JP2006333589A - スイッチング電源装置及びその制御方法 - Google Patents

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朗 佐藤
Osamu Kawagoe
治 川越
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Abstract

【課題】 高効率、高リニアリティを実現することができるスイッチング電源装置を提供すること。
【解決手段】 信号源17Aに振幅補正回路33が付加されている。振幅補正回路33は、たとえ発振器(OSC)21Aから出力される三角波の発振信号OSCOUTの発振周波数fが変化しても、その発振信号OSCOUTの振幅が常に実質的に一定となるような、可変の上限電圧VA1(V)と可変の下限電圧VA2(V)を生成する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、スイッチング電源装置に関し、特に、RCC(リンギングチョークコンバータ)方式のスイッチング電源装置及びその制御方法に関する。
この技術分野において周知のように、スイッチング電源装置とは、ある電圧レベルの直流電圧(入力電圧)を他の電圧レベルの直流電圧(出力電圧)に変換する電力変換装置のことをいう。スイッチング電源装置は、DC−DCコンバータあるいはスイッチングレギュレータとも呼ばれる。スイッチング電源装置では、トランジスタをスイッチ素子として用い、これをスイッチングさせ、入力電圧をいったん交流電圧に変えて、トランス又はインダクタ等のインダクタンス素子によって電圧を昇圧あるいは降圧した後、整流して出力電圧に変換する。
この技術分野において周知のように、スイッチング電源装置におけるスイッチ素子の駆動方式には、PWM制御方式とPFM制御方式とがある(例えば、特許文献1参照)。PWM制御方式では、スイッチ素子の駆動周波数を固定し制御パルス幅を制御パラメータとして、出力電圧を一定値に安定化制御する。一方、PFM制御方式では、前記制御パルス幅を固定しスイッチ素子の駆動周波数を制御パラメータとして、出力電圧を一定値に安定化制御する。
また、PWM制御方式のスイッチング電源装置は種々提案されている(例えば、特許文献2参照)。
図1に従来のRCC方式のスイッチング電源装置10を示す。入力電源11から発生された入力電圧Vccは、スイッチ素子SWを介してトランスTの一次巻線Npに印加される。スイッチ素子SWをスイッチングさせることにより、入力電圧Vccは交流電圧に変換される。この交流電圧はトランスTによって昇圧あるいは降圧され、トランスTの二次巻線Nsには変換された交流電圧が誘起される。この変換された交流電圧はダイオードD1で整流された後、コンデンサC1で平滑される。このコンデンサC1の両端間には出力電圧VOUTが現れる。この出力電圧VOUTが負荷(図示せず)に印加される。
スイッチング電源装置10は、出力電圧VOUTを検出して検出信号を出力する検出回路13と、この検出信号に応答して第1及び第2の制御電圧V1及びV2を出力する制御回路15と、第1及び第2の制御電圧V1、V2に基づいて、パルス幅変調された制御信号(PWM信号)を出力する信号源17と、PWM信号に応答してスイッチSWを駆動するドライブ回路19と、を更に備えている。
従来の信号源17は、三角波の発振信号OSCOUTを発振する発振器(OSC)21と、第1の制御電圧V1に基づいて発振器21の発振周波数fを制御する周波数制御回路23と、第2の制御電圧V2と発振器21から発振された三角波の発振信号OSCOUTとを比較して、PWM信号を出力するPWM制御回路25とから構成されている。このPWM信号はドライブ回路19へ供給される。
すなわち、信号源17は、制御回路15からの第1及び第2の制御電圧V1及びV2により、発振信号の発振周波数fとスイッチ素子SWのDutyとを最適な条件で動作できるように設定し、出力電圧VOUTを安定化させている。
図2に図1に示した従来の信号源17の回路例を示す。
周波数制御回路23は、入力電源11の陽極と接地端子GNDとの間に直列に接続された、可変電流源IOとコンデンサC2とから構成される。可変電流源IOは、第1の制御電圧V1に応じて可変する電流Icを流す。コンデンサC2は、後述するように、充放電を繰り返して、その両端からコンデンサ電圧VC2を発生する。
発振器21は、入力電圧Vccを分圧して固定の上限電圧VA1(F)と固定の下限電圧VA2(F)とを出力する分圧器27と、コンデンサ電圧VC2と固定の上限電圧VA1(F)とを比較して、第1の比較結果信号を出力する第1の比較器A1と、コンデンサ電圧VC2と固定の下限電圧VA2(F)とを比較して、第2の比較結果信号を出力する第2の比較器A2と、第1の比較結果信号でセットされ、第2の比較結果信号でリセットされて、オン/オフ制御信号を出力するSRフリップ・フロップ29と、コンデンサC2と並列に接続され、オン/オフ制御信号によりオン/オフすることによってコンデンサC2の充放電を制御するスイッチSW1と、コンデンサ電圧VC2を受けて上記三角波の発振信号OSCOUTを出力するバッファ31とから構成されている。
