JP2000176032A - 防塵マスク - Google Patents

防塵マスク

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JP2000176032A
JP2000176032A JP10354673A JP35467398A JP2000176032A JP 2000176032 A JP2000176032 A JP 2000176032A JP 10354673 A JP10354673 A JP 10354673A JP 35467398 A JP35467398 A JP 35467398A JP 2000176032 A JP2000176032 A JP 2000176032A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で着用感が良く、人体からの塵の
散乱を確実に防止することができる防塵マスクを提供す
る。 【解決手段】 人の顔の鼻と口部分を覆う大きさの防塵
マスク10であって、鼻部分を覆い相対的に通気性の良
い鼻マスク部16と、顔の口部分を多い相対的に防塵効
果を高めた口マスク部18とを一体に設け、鼻マスク部
16と口マスク部18とを区切る仕切部20を設ける。
仕切部20は、帯状に防塵マスク10の内側に突出して
形成され、この仕切部20の両端に紐部材21や面ファ
スナ等の保持部材22を設け、鼻と口の間で鼻マスク部
16と口マスク部18の空間を仕切る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体工場のク
リーンルーム等で着用する防塵マスクに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、クリーンルームで使用されるクリ
ーンルーム用防塵服には、体全体を包んだ作業服に、さ
らに頭部を覆う帽子を被り、顔部分には鼻と口を塞ぐマ
スクを着用していた。このマスクは、通常鼻と口を一緒
に覆う形状に形成され、呼吸時や会話時に、塵が排出さ
れないように形成したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、人の呼吸の中
で、鼻からの呼吸による塵は比較的少ないが、口からの
息により排出される塵はきわめて多いという特徴があ
る。しかし、上記従来の技術のクリーンルーム用の防塵
マスクの場合、塵の散乱を防止するには目の細かいもの
が良いが、マスクの目が細かいと呼吸しづらくなり着用
感が悪く、作業性にも影響するという問題点があった。
また、逆に目を粗くすると、塵の散乱が多くなり防塵効
果が低くなるという、上記とは相反する問題があった。
【0004】この発明は、上記従来の技術の問題点に鑑
みてなされたもので、簡単な構成で着用感が良く、人体
からの塵の散乱を確実に防止することができる防塵マス
クを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、人の顔の鼻
と口部分を覆う大きさの防塵マスクであって、鼻部分を
覆い相対的に通気性の良い鼻マスク部と、顔の口部分を
多い相対的に防塵効果を高めた口マスク部とを一体に設
け、上記鼻マスク部と口マスク部とを区切る仕切部を設
けた防塵マスクである。上記仕切部は、帯状に上記防塵
マスクの内側に突出して形成され、この仕切部の両端に
紐部材や面ファスナ等の保持部材を設け、鼻と口の間で
上記鼻マスク部と口マスク部の空間を仕切るものであ
る。
【0006】さらに、上記口マスク部は、2枚の布地の
間に立体メッシュ構造の保形部材が設けられ、この保形
部材の下方または周囲に、口との間に空間を形成するポ
ケット部を備えている。
【0007】また、上記防塵マスクは、人の頭部を覆う
防塵フードの顔部分の開口部に設けられ、この防塵マス
クの周縁部と上記防塵フードの間には、口との間に空間
を形成する襠布が設けられている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て、図面に基づいて説明する。図1〜図4はこの発明の
第一実施形態を示すもので、この実施形態の防塵マスク
10は、人の頭部を覆う防塵フード12の顔部分の開口
部14に設けられている。この防塵マスク10は、人の
顔の鼻と口部分を覆う大きさのマスクであって、鼻部分
を覆い相対的に通気性の良い鼻マスク部16と、顔の口
部分を多い相対的に防塵効果を高めた口マスク部18と
が一体に形成されている。
【0009】鼻マスク部16と口マスク部18との間の
部分には、この鼻マスク部16と口マスク部18とを区
切る仕切部20が形成されている。仕切部20は、防塵
マスク10の内側である顔側に帯状に突出して水平方向
に形成され、この仕切部20の両端には、保持部材であ
る紐部材21設けられている。紐部材21は、この防塵
マスク10の両側方から所定距離延びて設けられてい
る。そして、この紐部材21を、顔の前から後頭部に回
して縛ることにより、鼻と口の間の仕切部20が鼻の下
に付き、鼻マスク部16と口マスク部18の空間を仕切
る。
【0010】鼻マスク部16は、通気性を重視し、鼻の
形状にフィットしやすい柔らかい伸縮性のニット地の布
により形成されている。また、口マスク部18には、2
枚の布地の間に立体メッシュ構造の保形部材22が設け
