになるが、一般的に製品の寿命と比較して大多
数の部品の耐用年数が上回っているため、環境負荷低減
効果が大きい。
【0052】マテリアルリサイクル 回収された製品を解体し、部品を単一材料にまで分別
し、粉砕・加熱溶解して再生材料として使用するリサイ
クル処理である。なお、このリサイクル処理には、同一
の分野の製品の材料として再利用するクローズドループ
マテリアルリサイクルと、他の分社の製品の材料として
再利用するオープンループマテリアルリサイクルとの2
つがある。ただし、本実施の形態では、基本的にクロー
ズドループにてリサイクルすることを念頭において説明
する。
【0053】原材料化 回収された製品を解体し、部品を単一材料にまで分別
し、粉砕・加熱溶解して最終的に原材料まで戻して再使
用するリサイクル処理である。例えば、プラスチック材
料を熱または化学的に分解し、樹脂材料として利用する
ケミカルリサイクルや、シュレッダーダスト等から製錬
により金属を取り出す冶金リサイクルがある。このリサ
イクル処理を行うことにより、材料の直接廃棄のない
『製品からの埋め立て廃棄ゼロ』を実現する可能性を有
する。
【0054】エネルギーリカバリー(サーマルリサイ
クル) プラスチック等を燃焼させて熱エネルギーを回収するリ
サイクル処理である。このリサイクル処理によって、エ
ネルギーの有効利用が図れる。
【0055】本発明のリサイクルシステムでは、材料が
最終廃棄段階に到達するまでに、上記の〜のリサイ
クル処理の全てを可能な限り利用して、材料から最終廃
棄段階までの材料のライフサイクルの長期化を図り、資
源の有効利用を図るものである。
【0056】なお、図1のリサイクルシステムの概念図
において、リサイクル処理を選択する場合には、材料の
最も価値の高い状態である『ステージNo.6:ユーザ
ーによる使用状態』へ回復するのに必要なエネルギー
や、コストを小さくするために、可能な限り小さなルー
プのリサイクル処理を優先することが望ましいのは勿論
である。
【0057】〔本実施の形態のリサイクルシステム〕次
に、本実施の形態のリサイクルシステムについて、図3
の本実施の形態のリサイクルシステムの概略構成図を参
照して、その構成と仮想リサイクル製品が作製されるま
での全体の概略フローについて説明する。
【0058】本実施の形態のリサイクルシステムは、大
別して、仮想倉庫101と、仮想リサイクル製品設計部
102と、生産計画部103と、部品調達部104と、
生産部105と、販売部106と、から構成される。
【0059】仮想倉庫101は、市場における各製品、
各製品に搭載されている部品および部品を構成している
材料を含めて、利用可能(および再利用可能)な製品・
部品・材料の全てを製品・部品・材料倉庫101aとし
て見立てており、この製品・部品・材料倉庫101a上
の全ての製品・部品・材料の情報をリサイクル情報メモ
リDB101bで管理している。
【0060】すなわち、リサイクル情報メモリDB10
1bは、当該システムの管理下において生産または使用
された製品・部品・原材料であり、かつ、廃棄処分とな
った製品・部品・原材料および市場において現在使用さ
れている製品・部品・原材料を含む全ての再利用可能な
製品・部品・原材料に関する情報をリサイクル情報とし
て記憶している。なお、詳細は後述するが、リサイクル
情報メモリDB101bには、図1で示した各リサイク
ル処理を実行するにあたり必要となる情報が、リサイク
ル情報として登録(記憶)されている。
【0061】また、仮想リサイクル製品設計部102
は、リサイクル情報メモリDB101bのリサイクル情
報に基づいて、リサイクルに使用可能な製品・部品・原
材料が回収される時期および量を予測するリサイクル回
収予測手段としての機能と、後述する仮想製品の企画内
容を入力して、仮想製品の構成案を少なくとも一つ作成
し、構成案およびリサイクル情報に基づいて仮想製品が
再利用可能な製品・部品・原材料で構成可能か否かを判
定し、判定結果に基づいて構成可能な再利用可能な製品
・部品・原材料を用いた仮想リサイクル製品を設計する
仮想リサイクル製品設計手段としての機能を有してい
る。
【0062】また、仮想リサイクル製品設計部102で
は、市場ニーズや企業シーズによって仮想リサイクル製
品設計が行われる。なお、その際の設計手順においては
後述する。
【0063】さらに、仮想リサイクル製品設計部102
は、設計時に部品が仕様(部品仕様については後述す
る)を満足するか否か等を入力するための仕様制限等入
力回路102aと、出力部品が仕様を満足するか否か、
またはコストはどの値になるのか等を判断するリサイク
ル生産見積もり回路102bと、リサイクル生産見積も
り回路102bの判断結果を出力するリサイクル生産見
込み出力回路102cとが配設されている。
【0064】仮想リサイクル製品設計が行われた後に、
仮想リサイクル製品のスペック(コンポーネントリス
ト),リサイクル生産可能台数,最適生産地が判断さ
れ、生産計画を行う生産計画部103を経て部品調達が
なされ、生産される。
【0065】ここで、生産計画部103は、仮想リサイ
クル製品設計部102の出力(設計結果)に基づいて、
該当する製品・部品・原材料の回収される時期および量
の予測を入力し、再利用可能な製品・部品・原材料を用
いたリサイクル製品の生産計画を設定する。