分圧器27は、入力電源11の陽極と接地端子GNDとの間に直列接続された第1乃至第3の抵抗器R、R、Rから構成されている。第1の抵抗器Rと第2の抵抗器Rとの接続点から上記固定の上限電圧VA1(F)が出力される。第2の抵抗器Rと第3の抵抗器Rとの接続点から上記固定の下限電圧VA2(F)が出力される。
SRフリップ・フロップ29は、インバータ290と、第1のナンドゲート291と、第2のナンドゲート292とから構成されている。インバータ290は、第2の比較結果信号を反転して、反転した信号を出力する。第1のナンドゲート291は、第1の比較結果信号と第2のナンドゲート292の出力信号(第2のナンド結果信号)とのナンドをとり、第1のナンド結果信号を出力する。第2のナンドゲート292は、反転した信号と第1のナンドゲート291の出力信号(第1のナンド結果信号)とのナンドをとり、第2のナンド結果信号を出力する。第1のナンド結果信号は上記オン/オフ制御信号としてスイッチSW1へ供給される。
オン/オフ制御信号が論理ローレベルのとき、スイッチSW1はオフ状態になっている。一方、オン/オフ制御信号が論理ハイレベルのとき、スイッチSW1はオン状態になっている。
PWM制御回路25は、第2の制御電圧V2と発振器21から発振された三角波の発振信号OSCOUTとを比較して、PWM信号PWMOUTを出力する第3の比較器A3から構成されている。
すなわち、信号源17は、コンデンサC2を充放電する可変電流源IOの電流値Icを変えることで、PWM信号PWMOUT(三角波の発振信号OSCOUT)の発振周波数fを制御する。換言すれば、発振器21から出力される三角波の発振信号OSCOUTの発振周波数fは、制御回路15から供給される第1の制御電圧V1によって制御される。
また、信号源17においては、コンデンサC2を充放電する固定の上限電圧VA1(F)、固定の下限電圧VA2(F)をそれぞれ第1及び第2の比較器A1、A2で検出し、スイッチSW1をオン/オフして充放電を切り替えることで、三角波の発振信号OSCOUTを出力する。PWM制御回路25は、第2の制御電圧V2に基づいて、PWM信号PWMOUTのDutyを制御する。
図3に、図2に示した信号源17のバッファ31から出力される三角波の発振信号OSCOUTと、PWM制御回路25から出力されるPWM信号PWMOUTとの出力波形の一例を示す。図3において、(A)は三角波の発振信号OSCOUTの出力波形を示し、(B)はPWM信号PWMOUTの出力波形を示す。図3(A)に示されるように、第2の制御電圧V2は、固定の上限電圧VA1(F)と固定の下限電圧VA2(F)との間の電圧である。
先ず、スイッチSW1がオフ状態で、コンデンサC2が電流Icを充電しているとする。この場合、SRフリップ・フロップ29から出力されるオン/オフ制御信号は論理ローレベルである。また、コンデンサC2のコンデンサ電圧VC2は、固定の上限電圧VA1(F)と固定の下限電圧VA2(F)との間にある。従って、第1の比較器A1は論理ハイレベルの第1の比較結果信号を出力し、第2の比較器A2は論理ローレベルの第2の比較結果信号を出力している。インバータ290は論理ハイレベルの反転した信号を出力し、オン/オフ制御信号(第1のナンド結果出力信号)が論理ローレベルであるので、第2のナンドゲート292は論理ハイレベルの第2のナンド結果出力信号を出力する。第1の比較結果信号が論理ハイレベルで、第2のナンド結果出力信号が論理ハイレベルであるので、第1のナンドゲート291は論理ローレベルの第1のナンド結果出力信号(オン/オフ制御信号)を出力し、スイッチSW1はオフ状態を維持する。したがって、三角波の発振信号OSCOUTは、固定の下限電圧VA2(F)から固定の上限電圧VA1(F)へ向けて徐々に上昇する。
コンデンサC2が電流Icを充電することにより、そのコンデンサ電圧VC2が徐々に上昇して、固定の上限電圧VA1(F)に到達したとする。その場合、第1の比較器A1は、論理ローレベルの第1の比較結果信号を出力する。その結果、第1のナンドゲート291は、論理ハイレベルの第1のナンド結果信号(オン/オフ制御信号)を出力する。オン/オフ制御信号が論理ハイレベルになったので、スイッチSW1はオンし、コンデンサC2は放電を開始する。第1のナンド結果信号が論理ハイレベルになったので、第2のナンドゲート292は論理ローレベルの第2のナンド結果信号を出力する。
コンデンサC2が放電を開始することより、そのコンデンサ電圧VC2が固定の上限電圧VA1(F)より低くなる。その結果、第1の比較器A1は、論理ハイレベルの第1の比較結果信号を出力する。第2のナンド結果信号が論理ローレベルであるので、第1のナンドゲート291は、論理ハイレベルの第1のナンド結果信号(オン/オフ制御信号)を出力し続ける。従って、スイッチSW1はオン状態を維持する。したがって、三角波の発振信号OSCOUTは、固定の上限電圧VA1(F)から固定の下限電圧VA2(F)へ向けて徐々に下降する。
