JP4870600B2 - 情報管理システム及び情報管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報管理システム及び情報管理方法に関する。
複写機やプリンタ等の画像形成装置を始めとした多くの製品には、現在、HDD等の情報記録媒体が装着されており、これらの情報記録媒体には、文書情報、画像情報や顧客情報等の秘匿性の高い情報が多く格納されている。これらの製品は、顧客での使用後、収集運搬業者にて回収され、リサイクル処理業者やリユース処理業者にて適正処理されることが一般的である。しかしながら、一部においては、適正なリサイクル処理やリユースが行われていない、回収から処理に至る途中経路で不法投棄や、部品の抜取り等が行われているといった問題が指摘されており、使用済みとなった製品に装着されている情報記録媒体からの情報漏洩が懸念されている。そこで、使用済み製品の再生工程などをコンピュータ端末で管理するシステムや方法が、例えば特許文献1で提案されている。
特開2002−336832
複写機やプリンタ等の画像形成装置を始めとした製品の多くには、現在、HDD等の情報記録媒体が装着されており、これらの情報記録媒体には、文書情報、画像情報や顧客情報等の秘匿性の高い情報が格納されている。そのため、これらの製品が使用済みとなった時に、装着されている情報記録媒体についても確実かつ適正な処理を実施することや、元製品使用者等から情報記録媒体の処理結果の提示要請があった場合にも迅速に対応することが求められている。
しかしながら従来は、リサイクルやリユースの処理業者等に、リサイクルやリユース処理する使用済み製品についての情報が十分に提供されておらず、これら処理業者等では、送付されてきた使用済み製品のどこに情報記録媒体が装着されているかが判らないことも多く、情報記録媒体の確実な処理が十分に徹底されていなかった。
また、情報記録媒体の処理を行っても、その処理結果に関する情報が元製品使用者等に十分に提供されておらず、さらに、その処理結果の記録も十分に管理されているとは言い難いのが現状である。さらに、情報記録媒体を備えた製品においては、情報記録媒体の故障などによる交換作業、あるいは製品購入後に新たに情報記録媒体を追加する場合も想定されるので、このような交換や追加した情報記録媒体に対する管理も要望されている。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、使用済となった製品に装着されている情報記録媒体だけでなく、交換や追加された情報記録媒体についても確実かつ適正に処理し、その処理結果を迅速に提供すると共に、それらの処理結果についても適正に管理する情報管理システムおよび情報管理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、管理端末と、管理端末にネットワークを介して接続される少なくとも一つの端末とからなる情報管理システムにおいて、端末は、少なくとも、生産した製品に関する製品情報、情報記録媒体情報を少なくとも入力する生産拠点端末と、製品を使用される顧客に関する顧客情報を少なくとも入力する設置端末と、送付された使用済み製品、及び/または情報記録媒体のリサイクルに関する情報を少なくとも入力するリサイクル拠点端末と、送付された使用済み製品、及び/または情報記録媒体の再生に関する情報を少なくとも入力する再生拠点端末を備え、管理端末は、少なくとも、製品情報及び情報記録媒体情報を生産拠点端末から受信する生産拠点受信手段と、生産拠点受信手段で受信した情報を記憶する生産拠点記憶手段と、顧客情報を前記設置端末から受信する設置端末受信手段と、設置端末受信手段で受信した情報を記憶する設置拠点記憶手段と、生産拠点記憶手段に蓄積された情報に基づいてリサイクル拠点、または再生拠点を選定する選定手段と、少なくとも前記製品情報、及び/または、情報記録媒体情報を選定手段で選定したリサイクル拠点端末または再生拠点端末に送信する送信手段を備え、選定手段は、設置端末受信手段が設置端末から情報を受信したときに、リサイクル拠点、または再生拠点を選定することを特徴としている。
請求項の発明において、選定手段は、設置端末受信手段が、交換作業により前記製品に装着した情報記録媒体及び/または製品に追加した情報記録媒体に関する情報を受信したときに、リサイクル拠点または再生拠点を選定することを特徴としている。
請求項の発明は、請求項記載の情報管理システムにおいて、選定手段は、設置端末受信手段が、交換作業により装着された情報記録媒体を備えた製品、及び/または追加された情報記録媒体を備えた製品が使用済みとなった情報を受信したときに、リサイクル拠点または再生拠点を選定することを特徴としている。
請求項の発明は、請求項1または2に記載の情報管理システムにおいて、生産拠点記憶手段または設置拠点記憶手段の少なくとも一方は、製品に装着されている複数の情報記録媒体についての情報を記憶可能であることを特徴としている。
請求項の発明は、請求項1乃至の何れかに記載の情報管理システムにおいて、管理端末は、生産拠点記憶手段及び設置拠点記憶手段に蓄積された製品情報及び顧客情報に基づいて一定期間後に使用済みとなる製品に関する情報を抽出する抽出手段を備え、抽出手段は、製品に装着されている情報記録媒体の有無に応じて異なる情報を抽出することを特徴としている。
請求項の発明は、請求項1乃至の何れかに記載の情報管理システムにおいて、管理端末は、生産拠点記憶手段及び設置拠点記憶手段に蓄積された製品情報及び顧客情報に基づいて一定期間後に使用済みとなる製品に関する情報を抽出する抽出手段を備え、抽出手段は、顧客の情報記録媒体処理証明の要求の有無に応じて異なる情報を抽出することを特徴としている。
請求項の発明は、請求項または記載の情報管理システムにおいて、管理端末は、抽出手段で抽出された情報を設置端末に対して所定時間毎に情報送信を繰返し行うことを特徴としている。
請求項の発明は、請求項1乃至の何れかに記載の情報管理システムにおいて、管理端末は、生産拠点記憶手段及び設置拠点記憶手段に蓄積された製品情報、情報記録媒体情報及び顧客情報に基づいて情報記録媒体の処理証明書を生成する生成手段を備えていることを特徴としている。
請求項の発明は、請求項記載の情報管理システムにおいて、生成手段は、顧客の情報記録媒体処理証明の要求の有無に応じて情報記録媒体の処理証明書を生成することを特徴としている。
請求項の発明は、請求項または記載の情報管理システムにおいて、管理端末は、顧客の情報記録媒体処理証明の要求の有無に応じて情報記録媒体の処理完了結果を少なくとも設置端末に送信する送信手段を備えることを特徴としている。
請求項10の発明は、管理端末と、管理端末にネットワークを介して接続される少なくとも一つの端末とからなる情報管理方法において、端末は、少なくとも、生産した製品に関する製品情報、情報記録媒体情報を少なくとも入力する生産拠点端末と、製品を使用される顧客に関する顧客情報を少なくとも入力する設置端末と、送付された使用済み製品、及び/または情報記録媒体のリサイクルに関する情報を少なくとも入力するリサイクル拠点端末と、送付された使用済み製品、及び/または情報記録媒体の再生に関する情報を少なくとも入力する再生拠点端末を備え、管理端末は、少なくとも、製品情報及び情報記録媒体情報を生産拠点端末から受信する工程と、記生産拠点端末から受信した情報を生産拠点記憶手段に記憶する工程と、顧客情報を設置端末から受信する工程と、設置端末から受信した情報を設置拠点記憶手段に記憶する工程と、生産拠点記憶手段に蓄積された情報に基づいてリサイクル拠点、または再生拠点を選定する工程と、少なくとも製品情報、及び/または、情報記録媒体情報を選定工程で選定したリサイクル拠点端末または再生拠点端末に送信する工程を備え、選定工程は、設置端末から情報を受信したときに、リサイクル拠点、または再生拠点を選定することを特徴としている。
請求項10の発明は、選定工程は、交換作業により製品に装着した情報記録媒体及び/または製品に追加した情報記録媒体に関する情報を受信したときに、リサイクル拠点または再生拠点を選定することを特徴としている。
請求項11の発明は、請求項10記載の情報管理方法において、選定手段は、交換作業により装着された情報記録媒体を備えた製品、及び/または追加された情報記録媒体を備えた製品が使用済みとなった情報を受信したときに、リサイクル拠点または再生拠点を選定することを特徴としている。
請求項12の発明は、請求項10または11記載の情報管理方法において、生産拠点記憶手段または設置拠点記憶手段の少なくとも一方は、製品に装着されている複数の情報記録媒体についての情報を記憶可能であることを特徴としている。
請求項13の発明は、請求項10乃至12の何れかに記載の情報管理方法において、管理端末は、生産拠点記憶手段及び設置拠点記憶手段に蓄積された製品情報及び顧客情報に基づいて一定期間後に使用済みとなる製品に関する情報を抽出する工程を備え、抽出工程は、製品に装着されている情報記録媒体の有無に応じて異なる情報を抽出することを特徴としている。
請求項14の発明は、請求項10乃至13の何れかに記載の情報管理方法において、管理端末は、生産拠点記憶手段及び設置拠点記憶手段に蓄積された製品情報及び顧客情報に基づいて一定期間後に使用済みとなる製品に関する情報を抽出する工程を備え、抽出工程は、顧客の情報記録媒体処理証明の要求の有無に応じて異なる情報を抽出することを特徴としている。
請求項15の発明は、請求項13または14記載の情報管理システムにおいて、管理端末は、抽出工程で抽出された情報を設置端末に対して所定時間毎に情報送信を繰返し行うことを特徴としている。
請求項16の発明は、請求項10乃至15の何れかに記載の情報管理方法において、管理端末は、記憶工程で蓄積された製品情報、情報記録媒体情報及び顧客情報に基づいて情報記録媒体の処理証明書を生成する工程を備えていることを特徴としている。
請求項17の発明は、請求項16記載の情報管理方法において、生成工程は、顧客の情報記録媒体処理証明の要求の有無に応じて情報記録媒体の処理証明書を生成することを特徴としている。
請求項18の発明は、請求項16または17記載の情報管理方法において、管理端末は、顧客の情報記録媒体処理証明の要求の有無に応じて情報記録媒体の処理完了結果を少なくとも設置端末に送信する工程を備えていることを特徴としている。