【0066】部品調達部104は、生産計画部103で
計画された生産計画に基づいて、仮想倉庫101から該
当する部品を調達する。なお、この際に、指定された部
品が現在、市場にて使用中の製品に搭載されている場合
には、該当する製品を強制的に回収する場合も含まれて
いる。
【0067】生産部105は、部品調達部104で調達
された部品を用いて、生産計画部103で計画された生
産計画に従って、製品を生産する。
【0068】販売部106は、生産部105で生産され
た製品の販売を行う。なお、製品が市場にて販売された
後、販売された製品のリサイクル情報がリサイクル情報
メモリDB101bへ登録(または再登録・更新)され
る。
【0069】次に、リサイクル情報メモリDB101b
に登録するリサイクル情報について詳細に説明する。図
4は、リサイクル情報メモリDB101bに登録する必
要な情報(リサイクル情報)の一例を示す説明図であ
る。
【0070】先ず、リサイクル情報401は、製品情報
402と、部品情報403と、材料情報404とに大別
される。
【0071】さらに製品情報402・部品情報403・
材料情報404は、それぞれ初期製造情報405と変化
情報406に分類される。
【0072】このように必要な情報を各分類毎に、リサ
イクル情報メモリDB101bに記憶させることにより
仮想リサイクル製品を作る際に効率良く利用可能なリサ
イクル情報401の蓄積を行うことができる。
【0073】なお、初期製造情報405および変化情報
406には、それぞれ該当する情報内容を使用するライ
フサイクルステージNo.が付与されている。このライ
フサイクルステージNo.とは、各情報内容が図1のリ
サイクルシステム中において、どのステージで必要な情
報となるかを番号で示したものである。各ライフサイク
ルステージについては、図2で示した通りである。
【0074】次に、図5を参照して、製品情報402に
ついて詳細に説明する。製品情報402の初期製造情報
405は、図示の如く、製品名、機種番号、製品ID、
コスト、ロット数、搭載部品、製造地、製造者、スペッ
ク、所有者、使用者、使用場所、販売形態、サービス形
態、寿命予測、リサイクル部品情報、設計変更情報、リ
サイクル率、他機種との適合性、オプション情報、メン
テナンス計画、生産台数、製造日を情報の内容として有
している。
【0075】なお、上記各情報の内容は基本的に文言通
りであるが、ここで説明を要する情報の内容について具
体的に詳述しておく。先ず、製品IDとは製品の一つ一
つに付与された番号を示し、スペックとは、例えば、複
写機におけるスペックの一例を挙げると、複写方式・原
稿サイズ・複写用紙サイズ・複写スピード・サプライ種
類(感光体,トナー等)等を示す。
【0076】また、販売形態とは量販店を通じて販売す
るのか、または販売者が訪問販売を行うのか等の販売方
法についての情報である。サービス情報とは各製品にお
いてメンテナンス、部品交換をする際における交換部品
の在庫情報を示したものである。寿命情報とは製品の寿
命がどの位の枚数や時間であるのかを示した情報であ
る。リサイクル部品情報とは製品内においてリサイクル
部品が何処に使用されているのか、そのリサイクル部品
がどのリサイクル処理を適用されたものであるのか、ま
た何回リサイクルされたものかを示した情報である。他
機種との適合性とは、その製品、特にユニット毎におけ
る単位にて他の機種との適合性を示した情報である。
【0077】さらに、オプション情報とは、例えば、複
写機を例にするとその製品の本体に対してどのADFや
ソーター等を使用しているのかを示した情報である。メ
ンテナンス計画とはその製品の寿命内における交換部
品,清掃部品等はどのようなものか、またどの位の枚数
(時間)等にて行われるのかを示した情報である。
【0078】製品情報402の変化情報406は、図示
の如く、所有者、使用者、使用場所、使用期間、CV、
残寿命、オプション追加/削除、バージョン情報、使用
環境、サービス形態、補修履歴(部品交換)、品質履
歴、リサイクル状態情報を情報の内容として有してい
る。
【0079】なお、上記各情報の内容は基本的に文言通
りであるが、ここで説明を要する情報の内容について具
体的に詳述しておく。先ず、所有者・使用者・使用場所
・使用期間については仮想リサイクル製品を作る時にお
ける各情報を示したものである。CVとはその製品がど
の位の枚数をとられたものかを示した情報である。また
残寿命とはその製品が寿命までどの位の枚数または期間
を持ったものであるかを示した情報である。オプション
追加/削除とはオプジョン情報(製品情報の初期製造情
報中のオプション情報)においてどのオプションを追加
/削除しているかを示した情報である。使用環境とはそ
の製品がどのような場所にて使用されているのか、また
どの位の温度・湿度にて使用されているのかを示した情
報である。サービス形態とは、該当する製品内の各部品
においてのメンテナンス状況を示した情報である。品質
履歴とは製品がどのような故障等を持っていたものなの
かを示した情報である。リサイクル状態情報とは製品ま
たは製品内においてメンテナンス時にどのようなリサイ
クルをされたもの(部品)が搭載されたのかを示した情
報である。
【0080】次に、図6を参照して、部品情報403に
ついて詳細に説明する。部品情報403の初期製造情報
