JP2000170087A - 製紙用プレスフェルト - Google Patents

製紙用プレスフェルト

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JP2000170087A
JP2000170087A JP10368505A JP36850598A JP2000170087A JP 2000170087 A JP2000170087 A JP 2000170087A JP 10368505 A JP10368505 A JP 10368505A JP 36850598 A JP36850598 A JP 36850598A JP 2000170087 A JP2000170087 A JP 2000170087A
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press felt
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JP10368505A
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Ichiro Takai
一郎 高井
Takashi Ouchi
隆司 大内
Osamu Sato
治 佐藤
Hirobumi Murakami
博文 村上
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Ichikawa Woolen Textile Co Ltd
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Ichikawa Woolen Textile Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交絡点における凹凸が小さく平滑性を有する
とともに、高い強度を保持する製紙用プレスフェルトを
提供する。 【解決手段】 整経糸Sと打込み糸Uとにより織成され
た基布Bと、該基布Bに積層されるウエッブとからなる
製紙用プレスフェルトにおいて、前記基布を構成する少
なくとも一方の糸材の全部または一部が、圧力により変
形する変形糸材1であり、ヒートセット時の熱圧および
張力により交絡点Kにおける凹凸の減少による平滑性が
確保されながら、糸材の強度低下がないように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は製紙用プレスフェル
トに係り、特に、平滑性に優れた製紙用プレスフェルト
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的な製紙工程においては、パルプ繊
維スラリーから水分を除去することで紙の形成を行う。
周知の通り、上記水分を除去する工程においては、整経
糸と打込み糸とにより織成される基布と、該基布に積層
絡合されるウエッブとからなる製紙用プレスフェルトが
使用されている。
【0003】前記製紙用プレスフェルトは、パルプ繊維
スラリーから水分を除去するフィルターとしての機能
と、パルプ繊維スラリーを移送するコンベアとしての機
能が要求される。つまり、製造されるべき紙は、前記フ
ェルトに載置された状態で製紙工程を経るために、該フ
ェルトの表面形状が紙の表面に反映される。従って、製
紙用プレスフェルトには表面平滑性が要求される。
【0004】前記表面平滑性は、製紙用プレスフェルト
の基布となる織物組織の構造に依存する。即ち、整経糸
および打込み糸から織成される基布では糸材同士の交絡
点が出来、該交絡点における糸の浮き沈みはそのままフ
ェルトの表面に凹凸を発生させている。
【0005】図10に従来の製紙用プレスフェルトの基
布の拡大断面図を示す。基布Bは織機によって整経糸S
と打込み糸Uとで織成されて交絡点Kを構成する。この
交絡点Kは打込み糸Uの上下のどちらかに整経糸Sが接
している状態である。ここで例えば、隣接する打込み糸
1 、U2 のうち、一方の打込み糸U1 の頂点U1
と、他方の打込み糸U2 が突き上げている整経糸Sの頂