本発明によれば、管理端末は、少なくとも、製品情報及び情報記録媒体情報を生産拠点端末から受信する生産拠点受信手段と、生産拠点受信手段で受信した情報を記憶する生産拠点記憶手段と、顧客情報を設置端末から受信する設置端末受信手段と、設置端末受信手段で受信した情報を記憶する設置拠点記憶手段と、生産拠点記憶手段に蓄積された情報に基づいてリサイクル拠点、または再生拠点を選定する選定手段と、少なくとも前記製品情報、及び/または、情報記録媒体情報を選定手段で選定したリサイクル拠点端末または再生拠点端末に送信する送信手段を備え、選定手段は、設置端末受信手段が設置端末から情報を受信したときに、リサイクル拠点または再生拠点を選定するので、使用済となった製品や、それに装着されている情報記録媒体を確実かつ適正に処理することができる。
本発明によれば、設置端末受信手段が、交換作業により前記製品に装着した情報記録媒体及び/または製品に追加した情報記録媒体に関する情報を受信したときに、リサイクル拠点または再生拠点を選定するので、新たに製品に装着した情報記録媒体についても、交換後や追加後の情報記録媒体等の部品・ユニット類の情報も確実に製品情報に反映することで、その製品が将来使用済となった時に、その製品に装着されている情報記録媒体の情報処理結果の証明をより高い信頼度で元製品使用者等に提供することが可能となるとともに、使用済となった製品や取り外した情報記録媒体についても、確実かつ適正に処理することができる。
本発明によれば、設置端末受信手段が、交換作業により装着された情報記録媒体を備えた製品、及び/または追加された情報記録媒体を備えた製品が使用済みとなった情報を受信したときに、リサイクル拠点または再生拠点を選定するので、新たに装着された情報記録媒体を備えた製品についても、使用済となった製品や取り外した情報記録媒体同様に、確実かつ適正に処理することができる。
本発明によれば、生産拠点記憶手段または設置拠点記憶手段の少なくとも一方が、製品に装着されている複数の情報記録媒体についての情報を記憶可能であるので、製品に複数の情報記録媒体が装着されている場合、または、製品に装着されている情報記録媒体が仮に1つであったとしても、製品使用期間中に情報記録媒体の交換を行った場合等においても、情報記録媒体1台毎の管理が可能となる。このため、処理結果の証明を機番(1台)単位で行うことができ、製品に装着されている情報記録媒体の情報処理結果の証明をより高い信頼度で元製品使用者等に提供することが可能となる。
本発明によれば、生産拠点記憶手段及び設置拠点記憶手段に蓄積された製品情報及び顧客情報に基づいて一定期間後に使用済みとなる製品に関する情報を抽出する抽出手段を備え、抽出手段が、製品に装着されている情報記録媒体の有無に応じて異なる情報を抽出するので、情報記録媒体が装着されていない製品を使用されている顧客には、情報記録媒体に関する情報を提供しないことで、製品を使用されている顧客に対する不要な混乱や心配等を防ぐことができる。
本発明によれば、管理端末は、記憶手段に蓄積された製品情報及び顧客情報に基づいて一定期間後に使用済みとなる製品に関する情報を抽出する抽出手段を備え、抽出手段は、顧客の情報記録媒体処理証明の要求の有無に応じて異なる情報を抽出するので、顧客が情報記録媒体の処理(結果)証明を希望する場合にのみ、確認、問合せ用のIDとパスワードを発行することで、生成するIDとパスワードの数を減らす事が出来、不要なIDやパスワードの生成を防ぐことができる。
本発明によれば、管理端末は、抽出手段で抽出された情報を設置拠点端末に対して所定時間毎に情報送信を繰返し行うので、送信先に抽出された情報を確実に送ることができる。
本発明によれば、管理端末は、生産拠点記憶手段及び設置拠点記憶手段に蓄積された製品情報、情報記録媒体情報及び顧客情報に基づいて情報記録媒体の処理証明書を生成する生成手段を備えているので、回収(使用満了日)前に、顧客への情報記録媒体の処理証明要求の有無の確認、及び、処理方法の確認を行うことで、製品に装着されている情報記録媒体の引取り、及び情報記録媒体のオンサイト処理を希望する顧客へのニーズにより確実に、かつ、迅速に応えることが可能となる。また、回収(使用満了日)前に、顧客への情報記録媒体の処理証明要求の有無の確認、及び、処理方法の確認を行うことで、設置拠点では、製品に装着されている情報記録媒体の引取り、及び情報記録媒体のオンサイト処理を希望する顧客のための事前準備や計画等を事前に、かつ、効率的に立案することが可能となる。
本発明によれば、生成手段は、顧客の情報記録媒体処理証明の要求の有無に応じて情報記録媒体の処理証明書を生成するので、情報記録媒体の処理証明を希望している顧客に対してのみ、処理証明書を発行する事で、不要な処理証明書の発行を防ぐことができると共に、発行した証明書の管理も効率的に行うことができる。また、情報記録媒体処理証明の発行業務の負荷を低減することも可能となる。
本発明によれば、管理端末は、顧客の情報記録媒体処理証明の要求の有無に応じて前記情報記録媒体の処理完了結果を少なくとも前記設置端末に送信する送信手段を備えているので、情報記録媒体の処理完了後、処理証明を希望している顧客に対して、その処理完了結果を顧客端末に送信することで、顧客が顧客端末で情報記録媒体の処理結果を逐一確認する手間を減らすことができ、顧客の利便性を向上させることができる。また、顧客が情報処理記録媒体の処理証明を希望していたことを忘れていた場合でも、情報記録媒体の処理完了後、その処理完了結果を設置拠点端末に送信する事で、顧客に対して、情報記録媒体の処理結果を確実に連絡することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
本発明に係る情報管理システムは、図1に示すように、管理端末1と、管理端末1にローカルエリアネットワーク(以下「LAN」と記す)や公衆通信回線としてのインターネットなどのネットワーク15を介して接続してアクセス可能な複数の端末から構成されている。管理端末1および複数の端末は周知のコンピュータで構成されていて、図示しない表示装置を備えている。
複数の端末は、生産した製品20に関する製品情報、製品20に装着されている情報記録媒体21の情報(以下「情報記録媒体情報」と記す)を少なくとも入力する生産拠点端末2と、製品20を使用する顧客に関する顧客情報を少なくとも入力する設置端末18と、送付された使用済み製品20A、及び/または使用済み情報記録媒体21Aのリサイクルに関する情報を少なくとも入力するリサイクル拠点端末6と、送付された使用済み製品20A、及び/または使用済み情報記録媒体21Aの再生に関する情報を少なくとも入力する再生拠点端末5を備えている。
設置端末18は、営業拠点に設置する営業拠点端末3と、製品20を使用している顧客の端末(以下「お客様端末」と記す)4と、製品20を納入先に納入する設置拠点に設ける設置拠点端末7を備えている。営業拠点端末3は、ここでは設置拠点によって顧客に設置された製品20に対する保守点検などを行う営業拠点に設置されるサービス端末であるが、設置拠点が営業拠点と同様な作業を行う場合には、営業拠点端末3は不要である。この場合、設置拠点端末7が、営業拠点端末3から入力する情報あるいは管理端末1から送信された情報を受信する機能を有することになる。本形態においては、設置端末としてお客様端末4を構成要素としているが、お客様端末4を構成に入れない場合には、営業拠点端末3あるいは設置拠点端末7からお客様端末4で入力される情報を入力し、お客様端末4で受信する情報を受信するようにすればよい。
管理端末1は、所謂サーバーであって、情報管理プログラムが、このプログラムが記録された光ディクスなどの記録媒体16から、あるいはインターネットなどのネットワーク15経由でダウンロードされてインストールされる。この情報管理プログラムが管理端末1にインストールされると、管理端末1は、少なくとも、製品情報及び情報記録媒体情報を生産拠点端末2から受信するステップと、生産拠点端末2から受信した情報を記憶するステップと、顧客情報を設置端末18から受信するステップと、設置端末18から受信した情報を記憶するステップと、蓄積された情報に基づいてリサイクル拠点、または再生拠点を選定するステップと、少なくとも製品情報、及び/または、情報記録媒体情報を選定ステップで選定したリサイクル拠点、または再生拠点の端末に送信するステップを実行するように機能する。
図2に示すように、生産した製品20は、生産拠点から製品使用者となる顧客であるお客様へ納入される。納入後、ある期間使用されてお客様が不要になると、製品20や情報記録媒体21は、使用済製品20Aおよび使用済情報記録媒体21Aとなり、リサイクル拠点や再生拠点へと搬送手段となる回収車などに積載されて搬送されて回収される。リサイクル拠点や再生拠点では、使用済製品20Aや使用済情報記録媒体21Aを分解・分別し、再使用可能な部材や製品はリユース処理し、他の用途に再利用可能な部材や製品は再資源化処理し、どの用途にも再利用できない一部の部材等について廃棄処理を行っている。
管理端末1は、生産拠点端末2から送信される製品情報や情報記録媒体情報、設置端末18のうち、営業拠点端末3や設置拠点端末7から送信される顧客情報を受信する受信手段9と、生産拠点端末2から受信した情報を記憶する生産拠点記憶手段となる製品情報データベース(製品情報DB)8a、営業拠点端末3や設置拠点端末7から受信した情報を記憶する設置拠点記憶手段となる顧客情報データベース(顧客情報DB)8b、再生拠点端末5やリサイクル拠点端末6の固有情報が記憶されたリサイクル拠点記憶手段(以下「リサイクル拠点情報DB」と記す)8c、再生拠点端末5やリサイクル拠点端末6から送信される使用済製品20A及び/または使用済情報記録媒体21Aの再生やリサイクルに関する情報を記憶するリサイクル情報記憶手段(以下「リサイクル処理情報DB」と記す)8dで構成された情報格納部8と、情報格納部8に蓄積された情報に基づいてリサイクル拠点または再生拠点を選定する選定手段10と、少なくとも製品情報、及び/または情報記録媒体情報を、選定手段10で選定した再生拠点またはリサイクル拠点の再生拠点端末5またはリサイクル拠点端末6に送信する送信手段11を備えている。本形態では、1つの受信手段9で、生産拠点端末2及び設置端末18から送信される情報を受信するようにしたが、それぞれ個別に設ける形態としてもよい。
選定手段10は、受信手段9が設置端末18から情報を受信したときに、リサイクル拠点、または再生拠点を選定する機能を備えている。選定機能の形態には以下のものがある。
受信手段9が設置拠点端末7から使用済製品20Aに関する情報を受信したときに、リサイクル拠点、または再生拠点を選定する形態。
受信手段9が、製品20から取り外された情報記録媒体21Aに関する情報を受信したとき、リサイクル拠点を選定する形態。
受信手段9が、交換作業により製品20に装着した情報記録媒体21及び/または製品20に追加した情報記録媒体21に関する情報を受信したときに、リサイクル拠点または再生拠点を選定する形態。
