JP2000166233A - 電源装置および電源効率改善方法 - Google Patents

電源装置および電源効率改善方法

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JP2000166233A
JP2000166233A JP10330880A JP33088098A JP2000166233A JP 2000166233 A JP2000166233 A JP 2000166233A JP 10330880 A JP10330880 A JP 10330880A JP 33088098 A JP33088098 A JP 33088098A JP 2000166233 A JP2000166233 A JP 2000166233A
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power supply
control
power
input
efficiency
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JP10330880A
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Inventor
Hiroshi Itojima
浩 糸島
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】省エネルギ化の要求を満足するためどのような
動作状態であっても電源効率を改善する。 【解決手段】PWM制御方式では素子8の駆動周波数を
制御パラメータに加え、PFM制御方式では制御パルス
幅を制御パラメータに加え、入力電力が小さくなるよう
にPWM制御方式では素子8の駆動周波数を微小に変
化、PFM制御方式では制御パルス幅を微小に変化させ
て電源効率を改善するようにした構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源装置および電
源効率改善方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電源装置例えばスイッチング電源
の回路構成について図15を参照して説明すると、商用
交流電源の入力2を整流平滑する入力整流平滑部4と、
入力整流平滑部4からの入力電圧を所定の電圧に変換す
るコンバータ部6と、固定駆動周波数f0または固定制
御パルス幅Toff0でスイッチング動作するスイッチ
ング素子8と、コンバータ部6出力を整流平滑する出力
整流平滑部10と、出力電圧を検出する出力電圧検出部
12と、制御ブロック14とで構成されている。制御ブ
ロック14は、制御部14aと比較フィードバック部1
4bとにより構成されて比較フィードバック部14bに
おいて出力電圧検出部12の出力電圧検出出力を基準値
と比較しその比較結果を制御部14aにフィードバック
し、制御部14aではその比較結果に応答してスイッチ
ング素子8をON−OFF制御して出力電圧を一定値に
安定化制御する。なお、このようなスイッチング電源の
動作は周知であるのでその詳細な動作説明は省略する。
【0003】制御ブロック14におけるスイッチング素
子8の駆動方式にはPWM制御方式とPFM制御方式と
がある。PWM制御方式はスイッチング素子8の駆動周
波数を固定し制御パルス幅(ONパルス幅またはONデ
ューティーまたはON期間)を制御パラメータとし、P
FM制御方式は前記制御パルス幅(OFFパルス幅また
はOFF期間、あるいはONパルス幅またはON期間)
を固定しスイッチング素子8の駆動周波数を制御パラメ
ータとして、出力電圧を一定値に安定化制御する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した構成を有する
従来のスイッチング電源においては以下の課題が指摘さ
れる。
【0005】PWM制御方式の場合では駆動周波数が固
定で制御パルス幅のみを変化させた制御のため出力電圧
を一定値に安定制御することは可能であるが、電源効率
(=出力電力/入力電力)をより高効率にするように制
御することができないので内部損失が大きく、したがっ
て、無効な電力が多くなるという問題がある。
【0006】PFM制御方式の場合では制御パルス幅が
固定で駆動周波数のみを変化させた制御のため、PWM
