JPH1034122A - 商品リサイクルシステムにおける部品選別方法 - Google Patents

商品リサイクルシステムにおける部品選別方法

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JPH1034122A
JPH1034122A JP19593696A JP19593696A JPH1034122A JP H1034122 A JPH1034122 A JP H1034122A JP 19593696 A JP19593696 A JP 19593696A JP 19593696 A JP19593696 A JP 19593696A JP H1034122 A JPH1034122 A JP H1034122A
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JP
Japan
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product
parts
life
quality
recycled
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JP19593696A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Yamaguchi
正好 山口
Kuniyuki Shimakawa
邦幸 島川
Yasushi Sone
康 曽根
Minako Sakae
美奈子 栄
Masaji Kawaguchi
正次 川口
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 再利用する部品を用いて製造された商品につ
いても、新品と同等の品質を保証するための部品の選別
方法を提供する。 【解決手段】 商品1の品質情報12が蓄積され、市場
品質情報11を形成している。この市場品質情報11を
ワイブル解析ステップ13で各部品ごとにワイブル解析
し、故障の型や統計的な耐用寿命などを得る。一方、技
術的調査ステップ15で、商品1に対する技術的な情報
を収集する。これら統計的な耐用寿命や技術的な情報な
どをもとに、耐用寿命決定ステップ14では各部品の耐
用寿命を決定する。回収された商品1は分解され、余寿
命予測ステップ16で、回収した商品1の品質情報12
および部品の耐用寿命を用い、分解した各部品の余寿命
を予測する。そして、予測された余寿命が商品の品質保
証期間以上である場合にリサイクル可能な部品として選
別し、製造ライン6に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品を回収して部
品を再利用する商品リサイクルシステムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、商品を回収し、回収した商品
から予め定めておいた交換部品について交換し、商品を
再利用する商品のリサイクルが行なわれている。このよ
うにして再生された商品は、新品と同等の品質の保証が
できず、中古品として流通している。中古品では、機能
・性能が短期的にあるいは出荷時点で新造機と同等とい
うことを保証しているに過ぎず、商品寿命の期間にわた
って新品と同等の品質の保証するものではない。また、
予め定められた部品を交換するため、交換不要なものま
で交換している場合があるという問題もある。
【0003】例えば、特開平7−334583号公報に
は、具体例としてテレビのリサイクルシステムが記載さ
れている。このシステムでは、回収したテレビを中古品
として再生製品化するか、あるいは分解して再使用品や
廃棄物などに分別している。分解後の部品の選別の際に
は、法規制/規格や、材質、製造年月、電源投入回数、
使用時の温度などの情報を用いて行なっている。しか
し、再生した製品について、その品質を保証するための
選別は行なっておらず、再生した製品は従来の中古品の
域を出ないものである。
【0004】また、上述の文献には、製品の履歴情報の
統計を取ることが記載されている。この製品の履歴情報