受信手段9が、交換作業により装着された情報記録媒体21を備えた製品20、及び/または追加された情報記録媒体21を備えた製品20が使用済みとなった情報を受信したときに、リサイクル拠点または再生拠点を選定する形態。
生産拠点記憶手段となる製品情報DB8aには、製品20及び当該製品に装着されている単数あるいは複数の情報記録媒体21についての情報が製品情報と関連付けてデータテーブルとして記憶されて蓄積される。
管理端末1は、製品情報DB8aに蓄積された製品情報及び顧客情報DB8bに蓄積された顧客情報に基づいて一定期間後に使用済みとなる製品20に関する情報を抽出する抽出手段12を備えている。この抽出手段12は、製品20に装着されている情報記録媒体21の有無に応じて異なる情報を抽出するとともに、お客様の情報記録媒体処理証明の要求の有無に応じて異なる情報を抽出する。
管理端末1は、抽出手段12で抽出された情報を、送信手段11で設置端末18のうちお客様端末4に対して所定時間毎に情報送信を繰返し行う情報送信機能を有する。お客様端末4を備えていない場合には、営業拠点端末3または設置拠点端末7に対して所定時間毎に情報送信を繰返し行うようにすればよい。
管理端末1は、製品情報DB8aに蓄積された製品情報、情報記録媒体情報、及び顧客情報DB8bに蓄積された顧客情報に基づいて情報記録媒体21の処理証明書を生成する生成手段13を備えている。生成手段13は、顧客(お客様)の情報記録媒体処理証明の要求の有無に応じて情報記録媒体21の処理証明書を生成する。管理端末1は、顧客の情報記録媒体処理証明の要求の有無に応じて情報記録媒体21の処理完了結果を、少なくとも設置端末18のうちお客様拠点4に送信する送信手段を備えている。お客様端末4を備えていない場合には、営業拠点端末3または設置拠点端末7に対して送信するようにすればよい。本形態では、この送信手段は送信手段11で兼用するが、個別に設ける形態でも良い。
図3は、製品情報DB8aに設定されているデータテーブルの一例を示す。このテーブルには、製品情報、情報記録媒体情報、リサイクル情報が互いに関連付けて記憶される。データテーブルには、製品情報として、製品固有コード、品種名、製品の種類となる製品群などの入力欄が設定されていて、各入力欄に対して対応するデータが記憶されて蓄積されていく。
データテーブルには、情報記録媒体情報として、情報記録媒体21の装着の有無、情報記録媒体の点数(個数)、品種名、ロット番号、情報記録媒体の点数(交換情報)、交換後の情報記録媒体の品種名とロット番号、情報記録媒体の追加情報とその品種名とロット番号などの入力欄が設定されていて、各入力欄に対して対応するデータが記憶されて蓄積されていく。
データテーブルには、リサイクル情報として、回収時点での情報記録媒体の処理結果、リサイクル/再生拠点名、リサイクル/再生拠点の所在地、リサイクル/再生拠点への搬入日、使用済製品の処理開始日と処理担当者、回収した情報記録媒体の処理方法と処理開始日と処理担当者、処理前の各情報記録媒体の資料(写真等)、情報記録媒体の処理完了時(実施日)、情報記録媒体の処理証明資料(写真等)、使用済製品の処理完了日、使用済製品の用途、情報記録媒体の処理結果などの入力欄が設定されていて、各入力欄に対して対応するデータが記憶されて蓄積されていく。
図4は、顧客情報DB8bに設定されているデータテーブルの一例を示す。このテーブルには、お客様情報、販売/サービス情報、製品情報が互いに関連付けて記憶される。データテーブルには、お客様情報として、お客様固有コード、会社名、所在地、部署名、担当者とそのメールアドレス、情報記録媒体処理証明希望の有無、情報記録媒体希望処理方法、お客様専用ID情報などの入力欄が設定されていて、各入力欄に対して対応するデータが記憶されていく。お客様専用ID情報は、お客様端末4からのアクセス時に、不正アクセス防止とアクセスしたお客様端末4を特定するために用いるもので、お客様端末4をシステムとして備えていない場合には不要な項目となる。無論別な用途としてお客様専用ID情報を記憶させておいても構わない。
販売/サービス情報としては、販売会社固有コードと販売会社名、販売会社営業署名と担当者名、サービス会社固有コードとサービス会社、サービス会社営業所と担当者名、製品の設置日や設置時間、お客様訪問日(サービス交換日)とお客様訪問時間(サービス交換時間)、回収予定日と回収時間と回収業者、製品の総出力枚数と回収時点の情報記録媒体の処理結果などの入力欄が設定されていて、各入力欄に対して対応するデータが記憶されて蓄積されていく。製品情報としては、上述したように、製品固有コード、品種固有コードの入力欄が設定されていて、各入力欄に対して対応するデータが記憶されて蓄積されていく。これら販売/サービス情報は、営業拠点端末3や設置拠点端末7から入力される。
図5は、リサイクル拠点情報DB8cに設定されているデータテーブルの一例を示す。このテーブルには、再生拠点端末5やリサイクル拠点端末6の固有情報が互いに関連付けて記憶される。データテーブルには、固有情報として、各拠点の所在情報となる都道府県名、処理または再生対象の製品群、リサイクル処理方法、リサイクル/再生拠点名、リサイクル/再生拠点所在地などの入力欄が設定されていて、各入力欄に対して対応するデータが記憶されて蓄積されていく。
図6は、リサイクル処理情報DB8dに設定されているデータテーブルの一例を示す。このテーブルには、再生拠点端末5やリサイクル拠点端末6から送信される使用済製品20Aや使用済情報記録媒体21Aの再生やリサイクルに関する情報が互いに関連付けて記憶される。データテーブルには、再生やリサイクルに関する情報として、品種名、製品固有コード範囲、基準ТDV(基準総出力枚数)などの入力欄が設定されていて、各入力欄に対して対応するデータが記憶されて蓄積されていく。基準ТDVとは、再生/再資源化の判断の基準となるTDV(総出力枚数)を指し、対象となる品種が再資源化のみとなる場合は、例えば、基準TDVは「零」若しくは「1」等の任意の数字とする。
このような構成の情報管理システムにおける各端末並びに各端末が設置された拠点での処理の形態について、以下に順次説明する。
図7は、生産拠点端末2と管理端末1での処理フローを示す。同図において、ステップS101では、生産拠点端末2において、生産された製品20に関する製品情報及び製品20に装着されている情報記録媒体21に関する情報が入力される。製品情報としては、品種固有コード(品種番号等)、製品固有コード(製造機番、または、製造ロット番号)が入力され、情報記録媒体情報としては、情報記録媒体の有無、情報記録媒体の点数(有の場合)、各情報記録媒体の品種固有コード(品種番号等)、各情報記録媒体の製品固有コード(製造機番、または、製造ロット番号)の入力が行われる。
ステップS102では、入力された各情報を管理端末1に送信する送信処理が実行され、この処理により製品情報と情報記録媒体情報がネットワーク15を介して管理端末1に送信される。
ステップS101,102の実行に際し、生産拠点端末2の表示装置には、図8に示す入力雛形画面100が表示される。この入力雛形画面100には、製品情報、情報記録媒体情報、お客様情報を入力する入力欄101,102,103が表示されると共に、その下方に各種条件を選択するための選択ボタン群104と画面スクロールキー105,106が表示される。画面スクロールキー105は前ページまたは前行にスクロールさせるもので、画面スクロールキー106は、次ページまたは次行にスクロールされるものである。
この入力雛形画面100では、各ステップに該当するボタンを生産拠点端末2に接続されたマウスやキー操作でオペレータが選択して押すと、押されたボタンが強調されて入力項目が強調されて表示されることで、オペレータに対して表示された入力項目へのデータに入力が促される。そしてオペレータによりデータ入力が行われて、選択ボタン群104の登録ボタン107が操作されることで登録処理が完了する。この完了により、入力したデータが管理端末1に送信される。図8において※1は、選択ボタン群104の中の各ボタンの機能を説明した内容である。
図7のステップS103,ステップS104は、管理端末1側での処理を示す。ステップS103では、生産拠点端末2から送信された製品情報の受信処理が実行される。ステップS104では受信した製品情報を製品情報DB8aのデータテーブルへの格納が実行されて、この処理が終了する。
図9は、設置拠点端末7と管理端末1での処理フローを示す。図9のステップS201では、設置された製品20のお客様(顧客)情報、製品情報、販売/サービス情報が設置拠点端末7から、たとえば販社担当者によって入力される。
お客様情報としては、お客様固有コード、お客様の会社名、お客様の所在地、お客様の部署名、お客様の担当者、お客様のメールアドレスが入力される。製品情報としては、品種固有コード(品種番号等)、製品固有コード(製造機番、または、製造ロット番号)が入力されるが、品種固有コード(品種番号等)は省略してもよい。
販売/サービス情報としては、販売会社固有コード、販売会社名、販売会社営業所名、販売会社担当者、サービス会社固有コード、サービス会社、サービス会社営業所名、サービス会社担当者名、お客様への設置日、お客様への設置時間、お客様の使用満了回収予定日などの入力処理が行われる。
ステップS202では、入力された情報を管理端末1に送信する送信処理が実行される。この送信処理により、入力されたお客様(顧客)情報、製品情報、販売/サービス情報の各データが図1のネットワーク15を介して管理端末1に送信される。
ステップS201,202の実行に際し、設置拠点端末7の表示装置には、図10に示す入力雛形画面200が表示される。この入力雛形画面200には、お客様情報、販売/サービス情報、リサイクル情報を入力する入力欄201,202,203が表示されると共に、その下方に各種条件を選択するための選択ボタン群204と画面スクロールキー205,206が表示される。画面スクロールキー205は前ページまたは前行にスクロールさせるもので、画面スクロールキー206は、次ページまたは次行にスクロールされるものである。
この入力雛形画面200では、各ステップに該当するボタンを設置拠点端末7のマウスやキー操作でオペレータが選択して押すと、押されたボタンが強調されて入力項目が強調されて表示されることで、オペレータに対して表示された入力項目へのデータに入力が促される。そしてオペレータによりデータ入力が行われて、選択ボタン群204の登録ボタン207が操作されることで登録処理が完了するとともに、管理端末1に対して送信処理が実行される。図10において※1は、選択ボタン群204の中の各ボタンの機能を説明した内容である。なお、設置拠点端末7としては、バーコード読取り装置、ハンドヘルドコンピュータ等の小型情報端末、及び使用中の製品20(例えば画像形成装置等)自身を端末として活用する事も可能である。