405は、部品名、部品番号、部品ID、製造者、製造
地、製造日、搭載製品、コスト、構成材料、重さ、大き
さ、品質情報(公差、耐負荷、寿命)、再生可能材料構
成、リサイクル部品か否か、リサイクル材料の割合、設
計変更情報、適合性情報とを有している。
【0081】なお、上記各情報の内容は基本的に文言通
りであるが、ここで説明を要する情報の内容について具
体的に詳述しておく。品質情報とは部品における公差を
含む外形寸法、耐負荷、寿命についての情報である。再
生可能材料構成とはその部品においてマテリアルリサイ
クルが可能な材料の構成を示した情報である。リサイク
ル部品か否かとはその部品がリサイクルされた部品なの
か、それとも新規に製造された部品なのかを示した情報
である。リサイクル材料の割合とは部品を構成する材料
中における重量比でのリサイクル部品の割合を示した情
報である。設計変更情報とは製品に搭載し発売された後
に、その部品が何らかの不具合によって設計変更された
時の情報を示したものである。適合性情報とはその部品
がリサイクル部品として適合するか否かを示したもので
ある。
【0082】部品情報403の変化情報406は、使用
時間、使用枚数、ストレス履歴、リサイクル履歴、品質
情報変化、搭載製品履歴、部品再生情報、残寿命、最終
処分情報とを有している。
【0083】なお、上記各情報の内容は基本的に文言通
りであるが、ここで説明を要する情報の内容について具
体的に詳述しておく。ストレス履歴とはその部品が製品
内においてどのようなストレス(力学的、電気的等部品
の品質を損なう負荷)を受けるべき所に使用されていた
ものなのかを示した情報である。リサイクル履歴とはそ
の部品が、図1のリサイクルシステムにおいて各種リサ
イクル処理をどの位経たものであるのか示した情報であ
る。品質情報変化とは上記のストレス履歴情報において
品質がどのように変化したものなのかを示した情報であ
る。搭載製品履歴とはその部品がどの製品に使用されて
きたのかを示し、リサイクルされた部品の場合には製品
は該当する複数のものを示した情報である。残寿命とは
その部品が後どの位で部品寿命がきてリサイクルにまわ
されるのかを示した情報である。最終処分情報とはその
部品の寿命後にどのようなリサイクルが行われるもので
あるのかを示した情報である。
【0084】次に、図7を参照して、材料情報404に
ついて詳細に説明する。材料情報404の初期製造情報
405は、材料名、原材料成分、成分比、有害物質の有
無とを有している。ここで、材料名とは材料の名前を示
し、原材料成分とは材料における加工/混合される前の
いわゆる原材料の成分内容を示した情報である。また、
成分比とは上記原材料の割合を示した情報である。有害
物質の有無とは環境や人体に影響を与える物質の有無を
示した情報である。
【0085】材料情報404の変化情報406は、材料
成分、成分比、不純物の混入量とを有している。ここ
で、材料成分とは使用時に化学変化等により元の材料か
ら変化した際の材料成分を示した情報である。成分比と
は上記材料成分の割合を示した情報である。不純物の混
入量とは、例えば、使用時にトナー・グリース・その他
の付着物等のいわゆる不純物がどのくらい混合されてい
るものなのかを示した情報である。
【0086】以上が、図1で示したリサイクルシステム
の各リサイクル処理を行うにあたり必要なリサイクル情
報401の内容を示したものである。ただし、本実施の
形態ではリサイクルシステムで複写機をリサイクルする
場合を例としている。したがって、複写機以外の各種製
品や部品においてリサイクルを行うのに特別に必要な情
報等は、順次、リサイクル情報メモリDB101bにリ
サイクル情報401として加えることとする。
【0087】また、リサイクル情報401には、仮想倉
庫101上の全ての製品・部品・材料に対応してそれぞ
れ設けられており、かつ、リサイクル情報401が図4
で示したように、製品情報402と、部品情報403
と、材料情報404とに大別されており、かつ、部品情
報403が搭載製品の情報を有し、搭載製品によって搭
載されている製品を特定することができ、特定された製
品の製品情報402に製品の使用場所の情報があること
から、リサイクル情報401を用いて全ての製品および
部品の保管場所または設置場所を特定することがでる。
したがって、リサイクル情報401を倉庫情報として利
用することが可能である。
【0088】次に、仮想リサイクル製品設計部102の
動作について具体的に説明する。図8は、リサイクル部
品を利用した仮想リサイクル製品のアウトプットとして
出力される仮想製品のスペックの一例を示したものであ
る。図示の如く、仮想製品のスペックは、企画内容と設
計スペックに大別される。
【0089】先ず、仮想リサイクル製品の企画内容につ
いて説明する。企画内容のスペック(搭載機能)とは、
設計ニーズ、企業シードによりどのような複写機(複写
スピード、複写用紙サイズ、機械の大きさ、外観、耐久
性、オプション内容等)を提供するべきかを示したもの
である。また生産予定日、ロット数、生産地、コストも
企画内容を構成する項目である。この企画時において
は、将来終了後、どのようなリサイクルが行われるべき
か複数の案を踏まえ企画される。
【0090】次に、企画内容(企画原案)に基づいた商