コンデンサC2が放電することにより、そのコンデンサ電圧VC2が徐々に下降して、固定の下限電圧VA2に到達したとする。その場合、第2の比較器A2は、論理ハイレベルの第2の比較結果信号を出力する。第2の比較結果信号が論理ハイレベルになったので、インバータ290は論理ローレベルの反転した信号を出力する。その結果、第2のナンドゲート292は、論理ハイレベルの第2のナンド結果信号を出力する。第2のナンド結果信号が論理ハイレベルになったので、第1のナンドゲート291は、論理ローレベルの第1のナンド結果信号(オン/オフ制御信号)を出力する。オン/オフ制御信号が論理ローレベルになったので、スイッチSW1はオフし、コンデンサC2は充電を開始する。第1のナンド結果信号が論理ローレベルになったので、第2のナンドゲート292は論理ハイレベルの第2のナンド結果信号を出力する。
コンデンサC2が充電を開始することより、そのコンデンサ電圧VC2が固定の下限電圧VA2(F)より高くなる。その結果、第2の比較器A2は、論理ローレベルの第2の比較結果信号を出力する。第2の比較結果信号が論理ローレベルになったので、インバータ290は論理ハイレベルの反転した信号を出力する。したがって、第2のナンドゲート292は、論理ハイレベルの第2のナンド結果信号を出力し続ける。その結果、第1のナンドゲート291も、論理ローレベルの第1のナンド結果信号(オン/オフ制御信号)を出力し続けるので、スイッチSW1はオフ状態を維持する。したがって、三角波の発振信号OSCOUTは、固定の下限電圧VA2(F)から固定の上限電圧VA1(F)へ向けて徐々に上昇する。
特開2000−166233号公報 特開昭61−244271号公報(第2図、第3図)
しかしながら、上述した従来のスイッチング電源装置10では、第1及び第2の比較器A1、A2がそれぞれ固定の上限電圧VA1(F)、固定の下限電圧VA2(F)を検出してから、スイッチSW1をオン/オフするまでに時間遅れが生じる。その時間遅れの分だけ、コンデンサC2の充放電が続いてしまう。
そのため、図4に示されるように、発振器(OSC)21から出力される三角波の発振信号OSCOUTの発振周波数fを変えると、発振信号OSCOUTは振幅変動を起こしてしまう。尚、図4において、(A)は三角波の発振信号OSCOUTの出力波形を示し、(B)はPWM信号PWMOUTの出力波形を示す。
詳述すると、発振器(OSC)21から出力される三角波の発振信号OSCOUTの発振周波数fが低いときには、三角波の発振信号OSCOUTの実際の上限電圧及び実際の下限電圧は、それぞれ、固定の上限電圧VA1(F)及び固定の下限電圧VA2(F)に実質的に等しくなっている。しかしながら、発振器(OSC)21から出力される三角波の発振信号OSCOUTの発振周波数fが高くなると、上述した発振器(OSC)21における時間遅れのために、三角波の発振信号OSCOUTの実際の上限電圧は固定の上限電圧VA1(F)より高くなり、三角波の発振信号OSCOUTの実際の下限電圧は固定の下限電圧VA2(F)より低くなる。
図4に示されるように、発振器(OSC)21から出力される三角波の発振信号OSCOUTの振幅変動が起こるため、従来のスイッチング電源装置10を、最適な条件で動作可能な、PWM制御のDuty又はPFM制御のパルス幅に設定することが難しくなる。この結果、従来のスイッチング電源装置10では、高効率、高リニアリティを実現することが困難である。
したがって、本発明の目的は、高効率、高リニアリティを実現することができる、スイッチング電源装置及びその制御方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、最適な条件で動作可能な、PWM制御のDuty又はPFM制御のパルス幅に設定することができる、スイッチング電源装置及びその制御方法を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、発振周波数が変わっても、実質的に振幅変動のない発振信号の発振することができる発振器を備えたスイッチング電源装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、説明が進むにつれて明らかになるだろう。
本発明の第1の態様によれば、発振器から発振された発振信号(OSCOUT)と所定の電圧(V2)とを比較することにより得られたパルス幅変調された制御信号(PWMOUT)によってスイッチ素子(SW)をオン・オフすることにより入力電圧(Vcc)を出力電圧(Vout)に変換するスイッチング電源装置において、前記発振信号の発振周波数が変わっても、前記発振信号の振幅の変動を抑制する振幅変動抑制手段(33;33A;35,33B)を備えたことを特徴とするスイッチング電源装置(10A)が得られる。
