JPH10155924A - 防塵フード - Google Patents

防塵フード

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Publication number
JPH10155924A
JPH10155924A JP8336370A JP33637096A JPH10155924A JP H10155924 A JPH10155924 A JP H10155924A JP 8336370 A JP8336370 A JP 8336370A JP 33637096 A JP33637096 A JP 33637096A JP H10155924 A JPH10155924 A JP H10155924A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hood
nose
pad
mask
right cheeks
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8336370A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Mizukoshi
賢治 水越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GOORUDOUIN KK
Original Assignee
GOORUDOUIN KK
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Filing date
Publication date
Application filed by GOORUDOUIN KK filed Critical GOORUDOUIN KK
Priority to JP8336370A priority Critical patent/JPH10155924A/ja
Publication of JPH10155924A publication Critical patent/JPH10155924A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 【解決手段】 クリーンルームなどの清浄空間で用いら
れる防塵フード1において、鼻と左右の頬との段差部分
を埋める形状に柔軟部材によって形成された柔軟なパッ
ド部9をフード部2の目出し用の開口部4の下の位置に
配し、そのパッド部9につながる柔軟な布製のまち10
をフード部2のマスク部6の上部に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、クリーンルームなどの清
浄空間で用いられる防塵フードにおいて、鼻と左右の頬
の段差部分を密閉する手段に関する。
【0002】
【従来の技術】クリーンルームでの電子部品の製造工程
や、清浄空間での薬品の製造過程で、人体からの発塵を
防止するために、防塵フードが用いられている。ほとん
どの防塵フードは、頭部を覆う型式のものとなっている
が、その顔面の一部特に目の部分は、視野を確保するた
めに、開口しており、その開口部分の下方は、鼻および
口を覆うためのマスク部となっている。
【0003】このような形態の防塵フードにおいて、マ
スク部は、鼻と左右の頬に接した状態となる。この着用
時に、鼻と左右の頬との段差部分が開いた状態となり、
その部分から人体から発生した塵埃が流出しやすい状態
となっている。
【0004】
【発明の課題】したがって、本発明の課題は、鼻と左右
の頬との段差部分から塵埃の流出を防止することであ
る。
【0005】
【発明の解決手段】上記目的の下に、本発明は、クリー
ンルームなどの清浄空間で用いられる防塵フードにおい
て、鼻と左右の頬との段差部分を埋める形状に柔軟部材
によって形成された柔軟なパッド部をフード部の目出し
用の開口部の下の位置に配し、そのパッド部につながる
柔軟なまちをフード部のマスク部の上部に連結させてい
る。ここで、上記マスク部は、フード部に対して縫い付
けにより一体化するか、または分離可能な状態として組
み合わせられている。
【0006】
【発明の実施の形態】図1、2、3は、本発明の防塵フ
ード1を示している。この防塵フード1は、頭部を包む
フード部2と、このフード部2の下部に縫い付けられ、
首から肩の部分を覆うスカート部3によって構成されて
いる。フード部2は、作業者の頭部を包み込むために、
例えば柔軟な導電糸入で高い織り密度の布によって構成
されており、作業者の顔面位置で、目を出すための開口
部4を形成するとともに、左右の耳に対応する部分で、
メッシュの布による耳部5を一体的に形成している。
【0007】そして、上記開口部4の下方で、鼻から口
に至る部分は、鼻および口を覆うためのマスク部6とな
っている。この実施例で、マスク部6は、鼻から左右の
頬を覆う布7と、その布7の下方で、顎の周囲を覆う蛇