品の設計スペックについて説明する。上記の企画内容に
基づき製品、部品の設計を行い、コンポーネントリスト
が作成される。このコンポーネントリストとは、どのよ
うな製品や部品が何処の部位に何個配置されたものなの
かを示したリスト、すなわち、各部品図面番号、組立図
面番号を個数を含め樹形図にて表したものである。ま
た、製品や各部品においては、図4に示したリサイクル
情報401に該当する内容がコンポーネントリストに記
載されている。
【0091】図9は、仮想リサイクル製品設計部102
の処理の流れを示すフローチャートである。先ず、図8
で示した企画内容(企画スペック)の確認を行い(S9
01)、続いて、企画内容に基づいて仮想製品の大まか
な構成案である仮想製品構成案の作成を行う(S90
2)。ここで大まかな構成案とは、例えば、複写機で
は、複写方式、紙搬送経路、原稿スキャン方法等を決定
し、複写機全体のレイアウトを行うものである。この仮
想製品構成案は、当然ながら複数の構成案が検討され
る。
【0092】次に、仮想製品構成案が従来製品で構成可
能であるか否かが判断され(S903)、もし従来製品
で構成可能であれば(S903:肯定)、リサイクル情
報メモリDB101bのリサイクル情報401を用い
て、リサイクル部品、材料の選定が行われ(S91
3)、その後、ステップS909で導入部品の決定が行
われ、仮想製品の設計終了となる。
【0093】一方、従来製品での構成が不可能であれば
(S903:否定)、複数の仮想製品構成案(例えば,
A,B,C)においてそれぞれ構想評価が行われ(S9
04)、最適構想案が決定される(S905)。この構
想評価の内容は、環境負荷情報(材料の種類、大きさ)
がどの位のものであるのか、開発人員、期間はどれだけ
かかるのか、各部品においてどの位のリサイクル率とな
るのか、コストはどの位かかるのか等である。
【0094】次に、決定された最適構成案に基づいて、
詳細評価が行われ(S906)、その後、部品仕様が決
定される(S907)。ここでは、詳細評価とは、詳細
な環境負荷情報(材料、大きさ)がどの値となるのか、
どのような部品構成内容(部品構成内容では、各部品に
おいて、寸法公差が決定された形状、材料、大きさ、部
品品質内容等が評価される)になるのか、コストはどの
値になるのか等を評価することである。
【0095】続いて、ステップS907で決定した部品
仕様に基づいて、リサイクル情報メモリDB101bの
リサイクル情報401を用いて、市場に部品仕様を満足
する再使用部品があるかが判断される(S908)。こ
こで再使用部品がある場合(S908:肯定)、ステッ
プS909で導入部品の決定が行われ、仮想製品の設計
終了となる。
【0096】一方、再使用部品がない場合には(S90
8:否定)、該当する部品の新規部品設計を行って使用
する材料の仕様を決定する(S910)。次に、市場に
おいて仕様を満足する再生材料があるかを判断し(S9
11)、再生材料があるならば(S911:肯定)、ス
テップS909で導入部品の決定が行われ、仮想製品の
設計終了となる。一方、再生材料がない場合には(S9
11:否定)、新規材料が選択され(S912)、ステ
ップS909で導入部品の決定が行われ、仮想製品の設
計終了となる。
【0097】上記のステップの処理によって設計作業が
行われた後、図8に示したコンポーネントリストが作成
され、アウトプットされることになる。なお、部品の調
達に関する情報であるコンポーネントリストは、前述し
たようにリサイクル情報401(製品情報402・部品
情報403・材料情報404)が出力されるため、部品
の存在地域、部品の使用期間・使用完了時期予想・ユー
ザー意志表示による使用完了確定情報を含む稼働情報、
製品のロット数、部品の生産時期の情報が含まれること
になる。
【0098】また、仮想リサイクル製品設計部102
に、さらに、仮想製品または仮想製品の部品を設計する
際の設計の優先条件情報を入力し、設計の優先条件情報
に基づいて、仮想リサイクル製品を設計するようにして
も良い。この設計の優先条件情報としては、例えば、コ
スト、リサイクル率、法規性、規格適合性、材料、納期
または/および数量の優先順位を示す情報を用いること
ができる。このように設計の優先条件情報を入力するこ
とにより、例えば、納期を最優先として、最も納期の早
い(すなわち、回収される時期および量が充分である)
部品等を用いた仮想リサイクル製品の設計を行うことが
できる。
【0099】次に、生産計画部103の具体的な動作に
ついて説明する。図10は、生産計画部103の処理の
流れを示す説明図である。生産計画部103は、仮想リ
サイクル製品設計回路で決定したコンポーネントリスト
(仮想製品の生成情報)に基づいて、生産計画を行うも
のである。
【0100】先ず、仮想リサイクル製品設計部102か
ら、図3で示したように、リサイクル生産見積もり回路
102b→リサイクル生産見込み出力回路102cを経
て、生産計画部103に情報が伝達され、コンポーネン
トリスト、リサイクル生産が可能な台数、最適生産地等
の生産見込みが判断される。
【0101】その後、必要な部品の調達数が決定され
る。続いて、リサイクル情報メモリDB101bのリサ
イクル情報401を用いて市場(すなわち、製品・部品
・材料倉庫)における不足分が確認され、新規設計部品