制御方式と同様に内部損失が大きく、したがって、無効
な電力が多くなるという問題がある。
【0007】最近のPFM制御方式では入力電圧が高
く、軽負荷時(出力電力が小さい)に、発振周波数が高
くなり、スイッチング損失が周波数に比例して増大する
のを防止するために、OFF期間をあらかじめ定めた一
定期間よりは短くならないような制御を実施して軽負荷
時に発振周波数が高くならないようにして軽負荷時にお
ける電源効率の改善を図ったものが提案されている。し
かしながら、このような軽負荷時の電源効率改善でも、
その状態で電源効率をより高く改善することはできなか
った。
【0008】以上のように、従来の電源装置では省エネ
ルギ化の要求を満たさないものであった。
【0009】本発明においては、省エネルギ化の要求を
満足するために、いずれの制御方式によろうとも、動作
状態がどのようであっても電源効率を、より改善できる
ようにすることを共通の解決課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の電源装置におい
ては、入力電圧を所定の電圧に変換する変換手段と、前
記変換手段の変換動作を制御するスイッチング手段と、
前記スイッチング手段をPWM制御方式により駆動制御
する制御手段とを有し、前記スイッチング手段の制御パ
ラメータとして制御パルス幅のみならず駆動周波数をも
加え、電源効率に関して前記駆動周波数を微小に変化さ
せるようにしている。
【0011】本発明の電源装置においては、入力電圧を
所定の電圧に変換する変換手段と、前記変換手段の変換
動作を制御するスイッチング手段と、前記スイッチング
手段をPFM制御方式により駆動制御する制御手段とを
有し、前記スイッチング手段の制御パラメータとし駆動
周波数のみならず制御パルス幅を加え、電源効率に関し
て前記制御パルス幅を微小に変化させるようにしてい
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。本発明の電源装置は
実施の形態で説明される方式のスイッチング電源に限定
されるものではなく他のすべての方式のスイッチング電
源に適用することができる。また、本発明においてはス
イッチング電源に限定されるものではなく他の形式の電
源装置にも適用することができる。要するに、本発明の
電源装置は、入力を所定の出力に変換制御する変換手段
と、前記出力に関する信号に応答して前記変換制御を行
う制御手段とを有したすべての電源装置を含む。
【0013】以下においては、PWM制御方式とPFM
制御方式とに分けて説明する。
【0014】(PWM制御方式)本発明ではPWM制御
方式のスイッチング電源の電源効率の改善のため、制御
パラメータとして、従来の制御パルス幅だけではなく、
これに加えて駆動周波数も制御パラメータとして有して
いる。以下、図1ないし図4を参照して本発明のPWM
制御方式における電源効率改善について説明する。
【0015】図1は横軸を負荷率(定格電流に対する出
力電流の百分率)、縦軸を電源効率としてあらわされる
電源効率特性であり、図1では、入力される交流電源が
100Vの場合と200Vの場合それぞれでは負荷率に
対する電源効率の変移が異なっている。つまり、図1で
は入力電圧が小さい方が電源効率が高いことを示してい
る。
【0016】図2は横軸をスイッチング素子の駆動周波
数、縦軸を電源効率としてあらわされる電源効率特性で
ある。また図2で示すように負荷率30%、50%、7
0%、100%においては最大の電源効率を実現できる
駆動周波数は負荷率と共に変移している。つまり、図2
では負荷率が大きくなる程、低い駆動周波数の方が電源
効率が高くなる。
【0017】通常、駆動周波数は、負荷率100%のと
きに最適な電源効率になるような周波数に固定されてい
る。そのためスイッチング電源が負荷率100%となる
負荷に使用される場合では最適な電源効率が得られる。
しかし、一般にスイッチング電源はユーザーのアプリケ
ーションで考えられるピーク出力容量で選定されている
ため、スイッチング電源は、実使用時では負荷率50%
程度で動作していることが多い。そうすると、負荷率5
0%となる場合ではスイッチング素子8の駆動周波数
が、最適な電源効率を実現できる駆動周波数からずれる
ことになるため電力エネルギの損失となる。
【0018】このことを図3(横軸を駆動周波数、縦軸