上記スイッチング電源装置において、前記スイッチング電源装置は、制御電圧(V1)に応答して前記発振信号(OSCOUT)の発振周波数(f)を制御する周波数制御回路(23)を備えるものであって良い。この場合、前記振幅変動抑制手段は、前記制御電圧(V1)に応答して、前記発振信号の振幅の実際の上限電圧及び下限電圧が常に実質的に一定となるような、検出用の可変の上限電圧(VA1(V);VA1(Va))及び可変の下限電圧(VA2(V);VA2(Va))を生成する振幅補正回路(33;33A)から構成されて良い。前記振幅補正回路(33A)は、前記制御電圧(V1)に対してリニアに変化するように、前記可変の上限電圧(VA1(Va))及び前記可変の下限電圧(VA2(Va))を生成するものであって良い。そのような振幅補正回路(33A)は、例えば、前記制御電圧(V1)に対してリニアに変化する前記可変の上限電圧(VA1(Va))を生成する可変上限電圧生成回路(331)と、前記制御電圧(V1)に対してリニアに変化する前記可変の下限電圧(VA2(Va))を生成する可変下限電圧生成回路(332)とから構成されて良い。
また、上記スイッチング電源装置において、前記振幅変動抑制手段は、前記発振信号の上限及び下限のピーク電圧を検出するピーク検出回路(35)と、該ピーク検出回路で検出された前記上限及び下限のピーク電圧に基づいて、前記発振信号の振幅の実際の上限電圧及び下限電圧が常に実質的に一定となるような、検出用の可変の上限電圧(VA1(Vb))及び可変の下限電圧(VA2(Vb))を生成する振幅補正回路(33B)と、から構成されても良い。
尚、前記スイッチング電源装置において、前記発振器は、例えば、三角波の発振信号を発振する発振器(21A)から構成されて良い。
本発明の第2の態様によれば、発振器から発振された発振信号(OSCOUT)と所定の電圧(V2)とを比較することにより得られたパルス幅変調された制御信号(PWMOUT)によってスイッチ素子(SW)をオン・オフすることにより入力電圧(Vcc)を出力電圧(Vout)に変換するスイッチング電源装置の制御方法において、前記発振信号の発振周波数が変わっても、前記発振信号の振幅の変動を抑制するステップ(33;33A;35,33B)を含む特徴とするスイッチング電源装置(10A)の制御方法が得られる。
上記スイッチング電源装置の制御方法において、前記スイッチング電源装置(10A)は、制御電圧(V1)に応答して前記発振信号(OSCOUT)の発振周波数(f)を制御する周波数制御回路(23)を備えるものであって良い。この場合、前記抑制ステップは、前記制御電圧(V1)に応答して、前記発振信号の振幅の実際の上限電圧及び下限電圧が常に実質的に一定となるような、検出用の可変の上限電圧(VA1(V);VA1(Va))及び可変の下限電圧(VA2(V);VA2(Va))を生成するステップ(33;33A)から成るもので良い。前記生成ステップは、前記制御電圧(V1)に対してリニアに変化するように、前記可変の上限電圧(VA1(Va))及び前記可変の下限電圧(VA2(Va))を生成するステップであって良い。そのような前記生成ステップは、例えば、前記制御電圧(V1)に対してリニアに変化する前記可変の上限電圧(VA1(Va))を生成するステップ(331)と、前記制御電圧に対してリニアに変化する前記可変の下限電圧(VA2(Va))を生成するステップ(332)とを含むものであって良い。
また、上記スイッチング電源装置の制御方法において、前記抑制ステップは、前記発振信号の上限及び下限のピーク電圧を検出するステップ(35)と、該検出された前記上限及び下限のピーク電圧に基づいて、前記発振信号の振幅の実際の上限電圧及び下限電圧が常に実質的に一定となるような、検出用の可変の上限電圧(VA1(Vb))及び可変の下限電圧(VA2(Vb))を生成するステップと、を含むものであって良い。
尚、上記スイッチング電源装置の制御方法において、前記発振器は、例えば、三角波の発振信号を発振する発振器(21A)から構成されて良い。
尚、上記括弧内の参照符号は、理解を容易にするために付したものであり、一例に過ぎず、これらに限定されないのは勿論である。
本発明では、発振信号の発振周波数が変わっても、発振信号の振幅の変動を抑制する振幅変動抑制手段を備えているので、発振器は、常に実質的に振幅変動のない発振信号を発振することができる。その為、スイッチング電源装置が最適な条件で動作可能な、PWM制御のDuty又はPFM制御のパルス幅に設定することができる。その結果、高効率、高リニアリティを実現することが可能なスイッチング電源装置を提供することができる。