点S1 との間には距離D1 が、また、他方の打込み糸U
2 の最下点U2 ′と、一方の打込み糸U1 が突き下げて
いる整経糸Sの最下点S2 との間には距離D2 がそれぞ
れ生ずることとなる。
【0006】前記距離D1 、D2 により基布Bの表裏面
には無数の凹凸が形成されることとなり、該凹凸が製紙
用プレスフェルトの平滑性を損ねていた。特に、近年に
おいて、堅いモノフィラメントなどの糸材を使用するこ
とが主流となっていることから平滑性は一層損なわれる
傾向になっていた。
【0007】そこで、本件出願人は、先に、平滑性に優
れた製紙用プレスフェルト(実願昭60−140130
号<実用新案登録第1837061号>)を提案した。
この技術内容を、図11乃至図14に示す。
【0008】図11に示す糸材aは低融点材料2により
構成されている。また、図12に示す糸材bは芯鞘構造
のものであり、芯は高融点材料3、鞘は低融点材料2に
より構成され、これらの糸材a、bを整経糸S、打込み
糸Uとして使用し、図13の如く、織成した製紙用プレ
スフェルトの基布Bに一定の張力と熱(約160度〜1
70度)を加えてヒートセットすると、前記糸材a、b
における低融点材料2の軟化により、整経糸Sと打込み
糸Uとの交絡点Kは、図14の如く、互いに食い込み噛
み合うこととなる。
【0009】即ち、図14の如く、交絡点Kが互いに食
い込んだ場合には、図10の場合に比して交絡点Kにお
ける凹凸が小さく、その分、平滑性が良好な製紙用プレ
スフェルトとなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た実願昭60−140130号の技術のものは、織成す
る一方の糸材aが低融点材料2により構成され、他方の
糸材bが鞘を低融点材料2により構成された芯鞘構造の
ものであって、ヒートセット時の熱および張力により強
度が著しく低下してしまう虞がないとは言えなかった。
【0011】本発明は、上記の問題点を解消するための
もので、その目的とするところは、交絡点における凹凸
が小さく、平滑性を確保できるとともに、高い強度を保
持する製紙用プレスフェルトを提供することにある。
【0012】
【問題点を解決するための手段】上記の目的を達成する
ため、本発明に係る製紙用プレスフェルトは、整経糸と
打込み糸とにより織成された基布と、該基布に積層絡合
されるウエッブとからなる製紙用プレスフェルトにおい
て、前記基布を構成する少なくとも一方の糸材の全部ま
たは一部が、圧力により変形する変形糸材であることを
特徴とし、ヒートセット時の熱圧および張力により交絡
点における凹凸の減少による平滑性が確保されながら、
糸材の強度低下がないように構成した。
【0013】また、請求項2に記載の発明に係る製紙用
プレスフェルトは、前記変形糸材が中空構造であること
を特徴とし、糸材に変形代を内在させ、ヒートセット時
の熱圧により糸幅を拡げずに偏平化できるように構成し
た。
【0014】さらに、請求項3に記載の発明に係る製紙
用プレスフェルトは、前記基布を構成する少なくとも一
方の糸材の一部に変形糸材を用いた場合において、該変
形糸材と非変形糸材との構成比率が1:1乃至1:3も
しくは1:1乃至3:1であることを特徴とし、ヒート
セット時の熱圧により交絡点における凹凸の減少による
平滑性が確保でき、しかも、強度低下がないように構成
した。
【0015】
【発明の実施の態様】次に、図1〜図9に基づいて、本
発明の実施の態様を説明する。図1は変形糸材の一つの
拡大断面図、図2は基布の交絡点を示す拡大斜視図、図
3は他の変形糸材の拡大断面図、図4〜図8は変形糸材
を使用した基布を略示的に示す斜視図、図9は本発明に
係る製紙用プレスフェルトの静的物性を示す図である。
【0016】図1に示す変形糸材1は、中空部4を有す
る中空構造のものである。該中空構造の変形糸材1は中
空部4が糸材の変形代となる。該変形糸材1を図2の如
く整経糸Sと打込み糸Uの少なくとも一方に使用し、熱
圧を掛けると、交絡点Kにおいて容易に偏平化し、扁平
時に糸幅を外側に拡張させる要素を中空部4において吸
収できるようになっている。
【0017】前記変形糸材1は、また、互いに混ざり合