は、市場品質情報の一部をなすものである。このような
統計処理は従来よりよく行なわれている。通常は、新品
の設計に過不足があるか否かを知るために行なわれるも
のであり、再生した製品についての品質を保証するため
に用いられることはなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、再利用する部品を用いて製
造された商品についても、新品と同等の品質を保証する
ための部品の選別方法を提供することを目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、商品リサイクルシステムにおける部品選別方法にお
いて、商品の市場品質情報を統計処理して前記商品にお
ける各部品の耐用寿命を算出し、該耐用寿命および回収
機の品質情報に基づいて該回収機の少なくとも一部の部
品の余寿命を予測し、余寿命が商品の品質保証期間以上
の場合に再利用する部品として選別することを特徴とす
るものである。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の商品リサイクルシステムにおける部品選別方法におい
て、前記統計処理として、ワイブル解析を行なうことを
特徴とするものである。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の商品リサイクルシステムにおける部品選別方法におい
て、 前記回収機の品質情報は、稼働回数であることを
特徴とするものである。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の商品リサイクルシステムにおける部品選別方法におい
て、前記回収機の品質情報は、使用期間であることを特
徴とするものである。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の商品リサイクルシステムにおける部品選別方法におい
て、部品の選別に際して、さらに、商品の分解・技術調
査データも用いて行なうことを特徴とするものである。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項1に記載
の商品リサイクルシステムにおける部品選別方法におい
て、部品の選別に際して、さらに、商品の設計変更導入
基準も用いて行なうことを特徴とするものである。
【0012】請求項7に記載の発明は、請求項1に記載
の商品リサイクルシステムにおける部品選別方法におい
て、前記耐用寿命として、商品が回収された時点からの
耐用寿命を算出することを特徴とするものである。
【0013】請求項8に記載の発明は、請求項1ないし
7のいずれか1項に記載の商品リサイクルシステムにお
ける部品選別方法において、前記商品が画像形成装置で
あることを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の部品選別方法を
用いた商品リサイクルシステムの実施の一形態を示す構
成図である。図中、1は商品、2は回収ステップ、3は
分解ステップ、4はリサイクルパーツ選別ステップ、5
は新品パーツ、6は製造ライン、7は商品、11は市場
品質情報、12は品質情報、13はワイブル解析ステッ
プ、14は耐用寿命決定ステップ、15は技術的調査ス
テップ、16は余寿命予測ステップである。なお、太線
は商品の流れを示し、細線は情報の流れを示している。
【0015】商品1は、ユーザによって使用されてい
る。商品1としては、例えば複写機やプリンタなどの画
像形成装置のように、個々の商品についての品質情報が
得られるようなものであるとよい。もちろん、このほか
の商品についても、同様のシステムにおいて本発明の部
品選別方法を適用することができる。
【0016】商品1を使用している間、例えば故障等の
トラブルの発生や、定期交換部品の交換などによって、
その商品1に対してサービスを受けることがある。販社
やサービス会社等は、商品1に対してサービスを行なう
たびに、そのサービス内容、例えばどのようなトラブル
がいつ発生した、どの部品をいつ交換した、等といった
品質情報12が、サービスを行なった商品1に対して蓄