において発注がかかり、リサイクルの回収指示がなされ
る。
【0102】なお、このとき生産計画部103に、さら
に、納期、在庫情報、設備状況、法規性、規格適合性ま
たは/および材料に関する情報を生産制限情報として入
力し、生産制限情報を判断してリサイクル製品の生産計
画を設定するようにしても良い。
【0103】また、生産計画部103に、さらに、リサ
イクル製品の生産計画を設計する際の生産の優先条件情
報を入力し、生産の優先条件情報に基づいて、リサイク
ル製品の生産計画を設計するようにしても良い。この生
産の優先条件情報としては、例えば、コスト、リサイク
ル率、法規性、規格適合性、材料、納期または/および
数量の優先順位を示す情報を用いることができる。この
ように優先条件情報を入力することにより、例えば、納
期を最優先として、納期に間に合うリサイクル製品の生
産計画を立てることができる。または、コストを最優先
とすることにより、廉価なリサイクル製品の計画的に生
産することが可能となる。
【0104】その後、部品調達部104で部品調達がな
され、生産部105および販売部106を経て、製品
(部品・材料)が市場へと戻っていく。このとき、リサ
イクル部品を用いた製品を含む全ての販売された製品の
情報がリサイクル情報401として新たにリサイクル情
報メモリDB101bへと登録されることになる。換言
すれば、本実施の形態では、市場およびリサイクル情報
メモリDB101bを仮想倉庫101の一部として仮定
しているため、製品が市場に販売されることは、仮想倉
庫101に在庫として保管されることと同一に考えるこ
とができる。
【0105】本実施の形態のリサイクルシステムで生産
される製品は、全体が新しい製品ではなく、一度市場に
おいて使用された他の製品の部品等を少なくとも一部に
用いたリサイクル製品となる。また、このリサイクル製
品は、いままでの機能が維持され寿命が延びたものか、
今までの機能に新しい機能が追加されたものか、今まで
の機能を削除されたものか、または、これらの組合せで
あり、製品の新品の部分は新しい機能の部分か、あるい
は寿命により交換された部分のみとなる。
【0106】このようにして、本実施の形態のリサイク
ルシステムにおける製品の部品は、段階的に置き換えと
なり、リサイクルのサイクルを複数回繰り返す間に、製
品全体の部品が置き換えられることになる。
【0107】このようなリサイクルシステムを実行する
ためには、リサイクル工場は(リサイクル処理の段階に
よって異なるが、図1の殆どのセンターおよびメーカー
がリサイクル工場またはその一部にに該当する)、広い
地域を対象する大規模なものが、適切な地域区分ごとに
設置され、リサイクル製品が大量生産されることにる。
【0108】また、本実施の形態のリサイクルシステム
によれば、従来の工場での新品生産と同様に、工場での
リサイクル生産計画を立てることが可能となり、このリ
サイクル生産計画に基づいて、計画的にリサイクル製品
を生産することができる。
【0109】また、本実施の形態のリサイクルシステム
によれば、計画的にリサイクル製品を生産することと共
に、生産計画に併せて、計画的に必要な製品(部品)を
回収することも可能となり、資源の無駄を発生させるこ
となく計画回収を実現することができる。
【0110】〔本発明のリサイクルシステムの利用形
態〕最後に、前述した本発明のリサイクルシステムの概
念および実施の形態のリサイクルシステムを前提とし
て、本発明のリサイクルシステムの利用形態について言
及する。
【0111】本発明のリサイクルシステムによれば、リ
サイクルした部品等を使ったリサイクル製品を計画的に
生産することを目的とし、これを実現するための各種機
能(手段)を備えているため、リサイクル製品を計画的
に生産することから派生して、製品を計画的に回収(計
画回収)するという概念が生じる。このため、製品の生
産・販売から回収までの、従来のビジネス形態に替え
て、製品を販売するのでなく、製品の機能使用件のみを
顧客(ユーザー)に販売し、その使用に対して使用料を
徴収するという形態を理想的なビジネス形態として提案
することができる。
【0112】このようにビジネス形態と共に、本発明の
リサイクルシステムを利用することにより、生産計画に
基づいて計画回収を行うことができ、さらに効率的なリ
サイクルシステムを構築することができる。
【0113】また、従来の製品を販売するビジネス形態
においても、回収時に、メーカー側が顧客に対して回収
料金(いわゆる、部品料)を支払ったり、同等または機
能アップした製品と置き換えることにより、計画回収を
実現することができる。
【0114】なお、市場でまだ使用中の製品を回収する
ことは、一見無駄な消費(コスト高)に思えるが、従来
は破棄となっていたものが新たなリサイクル製品として
生まれ変わる点から無駄にはならない。特に、使用を開
始してから短期間のうちに機能アップが必要になる場合
には、従来では破棄されることとなり、資源の無駄が大
きかった。このため、計画生産・計画回収の両方を実現
できることは、大きな効果を奏する。
【0115】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のリサイク
ルシステムは、全ての再利用可能な製品・部品・原材料
に関する情報をリサイクル情報として記憶しておき、こ