わない材質で構成され、外圧により異形分割して変形す
るものを応用してもよい。なお、前記中空構造の変形糸
材1は、外圧を取り除いたときにも恒久的に変形状態を
保っているものを想定しているが、必ずしもこれに限ら
ず、外圧を取り除くと元の形状を回復する性質を有する
糸材、例えば、ゴム弾性を有する糸材により構成しても
よい。
【0018】図3に示す変形糸材1は、芯鞘構造のもの
であって、芯に比較的弾性の少ない材料(例えばナイロ
ン6)を用い、鞘にゴム弾性を有する材料(例えばポリ
ウレタン)を用いてなる。この芯鞘構造の変形糸材1を
用いて製紙用プレスフェルトの基布を織成した場合、圧
力により整経糸と打込み糸の交絡点において偏平化し凹
凸を減少させる機能を有する。
【0019】また、前記変形糸材1は、織成後の基布
を、揉み、叩き、プレス、ニードルパンチングなどの衝
撃を与えたり、乾熱、湿熱下での熱プレス、引張や弛緩
などの伸縮力を与えることにより整経糸と打込み糸の交
絡点の凹凸が減少するように変形促進される性質を持つ
糸材で構成してもよい。
【0020】また、実現しようとする製紙用プレスフェ
ルトの基布Bを構成する少なくとも一方の糸材の一部に
変形糸材1を用いた場合において、該変形糸材1と非変
形糸材(圧により扁平化し難い一般糸材)5との構成比
率が、1:1乃至1:3、もしくは1:1乃至3:1、
の範囲にする。この範囲であるならば、ヒートセット時
の熱圧および張力により変形糸材1と非変形糸材5との
交絡点では凹凸が減少するため、非変形糸材5同士が交
絡する部分においてたとえ凹凸が残るとしても、全体的
には平滑性が充分に確保されることとなる。
【0021】上記構成比率の代表例を図4〜図8に示
す。図4は、総ての整経糸Sに変形糸材(点々模様)1
を使用し、総ての打込み糸Uに非変形糸材(無模様)5
を使用した場合である。この場合はヒートセット時の熱
圧および張力により変形糸材1側が非変形糸材5との総
ての交絡点で扁平化するために凹凸がなくなり充分に平
滑性が確保される。
【0022】次に、図5は整経糸Sが変形糸材(点々模
様)1と非変形糸材(無模様)5とを、1:1の構成比
率となるように配置し、打込み糸Uの総てを非変形糸材
(無模様)5を使用した場合であり、図6は整経糸Sが
変形糸材(点々模様)1と非変形糸材(無模様)5とを
1:2の構成比率で配置し、打込み糸Uの総てを非変形
糸材(無模様)5を使用した場合であり、図7は整経糸
Sが変形糸材(点々模様)1と非変形糸材(無模様)5
とを1:3の構成比率で配置し、打込み糸Uの総てを非
変形糸材(無模様)5を使用した場合である。
【0023】図8は総ての打込み糸Uに変形糸材(点々
模様)1を使用し、総ての整経糸Sに非変形糸材(無模
様)5を使用した場合である。この場合は、図4の場合
と変形糸材1と非変形糸材5との使い方を逆にした場合
であるが、ヒートセット時の熱圧および張力により変形
糸材1側が非変形糸材5との総ての交絡点で偏平化する
ために凹凸がなくなり充分に平滑性が確保されることは
勿論である。
【0024】前記変形糸材1と非変形糸材5との使い方
であるが、変形糸材1は打ち込み糸として使用するよ
り、整経糸として使用するときの方が良い効果を得るこ
とができる。即ち、織布では整経糸が打ち込み糸との交
絡点で大きく浮き沈みする関係で、いわゆるナックルを
形成する性質があるからである。つまり整経糸として変
形糸材1を使用したときには、このナックルを減少させ
るために有効だからである。
【0025】また、製紙用プレスフェルトとしての寸法
安定性、強度面を考慮しても整経糸に変形糸材1を使用
することの方が好ましい。これは織物組織として整経糸
により多くのクリンプが形成されるため、クリンプの尖
りを偏平にすることが好ましいためである。
【0026】
【実施例1】ナイロン6中空糸(中空断面積率50%)
のモノフィラメント撚糸からなる変形糸材1を作成し、
該変形糸材と、ナイロン6からなる非変形糸材5とを織
成して無端の袋状3/1経二重織りの基布Bを得た。
【0027】前記基布Bは、整経糸または打込み糸の一
方の一部を、複合糸材1として使用し、変形糸材1と非