積される。例えば、その商品の装置内の記録媒体(不揮
発性メモリ等)に記録され、あるいは、装置外の記録媒
体に記録されて蓄積される。また、多数の商品について
蓄積された品質情報12によって、市場品質情報11が
形成される。これらの市場品質情報11、品質情報12
は、例えばデータベースなどに蓄積させてゆくことがで
きる。商品1が画像形成装置の場合、レンタル市場が定
着しており、このような市場品質情報11は現在、非常
に充実している。
【0017】このような市場品質情報11を用い、ワイ
ブル解析ステップ13において、各部品ごとにワイブル
解析を行なう。詳細は後述するが、これによって各部品
の時間的な故障率が得られる。ここで、時間的な故障率
とは、実際の時間であることもあるし、使用時間(例え
ば、通電時間)であることもあるし、稼働回数(例え
ば、商品1が画像形成装置である場合には、装置全体の
記録枚数、あるいは、特定のトレイからの給紙回数、あ
るいは、特定部品の駆動回数など)であることもある。
得られた時間的な故障率から統計的な耐用寿命を決める
ことができる。統計的な耐用寿命は、例えば、平均寿命
を求めたり、50%が故障するまでの時間(B50ライ
フ)、10%が故障するまでの時間(B10ライフ)等を
用いることができる。
【0018】一方、技術的調査ステップ15では、商品
1に対する技術的な情報を収集する。例えば、設計上あ
るいは製造上の各部品の耐用寿命や、安全性やモデルチ
ェンジなどによる再利用可能性等、種々の情報が収集さ
れる。また、後述する分解ステップ3から得られる各部
品の状態確認情報も収集される。特に、長期にわたり使
用され、また稼働回数の非常に多い商品を市場から回収
し、分解と技術的調査を行なう。これにより、リサイク
ル部品のその後の変化などについての情報を、実験室内
のデータでなく市場の実データとして得ることができ、
耐用寿命の決定や部品の再使用の可否判断をより確かな
ものとすることができる。
【0019】耐用寿命決定ステップ14では、ワイブル
解析ステップ13で得られた統計的な耐用寿命と、技術
的調査ステップ15で得られた技術的な情報、その他の
情報をもとに、各部品の耐用寿命を決定する。
【0020】回収ステップ2において、ユーザの元から
商品1が回収される。回収された商品は分解ステップ3
で分解される。分解の単位は、アッセンブリ単位まであ
るいは個々のパーツ単位までなど、商品の部分に応じて
行なわれる。この分解の際に、各部品の劣化や磨耗状態
など、種々の技術的な情報が収集される。
【0021】分解された各部品ごとにリサイクルパーツ
選別ステップ4において選別が行なわれる。選別の際に
は、余寿命予測ステップ16において、回収した商品1
の品質情報12および耐用寿命決定ステップ14で決定
した耐用寿命を用い、分解した各部品の余寿命を予測す
る。この余寿命の予測は、単純には耐用寿命から、品質
情報12から得られるその部品の使用寿命(実使用時間
あるいは実稼動回数)を減算すれば得られる。部品の使
用寿命は、商品の使用中のトラブル時に交換されている
場合があるので、商品の使用時間や稼働回数とは必ずし
も一致しない。しかし、交換時期などは品質情報12と
して与えられるので、これらの情報を参照することによ
って余寿命を予測できる。そして、予測された余寿命が
商品の品質保証期間以上である場合にリサイクル可能な
部品として選別する。これによって、リサイクル部品を
用いて製造した商品についても、新品と同等以上の品質
保証を行なうことができるようになる。また、部品の選
別の際には、外観上の見地から交換する部品や、定期交
換部品の交換など、技術的調査ステップ15の技術的な
情報によって選別する部品もある。
【0022】リサイクル可能として選別された部品は、
製造ライン6に供給される。また、交換する部品につい
ては、新品パーツ5が供給される。製造ラインは、リサ
イクル部品を用いた商品7のための別のラインであるこ
ともあるし、新品を製造するラインと同一ラインのこと
もある。そして、製造ライン6において、リサイクル部
品を用いた商品7が製造される。このとき、リサイクル
部品に新品パーツ5を加えてリサイクルパーツ使用商品