図9のステップS203、ステップS204は、管理端末1側での処理を示す。ステップS203では、生産拠点端末7から送信された製品情報の受信処理が実行される。ステップS204では受信した製品情報を顧客情報DB8bのデータテーブルへの格納処理が実行され、この処理を終える。
図11は、情報記録媒体21のサービス交換時またはオプション装着時などの製品20に出荷時と異なる状態が発生したときの、管理端末1とリサイクル拠点端末6での処理フローを示す。なお、情報記録媒体21のオプション追加時の場合は、サービス交換時に発生する「製品20から取り外された情報記録媒体」は存在しないので、交換前の製品20から取り外された情報記録媒体についての情報は不要となる。
図11のステップS301では、交換されて新規に使用中の製品20に装着された情報記録媒体21とその製品情報、製品20から取り外された情報記録媒体情報、お客様(顧客)情報、販売/サービス情報の入力処理が設置拠点端末7(営業拠点端末3)で行われる。
製品情報としては、製品固有コード(製造機番、または、製造ロット番号)や品種固有コード(品種番号等)が設置拠点端末7から入力される。
情報記録媒体情報としては、情報記録媒体21の点数、交換前の各情報記録媒体の品種固有コード(品種番号等)、交換前の各情報記録媒体の製品固有コード(製造機番、または、製造ロット番号)、交換(オプション追加)後の情報記録媒体21の点数、交換(オプション追加)後の各情報記録媒体の品種固有コード(品種番号等)、交換(オプション追加)後の各情報記録媒体の製品固有コード(製造機番、または、製造ロット番号)などが入力される。
お客様情報としては、お客様固有コード、販売/サービス情報、販売会社固有コード、サービス会社固有コード、サービス会社担当者名、お客様訪問日(サービス交換日)、お客様訪問時間(サービス交換時間)が入力される。販売会社固有コード、サービス会社固有コードが、ステップS201で既に入力されている場合にはこれら情報の入力は省略することができる。ステップS302では、入力された情報を管理端末1に送信する送信処理が実行される。この送信処理により、入力されたデータが図1のネットワーク15を介して管理端末1に送信される。
上記情報のうち、品種固有コード(品種番号等)、情報記録媒体の点数、交換前の各情報記録媒体の品種固有コード(品種番号等)、交換前の各情報記録媒体の製品固有コード(製造機番、または、製造ロット番号)、販売会社固有コード、サービス会社固有コード、サービス会社担当者名などは、その入力を省略してもよい。但し、これらの項目の再入力を行うことで、最初に入力した情報内容との照合が可能となり、抜取り等の不正行為の確認を容易に行うことができ、その結果、情報記録媒体21の輸送管理の徹底を図る事が可能となる。
ステップS303〜ステップ308は、管理端末1での処理を示す。ステップS303では、設置拠点端末7(営業拠点端末3)から送信された各種情報の受信処理が実行される。ステップS304では、受信した情報のうち、製品情報(製品情報+情報記録媒体情報)が製品情報DB8aのデータテーブルに格納処理される。ステップS305では(製品情報+お客様情報)が顧客情報DB8bのデータテーブルへ格納処理される。ステップS306では、顧客情報DB8bからお客様情報を参照する。ステップS307では、さらにお客様情報(例:お客様の所在地)からリサイクル処理拠点情報DB8cを参照して、交換されて取り外された使用済情報記録媒体21Aのリサイクル拠点が選定され、ステップS308において、選定結果がリサイクル拠点端末6に送信手段11、ネットワーク15を介して送信される送信処理が実行される。ステップS309では、管理端末1の送信手段11、ネットワーク15を介して送信された情報がリサイクル拠点端末6による受信処理が行われて、この処理が終了する。
このような構成とすると、選定手段10は、受信手段9が設置拠点端末7(営業拠点端末3)から情報を受信したときに、リサイクル拠点を選定するので、使用済製品20Aや、それに装着されている使用済情報記録媒体21Aを確実かつ適正に処理することができる。
また、サービス交換時に交換された交換後の情報記録媒体21等の部品・ユニット類の情報、若しくは、オプション追加時に追加された情報記録媒体等の部品・ユニット等の情報が確実に製品情報DB8aに反映されるので、その製品が将来使用済となった時に、当該製品20Aに装着されている情報記録媒体21Aの情報処理結果の証明をより高い信頼度で元製品使用者(お客様)等に提供することができる。
サービス交換時に交換されて取り外されて使用済となった情報記録媒体21Aについても、その情報記録媒体21Aがリサイクル拠点または再生拠点に到着する前に、情報記録媒体21Aの情報をリサイクル拠点端末6若しくは再生拠点端末5に送付することができるため、リサイクル拠点端末6または再生拠点端末5では、情報記録媒体21Aの処理や、処理証明のための事前準備や計画等を前もって立案することができるとともに、後述する情報記録媒体21Aの処理証明の発行をより迅速に行うことも可能となる。
使用済となった情報記録媒体21Aの引取時に、使用済情報記録媒体21Aの情報から、リサイクル拠点または再生拠点の選定を行うことができる。このため、報記録媒体21Aがリサイクル拠点または再生拠点に到着する前に、情報記録媒体21Aの情報をリサイクル拠点端末7若しくは再生拠点端末5に送付することができるため、不法投棄、横流し等の不正な行為の確認を容易に行うことができ、結果、使用済情報記録媒体21Aの輸送管理の徹底を図ることが可能となる。又、情報記録媒体21Aの処理証明の発行をより確実に、また高い信頼性の下で、行うことも可能となる。
さらに、製品20を使用しているお客様の所在地で発生するフロッピー(登録商標)ディスク(FD)、光磁気記憶装置であるミニディスク(MD)等の携帯可能な情報記録媒体の情報管理についても、(それらの情報記録媒体に対して製品固有コード(機番等)に相当する新たなコードを設定することで、)併せて実施する事ができ、お客様への新たなサービスを提供することが可能となると同時に、お客様の利便性の向上も図る事ができる。
図12は、営業拠点端末3と管理端末1での処理フローを示す。
ステップS401では、管理端末1において、製品情報(例:製品固有コード)とお客様情報(例:お客様固有コードと回収予定日)から製品情報DB8aと顧客情報DB8bを参照して、各営業拠点端末3が該当する一定期間後(n)に終了予定を迎える設置(稼動)中の製品(※2)のお客様情報と製品情報を抽出手段12で抽出する。※2は、情報記録媒体21が装着されている製品のみを対象とすることもでも構わない。
ステップS402では、送信手段11、ネックワーク15を介して抽出結果を各営業拠点端末3に送信する処理を行い、ステップS404に進む。ステップS404では、所定時間が経過したか否かを判断し、所定時間が経過している場合には再度ステップS401に戻る。ここでの所定時間とは、使用限界が近づいている製品を定期的に抽出するため、週次、月次等の所定単位で定期的に抽出を行うものとする。
ステップS402で送信された抽出結果は、ステップS403において営業拠点端末3により受信され、ステップS405に進む。ステップS405では、営業拠点端末3から抽出されたお客様に、下記例の情報が記載された引取予定情報(例:お客様情報カード)を送付する処理が行われる。
お客様情報カードに記入可能な情報は、回収希望日A(お客様入力項目)、回収予定日、お客様情報として、お客様固有コード(省略可)、お客様の会社名、お客様の所在地、お客様の部署名、お客様の担当者、お客様のメールアドレスがある。また、製品情報として、品種固有コード(品種番号等)、製品固有コード(製造機番、または製造ロット番号)がある。情報記録媒体情報として、情報記録媒体21の有無と、有の場合は情報記録媒体21の点数、有の場合には、情報記録媒体21の処理(結果)証明希望の有無(お客様入力項目)、希望有の場合は処理方法の選択がある。
このような引取予定情報(例:お客様情報カード)は、お客様に対してファクシミリや郵送、あるいはお客様端末4を有する場合には、その端末に対して送られ、必要事項が記入または入力されて営業拠点で回収または営業拠点端末3で受信する。
ステップS406では、営業拠点端末3でお客様情報カードの入力処理が実行される。ここでは、お客様入力(要望)項目の入力(入力者:販社担当者を想定)、お客様情報として、回収希望日A、情報記録媒体21の処理(結果)証明希望の有無、情報記録媒体21の希望処理方法などが入力される。このような情報が営業拠点端末3から入力されると、ステップS407において、入力されたお客様情報カードの情報が、営業拠点端末3から管理端末1に送信される処理が実行される。管理端末1では、ステップS408において営業拠点端末3から送信された情報を受信手段9で受信処理するとともに、ステップS409において、受信した情報を顧客情報DB8bへ格納して、この処理が終了する。
このように、管理端末1は、ステップS402,403で示すように所定時間ごとに営業拠点端末3への通知を複数回に分けて行うので、お客様への満了予定日の通知をより確実に行う事ができる。
情報記録媒体21が装着されていない製品20を使用しているお客様には、情報記録媒体21に関する情報を提供しないため、製品20を使用されているお客様に対する不要な混乱や心配等を防ぐことができる。
お客様が情報記録媒体21の処理(結果)証明を希望する場合にのみ、確認、問合せ用のIDとパスワードを発行することで、生成するIDとパスワードの数を減らす事ができ、不要なIDやパスワードの生成を抑制することができる。
営業拠点端末3では、回収(使用満了日)前に、お客様への情報記録媒体21の処理証明希望有無の確認、及び、処理方法の確認を行うことができるので、製品20に装着されている情報記録媒体21の引取り(※3)、及び情報記録媒体21のオンサイト処理(※4)を希望するお客様へのニーズに対して、より確実、かつ、迅速に応えることができるようになる。
営業拠点端末3では、回収(使用満了日)前に、お客様への情報記録媒体21の処理証明希望有無の確認、及び、処理方法の確認を行うことができるので、製品20に装着されている情報記録媒体21の引取り(※3)、及び情報記録媒体21のオンサイト処理(※4)を希望するお客様のための事前準備や計画等を事前に、かつ、効率的に立案することが可能となる。