変形糸材5とが、1:1乃至1:3、もしくは1:1乃
至3:1となる構成比率にした。
【0028】そして、前記製織後の基布を熱プレスして
整経糸と打込み糸の交絡点を予め扁平となし、引き続き
各々短繊維ウェッブを積層しながらウェッブ目付が40
0g/m2 になるまで数周のニードルパンチングを行
い、その後一対のロール間に該ニードルフェルトを架け
渡し、10kg/cm緊張下に再度熱プレスして製紙用
プレスフェルトを得た。
【0029】
【実施例2】芯がナイロン6であり、鞘が弾性を有する
ポリウレタンである芯鞘複合糸材の変形糸材を作成し、
該変形糸材1と、ナイロン6からなる非変形糸材5とを
織成して無端の袋状の基布を得た。
【0030】前記基布は、整経糸または打込み糸の一方
の一部を変形糸材1として使用し、変形糸材1と非変形
糸材5とが、1:1乃至1:3、もしくは1:1乃至
3:1となる構成比率にした。
【0031】そして、前記製織後の基布を熱プレスして
整経糸と打込み糸の交絡点を予め扁平となし、引き続き
各々短繊維ウェッブを積層しながらウェッブ目付が40
0g/m2 になるまで数周のニードルパンチングを行
い、その後一対のロール間に該ニードルフェルトを架け
渡し、10kg/cm緊張下に再度熱プレスして製紙用
プレスフェルトを得た。
【0032】上記実施例1、2により得た製紙用プレス
フェルトの静的物性を図9(a)、(b)に示す。図
中、「紙平滑性指数」とは、製紙用プレスフェルトの表
面凹凸の隣接する山と谷の距離の分散より求めた数値の
逆数であり、該数値が大きいほど凹凸の距離のバラツキ
が小さく、平滑性が高いことを示している。「強度」と
は、ナイロン6のみからなる基布を使用した製紙用プレ
スフェルトの切断強度を100としたものである。
【0033】図9(a)に示す実施例1のフェルト、及
び同図(b)に示す実施例2のフェルトは、それぞれ紙
への表面平滑性が優れ、しかも十分な強度を保持してい
ることが判る。
【0034】図9(a)に示す実施例1のフェルトは、
同図(b)に示す実施例2のフェルトに対して紙への表
面平滑性がより優れており、逆に、実施例2のフェルト
は、実施例1のフェルトに対して強度面では優れている
ことが確認できる。
【0035】なお、これらの表面平滑性および強度面で
の特性をさらに最適なものにするためには前記変形糸材
の繊維選定、前記非変形糸材の繊維選定に委ねられてい
ることは勿論であり、上記実施例のものに限定されな
い。
【0036】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る製紙用プレス
フェルトは、整経糸と打込み糸とにより織成された基布
と、該基布に積層絡合されるウエッブとからなる製紙用
プレスフェルトにおいて、前記基布を構成する少なくと
も一方の糸材の全部または一部が、圧力により変形する
変形糸材であることを特徴としているから、ヒートセッ
ト時の熱圧および張力により交絡点において変形糸材が
扁平化して凹凸を少なくするため平滑性に優れるととも
に、扁平化によって強度的に低下することがないなど各
種の優れた効果を奏するものである。
【0037】また、請求項2に記載の発明に係る製紙用
プレスフェルトは、前記変形糸材が中空構造であること
を特徴としているから、糸材に変形代を内在させ、ヒー
トセット時の熱圧により糸幅を拡げずに偏平化でき、パ
ルプ繊維スラリーから水分を除去するフィルターとして
の機能を充分に発揮できるという優れた効果を奏するも
のである。
【0038】さらに、請求項3に記載の発明に係る製紙
用プレスフェルトは、前記基布を構成する少なくとも一
方の糸材の一部に変形糸材を用いた場合において、該変
形糸材と非変形糸材との構成比率が1:1乃至1:3も
しくは1:1乃至3:1であることを特徴としているの
で、ヒートセット時の熱圧により交絡点における凹凸の
減少による平滑性が確保できるとともに十分な強度を保
有するという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】変形糸材の一つの拡大断面図である。