を電源効率)を参照して説明する。図3は負荷率70%
を例にしたものである。まず、ここでスイッチング電源
は負荷が同一条件下で入力電流が大小に変化した場合を
考える。このとき、負荷が同一条件のため出力電圧、出
力電流は共に一定であるから出力電力はそのままで、か
つ、入力電圧が一定としたときの電源効率(出力電力/
入力電力)のパラメータは入力電流となる。したがっ
て、入力電流が大きくなることは入力電力が大きくなり
出力電力に対する電源効率が低くくなり、その逆に小さ
くなることは電源効率が高くなることとなる。ここで、
電源効率の演算のために入力電流は任意の一定時間の間
の平均処理または積分処理(以下では、このことを単に
処理という)し、この処理結果を処理値(上記により入
力電力に相当する)と言う。
【0019】そうすると、スイッチング素子に対する初
期の駆動周波数f0が、最適な電源効率が得られる駆動
周波数foptよりも低い周波数であると仮定する。こ
のとき、初期駆動周波数での処理値(第1処理値)を記
憶する。次に、駆動周波数を初期駆動周波数から高い方
に微小周波数だけずらせたf1とし、このときの処理値
(第2処理値)を得る。そして、前記第1、第2両処理
値を比較する。この比較の結果、第1処理値よりも第2
処理値の方が小さいときは、同一の出力電力を得るのに
第2処理値の方が第1処理値よりも小さい入力電力で済
むので初期駆動周波数よりも微小値だけ周波数をずらせ
た方が電源効率が高いことになる。同様に、駆動周波数
をさらに微小値高くずらせたf2とし、このときの処理
値(第3処理値)を得る。そして、前記両第2、第3処
理値を比較する。この比較の結果、第2処理値よりも第
3処理値の方が小さいときは、周波数をさらに微小値ず
らせた方が電源効率が高いことになる。また、周波数を
ずらせた結果、電源効率が低下することは周波数をずら
せすぎたこととなるので、周波数を低い方に微小ずらせ
る。こうしたことを繰り返す制御ルーチンとすることで
最終的に電源効率が最大となる駆動周波数foptが得
られる。
【0020】この場合、前記制御ルーチンは例えば負荷
率70%の固定とするなどして比較的長い時間単位で行
う場合ではなく、負荷率が例えば図4(横軸を駆動周波
数、縦軸を電源効率)で示すように短い時間単位で70
%から例えば30%に急変することがある。このような
場合では負荷率の急変を検出し、上述と同様の制御ルー
チンを実施する。
【0021】つまり入力電流処理を行う時間単位を長い
時間単位で行う処理(説明の都合でマクロ処理という)
と、短い時間単位で行う処理(説明の都合でミクロ処理
という)とに分け、マクロ処理により長い時間単位で見
た場合の電源効率を平均的に高めつつ、その長い時間単
位の中では電源効率は平均的に高いものの負荷の急変な
どで短い時間単位内では電源効率が低下するのを防止し
ミクロ処理により短い時間単位内で高い電源効率が得ら
れるようにしている。
【0022】次に、上述した電源効率改善によるPWM
制御方式のスイッチング電源の実施の形態について図5
ないし図8を参照して説明する。
【0023】図5は、本発明の実施の形態に従うPWM
制御方式スイッチング電源の回路構成図である。図5を
参照して、実施の形態のスイッチング電源は、入力整流
平滑部4、コンバータ部6、スイッチング素子8、出力
整流平滑部10、出力電圧検出部12、制御ブロック1
4、入力電流検出部16、および出力電流検出部18を
有している。
【0024】実施の形態では、制御ブロック14が、制
御部14aおよび比較フィードバック部14bに加え
て、入力電流処理部14c、駆動周波数可変部14d、
負荷変動検出部14e、処理値メモリ14fを有してい
る。
【0025】制御ブロック14について説明する。
【0026】入力電流処理部14cは、所定の時間単位
(ΔT)で入力電流検出部18の出力を入力電流処理す
るが、ここで前記所定の時間単位を長い時間単位(ΔT
=ΔTL)として入力電流を処理(マクロ処理)する機
能を果たすマクロ処理部14c1と、また前記所定の時
間単位を短い時間単位(ΔT=ΔTS)として入力電流
を処理(ミクロ処理)する機能を果たすミクロ処理部1
4c2とを有している。
【0027】入力電流処理部14cはまた、マクロ処理
部14c1でマクロ処理した入力電流処理値(マクロ処
理値)、ミクロ処理部14c2でミクロ処理した入力電