※3は、お客様の前で、製品20からHDD等の情報記録媒体21を取り外して、相手に渡し、必要に応じて処理証明書を発行することを指し、※4は、お客様の前で、製品20からHDD等の情報記録媒体21を取り外して、情報記録媒体21の情報破壊処理(情報記録媒体21への傷入れや物理的破壊等)を行い、必要に応じて処理証明書を発行することを指す。
この形態では、引取予定情報は、葉書等の送付手段によりお客様に送付することとしているが、引取り予定情報の送付の手段としては、本方法に限定されず、お客様端末4に送信する等の方法も選択することができる。
図13は、図12で情報記録媒体の処理(結果)証明を希望されたお客様に、新たな引取予定情報を再度送付する場合の処理フローを示す。図12とは、その他情報として、お客様問い合わせ用URL、お客様専用ID、お客様専用パスワードを発行している点が、主に異なっている。図13において、ステップS4010では、管理端末1において、製品情報(例:製品固有コードと情報記録媒体有)とお客様情報(例:お客様固有コードと回収予定日と情報記録媒体処理証明希望有)から製品情報DB8aと顧客情報DB8bを参照して、各営業拠点が該当する一定期間後(n'<n)に終了予定を迎える設置(稼動)中のうち、情報記録媒体21が装着されている製品20のお客様情報と製品情報を抽出する。なお、図13の処理は、図12の処理よりも後になるものとする。
ステップS4020では、送信手段11、ネックワーク15を介して抽出結果を各営業拠点端末3に送信する処理を行い、ステップS4040に進む。ステップS4040では、所定時間が経過したか否かを判断し、所定時間が経過している場合には再度ステップS4010に戻る。ここでの所定時間とは、使用限界(使用満了)が近づいている製品を定期的に抽出するため、週次、月次等の所定単位で定期的に抽出を行うものとする。
ステップS4020で送信された抽出結果は、ステップS4030において営業拠点端末3により受信され、ステップS4050に進む。ステップS4050では、営業拠点端末3から抽出されたお客様に、下記例の情報が記載された引取予定情報(例:お客様情報カード)を送付する処理が行われる。
お客様情報カードに記入可能な情報は、回収希望日B(お客様記入項目):図5Aで入力済みの場合は省略可能、回収予定日、お客様情報として、お客様固有コード(省略可)、お客様の会社名、お客様の所在地、お客様の部署名、お客様の担当者、・お客様のメールアドレスがある。ここで回収希望日Bの意味合いは、以前記入した回収希望日Aと異なる日を希望されるお客様がいる事を想定し、この時点でも改めて回収希望日を入力できるようにしたもので、回収希望日A、回収希望日Bと分けている。また、製品情報としては、品種固有コード(品種番号等)、製品固有コード(製造機番、または、製造ロット番号)があり、情報記録媒体情報としては、情報記録媒体の品種固有コード(品種番号等)、情報記録媒体の製品固有コード(製造機番、または、製造ロット番号)がある。また、その他情報として、お客様確認(問合せ)用URL、お客様専用ID、お客様専用パスワードがある。
このような引取予定情報(例:お客様情報カード)は、お客様に対してファクシミリや郵送、あるいはお客様端末4を有する場合には、その端末に対して送られ、必要事項が記入または入力されて営業拠点で回収または営業拠点端末3で受信する。
ステップS4060では、営業拠点端末3でお客様情報カードの入力処理が実行される。ここでは、お客様入力(要望)項目の入力が入力者として販社担当者により行われる。お客様情報としては、回収希望日B、情報記録媒体21の処理(結果)証明希望の有無、情報記録媒体21の希望処理方法などが入力される。なお、情報記録媒体21の処理(結果)証明希望の有無と、情報記録媒体21の希望処理方法については、前ステップで入力されているので、ここでは省略して回収希望日Bのみとした。これは、処理(結果)証明を希望されたお客様でも、この時点で、処理(結果)証明を希望しないに変更するケース、又、引き続き処理(結果)証明を希望される場合でも、以前の回答とは異なる処理方法を希望されるお客様も想定されるためであるが、情報記録媒体21の処理(結果)証明希望の有無と、情報記録媒体21の希望処理方法を再度入力するようにしてもよい。このような情報が営業拠点端末3から入力されると、ステップS4070において、入力されたお客様情報カードの情報が、営業拠点端末3から管理端末1に送信される処理が実行される。管理端末1では、ステップS4080において営業拠点端末3から送信された情報を受信手段9で受信するとともに、ステップS4090において、受信した情報を顧客情報DB8bへ格納して、この処理を終了する。
なお、図12の処理フローと図13の処理フローの双方を行う場合、図12において既に必要な情報が管理端末1から顧客情報DB8bに記憶されているので、すなわち、お客様が特に変更を希望しない場合は、お客様からの回答が発生せず、この場合には、ステップS4060〜S4090のフローは発生しないので、省略する事も可能である。
このように、管理端末1は、ステップS4020,S4040で示すように、所定時間ごとに営業拠点端末3への通知を複数回に分けて行うので、お客様への満了予定日の通知をより確実に行う事ができる。
情報記録媒体21が装着されていない製品20を使用しているお客様には、情報記録媒体21に関する情報を提供しないため、製品20を使用されているお客様に対する不要な混乱や心配等を防ぐことができる。
お客様が情報記録媒体21の処理(結果)証明を希望する場合にのみ、確認、問合せ用のIDとパスワードを発行することで、生成するIDとパスワードの数を減らす事ができ、不要なIDやパスワードの生成を抑制することができる。
営業拠点端末3では、回収(使用満了日)前に、お客様への情報記録媒体21の処理証明希望有無の確認、及び、処理方法の確認を行うことができるので、製品20に装着されている情報記録媒体21の引取り(※3)、及び情報記録媒体21のオンサイト処理(※4)を希望するお客様へのニーズに対して、より確実、かつ、迅速に応えることができるようになる。
営業拠点端末3では、回収(使用満了日)前に、お客様への情報記録媒体21の処理証明希望有無の確認、及び、処理方法の確認を行うことができるので、製品20に装着されている情報記録媒体21の引取り(※3)、及び情報記録媒体21のオンサイト処理(※4)を希望するお客様のための事前準備や計画等を事前に、かつ、効率的に立案することが可能となる。
※3は、お客様の前で、製品20からHDD等の情報記録媒体21を取り外して、相手に渡し、必要に応じて処理証明書を発行することを指し、※4は、お客様の前で、製品20からHDD等の情報記録媒体21を取り外して、情報記録媒体21の情報破壊処理(情報記録媒体への傷入れや物理的破壊等)を行い、必要に応じて処理証明書を発行することを指す。
この形態では、引取予定情報は、葉書等の送付手段によりお客様に送付することとしているが、引取り予定情報の送付の手段としては、本方法に限定されず、お客様端末4に送信する等の方法も選択することができる。
図14は、設置拠点端末7と管理端末1と再生拠点端末5及びリサイクル拠点端末6での処理フローを示す。ステップS501,S502は、設置拠点端末7での処理を示すものである。ステップS501では、回収するまたは回収した製品20,20Aに関する販売/サービス情報、お客様(顧客)情報、製品情報、情報記録媒体情報の入力が実行される。販売/サービス情報としては、回収日、回収時刻、回収者、TDV(総出力枚数)があり、お客様情報としては、お客様固有コードがある。製品情報としては、品種固有コード(品種番号等):省略可、製品固有コード(製造機番、または、製造ロット番号)があり、情報記録媒体情報としては、回収時点の情報記録媒体の処置結果(※5)がある。ここで回収時点の情報記録媒体の処置結果は、情報記録媒体情報ではなく、販売/サービス情報でもよい。※5は、お客様への引渡し、オンサイトでの処理、製品毎引取り等が挙げられる。ステップS502では、設置拠点端末7から入力されたデータがネットワーク15を介して管理端末1に送信される。
ステップS503〜ステップ308は、管理端末1での処理を示す。ステップS503では、設置拠点端末7から送信された各種情報の受信処理が実行される。ステップS504では、受信した情報のうち、(製品情報+販売/サービス情報+お客様情報)が、顧客情報DB8bへ格納処理され、ステップS505では、(製品情報+情報記録媒体情報)が製品情報DB8aへ格納処理される。
ステップS506では、製品情報(品種固有コード、製品固有コード)と販売/サービス情報(TDV(総出力枚数))から、顧客情報DB8bとリサイクル処理情報DB8dを参照して、リサイクル処理方法(再資源化処理、再生機として活用等)が選定される。ステップS507では、お客様情報(例:お客様所在地)とリサイクル処理方法から、リサイクル処理拠点DB8cを参照して、リサイクル拠点または再生拠点を選定する。ステップS508では、選定結果が再生拠点端末5またはリサイクル拠点端末6に送信手段11、ネットワーク15を介して選定結果が送信される送信処理が実行される。ステップS509では、管理端末1の送信手段11、ネットワーク15を介して送信された情報に対する、再生拠点端末5またはリサイクル拠点端末6による受信処理が行われて、この処理が終了する。ステップS506では、リサイクル処理方法を選定するのに、TDV(総出力枚数)を用いたが、基準に基づき、使用済となった製品20Aの用途を決定してもよい。
このような処理を行うことで、使用済製品20Aがリサイクル拠点または再生拠点に到着する前に、使用済製品20Aの情報を再生拠点端末5またはリサイクル拠点端末6に送付することができる。このため、リサイクル拠点または再生拠点では、使用済製品20Aの分解・分別、リサイクル、再生等のための準備や計画、特に、使用済情報記録媒体21Aの処理や処理証明のための準備や計画等を前もって立案することが可能となるとともに、情報記録媒体21Aの処理証明の発行をより迅速に行うことも可能となる。
使用済となった製品の引取時に使用済製品20Aの情報から、リサイクル拠点または再生拠点の選定を行うことができる。また、使用済製品20Aがリサイクル拠点または再生拠点に到着する前に、使用済製品の情報をリサイクル拠点端末6または再生拠点端末5に送付することができるため、不法投棄、横流し、情報記録媒体等の部品・ユニット類の抜取り等の不正な行為の確認を容易に行う事ができ、この結果、使用済製品20の輸送管理の徹底を図ることが可能となる。さらに、情報記録媒体21Aの処理証明の発行をより確実に、また高い信頼性の下で、行うことも可能となる。