のリサイクル情報に基づいて製品・部品・原材料がリサ
イクルに使用可能な製品・部品・原材料として回収され
る時期および量を予測し、予測した時期および量に基づ
いて、再利用可能な製品・部品・原材料を用いたリサイ
クル製品の生産計画を設定するため、リサイクルした部
品等を使ったリサイクル製品を計画的に生産することが
できる。
【0116】また、本発明のリサイクルシステムは、仮
想製品の企画内容を入力して、仮想製品の構成案を少な
くとも一つ作成し、構成案およびリサイクル情報に基づ
いて仮想製品が再利用可能な製品・部品・原材料で構成
可能か否かを判定し、判定結果に基づいて構成可能な再
利用可能な製品・部品・原材料を用いた仮想リサイクル
製品を設計するため、仮想リサイクル製品の設計結果か
ら容易にリサイクルした部品等を使ったリサイクル製品
を計画的に生産することができる。
【0117】また、本発明のリサイクルシステムは、仮
想リサイクル製品の設計結果に基づいて、仮想リサイク
ル製品で使用する製品・部品・原材料の回収される時期
および量の予測を入力し、再利用可能な製品・部品・原
材料を用いたリサイクル製品の生産計画を設定するた
め、リサイクルした部品等を使ったリサイクル製品を計
画的に生産することができる。
【0118】また、本発明のリサイクルシステムは、リ
サイクル情報が、再利用可能な製品に関する製品情報
と、再利用可能な部品に関する部品情報と、再利用可能
な原材料に関する材料情報とを含み、少なくともこれら
再利用可能な製品・部品・原材料の保管場所または設置
場所を特定するための倉庫情報であるため、製品を販売
後、当該製品が回収されるまでの間でも、全ての製品を
リサイクルシステムで管理でき、かつ、市場の製品をリ
サイクル製品の部品・材料として計画的に利用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリサイクルシステムの概念を、原材料
の段階から廃棄までの間のマテリアルフローとして表し
た概念図である。
【図2】図1のライフサイクルステージNo.1〜N
o.20の各内容と詳細行動内容をテーブルに纏めた説
明図である。
【図3】本実施の形態のリサイクルシステムの概略構成
図を示す。
【図4】リサイクル情報メモリDBに登録する必要な情
報(リサイクル情報)の一例を示す説明図である。
【図5】リサイクル情報の一部である製品情報の詳細な
内容を示す説明図である。
【図6】リサイクル情報の一部である部品情報の詳細な
内容を示す説明図である。
【図7】リサイクル情報の一部である材料情報の詳細な
内容を示す説明図である。
【図8】仮想リサイクル製品のアウトプットとして出力
される仮想リサイクル製品のスペックの一例を示す説明
図である。
【図9】仮想リサイクル製品設計回路の処理の流れを示
すフローチャートである。
【図10】生産計画部の処理の流れを示す説明図であ
る。
【符号の説明】
101 仮想倉庫 101a 製品・部品・材料倉庫 101b リサイクル情報メモリDB 102 仮想リサイクル製品設計部 102a 仕様制限等入力回路 102b リサイクル生産見積もり回路 102c リサイクル生産見込み出力回路 103 生産計画部 104 部品調達部 105 生産部 106 販売部 401 リサイクル情報 402 製品情報 403 部品情報 404 材料情報 405 初期製造情報 406 変化情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋葉 康 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 宮脇 省三 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 蓮見 輝蔵 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 浦川 光明 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 山岡 哲男 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 石島 尚 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 伊藤 仁恭 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H027 DE07 EE08 HB01 4D004 DA16 DA17 DA20 5B049 BB07 CC05 CC21 CC27 CC31 EE12 9A001 BB02 BB03 GG07 JJ48 KK54

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品を構成する各部品の、材料から最終
    廃棄段階までのリサイクル処理を総合的に管理するリサ
    イクルシステムであって、 当該システムの管理下において生産または使用された製
    品・部品・原材料であり、かつ、廃棄処分となった製品
    ・部品・原材料および市場において現在使用されている
    製品・部品・原材料を含む全ての再利用可能な製品・部
    品・原材料に関する情報をリサイクル情報として記憶し