7を製造することもあるし、リサイクル部品を新品の部
品と同等に扱って、新品、リサイクル品の区別なく、商
品7を製造することもある。ただし、後述する磨耗故障
型の部品の場合には、リサイクル部品の使用寿命データ
をリサイクル使用商品7の品質情報12に入力すること
で、そのリサイクル商品7を再度リサイクルする際に役
立てる必要がある。
【0023】図2は、本発明の部品選別方法を用いた商
品リサイクルシステムで製造された商品の品質保証の概
念図である。上述のように、本発明の部品選別方法で
は、各部品ごとに予測された余寿命が商品の品質保証期
間以上である場合に、リサイクル可能な部品として選別
する。これによって、リサイクル部品を用いて製造した
商品についても、新品と同等の品質保証を行なうことが
でき、しかも、新品時の初期故障を取り除いた実績のあ
るリサイクル部品を用いているので、新品部品を用いて
製造した商品と同等以上の品質保証を行なうことができ
るようになる。
【0024】図2において、黒線で示した期間が新品の
商品が使用された期間である。商品Aは品質保証期間の
1/8未満の間だけ使用された商品であり、商品Bは品
質保証期間の1/8以上、1/4未満の間だけ使用され
た商品であり、商品Cは品質保証期間の1/4以上、1
/2未満の間だけ使用された商品であり、商品Dは品質
保証期間の1/2以上使用され、まだ品質保証期間中の
商品である。従来では、リサイクル品は中古品として市
場に出回るため、新品の品質保証期限までしか品質が保
証されなかった。そのため、商品Aでは残存保証期間が
長く、商品B,Cでは残存保証期間は短かった。また、
商品Dは中古品としても再生されず、廃棄されていた。
【0025】本発明では、これらの商品について回収ス
テップ2において回収した場合、それぞれの商品の各部
品について余寿命を求め、余寿命が新品の品質保証期間
以上の部品をリサイクルする。そのため、図2において
白抜きのバーで示したように、商品を回収し、リサイク
ルパーツを用いて製造した時点から、さらに新品を用い
て製造した商品と同等以上の品質保証を行なうことが可
能となる。
【0026】ワイブル解析ステップ13についてさらに
説明する。図3は、商品あるいは各部品の基本的な故障
率の遷移を示すグラフである。一般に商品あるいは各部
品の故障率は、図3に示すようないわゆるバスタブ曲線
で示されるように遷移する。グラフ中、時間軸tは、実
際の時間のこともあるし、通電時間のような使用期間
や、記録枚数のような稼働回数のこともある。
【0027】初期の期間においては、故障率は高く、次
第に下がってくる。この期間を初期故障期間と呼ぶ。こ
の期間においては、製造品質上の不良等により発生する
故障が多く、そのような初期故障の多い部品が故障する
可能性が高い。次第に初期故障しやすい部品について故
障が出尽くすと、故障率は下がってゆく。この初期故障
期間を過ぎると、故障率はほぼ一定となる。この故障率
がほぼ一定の期間を偶発故障期間と呼ぶ。この偶発故障
期間では、偶発的に一定の割合で故障が発生する期間で
ある。そして、この偶発故障期間を過ぎると、部品の摩
耗、劣化などによって故障率は増加してゆく。この期間
を摩耗故障期間と呼ぶ。
【0028】商品の故障率は、このような遷移してゆく
ことがわかっており、摩耗故障期間に入る前に消耗品を
交換(定期交換)することによって、偶発故障期間を延
ばし、品質保証期間を延ばしている。
【0029】図3に示す曲線は、商品の各部品としての
故障率でもある。商品に用いられている各部品について
調べると、それぞれ、初期故障期間で故障することが多
いが、それを過ぎるとあまり故障しない部品(初期故障
型部品)と、初期故障もあるが、それを過ぎるとほぼ一
定の割合で故障する部品(偶発故障型部品)と、初期故
障,偶発故障もあるが、それを過ぎると次第に故障率が
上昇する部品(摩耗故障型部品)がある。これらの部品
が組み合わさって商品が構成されているため、商品全体
とすれば図3に示すように故障率が遷移することにな
る。
【0030】図4は、故障率の分布の説明図である。上
述のように、各部品は、初期故障型部品、偶発故障型部