図15は、お客様端末4と管理端末1での処理フローを示す。ステップS601では、事前に提供された、お客様確認(問合せ)用URL、お客様専用ID、お客様専用パスワードなどがお客様端末4から入力されて、管理端末1にネットワーク15を介して送信される。ステップS602では、お客様端末4から入力された情報を、ネットワーク15、受信手段9を介して管理端末1が受信してステップS603に進む。ステップS603では、顧客情報DB8bを参照して受信した情報の照合を実施し、ステップS604で照合結果が判定される。ここで、照合が一致している場合にはステップS607に進み、一致していなければステップS605に進む。ステップS605では、照合結果(照合が一致しない旨)をお客様端末4に送信手段11、ネットワーク15を介して送信し、ステップS606において送信された照合結果をお客様端末4が受信する。受信後はステップS601に戻り、再度、お客様確認(問合せ)用URL、お客様専用ID、お客様専用パスワードの入力をお客様端末4に促す。
一方、ステップS607では、お客様専用IDに対応する製品情報(例:製品固有コード)から製品情報DB8aを参照して、情報記録媒体21の処理結果を抽出し、ステップS608に進む。処理結果としては、例えばお客様へ引渡し完了、オンサイトでの処理完了、未処理、・・方法により処理予定、・・方法により処理完了である。
ステップS608では、抽出結果をお客様端末4に送信手段11、ネットワーク15を介して送信する。ステップS609では、送信された抽出結果をお客様端末4が受信して、この処理を終える。
図16は図15のステップS601でお客様端末4の表示装置に表示されるログイン画面300を示す。このログイン画面300には、お客様専用IDとパスワードの入力欄301,302と、その情報を送信するためのログインボタン303が表示され、ログインボタン303がお客様端末4のオペレータにより操作されることで、入力情報が管理端末1へ送信される。
図17は、図15のステップS609でのお客様端末4の表示装置に表示される確認画面310を示す。確認画面310には、製品名、機番、情報記録媒体21(HDD)のロット番号、処理状況が表示される表示欄311〜314と、表示内容確認後に押すことで画面を閉じる確認ボタン315が表示される。お客様端末4では、この画面を確認することで、使用済製品20Aや使用済情報記録媒体21Aの状況をリアルタイムで確認することができる。
図15の処理では、お客様端末4から管理端末1にアクセスして、使用済製品20Aや使用済情報記録媒体21Aの状況を確認するようにしたが、営業拠点端末3あるいは設置拠点端末7から管理端末1へアクセスしても使用済製品20Aや使用済情報記録媒体21Aの状況をリアルタイムで確認することができる。営業拠点端末3やお客様端末4としては、コンピュータ、携帯電話のような情報通信と情報処理機能を備えた情報通信器機が挙げられる。特に、営業拠点では、携帯端末から管理端末1にアクセス可能とすることで、営業先のお客様からの問い合わせに迅速に対応することができる。
図18は、再生拠点端末5とリサイクル拠点端末6と管理端末1での処理フローを示す。この処理は、情報記録媒体の処理:方法Aの場合である。方法Aとは、使用済製品20Aに情報記録媒体21Aに装着された状態で送付されたときの方法である。
再生拠点端末5またはリサイクル拠点端末6では、ステップS701において、送付された使用済製品20Aに関する製品情報、情報記録媒体情報、リサイクル情報の入力が行われる。
製品情報としては、品種固有コード(品種番号等):省略可、製品固有コード(製造機番、または、製造ロット番号)を入力し、情報記録媒体情報としては、情報記録媒体21Aの点数、各情報記録媒体の品種固有コード(品種番号等):省略可、各情報記録媒体の製品固有コード(製造機番、または、製造ロット番号):省略可を入力する。リサイクル情報としては、リサイクル/再生拠点名、リサイクル/再生拠点所在地、リサイクル/再生拠点への搬入日、使用済製品の処理開始日、使用済製品の処理担当者、各情報記録媒体の処理方法、各情報記録媒体の処理開始日、各情報記録媒体の処理担当者、処理前の各情報記録媒体の資料(写真等)を入力する。
次にステップS702において、ステップS701で入力した情報がネットワーク15を介して管理端末1へ送信される。ステップS703では、ネットワーク15、受信手段9を介して、再生拠点端末5またはリサイクル拠点端末6から送信された情報を受信する。そして、ステップS704において、受信した情報を製品情報DB8aへ格納して、この処理を終える。
その後、再生拠点では、送付された情報記録媒体21A含む使用済製品20Aの分解・分別、洗浄、組立等の再生準備と、情報記録媒体21Aの情報消去処理及び処理した情報記録媒体21Aの処理証明書の発行準備等を実施する。
その後、リサイクル拠点では、送付された情報記録媒体21A含む使用済製品20Aの分解・分別及びリサイクル処理準備と、情報記録媒体21Aの情報消去処理及び処理した情報記録媒体21Aの処理証明書の発行準備等を実施する。
図19は、リサイクル拠点端末6と管理端末1での処理フローを示す。この処理は、情報記録媒体の処理:方法Bの場合である。方法Bとは、情報記録媒体21Aが単体で送付されたときの方法である。
リサイクル拠点端末6では、ステップS801において、送付された情報記録媒体21Aに関する情報記録媒体情報、リサイクル情報の入力を行う。情報記録媒体情報として、各情報記録媒体の品種固有コード(品種番号等):省略可、各情報記録媒体の製品固有コード(製造機番、または、製造ロット番号)を入力処理し、リサイクル情報として、リサイクル/再生拠点名、リサイクル/再生拠点所在地、リサイクル/再生拠点への搬入日、各情報記録媒体の処理方法、各情報記録媒体の処理開始日、各情報記録媒体の処理担当者、処理前の各情報記録媒体の資料(写真等)が入力される。
次にステップS802において、ステップS801で入力された情報がネットワーク15を介して管理端末1へ送信される。ステップS803では、ネットワーク15、受信手段9を介して、リサイクル拠点端末6から送信された情報を受信し、ステップS804において、受信した情報を製品情報DB8aへ格納して、この処理を終える。
このように、リサイクル拠点端末6から情報を入力する場合、リサイクル拠点では、送付された情報記録媒体21Aの情報消去処理及び処理した情報記録媒体21Aの処理証明書の発行準備等を実施することができる。
図20は、再生拠点端末5とリサイクル拠点端末6と管理端末1と設置拠点端末7での処理フローを示す。この処理は、情報記録媒体の処理結果の入力:方法Aの場合である。方法Aとは、使用済製品20Aに情報記録媒体21Aが装着された状態で送付されたときの方法である。
再生拠点端末5またはリサイクル拠点端末6では、ステップS901において、送付された使用済製品20に関する製品情報、情報記録媒体情報、リサイクル情報の入力が行われる。ここでは、製品情報として、品種固有コード(品種番号等):省略可、製品固有コード(製造機番、または、製造ロット番号)を入力し、情報記録媒体情報として、情報記録媒体の品種固有コード(品種番号等):省略可、情報記録媒体の製品固有コード(製造機番、または、製造ロット番号):省略可を入力し、リサイクル情報として、情報記録媒体の処理完了(実施)日、情報記録媒体の処理結果、情報記録媒体の処理証明資料(写真等)、使用済製品の処理完了日、使用済製品の用途(製品として再使用、マテリアルリサイクル等)が入力される。
ステップS902において、ステップS901で入力した内容がネットワーク15を介して管理端末1へ送信される。ステップS903では、ネットワーク15、受信手段9を介して、再生拠点端末5またはリサイクル拠点端末6から送信された情報を管理端末1が受信し、ステップS904において、製品情報DB8aへ受信した情報を格納する。
ステップS905では、製品情報(例:製品固有コードと処理した情報記録媒体の製品固有コード)とお客様情報(例:お客様コード)から、製品情報DB8aと顧客情報DB8bを参照して、情報記録媒体21Aを搭載した製品20Aを使用していたお客様の、情報記録媒体の処理証明希望の有無を抽出し、ステップS906へ進む。
ステップS906では、お客様の処理証明希望の有無を判断し、希望がなければこの処理を終了する。一方、お客様の処理証明希望がある場合には、ステップS907に進んで製品情報(例:処理した情報記録媒体の製品固有コード)とお客様情報(例:お客様コード)から、製品情報DB8aと顧客情報DB8bを参照して、情報記録媒体21Aの処理(結果)証明書を生成する。
情報記録媒体の処理結果証明書に記載する項目としては、例えば、下記項目が挙げられる。
<お客様情報>
・お客様固有コード・お客様の会社名・お客様の所在地・お客様の部署名・お客様の担当者・お客様のメールアドレス
<製品情報>
・品種固有コード(品種番号等)・製品固有コード(製造機番、または、製造ロット番号)
<情報記録媒体情報>
・情報記録媒体の有無と、有の場合は情報記録媒体の点数・各情報記録媒体の品種固有コード(品種番号等)・各情報記録媒体の製品固有コード(製造機番、または、製造ロット番号)
<リサイクル情報>
・リサイクル/再生拠点名・情報記録媒体の処理方法・情報記録媒体の処理完了(実施)日
・情報記録媒体の処理結果
・情報記録媒体の処理証明資料(写真等)・使用済製品の処理完了日・使用済製品の用途(製品として再使用、マテリアルリサイクル等)
また、この時の情報記録媒体21Aの処理証明資料としては、使用済製品20Aの製品固有コード(機番等)と処理後の情報記録媒体21Aの品種固有コード(品種番号等)、及び/または、製品固有コード(ロット番号等)が一対で収容(収録、撮影)されていることが、その情報記録媒体21Aが、使用済となった製品20Aに装着されていた情報記録媒体であることをより確実に証明することができるという点において、より好ましい。ステップS908では、情報記録媒体21Aの処理完了結果を設置拠点端末7に送信してこの処理を終える。
ここで、特にステップS901において、情報記録媒体21Aの処理証明資料の管理名称(ファイル名等)として、情報記録媒体21若しくは情報記録媒体21が搭載されていた製品20の固有コード(機番等)を用いることで、より迅速な処理証明資料の検索を可能にすることができる。ステップS901での情報記録媒体21Aの処理証明資料については、お客様が処理証明を希望される場合にのみ、準備するようにしてもよい。