図5を参照して、本発明の第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置10Aについて説明する。図示のスイッチング電源装置10Aは、信号源の構成が後述するように変更されている点を除いて、図1に図示した従来のスイッチング電源装置10と同様の構成を有し同様の作用をする。従って、信号源に17Aの参照符号を付してある。従来のスイッチング電源装置10の構成要素と同様の機能を有するものには同一の参照符号を付してある。
信号源17Aは、発振器(OSC)の構成が後述するように変更されていると共に、振幅補正回路33が付加されている点を除いて、図1に示したものと同様の構成を有する。従って、発振器(OSC)に21Aの参照符号を付してある。
振幅補正回路33は、たとえ発振器(OSC)21Aから出力される三角波の発振信号OSCOUTの発振周波数fが変化しても、その発振信号OSCOUTの振幅が常に実質的に一定となるような、可変の上限電圧VA1(V)と可変の下限電圧VA2(V)を生成する。
換言すれば、振幅補正回路33は、発振器(OSC)21Aにおける時間遅れを考慮に入れて、発振器(OSC)21Aから出力される三角波の発振信号OSCOUTにおける実際の上限電圧及び実際の下限電圧がそれぞれ固定の上限電圧VA1(F)及び固定の下限電圧VA2(F)となるように、可変の上限電圧VA1(V)及び可変の下限電圧VA2(V)を生成する。
とにかく、振幅補正回路33は、発振信号のOSCOUTの発振周波数fが変化しても、発振信号OSCOUTの振幅の変動を抑制する振幅変動抑制手段として働く。
上述したように、発振器(OSC)21Aから出力される三角波の発振信号OSCOUTの発振周波数fは、制御回路15から供給される第1の制御電圧V1によって制御される。そこで、本実施の形態においては、振幅補正回路33は、後述するように、第1の制御電圧V1に応答して、可変の上限電圧VA1(V)及び可変の下限電圧VA2(V)を生成する。
図6に図5に示した信号源17Aの回路例を示す。
発振器(OSC)21Aは、分圧器27が削除されている点を除いて、図2に示された発振器(OSC)21と同様の構成を有し、動作をする。この分圧器27の代わりに振幅補正回路33が設けられている。すなわち、振幅補正回路33から生成された可変の上限電圧VA1(V)及び可変の下限電圧VA2(V)が、それぞれ、発振器(OSC)21Aの第1及び第2の比較器A1及びA2に供給されている。
図7は制御回路15から出力される第1の制御電圧V1と周波数制御回路23の可変電流源IOから流れる電流Icとの間の関係を示すV1−Ic特性図である。図7から、第1の制御電圧V1が高くなればなる程、可変電流源IOから流れる電流Icが小さくなることが分かる。逆に言えば、第1の制御電圧V1が低くなればなる程、可変電流源IOから流れる電流Icが大きくなる。
図8は周波数制御回路23の可変電流源IOから流れる電流Icと発振器(OSC)21Aから発振される三角波の発振信号OSCOUTの発振周波数fとの間の関係を示すIc−f特性図である。図8から、可変電流源IOから流れる電流Icが大きくなればなる程、三角波の発振信号OSCOUTの発振周波数fが高くなることが分かる。逆に言えば、可変電流源IOから流れる電流Icが小さくなればなる程、三角波の発振信号OSCOUTの発振周波数fが低くなる。
従って、図7及び図8から、第1の制御電圧V1が高くなると三角波の発振信号OSCOUTの発振周波数fが低くなり、第1の制御電圧V1が低くなると三角波の発振信号OSCOUTの発振周波数fが高くなることが分かる。
一方、図4から、発振器(OSC)21Aから出力される三角波の発振信号OSCOUTにおける実際の上限電圧及び実際の下限電圧を、それぞれ、固定の上限電圧VA1(F)及び固定の下限電圧VA2(F)と等しくなるようにするためには、三角波の発振信号OSCOUTの発振周波数fが高くなるにつれて、可変の上限電圧VA1(V)を低くし、可変の下限電圧VA2(V)を高くすれば良いことが分かる。又、上述したように、第1の制御電圧V1が低くなると三角波の発振信号OSCOUTの発振周波数fが高くなる。換言すれば、第1の制御電圧V1と三角波の発振信号OSCOUTの発振周波数fとは実質的に逆比例の関係にある。このことから、第1の制御電圧V1が低くなるにつれて、可変の上限電圧VA1(V)を低くし、可変の下限電圧VA2(V)を高くすれば良いことが分かる。
図9及び図10に、第1の制御電圧V1に対する、振幅補正回路33から生成される可変の上限電圧VA1(V)及び可変の下限電圧VA2(V)の特性(V1−VA1(V)特性、V1−VA2(V)特性)を示す。
図9及び図10の実線の曲線は、それぞれ、発振器(OSC)21Aから出力される三角波の発振信号OSCOUTにおける実際の上限電圧及び実際の下限電圧がそれぞれ固定の上限電圧VA1(F)及び固定の下限電圧VA2(F)と等しくなる場合の、理想的な可変の上限電圧VA1(V)及び可変の下限電圧VA2(V)を示している。すなわち、図9及び図10の実線の曲線は、実験的に測定することによって得られた、可変の上限電圧VA1(V)及び可変の下限電圧VA2(V)の特性を示している。ここで、図9及び図10の特性図における、第1の制御電圧V1が最も高いときの発振信号OSCOUTの発振周波数fは10kHzである。すなわち、発振信号OSCOUTの発振周波数fが10kHz以上の範囲で測定を行った。