    たリサイクル情報記憶手段と、 前記リサイクル情報記憶手段に記憶されているリサイク
    ル情報に基づいて、前記再利用可能な製品・部品・原材
    料がリサイクルに使用可能な製品・部品・原材料として
    回収される時期および量を予測するリサイクル回収予測
    手段と、 前記リサイクル回収予測手段で予測した時期および量に
    基づいて、再利用可能な製品・部品・原材料を用いたリ
    サイクル製品の生産計画を設定するリサイクル生産計画
    設定手段と、 を備えたことを特徴とするリサイクルシステム。
  2. 【請求項2】 製品を構成する各部品の、材料から最終
    廃棄段階までのリサイクル処理を総合的に管理するリサ
    イクルシステムであって、 当該システムの管理下において生産または使用された製
    品・部品・原材料であり、かつ、廃棄処分となった製品
    ・部品・原材料および市場において現在使用されている
    製品・部品・原材料を含む全ての再利用可能な製品・部
    品・原材料に関する情報をリサイクル情報として記憶し
    たリサイクル情報記憶手段と、 仮想製品の企画内容を入力して、仮想製品の構成案を少
    なくとも一つ作成し、前記構成案および前記リサイクル
    情報に基づいて前記仮想製品が前記再利用可能な製品・
    部品・原材料で構成可能か否かを判定し、判定結果に基
    づいて構成可能な前記再利用可能な製品・部品・原材料
    を用いた仮想リサイクル製品を設計する仮想リサイクル
    製品設計手段と、 を備えたことを特徴とするリサイクルシステム。
  3. 【請求項3】 製品を構成する各部品の、材料から最終
    廃棄段階までのリサイクル処理を総合的に管理するリサ
    イクルシステムであって、 当該システムの管理下において生産または使用された製
    品・部品・原材料であり、かつ、廃棄処分となった製品
    ・部品・原材料および市場において現在使用されている
    製品・部品・原材料を含む全ての再利用可能な製品・部
    品・原材料に関する情報をリサイクル情報として記憶し
    たリサイクル情報記憶手段と、 前記リサイクル情報記憶手段に記憶されているリサイク
    ル情報に基づいて、前記再利用可能な製品・部品・原材
    料がリサイクルに使用可能な製品・部品・原材料として
    回収される時期および量を予測するリサイクル回収予測
    手段と、 仮想製品の企画内容を入力して、仮想製品の構成案を少
    なくとも一つ作成し、前記構成案および前記リサイクル
    情報に基づいて前記仮想製品が前記再利用可能な製品・
    部品・原材料で構成可能か否かを判定し、判定結果に基
    づいて構成可能な前記再利用可能な製品・部品・原材料
    を用いた仮想リサイクル製品を設計する仮想リサイクル
    製品設計手段と、 前記仮想リサイクル製品設計手段の設計結果に基づい
    て、前記リサイクル回収予測手段から該当する製品・部
    品・原材料の回収される時期および量の予測を入力し、
    再利用可能な製品・部品・原材料を用いたリサイクル製
    品の生産計画を設定するリサイクル生産計画設定手段
    と、 を備えたことを特徴とするリサイクルシステム。
  4. 【請求項4】 前記リサイクル情報は、再利用可能な製
    品に関する製品情報と、再利用可能な部品に関する部品
    情報と、再利用可能な原材料に関する材料情報とを含
    み、少なくともこれら再利用可能な製品・部品・原材料
    の保管場所または設置場所を特定するための倉庫情報で
    あることを特徴とする請求項1〜3に記載の何れか一つ
    のリサイクルシステム。
  5. 【請求項5】 前記リサイクル情報は、さらに、発注ま
    たは在庫によって利用可能である部品に関する部品情報
    と、発注または在庫によって利用可能である原材料に関
    する材料情報とを含み、少なくともこれら利用可能な部
    品・原材料の保管場所を特定するための倉庫情報である
    ことを特徴とする請求項4記載のリサイクルシステム。
  6. 【請求項6】 前記リサイクル情報は、製品の存在地
    域、製品の使用期間・使用完了時期予想・ユーザー意志
    表示による使用完了確定情報を含む稼働情報、製品のロ
    ット数、部品の生産時期の情報を含むことを特徴とする
    請求項1〜5に記載の何れか一つのリサイクルシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記リサイクル情報は、仮想製品生成に
    使用するための条件情報を含んでおり、前記仮想リサイ
    クル製品設計手段は、仮想製品生成のための条件情報を
    用いて、前記仮想製品が前記再利用可能な製品・部品・
    原材料で構成可能か否かを判定することを特徴とする請
    求項2または3記載のリサイクルシステム。
  8. 【請求項8】 前記条件情報は、部品または/および部
    品の集合体と製品との適合性を示す情報を含むことを特
    徴とする請求項7記載のリサイクルシステム。
  9. 【請求項9】 前記条件情報は、部品と材料との適合性
    を示す情報を含むことを特徴とする請求項7または8記
    載のリサイクルシステム。