流処理値(ミクロ処理値)それぞれを出力するようにな
っている。
【0028】入力電流処理部14cはさらにまた、負荷
変動検出部14eからトリガ信号入力無しのときはマク
ロ処理部14c1のマクロ処理値を出力し、トリガ信号
の入力有りのときはミクロ処理部14c2のミクロ処理
値を出力する。
【0029】駆動周波数可変部14dは、入力電流処理
部14cからマクロ処理値が入力されたときは所定の演
算を行いその演算結果に対応する駆動周波数可変信号
を、ミクロ処理値が入力されたときは所定の演算を行い
その演算結果に対応する駆動周波数可変信号をそれぞれ
出力する。
【0030】処理値メモリ14fは、マクロ処理値、ミ
クロ処理値の記憶、読み出しが可能となっている。
【0031】負荷変動検出部14eは、出力電流検出部
16の検出出力によって負荷変動を検出し、負荷変動が
無いかまたは所定以下の負荷変動ではトリガ信号を出力
せず、負荷変動有りまたは所定以上の負荷変動ではトリ
ガ信号を出力する。
【0032】負荷変動検出部14eについて図6および
図7を参照して説明する。
【0033】出力電流検出部16で検出される出力電流
Ioの変化は図7(a)で示すように抵抗16a両端間
の電圧変化に対応する。抵抗16aの両端間電圧は、そ
れぞれダイオードD1を介する抵抗R1とコンデンサC
1とからなる積分回路と、ダイオードD2を介する抵抗
R2とコンデンサC2とからなる積分回路とでそれぞれ
積分される。コンデンサC1の容量と抵抗R1とからな
る時定数<コンデンサC2と抵抗R2とからなる時定数
の関係が設定されているので、積分出力である、A点電
位は図7(b)で、またB点電位は図7(c)でそれぞ
れ示すように変化する。比較部CPは、A点電位とB点
電位とを比較して図7(d)で示す比較結果を出力す
る。比較部CP出力は、コンデンサC3と抵抗R3とか
らなる微分回路で微分される。その結果、比較部CP出
力部であるC点には図7(e)で示す微分出力が得られ
る。両微分出力は、全波整流回路RDで整流される結
果、D点には図7(f)で示す整流出力が得られる。両
整流出力は、負荷変動検出部14eのトリガ信号として
入力電流処理部14bに入力される。トリガ信号が2つ
あるのは、図7(a)で負荷変動が、重負荷から軽負荷
に変動するタイミングT1と軽負荷から重負荷に変動す
るタイミングT2とに対応するからである。
【0034】図5に戻って、制御部14aは、駆動周波
数可変部14dからの駆動周波数可変信号に応答して駆
動周波数を可変する。
【0035】以下、制御ブロック14の制御動作につい
て図8の制御フローを参照して説明する。
【0036】、動作中の固定駆動周波数f0にて、入
力電流検出部18の信号を、入力電流処理部14cで一
定時間ΔTで処理し、その処理値Iin(ave)0
処理値メモリ14fに記憶する(n1)。
【0037】、駆動周波数可変部14dにて、駆動周
波数を前記の固定駆動周波数f0から微小Δf変移さ
せて、f0+Δf(≡f1)とし(n2)、制御部14a
にてスイッチング素子8を制御駆動する。
【0038】、前記の駆動状態で、再度、入力電流
検出部18の信号を、入力電流処理部14cで一定時間
ΔT、処理する。この処理値をIin(ave)1とす
る。
【0039】、ここで、Iin(ave)0とIin
(ave)1との大きさを比較する(n3)。
【0040】Iin(ave)1>Iin(ave)0
場合は、駆動周波数f0の方が電源効率が良いというこ
とになる。この場合、駆動周波数を変化させた方向が逆
であったと考えられるため、駆動周波数をf2=f0−Δ
fとする(n4)。
【0041】また、Iin(ave)0>Iin(av
e)1の場合は、駆動周波数f1の方が電源効率が良いと
いうことになり、現状の駆動周波数のままとし、f2
1(=f0+Δf)とする(n5)。そして、一定時間
ΔTの処理をして(n6)、n1に戻る。
【0042】、こうして1サイクル終了し、最終的に
決定されたf2をf0に置き換えた後で、再度、前記
〜のサイクルを繰り返して、電源効率の最大化をはか
る。
【0043】前記処理を行う一定時間ΔTを前記マクロ
処理のための一定時間ΔTLと、ミクロ処理のための一
定時間ΔTSとすると、負荷変動検出部14eからトリ
ガ信号入力が無ければ、一定時間ΔTLの間、前記入力
電流処理部14bはマクロ処理部14c1におけるマク
ロ処理とし、周囲温度の変化のように状態がゆっくりと