尚、図9及び図10から明らかなように、第1の制御電圧V1が最も高いとき、可変の上限電圧VA1(V)及び可変の下限電圧VA2(V)は、それぞれ、固定の上限電圧VA1(F)及び固定の下限電圧VA2(F)に等しい。
図9の実線の曲線で示されるように、第1の制御電圧V1が低くなる(三角波の発振信号OSCOUTの発振周波数fが高くなる)につれて、可変の上限電圧VA1(V)が低くなっている。また、図10の実線の曲線で示されるように、第1の制御電圧V1が低くなる(三角波の発振信号OSCOUTの発振周波数fが高くなる)につれて、可変の下限電圧VA2(V)が高くなっている。
とにかく、振幅補正回路33は、第1の制御電圧V1に応答して、図9及び図10の実線の曲線で示されるような、可変の上限電圧VA1(V)及び可変の下限電圧VA2(V)を生成する。
図11に、発振器(OSC)21Aから出力される三角波の発振信号OSCOUTの発振周波数fを変えた場合における、図6に示した信号源17Aのバッファ31から出力される三角波の発振信号OSCOUTと、PWM制御回路25から出力されるPWM信号PWMOUTとの出力波形の一例を示す。図11において、(A)は三角波の発振信号OSCOUTの出力波形を示し、(B)はPWM信号PWMOUTの出力波形を示す。図11(A)に示されるように、第2の制御電圧V2は、固定の上限電圧VA1(F)と固定の下限電圧VA2(F)との間の電圧である。
図11に示されるように、三角波の発振信号OSCOUTの発振周波数fが変わっても、発振信号OSCOUTの振幅変動が無いことが分かる。すなわち、発振信号OSCOUTの振幅をその発振周波数fによらずに常に一定とすることができる。この為、2次側の負荷によってスイッチング電源装置10Aが最適な条件で動作できるように、PWM制御のDuty又はPFM制御のパルス幅を設定することが可能となる。このことにより、本実施の形態に係るスイッチング電源装置10Aでは、高効率、高リニアリティを実現することが可能となる。
図9及び図10に戻って、実線の曲線は、可変の上限電圧VA1(V)及び可変の下限電圧VA2(V)の理想的な特性を示している。しかしながら、図9及び図10の実線の曲線で示されたような可変の上限電圧VA1(V)及び可変の下限電圧VA2(V)を生成する振幅補正回路33を、実際のハードウェア(回路部品)を用いて実現しようとすると、構成が複雑となる。
そこで、後述するように、本発明の他の実施の形態では、図9及び図10の破線で示す近似直線で、可変の上限電圧VA1(V)及び可変の下限電圧VA2(V)の理想的な特性を近似している。図示の例では、実線の曲線と破線の近似直線とは2点で交差している。第1の制御電圧V1が高い方の交点は、三角波の発振信号OSCOUTの発振周波数fが50kHzのときの点を表し、第1の制御電圧V1が低い方の交点は、三角波の発振信号OSCOUTの発振周波数fが400kHzのときの点を表している。
図12を参照して、本発明の第2の実施の形態に係るスイッチング電源装置に使用される信号源17Bについて説明する。図示の信号源17Bは、振幅補正回路の構成が後述するように相違している点を除いて、図6に図示した信号源17Aと同様の構成を有し、動作をする。従って、振幅補正回路に33Aの参照符号を付してある。信号源17Aの構成要素と同様の機能を有するものには同一の参照符号を付してある。
図示の振幅補正回路33Aは、第1の制御電圧V1に応答して、図9及び図10の破線で示す近似直線でそれぞれ表される、可変の上限電圧VA1(Va)及び可変の下限電圧VA2(Va)を生成する。すなわち、振幅補正回路33Aは、第1の制御電圧V1に対してリニアに変化するように、可変の上限電圧VA1(Va)及び可変の下限電圧VA2(Va)を生成する。
詳述すると、振幅補正回路33Aは、第1の制御電圧V1に対してリニアに変化する可変の上限電圧VA1(Va)を生成する可変上限電圧生成回路331と、第1の制御電圧V1に対してリニアに変化する可変の下限電圧VA2(Va)を生成する可変下限電圧生成回路332とを有する。
可変上限電圧生成回路331は、演算増幅器A4と、抵抗器R、R、R、Rと、基準電圧源V3とから構成されている。演算増幅器A4の反転入力端子と出力端子との間に抵抗器Rが接続されている。演算増幅器A4の反転入力端子は抵抗器Rを介して接地端子GNDに接続されている。演算増幅器A4の非反転入力端子は、抵抗器R及び基準電圧源V3を介して接地端子GNDに接続されている。第1の制御電圧V1は抵抗器Rを介して演算増幅器A4の非反転入力端子に接続されている。演算増幅器A4の出力端子から可変の上限電圧VA1(Va)が出力される。