品、摩耗故障型部品に分類され、それぞれの故障率は図
4(A),(B),(C)に示すような分布となる。こ
れらの異なった故障率の分布を統一的に表わす確率分布
として、ワイブル分布が用いられる。ワイブル分布の一
般式は、 R(t)=exp(−(t−γ)m /t0 ) である。ここで、γは位置パラメータであり、通常は、
γ=0とし、 R(t)=exp(−tm /t0 ) の形で用いられる。mは形状母数と呼ばれる定数で、m
<1のとき、図4(A)に示す初期故障型の分布を示
し、m=1のとき、図4(B)に示す偶発故障型の分布
を示し、m>1のとき、図4(C)に示す摩耗故障型の
分布を示す。
【0031】上述のように、多数の商品について、対応
する品質情報を蓄積し、市場品質情報を構成している。
この情報の中には、サービス実施時の情報が含まれてお
り、どの部品がいつ故障したかがわかる。これらをワイ
ブル解析することによって、部品ごとの故障の分布がわ
かる。
【0032】まず、図4(A)に示すようなm<1であ
る故障率の分布を有する部品については、商品を回収し
た時点から以後、故障する確率は低いので、さらに新品
と同様の品質保証期間を設定しても問題はない。そのた
め、このような故障率の分布の部品はそのままリサイク
ル部品として使用することができる。また、初期故障期
間を過ぎているため、新品を用いるよりもリサイクル部
品の方が故障率は低く、信頼性は高い。
【0033】次に、図4(B)に示すようなm=1であ
る故障率の分布を有する部品については、いままでの故
障率も、商品を回収した時点から以後の故障率も同じで
あるし、新品を用いた場合の故障率も新品の場合の初期
故障を除けば同じである。そのため、このような故障率
の分布の部品はそのままリサイクル部品として使用する
ことができる。しかも、初期故障を取り除いた部品とな
るので、新品を用いるよりもリサイクル部品の方が故障
率は低く、信頼性は高い。
【0034】図4(C)に示すようなm>1である故障
率の分布を有する部品については、今後、故障率が高く
なると考えられるため、どの程度使用できるかを予測す
る必要がある。使用できる期間を統計的な耐用寿命とす
る。ここでは、統計的な耐用寿命としてB10ライフを用
いる。B10ライフは、故障率の分布が緩やかか急峻かに
よっても大きく異なり、品質を保証するということから
使用される場合が多い。各部品についてワイブル解析に
よって得られた故障率の分布から、その部品のB10ライ
フを求め、統計的な耐用寿命とする。
【0035】このようにして求められた各部品の分布の
型やB10ライフに基づいて、回収した商品の部品のリサ
イクルの可否を決定し、部品を選別することになる。分
布の型がm<1,m=1の型の場合には、そのままリサ
イクル可能な部品として選別できる。また、m>1の型
の場合には、B10ライフとそれまでの使用実績や稼働実
績に基づいて、リサイクルの可否を判定することにな
る。
【0036】B10ライフが新品の品質保証期間の2倍以
上であれば、品質保証期間内に回収された商品の部品
は、回収後リサイクル部品として使用し、新たに新品と
同様の品質保証期間を設定しても問題はない。B10ライ
フが新品の品質保証期間の2倍以下の場合には、基本的
には余寿命予測ステップ16においてB10ライフから部
品の実使用期間や部品の実稼働回数を減じて余寿命を算
出し、その余寿命が新品の品質保証期間以上であれば、
その部品をリサイクル部品として使用しても、さらに新
品と同様の品質保証期間を設定しても問題はない。
【0037】ここでは、B10ライフが新品の品質保証期
間の2倍以下の場合について、いくつかの段階に分けて
区分している。B10ライフが新品の品質保証期間の1.
5倍から2倍までの場合には、回収した商品の使用実績
や稼働実績が品質保証期間の1/2以内であれば、リサ
イクル部品として使用する。また、B10ライフが新品の
品質保証期間の1.25倍から1.5倍までの場合に
は、回収した商品の使用実績や稼働実績が品質保証期間
の1/4以内であれば、リサイクル部品として使用す
る。B10ライフが新品の品質保証期間の1.5倍以内の
場合には、さらに新品と同様の品質保証期間を設定でき