変移していく場合での電源効率を改善し、負荷変動検出
部14eからトリガ信号入力が有れば、一定時間ΔTS
の間、ミクロ処理部14c2におけるミクロ処理とし負
荷変動のように短時間で状態が変わり得る場合での電源
効率を改善する。
【0044】なお、上述においては、スイッチング電源
が一旦、設置された後は、入力電圧はほぼ一定で変動し
ないことを利用し、入力電力を入力電流の平均値あるい
は積分値にて簡易的に検出している。こうした入力電流
の処理、駆動周波数可変の制御等は、マイクロコンピュ
ータを用いたソフトウエアによってでも構わないし、ア
ナログ回路部品を用いて行うことも可能である。
【0045】(PFM制御方式)本発明のPFM制御方
式のスイッチング電源における電源効率改善について説
明する。本発明のスイッチング電源における制御パラメ
ータは、スイッチング素子の駆動周波数に加えて制御パ
ルス幅(ONパルス幅またはON期間またはONデュー
ティー、あるいはOFFパルス幅またはOFF期間また
はOFFデューティー)を有している。
【0046】PFM制御方式における代表例である自励
式RCC(リンギングチョークコンバータ)方式におい
てスイッチング素子を駆動する発振周波数(駆動周波
数)に着目すると低入力より高入力の方が、また、重負
荷より軽負荷の方が、それぞれ、駆動周波数が高くな
る。駆動周波数が高くなれば、スイッチング素子の駆動
制御に際しての損失電力が比例的に大きくなって電源効
率が悪化するという問題がある。このような問題を解決
するために、最近においては、駆動周波数がある程度以
上は高くならないように、制御パルス幅の最低値を決
め、その最低値以下に制御パルス幅が短くならないよう
制御するというスイッチング電源も提案されている。こ
の提案によれば、軽負荷時に制御パルス幅が最低値にク
ランプされてスイッチングトランスの一次側巻線および
二次側巻線に電流が流れない期間が存在する不連続モー
ドとなり、軽負荷時の周波数が過度に上昇しなくなって
軽負荷時での電源効率が改善される。このようにして軽
負荷時にスイッチングトランスが不連続動作となること
で軽負荷時における電源効率が改善されるという効果の
あることが知られている。
【0047】本発明においては、基本的には制御パルス
幅をあらかじめ定め、基本動作は駆動周波数を制御パラ
メータとして軽負荷時にスイッチング素子を不連続動作
させつつ、その微調整を制御パルス幅を制御パラメータ
に加えて行うことで、電源効率をさらに改善しようとす
るものである。
【0048】以下、図9ないし図12を参照して本発明
のPFM制御方式における電源効率改善について説明す
る。
【0049】図9は横軸を負荷率、縦軸を電源効率とし
てあらわされる電源効率特性であり、図9では、入力さ
れる交流電源による入力電圧が100Vの場合と200
Vの場合それぞれでは負荷率に対する電源効率の変移が
異なり、入力電圧が小さい方が電源効率が高いことを示
している。
【0050】図10は横軸をスイッチング素子の制御パ
ルス幅(この例ではOFF期間:Toff)、縦軸を電
源効率としてあらわされる電源効率特性である。また図
10で示すように入力電圧100V、200Vそれぞれ
で負荷率50%,100%での電源効率の変移を示して
いる。これによると、負荷率、入力電圧により、最高の
電源効率を実現できるToffは異なり、入力電圧を固
定として考えた場合でも負荷率により電源効率のピーク
を実現するToffは変移する。通常、スイッチング電
源は入力電圧最低で、かつ、負荷率100%にて最適と
なる設計となるようToffを決定する。これによる
と、低入力電圧、負荷率100%では電源効率は良い
が、入力電圧が高くなるにつれて、また、負荷が軽くな
るにつれて電源効率が悪化する。また、スイッチング電
源を選定するに際してはユーザのアプリケーションで考
えられるピーク出力容量で選定されるので、通常の動作
状態では負荷率50%程度で動作していることの方が多
い。このような状態を考えると最高の電源効率で動作す
ることはできない。
【0051】そこで、本発明においては、基本動作は制
御パラメータとしては駆動周波数を制御して軽負荷時に
はスイッチングトランスが不連続モードとなるようにス
イッチング素子の制御パルス幅の最低値を定めておきそ
の最低値を限度として微調整を制御パルス幅(Tof