可変下限電圧生成回路332は、演算増幅器A5と、抵抗器R、Rと、基準電圧源V4とから構成されている。演算増幅器A5の反転入力端子と出力端子との間に抵抗器Rが接続されている。演算増幅器A5の非反転入力端子は基準電圧源V4を介して接地端子GNDに接続されている。第1の制御電圧V1は抵抗器Rを介して演算増幅器A5の反転入力端子に接続されている。演算増幅器A5の出力端子から可変の下限電圧VA2(Va)が出力される。
このような構成の信号源17Bを備えたスイッチング電源装置においても、図11に示されるように、たとえ三角波の発振信号OSCOUTの発振周波数fが変わっても、発振信号OSCOUTの振幅変動を抑えることができる。すなわち、発振信号OSCOUTの振幅をその発振周波数fによらずに常に実質的に一定とすることができる。この為、2次側の負荷によってスイッチング電源装置が最適な条件で動作できるように、PWM制御のDuty又はPFM制御のパルス幅を設定することが可能となる。このことにより、本実施の形態に係るスイッチング電源装置でも、高効率、高リニアリティを実現することが可能となる。
図13を参照して、本発明の第3の実施の形態に係るスイッチング電源装置に使用される信号源17Cについて説明する。図示の信号源17Cは、振幅補正回路33の代わりに、ピーク検出回路35と振幅補正回路33Bとの組み合わせを用いている点を除いて、図6に図示した信号源17Aと同様の構成を有し、動作をする。信号源17Aの構成要素と同様の機能を有するものには同一の参照符号を付してある。
図示のピーク検出回路35は、発振器(OSC)21Aから出力される三角波の発振信号OSCOUTの上限及び下限のピーク電圧を検出する回路である。図示の例では、ピーク検出回路35は、発振信号OSCOUTの代わりに、発振信号OSCOUTに対応するコンデンサ電圧VC2の上限及び下限のピーク電圧を検出している。ピーク検出回路35は、検出された上限のピーク電圧及び検出された下限のピーク電圧を振幅制御回路33Bへ送出する。
振幅補正回路33Bは、検出された上限のピーク電圧及び検出された下限のピーク電圧に基づいて、検出された上限のピーク電圧及び検出された下限のピーク電圧がそれぞれ固定の上限電圧VA1(F)と固定の下限電圧VA2(F)と実質的に一致するように、可変の上限電圧VA1(Vb)及び可変の下限電圧VA2(Vb)を生成する。可変の上限電圧VA1(Vb)は第1の比較器A1に供給され、可変の下限電圧VA2(Vb)は第2の比較器A2に供給される。
とにかく、ピーク検出回路35と振幅補正回路33Bとの組み合わせは、発振信号OSCOUTの発振周波数fが変わっても、発振信号OSCOUTの振幅の変動を抑制する振幅変動抑制手段として働く。
このような構成の信号源17Cを備えたスイッチング電源装置においても、図11に示されるように、たとえ三角波の発振信号OSCOUTの発振周波数fが変わっても、発振信号OSCOUTの振幅変動を抑えることができる。すなわち、発振信号OSCOUTの振幅をその発振周波数fによらずに常に実質的に一定とすることができる。この為、2次側の負荷によってスイッチング電源装置が最適な条件で動作できるように、PWM制御のDuty又はPFM制御のパルス幅を設定することが可能となる。このことにより、本実施の形態に係るスイッチング電源装置でも、高効率、高リニアリティを実現することが可能となる。
以上、本発明についてその好ましい実施の形態によって説明してきたが、本発明の精神を逸脱しない範囲内で、種々の変形が当業者によって可能であるのは明らかである。例えば、上述した実施の形態では、発振器は三角波の発振信号を発振しているが、発振器はノコギリ波の発振信号を発振するものでも良い。
従来のRCC方式のスイッチング電源装置を示すブロック図である。 図1に示したスイッチング電源装置に使用される信号源の回路例を示す回路図である。 図2に示した信号源のバッファから出力される三角波の発振信号とPWM制御回路から出力されるPWM信号との出力波形の一例を示すタイムチャートである。 従来のスイッチング電源装置において発振器から出力される三角波の発振信号の発振周波数を変えたときの、三角波の発振信号とPWM信号との出力波形の一例を示すタイムチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置を示すブロック図である。 図5に示したスイッチング電源装置に使用される信号源の回路例を示す回路図である。 図6における制御回路から出力される第1の制御電圧と周波数制御回路の可変電流源から流れる電流との間の関係を示すV1−Ic特性図である。 図6における周波数制御回路の可変電流源から流れる電流と発振器から発振される三角波の発振信号の発振周波数との間の関係を示すIc−f特性図である。 図6に示す信号源において、第1の制御電圧に対する、振幅補正回路から生成される可変の上限電圧の特性を示すV1−VA1(V)特性図である。 図6に示す信号源において、第1の制御電圧に対する、振幅補正回路から生成される可変の下限電圧の特性を示すV1−VA2(V)特性図である。 図6に示す信号源において、発振器から出力される三角波の発振信号の発振周波数を変えた場合における、バッファから出力される三角波の発振信号と、PWM制御回路から出力されるPWM信号との出力波形の一例を示すタイムチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るスイッチング電源装置に使用される信号源を示す回路図である。 本発明の第3の実施の形態に係るスイッチング電源装置に使用される信号源を示す回路図である。