情報記録媒体21Aの処理証明を希望しているお客様に対してのみ、処理証明書を発行する事で、不要な処理証明書の発行を防ぐことができると共に、発行した証明書の管理も効率的に行うことができる。また、情報記録媒体処理証明の発行業務の負荷を低減することも可能となる。
情報記録媒体21Aの処理完了後、処理証明を希望しているお客様に対して、そのお客様端末4に処理完了結果を送信することで、設置拠点からお客様に情報記録媒体21Aの処理結果を知らせることができる。また、お客様が情報記録媒体21Aの処理証明を希望していたことを忘れていた場合でも、情報記録媒体21Aの処理完了後、その処理完了結果をお客様端末4あるいは営業拠点端末3または設置拠点端末7に送信する事で、お客様に対して、情報記録媒体21Aの処理結果を確実に連絡することができる。
図21は、リサイクル拠点端末6と管理端末1とお客様端末4での処理フローを示す。この処理は、情報記録媒体の処理結果の入力:方法Bの場合である。方法Bとは、情報記録媒体21Aが単体で送付されたときの方法である。
リサイクル拠点端末6では、ステップS1001において、送付された情報記録媒体21Aに関する情報記録媒体情報、リサイクル情報の入力を行う。情報記録媒体情報としては、情報記録媒体の品種固有コード(品種番号等):省略可、情報記録媒体の製品固有コード(製造機番、または、製造ロット番号)を入力し、リサイクル情報としては、情報記録媒体の処理完了(実施)日、情報記録媒体の処理結果、情報記録媒体の処理証明資料(写真等)を入力する。
次にステップS1002において、ステップS1001で入力した内容がネットワーク15を介して管理端末1へ送信される。ステップS1003では、ネットワーク15、受信手段9を介してリサイクル拠点端末6から送信された情報を管理端末1が受信し、ステップS1004において、受信した情報を製品情報DB8aへ格納する。
ステップS1005では、情報記録媒体情報(例:処理した情報記録媒体の製品固有コード)と製品情報(例:製品固有コード)とお客様情報(例:お客様コード)から、製品情報DB8aと顧客情報DB8bを参照して、交換した情報記録媒体21Aを搭載した製品20Aを使用しているお客様の情報記録媒体21Aの処理証明希望の有無を抽出し、ステップS1006へ進む。
ステップS1006では、お客様の処理証明希望の有無を判断し、希望がなければこの処理を終了する。一方、お客様の処理証明希望がある場合には、ステップS1007に進んで、製品情報(例:処理した情報記録媒体の製品固有コード)とお客様情報(例:お客様コード)から、製品情報DB8aと顧客情報DB8bを参照して、情報記録媒体21Aの処理(結果)証明書を生成する。
情報記録媒体21Aの処理結果証明書に記載する項目としては、例えば、下記項目が挙げられる。
<お客様情報>
・お客様固有コード・お客様の会社名・お客様の所在地・お客様の部署名・お客様の担当者・お客様のメールアドレス
<製品情報>
・品種固有コード(品種番号等)・製品固有コード(製造機番、または、製造ロット番号)
<情報記録媒体情報>
・情報記録媒体の有無と、有の場合は情報記録媒体の点数・各情報記録媒体の品種固有コード(品種番号等)・各情報記録媒体の製品固有コード(製造機番、または、製造ロット番号)
<リサイクル情報>
・リサイクル/再生拠点名・情報記録媒体の処理方法・情報記録媒体の処理完了(実施)日
・情報記録媒体の処理結果
・情報記録媒体の処理証明資料(写真等)・使用済製品の処理完了日・使用済製品の用途(製品として再使用、マテリアルリサイクル等)
また、この時の情報記録媒体21Aの処理証明資料としては、使用済製品20Aの製品固有コード(機番等)と処理後の情報記録媒体21Aの品種固有コード(品種番号等)、及び/または、製品固有コード(ロット番号等)が一対で収容(収録、撮影)されていることが、その情報記録媒体21Aが、使用済となった製品20Aに装着されていた情報記録媒体であることをより確実に証明することができるという点において、より好ましい。
ステップS1008では、情報記録媒体21Aの処理完了結果を設置拠点端末7に送信してこの処理を終える。
ここで、特にステップS1001において、情報記録媒体21Aの処理証明資料の管理名称(ファイル名等)として、情報記録媒体21若しくは情報記録媒体が搭載されていた製品20の固有コード(機番等)を用いることで、より迅速な処理証明資料の検索を可能にすることができる。ステップS1001での情報記録媒体21Aの処理証明資料については、お客様が処理証明を希望される場合にのみ、準備するようにしてもよい。
情報記録媒体21Aの処理証明を希望しているお客様に対してのみ、処理証明書を発行する事で、不要な処理証明書の発行を防ぐことができると共に、発行した証明書の管理も効率的に行うことができる。また、情報記録媒体処理証明の発行業務の負荷を低減することも可能となる。
情報記録媒体21Aの処理完了後、処理証明を希望しているお客様に対して、そのお客様に対応する設置拠点端末7に処理完了結果を送信することで、管理端末1からお客様に情報記録媒体の処理結果を知らせることができる。また、お客様が情報処理記録媒体の処理証明を希望していたことを忘れていた場合でも、情報記録媒体の処理完了後、その処理完了結果を設置拠点端末7に送信する事で、お客様に対して、情報記録媒体21Aの処理結果を確実に連絡することができる。特にお客端末に対しては、お客情報として予めメールアドレスを入力しておくことで、情報記録媒体21Aの処理完了後、処理証明を希望しているお客様に対して、その処理完了結果をお客様端末に送信することができ、お客様がお客様端末4で情報記録媒体の処理結果を逐一確認する手間を減らすことができ、お客様の利便性を向上させることができる。
図20,図21の処理では、情報記録媒体21Aの処理完了結果を管理端末1からお客様端末4に送信してお客様に届くようにしたが、管理端末1から営業拠点端末3あるいは設置拠点端末7に対して情報記録媒体21Aの処理完了結果を送信するようにしても良い。なお、情報記録媒体21Aの処理完了結果の送信形態としては、ネットワーク15経由による送信に限定されるものではなく、葉書等での手段も可能である。
図22は、お客様端末4と管理端末1での処理フローを示す。ステップS1101では、事前に提供された、お客様確認(問合せ)用URL、お客様専用ID、お客様専用パスワードなどがお客様端末4から入力されて、管理端末1に送信される。ステップS1102では、入力された情報を、管理端末1がネットワーク15、受信手段9を介して受信してステップS1103に進む。ステップS1103では、管理端末1が顧客情報DB8bを参照して受信した情報の照合を実施し、ステップS1104で照合結果が判定される。ここで、一致している場合には、ステップS1107に進み、一致していなければステップS1105に進む。ステップS1105では、照合結果(照合が一致しない旨)をお客様端末4に送信手段11、ネットワーク15を介して送信し、ステップS1106において送信された照合結果をお客様端末4が受信する。受信後はステップS1101に戻り、再度、お客様確認(問合せ)用URL、お客様専用ID、お客様専用パスワードの入力を促す。
一方、ステップS1107では、お客様専用IDに対応する製品情報(例:製品固有コード)から製品情報DB8aを参照して、情報記録媒体21の処理証明書を抽出し、ステップS1108に進む。ステップS1108では、抽出された処理証明書をお客様端末4に送信手段11、ネットワーク15を介して送信する。ステップS1109では、送信された処理証明書を設置拠点端末7が受信して、この処理を終える。
このように、お客様端末4から認証するための情報が入力され、認証された場合に、認証された顧客情報に対応する情報記録媒体21の処理証明書を、認証されたお客様端末4に送信するので、リアルタイムに情報記録媒体21の処理証明書を得ることができる。特にお客端末4に対しては、お客様情報として予めメールアドレスを入力しておくことで、要請したお客様端末4に処理証明書を送信することができ、お客様がお客様端末4で情報記録媒体の処理証明書を逐一確認する手間を減らすことができ、お客様の利便性を向上させることができる。
図23は、図22のステップS1109においてお客様端末4の表示装置に表示される通知画面400を示す。この通知画面400には、請求したお客様名と部署、担当者名などが表示された顧客表示欄401、処理した製品に関する各種情報が記載された明細欄402、処理証明写真が表示される欄403、印刷指示用の印刷ボタン404、通知内容を確認用の確認ボタン405が表示される。お客様端末4では、オペレータがお客様の要望に応じて確認だけする場合には通知画面400を閲覧後に確認ボタン405を操作して画面を閉じ、印刷要求がある場合には、印刷ボタン404を操作する。この場合、お客様端末4に図示しない印刷装置をプリンターケーブルあるいはLANケーブルで接続しておくことで、処理証明書を印刷することができる。
図22の処理では、情報記録媒体21Aの処理証明書を管理端末1からお客様端末4に送信して、お客様に届くようにしたが、管理端末1から営業拠点端末3あるいは設置拠点端末7に対して情報記録媒体21Aの処理証明書を送信するようにしても良い。このようにすることで、営業拠点や設置拠点に対してお客様から処理証明書の発行依頼があった場合でも迅速に対応することができる。なお、情報記録媒体21Aの処理証明書の送信形態としては、ネットワーク15経由による送信に限定されるものではなく、葉書等での手段も可能である。
このような構成により、回収された製品20Aに装着されている情報記録媒体21Aの処理証明の発行を、迅速に、かつ、確実に高い信頼性の下で行う事ができるとともに、情報記録媒体21Aの処理証明発行の業務の負荷を大幅に低減することが可能となる。さらに、本システムは、ネットワーク15に接続した管理端末1と各拠点端末とからなるので普及性が高い。しかも、自社製品以外の製品も情報管理することができる。例えば、他社ブランドで販売される製品を自社で製造したり、他社から製品の供給を受けて自社ブランドでその製品を販売したりするOEMビジネスを展開するときに、そのOEM製品に関しても自社製品と同様に端末を設置し、必要事項を入力することで情報管理することができる。