f)を制御パラメータとして実施することである。
【0052】つまり、図11(横軸は制御パルス幅To
ff、縦軸は電源効率)で示すようにスイッチング素子
に対する初期の制御パルス幅が、最適な電源効率が得ら
れる制御パルス幅Toffoptよりも短いと仮定す
る。このとき、初期の制御パルス幅での処理値(第1処
理値)を決定する。次に、制御パルス幅を初期制御パル
ス幅より長い方に微小値ΔTだけずらせ、このときの処
理値(第2処理値)を得る。そして、前記第1、第2両
処理値を比較する。この比較の結果、第1処理値よりも
第2処理値の方が小さいときは、同一の出力電力を得る
のに第2処理値の方が第1処理値よりも小さい入力電力
で済むので制御パルス幅を微小ずらせた方が電源効率が
高いことになる。同様に、制御パルス幅をさらに微小ず
らせ、このときの処理値(第3処理値)を得る。そし
て、前記両第2、第3処理値を比較する。この比較の結
果、第2処理値よりも第3処理値の方が小さいときは、
さらに制御パルス幅を微小ずらせた方が電源効率が高い
ことになる。これを繰り返す制御ルーチンとすることで
最終的に電源効率が最大となる制御パルス幅Toffo
ptが得られることになる。
【0053】この場合、前記制御ルーチンは例えば負荷
率50%の固定とするなどして比較的長い時間単位で行
う場合ではなく、負荷率が例えば図12(横軸を制御パ
ルス幅、縦軸を電源効率)で示すように短い時間単位で
50%から例えば100%に急変することがある。この
ような場合では負荷率の急変を検出し、上述と同様の制
御ルーチンを実施する。つまり処理を行う時間単位を長
い時間単位で行う処理(マクロ処理)と、短い時間単位
で行う処理(ミクロ処理)とに分け、マクロ処理により
長い時間単位で見た場合の電源効率を平均的に高めつ
つ、その長い時間単位の中では電源効率は平均的に高い
ものの負荷の急変などで短い時間単位内では電源効率が
低下するのを防止しミクロ処理により短い時間単位内で
高い電源効率が得られるようにしている。
【0054】次に、上述した電源効率改善を用いたPF
M制御方式のスイッチング電源の実施の形態について説
明する。
【0055】図13は、本発明の実施の形態に従うPF
M制御方式のスイッチング電源の回路構成図である。図
13を参照して、実施の形態のスイッチング電源は、入
力整流平滑部4、コンバータ部6、スイッチング素子
8、出力整流平滑部10、出力電圧検出部12、制御ブ
ロック14、入力電流検出部16、および出力電流検出
部18を有している。
【0056】実施の形態では、制御ブロック14が、制
御部14aおよび比較フィードバック部14bに加え
て、入力電流処理部14c、制御パルス幅可変部14
d’、負荷変動検出部14e、処理値メモリ14fを有
している。
【0057】制御ブロック14について説明する。
【0058】入力電流処理部14cは、所定の時間ΔT
単位で入力電流検出部18の出力を処理するが、所定の
時間単位を長い時間単位ΔTLとして入力電流を処理
(マクロ処理)する機能を果たすマクロ処理部14c1
と、また所定の時間単位を短い時間単位ΔTSとして入
力電流を処理(ミクロ処理)する機能を果たすミクロ処
理部14c2とを有している。
【0059】入力電流処理部14cはまた、マクロ処理
部14c1でマクロ処理した処理値(マクロ処理値)、
ミクロ処理部14c2でミクロ処理した処理値(ミクロ
処理値)それぞれを出力するようになっている。
【0060】入力電流処理部14cはさらにまた、負荷
変動検出部14eからのトリガ信号入力無しのときはマ
クロ処理部14c1のマクロ処理値を出力し、トリガ信
号の入力有りのときはミクロ処理部14c2のミクロ処
理値を出力する。
【0061】制御パルス幅可変部14d’は、入力電流
処理部14cのマクロ処理部14c1からマクロ処理値
が入力されたときは所定の演算を行いその演算結果に対
応する駆動周波数可変信号を、入力電流処理部14cの
ミクロ処理部14c2からミクロ処理値が入力されたと
きは所定の演算を行いその演算結果に対応する駆動周波
数可変信号をそれぞれ出力する。
【0062】処理値メモリ14fは、処理値の記憶、読
み出しが可能となっている。
【0063】負荷変動検出部14eは、出力電流検出部
16の検出出力によって負荷変動を検出し、負荷変動無
しあるいは所定以下の負荷変動のときはトリガ信号を出
力せず、負荷変動有りまたは所定以上の負荷変動有りの