ないので、リサイクル部品としては使用しないと判断す
る。
【0038】リサイクルパーツ選別ステップ4では、こ
のようなリサイクル部品として使用するか否かを示す情
報に従ってリサイクル可能な部品を選別するとともに、
技術的調査ステップ15で交換した方がよいと考えられ
ている部品、例えば、定期交換部品や、設計、製造、安
全面などから交換した方がよい部品、古いバージョンの
部品、分解時に形状の戻らない部品などをリサイクルし
ないこととする。さらに外観検査など、他の種々の選別
方法も用いて選別を行なう。このようにして選別された
リサイクル可能な部品は、その余寿命が新品の品質保証
期間以上であるので、リサイクル部品を用いて製造され
た商品について、新品の初期故障を取り除いた分だけ信
頼性を向上させることができ、新品部品を用いて製造さ
れた商品と同等以上の品質保証を行なうことができる。
選別されたリサイクル部品は、必要に応じて洗浄などの
処置が行なわれ、通常の製造ラインにリサイクルパーツ
使用商品の部品として供給される。
【0039】なお、上述のワイブル解析やその後の処理
は、商品の全ての部品について行なう必要はなく、リサ
イクル可能と考えられる部品のみについて行なえばよ
い。また、個々のパーツごとだけでなく、ある程度組上
がったアッセンブリを一つの部品として考えて、ワイブ
ル解析などを行なってもよい。
【0040】また、上述の説明では、新品時からの情報
を元にワイブル解析を行ない、統計的な耐用寿命を算出
した。しかし、部品は図3に示すようなバスタブ曲線を
描くので、新品よりもリサイクル品の方が初期故障がな
い分だけ故障率が低い。このようなことから、ある程度
使用した時点から先の故障率などをもとにワイブル解析
を行ない、統計的な耐用寿命を算出することも可能であ
る。このような解析を行なうことによって、さらに正確
な耐用寿命を算出し、余寿命を予測することができ、リ
サイクル部品を用いた商品の品質管理を向上させること
が可能である。
【0041】さらに、故障が少なく、ワイブル解析など
の統計処理が行なえない場合には、技術的調査ステップ
15からの情報のみから、リサイクル可能か否かを判定
し、選別を行なってもよい。
【0042】図5、図6は、本発明の商品リサイクルシ
ステムにおける部品選別方法の選別基準の具体例を示す
フローチャートである。この例では、ワイブル解析を行
なう際の時間的な軸として、稼働回数と使用時間の2つ
を用いて行なう場合を示している。この例において、商
品が例えば画像形成装置であれば、稼働回数は記録枚数
とすることができ、使用時間は電源が投入されている積
算時間や設置経過期間とすることができる。記録枚数
は、画像形成装置に設けられているカウンタによって知
ることができる。また、設置経過期間等は、その装置の
品質情報等によって知ることができる。
【0043】まず、S21において、稼働回数に基づい
てワイブル解析を行ない、故障率の分布を得る。S22
において、その故障率の分布の型を判定する。すなわ
ち、ワイブル分析の形状母数mを判定する。m>1.2
である摩耗故障型の部品の場合にはB10ライフを求め、
さらにS23において、B10ライフが新品の品質保証期
間の1.25倍以上か否かを判定する。ここでは、故障
率の分布の型の判定を、mが1.2より大きいか否かで
分類しているが、この閾値は任意であり、予め決めてお
けばよい。判定の結果、B10ライフが新品の品質保証期
間の1.25倍以下であれば、その部品はリサイクルし
ない。B10ライフが新品の品質保証期間の1.25倍以
上である場合には、さらにS24において、技術的調査
の情報から交換した方がよい部品か否かを判定する。交
換した方がよい部品の場合には、リサイクルしない。
【0044】技術的調査の情報からもリサイクル可能で
ある部品については、S25において、B10ライフによ
る分類を行なう。この分類は、上述のように、B10ライ
フが新品の品質保証期間の2倍以上か、1.5〜2倍
か、1.25〜1.5倍かに分類する。B10ライフが新
品の品質保証期間の2倍以上の場合には、すべてリサイ
クル可能とし、B10ライフが新品の品質保証期間の1.