腹状の布8、鼻と左右の頬に密着するパッド部9および
このパッド部9とマスク部6とをつなぐまち10とで構
成されている。
【0008】上記の布7、8は、顔面の下方から顎の部
分を包囲するように、立体裁断されている。またパッド
部9は、鼻および左右の頬の段差部分に密着するような
形状として、柔軟なスポンジ状の部材によって形成され
ており、まち10の布によって包み込まれている。そし
て、このまち10は、充分なたわみ状態で、マスク部6
の上部例えば布7に縫い付けられている。
【0009】この実施例で、マスク部6は、輪郭に沿っ
て、フード部2の前面に縫い付けられ、一体化してい
る。なお、マスク部6の内部には、必要に応じ、メッシ
ュ布などによるあて布11が容易に着脱できるようにあ
てがわれている。また、フード部2の左右に締め付け用
の紐12が縫い付けられている。
【0010】ここで、パッド部9が大き過ぎると、着用
者の下方の視界を妨げるため、必要最小限のものとして
構成されており、まち10によって、パッド部9が着用
者の顔面に沿って密着するように設けられている。この
場合、まち10は、下方に延びるように設けられている
ため、上方に張り出さず、下方の視界を妨げない。
【0011】なお、スカート部3は、フード部2と同様
に、柔軟な導電糸入で織り密度の高い布によって、スカ
ート状に構成され、上の部分でフード部2の下に縫い付
けられている。
【0012】作業者が上記構成の防塵フード1を着用し
たとき、パッド部9は、鼻から左右の頬の面に沿って密
着するため、鼻と左右の頬との段差部分に空間が形成さ
れない。したがって、その段差部分からの塵埃の漏れが
防止できることになる。なおパッド部9は、鼻および左
右の頬の面に沿うように形成されているが、必要に応
じ、その内部に変形可能なもの例えば細い針金などを埋
め込んでおき、着用者の鼻から左右の頬の面に沿うよう
な形状に変形させ、その変形した状態を維持するように
してもよい。そのようにすれば、顔面に対するパッド部
9の密着度がより一層確実なものとなる。
【0013】次に、図4の具体例は、偏平な帯状のパッ
ド部9の左右をひねりながら内側に折り返し、その両端
部を布7の内側面に縫い付けた例である。このようにす
ればパッド部9は、芯材などを入れなくても、着用者の
鼻およびその左右の頬に対して密着する形態となる。
【0014】さらに、図5の具体例は、マスク部6をフ
ード部2に対して縫い付けないで、分離可能な状態と
し、図示しない左右のゴム紐、伸縮性のない紐、あるい
はマジックテープ(登録商標)などによって、フード部
2に対して着脱自在に取り付ける例である。この実施例
の場合、マスク部6は、フード部2やスカート部3と別
に、汚れに応じて頻繁に洗濯できる点で有利である。
【0015】
【発明の効果】本発明では、マスク部に取り付けられた
パッド部が着用者の鼻および左右の頬に対して密着する
ため、それらの段差部分に空間が形成されず、内部から
の発塵が未然に防止できる。またパッド部がまちによっ
てマスク部につながれ、着用者の鼻や頬の形状に応じて
変位可能な状態となっており、しかもまちがその動きを
許容するため、着用者の視界を妨げない状態で顔の変化
に対して柔軟に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防塵フードの斜面図である。
【図2】マスク部の内側から見た正面図である。
【図3】防塵フードの前面側の拡大断面図である。
【図4】マスク部の内側から見た正面図である。
【図5】防塵フードの前面側の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 防塵フード 2 フード部 3 スカート部 4 開口部 5 耳部 6 マスク部 7 布 8 布 9 パッド部 10 まち 11 あて布 12 紐

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリーンルームなどの清浄空間で用いら
    れる防塵フードにおいて、鼻と左右の頬との段差部分を
    埋める形状に柔軟部材によって形成された柔軟なパッド
    部をフード部の目出し用の開口部の下の位置に配し、そ
    のパッド部につながる柔軟なまちをフード部のマスク部
    の上部に連結してなることを特徴とする防塵フード。
  2. 【請求項2】 フード部に対してマスク部を縫い合わせ
    て一体化することを特徴とする請求項1記載の防塵フー
    ド。
  3. 【請求項3】 フード部に対してマスク部を分離可能な
    状態としたことを特徴とする請求項1記載の防塵フー
    ド。
JP8336370A 1996-12-02 1996-12-02 防塵フード Pending JPH10155924A (ja)

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