ときはトリガ信号を出力する。負荷変動検出部14eの
詳細は上述したのでその説明を省略する。
【0064】制御部14aは、制御パルス幅可変部14
d’からの制御パルス幅可変信号に応答して制御パルス
幅を可変する。
【0065】以下、制御ブロック14の制御動作につい
て図14の制御フローを参照して説明する。
【0066】、電源起動時は、RCC動作により制御
パルス幅Toffを決定し(S1)検出する(S2)。
【0067】、検出したToffがあらかじめ決めら
れた最低制御パルス幅Toff(min)より大きいど
うかを検出する(S3)。
【0068】Toff>Toff(min)の場合はT
off0=Toffと設定する(S4)。
【0069】Toff<Toff(min)の場合はT
off(min)より短くできないのでToff0=T
off(min)と設定する(S5)。
【0070】、前記で設定したToff0にて、あ
らかじめ決められた期間の入力電流の平均値Iin(a
ve)0を検出して記憶する(S6)。
【0071】、ここで故意にToffを微小値ΔTだ
け変移させてToff1=Toff0+ΔTと設定する
(S7)。
【0072】、前記で定めたToff1にて決めら
れた期間の入力電流の平均値Iin(ave)1を検出
する(S8)。
【0073】、上記で選られた2つの値Iin(av
e)0、Iin(ave)1を比較する(S9)。
【0074】Iin(ave)0>Iin(ave)1
場合は、変移させたToff1の方が電源効率が良いこ
とになり、電源効率最適となる制御パルス幅Toff2
=Toff1と設定する(S10)。
【0075】Iin(ave)0<Iin(ave)1
場合は、変移させたToff1の方が電源効率が悪いこ
とになり、ΔT変移させた方向が間違っていたというこ
とで、より電源効率が最適となると考えられる逆方向へ
制御パルス幅を変移させるが、変移させるべき値Tof
0−ΔTと、その値があらかじめ設定されたToff
(min)とを比較する(S11)。
【0076】Toff0−ΔT>Toff(min)の
場合は、Toff2=Toff0−ΔTと設定する(S1
2)。
【0077】Toff0−ΔT<Toff(min)の
場合は、Toff2=Toff(min)と設定する
(S13)。
【0078】、ここで得られたToff2を基本制御
パルス幅ToffのパラメータであるToff0に代入
する(S14)。
【0079】、ここで負荷変動が発生したかどうかを
負荷変動検出部14eでトリガ信号の有無を確認し(S
15)、トリガ信号有りの場合はS6に移行し、トリガ
信号無しの場合はS2に移行する。
【0080】こうしたサイクルを繰り返して、電源効率
の最大化をはかる。
【0081】このPFM制御方式の場合も、マクロ処理
とミクロ処理とで、電源効率のより一層の改善効果があ
る。
【0082】なお、上述においては、スイッチング電源
が一旦、設置された後は、入力電圧はほぼ一定で変動し
ないことを利用し、入力電力を入力電流の平均値あるい
は積分値にて簡易的に検出している。こうした入力電流
の処理、制御パルス幅可変制御等は、マイクロコンピュ
ータを用いたソフトウエアにより実施しても構わない
し、アナログ回路部品を用いて実施することも可能であ
る。
【0083】
【発明の効果】以上のように本発明の電源装置において
は、PWM制御方式、PFM制御方式のいずれにおいて
も、それまでになかった制御パラメータとして、PWM
制御方式では駆動周波数を、PFM制御方式では制御パ
ルス幅を用いているので、これらの制御パラメータを微
小変化させることで、より高く電源効率を改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電源効率改善の説明に供する負荷率対
電源効率図
【図2】本発明の電源効率改善の説明に供する駆動周波
数対電源効率図
【図3】本発明の電源効率改善の説明に供する駆動周波
数対電源効率図
【図4】本発明の電源効率改善の説明に供する駆動周波
数対電源効率図
【図5】本発明の実施の形態に係るスイッチング電源の
回路図
【図6】図5の負荷変動検出部の回路図
【図7】図6の負荷変動検出部の動作説明に供するタイ
ミングチャート
【図8】図5のスイッチング電源の動作説明に供する制
御フロー図
【図9】本発明の電源効率改善の説明に供する負荷率対
電源効率図