  10. 【請求項10】 前記条件情報は、部品のリサイクル履
    歴や、部品のストレス履歴、部品の残寿命の少なくとも
    一つを含む部品の品質情報を含むことを特徴とする請求
    項7〜9に記載の何れか一つのリサイクルシステム。
  11. 【請求項11】 前記条件情報は、消費エネルギーの
    量,排出物質に関する情報の少なくとも一つを含む地球
    環境負荷に関する情報を含むことを特徴とする請求項7
    〜10に記載の何れか一つのリサイクルシステム。
  12. 【請求項12】 前記条件情報は、有害物質含有に関す
    る情報を含むことを特徴とする請求項7〜11に記載の
    何れか一つのリサイクルシステム。
  13. 【請求項13】 前記条件情報は、仮想製品の生産に使
    用する部品の存在地域を指定する部品存在地域情報と、
    仮想製品の生産地域を指定する仮想製品生産地域情報
    と、製品の強制回収を指定する強制回収情報とを含むこ
    とを特徴とする請求項7〜12に記載の何れか一つのリ
    サイクルシステム。
  14. 【請求項14】 前記仮想リサイクル製品設計手段は、
    前記仮想製品の企画内容として、仮想製品の製品および
    /または部品の設計仕様情報を入力することを特徴とす
    る請求項2、3または13記載のリサイクルシステム。
  15. 【請求項15】 前記仮想リサイクル製品設計手段は、
    前記仮想製品の企画内容と共に、さらに設計の制限情報
    を入力することを特徴とする請求項2または3記載のリ
    サイクルシステム。
  16. 【請求項16】 前記設計の制限情報とは、製品または
    部品に関するコスト、リサイクル率、法規性、規格適合
    性、材料の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求
    項15記載のリサイクルシステム。
  17. 【請求項17】 前記仮想リサイクル製品設計手段は、
    さらに、仮想製品または仮想製品の部品を設計する際の
    設計の優先条件情報を入力し、前記設計の優先条件情報
    に基づいて、前記仮想リサイクル製品を設計することを
    特徴とする請求項2または3記載のリサイクルシステ
    ム。
  18. 【請求項18】 前記設計の優先条件情報は、コスト、
    リサイクル率、法規性、規格適合性、材料、納期または
    /および数量の優先順位を示す情報であることを特徴と
    する請求項17記載のリサイクルシステム。
  19. 【請求項19】 前記仮想リサイクル製品設計手段は、
    仮想リサイクル製品の設計結果として仮想リサイクル製
    品の仮想設計情報を出力することを特徴とする請求項3
    記載のリサイクルシステム。
  20. 【請求項20】 前記仮想設計情報は、少なくとも部品
    コンポーネント群に関する情報を有していることを特徴
    とする請求項19記載のリサイクルシステム。
  21. 【請求項21】 前記仮想リサイクル製品設計手段は、
    前記構成案および前記リサイクル情報に基づいて前記仮
    想製品が前記再利用可能な製品・部品・原材料で構成可
    能か否かを判定し、判定結果に基づいて前記構成案の中
    から最適な構成案を選択し、選択した構成案に基づいて
    最適な仮想リサイクル製品を設計することを特徴とする
    請求項2または3記載のリサイクルシステム。
  22. 【請求項22】 前記リサイクル生産計画設定手段は、
    前記仮想リサイクル製品設計手段から仮想設計情報を入
    力し、入力した仮想設計情報を満足する仮想製品を生産
    するために必要な部品の調達に関する情報を出力するこ
    とを特徴とする請求項19または20記載のリサイクル
    システム。
  23. 【請求項23】 前記部品の調達に関する情報は、部品
    の存在地域、部品の使用期間・使用完了時期予想・ユー
    ザー意志表示による使用完了確定情報を含む稼働情報、
    製品のロット数、部品の生産時期の情報を含むことを特
    徴とする請求項22記載のリサイクルシステム。
  24. 【請求項24】 前記リサイクル生産計画設定手段は、
    さらに、納期、在庫情報、設備状況、法規性、規格適合
    性または/および材料に関する情報を生産制限情報とし
    て入力し、前記生産制限情報を判断して前記リサイクル
    製品の生産計画を設定することを特徴とする請求項3記
    載のリサイクルシステム。
  25. 【請求項25】 前記リサイクル生産計画設定手段は、
    さらに、リサイクル製品の生産計画を設計する際の生産
    の優先条件情報を入力し、前記生産の優先条件情報に基
    づいて、前記リサイクル製品の生産計画を設計すること
    を特徴とする請求項24記載のリサイクルシステム。
  26. 【請求項26】 前記生産の優先条件情報は、コスト、
    リサイクル率、法規性、規格適合性、材料、納期または
    /および数量の優先順位を示す情報であることを特徴と
    する請求項25記載のリサイクルシステム。
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