符号の説明
10A スイッチング電源装置
21A 発振器(OSC)
23 周波数制御回路
33、33A、33B 振幅補正回路
331 可変上限電圧生成回路
332 可変下限電圧生成回路
35 ピーク検出回路
SW スイッチ素子

Claims (12)

  1. 発振器から発振された発振信号と所定の電圧とを比較することにより得られたパルス幅変調された制御信号によってスイッチ素子をオン・オフすることにより入力電圧を出力電圧に変換するスイッチング電源装置において、
    前記発振信号の発振周波数が変わっても、前記発振信号の振幅の変動を抑制する振幅変動抑制手段を備えたことを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 前記スイッチング電源装置は、制御電圧に応答して前記発振信号の発振周波数を制御する周波数制御回路を備え、
    前記振幅変動抑制手段は、前記制御電圧に応答して、前記発振信号の振幅の実際の上限電圧及び下限電圧が常に実質的に一定となるような、検出用の可変の上限電圧及び可変の下限電圧を生成する振幅補正回路から構成されている、請求項1に記載のスイッチング電源装置。
  3. 前記振幅補正回路は、前記制御電圧に対してリニアに変化するように、前記可変の上限電圧及び前記可変の下限電圧を生成することを特徴とする、請求項2に記載のスイッチング電源装置。
  4. 前記振幅補正回路は、前記制御電圧に対してリニアに変化する前記可変の上限電圧を生成する可変上限電圧生成回路と、前記制御電圧に対してリニアに変化する前記可変の下限電圧を生成する可変下限電圧生成回路とを備える、請求項3に記載のスイッチング電源装置。
  5. 前記振幅変動抑制手段は、
    前記発振信号の上限及び下限のピーク電圧を検出するピーク検出回路と、
    該ピーク検出回路で検出された前記上限及び下限のピーク電圧に基づいて、前記発振信号の振幅の実際の上限電圧及び下限電圧が常に実質的に一定となるような、検出用の可変の上限電圧及び可変の下限電圧を生成する振幅補正回路と、
    から構成されている、請求項1に記載のスイッチング電源装置。
  6. 前記発振器は三角波の発振信号を発振する発振器から成る、請求項1乃至5のいずれか1つに記載のスイッチング電源装置。
  7. 発振器から発振された発振信号と所定の電圧とを比較することにより得られたパルス幅変調された制御信号によってスイッチ素子をオン・オフすることにより入力電圧を出力電圧に変換するスイッチング電源装置の制御方法において、
    前記発振信号の発振周波数が変わっても、前記発振信号の振幅の変動を抑制するステップを含む特徴とするスイッチング電源装置の制御方法。
  8. 前記スイッチング電源装置は、制御電圧に応答して前記発振信号の発振周波数を制御する周波数制御回路を備え、
    前記抑制ステップは、前記制御電圧に応答して、前記発振信号の振幅の実際の上限電圧及び下限電圧が常に実質的に一定となるような、検出用の可変の上限電圧及び可変の下限電圧を生成するステップから成る、請求項7に記載のスイッチング電源装置の制御方法。
  9. 前記生成ステップは、前記制御電圧に対してリニアに変化するように、前記可変の上限電圧及び前記可変の下限電圧を生成することを特徴とする、請求項8に記載のスイッチング電源装置の制御方法。
  10. 前記生成ステップは、前記制御電圧に対してリニアに変化する前記可変の上限電圧を生成するステップと、前記制御電圧に対してリニアに変化する前記可変の下限電圧を生成するステップとを含む、請求項9に記載のスイッチング電源装置の制御方法。
  11. 前記抑制ステップは、
    前記発振信号の上限及び下限のピーク電圧を検出するステップと、
    該検出された前記上限及び下限のピーク電圧に基づいて、前記発振信号の振幅の実際の上限電圧及び下限電圧が常に実質的に一定となるような、検出用の可変の上限電圧及び可変の下限電圧を生成するステップと、
    を含む、請求項7に記載のスイッチング電源装置の制御方法。
  12. 前記発振器は三角波の発振信号を発振する発振器から成る、請求項7乃至11のいずれか1つに記載のスイッチング電源装置の制御方法。
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