【図10】本発明の電源効率改善の説明に供する制御パ
ルス幅対電源効率図
【図11】本発明の電源効率改善の説明に供する制御パ
ルス幅対電源効率図
【図12】本発明の電源効率改善の説明に供する制御パ
ルス幅対電源効率図
【図13】本発明の他の実施の形態に係るスイッチング
電源の回路図
【図14】図13のスイッチング電源の動作説明に供す
る制御フロー図
【図15】従来のスイッチング電源の回路図
【符号の説明】
2 交流電源 4 入力整流平滑部 6 コンバータ部 8 スイッチング素子 10 出力整流平滑部 14 制御ブロック 14a 制御部 14b 比較フィードバック部 14c 入力電流処理部 14c1 マクロ処理部 14c2 ミクロ処理部14c2 14d 駆動周波数可変部 14f 処理値メモリ 16 出力電流検出部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力電圧を所定の電圧に変換する変換手段
    と、前記変換手段の変換動作を制御するスイッチング手
    段と、前記スイッチング手段をPWM制御方式により駆
    動制御する制御手段とを有した電源装置において、 前記スイッチング手段の制御パラメータに制御パルス幅
    の他に駆動周波数を加えている、 ことを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の電源装置において、 前記制御手段は、電源効率に関して前記駆動周波数を微
    小に変化させることが可能である、ことを特徴とする電
    源装置。
  3. 【請求項3】入力電圧を所定の電圧に変換する変換手段
    と、前記変換手段の変換動作を制御するスイッチング手
    段と、前記スイッチング手段をPFM制御方式により駆
    動制御する制御手段とを有した電源装置において、 前記スイッチング手段の制御パラメータに駆動周波数の
    他に制御パルス幅を加えている、 ことを特徴とする電源装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の電源装置において、 前記制御手段は、電源効率に関して前記制御パルス幅を
    微小に変化させることが可能である、ことを特徴とする
    電源装置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4いずれかに記載の電源装
    置において、 前記制御手段は、入力電力の信号を、所定の時間単位に
    て、所定の処理を行い、この処理の結果を用いて前記入
    力電力が小さくなるように前記制御パラメータを制御す
    る、ことを特徴とする電源装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の電源装置において、 前記制御手段は、負荷の状態に応じて前記処理を、所定
    の長い時間単位にての処理と、所定の短い時間単位にて
    の処理とで行う、ことを特徴とする電源装置。
  7. 【請求項7】入力電圧を所定の電圧に変換制御する電源
    装置において、 入力電力の信号に対して、所定の時間単位にて、所定の
    処理を行い、この処理の結果を用いて前記入力電力を小
    さい方向に制御するように構成されている、ことを特徴
    とする電源装置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の電源装置において、 前記入力電力の信号として入力電流の検出信号を用い
    る、ことを特徴とする電源装置。
  9. 【請求項9】入力電圧を所定の電圧に変換制御する電源
    装置における電源効率改善方法であって、 入力電力の信号に対して所定の時間単位にて所定の処理
    を行いこの処理の結果を用いて前記入力電力を小さい方
    向に制御することで電源効率を改善する、ことを特徴と
    する電源効率改善方法。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の電源効率改善方法にお
    いて、 前記所定の時間単位を負荷の状態に応じて所定の長い時
    間単位と所定の短い時間単位とに分けて行う、ことを特
    徴とする電源効率改善方法。
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