5〜2倍の場合には、回収した商品の稼働実績が品質保
証期間の1/2以内であればリサイクル可能とし、B10
ライフが新品の品質保証期間の1.25〜1.5倍の場
合には、回収した商品の使用実績や稼働実績が品質保証
期間の1/4以内であればリサイクル可能とする。な
お、これらの部品は、使用時間の解析においても、リサ
イクル可能か否かの判定を行ない、不可の場合は、リサ
イクルしない。
【0045】さらにS26において分解調査によって不
具合を検査し、不具合がなければ各B10ライフごとにリ
サイクル可能とされた部品についてはリサイクル部品と
して使用する。また、不具合が発見された部品について
は、不具合箇所を確認し、部品交換や何らかの処置によ
ってリサイクル可能であれば、部品交換や処置後にリサ
イクル部品として使用する。不具合の回復が困難である
場合にはリサイクルしない。
【0046】S22において、稼働回数に基づいたワイ
ブル解析の結果、初期故障型や偶発故障型と判定された
部品については、統計的にはリサイクル可能のはずであ
るが、実際にリサイクルしてよいか否かの技術的妥当性
をS27において検討する。技術的妥当性があると判断
される場合には、リサイクル部品として使用する。ま
た、技術的妥当性がないばあいには、S28において、
使用時間をもとにワイブル解析を行なう方が適切か否か
を判定し、やはり稼働回数に基づいてワイブル解析を行
なう方が適切と判定される場合には、S21へ戻って再
度ワイブル解析を行なう。2回目のワイブル解析でも故
障率の分布の型が初期故障型あるいは偶発故障型とな
り、S27で技術的な妥当性が得られない場合には、別
途リサイクルが可能か否かを検討する。
【0047】S28において、使用時間をもとにワイブ
ル解析を行なう方が適切と判定された場合には、S29
において、使用時間をもとにワイブル解析を行なう。そ
して、S30において、ワイブル解析によって得られた
故障率の分布の型を判定する。すなわち、ワイブル分析
の形状母数mを判定する。m>1.2で摩耗故障型の部
品であると判定された場合には、その部品のB10ライフ
を算出し、S31でB10ライフが新品の品質保証期間の
2倍以上か否かを判定する。使用時間の場合には、B10
ライフが新品の品質保証期間の2倍以下の場合にはリサ
イクルしないこととする。使用時間のB10ライフが新品
の品質保証期間の2倍以上であれば、S32において分
解調査を実施して、不具合がなければリサイクル可能な
部品であると判定する。分解調査によって不具合が発見
された場合には、不具合に応じて回復可能であればリサ
イクルし、回復が困難であればリサイクルしない。
【0048】S30においてm≦1.2、すなわち故障
率の分布が初期故障型か偶発故障型の場合には、S33
で技術的な妥当性を検討し、技術的な妥当性があればリ
サイクルする。技術的な妥当性がなければ、S29へ戻
って再度、使用時間をもとにワイブル解析を行ない、S
30で故障率の分布の型を判定する。またm≦1.2で
ある場合、技術的な妥当性を検討し、妥当であればリサ
イクルし、妥当でなければ個別にリサイクルの可否を判
定する。
【0049】上述の判定方法においてリサイクル可能と
判定された部品は、必要に応じて洗浄などの所定の処置
を行なった後、リサイクルパーツ使用商品の部品として
使用すべく、製造ラインへ送られ、リサイクルパーツ使
用商品が製造される。上述の判定方法を用い、リサイク
ル可能と判定された部品は、今後少なくとも新品と同様
の品質保証期間の品質を保証できるので、リサイクルパ
ーツ使用商品についても、新品と同様の品質を保証でき
る。
【0050】なお、図5、図6に示した具体例では、稼
働回数に基づくワイブル解析を先に行ない、補助的に使
用時間に基づくワイブル解析を行なっている。これは、
例えば、商品が画像形成装置である場合などでは、記録
枚数に応じた部品の劣化が進みやすいためである。商品
によっては、使用時間に基づくワイブル解析を先に行な
い、補助的に稼働回数に基づくワイブル解析を行なって
もよい。また、両者を勘案してリサイクルの可否を決定
するようにしてもよい。さらに、どちらか一方のみで判
断してもよい。さらに、別の要素に基づくワイブル解析
を行なってもよいし、統計的手法としてワイブル解析以
外の手法を用いてもよい。
【0051】リサイクル部品を使用したリサイクルパー
ツ使用商品を市場に出荷した後は、新品と同様に品質情
報を蓄積してゆくことが可能である。これにより、リサ
イクルパーツ使用商品のトラブル状況などが得られるの
で、不具合が発生した場合にはその対策を部品選別にフ