【図2】基布の交絡点の部分を示す拡大斜視図である。
【図3】他の変形糸材の拡大断面図である。
【図4】総ての整経糸に変形糸材を使用し、総ての打込
み糸に非変形糸材を使用した基布を略示的に示す斜視図
である。
【図5】整経糸に変形糸材と非変形糸材とを、1:1の
構成比率で使用した基布を略示的に示す斜視図である。
【図6】整経糸に変形糸材と非変形糸材とを1:2の構
成比率で使用した基布を略示的に示す斜視図である。
【図7】整経糸に変形糸材と非変形糸材とを1:3の構
成比率で使用した基布を略示的に示す斜視図である。
【図8】総ての打込み糸に変形糸材を使用し、総ての整
経糸に非変形糸材を使用した基布を略示的に示す斜視図
である。
【図9】本発明に係る製紙用プレスフェルトの静的物性
を示す図で、(a)は実施例1のもの、(b)は実施例
2のものである。
【図10】従来の製紙用プレスフェルトの基布を示す拡
大断面図である。
【図11】従来の製紙用プレスフェルトの基布を構成す
る整経糸又は打込み糸として使用されていた糸材の拡大
断面図である。
【図12】従来の製紙用プレスフェルトの基布を構成す
る整経糸又は打込み糸として使用されていた芯鞘構造の
糸材の拡大断面図である。
【図13】従来の製紙用プレスフェルトの基布の斜視図
である。
【図14】従来の製紙用プレスフェルトの基布を構成す
る整経糸又は打込み糸との交絡点の斜視図である。
【符号の説明】
1 変形糸材 2 低融点材料 3 高融点材料 4 中空部 5 非変形糸材(一般糸材) B 基布 S 整経糸 S1 整経糸の頂点 S2 整経糸の最下点 U、U1 、U2 打込み糸 U1 ′打込み糸の頂点 U2 ′打込み糸の最下点 D1 、D2 距離 a、b 糸材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 博文 千葉県柏市根戸430−9 市川毛織北柏寮 205号 Fターム(参考) 4L055 CE39 EA32 FA14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 整経糸と打込み糸とにより織成された基
    布と、該基布に積層絡合されるウエッブとからなる製紙
    用プレスフェルトにおいて、 前記基布を構成する少なくとも一方の糸材の全部または
    一部が、圧力により変形する変形糸材であることを特徴
    とする製紙用プレスフェルト。
  2. 【請求項2】 前記変形糸材が、中空構造であることを
    特徴とする請求項1に記載の製紙用プレスフェルト。
  3. 【請求項3】 前記基布を構成する少なくとも一方の糸
    材の一部に変形糸材を用いた場合において、該変形糸材
    と非変形糸材との構成比率が1:1乃至1:3、もしく
    は1:1乃至3:1であることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の製紙用プレスフェルト。
JP10368505A 1998-12-08 1998-12-08 製紙用プレスフェルト Pending JP2000170087A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007077974A1 (ja) * 2006-01-06 2007-07-12 Ichikawa Co., Ltd. 抄紙用プレスフェルト
WO2007094207A1 (ja) * 2006-02-14 2007-08-23 Ichikawa Co., Ltd. 抄紙用プレスフェルト

Cited By (3)

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WO2007077974A1 (ja) * 2006-01-06 2007-07-12 Ichikawa Co., Ltd. 抄紙用プレスフェルト
JP2007182644A (ja) * 2006-01-06 2007-07-19 Ichikawa Co Ltd 抄紙用プレスフェルト
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