本発明の情報管理システムの一実施形態を示す全体構成図である。 製品および情報記録媒体の送付経路の一形態を示す説明図である。 製品情報記憶手段に設定されているデータテーブルの一例を示す図である。 顧客情報記憶手段に設定されているデータテーブルの一例を示す図である。 リサイクル拠点記憶手段に設定されているデータテーブルの一例を示す図である。 リサイクル処理情報記憶手段に設定されているデータテーブルの一例を示す図である。 生産拠点端末から管理端末へのデータ格納処理を示すフローチャートである。 生産拠点端末の表示装置に表示される入力雛形画面の一形態を示す図である。 設置拠点端末から管理端末へのデータ格納処理を示すフローチャートである。 設置端末の1つである設置拠点端末の表示装置に表示される入力雛形画面の一形態を示す図である。 リサイクル拠点を選定するための処理の一形態を示すフローチャートである。 終了予定を迎える製品抽出から当該製品の処理に関するデータの格納までの処理を示すフローチャートである。 図12で情報記録媒体の処理(結果)証明を希望されたお客様端末に、新たな引取予定情報を再度送付する場合の処理を示すフローチャートである。 回収した製品や情報記録媒体の情報を再生拠点端末とリサイクル拠点端末に伝達する処理の一形態を示すフローチャートである。 情報処理結果を送信する処理の一形態を示すフローチャートである。 設置端末の1つであるお客様端末の表示装置に表示されるログイン画面を示す図である。 設置端末の1つであるお客様端末の表示装置に表示される通知画面を示す図である。である。 再生拠点端末/リサイクル拠点端末から入力された情報の格納に関する処理の一形態を示すフローチャートである。 リサイクル拠点端末から入力された情報の格納に関する処理の一形態を示すフローチャートである。 再生拠点端末/リサイクル拠点端末からの要求に応じた処理証明書の送付に関する処理の一形態を示すフローチャートである。 リサイクル拠点端末からの要求に応じた処理証明書の生成に関する処理の一形態を示すフローチャートである。 設置端末の1つであるお客様端末からの要求に応じた処理証明書の抽出と送付に関する処理の一形態を示すフローチャートである。 処理証明書の通知画面の一形態を示す図である。
符号の説明
1 管理端末
2 生産拠点端末
5 再生拠点端末
6 リサイクル拠点端末
8a 生産拠点記憶手段
8b 設置拠点記憶手段
8c リサイクル拠点記憶手段
8d リサイクル情報記憶手段
9 受信手段
10 選定手段
11 送信手段
12 抽出手段
13 生成手段
15 ネットワーク
16 記録媒体
18 設置端末
20 生産した製品
21 情報記録媒体
20A 使用済製品
21A 使用済情報記録媒体

Claims (18)

  1. 管理端末と、前記管理端末にネットワークを介して接続される少なくとも一つの端末とからなる情報管理システムにおいて、
    前記端末は、少なくとも、
    生産した製品に関する製品情報、情報記録媒体情報を少なくとも入力する生産拠点端末と、
    製品を使用される顧客に関する顧客情報を少なくとも入力する設置端末と、
    送付された使用済み製品、及び/または情報記録媒体のリサイクルに関する情報を少なくとも入力するリサイクル拠点端末と、
    送付された使用済み製品、及び/または情報記録媒体の再生に関する情報を少なくとも入力する再生拠点端末を備え、
    前記管理端末は、少なくとも、
    前記製品情報及び前記情報記録媒体情報を前記生産拠点端末から受信する生産拠点受信手段と、
    前記生産拠点受信手段で受信した情報を記憶する生産拠点記憶手段と、
    前記顧客情報を前記設置端末から受信する設置端末受信手段と、
    前記設置端末受信手段で受信した情報を記憶する設置拠点記憶手段と、
    前記生産拠点記憶手段に蓄積された情報に基づいてリサイクル拠点、または再生拠点を選定する選定手段と、
    少なくとも前記製品情報、及び/または、情報記録媒体情報を前記選定手段で選定したリサイクル拠点端末または再生拠点端末に送信する送信手段を備え、
    前記選定手段は、前記設置端末受信手段が交換作業により前記製品に装着した情報記録媒体及び/または前記製品に追加した情報記録媒体に関する情報を受信したときに、リサイクル拠点または再生拠点を選定することを特徴とする情報管理システム。
  2. 請求項1記載の情報管理システムにおいて、
    前記選定手段は、前記設置端末受信手段が、交換作業により装着された情報記録媒体を備えた製品、及び/または追加された情報記録媒体を備えた製品が使用済みとなった情報を受信したときに、リサイクル拠点または再生拠点を選定することを特徴とする情報管理システム。
  3. 請求項1または2記載の情報管理システムにおいて、
    前記生産拠点記憶手段または設置拠点記憶手段の少なくとも一方は、製品に装着されている複数の情報記録媒体についての情報を記憶可能であることを特徴とする情報管理システム。

  4. 請求項1、2または3記載の情報管理システムにおいて、
    前記管理端末は、前記生産拠点記憶手段及び設置拠点記憶手段に蓄積された製品情報及び顧客情報に基づいて一定期間後に使用済みとなる製品に関する情報を抽出する抽出手段を備え
    前記抽出手段は、製品に装着されている情報記録媒体の有無に応じて異なる情報を抽出することを特徴とする情報管理システム。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載の情報管理システムにおいて、
    前記管理端末は、前記生産拠点記憶手段及び設置拠点記憶手段に蓄積された製品情報及び顧客情報に基づいて一定期間後に使用済みとなる製品に関する情報を抽出する抽出手段を備え
    前記抽出手段は、顧客の情報記録媒体処理証明の要求の有無に応じて異なる情報を抽出することを特徴とする情報管理システム。
  6. 請求項4または5記載の情報管理システムにおいて、
    前記管理端末は、前記抽出手段で抽出された情報を前記設置端末に対して所定時間毎に情報送信を繰返し行うことを特徴とする情報管理システム。
  7. 請求項1乃至6の何れかに記載の情報管理システムにおいて、
    前記管理端末は、前記生産拠点記憶手段及び設置拠点記憶手段に蓄積された製品情報、情報記録媒体情報及び顧客情報に基づいて情報記録媒体の処理証明書を生成する生成手段を備えていることを特徴とする情報管理システム。
  8. 請求項1乃至7の何れかに記載の情報管理システムにおいて、
    前記生成手段は、顧客の情報記録媒体処理証明の要求の有無に応じて情報記録媒体の処理証明書を生成することを特徴とする情報管理システム。
  9. 請求項7または8記載の情報管理システムにおいて、
    前記管理端末は、顧客の情報記録媒体処理証明の要求の有無に応じて前記情報記録媒体の処理完了結果を少なくとも前記設置端末に送信する送信手段を備えることを特徴とする情報管理システム。
  10. 管理端末と、前記管理端末にネットワークを介して接続される少なくとも一つの端末とからなる情報管理方法において
    前記端末は、少なくとも、
    生産した製品に関する製品情報、情報記録媒体情報を少なくとも入力する生産拠点端末と、
    製品を使用される顧客に関する顧客情報を少なくとも入力する設置端末と、
    送付された使用済み製品、及び/または情報記録媒体のリサイクルに関する情報を少なくとも入力するリサイクル拠点端末と、
    送付された使用済み製品、及び/または情報記録媒体の再生に関する情報を少なくとも入力する再生拠点端末を備え、
    前記管理端末は、少なくとも、
    前記製品情報及び前記情報記録媒体情報を前記生産拠点端末から受信する工程と、
    前記生産拠点端末から受信した情報を生産拠点記憶手段に記憶する工程と、
    前記顧客情報を前記設置端末から受信する工程と、
    前記設置端末から受信した情報を設置拠点記憶手段に記憶する工程と、
    前記生産拠点記憶手段に蓄積された情報に基づいてリサイクル拠点、または再生拠点を選定する工程と、
    少なくとも前記製品情報、及び/または、情報記録媒体情報を前記選定工程で選定したリサイクル拠点端末または再生拠点端末に送信する工程を備え
    前記選定工程は、交換作業により前記製品に装着した情報記録媒体及び/または前記製品に追加した情報記録媒体に関する情報を受信したときに、リサイクル拠点または再生拠点を選定することを特徴とする情報管理方法
  11. 請求項10記載の情報管理方法において、
    前記選定手段は、交換作業により装着された情報記録媒体を備えた製品、及び/または追加された情報記録媒体を備えた製品が使用済みとなった情報を受信したときに、リサイクル拠点または再生拠点を選定することを特徴とする情報管理方法
  12. 請求項10または11記載の情報管理方法において、
    前記生産拠点記憶手段または設置拠点記憶手段の少なくとも一方は、製品に装着されている複数の情報記録媒体についての情報を記憶可能であることを特徴とする情報管理方法。
  13. 請求項10、11または12記載の情報管理方法において、
    前記管理端末は、前記生産拠点記憶手段及び設置拠点記憶手段に蓄積された製品情報及び顧客情報に基づいて一定期間後に使用済みとなる製品に関する情報を抽出する工程を備え
    前記抽出工程は、製品に装着されている情報記録媒体の有無に応じて異なる情報を抽出することを特徴とする情報管理方法
  14. 請求項10乃至13の何れかに記載の情報管理方法において、
    前記管理端末は、前記生産拠点記憶手段及び設置拠点記憶手段に蓄積された製品情報及び顧客情報に基づいて一定期間後に使用済みとなる製品に関する情報を抽出する工程を備え
    前記抽出工程は、顧客の情報記録媒体処理証明の要求の有無に応じて異なる情報を抽出することを特徴とする情報管理方法
  15. 請求項13または14記載の情報管理方法において、
    前記管理端末は、前記抽出工程で抽出された情報を前記設置端末に対して所定時間毎に情報送信を繰返し行うことを特徴とする情報管理方法。
  16. 請求項10乃至15の何れかに記載の情報管理方法において、
    前記管理端末は、前記記憶工程で蓄積された製品情報、情報記録媒体情報及び顧客情報に基づいて情報記録媒体の処理証明書を生成する工程を備えていることを特徴とする情報管理方法。
  17. 請求項16記載の情報管理方法において、
    前記生成工程は、顧客の情報記録媒体処理証明の要求の有無に応じて情報記録媒体の処理証明書を生成することを特徴とする情報管理方法。
  18. 請求項16または17記載の情報管理方法において、
    前記管理端末は、顧客の情報記録媒体処理証明の要求の有無に応じて前記情報記録媒体の処理完了結果を少なくとも前記設置端末に送信する工程を備えていることを特徴とする情報管理方法。
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