ィードバックすることができる。また、蓄積されるリサ
イクルパーツ使用商品の品質情報を、例えばワイブル解
析など、統計処理することによって、再使用開始後の品
質管理を行なうことができるようになり、リサイクルパ
ーツ使用商品の品質を新品と同等以上に維持することが
できる。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、部品の余寿命を予測し、余寿命が商品の品質
保証期間以上の場合に再利用する部品として選別するこ
とによって、再利用部品を用いて製造したリサイクル商
品について、新品の商品と同等の品質を保証することが
できる。
【0053】また、余寿命の予測に際しては、商品の市
場品質情報を用い、例えばワイブル解析などの統計処理
によって得られたデータを用いているので、略正確な予
測を行なうことができる。さらに商品の分解・技術調査
データも用いて行なうことにより、技術的な裏付けのも
とに、部品の選別を行なうことができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の部品選別方法を用いた商品リサイク
ルシステムの実施の一形態を示す構成図である。
【図2】 本発明の部品選別方法を用いた商品リサイク
ルシステムで製造された商品の品質保証の概念図であ
る。
【図3】 商品の基本的な故障率の遷移を示すグラフで
ある。
【図4】 故障率の分布の説明図である。
【図5】 本発明の商品リサイクルシステムにおける部
品選別方法の選別基準の具体例を示すフローチャートで
ある。
【図6】 本発明の商品リサイクルシステムにおける部
品選別方法の選別基準の具体例を示すフローチャート
(続き)である。
【符号の説明】
1…商品、2…回収ステップ、3…分解ステップ、4…
リサイクルパーツ選別ステップ、5…新品パーツ、6…
製造ライン、7…商品、11…市場品質情報、12…品
質情報、13…ワイブル解析ステップ、14…耐用寿命
決定ステップ、15…技術的調査ステップ、16…余寿
命予測ステップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栄 美奈子 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 川口 正次 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品の市場品質情報を統計処理して前記
    商品における各部品の耐用寿命を算出し、該耐用寿命お
    よび回収機の品質情報に基づいて該回収機の少なくとも
    一部の部品の余寿命を予測し、余寿命が商品の品質保証
    期間以上の場合に再利用する部品として選別することを
    特徴とする商品リサイクルシステムにおける部品選別方
    法。
  2. 【請求項2】 前記統計処理として、ワイブル解析を行
    なうことを特徴とする請求項1に記載の商品リサイクル
    システムにおける部品選別方法。
  3. 【請求項3】 前記回収機の品質情報は、稼働回数であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の商品リサイクルシ
    ステムにおける部品選別方法。
  4. 【請求項4】 前記回収機の品質情報は、使用期間であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の商品リサイクルシ
    ステムにおける部品選別方法。
  5. 【請求項5】 部品の選別に際して、さらに、商品の分
    解・技術調査データも用いて行なうことを特徴とする請
    求項1に記載の商品リサイクルシステムにおける部品選
    別方法。
  6. 【請求項6】 部品の選別に際して、さらに、商品の設
    計変更導入基準も用いて行なうことを特徴とする請求項
    1に記載の商品リサイクルシステムにおける部品選別方
    法。
  7. 【請求項7】 前記耐用寿命として、商品が回収された
    時点からの耐用寿命を算出することを特徴とする請求項
    1に記載の商品リサイクルシステムにおける部品選別方
    法。
  8. 【請求項8】 前記商品が画像形成装置であることを特
    徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の商品
    リサイクルシステムにおける部品選別方法。
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