られている。この口マスク部18の外側の布地は、塵埃
捕集性の高いもので防塵フード12と同様の布地等で形
成され、内側には、通気性の高いメッシュ地の布が用い
られている。
【0011】この保形部材22の下方から側縁部にかけ
ては、口との間に空間を形成するポケット部24を備え
ている。ポケット部24は、口マスク部18の内側に折
返すように設けられ、使用状態において顎部分で広がる
ように形成されている。
【0012】さらに、この防塵マスク10の口マスク部
18の周縁部と防塵フード12の首部分との間には、口
との間に空間を形成する襠布26がポケット部24に沿
って取り付けられ、ポケット部位24と防塵フード12
との間の開口を覆うとともに、適度な空間を形成するよ
うに設けられている。
【0013】この実施形態の防塵マスク10によれば、
鼻マスク部16と口マスク部18とを仕切部20により
区画し、紐部材21を縛ることにより、鼻部分の鼻マス
ク部16による空間と口部分の口マスク部18による空
間とが仕切られ、鼻部分は呼吸しやすく、口部分は塵を
外へ出さない構造とすることができる。特に口の周囲に
空間を形成し、さらに口の前の口マスク部18内には立
体メッシュの保形部材22を設け、呼気がこの口マスク
部周囲の空間及び保形部材22内に滞留し、塵が外部に
出ないようにしているので、極め高い防塵効果を有す
る。
【0014】次にこの発明の第二実施例について図5〜
図7を基にして説明する。ここで上述の実施形態と同様
の部材は同一符号を付して説明を省略する。この実施形
態の防塵マスク30は、防塵フードとは別体に設けられ
たもので、図7に示すように、この防塵マスク30の裏
面には、図示しない防塵フードに取り付けるための保持
部材である面ファスナ32が設けられている。
【0015】この防塵マスク30の鼻マスク部16と口
マスク部18との間には、その間を仕切って帯状に水平
方向に突出した仕切部34が設けられている。面ファス
ナ32で防塵フード取り付ける際、この仕切部34が両
側に引っ張られるようにして、この仕切部34が、鼻と
口の間に軽く圧接するように取り付ける。
【0016】この実施形態の防塵マスク10によっても
上記実施形態と同様の効果を得ることができ、さらに、
防塵マスク10が防塵フードから取り外し可能であり、
不要な場合には外すこともでき、洗濯等も個別に可能で
ある。
【0017】尚、この発明の防塵マスクは、上記実施形
態に限定されず、その形状や構成は適宜設定可能であ
り、仕切部も人の鼻と口の間でマスク内に仕切が形成さ
れるものであれば良い。また保持部材も紐や面ファスナ
の他、この防塵マスクを保持可能であり、仕切部を効果
的に鼻の下方に保持させるものであれば良い。
【0018】
【発明の効果】この発明の防塵マスクは、鼻マスク部と
口マスク部とを仕切部で分けたので、呼吸し易く、且つ
防塵効果も高くすることができ、着用感が良好な防塵マ
スクを提供することができる。また、口マスク部にポケ
ット等で空間を形成することにより、呼気の滞留を促
し、塵の散乱を効果的に抑えることができ、きわめて高
い防塵効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施形態の防塵マスクを備えた
防塵フードの正面図である。
【図2】この実施形態の防塵マスクの縦断面図である。
【図3】この実施形態の防塵マスクの背面図である。
【図4】この実施形態の防塵マスクの使用状態を示す斜
視図である。
【図5】この発明の第二実施形態の防塵マスクを備えた
防塵フードの正面図である。
【図6】この実施形態の防塵マスクの縦断面図である。
【図7】この実施形態の防塵マスクの背面図である。
【符号の説明】
10 防塵マスク 12 防塵フード 16 鼻マスク部 18 口マスク部 20 仕切部 21 紐部材 22 保形部材 24 ポケット部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人の顔の鼻と口部分を覆う大きさの防塵
    マスクにおいて、鼻部分を覆い相対的に通気性の良い鼻
    マスク部と、顔の口部分を多い相対的に防塵効果を高め
    た口マスク部とを一体に設け、上記鼻マスク部と口マス
    ク部とを区切る仕切部を設けたことを特徴とする防塵マ
    スク。
  2. 【請求項2】 上記仕切部は帯状に上記防塵マスクの
    内側に突出して形成され、この仕切部の両端に保持部材
    を設け、鼻と口の間で上記鼻マスク部と口マスク部の空
    間を仕切ることを特徴とする請求項1記載の防塵マス
    ク。
  3. 【請求項3】 上記口マスク部は、2枚の布地の間に立
    体メッシュ構造の保形部材が設けられ、この保形部材の
    下方または周囲に、口との間に空間を形成するポケット
    部を備えていることを特徴とする請求項1または2記載
    の防塵マスク。
  4. 【請求項4】 上記防塵マスクは人の頭部を覆う防塵
    フードの顔部分の開口部に設けられ、この防塵マスクの
    周縁部と上記防塵フードの間には、口との間に空間を形
    成する襠布が設けられているいることを特徴とする請求
    項1,2または3記載の防塵マスク。
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